興南新聞1941年11月
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 平田海軍中將參內 具さに軍狀を奏上 |
02 | 南方の據點として 國防力完璧を期す 經濟審議會の成果 |
03 | 工業振興方策要綱 第一特別委員會の答申案 |
04 | 日米關係浮動狀態に 放任すること許さぬ 在華盛頓の我代辯者談 |
05 | 圖像:清河軍官學校卒業式 |
06 | 交通整備擴充方策 第二特別委員會の答申案 |
07 | 佛印泰間陸上貿易再開 |
08 | けふ閣議に增稅案 官業收入增加案をも附議 |
09 | 鐵道運賃值上審議の 物價對策審議會總會 |
10 | 赤軍の打擊甚大 オリヨール、ツーラ間新作戰 |
11 | 獨軍司令部の戰況發表 |
12 | 大使府西貢支部 近く開設せん 佛印側も連絡機關設置 |
13 | ド佛印總督 內山公使と會見 |
14 | 芬軍パテネを挾擊占領 |
15 | 明日の天氣 |
16 | 水滸傳(536)/黃得時;榎本真砂夫 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 軍援の完璧を期し 誓つて聖業完遂 厚生事業大會開く |
02 | 午後から總會 |
03 | 御真影奉拜式 三日府正廳で擧行 |
04 | 三笠宮同妃兩殿下 京都驛御發御歸京 |
05 | 遵法精神徹底へ 十一月一日は司法記念日 |
06 | 日清從軍會 三日の明治節に總會を開く |
07 | 五十年前に喝破(二) 惜しくも雄圖を抱いて長逝 興亞の先驅故荒尾氏の達見 東亞經營の道 |
08 | 圖像:支那事變軍馬祭 |
09 | 芳澤全權大使一行 佛印赴任途次三日寄臺 |
10 | 壯丁報國團 大隊結成日割 |
11 | 白衣の勇士內地へ轉療 |
12 | 宜蘭市國演會 見事な出來榮 |
13 | 田中部隊長あす出發 晴れの赴任の途へ |
14 | 人命救助の消防組員表彰 |
15 | 府人事異動 けふ發令さる |
16 | 市民體育大會 日割と場所決定 |
17 | 宜蘭郡國演會 上乘の成績 |
18 | 名刑事の手柄話 苦心の跡が偲ばれる 刑事鑑識研究發表會 |
19 | 基隆門司間に臨時配船運航 |
20 | 河野恒雄氏略歷 |
21 | 軍援臺北市分會へ寄附 |
22 | 花蓮港港國民學校落成式 |
23 | 國策標語中の標語 四千句選んで標語年鑑編纂 |
24 | 基隆國演會 |
25 | 庄協模擬選擧 花蓮郡で近く實施 |
26 | 献金一つ |
27 | 今夜の放送 |
28 | 商況 卅一日前場 |
29 | 興南案內報社消息 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 寒さを凌ぐには 浴劑の効果を 芥子や蜜柑を使ふ |
02 | 烏賊の見分け方 |
03 | 純毛のシヤツの繰廻し方 縮んだものも足し布で更生 |
04 | バケツの修繕 |
05 | 牛肝臟の酢煮 |
06 | スキ燒の美味しい季節 牛肉が買ひ易くなります |
07 | 圖像:秋□ |
08 | 矯正の難しい大人の偏食 激しい時は精神療法を |
09 | 目ぼしに惱まされるのは 腺病質の子供に多い 放置すれば視力□衰へる |
10 | 人生と溫度 |
11 | 寒い冬を溫かく 切りぬける工夫? 燃料節約の「處方箋」 |
12 | 煉炭使用注意 |
13 | 高血壓豫防は長壽のもと |
14 | 赤ちやんに大切な初乳 |
15 | 鰯と松茸の串燒 |
16 | 國語學習 お祭り日和でにぎはつた 臺灣神社例大祭 |
17 | 日本と支那にだけ ある“菊”の花 |
18 | 十二月に卒業する 大學や專門學校 |
19 | 童話 月夜のラジオ(上)/久保喬 |
20 | 軍艦を三隻 日本から支那に |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 現在からの出發 文藝時評(上)/杉捷夫 |
02 | 政談演說に就て (中)/新田潤 |
03 | 御成婚を奉祝して/海老原耕水 |
04 | 周公と桃花女(十二) 日食四方山話し/王碧蕉 |
05 | 珊瑚樹 體內のホルモン 何時間で出來るか |
06 | 圖像:裸婦立像(文展)/陳夏雨 |
07 | 映畫の臨戰體制 十指に餘る未決問題 |
08 | 戰爭と惡疫(上) 細菌戰果して恐るべきか |
09 | 心聲漢詩 偕青沼橋口兩記者視察大甲溪上流水電工事路經東勢晚抵明治温泉/南都、自明治溫泉過烏來歷登仙峽直抵達見途中風景奇絕/南都、日食即事/靖海、秋夜/顏補莊、中秋觀月感詠/顏補莊 |
10 | 新刊紹介 |
11 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 間接稅中心に課稅 外地も同時に行ふ 閣議決定の臨時增稅案要綱頭條新聞 【東京發同盟】三十一日の閣議に於いて決定した臨時增稅案の要綱左の如し 大藏省並に情報局發表 臨時增稅案要綱 第一、方針 一、購買力の吸收、消費の抑制を圖ると共にこの際增加せんとする歲出の財源の一部に充つるため差當り間接稅を中心とする臨時增稅を行ふこと 二、國民精神の緊張、生活態樣の刷新を圖る必要及び負擔力の關係等を考慮し奢侈的消費に對して可及的高率の課稅をなすと共に國民生活上比較的不急と認めらるる消費の方面に對する課稅につき稅率の引上げ又は課稅範圍の擴張を行ふこと 三、今次增稅の對象となる間接稅の課稅物件については增徵稅額に相當する價格の引上げを認むること 四、今次增稅は議會通過後なるべく速かに實施すること 五、外地においても右に準じ內地と同時に臨時增稅を行ふこと 第二、要領 一、酒稅 酒稅に就ては總稅額において大體五割程度の增徵を行ふこととし清酒にありては倉出稅の稅率を一石につき三十圓に引上げその他の酒類にありてもこれと權衡を保持しつつ主として倉出稅の稅率を引上げること 二、清凉飮料稅 清凉飮料稅に就ては總稅額において大體五割程度の增徵を行ふこと 三、砂糖消費稅 砂糖消費稅率については總稅額に於て大體二割程度の增徵を行ふこととし白砂糖(第二種乙)の稅率を百斤につき十二圓(現行十圓)に引上げその他の砂糖の稅率もこれと權衡を保持しつつ引上ぐること 四、物品稅 (一)第一種及第二種の物品稅については課稅物品の擴張及課稅最低限の引下げを行ふと共に奢侈的性質特に濃厚なる物品については稅率を百分の五十(現行百分の二十)其他の物品については百分の二十(現行百分の十)に引上げ新たに課稅する物品の大部分については百分の十の稅率を以て課稅すること (二)第三種の物品中飴等の稅率を二割程度增徵すると共に新たにサツカリンに對し課稅すること 五、遊興飮食稅 (一)花代以外の料金に對する課稅最低限度の撤廢又は引下げを行ふと共に遊興飮食稅の稅率を百分の二十乃至百分の百(現行の百分の十五又は百分の三十)に引上ぐること (二)新たに食事代を除き五圓以上の宿泊料に對し百分の二十又は百分の三十の稅率を以て課稅すること 六、入場稅 入場稅については稅率を百分の二十乃至百分の八十(現行百分の十乃至百分の三十)に引上ぐること 七、通行稅 通行稅については他の消費稅との權衡を考慮して相當程度の增徵を行ふこととし一等及び二等の稅率を特に引上ぐること 八、建築稅 建築稅については課稅範圍の擴張を行ふと共に稅率を百分の二十(現行百分の十)に引上ぐること 九、骨牌稅 骨牌稅については大體十割程度の增徵を行ふこと 十、印紙稅 印紙稅については物品切手に對する稅率を大體十割程度增徵すること ◇情報局發表 臨時增稅案について現下內外の情勢に鑑み政府は財政の需要國民經濟及び國民生活に及ぼすべき影響等につき充分の攻究を遂げ稅制の全般に亘る增稅計畫を樹立し實行すべく銳意調查を進めつつあるのであるがこの際早急に實行を要すと認めらる、購買力の吸收、消費の抑制を圖ると共に差當り增加すべき歲出の財源の一部に充つる為め茲に間接稅を中心とする增稅案を切離し臨時議會に提案することと致した次第である直接稅の增徵等については次の通常議會に提案する考へである今次增稅案の作製に當つては國民精神の緊張生活態樣の刷新を圖るの必要性に顧みると同時に負擔力の關係を考慮して奢侈的消費に對しては可及的高率の課稅を為すと共に國民生活上この際としては比較的不急と認めらるる方面の消費に對する課稅につき或程度稅率を引上げ又は課稅範圍を擴張すると云ふ方針を採ることと致したのである尚間接稅の課稅の對象となる課稅物件については間接稅の性質增徵の目的等に照し今次の增徵稅額に相當する價格の引上げを認むる方針である今次增稅は國民生活にも若干の影響を齎すべきも決してこれを脅威するが如きことはなきものと信ずるのである尚政府としては國民生活上の必需物資につき供給の確保配給の適正等に關し各般の措置を講じ以て國民生活の最低限度の確保を期する方針である尚今次增稅案に依る增收額(內地)は平年度約六億三千萬圓昭和十六年度約一億七千萬圓の見込みである |
02 | 情報局發表 |
03 | 東條首相參內 |
04 | 皇軍鄭州撤退を開始 作戰目的を達成して |
05 | 聲明 |
06 | 蔣系軍を全く一掃 明朗山西建設に一大飛躍 |
07 | 殲滅戰果 |
08 | 第二豫備金支出 |
09 | 定例閣議 |
10 | 食糧對策順調 定例閣議に於て 井野農相說明 |
11 | 購買力吸收の增稅 增收、平年度六億三千萬圓 最高稅率は遊興飲食稅百分の百 |
12 | 圖像:本多大使招宴 |
13 | 米首腦間に二潮流 對日問題に關して |
14 | 南方協會改組案成る 從來の無軌道振り一掃 |
15 | 低物價方針を堅持 物審總會東條首相の挨拶 |
16 | 在學年限臨時短縮 けふ文部省令を公布 |
17 | 日米間の折衝 局面轉換せん 重慶紙憂色を示す |
18 | 遠藤中將□□ 總力戰研究所二代目の所長 |
19 | 使命無事完了を願ふ 芳澤特派大使一行神戶出帆 |
20 | 佛印特派大使 隨員追加發令 |
