臺灣新民報1941年2月
序號 | 標題 |
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01 | 舞陽城內を掃蕩中 城頭高く感激の日章旗翩飜 |
02 | 南北部隊感激の握手 |
03 | 對米強硬態度を表明 ヒ總統、熱辯を揮ふ |
04 | 長島大審院長の親任式 |
05 | 圖像:嚴寒の支那沿岸を警戒する我が艦艇 |
06 | 破竹の勢で猛進攻 |
07 | 敵主力の殲滅近し |
08 | 控訴院長異動 |
09 | 日本砂糖輸出組合の定時總會 |
10 | 民法改正案を可決 けふの貴族院本會議 |
11 | 武力對抗の決意 “戰爭は今年中終る”と 作戰上の自信を示す |
12 | 米に多大の反響 |
13 | 農業勞動力再編成と 農地價格統制令 質疑應答が行はる |
14 | 停戰協定は本日中 圓滿に成立の運び |
15 | 遞相、決意を表明 電力問題に對して |
16 | 議會の審議最高潮 政府提出法案相次ぐ |
17 | 議員任期延長案 けふ樞府本會議で可決 政府、即日眾議院に提出 |
18 | 地方議會議員の任期も共に延長 |
19 | 關稅定率法案 委員長決定 |
20 | 豫算節約額と繰延額內容調べ |
21 | 滿業の機能刷新 新機構並に陣容決定 |
22 | 明日の天氣 |
23 | 水滸傳(327)/黃得時;榎本真砂夫 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 屑鐵の禁輸は平氣 各鐵工場で立派に自給自足 藤村技師の研究に凱歌 |
02 | 謎の怪火騷ぎ頻頻 多數民族□寄合世帶の悲しさ 第五列に怯える米國 |
03 | 勳章と賜金の傳達式 |
04 | 戰傷奉公式傳達式 市長公室で擧行 |
05 | 南方進出と本島青年(二) 南洋は東亞共榮圈の外核/村上健次報社消息 |
06 | 軍司令官參列 芝山巖祭典に |
07 | 軍司令部の韓稽古納會 午後部內道場で |
08 | 軍人援護會宜蘭分會發會式 |
09 | 中華總領事館の新發足 けふ晴の開館式擧行 |
10 | 職場から結核追放 全國產業戰士に早期檢診を實施 厚生省五ケ年計畫で |
11 | 基隆市遺家族住宅地鎮祭 |
12 | 翼贊臺北州會雜觀 |
13 | 時局講演會 今夜市公會堂で開催 |
14 | 改姓名推進會 あす發會式擧行 式後講演會開催 |
15 | 倉岡博士遺族寄附 |
16 | 腹筋の發達が第一 新體制美人の大評定 |
17 | 基隆の火事 印刷工場を全燒 |
18 | 新竹市通常事會 來月廿五日より開催 |
19 | 罰金六千餘圓 新體制が泣く |
20 | 上海共同租界 特別納稅者大會 邦人側出席せず |
21 | 海上警報 |
22 | 定期航空 |
23 | 人事消息 |
24 | 街で拾ふ |
25 | 今夜の放送 |
26 | 商況 卅一日 前場 |
27 | 今晚の映畫 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 亞細亞の旗(72)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 あはれ闇から闇へ(一) 二萬人に一人強の三ツ兒 國家の保護が絕對必要 |
03 | 家庭翼贊の道は 愛兒を大切に育てる 死亡率は我國が第一 |
04 | 圖像:山野女史の歸朝 |
05 | 生活改善の實例(四) 健康增進、共同炊事 |
06 | 浴劑は何が効くか 治療には可溶性のものを選べ 如何はしいものが多いラヂウム劑 |
07 | 家庭榮養獻立の配給案 分量は國民食の標準で 偏食を防ぐ效果もある |
08 | 圖像:歸任したメンソレターム社主ヴオーリズ氏夫妻 |
09 | □者の來るまで 幼兒の場合こんな手當を |
10 | 職場案內(一) 明日の產業戰士の為に |
11 | 假痘も油斷出來ぬ 傳染力に變りはない 感冒と思ひ違へて過す |
12 | 風邪から來た 黃疸の手當 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 國語學習 雪の進軍吹雪をついて 大平原の殲滅戰 敵部隊は全滅し 蒙疆に平和の春 |
02 | 增える郵便貯金 一週間で一億圓 |
03 | ほら御馳走だよ |
04 | 明日興亞奉公日 |
05 | 興亞奉公日に 防空壕作り |
06 | 吳德火先生の胸に 輝く勳章 |
07 | 日本の仲裁で 泰、佛印仲直り 近く東京で兩國代表會翼 |
08 | 圖像:にぎやかな支那のお正月 |
09 | 自作の人參を御馳走 僕等の軍馬慰問 二師附屬公の愛馬奉仕 |
10 | 人參やお茶がらを 献納いたしませう |
11 | 國語力だめし(七) 二千語讀方 |
12 | 郵便局の新體制 一・二・三等などの 等級かなくなります |
13 | 輝く歷史を綴る 臺北州史 |
14 | この春ひといきに “英國をつぶす” |
15 | 橫綱大關 になるまで(二) |
16 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 洪河、沙河附近の敵 潰滅の一途を辿る頭條新聞 【○○前線三十日發同盟】西平を攻略後突如西進した吉松、楠瀨、庄司、小川、湯野川、坂口等の諸部隊は卅日午後四時卅分西平北側の洪河河畔に據つて頑强に抵抗する敵第百十師の大集團を猛攻大打擊を與へ北方に遁走せしめた又田坂、平林、鈴木、角田等各部隊も同日午後三時上蔡東方六粁附近に於いて第百二十七師の主力數千を擊破更に上蔡東南地區に於いて敵第八十五軍の中核に突入これを擊滅中である、又今次行動開始以來覆面部隊として一路北進をして居た高山部隊は三十日突如上蔡北方に出現午後二時同地附近に蝟集する敗敵に向つて猛攻を加へつつあり、沙河西側に追ひ詰められた此等敗敵は我が猛追と酷寒とに戰意全く失ひ潰滅の一路を辿つて居る、我が進攻各部隊の意氣は益益軒昂、中原の大殲滅戰は刻刻戰果を擴大中である |
02 | タイ佛印停戰協定 きのふ署名調印さる |
03 | “何より喜ばしい” 佛、泰大公使館員喜びを語る |
04 | 圖像:泰佛印の停戰會議 |
05 | 殲滅戰絕頂に達す |
06 | 蒙城を占據 海鷲、陸軍部隊に協力 |
07 | 總動員法改正案 けふ眾院に上程 再開以來の緊張を呈せん |
08 | 國防保安法審議開始 |
09 | 本會議で質疑 總動員法改正の重要性に鑑み |
10 | 資源開發の現況 齋藤長官議會で答辯 |
11 | 日石と小倉石 合併に決定 |
12 | 青年學生生徒の教育指導 文部省が當る |
13 | 刑法の改正要綱 近く議會に提出せん |
14 | 倉庫建設獎勵金 二百萬圓を支出 |
15 | 八紘一宇の根本理念 橋田文相豫算分科會で闡明 |
16 | 產業團體法案は 總動員法と異る 商工當局談 |
17 | 豫算第五分科會 商工省所管の答辯 |
18 | 府人事異動 花蓮港廳長に廣谷氏 |
19 | けふの兩院 |
20 | 臨時農地管理令 けふ公布即日實施 |
21 | 滿業副總裁 高崎氏が就任 |
22 | 今日の天氣 |
23 | 東亞海運 |
24 | 辰馬汽船 |
25 | 大阪商船基隆出帆 |
26 | 日本郵船基隆出帆 |
27 | 大連汽船 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 社說 再出發第一日の興亞奉公日社說 一 興亞奉公日なるものは平沼內閣當時平沼首相の提唱によつて設定されたもので、非常時局下に於て每月一日を全國民の奉公日となし精神的にも物質的にも奉公の誠を盡すのが目的であり、卽ち酒なし日、日の丸辨當、と云つた風に又料理屋カフヱー等消費面の業者は一齊に休業日となしてゐるのである。然し此の奉公日は家業を休んだり、單に酒を飮まないとか、一菜しか喰はないとか、日の丸辨當にするとか、と云つた形式によつて目的が達せられるものではなく、元來興亞奉公日設定の目的は斯くの如き消極的意味のものではないのである。殊に料理屋カフヱー等が休業して從業者たる藝者、仲居、女給等が謹慎するのは、惡い事では勿論ないが、從來の實情を見るに、彼等は此の日の休日を映畵舘への奉公日に當てたり、芝居小屋への奉公日となし、或者は密會日にしてゐたと云ふ事實もあるのである。 二 カフヱー、料理屋のみならず、一般商店に於いてもであり、興亞奉公日に對し極めて形式的であり申譯的であり消極的であつた事は爭はれぬ事實である。かつて精動本部に於ても該問題に關し深く憂慮し何等かの對策を講ずるべく努力してゐたのであつたが大政翼賛會の出現によつて精動は發展的解消となり此等の問題は翼賛會に引き繼がれたのである。議賛會國民指導部に於いては興亞奉公目がともすれば安息日たり、休業日たるの觀を呈してゐるに鑑み、これを本來の真に緊張した姿の奉公日に引き戾すべく、種種なる案を練つてゐたのであつたが、一月九日開かれた議賛會常任總務會に於いて具體案を決定し內務省當局と聯絡をとり二月一日を第一次再出發の興亞奉公日としたのである。然しまだ全面的に其の內容は具體化されてゐない模樣であるが要するに從來の如き消極的態度を一擲し飽く迄積極的奉公日となすもので、卽ち一般中小商工業者が休業日としてゐたものを就業せしめ、名實共に勤勞增產模範日たらしめ、全國民一致協力生產擴充に邁進せしめることになつてゐる。 三 抑抑戰時體制下に於ては一年三百六十五日の全部が奉公日であり每月一日のみが奉公日ではないのである。然し特に每月一日を興亞奉公日としたのは他の日よりも特別に精神的に又物質的に奉公の誠を盡すと云ふのが目的なのであるから、休業する事それ自體が旣に間違つてゐるむしろ當日はカフエー料理屋は別として一般商工業者、會社銀行、官廳は一齊に勤務時間を他の日よりも一時間或は幾分かを長くして奉公を實踐すべきであり、消費面たるカフエー、料理屋等の主人、從業者は休業の暇を生產方面に奉仕する事によつて始めて奉公日たるの意義が生ずるのである。卽ち消費面たる業者は休業して其の日を勤勞奉仕日とすべきである。又一般國民としては單に酒を呑まないとか、一菜にするとか、日の丸辨當を喰ふ事によつて興亞奉公日の義務を終れりとしないで、むしろ酒は飲んでも三菜は喰つても普通食にしても、より積極的な實踐を行ふ事が真の興亞奉公日である。われわれは本日の第一次更生興亞奉公日に際し真に更生的出發をなさねばならぬ。 |
02 | 勤勞增產の一日に けふ再出發の興亞奉公日 |
03 | 先づ中小工業の獎勵 長谷川總督の視察感想談 |
04 | 御賀宴御取止め 宮中の紀元節祭 |
05 | 圖像:昨夜の時局講演會 |
06 | 朗かな日華親善 中國臺北總領事館の 盛大な開館披露茶會 |
07 | 榮轉した人人の抱負 |
08 | 難局突破には 鐵の意志をもて 熱辯揮ふ昨夜の時局講演會 |
09 | 軍司令部の武道納會 |
10 | 美しい童心の赤誠 隣組で活躍して献金や慰問袋 感心な錦小の兒童 |
11 | 僕らの汗の結晶 竹南郡道路品評褒賞授與式 |
12 | 宜蘭市職員 防空壕築構 八日に變更 |
13 | 宜蘭郡各庄の豫算打合 |
14 | 拓士擧つて改姓 |
15 | 銃後生活刷新運動座談會 |
16 | 基隆の火事 郵便局、彰銀支店無事 |
17 | 第壹回決算公告/龍泉產業株式會社 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 本島亞麻作有望 愈愈積極的に獎勵 臺灣纖維工業も近く工場建設 |
02 | 改正自動車交通事業法 愈よ本日より施行 諸細則は三日公布 |
03 | 滿洲向臺灣茶 今後續續積出す |
04 | 臺灣瓦斯總會 年六分配當可決 |
05 | 最近雲南省の經濟狀況(終)/施學習 |
06 | 化成工業總會 工場九月頃竣工 |
07 | 高砂麥酒總會 年八分配當据置 |
08 | 東海自動車据置 第二回拂込徵收 |
09 | 臺北信組總會 剩餘金十一萬圓 |
10 | 砂糖積取船腹 出廻減でダブつく 近く配船計畫を協議 |
11 | 臺北織物商業報國會 盛大な結成式を擧行 |
12 | 人事課新設で 臺拓人事異動 |
13 | 臺灣窯業總會 配當一割可決 |
14 | 鋼材配給會社總會 配當年六分と決定 |
15 | 臺北州製茶組合 昨日組合會開催 |
16 | 臺灣興業擴張 花蓮港に新工場計畫 |
17 | 曾根秀之介氏 再び臺北に駐在 |
18 | 照明燈 |
19 | 市價及商況 卅一日 |
20 | バナナ相場 |
21 | 第廿二回決算公告/屏東信託株式會社 |
22 | 第七一期末(昭和十五年十二月三十一日現在) 貸借對照表/株式會社彰化銀行 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 新營マ病防遏作業 成績既に發表さる 一等は第九保、賞金百五十圓 |
02 | 內湖庄農業報國挺身隊 發會式を擧行 |
03 | 軍人援護展覽會 |
04 | 新高郡醫師會 藥價等を審議 |
05 | 東港漁業協同 組合通常總代會 |
06 | 澎湖廳治概要(一) 並に豫算編成大綱 |
07 | 新化郡畜產技術員打合會 |
08 | 南投ー內轆經由草屯間道路架橋 五萬圓で工事に着手 |
09 | 新港信用組合通常總會 |
10 | 內湖庄吏員昇格 |
11 | 賞與金を献金 奇特な壯丁團員 |
12 | 長島曾文郡守の新任披露宴 |
13 | 麻豆の李能賀君 井上太森と改姓名 |
14 | 警察後援會 北斗郡支會成立 |
15 | 警官異動 |
16 | 列車と牛車が衝突 乘客三名重輕傷 臺東線の出來事 |
17 | 馬事思想普及に映畫を上映 |
18 | ローカルセクシヨン報社消息 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 學級の大量增設 中等十五、小公三百三十三 臺南州の教育新體制 |
02 | 護れ學齡前兒童 臺中州で擁護協會設置 |
03 | 本島婦人挺身隊 高雄州で講習會開催 |
04 | 嘉南大圳議員選擧 |
05 | 花蓮港鑛業總會 |
06 | 高雄州壯丁團員 來月十日に檢閱實施 |
07 | 各聯隊に兄弟 マスコツト |
08 | 小運送聯合組合(高雄) きのふ創立總會開催 |
09 | 何故西半球を防ぐ 米本土での防戰は不可 英米聯合を凝視(七) |
10 | 圖像:南歐に寒波襲來 |
11 | 臺中郵便局職員運動會 |
12 | 防空の熱情に燃ゆ 臺中市第八區空訓研究會 |
13 | 警察官吏卅年 退官の花蓮港釜田警務課長 |
14 | 臺南高工無試驗入學者 |
15 | 改姓名二則 |
16 | 彰化商工庶民組合總會 |
17 | 嘉義市木炭配給 內臺人の割當量決る |
18 | 臺灣鑛泉總會 |
19 | 虎尾料理屋組合 定期總會を開催 |
20 | 貨物列車脫線 臺東線初音驛で |
21 | 經濟相談 |
22 | 同姓者に乎掛く |
23 | 大學生の運轉手 |
24 | 屏東競馬 第三日 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 遺烈千載に芳し 新祭神三十二柱(上) けふ芝山巖祠の祭典 |
02 | 学藝 崩壞に喘ぐ佛蘭西(中)/高橋廣江海外遊記 モオロアがアメリカで發表した新著「フランス敗れたり」を私はかなりの厭はしさとそして興味とを以って繙いたのであるモオロアは非常な紳士であるといふ世評であるが、彼はユダヤ人である。藝術におけるユダヤ人は優れた演奏家となるが、大作曲家にはならないと言った人がある。適應の才能の異常な豐さを持つが、獨創の強烈さを持つことがないといふのである。これはユダヤ人が祖國ののない民族であって、常に他民族の間で迫害されて生存して來たためにさういふ性格を遺傳に待つやうになったものと考へることが出來る。何れにしても、この観察 はモオロアの場合には非常によく當嵌るのである 彼は小說を書くが、この傑作は數數の人物評傳である。人物評傳の著者に最も必要な才能が人の生活に自由に滲透し得ることであるのは明かである。 モオロアは現在アメリカに渡って、ハーヴァート大學の「ローウェル講座」を擔當してゐてゐるとある。それが私の國民的な神經に觸れたのである。今年の冬のフランスには飢餓が迫ってゐると言ばれる。不幸な戰に敗れたフランス軍の幾萬の戰死者の屍の始末は、完全についたのであらうか?ドイツとヴィシイ政府との相互的了解についてとかく世評がある。常識的に考へて、武器を棄てて敵の軍門に降ったフランスが、ドイツとの關係について再交渉を要するといふことは、即ちフランスの曲仄の悲哀を更に大きくすることでありその鐵鎖の縛しめがますます身に喰ひ入ることでしかない筈である。それはしかし、フランス國民が負ふべき、忍從すべき苦難であるそして若しもフランスが再建されるものならば、フランスはその苦難そのものの中から立ち上らなければならないのだ。その祖國を、事情は如何にあらうとも、去って行くフランスの名士に、私は心平かにあり得ないのである。 しかしそのやうな感情を離れて、「フランス敗れたり」を讀む時、民族の興亡に關して讀者にまさまさと教へるところが尠くはない。 モオロアが語るフランス敗戰の原因は、要するにフランスの戰爭準備が出来てなかったといふことである。軍人はなほ勇敢で忠誠でなくはなかった。しかし七箇年の精密な熱心な計畫と準備とによって裝備されたドイツの機械力に對して、フランスの裝備がどんなに悲惨な劣惡なものであったかとを語って、要するに「何故にフランスは敗れたかといふに十分たら飛行機十分なる戰車、十分なる高射砲を持ってゐなかったからである又さうした不足を補ふべきな十分なる工場を持つてゐなかったからである」と言つてゐる しかし問題は、もう一歩深く究められなければならない。ドイツの武力の強大が奇跡のやうに突如として出現したのではないのにも拘らず、フラシスがさうした準備を怠った理由が深究されなければならない。言葉を換へていへば、戰鬥準備を怠ったフランスの文化の質と態度とその精神が批判されなければならない。果してフランスがその雄雄しい傳統に恥ない大精神を今度の戰爭にも、なほ脈脈と波打たせてゐたかどうかといふこと、根本問題でなければならない。廢頹が國家の中樞部を蝕んでゐたのではないだらうか |
03 | 短篇 月來香(二)/林清文 |