21 | 本日の天氣 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 內臺一體の工業高度化 直ちに實行に移せ社說 一 本島に於ける產業經濟に一大新紀元を劃すべく之に關する具體的諸方策を議する臨時臺灣經濟審議會は、去る二十七日開會以來僅僅四日間ではあつたが總會並各特別委員會に於る委員諸氏の真摯熱烈なる討論の結果、時局下本島として工業振興上必要なる諸對策、振興すべき工業、交通施設の整備擴充に關する方策等尨大なる答申案が決議され極めて多大なる成果を收めて、昨三十一日終幕を吿げたのであるが、爰に委員諸氏の連日に亘る火を吐くが如く熱烈なる議論並に本島工業高度化のために惜まざる協力態度に對し深く感謝と敬意を表せんとするものである惟ふに時局の進展に伴ひ、帝國南進の經濟的兵站的基地として本島に負荷された重大使命を果すべき時期は、旣に到來したのである、殊に大東亞共榮圈の一環として、南方共榮圈を含む自給自足經濟を確立するには、總ゆる角度から見てどうしても本島の地理的優位を利用すべきであることは、旣に島內外の齊しく認めるところである。 二 而して之が前提として速に本島工業の飛躍的振興と交通施設の整備擴充を圖り以て國防體制の整備强化に資すると共に南方經濟圈に對する指導的地步の確立を期するの緊急切要なることは今更論を俟たざるところである、この見地より總督府當局が本島工業の高度化に關し內地に於ける一流の企業家有力なる實業家有識者多數の協力を求めるため、此度經濟審議會を開催したことは最も時宜を得たものとして大に期待するところである、第二日の第一特別委員會席上に於て齋藤總務長官が述べた如く誠に「本島の產業憲法」を制定する秋に逢着したのである、斯る激勵に答へてか各委員の言論も實に真摯熱烈なるものがあつた、就中各種重化學工業の振興擴充の前提をなす電源及石炭資源の開發、工業地帶の造成、試驗硏究機關の整備確立並に資材資金の供給確保及勞務の需給調整に就ては夫夫根本問題に觸れる點が多く、殊に振興すべき各種工業については夫夫微に入り、細に亘る專門的討論が行はれ總督府當局を激勵鞭撻するところ少くなかつたことは曾て見ざる多くの收獲であつたと謂つても過言ではないと思ふ。 三 併乍ら議論は旣に大體盡きてゐるので、ムシロ之等の早急具現が今後に殘された問題である、長谷川會長の挨拶の一節に「臺灣の軍事上の使命は一層大となり之がためには臺灣の全土を擧げて要塞化し、或程度の自給力を備ふる動かざる航空母艦とすることが絕對必要である云云」と南方據點としての本島の國防の完璧を期し、その前提として工業高度化の緊要なる所以を强調されてゐる、從つて假令本島は立地條件に缺くるところがあつても、又工業振興に關し、經濟的に多少不利な點があつても大東亞共榮圈を確立するとの國策的見地から此際是非共之が早急實現に邁進すべきであつて、之がため總督府としても相當の努力を要すると共に或程度の犧牲を覺悟すべきである故に今後之等の具體策を實行する上に於て、其の間或は資金、資材技術勞務の諸問題に多少の難關に逢着することがあらうとも、必ず之を克服さすべく、且つ中央政府の協力を求めて、所謂內臺一體化の下に重點主義に依り、着着本島の工業振興並に交通施說の整備擴充を圖ることが、最大急務であると信ずる。 |
02 | 若人真摯敢鬪の姿 燦たり・體育奉公會繪卷展開 |
03 | 總裁宮同妃兩殿下 御熱心に各種競技台覽 |
04 | 小泉厚相式辭 |
05 | 選手宣誓 |
06 | 臺灣關係成績 |
07 | 令旨を賜ふ |
08 | 三笠宮同妃兩殿下 昨日御機嫌麗しく御歸京 |
09 | 盛り上る奉公熱 現地報告(四) 高度國防國家建設へ 臺南州の三大州是 臺南州の卷 |
10 | 戰歿軍馬に感謝 嚴肅島都の軍馬祭 |
11 | 新竹州軍馬祭 |
12 | 慰問隊殺到 |
13 | 厚生事業大會出席者 昨日長谷川總督を訪問 |
14 | 總督の訓示 |
15 | 昨日の志願者 |
16 | 煙草の一齊值上 一日を期し公布實施 |
17 | 煙草新定價表 |
18 | 木原專賣局長談 |
19 | けふ興亞奉公日 |
20 | ときのこゑ |
21 | 基隆孔子祭典 昨日神式に依り嚴肅に執行 |
22 | 祝局營バス南廻り開通 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臺中軍馬慰靈祭 秋日和の公園招魂碑前で |
02 | 高雄軍馬祭 市役所前廣場で |
03 | 花蓮港軍馬祭 |
04 | 遵法精神の昂揚 臺南市で座談會開催 |
05 | 勅語奉讀式を擧行 |
06 | 海山神社例祭 三日に執行 |
07 | 旗山神社例祭嚴修さる |
08 | 新生廈門だより/一記者海外遊記 ◆……最近廈門に達した消息に依れば在比律賓マニラ中山街六◯八號の華僑劉為廉が原籍地福建省南安二區に於ける亂脈振りの實例――徵兵忌避と汙吏の出國證明書濫發につき中華民國三十年九月二十三日の日附にて福建省主席劉建緒に密報したそうである ◆……曩に華僑陳嘉庚が抗戰以來の福建省を視察して遂ひに省主席陳儀に對し非難攻擊の矢を向けた重慶政府をして主席の入替を餘儀なくさせられたとはその間の亂脈振りを物語る他何ものでもない推して知るであらう ◆……劉為廉の擧げた實例として南安二區の如きは壯丁を見ること囚徒の如くを鐵線を以て束縛を加へ家長をして見るに忍びさらしむるものがあり壯丁は全く鬪志を失ふに至るのである政令に弧丁(獨り者の壯丁)獨子(一人息子)或ひは適當の年齡に達しないものは皆免役となるが我が南安二區のみはさうではないこれらの壯丁をも皆捕へられて兵役に應せしめられてゐる ◆……南安二區の合格壯丁は有り餘る程あるのに何故に不法にも不合格の壯丁を捕へる必要があるだらうか?其の中に種種な不在が伏在してゐる斯くて各壯丁は抗戰意識を失ひつつあるが皆當地の政府と不良分子とか弊害を釀して居ることは言ふまでもない ◆……一方南安二區詩山の壯丁が比律賓に逃避して來てゐるものに就いて言っても僅に哥踏猶哥と納卯のみにても五百餘人の多きに上ってゐる出國證明書は總て詩山十九人團領首戴世棠、謝昭武が發給したもので一人に付國幣一千元で賣付けたものである彼が利を圖る為めに壯丁に出國を宣傳したものでこれが為め合格せる壯丁は孰れも宣傳せられて續續逃避してゐる ◆……聞けば抗戰の初期に於ては各鄉鎭の徵兵は皆戶口調查簿に依って號數を抽籤して中ったものより逐次出發し父兄も其の子の從軍を喜び何等の懸念もなかったが然るに戴世棠、謝昭武の兩名が出國證明書を發賣するやうになってより各家長に向って死亡の多いことを宣傳するに至った世人は誰しも死ぬことは嫌ひである從って之を聞けば膽を潰し續續と田地を賣り或ひは借金して出國證を購入して逃走し區內の秩序は甚だしく紊亂したのである ◆……茲に出國證明書一部を同封送付するが之は戴世棠が親しく隣社の針埧鄉張徳川に國幣一千元を以って賣ったもので現に買受けたる本人は比律賓納卯に來てゐる而して該出國證は南安三區燕山保保民黃孝銓と捏造せられてゐる而して貼付されたる寫真は南安二區針埧郷の張徳川本人である ◆……之れは南安地方の亂脈振りを暴露しものたであるが福建全省のことも豫想に難くないで恐らくは普遍的に見て差し違へなからう明朗廈門在住の中國人達はこの奧地福建大陸のことに考へ至らば誰人も感慨無量の感なきを得ないと同時に定めし自分達の今の境遇が幸せであったと感嘆するであらう |
09 | 圖像:旗山郡秋季野球大會優勝チーム團 |
10 | 將兵の士氣愈揚る 第四部隊で創立記念祭 本月七日 |
11 | 帝展目ざして勉強 府展入選の黃瓊源君 |
12 | 迸る軍人精神 高砂族に運動道具を贈る 若者、親切さに感泣 |
13 | 青木臺中州總務課長榮轉 |
14 | 江崎臺中署長 臺南高等課長に |
15 | 臺中州市郡庶務課長の異動 |
16 | 奉公會彰化支會の常會 |
17 | 興亞北京語講習會の修了式 |
18 | デマの爆破粉碎 高雄州で防諜週間設定 |
19 | 國婦臺灣本部總會 武藤國婦會長臨席の下に きのふ臺南で開催 |
20 | 十月中國防献金 臺中憲兵分隊扱ひ |
21 | 奉公會花蓮港支部打合會 |
22 | 魚價の抑制に 高雄市で平價賣實施 |
23 | 彰化水利組合表彰式 |
24 | 健兒の意氣軒昂 北斗郡聯青查閱 |
25 | 高砂族國語演習會 十九日サンテイモンで |
26 | 公園實現促進案 高雄市近く州に提出 |
27 | 防諜防犯東雲劇團一行 |
28 | 彰化市消費米組合總會 |
29 | 北斗女青の鍊成 來る四日より一週間 |
30 | 彰化防諜映畫會 |
31 | 新米配給 高雄十六日から |
32 | 彰化市國語演習會 |
33 | 屏東市佛教講演會 |
34 | 屏東郡各街庄臨時協議會 |
35 | 屏東市國演出演者豫選會 |
36 | 國演出場選手決定 |
37 | 臺中二高女校舍地鎮祭 |
38 | 木村清松氏講演會 |
39 | 消息 |
40 | 地方便り |
41 | 今日の映畫 |
42 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 實施の圓滑化に 經審臨席官が懇談 昨日府貴賓室に於いて |
02 | 機關車牽引力增加で 輸送不均衡解消 |
03 | 第三、四半期の車輛打合會 |
04 | 米穀の增產方策 (一)技師入鹿山成樹述 |
05 | 中央市場總會 配當八分を可決 |
06 | 小運搬具勞力の 擴充對策樹立されん |
07 | 石炭運用車制を各驛長に通達 |
08 | 電信電話等の引上げ 照會あり次第考慮 遞信當局談 |
09 | 臺灣自轉車配給組合定期總會 |
10 | 商業報國推進隊 卅日桃園で結成さる |
11 | 二期米初檢查 檣子頭驛で實施 |
12 | 臺灣經審總會席上 長谷川會長閉會の辭 |
13 | 臺灣石炭會社取締役會開催 |
14 | 農業報國實踐運動を展開 |
15 | 堆肥製造に努力 二林街篤農家郭金字氏 |
16 | 夏秋蠶豫想收繭高 總數三千六十七萬貫 |
17 | 經濟手帳 列國の國債額 |
18 | 照明燈 |
19 | 商況 卅一日後場 |
20 | ラジオ |
21 | 第二十五回決算公告/臺北中央市場株式會社 |
22 | 第五期決算公告/益豐商事株式會社 |
23 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 增徵稅額に相當の 價格引上げを認む 公定價格改訂の方針 |
02 | 稅は生活費の一部 國民の心構へを切望 |
03 | 直接稅の增徵は 通常議會に提出 |
04 | 無修正可決されん 間接增稅の政府原案 |
05 | 稅種別增稅內容 |
06 | 町內會に消費經濟部設置 必需品配給の圓滑へ |
07 | 川村生活局長と 一問一答 |
08 | 蠢動せば再び鐵槌 鄭州撤退、有松報道部長談 |
09 | 遵法精神の喚起へ 七日迄強調週間に多彩な行事實施 けふ司法記念日 |
10 | 新竹の行事 |
11 | 輿論硬化 ジ號擊沈事件で |
12 | 東鄉外相の西下取止め |
13 | 米驅逐艦ジ號擊沈 アイスランド西方で |
14 | ル大統領と問答 |
15 | クリミヤ戰線の 赤軍は總崩れ |
16 | 明日の天氣 |