04 | 大勝一座 華華しく開演 二日から□世界 |
05 | 心聲漢詩 三十書懷(並乞騷壇諸知友賜和)/斌宗、和斌宗上人原玉/王竹修、遊鳳山寺賦呈斌宗法師慧正/增永壽三、遊鳳山寺賦呈斌宗法師慧正/曾秋濤 |
06 | ラヂオ |
07 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 現在占據地點より 十粁相互に後退 泰、佛印停戰協定內容 帝國代表部發表 |
02 | 英米の策謀は水泡 東亞の指導者日本として 巨大な一步を踏出す |
03 | 圖像:全島地方長官打合せ會 |
04 | 獨の對英本土 上陸作戰近し ハ駐米英大使の談 |
05 | ブ米海工廠の造船施設倍加 |
06 | 米國の對英援助に 殆んど影響しない 英側のヒ總統演說評 |
07 | ゲ元駐獨米大使の證言 |
08 | 米墨軍事協定 未だ成立せず |
09 | 米の有力艦隊 ジ港に到着 |
10 | 真摯な協贊を進む 兩院とも一段と緊張 |
11 | 二月中旬迄に終了 殘餘は閉會とせん |
12 | 防空精神を強調 海相、豫算分科會で |
13 | 欣快措く能はず(情報局の發表) |
14 | 媾和會議の佛印委員內定 |
15 | ハル長官の答へ |
16 | 發券制度の改正 臨時立法制定で進む |
17 | 鮮銀と臺銀にも 特例を制定せん |
18 | 共榮圈の通貨對策(藏相說明) |
19 | 國防保安法と總動員改正法 貴院內容を聽取 |
20 | 山下中將一行 ヒ總統と懇談 |
21 | 希首相メ將軍逝去 |
22 | 軍票の價值維持 藏相、政府の方針說明 |
23 | 臨時閣議 |
24 | 明日の天氣 |
25 | 水滸傳(328)/黃得時;榎本真砂夫 |
26 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 遺烈は萬世に芳し 師の君を偲ぶ芝山巖祭典 けふ嚴かに擧行 |
02 | 御下賜品傳達式 三日市長公室で擧行 |
03 | 勳章傳達式 新竹□廳で擧行 |
04 | 廣東教育視察團を軍司令官招待 |
05 | 圖像:芝山巖祭典 |
06 | 牧大佐五日 宜蘭で講演 |
07 | 竹東林業開發 諸準備整ふ |
08 | 商業懇談會 三日宜蘭で開く |
09 | 航空界革命的發明 潤滑油の國產化に見事成功 永井博士の苦心に凱歌 |
10 | 防諜映畫會 新竹で開く |
11 | 臺北州文書課長 園田氏任命さる |
12 | 宮城を遙拜して執務 退廳後揃つて勤勞奉仕 |
13 | 理研漆器工場 地鎮祭を擧行 |
14 | 先生の待遇改善 文相、誠意を披瀝對策を考慮 |
15 | その名も 國民職業指導所 全國職業紹介所看板塗替へ |
16 | 價格統制令 指導者講習會 臺北州廳で開く |
17 | 奉功班常會打合 |
18 | 本間軍司令官 地方長官打合會に臨席 |
19 | 南洋經濟講演會 |
20 | 酷寒の戰線偲び 陸軍省道場猛稽古 奉公日再出發のけふ |
21 | 蘭陽食料品配給 四日卸業者を集めて打合 |
22 | 基隆華僑新民公會 |
23 | 總會二つ |
24 | 保線區長會議十三日から開く |
25 | 全島で第二位 新竹州下の改姓手續 續續と提出さる |
26 | 出るぞ一千圓札 兌換券發行制度特例通過せば 財布の型も變る |
27 | 防空壕を築造 基隆で近く着手 |
28 | 共榮商事總會 |
29 | 州下中等學校蹴球大會開く |
30 | 各國語家庭から 一名以上出席 明日開く座談會に |
31 | 臺高辯論大會 |
32 | 米國製戰鬪機活躍 |
33 | 府縣□市會の改選期日 |
34 | 眼科集談會 |
35 | 人事消息 |
36 | 今夜の放送 |
37 | 商況 一日 前場 |
38 | 今晚の映畫 |
39 | 民報案內報社消息 |
40 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 亞細亞の旗(73)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 兩親を心配させる 頭の惡い子の教育 正しい方針□專門家に聞く |
03 | 圖像:大和一家お雛樣で登場(一) |
04 | 生活改善の實例(五) 結婚式は簡素嚴肅に |
05 | 齒のお掃除 冬に多い齒痛の豫防 |
06 | 風邪の藥 葱と蜜柑を利用 |
07 | 揃つて育つのは尠い 保健婦も養育に協力(二) 二萬人に一人の三ツ兒 厚生省兒童課長伊藤清氏談 |
08 | 圖像:樂しい上海の正月風景 |
09 | 手のあれを 防ぐ 一寸した注意を |
10 | 凍つた畑と趣味の園藝家 元氣を出して耕せば |
11 | ガス節約虎の卷 これだけ實行するなら |
12 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 國語學習 春淺き芝山巖に 六士先生を偲ふ 今日芝山巖祭 |
02 | 兵隊さんをお招きして 基隆の聯合學藝會 三日双葉小學校で |
03 | 新黃河河畔の激戰 空に陸に皇軍の猛進擊 和平建國軍も協力 |
04 | 敵兵四萬袋の鼠 |
05 | 馬強ければ國強し 軍馬慰問をいたしませう(上) 強い日本の軍馬 |
06 | 敵十萬を猛攻擊 黃河河畔の殲滅戰 |
07 | 新竹の改姓名 |
08 | 反共和平の旗を揭げて 新中國總領事館 三年ぶりで開館 |
09 | 高砂族國語演習會 |
10 | これは素晴しい! 無電日本の躍進 世界一の無線電信機發明 |
11 | 臺中第二高女 今度新に設けられる |
12 | 日本最古の世界地圖 內地のお寺で 發見された |
13 | バスの中でも 注意しあひませう 高雄の國語常用運動 |
14 | 七十四サイノオヂイサン ゲンキデクルマヒキ 五十ネンカンモツツケル |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 各所の敵を擊破(京漢線東側)頭條新聞 【○○前線一日發同盟】京漢線東側地區を猛進中の各部隊は引續き各所に湯恩伯麾下第八十五軍の主力を擊碎し吉松、湯川、德永、庄司、楠瀨、酒井等各部隊は三十日午後以來引續き敵第八十五軍の大部隊を上蔡周邊地區に擊破、佐伯部隊は三十一日早曉汝南東北方の永灣に突入、重松、天谷、山中、前田、龜川、大月等の各部隊は三十一日午後汝南東北方附近の隘路に敵を追込み完全にこれを殲滅した |
02 | 敗走敵を捕捉殲滅 京漢線の西側地區で |
03 | 總豫算案を可決(無修正で) きのふの眾議院豫算總會 |
04 | 特に本會議を開會 眾院、けふ豫算案を通過 |
05 | 豫算は無修正 |
06 | 臨時軍事費追加豫算(十六年度) 總額四十八億八千萬圓 きのふ眾院に提出 |
07 | 項城に續續入城 |
08 | 引續き進擊中 |
09 | 城父砦を占領 |
10 | 京漢線東西地の我が綜合戰果 |
11 | 眾豫各分科會終了 |
12 | 希望條件附し 滿場一致可決 眾豫第五分科會 |
13 | 議員任期延長法律案 四日上程の豫定 |
14 | 食糧確保生產擴充 決議案を提出 |
15 | 三法案提出に決定 |
16 | 總動員法改正案上程 眾院本會議近衛首相が說明 |
17 | 防衛に萬全の對策 軍司令官、酒井武官が口演 地方長官會議第一日 |
18 | 我が各部隊の戰果 |
19 | 陸鷲、敵大部隊を爆擊 |
20 | 海鷲、南鄭、廣信を爆擊 |
21 | 首相の說明要旨 |
22 | 東京和平會議 我外務省準備に大童 |
23 | 兩國代表の動靜 |
24 | けふの兩院 |
25 | ケ比島大統領 一般教書を送る 對米依存を特に強調 |
26 | 蘭印政廳が遺憾を表明 我が國旗燒却事件 |
27 | 野村大使 ホノルル着 |
28 | 本日の天氣 |
29 | 辰馬汽船 |
30 | 大阪商船基隆出帆 |
31 | 日本郵船基隆出帆 |
32 | 大連汽船 |
33 | 東亞海運 |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 ヒ總統の對米強硬態度表明社說 一 外電の報ずる所に依れば、去る一月三十日友邦ヒトラー總統はナチス始政八周年記念日に際し、一萬五千人の黨員に對し約一時間半に亘り熱辯を揮ひ、日獨伊樞軸の强靭性を再强調すると共に、米國が近來對英援助の强化に依り益益敵性を發揮しつつあるに對し、開戰以來最初の意志表明を為し、强硬態度を言明した事は特に注目すべき事である。卽ちドイツとしては開戰以來三年を閱したが、アメリカが昨年以來特にルーズベルト大統領の三選に依つて英國に對し全幅の軍事的援助を與へて居るに憤起し、對米强硬態度を表明し、アメリカ國民の自重を要求したのである、ヒ總統の演說內容より檢討して見るに、盟邦ドイツがこの度の戰を起したのは民主主義の國家群が餘りにもその帝國主義を發揮し、全體主義國の生存權を無視した為めである、過去三百年間老英國の取れる世界政策より見るに、デモクラシー假面の下に暴力を用ひ戰爭を重ねて弱少民族を强壓して世界を支配して來たのである。 二 三百年間に亘る英國の野望は依然としてその獨占權を放棄する事なく、機會があれば他民族の發展を破壞すべく、總ゆる手段を盡して勢力均衡の分裂化を策動して來たのである。自國民族の發展や霸權維持の為めに他民族の生存權を脅して來たのである、ドイツとしてはナチスの政權獲得以來內外政策として根本方針は親善關係を持續する事をモツトーとして來た為めに「暴力には暴力を以て、精神には精神を以て對する」を信條として來たのである。開戰前は英國に對しては始終友好を目標として來たが、殖民地問題に對しては別に英國の所有したものを要求したのではなく、一九一八年世界大戰當時ドイツに屬した殖民地の返還を要求したのに過ぎない、然るに英國は依然として世界征霸の迷夢より醒め切れず、却つてドイツの隣接國を煽動してドイツに對抗して來たのである、英國としてはデモクラシーの金融資本閥の利益の援護の為めに國民大眾の利益を無視して抗戰を續けて居るのであるかかる不義の戰ひに對してアメリカが援助して居る事に對してヒ總統がその態度を表明した事は當然である。 三 ヒ總統の言明に示して居る如く歐洲大陸よりして世界新秩序建設の為め障碍物を取り除き永遠の平和を歐洲の天地に招來せんとの抱負を持つて戰を進めて居る、ドイツ國民はアメリカ國民に對しては何等の敵意をも抱いて居らないと共に未だ曾つて米大陸に於いて何等の權益をも主張した事がない、然るに米國が、歐洲の紛爭に介入せんとして居る事は、徒らにドイツ國民の反感を買ふ事であると共に將來却つてその渦中に引込まれる虞れが充分にある、歐洲自體としては自己防衞の立場よりして對抗して來る國に對して、適切なる對策を取る事となるのも當然である、アメリカの對英援助に依つて英國のデモクラシーが舊體制を保てる事は大きい誤算である、ドイツとしては前大戰の如く疲れ果てて居らない事を英米ともに認識して置くべきである、最近イタリヤが交戰國の刈より敗退するとの英米のデマは餘りにも兒戲に均しい事で、獨伊の友好關係は一國が他國の援助を必要とすれば、後者は必ずその援助に赴く位の堅い盟約を締結して居るのである。 四 上記の如くドイツ國民は世界新秩序建設の為に如何にアメリカが英國を援助せんとしても其持つてゐる大理想を捨てる筈がなく、却つて國民に士氣を鼓舞して總ゆる障碍を突破して行く位の勇氣と決意を持つて居るのである、アメリカとしてはルーズベルト大統領の三選に依つて一步一步大戰へ參戰せんとして居るが世界平和の為めには却つて火に油を注ぐものであり、して英國を徹底的に壞ドイツを滅させねばならない情勢に立至らしめる事を自覺せねばならない、ヒ總統が敢然アメリカに對し强硬態度を表明した事は全國の對英策戰に大きい示唆を與へるものであり、アメリカ國民としては慎重に考慮せねばならない事である |
02 | 鮮かな日本の勝利 停戰に微笑む西貢市 |
03 | 學生生徒奉仕運動 軍當局全幅の支援 |
04 | 皇民奉公會 近く準備委員會開催 |
05 | 徒項:空中感得飛行 |
06 | 羅東郡食料品組合總會 |
07 | 宜蘭市木炭の配給打合せ |
08 | 食料品統制機構打合せ |
09 | 食糧增產に 全國の學生動員 春と夏の休みを短縮して |
10 | 南方進出と本島青年(三) 鑛產原料の供給地南洋/村上健次報社消息 |
11 | 廣東教育視察團 本間軍司令官が招待 |
12 | 農林統計の功勞者表彰 |
13 | 高校志願者激增 依然文科が優勢 |
14 | 漣號不時着 歸途父島に |
15 | 歸還軍夫献金 |
16 | 宜蘭牛馬飼役組合 |
17 | も一度乘りたいな はしやぐ未來の空の勇士 航空少年團空中感得發行 |
18 | 見えるえる 僕の學校だ 嬉しい搭乘感想記 |
19 | 防火の鐵壁陣!! 敵機襲來の想定下 市內五ケ所で防火演習 |
20 | 共榮圈親善は 僕らから 東亞兒童大會開かる |
21 | 宜蘭公學藝會 |
22 | 改姓名推進會 昨日發會式を擧ぐ |
23 | 本社株主總會報社消息 |
24 | 船便り 香取丸無電 |
25 | 人事消息 |
26 | 今日の映畫 |
27 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 事變後の臺北物價 騰貴率平均四割強 臺銀調查の指數に依る |
02 | 海上輸送協議會 近く設立具體化か 月一回開催、配船等を要求 |
03 | 出產用衛生材料 優先配給を為す 本月から脫脂綿ガーゼ等を切符配給 |
04 | 厚生省明年度豫算の全貌 國民體位の向上に重點 |
05 | 島內郵貯激增 一月末現在高五千三百萬圓 |
06 | 臺灣鐵線總會 配當年八分を可決 |
07 | 飯米に籾混入の 精白業者に非難 |
08 | 基隆帽子編講習會 明三日開會式擧行 |
09 | 明治生命阿部威氏 神戶支店長に榮轉 |
10 | 農林省の機構改革(上) 戰時食糧增產に拍車 |
11 | 農村產組躍進(七月末) 貯金一億三千三百萬に上る 証券保有高も激增 |
12 | 臺銀人事異動 |
13 | 臺灣產組改正法令 法制局へ再提出 筧事務官再度上京 |
14 | ゴム印外十二點の最高價格を決定 化學工業品物價專委會 |
15 | 照明燈 |
16 | 市價及商況 一日 |
17 | 第二回決算公告/共榮商事株式會社 |
18 | 第四回決算公告/興原產業株式會社 |
19 | 貸借對照表/株式會社臺灣新民報社 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 淡水湖灌溉工事 去る卅一日起工式 米增產に貢献せん |
02 | 精動豐原分會常會 豚肉配給等を決議 |
03 | 老梅產組總會原案可決 |
04 | 澎湖廳治概要(二) 並に豫算編成大綱 |
05 | 潮州產組總代會 原案通り可決 |
06 | 住宅難緩和の為 臺東街街營住宅を建築 十三萬圓借入を申請 |
07 | 業態別組聯彰化郡支會幹事會 |
08 | 二大目標眼目の文部省明年度豫算(上) 教學刷新と科學の振興 |
09 | 空地利用生產擴充等 豐原奉公班の實踐事項決定 |
10 | 豐原□女給檢診實施さる |
11 | 內地人婦人縊死原因不明 |
12 | 臺東街財政困難 協議會は來月末開催 |
13 | 新港庄協議會 各議員真劍に研究 孰れも原案を可決 |
14 | ローカルセクシヨン報社消息 |
15 | 來る紀元節に 孝子節婦を表彰 豐原街役場で準備中 |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 臺中市勞務奉公隊 きのふ結團式を擧行 |
02 | 臺南防衛團分團長會議 |
03 | 花蓮港產業獎勵館 期待さるべき其將來 |
04 | 臺南州市郡打合會 |
05 | 空訓實地研究會 十日臺南市で開催 |
06 | 神社參拜繼走 高雄市交通課作業員 |
07 | 大戰將に卅年 |
08 | 今夏が真の危機 移動部隊編成に餘裕なし 英米聯合を凝視(八) |
09 | 榮轉に微笑む人人 |
10 | 愛馬百餘匹(嘉義) 紀元節に市中大行進 |
11 | 方面委員聯盟結成 高雄州で銳意計畫中 |
12 | 特殊國語講習所 高雄州で大量設立 |
13 | 勤勞と增產の日 高雄市の興亞奉公日 |
14 | 傳染病撲滅へ 高雄州醫學座談會を開く |
15 | 小池角の火事 |
16 | 指定青年團經營 臺南師範で研究會 |
17 | 全國映畫常設館 總計二千八十六館 |
18 | 屏東競馬 第三日成績 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 遺烈千載に芳し 新祭神三十二柱(下) 昨日芝山巖祠の祭典 |