17 | 水滸傳(537)/黃得時;榎本真砂夫 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 本島工業化の指針 經濟審議會の各意見案實現に最善の努力 總督けふ上京 |
02 | 神宮大會第二日 若人體力奉公の熱鬪 |
03 | 男子中等庭球 富島藤野組優勝 |
04 | 明治神宮鎮座 廿一年祭第一日 參詣者引きも切らず |
05 | 三笠宮同妃兩殿下 けふ多摩陵を御參拜 |
06 | 七日と御決定 湛子女王殿下の御降嫁 |
07 | 金屬献納部隊 回收初日軍司令部に殺到 |
08 | 譽れの白衣勇士 懷かしの內地へ歸還 |
09 | 故齋藤上等兵 無言の凱旋 |
10 | 臺北驛を出發 |
11 | けふの志願者 |
12 | 新竹鄉軍查閱 |
13 | 井上報道部長談 |
14 | 茶殼の献納運動 州蓄產會各方面に檄 |
15 | 本間軍司令官作詞 “英靈を弔ふ歌”發表 けふ會議室で初の試聽會 |
16 | 辯士千名動員 新竹州の防諜講演 |
17 | 佳節奉祝講演と映畫會 奉公日の島都二會場で開催 |
18 | 井上委員來新 |
19 | 勇退した 井田氏の感想談 |
20 | 榮轉の喜びを語る 大いに勉強して奉公したい 田中新監理課長 |
21 | うんと頑張る 外事部榮轉の加藤事□官 |
22 | 上司指導に基き懸命にやる 勞務課榮轉の加藤事務官 |
23 | しつかりやる 大山新臺北州教育課長 |
24 | 勉強して善處 稻田臺北州總務部長談 |
25 | 豆選手舌比べ 基隆の國演會 |
26 | 各州提出事項を協議 厚生事業大會閉幕 |
27 | 臺灣での體驗を活かしたい 南方へ轉出の矢野前臺北州產業部長談 |
28 | 杜博士に“濡衣” 某婦人雜誌の誤報に罪 |
29 | 出た出た酒五百本 買溜の飲食店槍玉に |
30 | 軍援會に寄附 基隆華僑新民公會 |
31 | 音樂映畫の夕 兩日間宜蘭市で |
32 | 速記か校正の間違ひでせう 於保夫人語る |
33 | 壯丁團員の非常召集を實施 奉公日に南署で |
34 | 長男の命日に献金 埋藏金試掘に絡む佳話 |
35 | 警官訓練所秋季運動會 |
36 | 基隆燃料小賣商組合を結成 四日に創立總會 |
37 | 臺電各支店野球決勝戰 |
38 | 全臺灣新人紹介音樂會 |
39 | 小賣人の割引步合引下 |
40 | 人事・消息 |
41 | 商況 一日前場 |
42 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 結婚適齡期を逃すな 不姙の原因も早婚で除かれる |
02 | 學校の選擇に迷ひ 子を誤る親たち で、新しい世代の心構へ |
03 | 白壁の落書おとし |
04 | 大根の葉 美味しい頂き方 |
05 | 清冽な空氣を浴びて 秋の整容 強い皮膚を作りませう |
06 | お化粧よりも 姿を生かす 美しさの十則とは |
07 | ス・フ人絹など 交織物の色あけ こんな注意が必要 |
08 | 圖像:西貢明朗色 |
09 | 子供とお小遣ひ こんなことから不良に 親御への注意信號 |
10 | 冬をひかへて 乾布摩擦と冷水摩擦 兒は生後半年から |
11 | 柿梅桃李は今植ゑ時 |
12 | 野菜の貯藏法 前處理が仲仲大切です |
13 | 國語學習 菊薰る明治節 |
14 | 童話 月夜のラジオ(下)/久保喬 |
15 | 名譽の“子寶家庭” 今年は二千百四十五の 家庭が表彰されます |
16 | 豆知識 |
17 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 不親切な飜譯文 (中) 文章□評/杉捷夫 |
02 | 珊瑚樹 第二次歐洲大戰 大學の敷地が原因 |
03 | 周公と桃花女(完) 日食四方山話し/王碧蕉 |
04 | 政談演說に就て (下)/新田潤 |
05 | 戰爭と惡疫(中) 細菌戰果して恐るべきか 科學 |
06 | 圖像:戰線五千哩 |
07 | “詩的構成”/嘉口練詩郎 |
08 | エノケン爆彈兒 卅一日國際館で |
09 | 簪 一日より臺劇 |
10 | 心聲漢詩 讀辜菽廬先生舊作感其鄉思纏綿因贈長句藉慰旅懷/李嘯庵、秋感/李嘯庵、生涯/李嘯庵、秋感次湘蘋兄韻/黃景南、秋感次湘蘋兄韻 二/黃景南、秋感次湘蘋兄韻 三/黃景南 |
11 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 新なる方途を確立 敵性包圍陣形を突破 必需物資の供給求む頭條新聞 【東京發同盟】東條內閣は近衞第三次內閣總辭職の政治的根據をなした所謂「國策遂行の方途に關する意見の不一政」につき再檢討を加へ速かに新方途を確立して帝國を圍繞する國際的危局を打開すべく組閣以來東條首相を中心として人的、機構的に政戰兩路の緊密なる一體化を圖る一方着着各般の臨戰體形を整備しつつあつたがこの間にあつて前內閣以來繼續中の日米交涉は新內閣成立後今日に至るも別に新たなる展開を示さず從つて兩國間に懸案の「太平洋の癌」檢討についても未だ結論に達せざるものの如く太本洋を中心とする緊張は帝國の凡ゆる努力にも拘はらず漸次增大の一路を辿つて居る。而して斯かる緊張の增大は米國を先頭とする敵性國家群の對日包圍陣形の强化によるものであり、殊に最近の國際情勢、獨ソ戰の急激なる進展によつてモスクワの陷落がもはや時期の問題となつた事、大西洋上に於ける頻頻たる米艦艇の擊沈事件とこれによつて漸次切迫しつつある米、獨正面衝突の危機など米國の戰爭突入への危險が刻刻切迫しつつある、最近の國際情勢は必然的に米國をして太平洋に戰火を波及し、これに自國が卷き込まれる事を極力回避せんとの方針を採らしめるに至り、我が國力に對する過小評價に基いて戰爭の冒險を回避し全面的な經濟壓迫の强行によつて東亞共榮圈確保の我が國策を放棄せしめ米國の前に膝を屈せしめ得ると自負して居る然し東亞共榮圈の確信は我が東亞新秩序建設の一環をなしこれを放棄する事は支那事變の意義を減却し帝國を滿州事變以前の狀態に還元せしめる以外の何物でもなく我が國の到底許容し得ない所であるのみならず米國が經濟封鎖を强行すれば帝國としては自衞上よりするも愈愈他に必需物資の供給源を求めるの外はなく敵性國家群の對日包圍陣形を突破し最惡の事態に直面するも敢へてこれを强行せざるを得ない、從つて目下の事態は徒らに日米交涉にのみ依存して局面打開を策すべき時期に非ざるを以て東條首相は組閣早早にも拘はらず臨時議會召集を決定、議會を通じて國民に帝國の直面せる危局を徹底せしめ未曾有の增稅案に協賛を求めて臨戰體形の完成を企圖しつつある事は何れも如上の國際情勢に基くもので帝國としては如何なる事態が現出するとも旣に新たなる事態に處すべき新たなる方途を確立變に應じ待つあるのみの態勢を完了して居る |
02 | 新鄭、洛陽、汜水等の 敵根據地を猛爆擊 |
03 | 國民精神の緊張と 生活の刷新を狙ふ 谷口次官政府の見解を放送 增稅案 |
04 | 華北の治安強化 第三次運動を開始 |
05 | 寺島、岸兩相の敘位 |
06 | 風光明媚な朝霞町に 陸豫士官學校が移轉 |
07 | 一億の力を御國に 聖業完遂は遵法精神から 大森司法次官全國民に訴ふ |
08 | 圖像:岳南作戰 |
09 | 第二回豆債券抽籤 |
10 | 獨の黑海制壓迫る コーカサス作戰近し |
11 | ソ聯情報局發表 |
12 | 獨軍じりじりと モスクワに迫る |
13 | 生活の最低限確保と 明朗化に最善の努力 來る通常議會に必要法案提出 |
14 | 興亞院連絡部官制改正 |
15 | 日米戰爭繼續中 米に基地提供か 重慶當局は頻りに否定 |
16 | 支那に基地提供を要請せぬ ハル長官否定 |
17 | 現地出先機關は 外務省に統合 |
18 | 獨軍司令部の發表 |
19 | 芬、洪、羅に宣戰 ソ聯が英に要求 |
20 | 茲一、二週間內に 決定場面展開か モスクワ正面戰線 |
21 | 全米に大きな衝動 ジエームス號擊沈 |
22 | 濠洲に謠言亂れ飛ぶ カ首相防衛決意を言明 |
23 | 興亞院辭令 |
24 | 司法辭令 |
25 | 臺北在勤 海軍武官更迭 後任は伊藤安之進大佐 |
26 | 新武官は溫厚篤實 酒井少將語る |
27 | 本日の天氣 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 農業團體の統合整備が急務社說 一 臨戰體制下に於ける統制經濟の進展と共に、農業諸團體の使命は益益重要性を帶びて來た。食糧增產計畫の遂行はこれらの諸團體を通じて系統的、統一的に行つて、始めてその效果を發揚し得るのであるが、從來に於けるが如く各團體が何らの統合組織がなく、無連絡に之を行ふことは決して豫期の結果を收める事は出來ない。何となれば從來の農業諸團體の主たる任務は指導獎勵、利益代表、經濟事業の實行等であつて、統制の業務は從たるものに過ぎなかつた。例へば產組の行ふ經濟事業は國家計畫經濟の遂行が目的ではなくて、農家經濟の向上が主たる目的であつた。農會の如きは農業の技術的指導獎勵が主たる任務であり、その他農業者販賣者を含める各種同業組合等は利益增進の團體であつた。然るに今や農業諸團體の主要なる任務は國家の計畫經濟の遂行にその使命を轉化しなければならぬ。從つてそれに伴つて農業諸團體の統合整備の必要は愈よ緊切となりつつある譯であるが、不幸にして農業團體相互間には今尚獨善的排他的意識がある為に、內地に於ても統合整備を繞つて種種の摩擦苦悶を呈してゐる。本島に於ては勿論統制經濟の徹底せる現下に、以前の如く農會と產業組合とが農產物の取扱ひ、肥料の購入等に關し、爭奪戰を演ずるが如きことはあり得ないが、從來の傳統に依り今尚競爭的意識が完全に清算されたとは云へない。之は主に團體相互間に於ける同一、又は類似の機能の重複から生ずる對立であると見なければならぬ。 二 例へば農會の事業は農業の優良品種普及獎勵、自給肥料の獎勵、改良農具の獎勵等所謂技術的指導獎勵を行ふ外、農業者の經濟及び農村社會の改善を圖る為に、農業倉庫の經營、肥料の共同購入、農業資金の貸付、農產物の販賣斡旋、小作慣習の改善事業等廣範圍に行はれてゐるこれらの事業は勢ひ產組の金融購買販賣諸業務及びその他の同業組合の事業と重複衝突を來さざるを得ない。而も團體相互間に統制連絡を缺き、各自獨善的に行ふのであるから相互にその效果を減殺し、全體として豫期の效果を弱めてゐる現狀である而してこれらの諸團體の外に當局の奬勵に依り、全島に亘つて約五千五百に及ぶ各種目的を有する農事小團體が保、警察官派出所、大字、小字等の區域を單位として組織せられ、中には目覺しき活動をなしつつあるものもあるが、官の獎勵に依つて設立はしたが有名無實の何ら活動もしない組合も多數存する。