02 | 学藝 崩壞に喘ぐ佛蘭西(下)/高橋廣江海外遊記 ベルグソンの死をめぐりて ペルグソンが死んだといふ二ユースが最近の新聞に載った。何と言っても彼は現代における世界最高の哲學者であり、そして愛國者でもあった。その暗示に富んだ文章は、誰にしても魅力的である。一昨年九月のパリの文藝新聞に、コレエジュ.ドウフランスの教授エチエンヌ.ジルソンが「われ等がペルグソンに負ふもの」といふ題目で、ベルグソンの誕辰八十年を祝し、そしてその哲學に關する感想を述べてゐる。それに依ると、今日ベルグソンがなほ世界の哲學界に大きな響力を持ってゐるのは、その哲學の體系そのものによるのではなくて、その思考の樣式、その方法によってである。これはしかし、フランスの哲學の性格を端的に物語るものではないかと、私は思ふ即ちフランスの哲學といふものが、何人にも適合する生命の規範を設定するものではなくて、その哲學者自身の獨自の世界観を理論的に構成したものだといふことである。一家の哲學を讀破することは一篇の抒情詩を讀むに等しいと、わが森鷗外さんが喝破した所以であらうと思ふフランスの十九世紀の有名な生理學者であり實驗心理學の大家であるクオド.ベルナールが、哲學は科學ではないと言った。人間の思考力の鍛鍊に役立つところの精神的な遊戲であるといふのである。——それでいいのだと思ふ。 若しもわれわれすべての人間の精神生活が、西田さん一人によって規定され、それから逸脫したらほんたうの生活ではないといふやうなことになったら、お互に困ったことだと思ふ。なかんづくベルグソンの哲學は文學的であって、獨裁者者の命令のやうに、われわれの精神生活に威嚇的に迫ることがない。それが思慮の深い助言者の風格を持ったベルグソン哲學の魅力であり、何人にも親しまれる所以であらうと思はれる。ベルグソンの死は、何かフランスの崩壞と關聯して考へられ、その心は訃報は人の心をうつた。 フランス崩壞後のフランスの文士たちの消息は、殆ど誰にも解らない。もちろん多數の人はフランス本土に留ってゐるであらうが少數の人がアメリカ或ひはイギリスに逃れたであらうと思ふ。その何れであっても、フランス文化並にフランス文學は當分絕望であると思ふ。現在のフランス本土においては、積極的などんな創造も可能であるとは考へられないし、煉獄の祖國を去った人々にも私は何等の期待も出来ないものである。そのやうな移住者によって、多少はアメリカの文學が影響されるかも知れないが、それとても大したことはあるまい。何となれば文化の進んだ今日においては、人は地方性に徹することによって普遍性を獲得し、地方性を失ふことによって普遍性をも失ふものであることは、藝術における個性の問題と同じであると考へられるからである。あくまでフランスの國土に即して育ったものでなくては、フランス文學とは言ふことが出来ない。 私が滞在中、人に頼まれた飜譯權の交渉やその他の用件で直接に會った文士も、二三人はあった。私たちは談笑の裡に、或ひは真面目に、日支事變を、またヨーロッパの狀勢を、簡單に話し合った。彼等の私生活は何れも質素で質實であるやうに感じられるのであった |
03 | 珊瑚樹 威權ある官吏 局長と同時に藝術家 |
04 | 短篇 月來香(三)/林清文 |
05 | 南風交響樂 二日より國際館 |
06 | 心聲漢詩 步增永氏見贈原玉/釋斌宗、步增永氏見贈原玉/釋斌宗、題廖君星橋新居/鶴亭、次韻/竹修、次韻/雪滄、次韻/星橋 |
07 | ラヂオ |
08 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 輝やく興亞の礎石 第卅二回論功行賞頭條新聞 【東京三日發同盟】畏き邊りでは第三十二回支那事變論功行賞の御沙汰あらせられ三日午前零時內閣賞勳局並に海軍省より左の如く發表された、今回行賞の恩典に浴したものは昭和十二年八月三日より昨年四月廿八日までの間に主として上海、廣東、海南島方面に於いて勇戰奮鬪、遂に興亞の礎石と化した勇士で總數百五十二名、內將校四名、准士官、下士官、兵九十一名、軍屬五十七名である、各鎭守府關係について見ると橫須賀鎭守府並に佐世保鎭守府關係が各各二十二名、吳鎭守府關係四十一名、舞鶴鎭守府關係七名となつて居り、軍屬には今度の行賞中最高勳章授賜の榮に輝く囑託富田貴一氏をはじめ技師二名、技手六名、書記二名、雇員傭人廿一名、工員十四名その他船員七名、人夫四名が夫夫榮ある恩典に浴してゐる ◇將校之部 瑞三 賜金 中佐 池田廣光「佐賀」 旭六 同 大尉 山口俊三「廣島」 同 同 中尉 川島正順「廣島」 △橫須賀鎭守府 雙光旭日章 賜金 特中尉 吉田留與「橫須賀市」 ◇軍屬之部 旭八 賜金 技師 渡邊康一郎「茨城」 瑞八 同 技手 熊谷憲一郎「橫須賀市」 同 同 同 前原榮「吳市」 旭日中綬章 同 囑託 富田貴「兵庫」 同 同 技師 山本茂雄「福井」 台灣關係者 【東京三日發同盟】論功行賞中臺灣關係者分左の如し 賜金 人夫 巫添發 臺中州臺中市干城町 |
02 | 臺灣關係者 |
03 | 總豫算案眾院を通過 即日貴族院へ送付 |
04 | 山崎氏の贊成演說 |
05 | 何柱國軍を完全包圍 |
06 | 續續敵を擊破 |
07 | 敵の糧秣補給路を遮斷 |
08 | 海鷲、景德鎮(江西)を爆擊 |
09 | 華北治安肅清狀況 北支軍當局の發表 |
10 | 無駄に使はぬ 河田藏相、決心を語る |
11 | 豫算案の審議 貴族院も進捗を圖る |
12 | 難局突破に邁進 小山議長の談話 |
13 | 公債發行豫定額(十六年度) 八十億突破は確實 |
14 | 事件以來の軍事費 二百億を突破 |
15 | 國防保安法案の審議 |
16 | 滬西地區特警問題 取極正式調印さる |
17 | 為替管理改正法 けふ閣議で決定議會に提出 |
18 | 泰國停戰委員 空路で歸國 |
19 | 和蘭政府の申入れ 蘭印の新秩序編入反對 |
20 | 眾院赤字公債委員會 六件を採決 |
21 | けふの兩院 |
22 | 今日の天氣 |
23 | 辰馬汽船 |
24 | 大阪商船基隆出帆 |
25 | 日本郵船基隆出帆 |
26 | 大連汽船 |
27 | 東亞海運 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 食糧對策を熟議 “準備ある者は最後の勝利” 地方長官會議終る |
02 | 今月末迄に改姓 台北市國語家庭會懇談會 率先實行を申合せ |
03 | 香取丸入港 和田畫伯來臺 |
04 | 聖恩旗飜へる 雪の都札幌に |
05 | 新竹市桃園郡下で青年劇 中旬頃に開く |
06 | 兵隊さん有難う 勇士と遺家族を喜ばす 基隆市小公學校聯合學藝會 |
07 | 接客業者に防碟講演 |
08 | 南方進出と本島青年(四) 鑛產原料の供給地南洋/村上健次報社消息 |
09 | 華僑新民總公會總會 |
10 | 藍國城少將一行寄臺 國民政府軍政部參議 |
11 | 陸海荒鷲献納に 私達も・わし達も 愛婦、お相撲さんの心意氣 |
12 | 張總領事歡迎會 昨夜盛大に開かる |
13 | 漣號は當分二見 港で機翼を休む |
14 | 第一師範優勝 臺北州下中等蹴球選手權大會 |
15 | 醫藥品公定價格 愈愈けふから實施 |
16 | 第三高女の音樂會盛況 |
17 | 鹽見和子さん 奈良女高師に合格 |
18 | 楊州議改姓 |
19 | 基隆倉庫信組總會 |
20 | 大根大豐產 |
21 | マニラ南方で 米艦演習に遭遇 日出丸基隆に寄港 |
22 | 毆られて死亡 |
23 | 婆さんを救つて 轉轍手負傷 昨日双連驛で |
24 | 菅向榮氏勇退 |
25 | やつめホルゲン球 普及宣傳懇談會 |
26 | 臺北市の定期種痘 |
27 | 人事消息報社消息 |
28 | 訃文:陳永徽 |
29 | 訃文:陳深池 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 臺中州の水產業 開發方針決定さる 開發特命會社設立等を企圖 |
02 | 紀元節奉祝行事 臺中州で既に決定 |
03 | 桃園黃金興氏 星野善恒と改姓名 |
04 | 南投團又優勝 南投郡壯丁團查閱 |
05 | 叺製造競技會 華華しく開催さる |
06 | 折柄の寒氣衝いて 千餘の健兒操練 彰化郡壯丁團檢閱 |
07 | 新救彰化市長歡送迎會 |
08 | 彰化郡蓖麻蠶獎勵講話會 |
09 | 愛婦の勤勞所得 飛行機献納資金に寄附 |
10 | 新竹水利組合 評議員を選擧 |
11 | 彰化市振興會長打合會 |
12 | 興亞奉公日 彰化市奉公班行事 |
13 | 宜蘭商業懇談會 |
14 | 海運委員會の設立 高雄の關係會社で企畫 |
15 | 臺南州中等學校長會議 |
16 | 嘉義市奉公班 道路清掃作業 |
17 | 青年團研究會 研究要項決定 |
18 | 花蓮港市內遺家族 慰問演藝大會 |
19 | 同志信組總代會 すらすらと解決 |
20 | 下茄荖幼兒保育園學藝會盛況 |
21 | 給水船增設を 近く當局に陳情 |
22 | 花蓮港市區長任命 |
23 | 屏東競馬 (第四日成績の續き) |
24 | ローカルセクシヨン |
25 | 人事 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 南下敵先遣隊を猛擊 |
02 | 新嘉坡の使用と 濠洲基地獲得か 米、我南進策を目標に |
03 | 米海軍長官の證言 |
04 | 圖像:一日の眾議院豫算總會 |
05 | 駐伊滿國公使 信任狀を奉呈 |
06 | 總動員法改正案 委員會の質疑應答 |
07 | 米建艦促進緊急豫算案 ル大統領が署名 |
08 | 一萬一千臺の軍用機を建造 米陸空軍當局 |
09 | ハンガリー公使に 贈勳の御沙汰 |
10 | 議會第三週に入る 戰時特色を全的に發揮 |
11 | 貴族院本會議 |
12 | 伊獨兩軍、各地に善戰 |
13 | 獨機英商船を爆擊 |
14 | 同志代議士 三相と懇談會 |
15 | 週間評論 國際關係と政治 日米衝突せば長期戰/清澤洌 |
16 | 臨時軍事費追加豫算會 眾議院に提出 |
17 | 佛內閣近く改造か |
18 | 米榖買上代金 組合預金として 引出しを認む |
19 | 小山外五氏 質問取消す |
20 | 反共派肅清を要求 中共首腦の態度強硬 |
21 | 宮內辭令 |
22 | 明日の天氣 |
23 | 水滸傳(329)/黃得時;榎本真砂夫 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 事務の的確運用に 州三部長會議開催 七日から先づ產業部長會議 |
02 | 廚芥利用の養豚 農林省も運動開始 |
03 | 馬公要港部から 模擬爆彈を献納 新竹神社奉告祭擧行 |
04 | 御下賜品傳達式 市長公室で擧行 |
05 | 傷痍軍人記章傳達式 |
06 | 「伊海軍の人間水雷」 |
07 | 難破船員の感激 高雄の本島人漁船海南島で沈沒 救はれて見舞金まで贈らる |
08 | 廣谷花蓮港廳長赴任 |
09 | 南方進出と本島青年(五) 高度國防國家の防波堤/村上健次報社消息 |
10 | 圖像:儼たり長江警備 |
11 | 三角巾使用講習 |
12 | 井田總務部長 登廳職員に訓示 |
13 | 美し白銀の明裝 大溪郡蕃地に初雪 |
14 | 新竹第四公 落成式を擧行 |
15 | 樋口花蓮郡守赴任 |
16 | 謝禮金を献金 |
17 | 懷中受信機 街の發明家が完成 |
18 | 市民ハイク 九日指南宮へ |
19 | 滿洲國の古事記 故藤岡博士の偉業 |
20 | 身廷町の火事 |
21 | 故瀧波氏追悼法要 |
22 | 八人に一人 臺高の志願者激增 |
23 | ベルー邦人 陸上競技で活躍 |
24 | 體育協會役員異動 |
25 | 兩國に巨人兵團 力士ばかりの鄉軍分會結成 |
26 | 神田か豐田に 蔡姓の改姓打合 |
27 | 定期航空 |
28 | 人事消息 |
29 | 街で拾ふ |
30 | 今夜の放送 |
31 | 商況 三一日 前場 |
32 | 今晚の映畫 |
33 | 民報案內報社消息 |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 亞細亞の旗(74)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 考查は目前、準備は良いか 三學期はこの心掛 大切な小學校最後の仕上げ |
03 | 溫い季節料理二種 |
04 | 圖像:北京の正月 |
05 | 生活改善の實例(六) 結婚式は簡素嚴肅に |
06 | お魚の變つた料理法 |
07 | 婦人說苑 婦人の生活/村岡花子 |
08 | 冬の廢品利用法 厄介な煉炭灰は火鉢に |
09 | 顏や唇の手入れ 空氣が乾き過ぎて荒れる |
10 | ヤンキー女學生の真劍な戰時訓練 |
11 | お顏が紫色に 寒い時外出したら 入浴中に手入をなさい |
12 | 紙上病院 |
13 | 糠味噌の手入れ |
14 | 蔬菜の箱播 寒氣に晒らさぬこと |
15 | 大根おろし 食器洗ひに |
16 | 菜根利用 |
17 | お餅が咽喉につかへた時 |
18 | 寒の水 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 國民奉祝の時間 一齊に宮城遙拜 紀元節の朝九時 |
02 | 敵軍十八萬を包圍 總攻擊の火蓋をきる |
03 | 敵陣地木ツ葉微塵 |
04 | 馬強ければ國強し 軍馬慰問をいたしませう(下) 強い日本の軍馬 |
05 | 敵騎兵二千を殲滅 和平建國軍も活躍 |
06 | 新支那軍將兵に 大和魂の訓練を 我國から軍事顧問を 招き強い軍隊を作る |
07 | 第四部隊告別式 六日執行はれます |
08 | 支那の童話 春聯の話 |
09 | “おいも”“おいも” 三十億斤の大當り 流石おいもの臺灣 |
10 | 伸びる新興高雄 人口十六萬突破 |
11 | 海の犧牲者を慰める 慰靈塔を建てる |
12 | 外國へ逃れた 歐洲各國の皇族達 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 湯軍殆んど解隊四散 卅一日までの綜合戰果頭條新聞 【南京三日發同盟】京漢線沿線湯恩伯軍殲滅戰は大戰果を收め敵軍主力第十三軍と第八十五軍は殆ど解隊四散するに至つたが三十一日までの綜合戰果は左の通り 敵遺棄死體六二九五、捕虜四五八、迫擊砲大戰車砲その他武器彈藥多數 |
02 | 陸鷲南陽を急襲 |
03 | 何軍の包圍網を縮小 |
04 | 身分相應の生活保障 貴院豫算總會近衛首相の答辯 |
05 | 本格的審議に入る 國防保安法委員會 |
06 | 慎重に本法運用 近衛首相が答辯 |
07 | 補足的に答辯秋山刑事局長 問題の諸點につき |
08 | 連續秘密會開く 午前、午後に亘つて |
09 | 臨時閣議 |
10 | 貴院豫算總會 審查日割決定 |
11 | 資源獲得も必要陸相答辯 總動員法案委員會 |
12 | 臨時全軍參謀長會議 陸相、軍能率化を訓示 |
13 | 治維法根本改正 數日中に眾院提出 |
14 | タイ國側委員 空路東京へ 五日入京の預定 |
15 | 貴院、深刻な質疑 豫算案の審議を開始 |
16 | 生產擴充決議案 六日に上程 |
17 | 四件を可決 私鐵買收補償委員會で |
18 | けふの兩院 |
19 | 今日の天氣 |
20 | 辰馬汽船 |
21 | 大阪商船基隆出帆 |
22 | 日本郵船基隆出帆 |
23 | 大連汽船 |
24 | 東亞海運 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 社說 準備ある者は 最後の勝利者社說 一 全島地方長官會議は、去る一日、二日の兩日間に亘り、土曜日曜もなしに頗る緊張裡に開催された。長谷川總督は、その前夜遲く、引續く西部臺灣の初巡視から歸府して疲れを休める暇もなく臨席し、軍部からは、本間軍司令官、酒井海軍武官が特に列席して、それぞれ重大口演を行ひ、各地方長官及出席者一同も從來に增して、熱心に協議打合を行ふなど、議場の空氣は稀に見る真摯緊張せるものがあつた。僅僅二日間の會議であつたとはいへ、國土防衞計畫、皇民奉公會、食糧對策の三大事項に關する重要協議を遂げただけに、その意義たるや洵に大なるものがあらねばならない。尤も會議の內容については新聞に發表された以上のことを具體的に知る由もないが、併し吾人はその附議事項の重要性並に會議の真摯さに鑑みて、自らその一斑を推知するに決して困難ではないと思ふ。 二 現下日本をめぐる國際情勢の緊迫に對し、本島に與へられたる使命のいよいよ現實的に重大化せるを認識する時、國土防衞問題と云ひ、皇民奉公運動と云ひ或は食糧對策と云ひ、一として島民一般の深甚なる關心を喚起し、萬全なる對策の確立を要請せざるものはないのである。殊に國土防衞問題は、內外時局の逼迫に伴ひ、今後如何なる事態を招來するやも計り知れない現狀に鑑みて、島民は正しき認識と深き覺悟とを堅持せねばならない。同時に一朝有事の際に備へ特に防空施設の完備を急速に整へなければならない。本島に於ける各種防空施設の驚くベく不充分なることは、先般來西部臺灣を巡視せられた長谷川總督の特に指摘された通りであり臺灣の地位使命の重大性に鑑みて、寒心に堪えないものがあらねばならない。本島の第一線的意義の現實化と共に各種防衞施設の整備は、洵に喫緊の要事といふべく、同時に島民一般の防空精神の練成に、より一段の拍車を掛けなければならぬのである。防空精神の練成は、或は施設よりも大切だと云つても過言ではなく、兩手に爆彈を受ける位の覺悟と自若さがあつてこそ始めて其萬全を期し得らるものと云はねばならぬ。 三 食糧對策は、防衞問題に劣らず重要な問題であり、殊に二期米の減收に鑑みて、今後の對策は萬遺漏なきを期せられねばならない。從つて節米の强化、代用食の奬勵は勿論の事、增產も積極的に努めなければならないが、別して島民一般の理解ある協力がなければ到底所期の目的を達することは出來ない。茲に國家意識に基いて食糧の確保に努め生活に不安を招來せざること、此れ亦臣道實踐なりとの一大精神運動を展開するの必要が生じるのである。近く組織される皇民奉公會も、この方面に大なる役割を果すものと期待されるのである。以上述べたが如き國土防衞計畫にしろ、食糧對策にしろ、一として現下の緊急事ならざるはなく、之れに對する用意準備も、一日として疎かに出來ないことは言を俟たぬところで、まさに長谷川總督の云はれるが如く、準備ある者は最後の勝利者なり、との意を體して軍官民渾然一體となり、奮起一番、此非常時局を乘り切るの覺悟を新たにせねばならない。 |
02 | 國民貯蓄の強化へ 決定された法案骨子 |
03 | 軍では重大關心 青少年教育に就き田中兵務局長答辯 |
04 | 物價查定會支部設置を要望 蘭陽商工業者 |
05 | 譽れの遺兒に獎學金 有為な地方青年にも就學を援助 慶應義塾の新體制 |
06 | 圖像:歸還勇士も增產運動に猛進 |
07 | 新竹州輸送業者業務懇談會 |
08 | 膨れる島都市役所 新年度から防空、總務兩課誕生 |
09 | 山本米榖局長特別放送 |
10 | 多大の効果を收む 蘭陽商工業者官民合同懇談會 |
11 | 青年學校經費 半額を國庫負擔 |
12 | 五結庄聯合青年團の查閱 |
13 | 蘭陽市郡從業者移動防止令講習會 |
14 | 半島青年の憂國熱 志願兵訓練所志願者の募集に 定員の三十倍の應募 |
15 | 南方進出と本島青年(六) 黃色人種の風土順化力/村上健次報社消息 |
16 | 葉姓を葉山に 島都宗親會各地に檄 |
17 | 比島人豫備兵 五千に再徵集 |
18 | 大谷知子裏方の歡送午餐會 陸相夫人が主催 |