これら小團體の大多數は農事の改良を目的とする農事實行組合であるが、業佃會、興農唱和會の如き小作改善團體もある。その他水利、茶業、畜產等の改善諸團體も存する。而して各農家はあらゆる關係團體に加入し、各團體每に無用の人員設備を要する關係上、團體の事業費が嵩み農家の負擔が重くなるのみならず非常時下に於ける人的資源の活用上から云つても看過し得ない事實である。而もこれらは何れも任意的團體であつて、時局の要請に從ひ、農業に對する諸般の統制政策を遺憾なく遂行し或は時局關係農產物の增產を達成し得る系統的な農業團體ではない。府農務課に於てもこれらの點に鑑み、農業團體の再編成を期して、昭和十二年に公布したばかりの農會令の改正を企圖し、農業部落團體の統合整備を圖るべく努力しつつあるが、誠に時宜に適した措置として一日も早くその實現を期待して止まぬものである。 三 只農業團體の統合整備の主要なる目的は、時局の要請に從ひ農業に對する諸般の政策を遺憾なく遂行し、食糧の增產計畫を達成する為に、農業團體制度を出來る丈系統的ならしめ、農業團體の行ふ事業が良く國家の政策と一致し、その間に寸毫の間隙なきは勿論、又團體相互間に矛盾の行動なき樣之を統制することである。從つて各團體間の機能の重複を整理し、全體としての能率の昂揚を圖らなければならぬ。且つ人的資源、物的設備の合理的な配置を行ひ、農家の負擔をも輕減しなければならぬ。要するに現下農村に存する農會、畜產會、產組、その他の同業組合及び農事實行諸小團體は上述の目的に從ひ、統合整備を行ひ、農會と產組聯合會の二大系統に統合吸收し、各各その固有の職能にのみ專心すればその間機能の重複又は衝突は起り得ないのである。故に最後の兩者は必ずしも强いて統合する必要はない樣に思はれるが、只現在非常時局下に諸般の農業統制が强化され、又農產物の增產が農政上の至上命令となつてゐる現下に於て、農業に關する經濟事業と指導獎勵事業とが相互に連絡なく無關係に行はれることは決して適當ではない。殊に兩者の機能重複が未だ完全に清算されてゐない今日、之が調整連絡の機關として兩者の統一的機關の設置が是非とも必要であらう。 |
02 | “出せ一億の底力” 熱烈・難局突破の要諦を說く 安藤副總裁の第一聲 |
03 | 御真影を奉拜 三日臺灣軍司令部で |
04 | 高松宮同妃兩殿下 神宮大會を御熱心に台覽 |
05 | 盛り上る奉公熱 現地報告(五) 增產に絕大な努力 二期作は約三割增收 臺南州の卷 |
06 | 銃後島民の指向 昨日の全島ラジオ常會に 荒木總務部長放送 |
07 | 田中部隊長 晴れの壯途へ |
08 | 專賣宜蘭支局奉公團を結成 |
09 | 燃ゆる鬪魂 各競技愈よ白熱 神宮大會第二日 |
10 | 慶子さんを激勵 慈母の如き武藤會長 優しいいたはり |
11 | 奉公日に空訓 永樂町奉公班 |
12 | 商業實踐講習會 |
13 | 七星郡國演會 |
14 | やったぞ臺灣軍 庭球戰・三連霸成る |
15 | 大威張りで歸る 優勝の南師兩君朗らか |
16 | 殘念にも破る 臺灣教員團 |
17 | 一高女體鍊會 |
18 | 武官府弓道大會 きのふ賑かに擧行 |
19 | 靜修女敗退 中等對抗庭球 |
20 | 桔梗俱樂部員が 繃帶卷き奉仕 あす陸軍病院で |
21 | 谷口海軍大將逝去 |
22 | 無責任な防空讀本 防衛司令部で一掃 |
23 | 長野市長に 石垣倉治氏 元府警務局長 |
24 | ときのこゑ |
25 | 電力消費規正 一段と強化 |
26 | 若人合同訓練 |
27 | 蘭陽中學實現へ 市當局も乘出す |
28 | とんだ噂で弱つてゐますよ 杜博士語る |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | あす明治の佳節 午前九時國民奉祝時間 |
02 | 大溪神社祭 大に賑ふ |
03 | 頭分神社祭 極めて盛況 |
04 | 綠肥の採種圃設定 高雄州の肥料自給對策 |
05 | 高雄州水產會臨時總會 |
06 | 水田慶子を引見 武藤國婦會長が |
07 | 屏東署臨時招集 |
08 | 臺中州工業開發調查委員初の幹事會 |
09 | 圖像:國婦臺灣本部總會 |
10 | 伊藤氏一行南下 |
11 | 彰化市學校長の打合會 |
12 | 經濟審議會委員一班三班 きのふ來中 |
13 | 長期間の合宿 鳳林郡青年報國隊 |
14 | 友田彰化署長 臺中署長□榮轉 |
15 | 臺中市學童體鍊大會 |
16 | 遵法週間座談會 きのふ臺南市會議室で |
17 | 嘉義市でも座談會開催 |
18 | 嘉義醫會の總會(三十一日) |
19 | 彰化聯青の查閱 三十一日楠國民校で |
20 | 圖像:菊花薰る秋 |
21 | 花蓮港東部信組の追悼法要 |
22 | 店主、番頭、丁稚 勤勞精神の昂揚へ |
23 | 能高郡主催國語演習會 |
24 | 田中總務課長 遞信部監理課長に榮轉 |
25 | 彰化市勸業課長の更迭 |
26 | 秋季體育大會 花蓮港の中等學校 |
27 | 竹山街臨時協議會 |
28 | 北門郡街庄事務研究會 |
29 | 豚肉の共同販賣 嘉義市一日より實施 |
30 | 熱戰、火花を散らす 臺南州學校職員體育大會 |
31 | 集集水裡坑奉公青年隊 合隊結成式を擧行 |
32 | 溪湖楊華玉君 高文にバス |
33 | 杉葉茂鄉君 高文に合格 |
34 | 一割增收 屏東郡二期作 |
35 | 講演に感激して 保甲民が献金 |
36 | 婚約へ死の抗義 乙女二人が投身自殺 |
37 | 淡水街國演會 大好評で終了 |
38 | 日本カラメル工業會社總會 |
39 | 民眾の警察化 防犯週間中に牛泥棒を逮捕 |
40 | 北斗郡で螟虫撲滅に大童 |
41 | 朴子街の傷害事件 |
42 | 人事往來報社消息 |
43 | 消息 |
44 | 地方便り報社消息 |
45 | 今日の映畫 |
46 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 機構統合答申案 近く最後的協議 港灣行政 |
02 | 產地滯貨一掃に 北送炭輸送增強 |
03 | 石炭輸送打合 來る廿八日に |
04 | 盤谷見本市へ 出品諸準備完了 |
05 | 臺灣石炭會社 十八日に株主總會 |
06 | 米穀の增產方策 (二)技師入鹿山成樹述 |
07 | ハノイ見本市へ 出品物其他決定 |
08 | 臺灣商工會議所 第十五回常議員會 |
09 | 煙草值上は當然 經濟界一般の意向 |
10 | 山田專賣局長官の值上の辯 |
11 | 小賣人の割引步合引下 |
12 | 平均值上げ率 二割七分程度 |
13 | 大藏省發表 |
14 | 臺灣貿易振興 廿日に定時總會 |
15 | 臺灣米穀納入協會 五日に通常總會 |
16 | 鐵道部幹部級 近く異動に內定 |
17 | 茶況變化なし 包種紅茶丈活氣 |
18 | 臺中州米初檢查 六日草屯驛で擧行 |
19 | 三十一日には斗南で買上 |
20 | 花蓮港商議所 十二月議員選擧 |
21 | 步留七分の向上 高雄州下の本期赤糖 |
22 | 照明燈 |
23 | 兜町前場況 |
24 | 北濱雜觀 |
25 | ラジオ |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 光榮の生存者行賞 海軍關係優賞者七十一名頭條新聞 【東京發同盟】事變下五度迎へる明治節の佳き日、畏き邊りでは第十六回支那事變生存者論功行賞(海軍關係第六回)の御沙汰あらせられ、三日午前零時內閣賞勳局並に海軍省より發表された、今回聖恩に浴したものは主として事變當初、吳淞鎭に敵前上陸を敢行、續いて上海戰に奮鬪した陸戰隊、長江を遡江し漢口に至るまでの作戰に從事した所謂漢口遡江部隊並に奧地爆擊、渡洋作戰に活躍した航空隊の勇士達、海軍將兵であるが、今次行賞を締切つた昭和十五年五月以降に死沒したものも若干名、この光榮を忝ふしてゐる 右のうち殊勳者として金鵄勳章を授賜せられたものは上阪香苗大佐(滋賀)以下七百九十名でうち功績殊に拔群にして優賞せられた者は菊池朝三大佐(郡山市)以下七十一名で各鎭守府別にすれば、橫鎭廿五名、吳鎭六名佐鎭廿名、舞鎭五名、その他十五名となつてゐる ◇功績特に拔群にし 優賞せらたる者 叙 賜 官等 氏 名 出身 功三旭日中綬章 賜金 大佐 上阪香苗 滋賀 同旭三 同 同 菊池朝三 郡山市 同旭四 同 少佐 三原元一 吳市 同同 同 同 馬野光 廣島市 同旭日小綬章 同 同 佐多直大 鹿兒島市 同同 同 同 土師喜太郞 東京市 功四旭四 同 同 森富士雄 香川 同旭五 同 同 松浦五郞 兵庫 功四旭五 賜金 大尉 中島正 熊本 同同 同 同 渡邊一夫 今治市 同同 同 同 金子義郞 小倉市 同同 同 同 鍋田美吉 飯塚市 同同 同 同 岩城邦廣 鹿兒島 同同 同 同 日暮朝 千葉市 同旭六 同 同 石原薰 岡山 橫須賀鎭守府 功五單光旭日章 賜金 空特少尉 雨宮英雄 山梨 同旭五 同 同 佐野憲一 北海道 同同 同 同 田中寅吉 茨城 同單光旭日章 同 空曹長 道內永 福島 同同 同 同 山田菊治 千葉 同同 同 同 大桃長雄 福島 同同 同 同 渡邊福松 橫濱市 同同 同 同 小柳津唯吉 靜岡市 同旭六 同 同 松丸三郞 茨城 功五旭七 賜金 空曹長 齋藤常次郞 茨城 同旭六 同 整曹長 浪岡忠之助 秋田 同旭七 同 同 渡部貞雄 福島 同同 同 一空曹 後藤信治 埼玉 同同 同 同 米村孝夫 群馬 同同 同 同 張替安造 茨城 同同 同 同 飯窪茂 靜岡 同同 同 同 藥袋仙藏 東京府 同青色桐葉章 同 一整曹 今野吉雄 宮城 同旭七 同 同 小暮孝四郞 埼玉 同同 同 二空曹 依田二三雄 山梨 功六同 同 同 穗坂久雄 神奈川 同旭七 同 同 伊藤潔 千葉 同同 同 同 增田金助 靜岡 同同 同 三空曹 佐野甲子藏 東京市 同同 同 同 堀越博一 群馬 吳鎭守府 功四旭五 賜金 空特少尉 田中優 三重 同同 同 同 作間真 山口 功五旭六 同 空曹長 小野津 岐阜 同青色桐葉章 同 一曹 平松正則 岡山 同同 同 一空曹 難波武重 岡山 功六旭七 同 三空曹 德富忠雄 防府市 佐世保鎭守府 功五單光旭日章 賜金 空曹長 矢野茂 德島 功五旭七 同 兵曹長 岩橋一夫 久留米市 同青色桐葉章 同 一曹 竹邊幸太郞 熊本 同同 同 一空曹 岡村建樹 高知 同旭七 同 同 宮口盛夫 佐賀 同同 同 同 長谷川藤春 佐賀 同青色桐葉章 同 同 千代田政治 福岡 同旭七 同 同 山崎良平 長崎 同同 同 同 的野德 福岡市 同同 同 一整曹 辻川繁勅 長崎 功五旭七 