19 | 細字の名人 南洋夢外氏 菊元で妙計公開 |
20 | 熱戰の火蓋切らる 神宮冬期大會札幌綜合競技場で |
21 | 對日の惡感情一掃 西貢は再び明朗に 日產丸が齎した情報 |
22 | 發會式を擧行 帽子編講習會 |
23 | 寺田豫備少將 |
24 | 函館市見本市 あすから二日間 市公會堂で |
25 | 日曹の社長 大和田氏を推す |
26 | 船便り 蓬萊丸無電 |
27 | 定期航空 |
28 | 人事消息報社消息 |
29 | 第六回決算公告/臺灣鐵線株式會社 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 食糧用甘藷集荷 配給要綱決定さる 時局下食糧政策に寄與せん |
02 | 屑米及碎米の$ 對策要綱決定 結米對策強化されん |
03 | 臺灣化成工業 敦賀洋灰を買收 機械移轉認可は困難 |
04 | 改正自動車交通 事業法の施行に就て 鐵道部監督課長談 |
05 | 交通統制會議 各州廳保安課長を招集 中旬頃に開催 |
06 | 文山製茶總會 配當一割を可決 |
07 | 製糖本格に開始 輸送も繁忙期に入る |
08 | 帝糖崁子脚外 一工場製糖開始 |
09 | 山崎、原兩氏 十二日來臺 |
10 | 照明燈 |
11 | 市價及商況 三日 |
12 | 第五回決算公告/南投自動車株式會社 |
13 | 第三回決算公告/文山製茶株式會社 |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 臺東加路蘭築港 有望性立證さる 荷役試驗の結果 |
02 | 興亞奉公日 能高郡の行事 |
03 | 改姓名愈愈本格的 新營郡願書提出者四百餘名 |
04 | 長島曾文郡守 新任披露宴 |
05 | 北斗郡下小公學校長會議 |
06 | 潭子貧民に救助金を寄附 |
07 | 新營郡保正會議 竝に保甲總會開催 |
08 | 虎尾郡警官異動 |
09 | 湖口庄下北勢で防碟映畫會 |
10 | 忌明に献金 |
11 | 麻豆街防空訓練 來る七、八日に實施 |
12 | 新社の火事 家屋一棟烏有 |
13 | 春に背いて 厭世自殺 |
14 | ローカルセクシヨン報社消息 |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 皇民鍊成に“巨步”(臺中) けふ指定部振研究會 |
02 | 道路品評會褒狀 きのふ嘉義市で授與式 |
03 | 鹿港庶民信組 通常總代會 |
04 | 高雄州郡守市長署長會議 |
05 | 繪話、教育紙芝居 臺南州で筋書を募集 |
06 | 大井丸出港 第二回漁撈に |
07 | 鳥飼兵長遺骨凱旋 六日午後嘉義驛に |
08 | 高雄州で表彰式(十一日) |
09 | 圖像:南京のお正月 |
10 | 圖像:樂聖に榮譽 |
11 | 海軍力は“天賦の劍” 兩洋の確保が焦眉の問題 英米聯合を凝視(完) |
12 | 東部臺灣の開發に 官民火の塊となれ 花蓮港廳を去る高原氏語る |
13 | 新舊廳長の歡送迎會 |
14 | 小島前彰化市長送別會 |
15 | 小島高雄市長 五日午後着任 |
16 | 臺南州保協聯合會評議員會 |
17 | 一千萬圓保險詐欺 北門郡下百五十名を家宅搜查 |
18 | 帽子原料の不正行為發覺 |
19 | 豆戰士の就職 高雄職業紹介所が一役 |
20 | 木炭特定需要者(嘉義) 五日までに申請書提出 |
21 | 南部海產物商組合通常總會 |
22 | 湖口水利組合 評議員改選 |
23 | 人事往來 |
24 | 區長の初顏合せ 三日花蓮港市長室で |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 惠州海岸に奇襲上陸 援蔣ルートを遮斷 |
02 | 冷水灘、廣信を急襲 倉庫群を炎上せしむ |
03 | 總額は七十八億圓 十六年度の一般會計豫算 |
04 | 追加豫算案を決定 昨夜の臨時閣議で |
05 | 地方中間機關 一應取止め |
06 | 農林省提出法案 順次提出の豫定 |
07 | 圖像:眾議院總豫算案を可決 |
08 | 親獨の擧國民眾黨 一日パリに結成さる |
09 | ダルラン佛海相 ラヴアル氏會見 |
10 | 佛に相反二傾向 更生に向幾多の困難 |
11 | 軍事費追加案上程 藏相說明後、秘密會へ 眾院豫算總會 |
12 | 藏相の說明要旨 |
13 | 真向から論難攻擊 武器貸與案、米下院で審議開始 反對派の議員起つ |
14 | 翼贊會の補助金 各省追加豫算と共に 議會に提出する方針 |
15 | 上海の黨員に 引揚げを指令 中共中央部から |
16 | カナダ政府の英援助計畫 キング首相演說 |
17 | 預算案中心に論議 實質的質疑が續く |
18 | 佛印代表變更 あすハノイ出發 |
19 | パレンツ佔領 英近東軍司令部發表 |
20 | 明日の天氣 |
21 | 日、獨の友好關係 將來三百年絕對變らぬ ヒ總統來栖大使に強調 |
22 | 水滸傳(330)/黃得時;榎本真砂夫 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 擧國・時艱の克服へ 島都建國祭奉祝行事決る |
02 | 盛大な祝賀プロ決定 滿洲建國十周年記念 |
03 | 青年修練講習會 特設國語講習所講師を養成 |
04 | 二圓三圓の小額債券 近く市場に御目見得 |
05 | 圖像:河南地區殲滅戰 |
06 | 大谷光暢師 南洋へ鹿島立ち |
07 | 州下公醫事務打合會 |
08 | 防空壕築造奉仕に 都會地の學生を動員 |
09 | 冬季大會開會式を擧行 白銀盤上に死鬪展開 |
10 | 嘗てない好成績 基隆郡勤報強調週間 |
11 | 南方進出と本島青年(七) 本島青年が最も好條件/村上健次報社消息 |
12 | 家庭用の綿製品 新竹州二十日から配給 |
13 | 故塚本校長の胸像竣工 八日除幕式擧行 |
14 | 馬來半島英官憲の 過敏振り愈よ露骨 ハーブル丸船客の情報 |
15 | 木炭を節約しませう 家庭班を通じて趣旨の徹底へ |
16 | 鮮魚搬入打合會 |
17 | 定期航空 |
18 | 人事消息報社消息 |
19 | 今夜の放送 |
20 | 商況 四日 前場 |
21 | 今晚の映畫 |
22 | 民報案內報社消息 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 亞細亞の旗(76)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 學齡兒童の準備 今から日課を立て 規則正しい生活へ |
03 | 家庭献立材料の配給策(完) 子供も大喜び美味しくて經濟にゆく/中澤辨治郎 |
04 | やはり手放せぬ あのニンニク 效能うたがひなし |
05 | 優生結婚相談 性病經驗ある男 健康證明を交換してから/安井洋 |
06 | 圖像:寫真週報特輯號 |
07 | 死亡率の多い 盲腸炎の判斷 是非知らねばならぬ注意二三 |
08 | 炭の經濟的な使ひ方 |
09 | 味噌ジヤム |
10 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 國語學習 あふらる銃後の赤誠 一億民の献金一億 東條陸相が感激 |
02 | 正義日本の勝利 泰、佛印停戰協定調印 英米の企ても水の泡 |
03 | 新東亞の建設へ 足並揃へて大進軍 東亞兒童大會開催 |
04 | 國語力だめし(八) 二千語讀方 |
05 | 名譽の戰傷奉公杖 |
06 | やあ僕等の學校だ! 春のお空に躍る胸 臺灣航空少年團の雛鷲初飛行 |
07 | 紀元節に愛馬行進 嘉義の催し |
08 | 宜蘭公の學藝會 一日と二日盛大に |
09 | 六十八億の大豫算が 可決されました |
10 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 議案眾議院に殺到 きのふ九件を可決頭條新聞 【東京四日發同盟】四日の眾議院本會議は午後一時開會、日程を變更して 一、昭和十六年度一般會計歲出の財源に充つるため公債發行に關する法律案 一、昭和十五年法律第七號中改正法律案 一、昭和十三年法律第二十三號中改正法律案(關東局、朝鮮總督府、臺灣總督府及び樺太廳の各特別會計に於ける租稅收入の一部に相當する金額等を臨時軍事費特別會計に繰入れることに關する件 一、朝鮮事業公債法中改正法律案 一、朝鮮鐵道用品資金會計法中改正法律案 一、臺灣事業公債法中改正法律案(以上政府提出) の六件につき松田委員長報吿通り可決、次で 一、留萠鐵道株式會社及び新潟臨港開發株式會社所屬鐵道買收のための公債發行に關する法律案 一、田名部運輸軌道株式會社所屬軌道の經營廢止に對する補償のため公債發行に關する法律案 一、富士身延鐵道株式會社及び白棚鐵道株式會社所屬鐵道買收に關する法律案 一、大正九年法律案第五十六號中改正法律案(北海道拓殖鐵道補助に關する件)(以上政府提出) の四件を一括上程、星島委員長の報吿通り可決、終つて日程に戻り 一、軍機保護法改正法律業(政正提出) を上程、及川海相提案理由を說明質疑なく兵役法中改正法律案委員會に併託 一、眾議院議員の任期延長に關する法律案 一、府縣會議員、市町村會議員等の任期延長に關する法律案(以上政府提出) の兩案を一括上程、平沼內相提案理由の說明を行ひ質疑なく委員附託 一、昭和十二年法律第九十二號中改正法律案(輸出入品等に關する臨時措置に關する件)(政府提出) を上程、小林商相提案理由の說明をなし委員附託 一、相續稅法中改正法律案 一、臨時利得稅法中改正法律案(以上政府提出) の兩案を一括上程、河田藏相提案理由を說明して關稅定率法中改正法律案委員會に併託一、帝都高速度交通營團法案(政府提出) を上程、小川鐵相提案理由を說明して委員附託 一、民法中改正法律案 一、非訟事件手續法中改正法律案 一、戶籍法中改正法律案(以上政府提出、貴族院送附) の三案を一括上程、柳川法相提案理由を說明して委員附託、更に日程を追加し 一、兵役法中改正法律案 一、陸軍軍人軍屬違警罪處分例中改正法律案 一、海軍軍人軍屬違警罪處分例中改正法律案(政府提出貴族院送附) の三案につき漢那委員長報吿を行ひその通り可決、右三案は兩院通過、本會議最初の成立法案となり同二時八分散會した |
02 | 玉碎主義で行く 日米問題外相、豫算總會で說明 |
03 | 國家總動員法委員會 |
04 | 八日無修正通過せん |
05 | 國防保安法委員會 |
06 | 太和縣を占領 |
07 | 軍事費追加豫算 六日眾院で可決せん |
08 | 貴族院豫算總會 秘密會の儘で續行 |
09 | 國防保安法案 六日本會議に上程 |
10 | 本紙題名を變更 紀元節の佳辰を卜して/臺灣新民報社報社消息 |
11 | 議員任期延長 內相提案說明 |
12 | 召集者の待遇 職業の保障問題 田中兵務局長の答辯 |
13 | 兵役法改正案 委員會で可決 兵務局長の答辯 |
14 | 明年度追加 豫算案大綱 臨時閣議で決定 |
15 | けふの兩院 |
16 | 今日の天氣 |
17 | 辰馬汽船 |
18 | 大阪商船基隆出帆 |
19 | 日本郵船基隆出帆 |
20 | 大連汽船 |
21 | 東亞海運 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 社說 食糧自給策と甘藷の重要性社說 一 戰時下に於ける當面緊急問題の一つとして科學的に計畫的に食糧の對策を樹立すると共に、國內に於て相當なる數量の確保を圖ることの絕對必要であることは今更論を俟たざるところである、第一、二次の歐洲大戰に於ける各國の例を引用するまでもなく、一國がその國防國家を建設するためには、先づ第一に食糧の自給對策が講ぜられ、食糧を確保することに依つて初めてその軍備の威力が發揮され又如何なる困難にも打勝ち、長期戰にも堪へられるからである今や我が國は國防國家建設のために新體制運動が旺んに移行せられつつあるが、就中國民生活上から見て最も切實な問題として取上げられるのは言ふまでもなくこの食糧の充實を圖ることの一事である、殊に最近の如く國際情勢が愈愈緊迫化するに伴ひ益益其重要性が加重されて居るので、全島民を擧げて一朝有事の際に備へるためには、今より適宜萬全の措置を講じ置くとの緊急缺くべからざるであることは云ふまでもないであらう。 二 督府當局では右に鑑みるところがあり、去る昭和十五米穀年度以來十箇年計畫を以て米穀の增產を圖らんとし總ゆる機關を動員して專ら米の增產に努力を拂つて來たのであるが、不幸にして天は我に惠まれず去年の第二期作は九月末に全島を襲つた稀有の大暴風雨のために近年になき大減收を來せしめ、府米穀局の發表に依れば、同期作の實收高は三百六十七萬七千八百四十四石であつて前年に比し百四十四萬二千七百五十五石、平年作に比し百二十一萬九千六百二十一石の夫夫減少を示し、之がために本年一期作の出廻期たる六月頃の上半期に於ける島內米穀の需給が或程度までに窮屈を免れざる事情に陷るとのことを豫想されてゐるのは最も遺憾とするところであらねばならない 三 幸にして去年秋植本春收獲の甘藷作は生育頗る好く、殊に中北部に於ても栽培面積が著しく擴大されてゐるため、從來になき大豐作が期待され、過日一番ケ瀨臺南州知事の言に依れば臺南州のみにても上半期には二十億斤以上の收穫が得られると謂はれてゐるので、總體を通じて記錄的に三十億斤以上の收穫が豫想されてゐることは時節柄誠に喜ばしきことであつて、本島のため甚だ慶賀に堪へない次第である。 四 從つて總督府に於ても現下我が國食糧問題の緊迫化し居るに鑑み、近く甘藷を總動員して之を代用食糧に供せしめ、以て我が國全體の食糧政策としての米穀問題を解決し、更に之が計畫的集荷配給の萬全を期するため今般食糧用甘藷集荷配給要綱を作成して去る二日の地方長官會議に於て之を決定發表したことは最も時宜に適したる措置である、而して右の目標とするところは從來甘藷を主食物或は副食物として消費された數量に更に相當の數量を食糧として之に充當せしめ、以て節米の實效を擧げしめるものであるから、此際全島民は宜しく時局の重大性を深く認識されて、今迄の如く單に米食のみに依存せず、米藷混食乃至甘藷主食といふ新なる國民食或は鄉土食を作り上げるとの堅き決意の下に官民が一致團結してこの難局打開に邁進しなければならないと思ふ |
02 | 日本の調停を感謝 圓滿解決を確信 東京會談に臨む泰國代表寄臺 |
03 | 朗かな日泰親善 泰國代表一行歡迎晚餐會 |
04 | 英靈內地へ凱旋 |
05 | 勅語奉讀式 |
06 | 蘭陽一市三郡 米增產座談會 羅東で開かる |
07 | 圖像:東京會談に臨む泰國代表寄臺 |
08 | 特設國講講師養成講習會 永樂公で開く |
09 | 建築科を增設 希望者殺到する 工業技術練習生養成所 |
10 | 鄉軍基隆分會長 池部氏囑託に |
11 | 滅私奉公が第一 基隆華僑新民公會總會で 山縣要塞司令官力說 |
12 | 桑園を美田美畑に 一千萬の食糧增產學徒部隊動員 いよいよ近く着手 |
13 | 海軍武官府に献金三件 |
14 | 青年學校五つを 一つに統合強化 臺北市・新學期から實現 |
15 | 高等專門學校 陸上競技大會 |
16 | 軍馬の代用飼料 茶殼の利用に就て/今泉幾三郎 |
17 | 軍用機献納資金 愛國の熱情に燃えて 應募愈よ白熱化 |
18 | 理屈を拔きに一億一體 國難突破の時だ 官民懇談會から加藤臺拓社長歸臺 |
19 | 若い工員を養成 工業研究所で入所生募集 |
20 | 債券賣出しに 煙草屋が一役 一般大眾の便を圖り |
21 | 郡民の献身的奉仕で 十一路線見事に改修 大溪郡で褒賞授與式擧行 |
22 | 羅東郡の褒賞授與式 |
23 | 本社新竹州下 取次人會議報社消息 |
24 | 偕行社專務理事 澤熊氏逝去 けふ告別式 |
25 | 女給の檢診 月末に實施 |
26 | 惡德の酒類販賣業者に鐵槌 |
27 | 定期航空 |
28 | 人事消息 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 臺灣拓土道場 晴の訓練開始式 同道場生百名近く來臺 |
02 | 臺灣私設鐵道資材協議會 本日發會式擧行 |
03 | 姜黃の適正價格 來年產品から決定 |
04 | 中央儲銀の開業と華興商銀の再出發(上) 現地報告 |
05 | 商銀人事異動 |
06 | 廢棄の茶殼を蒐集 乾燥後軍部に献納 軍馬の保健飼料として |
07 | 東株の上場禁止は 考慮してゐない 小島商工次官の答辯 |
08 | 十六、七年期赤糖販賣協定委員會 六日市內公會堂で |
09 | 農林省機構改革(下) 戰時食糧增產に拍車 |
10 | 松岡局長十二日南下 各地行脚、米增產を激勵 |
11 | “海運會社法通過せば 本社は國策會社となる” 東亞海運專務澤井氏談 |
12 | 食料品座談會 宜蘭で開催さる |
13 | 全島米穀事務所長會議 集荷配給要綱を說明 |
14 | 臺北組合銀行(昨年末) 貸出著しく增加 一億三千八百萬圓に上る |
15 | 照明燈 |
16 | 市價及商況 四日 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 蘭陽中學敷地代 五萬圓寄附を可決 宜蘭林姓追遠堂役員會 |
02 | 肉豚引渡時間を 屠殺の夕方に變更 業者苦情を愬ふ |
03 | 臺東愛馬大行進 建國祭奉祝日に |
04 | 二大目標眼目の文部省明年度豫算(下) 教學刷新と科學の振興 |
05 | 草屯街新庄で田植講習會 |
06 | 新營郡青年團員 堆肥原料蒐集奉仕 |
07 | 埔里林業試驗場 分場宿舍上棟式 |
08 | 宜蘭バス會社 乘客混雜を極む 對策の講究を要望 |
09 | ローカルセクシヨン |
10 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 物資の缺乏で悲鳴 支那人の入國嚴禁 生活苦に喘ぐ香港 |
02 | 青年團と少年團 臺南州、擴大強化を計る |
03 | 鳥飼兵長の市葬 七日嘉義市公會堂で |
04 | 圖像:英國のお正月 |