賜金 一整曹 森崎滿雄 佐賀 同同 同 二空曹 粟田道昭 熊本 同同 同 同 石原勝記 熊本 同同 同 同 後藤勝美 香川 同同 同 同 中村辰男 鹿兒島 同同 同 同 南義美 香川 功六同 同 同 黑江實 福岡 同同 同 同 江藏哲二 鹿兒島 同旭八 同 一空 森本豐 德島 同同 同 同 酒井角一 宇和島市 舞鶴鎭守府 功五旭五 賜金 空特少尉 棗豐 福井 同旭六 同 空曹長 高野賢三郞 新潟 同青色桐葉章 同 一曹 山田幸作 富山 同旭七 同 一空曹 平井春治 新潟 同同 同 二空曹 小島巽 新潟 一般殊勳者(佐官以上) 功四 賜金 大佐 大森仙太郞 熊本 功四 賜金 大佐 石井藝江 東京市 同 同 同 湊慶讓 鹿兒島 同旭日中綬章 同 同 松田千秋 熊本 同同 同 同 野元為輝 東京市 同同 同 同 吉良俊一 大分 同同 同 同 岡田次作 金澤市 同同 同 同 青木泰二郞 東京市 同同 同 同 杉本丑衞 高知 同同 同 同 大熊讓 東京市 同同 同 同 古川保 神奈川 同同 同 機大佐 勝俣靜三 神奈川 同旭三 同 中佐 光延東洋 岡山 同同 同 同 龜井凱夫 東京市 同同 同 同 小田原俊彥 鹿兒島 同同 同 同 城英一郞 熊本市 同同 同 同 三和義勇 鐮倉市 功四旭三 賜金 中佐 川井繁藏 橫濱市 同同 同 同 根本純一 新潟 同同 同 同 中島第三 福岡 同旭日小綬章 同 同 山中龍太郞 山口 同旭四 同 同 內田定五郞 神奈川 同同 同 同 永石正孝 東京市 同同 同 同 森田千里 靜岡市 同同 同 同 渡邊薰雄 熊本市 同同 同 同 三代辰吉 茨城 同 旭日中綬章 機中佐 在原耕平 千葉 同旭四 同 同 今田敏 山口 同 同 少佐 林紫郎 高松市 同旭日小綬章 同 同 楠木幾登 山口 同同 同 同 伊藤泰今 浦和市 同同 同 同 白濱榮一 鹿兒島 同同 同 同 下田久夫 熊本 同同 同 同 山內英一 福島 同同 同 同 月岡寅重 長野 功四旭日小綬章 賜金 少佐 溝口權七 新潟 同同 同 同 小灘利夫 廣島 同同 同 同 濱中脩一 香川 同同 同 同 久保木英雄 群馬 同同 同 同 富田捨造 彥根市 同同 同 同 安並正俊 高島 同同 同 同 牧野坦 豐橋市 同同 同 同 杉谷永秀 石川 同同 同 同 川瀨薰 兵庫 同同 同 同 塚本守太郎 留米市 同同 同 同 松元秀志 鹿兒島 同同 同 同 本田勝熊 熊本市 同同 同 同 藤田勇 靜岡 同同 同 同 皆川延利 福岡 同同 同 同 出口茂 福井 同同 同 同 笹川博 神奈川 同同 同 同 淺田昌彥 茨城 同同 同 同 中野忠二郎 京都市 同同 同 同 中村子之助 福岡 同同 同 同 森實 千葉 同同 同 同 源田實 廣島 同同 同 同 三田國雄 和歌山市 同同 同 同 宮崎隆 福岡 同同 同 同 桑園春雄 千葉 同同 同 同 大平政二郎 香川 同同 同 同 松枝司藏 岡山 同同 同 同 小池伊逸 奈良 同同 同 同 朝廣裕二 宮崎 同同 同 同 阿部德馬 新潟 同同 同 同 浦山千代三郎 山形 功四旭四 賜金 少佐 本倉正義 岡山 同同 同 同 作間英邇 山口 同同 同 同 太田良直治 靜岡 同同 同 同 阿部茂 宮城 同同 同 同 蘆田部一 京都 同同 同 同 池澤政幸 鳥取市 同同 同 同 有馬高泰 鹿兒島 同同 同 同 田中萬喜夫 岡山 功四旭四 賜金 少佐 小川綱嘉 橫濱市 同同 同 同 飛田健二郎 川內市 同同 同 同 橋本卯六 佐賀 同同 同 同 福崎昇 鹿兒島 同同 同 同 相澤達雄 仙臺市 同同 同 同 樋口貞治 大阪 同同 同 同 石井汞 千葉 同同 同 同 崎長嘉郎 廣島 功五旭日小綬章 同 同 山下正男 佐賀 同同 同 同 平野泰治 東京市 同同 同 同 武田恒心 鹿兒島 同同 同 同 野口豐 栃木 同同 同 同 福島美彥 福岡 同同 同 同 山口博 廣島 同同 同 同 伊藤茂 新潟 同同 同 同 佐野重士 鶴岡市 同同 同 同 氏家忠三 香川 同旭四同 同 石西壽彥 廣島市 功五旭四 賜金 少佐 舟木忠夫 福岡 同同 同 同 妹尾悛生 熊本市 同同 同 同 小泉義雄 茨城 同同 同 同 宮野豐三郎 東京 同同 同 同 長光 栃木 同同 同 同 龜田正 石川 同同 同 同 井口兼夫 福岡 同同 同 同 田中次郎 岡山 同同 同 同 福見幸一 鳥取 同同 同 同 今井秋次郎 東京 同同 同 同 吉野捷三 八王子市 同同 同 同 小野寬治郎 山口 同同 同 同 飯田美照 鹿兒島 同同 同 同 石川康太郎 東京 同同 同 同 江本弘 山口 同同 同 同 戶次敏郎 熊本 同同 同 同 松田九郎 富山市 同同 同 同 上井宏 宮崎 功五旭四 賜金 少佐 前田二三郎 石川 同旭五 同 同 松田秀雄 廣島 同同 同 同 助川弘道 茨城 同同 同 同 佐藤圓四郎 松江市 同同 同 同 岡本孝一 岡山 功四旭日小綬章 同 同 鰕原榮一 東京市 同旭四 同 機少佐 跡部保 山梨 同同 同 同 福岡武 埼玉 同同 同 同 宮田正已 德島 功五旭日小綬章 同 同 武田定次 福井 同旭四 同 醫少佐 及川壹 東京市 同旭日小綬章 同 主少佐 池端鐵二 吳市 |
02 | 殊勳の跡を回顧 |
03 | 太平洋に暗雲去來 笑止・米國最近の陰險な態度 帝國朝野の決意牢固 |
04 | 米、參戰へ步一步前進 |
05 | 圖像:神戶出帆の便船で鹿島立ちの芳澤大使 |
06 | ソ領聯土內の 獨軍占領地域 獨本國面積の二倍半 |
07 | 必勝の信念を披瀝 外交交涉の經緯、實相を說明 議會劈頭首、外相演說 |
08 | 敵第八十五軍猛攻 信陽方面より發進 |
09 | 敗敵を追つて北進 |
10 | 湖北の平原に 壯烈なる自爆 陸鷲今井部隊長機 |
11 | 米艦が先に攻擊 ドイツ政府反駁す |
12 | ジ號乘組員 四十四名救助 |
13 | 東京、伯林間一萬六千粁 直通急行列車を計畫 中央亞細亞橫斷して |
14 | 東鄉外相西下 |
15 | タイ佛印休戰記念日 泰、國家記念日にす |
16 | 泰國特別議會 豫算審議を開始 |
17 | 今日の天氣 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 明治の佳節を壽ぎ奉る社說 聖戰下、第五回の明治節を迎へるに當り、われわれは、 聖壽の無窮を壽ぎ奉るとともに明治大帝の御聖徳と御鴻業を偲び奉り、感激一しほ深いものがある。 德川三百年の將軍政治の後を繼け、わが國をして一躍世界の一等國たらしめた、いはゆる明治維新は、肇國以來もつとも華かな一時期を劃するものとして國史に燦と輝くが、これは、 明治大帝の御精神と御信念とに基いてなされたことは、申すも恐れ多いきはみである。 大帝は、明治維新の恢弘者であらせられたと同時に、建設者であらせられたのである。 恢弘者であらせられた大帝は、まづ宏遠な肇國の大理想にお立ちかへりになり、さらにそこを出發點として大帝自らが萬機をみそなはせられたいはゆる王政の復古の一事によって拜察し奉ることができる。そして明治二十二年には、早くも憲法が發布せられ、國民は再び 天皇の慈政と公議の政治を仰ぐことができ、日本の政治も、玆に於て確乎不動の組織をもつに至ったのである。 建設者であらせられた 大帝は五箇條の御誓文の中に炳としてお示しになつてゐる御精神によって仰ぎ奉ることができるが、この御精神を體得し奉つて、國民は、舊來の陋習を破り天地の公道に基き、知識を世界に求め、大に皇基を振起し奉り上下心を一にして盛んに經綸を行った結果、僅僅七十年の間に外に對しては、日清、日露の兩役に未曾有の大勝利を得て、國威を海外に宣揚し、また、內に對しては、領土の擴大、人口の增殖、國力の伸長、ひいては國際的地位の向上等目ざましき躍進を遂げ、中天に輝く日輪の如く大日本帝國の存在は、全人類の仰ぎ見るところとなった。今や聖戰五年、時局は日に重大を加へ、國家の前途また容易ならざるものがある秋に當りわれわれは 大帝の御聖德と御鴻業を仰ぎ奉り、內は臣道實踐と職域奉公の誠をいよいよ厚くし外は支那事變の處理と大東亞共榮圈の確立に一段と覺悟を新にし、以て時艱の克服に邁進すべきである |
02 | 社說 芳澤大使一行を迎ふ社說 日佛印間の緊密なる提携を圖るため、佛印に特派される芳澤全權大使一行は、去月二十八日東京を出發、ハノイへ向ふ途中、本三日臺灣に立ち寄ることとなった。 同大使は、曩に、日蘭會商の帝國全權大使として蘭印に赴き、惡戰苦闘すること半歲、つひに蘭印側の不誠意を斷乎一蹴し、新なる構想を胸一ぱいふくらませて、六月二十七日バタビヤ引揚げ、七月四日臺灣を經由して歸京したが、今回またも新なる使命を帶びて佛印に特派されることゝなったのは、南方問題に關し、同大使に期待する處愈よ大なるを思はしめるのである。 佛印に關しては昨年八月松岡元外相とアンリーフランス大使との間に協定が交換され、また本年五月には日佛經濟協定が、締結せられたが、さらに、この二つの協定を實際に移すため、七月二十一日フランス政府との間に佛印の共同防衛に關する話合ひがあり、七月二十九日つひに正式調印を終り即日實施せられた。この協定は、東亞におけるフランスの權益、特に佛印全土の主權尊重に更に新なる約束をしたもので、その内容は日佛印間の共同防衛のたの軍事上の協力□□す外、直接でも間接でも、帝國に對抗するやうな性質を持つ政治、經濟、軍事等各般に亘る協定、または法令をも佛印に關する限り、締結しないことを約束したものである。 今回さらに芳澤大使一行を特派したのは、以上締結された諸協定に基き、わが在佛印諸機關を統合一元化して佛印大使府を設置すると同時に、佛印との經濟的緊密化によって、東亞新秩序建設の一環たる南方共榮圈の確立に新なる一歩を進めるのがその主なる目的であるが、時局緊迫の昨今、佛印の對日空氣は必ずしも良好だとは云へぬし、動もすれば我が方の誠意をことさらに曲解するが如き事態を生じないとも限らぬが、われわれは飽くまでも、支那事變の處理と大東亞共榮圈確立の二大不動國策に立脚し、これが使命達成に一路邁進せられむことを願ってやまない。 尚一行には大使顧問として元臺灣總督府總務長官であり、また、南洋委任統治領、フィリッピン、蘭印、英領東印度、タイ等を遊歷し、我が南方問題に重大關心を有する木下信氏が加ってゐることは、錦上に花を添へるといふべく、曾って同氏の治下にあり且つ南進據點たる我が臺灣にとりても誠に力強いものとして、吾々は、芳澤大使と共に同氏の奮闘を祈るものである。 |
03 | けふ明治の佳節 宮中三殿で御祭典 |
04 | 宮中で御和かな御內宴 三笠宮樣の御慶事を壽がせらる |
05 | 御披露の御催し 五日間霞ヶ關離宮で |
06 | 圖像:神宮國民體育大會開かる |
07 | 高松總裁宮同妃兩殿下 連日御精勵 |
08 | 御真影奉拜式 けふ臺北憲兵隊本部で擧行 |
09 | “奉公に格段の努力を” 前海軍武官酒井少將離任の辭 |
10 | 盛り上る奉公熱 現地報告(六) 多分に保守的色彩 青年層の活躍に期待 臺南州の卷 |
11 | 島民赤誠の献金 |
12 | 白衣勇士に感謝 桔梗俱樂部員繃帶疊みの奉仕 |
13 | 熱鬪愈よ最高潮へ 神宮體育大會第三日 |
14 | 九十餘回爆擊行を敢行 恩賞に輝く的野一空曹 |
15 | “銃後と婦道”を說く 加藤准尉北投で熱辯 |
16 | 體育日和を滿喫 近郊へ繰出す市民の群・群・群 |
17 | “よい子供達の赤心” 憲兵隊に慰問袋献納 |
18 | 煙草值上げに絡む献金佳話 |
19 | 郭本社廈門支局長次男報社消息 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 黎明の大平原に 壯烈な攻防戰展開 鄉軍と青年學校生の野外演習 |
02 | 奉公班の指導員 高雄市支會で養成 |
03 | 市街戰の猛訓練 東港殉國青年隊で |
04 | 滔滔立板に水 大盛況の員林國語演習會 |
05 | 奉公會屏東郡支會 奉公委員參與會 |
06 | 廣谷廳長出府 |
07 | 軍事教練實施 花蓮港青年層に |
08 | 北斗郡青年道場 卅一日盛大な落成式 |
09 | 中島臺東廳稅務課長 花蓮港に榮轉 |
10 | “敢鬪譜”を大展開 臺南州職員體育大會 |
11 | “鎬を削る”熱戰 高雄市の體育大會 |
12 | 奉公會鳳山分會初の委員會 |
13 | 臺中師範附屬國民校運動會 |
14 | 新營郡防諜懇談會開催 |
15 | 東石郡壯丁團幹部鍊成 |
16 | 多角的生產擴充 道路の兩側に蓖麻を播種 賴母しい銃後風景 |
17 | 地方便り |
18 | 防諜座談會開催 一日高雄商工獎勵館で |
19 | 屏東市の行事 |
20 | 大龍峒聯合體育大會 |
21 | 花蓮港旭校運動會 |
22 | 圖像:戰線五千哩・風を朔いて |
23 | 出荷マークを整理 高雄州青果同業組合 |
24 | 土地公埔派出所落成式を擧行 |
25 | 劍尖に龍虎相搏つ 大盛況の高雄中等武道大會 |
26 | 警察職員武道大會 二日臺中武德殿で |
27 | 巡查試驗合格者 |
28 | 竹東郡各組聯主催 店員從業員慰安會 |
29 | 新劇團に授賞 島民劇發表大會終る |
30 | 花蓮港市體協健步部部員廿四粁強行 |
31 | 南投芳美國民學校體育會 |
32 | 屏農學寮の火事 |
33 | 自轉車預所設置で盜難皆無 |
34 | 埤頭庄主催國語演習會 |
35 | 臺南署の荷拔一齊檢擧 |
36 | 各種褒賞授與式 二日新營街公會堂で |
37 | 窓飾競技會入賞者授賞式 |
38 | 鳳山街各部落で常會を開催 |
39 | 貯蓄畫劇筋書 豫選二十六種 |
40 | 拔荷一齊檢擧 昨朝嘉義署で |
41 | 宿舍荒らし逮捕 |
42 | 幼兒が火傷で死亡 |
43 | 今日の映畫 |
44 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 九月中恤兵金品 臺灣軍司令部取扱 |
02 | 淚ぐましい熱心振 臺南州皇民塾推進隊 |
03 | 圖像:陸軍訓練學校の卷 |
04 | 泰國を繞る英米の策動(上) |
05 | 生產計畫の實施 農業團體の統合 帝國農會の答申案 |
06 | アンドロメダ星雲の大きと |
07 | ラジオ |
08 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 東條首相施政方針演說草案 國策強行の新方途 如何なる第三國の威嚇にも 斷乎之を排除克服頭條新聞 【東京發同盟】來る十五日に召集の第七十七臨時議會劈頭に行はれる東條首相の施政方針演說草案に關しては豫て內閣四長官に依つて寄寄構想が練られてゐたが大體その意見も纒まつたので三日書記官長に四長官會議を開き特に賀屋藏相及び奧村情報局次長の出席を求めて同草案に織込むべき臨時軍事費增稅等の豫算關係並に時局の真相解明に依る國民士氣の昂揚につきその意見を聽き約三時間に亘つて隔意なき意見を交換愈愈首相演說草案の本格的調整に着手したが同草案は遲くも今週中には脫稿して來週の閣議に附議決定する筈である而して首相の施政方針演說は時期的には日米交涉の成否決定を明確にすると思はれる際に行はれることとてその內容は內外注視の焦點となつて居り又首相としてもこの演說に依り不動の我が國策を再闡明して皇國が如何なる第三國の威嚇妨害に直面するとも斷乎これを排除克復する國策强行の新方途を明確にして全國民に對し政府と共に太平洋の危局突破の必勝體制を完成せんことを强く要請することとなるべく同草案の骨子は大體左の如きものと思はれる 一、不動の國策遂行の新方途闡明 支那事變の處理と大東亞共榮圈確立とにより世界平和に寄與せんとすることこそ我が不動の國策であるこれが遂行の為には外盟邦と交誼を厚くし內益益國防國家體制を完備し以て敵性國家に對し毅然たる態度を以て臨み然も尚敵性第三國側が我が聖業達成の真意を解せざる場合に於いては大東亞の自衞自存の為め國策を强行する 一、日米交涉の真相解明 我が不動の國策遂行に當り太平洋を繞る日米關係は今や險惡微妙な實相を呈しつつあり去る八月二十八日の近衞メツセージ以來繼續された日米交涉は太平洋の危機打開に關する我が誠意の披瀝と隱忍自重を續けたるも相手國たる米國は飽くまで理不盡極まる態度を取り愈愈對日大包圍陣を强化して我を壓迫外交交涉の基調となるべき互讓の精神全くなく威嚇と融和の兩建で徒らに時日を遷延せしめんとしてゐる 一、有事則應體制の完成 今や未曾有の重大世局に臨んで益益國防國家體制を完備しなければならぬが政府は今回緊急を要する臨時軍事費の增加、增稅案、米穀增產策等の諸案を提出協賛を求めるが政府としては諸事革新の時機に際會せるを認識して行政機構を改善し迅速果敢なる行政事務の處理に遺憾なきを期する一方重要產業統制會を中核とする經濟新體制の確立、生產力擴充計畫の重點遂行、低物價政策の堅持、購買力吸收、食糧增產、治安確保等による戰時國內策を急速に實行する 一、國民士氣の昂揚と覺悟要請 危局に直面して國民士氣の昂揚とその堅固なる覺悟を促す |
02 | 國策強行の新方途 如何なる第三國の威嚇にも 斷乎之を排除克服 |
03 | 米稅關は諒解を無視 日本宛郵便物を檢閱 |
04 | 英印軍司令官 新嘉坡に到着 |
05 | 戰時議會に臨む決意 兩院各派代表的議員に聽く |
06 | 議會の歷史的役割完遂 |
07 | 圖像:臺北驛着の芳澤大使一行 |
08 | 有力共產團體の解散を命ず ヴイシー政府 |
09 | 本多駐華大使 十三日歸朝せん |
10 | 新日本創造の議會たれ |
11 | 米沿岸防備隊哨戒艇の一部 海軍省に移管 |
12 | 內外に深刻重大な影響 |
13 | 芳澤特派大使一行 赴任途次基隆に寄港 |
14 | 日佛印緊密化へ 芳澤大使上陸第一聲 |
15 | 臺灣の工業化は 佛印資源が必要 木下顧問語る |
16 | 水電開發に努力 今年度の米、糖は豐作 長谷川總督門司着東上 |
17 | 倫敦を空襲 |
18 | 汝南(河南)を完全攻略 |
19 | 要衝正陽をも占領 |
20 | ル大統領日米戰爭を思止む 評論家フラウン氏の所論 |
21 | 鐵鑛石の輸出停止 比島高等辦務官新法令公布 |
22 | 比島の豫備軍 米軍への編入を急ぐ |
23 | 獨軍司令部發表の戰況 |
24 | 獨機の赤都空襲 日一日と猛威を加ふ |
25 | クリミヤ半島の首都 シンフエロポリ占領 |
26 | モスクワの軍事工場 ウラルヘ移轉說 |
27 | 獨空軍活躍 |
28 | 今日の天氣 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 天皇陛下御親祭 宮中明治節祭の御儀 |
02 | 一億民神宮を遙拜 決意を刻み込む赤誠の祈り |
03 | 明治神宮例祭 嚴かに執行はせらる |
04 | 皇太子殿下 學習院明治節奉賀式に 御參列あらせらる |
05 | 同和奉公會に御下賜金 |
06 | 殊勳の古老に聽く 皇軍臺北入城座談會 |
07 | 皇太子殿下 各種競技を台覽 |
08 | 總督府の奉拜式 きのふ正廳で擧行 |
09 | 御真影奉拜式 軍司令部で嚴かに擧行 |
10 | 武官府の遙拜式 |
11 | 臺北憲兵隊本部奉拜式 |
12 | 宮城を遙拜 島都の奉祝 |
13 | 新竹の奉祝 |
14 | 宜蘭の奉祝 |
15 | 花蓮港の奉祝 |
16 | 總勢63名の大部隊 芳澤使節團一行寄臺 |
17 | 躍進臺灣の姿 五年振りの木下顧問 |
18 | 八十一歲の 老勇士も參加 日清從軍會總會 |
19 | 掉尾を飾る白熱戰 神宮大會の繪卷閉幕 |
20 | 賑かに島都入り 臺灣神社に參拜 |
21 | 苦心の遡江戰 恩賞に輝く福岡中佐感激談 |
22 | 酒井前海軍武官 部員にお別れの挨拶 |
23 | 使節船でお產 |
24 | 龍水會發會式 伊澤元總督を中心に 在京のお歷歷が懷舊談 |
25 | 鄉軍不動の決意 步武堂堂市中を行進 |
26 | 七千甲步に甘藷を大增產 |
27 | 吉富本社編輯局長 長女の結婚式報社消息 |
28 | 高雄保護事業視察團來花 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 御聖德を偲び奉り 敬虔な奉拜式擧行 明治節に於ける各地の行事 |
02 | 橋子頭社例祭 |
03 | 豆選士の熱演に 多數の聽眾陶醉 |
04 | 集集街國語演習會終る |
05 | 愛兒の死を秘し 壯丁訓練の重責を果す |
06 | 從業員を訓練 高雄市自動車課で |
07 | 新化部落會で 役員常會開催 |
08 | 彰化家庭防空群 五日に訓練實施 |
09 | 興亞奉公日に神社參拜 |
10 | 國民體位向上に 衛生施設を審查 潮州郡 |
11 | 經審委員迎へ 經濟講演會 |
12 | 北斗郡部落指導員常會 |
13 | 廢品回收に 老勇士が一役 |
14 | 田寮庄牛稠埔で アルカリ性冷泉湧出 州で遊園地化計畫 |
15 | 臺中鄉軍の體鍊大會 |
16 | 圖像:馬公秋季大運動會 |
17 | 中支の對日貿易 (上)決濟方法の確立が必要 現地報告 |
18 | 學校の空閑地 瞬く中に蔬菜園に |
19 | 司法記念日 旗山の行事 |
20 | 體位向上に霧峰迄強行軍 |
21 | 堆肥增產獎勵に 北斗郡守管內を巡視 |
22 | 新竹郡國演會 盛況裡に終了 |
23 | 國民貯蓄事務講習會 |