05 | 臺中州檜帽原料組合 近く結成の見込 |
06 | 高砂族青年團 玉里第一公で查閱 |
07 | 奉祝武道大會 十一日嘉義公會堂で |
08 | 臺中市奉公兒童學藝會 |
09 | 黃麻、綿花、蓖麻 千甲步に亘つて獎勵 |
10 | 增產推進隊(1) 響く建設の鐘に 起てよ土の戰士 內原訓練所 |
11 | 會員募集中 花蓮港海軍協會 |
12 | 花蓮郡下の庄協議會 |
13 | 記錄破りの大馬鈴薯 |
14 | 倉庫十五ケ所 高雄州農會が建設 |
15 | 小島高雄市長 五日彰化出發 |
16 | 葬儀費を節約献金 |
17 | 道路用の砂利採取 彰化郡聯合青年團が奉仕 |
18 | 十七人の子寶部隊 布哇在住の鈴木さん |
19 | 治療よりも豫防(臺中) 洩れなく注射を受けよ |
20 | 砂糖の包裝材料 アンペラ多量輸入 |
21 | 全島珠算競技會入賞者 |
22 | 臺中州下本社通信員會議報社消息 |
23 | 蔡を青柳に |
24 | 荷拔の罪狀判明(臺南) |
25 | 印度も防空策に着手 |
26 | 人事往來報社消息 |
27 | 消息 |
28 | ラヂオ |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 敵の堅陣南陽に突入 |
02 | 長驅して合川を爆擊 |
03 | 上陸部隊淡水に進入 |
04 | 貴眾兩院とも專ら 委員會審議に終始 |
05 | 治維法の改正案 今議會に提出せん |
06 | 圖像:新黃河の殲滅戰 |
07 | 國防保安法實施の急務 田中兵務局長、委員會で強調 |
08 | 軍機保護法改正案 委員會で可決 |
09 | 產組共濟會 有隣生保會社と 代理店契約締結 |
10 | 貴族院本會議 |
11 | 重要物資、食糧增產確保 決議案を提出 岡田忠彥氏が說明 |
12 | ガソリン棉花をも 輸出許可制か 米、經濟壓迫を強化 |
13 | 南太平洋に於ける 英米軍事協力實現? 盛に爆擊機を輸送 |
14 | 全面的決裂をも 敢へて辭せず 中共、重大決意を表明 |
15 | 在重慶米大使更迭 |
16 | 米の對英輸出機數 |
17 | ウイルキー氏 エール首相と會見 |
18 | 東京和平會談 帝國委員任命さる |
19 | 英はエ國前皇帝の皇位要求を承認 |
20 | 英も新航空路を開拓 濠洲と葡領チモール間に |
21 | 政府木炭買入順調 |
22 | 議會提出法案 |
23 | 羅國前駐英公使 國籍を剝奪さる |
24 | 定例閣僚 參議懇談會 |
25 | 輕飛行機全盛の米國 |
26 | 明日の天氣 |
27 | 水滸傳(331)/黃得時;榎本真砂夫 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 紀元の佳節を卜し 颯爽愛馬の大行進 島都市內の練廻る |
02 | 故湯德兵長 七日無言の凱旋 |
03 | 中學を七年制に 高校專門學校廢止 橋田文相改革意向を表明 |
04 | 基隆出身の勇士 懷しの鄉土歸還 |
05 | 防衛連絡會議 七日城內地區で |
06 | 圖像:新黃河殲滅戰 |
07 | 陳賜福氏が寄附報社消息 |
08 | 新型の忠魂碑 鐵筋を使用せぬ堅固なもの 佐藤博士の苦心成る |
09 | 新竹州部課長會議 |
10 | 國婦新竹分會總會 |
11 | 可憐な少年拓士 後續部隊一萬二千餘名 待望の內原へ入所 |
12 | 南方進出と本島青年(一) 新時代に生きる青年の道/陳蕚芳報社消息 |
13 | 國防献金二つ報社消息 |
14 | 青年團指導者の 行的鍛鍊と訓練 十九日から講習會開始 |
15 | 醬油組合献金 |
16 | 物騷水雷が漂流 軍事施設に血眼の新嘉坡 |
17 | 圖像:賞勳局新廳舍 |
18 | 銃後婦人に 非常時局認識 婦人修養會蹶起 |
19 | 輕擧妄動を嚴重取締る 上海の我總領事館當局談 |
20 | 出來た「常會虎の卷」 各府縣に夫夫配合 |
21 | 銀盤に競ふ熱鬪 呼物の皇軍精銳出場 三會場に展ぐ熱戰譜 |
22 | スケート第二日 |
23 | 擧州兔の飼育 新竹州の注文入荷各郡署に分配 |
24 | 火花散らす スキー競技 |
25 | 第一日の成績 |
26 | 娼妓連蹶起 來月一日奉公班結成 |
27 | けさの地震 |
28 | 定期航空 |
29 | 人事消息報社消息 |
30 | 今夜の放送 |
31 | 商況 五日 前場 |
32 | 今晚の映畫 |
33 | 民報案內報社消息 |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(76)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 大日本青少年團の力強い發足 獨伊の青少年運動 |
03 | 溫まる酒の粕 粕汁は味噌で薄めて 子供に與へて下さい |
04 | 電球の壽命と電氣料金 |
05 | 圖像:大和一家、お雛樣に登場 |
06 | 揚げ薯團子 |
07 | 惣菜料理四種 |
08 | 皺作らぬ洗顏法 皮膚の線に沿つて |
09 | 合理的な御飯の炊き方 |
10 | 乳母車を使ふ時 |
11 | 紙上病院 |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 酷寒の黃河河畔に 猛進擊する日の丸 敵軍木ツ葉微塵 |
02 | 軍神西住大尉の顯彰碑を 戰死地の附近に建立 |
03 | 英米を震へ上らせた ヒ總統の大獅子吼 アメリカよ 邪魔するな |
04 | 圖像:東亞兒童大會 |
05 | グライターを動員し 日本海橫斷の壯擧 今着五月頃決行する |
06 | 國民體力章を定め 體育國民運動を起す |
07 | イタリアとラヂオ放送で 親しく交りませう |
08 | ヒトラー總統ヘ 鶴の置物を贈呈 山下中將一行獨逸到着 |
09 | 國語力だめし(九) 二千語讀方 |
10 | 農業・鑛業の盛んな 和蘭領東印度の話 |
11 | 一ニチモカカサズ ヰモンプンヲオクル カンシンナヲバサン |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 企業の自由性 星野總裁、赤池氏の應答 昨日の貴院豫算總會頭條新聞 【東京五日發同盟】五日の貴族院豫算總會は午前十時九分開會 大塚惟精氏(硏) 臨時軍事費豫算の提出が遲れたことは如何なる事情に依るか 河田藏相 臨時軍事費と本豫算と一緖に提出することは望ましいことではあり極力努力したが變轉極まりなき情勢の變化のため屢屢變更せざるを得なかつた為その提出が遲れた次第である 大塚氏 豫算の施行の任に當る大藏當局において物動計畫との關係をよく睨合せ場合に依つては豫算の更正又は實行豫算の編成をなしその慎重を期すべきである 藏相 物との關係を考慮することに就ては同感である、然し豫算の更正又は實行豫算の編成をしなくても運用に依つて十分遂行して行けると思ふ 次いで同五十分より秘密會に入り有田八郞氏(硏)より前回に引續き外交問題に關する質疑を行ひ同十一時五十三分秘密會を解いて直ちに休憩 【東京五日發同盟】貴族院豫算總會は午後一時三十五分再開、川村竹治氏發言を求めて直ちに秘密會に入り、同三時五分秘密會を解き 赤池濃氏 大政翼賛會政策局の權限は週報に依れば政府以上の立場で政策を樹てるやうに思はれるが不都合のことはないか 近衞首相 屢屢申上げた如く翼賛會は決して政策を樹てるものではなく政策を樹てるのは政府であつて翼賛會は政府の政策を國民に徹底させるものである 赤池氏 然らば斯かることを記載せる週報は國民を惑はすものである、發賣を禁止する必要があると思ふが如何 首相 週報を見た上で若し必要あらば處分する 次で赤池氏公定價格の實施につき質問した後 商相 將來尚多少は擴げるであらうが今日では旣に大體峠に達してゐる、今後は主として旣に定めた公定價格を適當に是正して行きたいと考へてゐる 赤池氏 將來總動員法を强化するか 星野企畫院總裁 今の所は考へてゐない 赤池氏 綜合的計畫經濟は可能と思ふか 星野總裁 綜合的計畫經濟といつても政府は大綱を統制するのみで總べての方面に亘つて計畫を樹てこれを統制することは出來ないと思ふ 赤池氏 政府は良知良能を無視し觀眾を無視し國家の名の下に官僚が計畫經濟を行ふことが努力であると云ふのか 星野總裁 我我は決して良知良能を無視するものではない全體を考へてやつて行くことが計畫經濟である 赤池氏 官吏が事業の認可も計畫も行ふのであれば國民は職業の自由があるか 星野總裁 現代の情勢に鑑み綜合的に考へ統制を行うて國家の目的を達しやうとしてゐるが各企業各個人の總べての行動を統制することはない、國民は決して職業の自由を失ふものではない各業者の自治的措置に任すのが新體制の眼目である 赤池氏 政府は總ゆる方法を定め何時でも廢止を命じ得る場合に何處に企業の自由性があるか 星野總裁 現在の急迫せる事態を打開するには人と物とを最も有效に働かしめることが必要である各人の夫夫の地位に於て最大の能率を發揮することが新體制の目的である 赤池氏 現在の政府の遣方でどうして企業家が滿足して生產擴充に努力することが出來るか、我政府の遣方はソ聯に做ひ民心を攪亂してゐる政府はなぜドイツに做はないのか 星野總裁 計畫經濟とか營利經濟とかの名前は別として今日の難局を打開するにはどうしても官民一體でやつて行かねばならぬ我國の政策は決して外國に例を取つたものではない我國獨得の政策である、强いて云へばドイツにその例を取つてゐる 赤池氏 政府は統制を强化してゐるが企業の實施を如何なる企業家に命じ如何なる標準で如何なる限度にやるのか 河田藏相 現在企業をやつてゐる者を尊重して行くことは當然である、紊りに企業を廢止しやうとは思はぬ、國家目的に沿ふ企業は助成したいと考へてゐる 赤池氏 最近の企業合併件數如何 藏相 臨時資金調整法施行以來十五年までに合併した企業は二百七十五件でありその金額は三十三億三千百萬圓である 斯くて五時五分散會 |
02 | 金融と財政の質問 總動員法改正委員會 |
03 | 全面和平の完成へ 褚大使の入京地一聲 |
04 | 白耶土灣に無血上陸 OOを目指して一路猛進擊 |
05 | 南陽縣を完全占領 |
06 | 南陽占領の大戰果 |
07 | 河溜集、龍坑集を占據 |
08 | 首、陸、海三相から 國際情勢を聽取 樞密院各顧問官 |
09 | 湯軍の殲滅戰を展開 |
10 | 沘源突入殘敵を掃蕩 |
11 | 南鄭、廣信を急襲 |
12 | 主要食糧を確保 農相答辯 |
13 | 東京會議あす開幕 帝國委員並に隨員 |
14 | タイ國側委員 空路東京へ 五日入京の預定 |
15 | “君民一體、億兆一心” 大政翼贊運動純化の申合せ 議員の署名得て首相に提示 |
16 | 翼贊會の豫算は 精動並みが當然 川崎氏らが申合す |
17 | 蘭印側の提案 我が石澤總領事に手交 |
18 | 軍事課長更迭 後任は真田大佐 |
19 | 今日の天氣 |
20 | けふの兩院 |
21 | 大阪商船基隆出帆 |
22 | 日本郵船基隆出帆 |
23 | 大連汽船 |
24 | 東亞海運 |
25 | 辰馬汽船 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 學生の動員と學校の利用法社說 一 時局の進展と國際情勢の緊迫に伴ひ、國土防空强化問題が政府並に國民の間に愈愈强く叫ばれ、過般の閣議にも該案が上程され之が決定を見たので政府はそれに基いて所要の防空施策を急速に實施することになつた。又防空諸施設と相俟ち人的訓練の重要性をも痛感し、當面の事業として防空指導者の養成に全力を注ぐこととなつたことも旣報の通りであるが全國の學園を空襲下の重要防空據點として考へることも緊要事の一つである卽ち空爆に對して强靭な大都市の耐震耐火建築物のうち、最も大きな役割を占めるものは初等學校から專門學校大學に至るまでの教育機關である、就中最も市民に親しまれ、且つ人口の密度に正比例して點在する小公學校に若干の防空施設を加へれば一番適當な防護、防空機關として利用できるであらう。 二 この見地から帝都に於る都市防空委員會では東京市小野建築課長以下防空建築專門の各委員が昭和十二年秋以來支那事變の教訓に從つて各種の實驗調查を重ねて來たが、其後更に各種の空襲想定によつて六大都市の小學校防空利用方法を硏究し、近く之を公表すると同時に、新たにロンドン猛爆の教訓に從つて老幼婦女子の地方分散後に於ける小學校の利用方法について銳意調查中のところ一應の見透しを得たが、それによれば六大都市の小學校の中鐵筋コンクリート建築の占める比率の最も多いのは神戶の六一%、次に大阪の三六%、橫濱の三二%、東京の三○%、京都の二一%の順で最も少いのは名古屋の九%であるが今東京について見ると五六九校(昭和十二年調)の中鐵筋コンクリート造りは一六八校でそれらが先きの大震災に焦土と化した下町一帶に占められてゐるのも心强いが、この耐震耐火の小學校は市中大建物よりもさらに空爆に對して强度がある、また廣い教室を澤山もつてゐる上に雨天體操場や講堂など多人數を收容することが出來る設備を有することも大きな特長である。また運動場として相當の空地をもつてをり、醫療消火の設備もすでに若干づつ施されてゐるため、空襲の間市民の防護基地としては全く恰好のものである。これを積極的に利用するために屋上の床に鐵筋コンクリートの補强を施して中型爆彈の貫通を防ぎ、空から彈片や爆風のとび込まぬ樣に砂詰めの二重壁を設けるか、砂囊を積み上げ、出入口には防護壁を作れば二階の部屋はもつとも安全な防護室となる理である。 三 現下の如き情勢下にある本島は帝國南進の據點たるのみならず國防の第一線としての重要性が愈愈加はつて來たのであるが一旦有事の際に備へる防空施設の缺如は轉た寒心に堪えないものがあるので督府當局では島民をしてより一層防空思想の普及徹底を圖り、一般家庭に防空壕並に待避設備の普及奬勵をなすべく、十六年度豫算に簡易防空壕施設費として一萬三千五百圓地方廳も之と同額、都合二萬七千圓の豫算を計上して全島各市に見本的な簡易防空壕を設置する事となつた、之により一般家庭の待避施設の普及を計らうとするのである。目下翼賛會では更に都會地の學生生徒を動員して防空壕建設を主眼とする勤勞運動を展開しつつあり、卽ち學校教練や防空訓練と並行し小學生生徒の手により學校別に防空壕を構築させることとなつた、本島も前記の如く各市に簡易防空壕を設置する外、全島千有餘の小公學校及百二十近くの中等以上の學園を防空據點とし、學生生徒を防空壕築造奉仕に動員することは逼迫せる時局下の文教當局として一日も早く之が計畫實施を樹てるべきだと考へるのである。 |
02 | 南方共榮圈へ送る 我が興亞文化使節 三氏が相續いで出發 |
03 | 大陸散華の英靈 內地へ無言の凱旋 |
04 | “會談の成功を希望” 昨日佛印側代表が寄臺 |
05 | 南方進出と本島青年(二) 經濟、國防上の必須條件/陳蕚芳報社消息 |
06 | 泰國側第二陣 昨日相前後して寄臺 |
07 | 泰國側代表 第一陣入京 |
08 | 改姓座談會三つ |
09 | 總計僅か六百餘機 米國の現有空軍力ホ上院議員發表 |
10 | 忠靈顯彰會から 同樣バツヂ贈呈 社頭對面の遺兒達に |
11 | 北部部隊が壓倒的に優勢 軍隊の斥候競走 |
12 | 本紙題名を變更 紀元節の佳辰を卜して/臺灣新民報社報社消息 |
13 | 第二日の成績 神宮大會スケート競技 |
14 | 農器具會社設立に兩社對立 |
15 | 大陸成功者歡迎會 |
16 | 保正六十名に 同樣訓練を實施 新竹州保甲修練所 |
17 | 海上警報 |
18 | 農產加工講習會 |
19 | 福建丸入港 |
20 | 香取丸出帆 |
21 | 新竹信組組合長 清水源次郎氏が昇任 |
22 | 定期航空 |
23 | 大和丸電無 |
24 | 人事消息報社消息 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 南洋貿易調整規則 本日府令で公布十日實施 |
02 | 臺灣南洋貿聯組合 きのふ創立總會を開催 組合長に殖產局長 |
03 | 中央儲銀の開業と華興商銀の再出發(下) 現地報告 |
04 | 島內各青果物の 出荷團體を統合 |
05 | 託送貨物の申告別 來る廿日に實施 |
06 | 黃麻面積割當 決定等を協議 |
07 | 砂糖出廻豫想に基き 船會社で配船を檢討 |
08 | 木炭自動車の 增加は停止する |
09 | 正條器による插秧技術向上 傳習會を開催 |
10 | 國債及貯蓄 報國債券割當 |
11 | 臺灣私鐵資材協議會 昨日發會式擧行 |
12 | 桶柑價格昂騰 大連で最高值を決定 |
13 | 照明燈 |
14 | 市價及商況 五日 |
15 | 第四回決算公告/慶珍醬油株式會社 |
16 | 第二回決算公告/株式會社廣福洋行 |
17 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 生活刷新運動 澎湃として起る 愛婦南投郡分會躍起 |
02 | 防空壕築造を訓練 北門郡第三種空訓 |
03 | 宜蘭商工協會誕生 陣容整ひ前途期待さる |
04 | 警察後援會 能高郡分會誕生 |
05 | 鹽水街で坐禪修養會 |
06 | 草屯街改姓名懇談會開催 |
07 | 北港蔡老福氏 改姓名を願出 |
08 | 時局重大に鑑み 具體的訓練を實施 麻豆街防衛團 |
09 | 曾文林文治君 松田文治と改姓名 |
10 | 湖口水利組合 評議員を選擧 |
11 | 豚密屠殺犯 東港で多數檢擧 |
12 | 竹東に家政女學校 設立の促進運動 近く地方有志に依つて |
13 | 烏日庄勞務奉公隊結團式 |
14 | ローカルセクシヨン報社消息 |
15 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一部將兵召集解除 懷しの營門を後に |
02 | 高雄貿易振興會打合會 |
03 | 陸軍大臣代理 福永大佐來中 |
04 | 臺中市葬を執行 あす新富小運動場で |
05 | 赤堀知事歸任 |
06 | 芬園庄教聯打合會 |
07 | 彰化郡各種組合 定期總會日割決る |
08 | 臺南市建國祭 舊競馬場で執行ふ |