24 | 國民校陸上競技臺中地區大會 |
25 | 牛稠子射擊場竣工式打合會 |
26 | 時局に因む競技を展開 臺南州體育大會開幕 |
27 | 時局講演會 新埔劇場で |
28 | 人事・往來報社消息 |
29 | 消息 |
30 | 地方便り |
31 | 今日の映畫 |
32 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 獨蘇戰爭の急發展 ドイツの目がけるものは何か/清澤冽 |
02 | 圖像:大場鎮陷落記念慰靈祭 |
03 | 九月中國防献金 馬公海軍經理部臺北海軍武官府取扱ひ |
04 | 泰國を繞る英米の策動(下) |
05 | 圖像:岳南作戰 |
06 | ラジオ |
07 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 戒嚴令施行權限を 大統領に附與せよ 米陸軍長官、下院議長に要請 一朝有事の布哇に |
02 | 決定事項はない(米加會談) ル大統領言明を避く |
03 | 歸還五將軍晴れの參內 |
04 | 圖像:儼然たり南海の護り |
05 | 米政府護送船五十隻を建造 |
06 | 英米蔣蘭の四國間に 軍需資材配給機構確立 |
07 | 米、獨に賠償を要求 獨政府回答をなさず ムーア號擊沈 |
08 | ソ聯の平和提案を 米が芬蘭に取次ぐ |
09 | 消費機構の組織化 日商事務局意見案の要旨 |
10 | 蘭印空軍增強 |
11 | 關滿支向けの輸出調整品目 四十餘品追加 |
12 | 中央亞細亞橫斷 調查會發會式 盛大に擧行さる |
13 | 物價高、飢餓に喘ぐ 重慶住民が土匪化 鐵環の我が經濟封鎖の効果 南支軍報道部長談 |
14 | 最重大段階に入る露都放送 |
15 | クルスクを占領 獨軍司令部發表 |
16 | ムルマンスクに迫る 獨、芬の兩軍が |
17 | 今後南方戰線に 重大展開を見ん |
18 | 獨伊軍ロストフに迫る 近くコーカサス作戰展開 |
19 | バフセライに到達(獨軍) |
20 | 明日の天氣 |
21 | 水滸傳(538)/黃得時;榎本真砂夫 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 經濟事犯の根絕へ 法務局主催の遵法週間行事 高等法院で座談會 |
02 | 海南島は米作適地 大森臺拓技師語る |
03 | ゴルフで鍊へる 芳澤大使寄臺第二日 |
04 | 木下顧問 軍司令部に挨拶 |
05 | 罐詰臨戰體制 各業者を統合 |
06 | 阿賀大會報道部長謹話 |
07 | 小泉會長挨拶 |
08 | 盛り上る奉公熱 現地報告(七) 臺南州の誇り 皇民塾活動の實際 臺南州の卷 |
09 | 共同炊事を開始 クイビシエフの日本人村 |
10 | 齋藤總務長官 臨時議會出席のため近く上京 |
11 | 圖像:經濟事犯根絕座談會 |
12 | 專賣局地方官署長會議開く |
13 | 讀まれる週報 心強いこの讀者層調べ |
14 | 出るぞ 文化戰の新武器 紙芝居トーキー 畫劇報國社製作に着手 |
15 | 力士の敢鬪 奉納力士選士權大會開く |
16 | 總務部長事務打合 |
17 | 臺北市支會の生活訓練部會 |
18 | 興亞女性鑑 三十七名を表彰 |
19 | 圖像:神宮大會第三日目 |
20 | 合同訓練成績 |
21 | 海軍武官府献金 |
22 | 軍馬に童心の感謝 新興校のヨイ子供 部隊に感心な献金 |
23 | 雜誌販賣日改正 |
24 | 保甲修練場入場式 |
25 | 鍛鍊運動會開催 花蓮港の鄉軍と青年學校生徒 |
26 | 基隆水上新舊兩署長事務引繼 |
27 | 自腹を切つて 國語獎勵運動 |
28 | 臺北州警察部異動 保安課長に脇元氏 |
29 | 上海の法幣暴落 租界でも我軍票大威張 |
30 | 在支占領地の英人引揚げ 英當局が再勸告 |
31 | 北國民校上棟式 |
32 | 高野氏講演會 |
33 | 臺北幼稚園體育會 |
34 | 林煶灶氏長男挺生君の結婚式 |
35 | 人事消息報社消息 |
36 | 今夜の放送 |
37 | 商況 四日前場 |
38 | 興南案內報社消息 |
39 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 家庭へ「育兒の栞」 少くしたい赤ちやんの死亡率 ま□これ丈は心得て下さい |
02 | 油斷のならない 感冒・百日咳 これから流行る病氣色色 |
03 | 花嫁讀本 |
04 | 乳吞子にこの注意 |
05 | 火缽戀しい季節と 鐵瓶の手入れ 水酸化鐵はどうするか |
06 | お臺所覺帳 |
07 | 濡れた靴を乾かす法 |
08 | 圖像:晚秋の內地農村(スケツチ) |
09 | 庭木にも冬の支度 |
10 | 玉ネギの皮が染料になる ムダはぶきの色色 |
11 | 暖かで活動的な 冬の婦人服 手織のブラウスはいかが |
12 | お買物標語 |
13 | ネクタイの若返り |
14 | 勉強と睡眠 |
15 | 芥子濕布 幼い子供に用ひる注意 |
16 | 國語學習 廣東の日本色 目拔き通りに日本商店 |
17 | お米に感謝を捧げませう |
18 | 圖像:かあいい仔牛 |
19 | ドウタイノナイセントウキ アメリカデデキマシタ |
20 | 力作揃ひの 臺灣總督府美術展覽會 |
21 | すばらしい成績 全國學童水泳大會で一位 がんばつた臺北市南門校女子 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 執筆者の心構へ (下) 文藝時評/杉捷夫 |
02 | 彈丸列車の內容 昭和二十九年に開通 科學 |
03 | 隨想 今年の柿/石島菊枝 |
04 | 珊瑚樹 小さくても強い 働きものの蟻 |
05 | 圖像:大根洗ひ(內地農村スケツチ) |
06 | 歌 故鄉/李廷猷 |
07 | 戰爭と惡疫(下) 細菌戰果して恐るべきか |
08 | 整理統合に伴ふ從業員措置 |
09 | 映畫機械業者の危機增大 |
10 | 豆科學 耐爆彈の工場 |
11 | 心聲漢詩 升三社兄挽詞/鶴亭、哭猶子溪銘/鶴亭、輓張純甫社兄/爾瞻 杜仰山、浮生/爾瞻 杜仰山、八月十五夜于覺修宮作/爾瞻 杜仰山 |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 官廳事務の戰時態勢 許可認可事務簡捷處理へ 勅令案要綱を決定頭條新聞 【東京發同盟】政府は今回官廳事務の戰時態勢化の一方途として許可認可等行政事務處理簡捷化に關する勅令の制定を抑ぐ事となり四日の閣議に於いて右勅令案要綱を決定したが臨時議會開會前にこれを公布し明年一月一日より施行する豫定である、同日午後五時政府より發表された右勅令案要綱は左の如くである、 許可認可等行政事務處理簡捷化に關する勅令案要綱 一、許可認可等行政事務處理の簡捷化を圖るため單行勅令の制定を仰ぐ事 二、凡そ許可認可に關する事務は申請書受理後遲滯なくこれを處理する事を要する旨を明定する事 三、國家總動員法昭和十二年法律第九十二號(輸出入品等に關する臨時措置に關する法律)其の他各種統制法規に基く許可認可等に付き特殊の事項を除くの外槪括的に處理期限を設定する事、右處理期限は原則として申請書受理後三十日とする事 四、一定の措置なくして前號の處理期限を經過したる時は許可認可等ありたるものとする事 五、第三號の許可認可等の處分前關係行政廳間の協議を要する場合に於て原則として協議をなしたる後十日以內に協議の相手方より文書に依る回答無き時は協議整ひたるものとして措置し得る事とする事 備考 右に關聯し一行政廳の異議により協議整はざる場合に於る裁定其の他調整方策に付いては別途攻究する事 六、第三號の許可認可等の申請書の經由行政廳は原則として申請書受理後七日以內に進達をなす事を要する事とする事 備考 經由行政廳の整理及び經由行政廳に對する行政監督については別途攻究する事 |
02 | 一本勅令として公布 |
03 | 官界新體制の一環 官僚主義の弊害排除 谷總裁談 |
04 | 各省への影響 |
05 | 共產匪剿滅に全力 陝西省境黃河の要衝確保 |
06 | 楊麾下殘匪を擊滅 |
07 | 河南○○部隊 十月中の戰果 |
08 | 駐馬店、確山を占據 京漢線突破泌陽まで進出 |
09 | 北支開發總裁 津島氏就任受諾 |
10 | 圖像:南部佛印駐屯の皇軍勇士の意氣 |
11 | 首相の政治力強化 行政廳の協議不調の場合の 裁定その他の調整策 |
12 | 軍事費追加案 增稅案を說明 眾院の事前說明會 |
13 | 臨時地方長官會議 來る廿四日に招集 |
14 | 五勅令案を諮問 新內閣初の總動員審議會總會 來る七日首相官邸で |
15 | マレー半島の 防備情態を檢討 英印度軍司令官訪新の使命 |
16 | 獨、米國交斷絕迫る ロ號事件の經緯發表注目の的 |
17 | 英、米、ソ、蔣政權の 正式第一回聯合會議 四國軍事合作を協議 |
18 | 厚生次官接任 武井人口局長に決定 |
19 | 愛媛縣知事畠田氏 |
20 | 奉公運動の尖兵 州下千三百名の推進員に對し 十日各支會で指名式 |
21 | 軍事顧問會議 泰國再組織す |
22 | 長谷川總督 きのふ入京 |
23 | “檢閱を意味せぬ” 日本向け郵便物差止めに關し 米郵政省當局言明 |
24 | 小泉厚相以下 明治神宮に奉告參拜 |
25 | 國民政府人事 外交部陣容を整備 |
26 | 通行稅を附加 行政院會議で決定 |
27 | タイ國近く軍事訓練實施 |