09 | 颯爽愛馬大行進 |
10 | 增產推進隊(2) 打鳴らす大太鼓 五層の望樓から松原へ 日輪兵舍、繪の樣に浮ぶ 內原訓練所 |
11 | 警援彰化支部發會式 |
12 | 宜蘭市の木炭 近く配給數量を決定 |
13 | 軍援宜蘭市分會 五日公會堂で結成式 |
14 | 嘉義倉庫信組總會 |
15 | 地方職員恩給制度 實施に當り石井內務局長談 |
16 | 小島高雄市長着任 |
17 | 慰問相撲大會 |
18 | 全的收容に邁進 高雄市義教實施を前に |
19 | 高雄市の總豫算 合計五百三十萬圓 |
20 | 總額九十八萬圓 彰化郡一街六庄の豫算 |
21 | 賞金を献金 |
22 | 臺南漁業共同組合通常總會 |
23 | 長距離輸送に全馬力 |
24 | 浮ぶ六百二十甲 大甲溪の堤防築造で |
25 | 嘉義春競馬 二十二日から |
26 | 嘉義家政女即賣會 |
27 | 各街庄協議會 彰化郡下の日□決る |
28 | 官吏獨善を排せ 廣谷花蓮港廳長着任第一聲 |
29 | 花蓮港廳高砂族 十五日に定期檢閱 |
30 | 歪子歪橋竣工 |
31 | 宜蘭市の定期種痘 |
32 | 石灰業者懇談會 四日板橋產組で開く |
33 | 認可件數百卅二 高雄州下の改姓名 |
34 | 追加認定會開催 臺南孔子廟と嘉義市で |
35 | 防空壕構築研究會 きのふ嘉義市公會堂で |
36 | 烏溪水害豫防組合 近く設立の運び |
37 | 抒情的な話し 童話の靴巷を行く |
38 | コロンブ直系子孫逝く |
39 | 八十五翁強盜を追拂ふ |
40 | 人事往來報社消息 |
41 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 香韶ルート覆滅戰 驚異的速度で續行 |
02 | 住宅難最後の切札 住宅營團法、借家組合法を提出 計畫の內容厚生省社會局に聽く |
03 | 阿部信行大將以下に 午餐の御陪食仰付けらる |
04 | 萬壽節の御儀 大使館で嚴肅に行ふ |
05 | 天皇陛下 御祝電を御發送 |
06 | 圖像:タイ、佛印の停戰協定 |
07 | 政府と統帥府の定例連絡懇談會 |
08 | 南支陸鷲の活躍 |
09 | 泌陽城內に突入! |
10 | 宜昌北方の敵を潰滅 |
11 | 鐵道電化の方針 魚住電氣局長說明 |
12 | 國防保安法委員會 |
13 | 臨時資金調整法改正案の內容 |
14 | 舞臺漸く貴院へ |
15 | 東京會談準備整ふ 全委員の顏觸れ揃ふ |
16 | カ米大統領特使 空路重慶へ |
17 | 軍艦と兵器の讓渡式を擧行 廣東海軍司令部で |
18 | 石澤總領事が 通商局長訪問 題目につき協議 |
19 | ペタン佛主席 緊急閣議招集 |
20 | ラヴアル氏の復歸は確實 佛政府の新獨 今後益益濃化 |
21 | 明日の天氣 |
22 | 水滸傳(332)/黃得時;榎本真砂夫 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 海南島便り明朗篇 “私達が先輩”と土人大得意 海軍省派遣慰問團古田中大佐語る |
02 | 時局恤兵展覽會 三月上旬より全島各地で開催 |
03 | 「吾等の興亞生活」 金融課で作品懸賞募集 |
04 | 圖像:鑛山へ慰問部隊 |
05 | 防火訓練を實施 八日城北地區防衛團で |
06 | 二百五十餘頭參加 愛馬大行進實施要綱決る |
07 | 海軍武官府に献金二件 |
08 | 新竹州下學校農業實習地褒賞授與式 |
09 | カート階級に朗報 國家が溫かい助產と醫療の手 救護方案眾院に上程 |
10 | 演習科生徒用 教科書調查會 けふ督府正廳で |
11 | 「隣組」の內臺美談 文字通り“助けられたり助けたり” |
12 | 市バス三號の運轉路線臨時變更 |
13 | 總延長二八六粁 新竹郡保甲民汗の道路鋪裝 けふ晴の褒賞授與式 |
14 | 冬期大會白熱化 廻轉競技に熱戰展開 |
15 | ス・フの格付け 近く發表されん 總體的に一段の躍進 |
16 | 定期航空 |
17 | 桃花を尋ねて 草山ヘハイク |
18 | 長山丸より |
19 | 人事消息 |
20 | 街で拾ふ |
21 | 今夜の放送 |
22 | 商況 六日 前場 |
23 | 今晚の映畫 |
24 | 民報案內報社消息 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(77)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 精神薄弱の女學生 人並にするにはどう指導すればよいか/田中寬一 |
03 | 日中の硝子戶 室內に熱を貯へる役目 |
04 | 圖像:消火彈の實驗 |
05 | 冬の夜の情趣を深む しんしんとたぎる湯の音 火鉢には必ず藥罐を |
06 | 季節の魚の頂き方 |
07 | 圖像:御歌會始に次選の本多夫人 |
08 | ぜんまいの落花生和へ |
09 | 胡麻うどん |
10 | 不健康の原因 惡い姿勢の嬌正法 |
11 | 紙上病院 |
12 | 手輕に出來る 古本の消毒法 |
13 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 國語學習 戰友の死體も棄てて 逃げまどう敵軍 湯軍の全滅も近い |
02 | 陸の荒鷲大編隊で 敵根據地を猛爆 |
03 | 全軍參謀長會議 外地や第一線からも馳せ參じ 重大な御相談 |
04 | 帽子編みの講習會 基隆市の企て |
05 | 我も御楯とならん 志願兵募集に見る 半島青年の意氣!! |
06 | 新しく防空課を 臺北市役所に設けます |
07 | ヲトコノセイトモ オサイホウヲナラフ サイタマノセウガクカウ |
08 | 狂人のやうな米國 南太平洋で惡企み |
09 | これは素敵な新發明 ポケツト・ラヂオ 町の青年發明家 にあがる凱歌! |
10 | あたたかい人の情に 沈沒漁船員感激 |
11 | 雪深い北海道に 燃ゆる若人の意氣 明治神宮冬期大會 |
12 | 朝霜踏んで水路作業 鍬を振ふ學生義勇軍 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 各所に殲滅戰展開頭條新聞 【○○前線六日發同盟】我が攻略各部隊の銳鋒の前に脆くも破れた第五十九軍は西方、鎭平方面の丘陵地帶へ第五十五軍は西方白河に沿つて其れ其れ潰走、我が軍はこれを追つて各所に殲滅戰を展開中である、一方五日牝源を攻略した奧津兒玉、吉原等の諸部隊は附近の殘敵を掃蕩する傍ら南陽攻略部隊より追ひ立てられ遁走し來たる敵を捕捉擊滅しつつある |
02 | 包圍網を刻刻壓縮 |
03 | 敵二千を捕捉猛攻 |
04 | 沙魚涌占領部隊の戰果 |
05 | 臨時軍事費追加案 眾院本會議を通過 |
06 | 南洋は我が生命線(星野總裁答辯) 總動員法改正委員會 |
07 | 私有制度を尊重(首相答辯) |
08 | 翼贊會の性格(貴院豫算總會 首相か答辯) |
09 | 全軍御聖勅を實踐(陸相答辯) |
10 | 重要物資食糧增產確保決議可決 |
11 | 國防保安法案 結局無修正通過せん |
12 | けふの兩院 |
13 | 東京會談けふ開幕 兩國全權代表きのふ顏合せ |
14 | 兩國代表着京 |
15 | ハワイ碇泊の米艦隊 演習に大擧出動 |
16 | 今日の天氣 |
17 | 大阪商船基隆出帆 |
18 | 日本郵船基隆出帆 |
19 | 大連汽船 |
20 | 東亞海運 |
21 | 辰馬汽船 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 社說 重大時局下の急不急問題社說 一 我國は今や雄雄しく東亞共榮圈建設の大事業に邁進しつつあるが、この大事業をやり遂げる為めには一方に於て支那事變の處理、他方に於て國內生產力の擴充及び大陸資源の開發を為すと共に第三國の干涉を排除するために軍備及び國防力を强化せねばならない。斯くの如きは真に一國の國運を睹する囘天の事業であり、國民が擧つて一致協力して之に當るより外に道がない。上記の如き大負擔に耐え得るには國民が主力を生產擴充に注ぐと共に出來るだけ其の消費を節約する事、卽ち一國の精力を戰時經濟の確立に集中する事が國民としての最大奉公であると知らねばならない。 二 此の重大時局下に於ける臺灣の使命を今一度反省すれば國家が最も要求してゐる準軍需品例へば米、砂糖、酒精、甘藷、アルミニユーム等島內の生產物を出來るだけ增加せしめる事が目下の急務である。勿論今後臺灣の工業化を圖らなければならないが、若しそれが五年後乃至十年後でなければ其成果を得る事が出來ないものであれば決して急を要する事とは言へない。例へば棉花の十ケ年計畫に基く紡績事業計畫は其の一つであらうなんとなれば刻刻と迫つて來る國際情勢では最早そんな悠長な仕事に沒頭する事が許されなくなつた。從つて速效主義を取つて半個年や一個年で立派に其の效果を擧げ得る米や砂糖の增產を圖る事にもつと重點主義を取らなければならない。 三 上記產業上の要求に卽應して督府及地方官廳とも現在の政務を急不急に分けてもつと急な政務に重點を置くべき事を强調したい。周知の如く最近時局の進展に伴ふ各種統制の强化に依つて官廳の事務が著しく繁雜を極め就中勸業警察方面に於て官吏の手不足を痛感されてゐる現狀にあるから戰時の政務も平時の政務も同樣に嚴格に處理して行くには從らに全般の能率を低下せしめる許りである。例を擧げれば米糖の增產及び地方自治の改善の內前者は官民擧つて其の效果を大ならしめる事に努力すべきであるに反し、後者は假令現狀に不備不滿足の點があつてもさう早く改革しなければならぬ程の必要はない。更に一例を擧げれば皇民化の促進に本島人の服裝改善を唱へられてゐるがかういつた事も農民をして米作に努力せしめる事に比し自ら急不急の比重がある筈である。若し現在の本島服を全廢して一切合切和服でなければならない事を奬勵すれば物資の消費を一時に膨大ならしめ却つて戰時經濟に惡影響を及ぼすべきは明かである。 四 前記の具體的事例を一一擧げれば數多く並べ得られるのであるが、此の際官民ともかかる不急の事に其の精力を分散してはならない事である。殊に教育問題以外に今後二十年乃至五十年後に其の效果を期し得べき精神的事業を短兵急に潔癖に遂行せんとする事は却つて其の逆效果を來たす恐れがあるのみならず動もすれば眼前の急務たる生產擴充を疎外にする傾きなしとしない。端的に言へば農民をして安じて其の職場たる田園に一時間も多く働かしめる事が精神の入らない形式的皇民化よりも戰時國家のためである事を信じて疑はないものである。 |
02 | 興亞運動の新展開 指導團體を統合して 大政翼贊會愈よ乘出す |
03 | 產業戰士に恩給制 貯蓄も狙ふ勞働者年金保險法案 |
04 | 米榖關係打合 新竹州で開かる |
05 | 新竹州警察會議 |
06 | 小林前總督と二見前警務局長 南支視察の途次昨日寄臺 |
07 | 州下青年團の視閱を強化 |
08 | 護國の英靈 けふ內地へ凱旋 |
09 | 圖像:豫南地區殲滅戰 |
10 | 好評の保育園 自信得た臺北州 五百ケ所に擴充 |
11 | 先づ形態の整頓 宜蘭土地建物會社誕生近し |
12 | 兩軍和やかに水浴 停戰後泰、佛印兩軍前線の狀況 中堂海軍大佐視察談 |
13 | 士林の防牒團 けふ結成式を擧行 |
14 | 鄉軍東部聯合會射擊會 |
15 | 南方進出と本島青年(二) 近代文化の中繼地・南領/陳蕚芳報社消息 |
16 | 圖像:遺兒對面に忠顯のバツチ |
17 | 航空映畫「燃ゆる大空」 獨伊版見事に完成 |
18 | 臺灣文藝家協會 紀元の佳節を卜して結成 新體制建設の組織綱領發表 |
19 | 物淒い日本語熱 西貢の空氣一變 |
20 | 漁業會社大合同 來臺した前根日本水產重役談 |
21 | 軍人後援會に 李厚慶氏寄附 |
22 | 鯨肉は如何です 新竹市で近く供給 |
23 | 穀物買上品目追加 |
24 | 冬季大會第三日 |
25 | 娛樂街豚娘狩り 明けとハネ狙つて街頭說法 |
26 | 時ツ風引退 双葉山が襲名 |
27 | 定期航空 |
28 | 人事消息報社消息 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 臺灣海上輸送協議會 昨日發會式を擧行 |
02 | 發會式後引續き 打合會を開催 |
03 | 青果會社職制改革 近く輸送部を新設 |
04 | 赤糖同業組合 販賣協定委員會 |
05 | 灣糖臺北工場昨日壓榨を開始 |
06 | 府梶原技師退官 青果聯合會理事に |
07 | 株式取引所の機構改革 國民經濟的役割への反省 |
08 | 臺灣節米料理 研究會(假稱)を設立 |
09 | 青果會社の新株割當決定 |
10 | 棉花配給組合總會 原棉需給等を協議 |
11 | 興業信託 配當五分据置 |
12 | 一月局營バス 成績順調 |
13 | 照明燈 |
14 | 烏樹林製鹽會社 臺灣製鹽と合併 臨時總會で決議 |
15 | 高雄魚市糶高遞增 百卅一萬五千餘圓 |
16 | 市價及商況 五日 |
17 | バナナ相場 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 隣組の協力で 簡易防空壕を築造 屏東市臺電の社員が |
02 | 軍事援護展覽會 北斗で開催、頗る盛況 |
03 | 蘇澳公訓導 林朝國氏改姓名 |
04 | 軍人援護資料展 來る十五日より豐原で |
05 | 新舊新莊郡守歡送迎會 |
06 | 愛婦平鎮分區 盛大に結成式擧行 |
07 | 澎湖廳治概要 並に豫算編成大綱(終) |
08 | 淡水郡下改姓名 續續願書を提出 |
09 | 一部策動家の術中に陷る勿れ 姜黃取引中止はデマ |
10 | 新營郡警察課 大異動發表 |
11 | 大龍峒同窓會 來る十一日に開催 |
12 | ローカルセクシヨン報社消息 |
13 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 麗かな春光を浴び 英靈告別式を執行 きのふOO部隊營庭で |
02 | 故岡上等兵英靈 きのふ臺中に凱旋 |
03 | 偲ぶ肇國の大精神 各地の建國祭行事 |
04 | 慰安演藝會 |
05 | 軍事援護展覽會 九日より鹿港街公會堂で |
06 | 增產推進隊(3) “新體制だ增產だ” 一言殘して悠悠死の旅路へ 內原訓練所 |
07 | 小島高雄市長 五日彰化出發 |
08 | 臺北憲兵隊本部へ榮轉 石垣花蓮港憲兵分淺隊長 |
09 | 臺中家禽會社を組織 |
10 | 蔬菜增產推進隊 高雄州農會で組織 |
11 | 給貸費生募集に就いて 臺灣育英財團豐澤幹事長談 |
12 | 需要申込が殺到 巢立つ高雄商專生 |
13 | 時局意識を喚起 花蓮港署、姐さん達に |
14 | 本紙題名を變更 紀元節の佳辰を卜して/臺灣新民報社報社消息 |
15 | 一路皇民鍊成へ 茄苳脚部振の實施要項 |
16 | トマト栽培者(高雄) 近く表彰式を擧行 |
17 | 臺南州優良壯丁團 十五日優勝旗を授與 |
18 | 海岸地に防風林(高雄) |
19 | 臺中州青果審議會 |
20 | 產業狀態視察 奧田臺中州知事 |
21 | 南瑤宮四媽會 |
22 | 自家製トラクター好調 |
23 | 自ら墓穴を掘る男 |
24 | 人事往來報社消息 |
25 | 消息 |
26 | 第二回決算公告/株式會社高砂劇場 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 鹵獲品莫大に上る 香韶ルート遮斷作戰 |
02 | 東亞共榮圈の確立 刻下の急務とする 星野總裁答辯 |
03 | 阿部大使等に 午餐の御陪食 |
04 | 圖像:我が南支軍の一部精銳部隊は四日未明突如 惠州東南海岸に奇襲上陸を敢行した |
05 | 議員任期延長法案委員會 平沼內相の答辯 |
06 | 獨軍のブ國進駐 愈よ目睫に迫る |
07 | 治維法の改正要綱 |
08 | 翼贊會の性格 近く首相所信を表明 |
09 | 蠶糸業統制案 けふ閣議で決定議會提出 |
10 | 翼贊會の經費豫算 八、九百萬圓程度か |
11 | 翼贊會の統一答辯草案 六相會議で審議 |
12 | 「官場訓」の制定 首相’考慮を言明 |
13 | 農地開發法案を 議會に提出せん |
14 | 三國事務總長會合 事務遂行の打合せ |
15 | 曲折はあつても 甘く行くだらう 泰佛印紛爭 鳥越武官談 |
16 | 佛印泰國間の電信電話 四日より復舊開通 |
17 | 中小經營對策特別委員會 翼贊會本部で初委員會 |
18 | 武器貸與案反對 リ大佐再び證言 |
19 | 蠶糸業統制法 けふ議會に提出 |
20 | 貴族院本會議 |
21 | 木材統制會社 きのふ創立總會 |
22 | 米外交陣を刷新 駐支大使も更迭 |
23 | 關稅定率法委員會 八日採決 |
24 | 貴院赤字公債委員會 |
25 | 蔣、國共紛爭に 妥協工作に乘出す |
26 | 麥作付け面積 六萬餘町增加 |
27 | 對共四條件を 蔣、葉に提示 |
28 | 明日の天氣 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 續く愛國の至情 七萬五千圓を突破すれば 臺灣本部號が出來る |
02 | 今度は體育服統一 準備打合會で評定 |
03 | 英靈內地へ凱旋 |
04 | 故湯德兵長 無言の凱旋 |
05 | 消防殉職者 合同慰靈祭 九日基隆で擧行 |
06 | 防空壕の安全率 |
07 | 南方進出と本島青年(二) 海洋國防上の第一線南洋/陳蕚芳報社消息 |
08 | 戰陣訓レコード到着 軍司令官以下試聽 |
09 | 圖像:南支沿岸を壓する帝國軍艦の威容 |
10 | 地方教化の推進力 新竹州で青年團幹部講習 |
11 | 到る所大歡迎! 好評の臺北市皇軍慰問團 各部隊長から感謝電續續 |
12 | 總務部長會議 府正廳で開かる |
13 | 五結青年團の時局劇社會劇 |
14 | 木炭を節約しませう 明後日から回覽板を廻します |
15 | 水利組合評議員選擧 |
16 | 航空力學の泰斗に勳章 |
17 | 炭礦勞働者表彰 メタル出來上る |
18 | デイケンズの圓卓 |
19 | 軍人援護寄附者 三十名に感謝狀傳達 |
20 | 冬季大會第四日 |
21 | 廢業記念に 献金と寄附 |
22 | 興亞被服會社 けふから店開き |
23 | 鮭の復讐 |
24 | 歐戰餘話 |
25 | 定期航空 |
26 | 總督府辭令 |
27 | 人事消息 |
28 | 今夜の放送 |
29 | 商況 七日 前場 |
30 | 今晚の映畫 |
31 | 民報案內報社消息 |
32 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 亞細亞の旗(78)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 國民精神の發揚 建國祭の祝ひ方 家庭では和かな團欒の中に |
03 | 咳止めの藥草 感冒流行に備へて |
04 | 圖像:優良代用品調べ(一) |
05 | 圖像:智子裏方壯行會 |
06 | 神棚の正しいまつり方 拜むには、一揖、二拜 二拍手、一拜、一揖の順序 |
07 | 結婚前十日間の上手な化粧法 かうすれば見違へる樣に |
08 | 洋服簞笥の防虫法 今のうちになさい |
09 | 日のたつお餅 うまい食べ方は? |
10 | 冬の小鳥 飼ひ方の注意など |
11 | 炒り鱈子 |
12 | 脫脂綿の作り方 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 國語學習 敵の息の根とめる 南支軍の新作戰 突如!奇襲敵前上陸 |
02 | 紀元の佳節讚へる 島都の奉祝行事 |
03 | 最近の發明發見物語 泥からガソリン 鯨から洋服生地 |
04 | 軍用機一萬一千臺新に造る |
05 | 梅の節句の催しに 臺東でも愛馬行進 |
06 | 空から東京會議へ 佛印泰國代表來訪 |
07 | 圖像:臺北着の兩國代表 |
08 | 僕ら鍬の少年戰士 豐原公學校自慢の學校農園 素晴しい“土の作品” |
09 | 幸公春の學藝會 白衣の勇士をお招きして |
10 | 千歲公の新校舍 おまちどうさま! 愈愈新築されます |
11 | 三百年間絕對不變 日獨のおつきあひ ヒトラー總統が斷言 |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 敵廿九軍を猛攻中頭條新聞 【○○前線基地七日發同盟】桐柏附近西大別山系の峻嶮地帶に據る敵第二十九軍擊破を目指す木崎、野崎、岡部の諸部隊は毛集、黃崗方面より進擊を續け○○方面より行動を開始した精銳○○部隊と相呼應し六日夜には下河(桐柏東北方二十五粁)附近山地の敵第二十九軍を猛攻中である |
02 | 歷史的初會議開く 帝國委員、兩國全權列席下に 泰佛印の紛爭調停 |
03 | 東亞地域の安定、友好 松岡外相、開會の挨拶 |
04 | 泰國皇帝陛下、御祝品を 天皇陛下に御贈進 |
05 | 褚大使信任狀を捧呈 |
06 | 圖像:泰、佛印代表帝國側を訪問 |
07 | 兩首席全權の挨拶 |
08 | 總括的答辯の要點 翼贊會性格首相所信を闡明 |
09 | 院內臨時閣議 |
10 | 十五年度一般特別 兩會計の追加豫算 |
11 | 三國共同コムミユニケ |
12 | 翼贊會豫算は 八百萬圓程度 |
13 | 帝國首席隨員 松本條約局長 |
14 | 佛、タイ兩全權 委任狀は妥當 情報局より發表 |
15 | 無修正に可決 總動員法改正案と 國防保安法案など |
16 | 軍事費追加岸上程 翼贊會の質疑續く 貴院豫算總會 |
17 | 議會の中心貴院へ 重要案件、翼贊會豫算を殘すのみ |
18 | 主要質問終る(貴院總會) 六十八億餘の大豫算は 十四日貴院本議で可決 |
19 | 米榖增產の追加豫算 |
20 | 郵貯法案 貴院委員會を通過 |
21 | 英の一日の戰費 千二百廿五萬磅 ウ藏相の報告演說 |
22 | 木炭生產目標 八億五千萬貫 價格は引上げぬ |
23 | 關東局總長更迭 |
24 | 在英元和蘭首相 本國に歸還か |
25 | 米海軍省一部 軍令官の更迭 |
26 | けふの兩院 |
27 | 今日の天氣 |
28 | 大阪商船基隆出帆 |
29 | 辰馬汽船 |
30 | 日本郵船基隆出帆 |
31 | 大連汽船 |
32 | 東亞海運 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 社說 本島青年團と軍事訓練社說 一 一國の盛衰は青年の精神、體力の如何に依つて決定される、前大戰に於て一敗地に塗れたドイツが短期間に雄雄しくも再び立上り舊敵フランスを屈服し、全歐洲を征霸して老大英帝國の本土を襲擊し得る迄の態勢と國力を整へるに至つた根本原因は、實にヒツトラーユーゲントの組織訓練に依るところ尠しとせぬ近年來時局の重大化に伴ひ本島に於ても青年團の再編成並に擴大强化に邁進し、量的に之れが數を增加して殆んど青年層の全部を網羅し、又質的には心身の鍛鍊を施し以て皇國民として恥ざる精神力、體力を具有せしむべく當局及指導者が日夜を分たず腐心之れに努めてゐる所以も實は青年の國家に占むる地位並に役割の重大なるによるのである、しかしながら我我は今日の青年團を以て滿足するものではないより以上の擴大强化を切望すると共に之れが訓練方法に付ても再檢討を加へる必要が大いにあるのではないかと思ふ 二 元來本島に於ける青年團の歷史は日尚ほ淺きが故に組織自體に於て種種不十分な點があるのみならず之れが訓練方法に於ても徒らに形式に流れずもつと實質的ならしむる要を痛感する例へば勤勞奉仕によつて道路を開鑿するとか、或は原野浮覆地の開墾其他公共事業に當らせるにしても、只だ單に經費節約の見地より之を行ふ可きでなく、勤勞奉仕は實に理想的な兵役準備であり、肉體上の鍛鍊は勿論、協同への教育規律と指揮への馴養、要するに全體生活を確立する為に個人生活を滅し、如何なる時にも全體生活の犧牲となる事を要求し得る一つの有機體への編入であらねばならぬと考ふるものである、要するに本島に於ける青年團の訓練は形式實質共に尚ほ初步的な領域を脫してない、太平洋の波濤益益高まらんとする情勢下に於て、本島の青年團の訓練をより高度な軍事訓練にまで昂揚しなければならぬ事を提唱致したい、 三 ヒツトラーユーゲントの訓練を觀るに其の目標は將來直ちに軍人になり得る樣に其の訓練方式を取つてゐる、卽ち教育の本質として勇氣、不撓不屈精神への教育涵養、戰ひの稽古、協同一致。又山野の訓練教育として旅行と行進、目標識別と目標判斷、距離測量、地形利用、僞裝および運動、偵察報告、警戒其他射擊、幕營、特別訓練等の如き一つとして其の主眼點を軍人養成に置かざるはなく、誠に徹底した訓練振りである。朝鮮に於ては旣に志願兵制度の實施を見るに至つたが悲しいかな本島に於ては種種の事情に依つて未だ之れが實現してゐないが、內外の情勢殊に本島が南方發展への據點たる重大使命に鑑み、之れが實施を見る事は決して遠い將來ではあるまいと信ずるがその前提として本島青年團に軍事訓練を施すべき事が緊要であると思ふ、斯くする事に依り一旦有事の際は軍事的に役立つ機會も尠くないと思ふ、今次事變に於ける本島人軍夫の目醒しい活躍は軍民一般の好評を博したが、之れを細い點から檢討して見た場合は尚ほ幾多の缺點があり、軍に不滿足を與へた點も多多あると思ふがそれは全然團體的訓練を持たなかつたからで若し青年團に軍事的訓練を施すならば一方志願兵制度の實施を促進すると共に心身の鍛鍊によつて日常の職域奉公に資するところ尠からざるものと確信する |
02 | 寒がる常夏の代表 東亞の歷史に劃期的の一頁 議場內に異常の緊張 |
03 | 祭粢料と勳章の傳達式 昨日高雄市長公室で |
04 | 圖像:西貢入港中の帝國軍艦OOの陸戰隊堂堂市中行進 |
05 | “双方の友情と理解之が問題解決の鍵” 野村大使着米第一聲 |
06 | 川上伍長の英靈 昨日無言の凱旋 あす公園齋場で市葬 |
07 | 南方進出と本島青年(四) 世界資源分布の不公平/陳蕚芳報社消息 |
08 | 文教關係事項 を慎重に審議 總務部長會議 |
09 | 盛大な式典擧行 宜蘭市の紀元節行事 |
10 | 燈管裝置の完備へ 宜蘭市で今月一杯に |
11 | 士林奉公班の防諜結團式 きのふ公會堂で擧行 |
12 | 基隆市議月例會 |
13 | 鄉軍後援會 新竹市分會 十一日に發會式 |
14 | 天體觀測同好會例會 |
15 | 防空壕築造講習會 臺中市で八日より開催 |
16 | 港都本島婦人の時局お勉強の會 有益なお話に一同感銘 |
17 | 稻作正條植講習會を視察 昨日鳥海市長が |
18 | 酒の新體制案 合理的新機構を確立 |
19 | 久武事務官 拓務省へ轉出 |
20 | お上りさんを喰ふ 惡德ブローカー 帝都で嚴重取締り |
21 | 防空壕のバンフレツト 宜蘭市で配布 |
22 | 馬公要港部で職工雇員募集 |
23 | 南友會春季懇親會 |
24 | 本社陳記者尊父報社消息 |
25 | 定期航空 |
26 | 船便り 高千穗丸無電 |
27 | 丹後丸無電 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 近く權威者を網羅 臺灣食糧研究會を設立 節米料理其他の對策を講究 |
02 | 全島官、公、民有耕地 八十五萬五千甲 |
03 | 米國援蔣借款の實相 抗戰重慶の據り所東亞を毒す弗攻勢 |
04 | 臺灣綿帆布配給組合總會 機構改革を決議 |
05 | 井上雅二氏來臺 |
06 | 砂糖出廻は 依然不順調 |
07 | 肥料用古麻袋 配給統制實施さる |
08 | 旗山商事會社 けふ創立さる |
09 | 五野日本米穀支店長退職 |
10 | 全國製糸業組聯 時局對策を協議 |
11 | 柑橘移出檢查數激減 累計四百五十萬顆 |
12 | 來年度の黃麻面積 二萬五千餘甲に擴大 |
13 | 臺灣農機具會社 創立準備進む |
14 | 古錻力空罐統制組合創立總會 |
15 | 鵬南茶葉公司 十日創立總會 |
16 | 高雄港の滯貨 近く一掃 |
17 | 照明燈 |
18 | 市價及商況 七日 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 苗木代半額補助で 麻豆文旦白柚獎勵 各地需用急增に鑑み |
02 | 能高郡下の人士 献金熱漸次高潮 |
03 | 圖像:海鷲大活躍 |
04 | 農村增產挺身隊(一) 前期班の實踐報告 |
05 | 岡山莊萬福氏 古莊と改姓 |
06 | 國講所講師募集 申込締切廿五日迄 |
07 | 斗六社會音樂會 けふ斗六公で開催 |
08 | 圖像:褚大始着任 |
09 | 愛國婆さんの真姿 寒氣衝いて献金勸募 |
10 | 理想鄉の建設に 海山郡產組乘出す |
11 | ローカルセクシヨン |
12 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
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01 | 經濟農場を五ケ所 臺南州農會で設置計畫 |
02 | 勳功永へに芳し(臺中) 二勇士の市葬を嚴修 |
03 | 鳥飼兵長の市葬 きのふ嘉義市公會堂で |
04 | 花蓮港市防衛團 第一回打合會開催 |
05 | 國防獻金や恤兵金(上) 一月中臺灣軍司令部扱 |
06 | 鄉軍彰化分會強行軍 |
07 | 彰化市の建國祭 |
08 | 花蓮港市の行事 |
09 | 奉公班每に防空壕 三月一杯迄に完成 |
10 | 特殊業者防諜組合 きのふ結成式を擧行 |
11 | 義教施行打合會 十日嘉義市會議室で |
12 | 大井彰化市長 六日午前着任 |
13 | サマラン丸寄港(高雄) 數數の話題を載せて |
14 | 常置委員會開催日割(花蓮港) |
15 | “丁半”がお好き パソ市の市會議員が |
16 | 文部省推薦映畫 範圍の擴大を要望 |
17 | 明朗部落建設を協議 將軍庄漚汪保甲會議で |
18 | 慰安演劇會開催 來る十日臺中座で |
19 | 阿里山の暴風被害復舊工事 愈よ著手 |
20 | ラヂオ |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 功果橋を更に爆擊 海鷲、滇緬公路攻擊を實施 |
02 | 翼贊會問題解決へ 政府の宥和工作奏効 |
03 | 近衛首相頗る慎重 參議等と意見交換 |
04 | 褚大使けふ參內 |
05 | 米の南支那海防衛(一) |
06 | 圖像:新黃河戰線 |
07 | 教員の待遇改善 國民教育振興議員聯盟が決議 |
08 | 首相の性格答辯 未だ片つかぬか |
09 | 陸相、力強い支持 |
10 | 議員任期延長案 委員會を通過 |
11 | 日發法改正案委員會 |
12 | 官民と久闊を交す 來臺の小隣前總督昨夜官邸で招宴 |
13 | 武器貸與案の表決 共和黨修正案否決さる |
14 | 米、濠、新西蘭 了解が成立か |
15 | 武人の誓固し 日羅新協會設立の蔭に バ少將を繞る秘話 |
16 | 部長級異動 |
17 | 明日の天氣 |
18 | 水滸傳(333)/黃得時;榎本真砂夫 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 大角大將の搭乘機 西江岸黃揚山で遭難 海軍省公表 |
02 | 遭難の軍屬四氏 |
03 | 全島產業部長會議 殖產關係事項を審議 |
04 | 南方進出と本島青年(五) 臺灣は帝國南進の足場/陳蕚芳報社消息 |
05 | 日獨の文化交流 名優が映畫に交驩出演 |
06 | 我等の海鷲慰問 人形、折鶴をドツサリ |
07 | 圖像:相撲鄉軍團宮城遙拜 |
08 | 州下で三白餘名 本年度認定の國語家庭 |
09 | エプロン部隊が猛活躍 けふ城北地區で防火訓練 |
10 | 上村參謀長 高千穗丸で歸臺 |
11 | 軍馬に人參と茶殼を献納 |
12 | 宅地建物等價格統制令打合會 けふ警察會館で |
13 | 防衛團の基礎的訓練 宜蘭市で建國祭當日に實施 |
14 | 臺北市の認定章傳達式 十二日に擧行 |
15 | 「大岳」か「箕山」に 許姓宗親會の申合せ |
16 | 豪華なプロゲラム決定 建國祭を壽ぐ演藝夕 |
17 | 太平第四區區會に 知事賞旗授與 |
18 | 魚類どしどし入荷 |
19 | 各競技に火花 散る熱戰展開 冬期大會第四日 |
20 | 優良店員を表彰 |
21 | 故塚本新竹篙女校長胸像の除幕式 |
22 | 人事消息報社消息 |
23 | 今夜の放送 |
24 | 商況 八日 前場 |
25 | 今晚の映畫 |
26 | 民報案內報社消息 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 亞細亞の旗(79)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭 冬の蒲團干し こんなに水分を含んでゐる |
03 | 紙上病院 |
04 | 硝子曇りは茶殼で |
05 | 寒い時の授乳 色色な注意 |
06 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 再びバイヤス灣に 曉の奇襲敵前上陸 海軍部隊も猛進擊 |
02 | 思ひ出の城壁に 再び高し日章旗 敵根據地淡水占領 |
03 | 海の荒鷲 合川爆擊 |
04 | 南太平洋の英領へ 續續米國の軍用機 共同して領土をまもる心算 |
05 | 南陽を猛攻擊占領 我軍は敗敵を追擊中 |
06 | この春學窓を巢立つ 皆さんにお仕事を 高雄市職業紹介所がお世話 |
07 | 國語力だめし(十) 二千語讀方 |
08 | ポルトガル領澳門にも 日本語の講習所 志願者が押寄せ 劉先生ビツクリ |
09 | 益益增加發展する 臺南の少年少女團 |
10 | 恰好が惡くととて強い 蒙古馬のお話 |
11 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 桐柏周邊の敵に鐵槌頭條新聞 【○○前線八日發同盟】桐柏周邊に蝟集し抵抗を續ける敵第二十九軍主力に徹底的鐵槌を下すべく七日夕刻西新隼西北方に進出した山口、土屋、木原、花谷、中川、河路等の諸部隊は八日早曉より更に戰果を擴大し敵前衞を突破、又南進中であつた的野、橫田、吉川、片村、加藤、熊川等の諸部隊も六日大別山系の堅壘に據る敵を三方より攻擊、刻刻と桐柏に肉迫、東方よりする木崎、野崎、岡部の各部隊も豫定の進擊を續け今や桐柏周邊の敵大部隊は潰亂の一步前にある |
02 | 敵廿九軍殲滅迫る |
03 | 二大法案總動員法改正國防保安法案通過 眾院本會議で一致可決 |
04 | 片村部隊に感狀 畏くも上聞に達せらる |
05 | 圖像:泰佛印媾和會議 |
06 | 國防と國土計畫の 早急の實現を期す 貴院豫算總會 星野總裁答辯 |
07 | 豫算の承認確實化 性格問題再追究せぬ |
08 | きのふ非公式會談 タイ佛印平和會議 |
09 | 翼贊會の機能、目標 精動‧政黨と趣きを異にす 首相が闡明 |
10 | 翼贊會の豫算八百萬圓 十日の閣議で決定 |
11 | 改組の方向を確む 島田氏再質問か |
12 | 十五年度追加豫算 眾院豫算總會に上程 |
13 | 炭坑買收を繞る風說の真相 田中委員會長報告 |
14 | 今日の天氣 |
15 | 大阪商船基隆出帆 |
16 | 辰馬汽船 |
17 | 日本郵船基隆出帆 |
18 | 大連汽船 |
19 | 東亞海運 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 社說 本島婦人の皇民鍊成社說 一 新體制は先づ家庭から實踐せねば結局は口頭禪に終るであらうと云はれてゐる。それは從來の個人主義から公益優先の國家全體主義に轉換し、以つて高度國防國家を建設するのが刻下の急務であると同樣に、家庭生活に於ても然りである。卽ち從來の一家幸福中心主義的な個人主義的な生活を一擲して、新體制の基本理念に基づく新時代に卽した生活樣式に改めねばならぬ。從來の政治、經濟、社會各般の組織機構制度樣式を變革すると同樣に、從來の家庭生活も又大變革せねばならぬのだ。しかも家庭生活を改革し、日常に於ける手近な事から實踐して行くのが、全體の目的に到達する最も效果的な手段なのである。更に現下の國際情勢を洞察し、我國企圖の東亞共榮圈建設が如何に難業であり、それを確立するには國民は凡ゆる困苦缺乏に堪へる固き決意を要するのである。それ故に家庭に於ては國策に順應して凡ゆる物資節約、愛護等に留意するのみならず、進んで實踐するのが最も必要である。要するに、國を擧げて時艱突破に邁進してゐる際、家庭も擧げて國策に協力せねばならぬといふことを深く自覺して、從來の家庭生活を再建すべきである。 二 家庭生活再建の中心は婦女子殊に主婦にあることは云ふまでもなく、從つてその成否は一にかかつて婦人の認識自覺如何にあるとも云ひ得べく、戰時下に於ける婦人の職責は實に重且つ大であると云はねばならぬ。然るに、本島婦人の現狀をみるに、今尚時局に對する認識淺く、舊來の因襲弊風より脫殼する能はず、舊態依然たるものがあるのは遺憾である。それ故に、本島婦人に時局認識を注入し、その覺醒を促すことが刻下の急務ではあるまいかと痛感するものである。從來本島に於ける皇民化、教化等の各種運動はややもすれば男子偏重、男子中心の嫌ひがないでもなかつた。併しながら戰時下に於ける婦人の任務の重大を思ふとき、深窓にある婦人に對しても手を延ばさねばならぬのである。時局はかく重大であり、かく要求してゐるのである。本島婦人も、又指導者も共にこれを認識し、相協力して本島婦人の皇民鍊成に努力せねばならぬのである。 三 過般本間軍司令官が國婦役員幹部を招待してお茶の會を催した席上に於て、同司令官は本島婦人の皇民鍊成に言及し、國婦今後の活躍方向とその使命を强調するところがあつたのは我意を得たものである。大眾的色彩の濃い國婦が本島婦人に手を差し延べで、國婦を通じて國家觀念を植えつけ、又有史以來の大事業をなしつつある皇國の地位を認識させることに依つて、家庭內部から真の皇民鍊成に致す力は實に偉大なるものがあると云はれたが、事實その通りである。しかしながらこれは獨り國婦に限らず、愛婦に對しても、又その他の各種指導機關に對しても同樣、今後は專ら本島婦人方面の開拓に努力して貰ひたいのである。各地に於ても旣にその企てがあるようであるが、しかしもつと積極的に、もつと全島的に步調を合せて本島婦人の皇民鍊成に邁進されんことを切望するものである。 |
02 | 銃後の熱誠愈強化 主なる援護事業計畫 |
03 | 實施內容決る 學徒部隊の食糧增產 |
04 | 嶋田軍曹無言の凱旋 十二日に法華寺で告別式 |
05 | 米の南支那海防衛(二) |
06 | 軍事援護相談所を開設 宜蘭市教育課內に |
07 | 長谷川總督 東部及其他の巡視日程 |
08 | 模範防空壕完成 宜蘭市職員汗の奉仕 |
09 | 圖像:小林前總督の歡迎茶話會 |
10 | 教育會館で美術展開催 ムーヴ美術集團 |
11 | 大工、左官の學校 全國五ケ所に設置 |
12 | 絕好の飛躍日和 神宮冬期大會第五日 |
13 | 建國祭式典 基隆市で盛大に擧行 |
14 | 新竹市建國祭行事 |
15 | 新竹州議員辯護士福田直廉氏 |
16 | 圖像:若草愛國子女團の慰問演藝 |
17 | 各競技の成績 |
18 | けふ最終日 |
19 | 童心の赤誠 溜めた小遣錢を献金 |
20 | 不時着した 漣號の乘客 昨日橫濱に入港 |
21 | 葬儀費を節約して献金 |
22 | 工業校の競步大會 |
23 | 蘭陽金融座談會 |
24 | 高千穗丸入港 |
25 | 管理米運輸並に組合懇談會 |
26 | 窃盜犯を檢擧 新竹署で取調中 |
27 | 常習賭博犯を檢擧 |
28 | 定期航空 |
29 | 人事消息 |
30 | 今日の映畫 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 米榖局及各州廳 提出諸問題を審議 全島產業部長會議 |
02 | 中小商工業指導に 州當局乘り出す |
03 | 米榖增產へ驀進 臺北州諸費を計上 |
04 | 大成火災契約激增 總會は廿八日、無配に決定 |
05 | 「法幣の危機」(上)/馬寅初 |
06 | 蕃地必需品 配給組合成立 |
07 | 貯蓄、報國債券 島內割當額百十萬圓 |
08 | 產業部長打合會席上 殖產局長の訓示 |
09 | 新龜山發電所竣工 十三、四日より運轉開始 |
10 | 臺北州澱粉工業組合 近く創立せん |
11 | 新竹州牛馬荷車 組合設立進捗 |
12 | 內湖庄管內の資源調查實施 |
13 | 諸競作會授賞式 十一日北斗公會堂で |
14 | 照明燈 |
15 | 株式 |
16 | バナナ相場 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 旗山郡下小公學 十六學級增加內定 義務教育則應の態勢を整ふ |
02 | 農業報國組織 內湖庄で結成式 |
03 | 臺中州知事豐原郡を巡視 |
04 | 馬事思想の鼓吹に 馬匹大行進會 |
05 | 農村增產挺身隊(二) 前期班の實驗報告 |
06 | 大甲各街庄 協議會日程 |
07 | 潭子庄大埔厝を 橫範區として建設 |
08 | 內湖庄防衛團 十一日初出仕式 |
09 | 斗六陳德勝氏 西村建一郎と改む |
10 | 溪湖の改姓名 四日間で百廿名 |
11 | 大井彰化市長 家族同伴赴任 |
12 | 舊耕作者六十名に對し 七十甲の土地を引上ぐ |
13 | 潭子の兩林 公共事業に精勵 |
14 | 東潮州郡守着任 |
15 | 國語常用聯盟 來る十一日潭子で結成 |
16 | 佳里の大山氏 醫院を開業 |
17 | 能高郡警官異動 |
18 | 無料診療實施 けふより內湖庄內で |
19 | “春は馬車に乘つて” 佳里バスのガソリン節約對策 |
20 | 豐原の女給酌婦 漏□く檢診を受く |
21 | 畠中大甲郡守、潮州各團體へ金一封 |
22 | 忌明に献金 又は寄附 |
23 | 中路竹瀘間バス 新路線許可 |
24 | ローカルセクシヨン報社消息 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 紀元節愈よ近つて 臺中市の行事きまる |
02 | 輝く街庄長吏員(高雄) 紀元の佳節に表彰 |
03 | “空への備へ”に萬全 高雄市で區別防空研究會 |
04 | 早くも二千圓突破 高雄愛婦軍用機献納金 |
05 | 圖像:岡、小野兩上等兵の市葬 |
06 | 臺北憲兵隊本部附石垣氏 七日陸路離花 |
07 | 兒童保護に萬全 高雄に保育園と相談所 |
08 | 國防獻金や恤兵金(中) 一月中臺灣軍司令部扱 |
09 | 產業報國青年練成所修了式 |
10 | 新生廈門だより/一記者海外遊記 ◇......當廈門は舊正月を迎へてより寒風颯々として例年になき寒氣の去る一月三十日夜の如きは珍らしくも降雪した程です廈門に於ける降雪は五十年振りだと故老が申して居るそれで今年の寒さが格別であったことが想像されるであらう ◇......興亞奉公日の二月一日早朝その寒さはまた格別であったにも拘らず在廈門居留民の早起會は約一千名近く廈門神社の境內に參集した全居留民の一割に達する位で如何に居留民が緊張してゐるかが同はれる喜ばしい現象ではある ◇......定刻の午前六時半一同君が代合唱の裡に國旗揭揚、皇居遙拜、戰歿將士の英靈並に出征將兵武運長久祈願の默禱を捧げ次いて石川總領事の興亞奉公日に關する講演ありそれよりラヂオ體操をなして國旗降納、終りに石川總領事の音頭取りにて大日本帝國萬歲を三唱して散會した ◇......在廈門居留民が每月の興亞奉公日にこの行事を實施してゐる他禁酒節煙を實行して自肅自戒してゐる尚時には婦人會の皇軍慰問の一般の徒歩實行、勞働奉仕などをやって新體制下に於ける皇國民として恥かしくない樣に努めてゐる ◇......廈門日本居留民會は五日正午第二部會議室に於いて第一、二兩部の議員聯絡の為め顏合せの合を催したこれは最初の試みであるが大いに意義ありその結果が期待され得る從來の日本民會と臺灣民會の對立時代よりも一歩前進の新體制と云へるであらう ◇......この會合に石川總領事も特に臨席、兩部議員も張り切って出席し互に意見の交換をなし今後對內外問題に關し歩調を整へ一層親密を圖り會の發展の為めに協力することを申合せたまた時局に對しても各々談論風發和氣靄々であった ◇......石川總領事は三日午後四時より鼓浪嶼官邸に於いて着任披露のためティパーティを催した日本側より興亞院廈門連絡部太田長官、大野根據地隊司令官中國側より李思賢市長並に各局長、外人側より英、米、佛各國領事及び工部局長その他主なる軍官民約二百五十名參會、極めて盛會であった ◇......廈門居留民中には在鄉軍人も相當の數に達するのでいよいよ廈門在鄉軍人會を結成することとなり現在準備委員の手に於いて着々進めて居るが近く在廈在鄉軍人の入會申込みを受付する入會申込が一段告げれば盛大な結成式を擧行することになってゐると |
11 | 南方事情一堂に 高雄東園公で展覽會 |
12 | “警民一體”へ警援彰化支部 七日に發會式 |
13 | 嬉しい悲鳴 求人殺到の嘉義農林 |
14 | 高雄の花嫁學校修了式 |
15 | 圖像:彰化市茄苳脚模範部落 |
16 | 流腦患者發生 花蓮港廳下に |
17 | 吸血鬼の保險外交員 惡埒手段で詐欺 |
18 | 濤交會油繪展 九日より員林で |
19 | 危い、頭から岩石 苦力三名壓死さる |
20 | 臺中師範一萬米競走 |
21 | 簡易起重機を設置(高雄) |
22 | 馬耕實演會 十一日潮州で |
23 | 花蓮港高女音樂會 |
24 | 軍用機資金寄附 |
25 | 彰化郡商工組合通常總代會 |
26 | 特定郵便局長異動 |
27 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 約十七萬の敵を粉碎 第五戰區殲滅戰目的を達成頭條新聞 【○○前線九日發同盟】河南省南部地區敵第五戰區殲滅戰に絕大なる戰果を收めた中支軍當局は二月九日午後一時左の如き當局談を發表した。軍は唐河、白河上流地區に蝟集し來りし敵第五十九、五十五、六十八の三個軍を擊破し二月四日豫南方面における將軍の牙城南陽を陷れわが包圍圈內を徬徨する敵を各所に蹂躪潰走せしめたり軍は一月二十四日夜行動を開始以來進擊に次ぐに進擊を以てし河南の山野を縱橫に馳驅すること十數日陸軍航空隊の緊密果敢なる協力と相俟ち五個軍約十七萬の眾敵を粉碎潰亂せしめ特に將軍の中堅部隊に徹底的打擊を與へ本作戰の目的を完全に達成せり現在までに判明せる今次作戰の戰果槪要左の如し 目擊せる敵遺棄死體一六三○○捕虜三一一五○、鹵獲品砲四二、同彈藥七五○○重輕機關銃一○二○、小銃三七九一、その他多數 |
02 | 腹藏なき意見交換 第二回非公式會談 東京調停會議 |
03 | 大政翼贊會の豫算 無修正通過は決定的 |
04 | 榮えある記念章下賜 範圍を廣めさせらる |
05 | 週間評論 東亞共榮圈の新課題/尾崎秀實 |
06 | 圖像:惠州東南方の奇襲上陸作戰 |
07 | 翼贊會問題一段落 議會、明朗翼贊の面目を一新 |
08 | けふの兩院 |
09 | 總動員法と國防保安法 貴院に送附、廿日前に成立か |
10 | 商工、農林所管の追加豫算 |
11 | 本紙題名を變更 紀元節の佳辰を卜して/臺灣新民報社報社消息 |
12 | 英米の策動熾烈 佛印で經濟指導權確保に努力 |
13 | 佛主席逃亡の說 APヴイシー電は否定 |
14 | 武器貸與法案 米下院を通過 |
15 | カ米大統領特使、蔣を訪問 書翰を手交 |
16 | ダルラン海相 佛首相たらん |
17 | ベンガジ 英軍に占領さる |
18 | 今日の天氣 |
19 | 大阪商船基隆出帆 |
20 | 辰馬汽船 |
21 | 日本郵船基隆出帆 |
22 | 大連汽船 |
23 | 東亞海運 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 建國の鴻業を欣幸 あすは紀元の佳節 |
02 | 總裁宮殿下より 有難き御言葉 愛婦の軍用機献納運動 |
03 | 海軍の最長老 殉職の大角海軍大將 |
04 | 臺北州消防會議 昨日基隆市會議室で |
05 | 城東地區の防空壕 區員の汗の奉仕で見事に完成 |
06 | 川上伍長の市葬 昨日新竹公園齋場で執行 |
07 | 廈門は愈明朗へ 太田長官きのふ寄臺 |
08 | 紀元節祭執行 十一日基隆神社で |
09 | 羅東郡聯合青年團の查閱 |
10 | 汪精衛氏が哀悼の辭を述ぶ 須賀中將の殉職 |
11 | 桃園郡道路補修褒賞授與式 昨日盛大に擧行 |
12 | 海上警報 |
13 | 人事消息 |
14 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 總額百萬圓に上る 花蓮港市の新年度豫算 |
02 | 總計三萬九百圓 昨年の高雄州下の國防献金 |
03 | 田中街事業計畫懇談會 |
04 | 彰化郡勞務奉公隊 けふ盛大に結成式 |
05 | 花蓮港高女音樂會盛況 |
06 | 國防獻金や恤兵金(下) 一月中臺灣軍司令官部扱 |
07 | 防衛團員の點檢 十一日彰化市役所裏で |
08 | 彰化工科學校 校舍地鎮祭 |
09 | 臺南倉庫信組總會 |
10 | 軍援に寄附 |
11 | 指定青年團研究會 十六日花壇公にて |
12 | 教授研究發表會 |
13 | 彰化市食料品雜貨商組合の總會 |
14 | 臺南州壯丁團檢閱 十八日に變更 |
15 | 警察職員療養所 八日大湖で竣工式 |
16 | 貯蓄映畫巡廻日程 |
17 | 屏東華僑新民公會總會 |
18 | 昭和劇場地鎮祭 |
19 | 見本市を開催 |
20 | 竹山郡教化大會開催 |
21 | 彰化署奉祝行事 |
22 | 食料品須給調整研究會創立 |
23 | 厭世縊死 |
24 | 改姓名二則 |
25 | 改姓名座談會 |
26 | 旗山商事創立 |
27 | 自轉車用サドルカバーを考案 |
28 | 人事往來 |
29 | 消息 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 滇緬公路を猛爆擊 昆明を空襲大火災起さしむ |
02 | 貴族院本會議 |
03 | 議會は極めて閑散 |
04 | 二法案を可決 |
05 | 翼贊會問題の取扱ひを協議 議員俱樂部役員會 |
06 | 須賀中將以下に 敘位の御沙汰 |
07 | 小谷領事蘭印の說明を求む 輸出許可制に關し |
08 | 政治措置でない 紐育邦人婦女子の引揚 |
09 | 圖像:その名も空し姿を消した功果橋 |
10 | ラ氏のヴ政府復歸 可能性著しく增大 |
11 | 佛情報局長も辭表を提出 |
12 | 佛新內閣の發表 九日迄行はぬ |
13 | ダ、ラ交涉は決裂 |
14 | ウイルキー特使 ニユーヨーク着 |
15 | 伯國生產物の輸出許可制 |
16 | 圖像:媾和會議の事務進行打合せ |
17 | 日鐵、三億圓增資に決定 |
18 | 海南島敵前上陸 早くも二年 けふ記念式典擧行 |
19 | 「重要物資現在高調查規則」を公布 |
20 | 獨紙、米外交を難詰 極東問題にも言及 |
21 | 日本、海王兩練習船 遠洋航海へ |
22 | ソ聯軍事顧問(二十五名) 突如重慶を引揚ぐ |
23 | 電力の制限 一部を緩和 |
24 | ラ氏、十億弗の對英貸與を提唱 |
25 | 英地中海艦隊 ゼノアを攻擊 |
26 | 生糸一割五分制限を實 |
27 | 貴院豫算總會の質問 八日一杯で終る |
28 | 明日の天氣 |
29 | 水滸傳(334)/黃得時;榎本真砂夫 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 埋れた發明を工業化 「生產工學研究所」誕生 |
02 | 豪華な“建國の夕” 今夜公會堂で開催 |
03 | 時局對應策を協議 全島警察部長打合會 |
04 | 基隆市の國語家庭認定者 |
05 | 圖像:訪日ヒツトラー・ユーゲント代表歸る |
06 | 模型爆彈塔の礎石竣工 あす奉納奉告祭 |
07 | 健全な娛樂提供 大和一家農山漁村を訪問 |
08 | 冬期大會閉幕 |
09 | 元朝密使現代蒙古語譯 近く蒙民更生會で出版 |
10 | 結婚資金の貸付け 四月先づ新婚百組に |
11 | 簡易防空壕出來上る 早速州民に自由供覽 |
12 | 國婦新竹州支部總會 |
13 | 第六回全島籠球大會成績 |
14 | 加藤警務課長、基隆兩署を初巡視 |
15 | 全島青年團團體強步大會 來る三月一日に實施 |
16 | 廣瀨氏が特別放送 |
17 | 閉會式を擧行 |
18 | 結婚式場に時 ならぬ騷ぎ |
19 | 殉職軍夫小林清吉氏の祠 昨日落成式擧行 |
20 | 羅東會館株主總會 |
21 | 海上警報 |
22 | 定期航空 |
23 | 人事消息 |
24 | 今夜の放送 |
25 | 商況 十日 前場 |
26 | 今日の映畫 |
27 | 民報案內報社消息 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(80)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 子寶を儲けるには 二十歲の花嫁を 二十四歲以後は出產も重い |
03 | 絕對必要か 幼兒の聞食 |
04 | 圖像:優良代用品調べ(二) |
05 | 納豆の榮養價 |
06 | 廣告 |
序號 | 標題 |
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01 | 國語學習 春淺い南支那に 猛進する日の御旗 |
02 | 靖國の遺兒達に ほまれの徽章を 忠靈顯彰會から 贈られます |
03 | 赤い夕陽の滿洲へ 進む興亞の少年軍 內原の猛訓練始る |
04 | どちらが優勝するか 珍しい學校園競べ 臺北市內の小公學校農園を 視學さん達が審查 |
05 | 明日から改題報社消息 |
06 | 大龍峒公の同窓會 |
07 | 變てこな鬼の骸骨 桃太郎神社に祀る |
08 | 國語力だめし(十一) 二千話讀方 |
09 | 廣告 |