28 | 今日の天氣 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 忘却されたる臺灣研究社說 一 論語に「溫故而知新」とある通り今日の新らしきを知るには古い事から尋ねなければならないとは誠に千古の名言である。現在の日本を知るには唯明治維新以後の事情に依るだけでなく悠久二千六百年來の國史を讀むにあらざれば到底我が國體の尊嚴と國民性の由來を深く認識する事が出來ないからである。臺灣は僅か三百餘年の歷史しかないが本島住民の大多數が南支那よりの移民であるから其の風俗習慣が南支那から受けて特殊な變遷を經過して來たのである。それ故本島社會に對する硏究も其の淵源するところ淺からざるため容易に其の一斑を窺ふるに由なきものである。 二 周知の如く支那事變以來我國の支那硏究は頻かに旺盛を極めたが現在のところ尚クレツシイの「支那滿洲風土記」やウイツトフオーゲルの「支那の經濟と社會」の業績に比較すべきものがなく今更外人の硏究心に敬意を表せざるを得ない。幸に滿鑛が滿洲國に對しては各方面より不斷の硏究を續けられ時折貴重な資料を發表しつつあるので僅かに人意を强くしてゐる。朝鮮に於ても最近巨費を惜まずに朝鮮史の大事業を編纂しつつある事を聞いて臺灣に於ける此の方面の硏究が如何に貧困であるかを反省すべきである。中にも臺灣在住の官吏でさへ少しも左樣な硏究の必要を認めず單に形式的皇民化一點張りで事を處して行かうとしてゐるが果してこれでいいのかと吾人は其の可なるを知らざる者である。 三 試みに兒玉、後藤時代に於る大がかりの臺灣舊慣調查の成果を顧みれば當時の貧弱な財政の內より數十萬金を傾けて內地知名の大家を招聘し尨大な調查報吿書を上梓した頗る遠大な氣魄は我が先人の着眼點が決して凡ならざる事を知るべきである。然るにも拘はらず今までのところは統治の第一線に立つてゐる官吏が果して幾人これを讀破したか、吾人は皆無とは言はないが寥寥曩量の如きものと斷ずる事が出來るのである。斯かる得難き文献が三十年來徒らに高閣の上に束ねられてゐる事は何を語るか言はずして明かである。尚民間の業績としては伊能嘉矩氏の「臺灣文化史」及連雅堂氏の「臺灣通史」以外に纒まつた文献少なきは決して臺灣の名譽ではないと信ずる 四 凡そ習俗の異つた人民を統治するにはよく其の風習傳統等を吞込んだ上に適切な方策を施して之を利導する事は其の政策の如何を問はず統治の要諦でなければならない。所謂皇民化運動も斯かる土壤をよく分析した上でなければ斷じて立派に開花せしめる事が出來ない筈である。此の見地よりして長い間に古い臺灣を忘却した現在の行方は再檢討を要すべきではないかと思はれる。差當りは少くとも完備せる臺灣史だけでも督府の力を以て之を仕上げなければならない。臺大に於ても臺灣に關する硏究をモツト取上げて然るべき問題であらう。最近「民俗臺灣」の定期物を刊行する一事だけでも責めての慰みを感ぜられてゐる。此の際吾人は臺灣官民に對して閑却されたる臺灣硏究の必要を强調すると共に今後是非とも兒玉、後藤時代の業績をして更に光大せられん事を切望してまざ。止る者である |
02 | 不動の精神を強調 重慶粉碎・英米の策動排除へ 日滿華締盟一周年に多彩な記念行事 |
03 | 來る來る献金群 明治の佳節・軍司令部に |
04 | 鐵製階段と大看板を献納 |
05 | 芳澤特派大使一行招待 昨夜總督官邸で晚餐會 |
06 | 鄉軍宜蘭分會 昨日發會式擧行 |
07 | 白仁警察部長各郡署を視察 定期巡閱に替へ |
08 | 圖像:酒井前海軍武官本社に來訪報社消息 |
09 | 經濟事犯の絕滅へ 遵法強調週間中村法務局長放送 |
10 | 高潮一途の志願兵熱 九月末日で既に五千名突破 |
11 | 盛り上る奉公熱 現地報告(八) この講師にこの塾 真摯な實踐振り 臺南州の卷 |
12 | “布袋戲を觀る”の會 武藤國婦會長の慰勞に |
13 | 農村の“模範部落” 督府で三個所を指定 |
14 | ときのこゑ |
15 | 武藤國婦會長 けふ便船で離臺 |
16 | 山岡浩一郎氏に學位 |
17 | 故澤氏告別式 けふ臺北で執行 |
18 | 人事・消息報社消息 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 心を軍服で固め 今月中旬の農繁期を狙ひ 勤勞精神昂揚週間を開催 |
02 | 御鴻業を偲び奉り 奉祝の赤誠披瀝 各地明治節の奉祝行事 |
03 | 竹山神社例祭 奉納催物で大賑ひ |
04 | 史港國民學校鍊成體育會 |
05 | 經濟新體制第一步 (上)統制會の發足と前途 |
06 | 經審委員一行 高雄を視察 |
07 | 臺中隣保館の授產所と病棟 きのふ上棟式 |
08 | 橋本部隊長着任 |
09 | 竹內高雄憲兵分隊長着任 |
10 | 豐原街主催體育大會 |
11 | 奉公運動を積極的展開 高雄州支部聯絡懇談會開かる |
12 | 街庄長座談會 あす高雄州廳で開く |
13 | 幸クラブ庭球試合 |
14 | 清水府地方課長きのふ臺中へ |
15 | 皇民奉公に挺身 佛教奉公團臺中州支部結成式 |
16 | 奉公運動實踐化へ 嘉義支會が立案計畫 |
17 | 功章賞賜物件傳達式 六日臺南兵事部で執行 |
18 | 生活部長連絡會議延期 |
19 | 籾集荷割當打合會 |
20 | 圖像:ソアラーの飛翔 |
21 | 秋季運動會 溪州東國民校で |
22 | 增產報國に邁進 視察を終へて高雄州青年語る |
23 | 甘蔗に螟虫發生 臺南州當局驅除撲滅に乘出す |
24 | 鶯歌鑛業奉公會 けふ發會式を擧行 |
25 | 國語常用強調日 潮州で設定實施 |
26 | 躍動美展開 臺南州體育大會終る |
27 | 豐原の花賣娘 |
28 | 全島製糖會社 交驩野球大會 |
29 | 臺南州體育大會 第一日目の一位の成績 |
30 | 山本事務官あす赴任 |
31 | 新埔秋季競技會 盛況裡に終了 |
32 | 住所を明記せよ 郵便取締りにつき 西村花蓮港郵便局長語る |
33 | 高雄市音樂協會演奏大會 |
34 | 地方便り報社消息 |
35 | チフス注射は 漏れなく受けよ 河野高雄市助役談 |
36 | 荷拔き二件 臺中署に檢擧さる |
37 | 人事・消息報社消息 |
38 | 今日の映畫 |
39 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | タイヤ、チユーブ 配給統制要綱 申請は今日中に 荷車用 |
02 | 實棉最高價格 四圓乃至六圓引上げ |
03 | 告示第九百七十二號 |
04 | 食糧局の新機構 總務、食糧、業務三課に 分け內部強化擴張せん |
05 | 戰時商業道德作興 其他重要問題審議 臺灣商議所常議員會 |
06 | 鐵道運賃の引上 近く審議會に諮問 |
07 | 本年度第二四半期 本島貯蓄增加快調 府財務局發表 |
08 | 九月銀行預金新記錄 遂に四億圓を突破 事變前に比し十二割激增 |
09 | 各州二期作豐收 一部は浮塵子の被害 |
10 | 內外地關係廳 事務打合會 昨日より遞信部で 船員保險 |
11 | 管理米輸送懇談會 |
12 | 照明燈 |
13 | 商況 四日後場 |
14 | ラジオ |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 首相、決意を披瀝 樞府の協力を求む 樞府定例本會議 |
02 | 官廳事務を再編成 現在陣容で能率發揮 |
03 | 芳澤大使一行出發 晴れの赴任の途へ |
04 | 基隆を出港 |
05 | 長谷川總督 大宮御所に伺候、明日參內 |
06 | コーカサス作戰近し 獨軍當局も是認す |
07 | ロストフとツ市 重大危險に瀕す |
08 | 獨軍、ク半島の フエオドシヤ占領 |
09 | ツーラ戰線で 未曾有の激戰 |
10 | ソ聯黑海艦隊 餘命幾許もなし |
11 | 獨の諸都市を ソ聯機が空襲 |
12 | 米海軍大西洋航空基地增強 |
13 | 圖像:南部佛印駐屯皇軍勇士の意氣、每朝點呼後の體操 |
14 | 中立法修正の表決の差 十票□後か |
15 | 海軍追加豫算 米議會に提出 |
16 | 日米會談を悲觀視 英政府が真劍考慮 極東の最惡の事態に備へて |
17 | 緬甸の首相不滿 英本國の不誠意に |
18 | ハ駐米英大使圍んで 卵の爆擊彈を浴す 婦人反戰團氣勢あぐ |
19 | 米の理不盡な 對芬停戰勸告 シユミツト博士難詰 |
20 | 英帝國領諸國 重要協議 對樞軸國態度で |
21 | 英、佛船五隻を拿捕 佛政府、嚴重抗議提出 |
22 | 拿捕の佛船 |
23 | グアム島等に居住の 米人の婦女子引揚ぐ |
24 | 第五回人口問題 全國協議會開く |
25 | 米海軍油槽船サ號雷擊さる |
26 | 明日の天氣 |
27 | 水滸傳(539)/黃得時;榎本真砂夫 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 神宮大麻頒布始の 奉告祭並に頒布式 督府正廳で嚴かに擧行 |
02 | 奉齋精神の徹底へ 文教局長談話を發表 |
03 | けふの志願者 |
04 | 武藤國婦會長 基隆國婦懇談會に臨席 |
05 | 酒井少將九日離臺 |
06 | 神饌米の奉献式 十一日州會議室で擧行 |
07 | 臺灣保護事業大會 あす島都公會堂で開催 |
08 | 古剎の梵鐘も奉公 燭臺などリヤカーに滿載 護國禪寺から軍司令部へ |
09 | 白衣の勇士慰安に 玉突臺を一式献納 |
10 | 鈴木高等課長 外事課長を兼任 |
11 | 財務局長上京 |
12 | 保甲陣の建直し斷行 役員の素質全體的に向上 |
13 | 小原拓務省事務官視察日程 |
14 | 臨時議會を目睫に控へ 白堊議事堂目の廻る樣な忙しさ |
15 | 誠心誠意大いに働きたい 脇元新保安課長談 |
16 | 新劇關係者打合會 |
17 | 海軍武官府献金 |
18 | 蘭陽一市三郡の國語演習會 十五日に開催 |
19 | 區長打合會 |
20 | 枋寮─臺東 局營南廻り線 けふ晴の開業式擧行 |
21 | 銃後青年の逞しき姿 訓練報國ポスター出來上る |
22 | 銃後婦人建設講演會 兩女史を迎へ七日市民講堂で |
23 | 蓬萊蝸牛退治 一石二鳥の名案 |
24 | “時局に目覺めた道士” 自發的に轉業を申出づ |
25 | 神宮奉納力士選士權大會 |
26 | 武道課を新設 |
27 | 體育綜合團體 設立小委員會 |
28 | 基隆燃料小賣商組合發會式 |
29 | 港都に覆面の怪盜 |
30 | 人事・消息報社消息 |
31 | 今夜の放送 |
32 | 商況 五日前場 |
33 | 興南案內報社消息 |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 女子の能力調查 手先の器用さは男子に優る |
02 | 共同獻立の效用(上) 買出しの手數も省け 經濟で能率も上る |
03 | 金屬回收に 家庭も協力 不要不急品の供出を |
04 | 榮養の補給にも日光 屋內で働く人人は 今のうちに紫外線を浴びよ |
05 | 水裡國民校の大運動會 |
06 | 圖像:武漢更生三周年記念 |
07 | 子供のジヤケツ 毛糸の洗濯のコツ |
08 | 魚の玉子燒 |
09 | 果物の皮のビタミン |
10 | 人體に快適な秋 仕事の能率もあがる好季節 有效に利用しませう |
11 | 紅絹を洗ふ時 |
12 | 鯖の空揚げ |
13 | 汚點拔き後の仕末 |
14 | するめの作り方 |
15 | 鯖のバタ燒き |
16 | 國語學習 海をたがやして 貝や海草をそだてます |
17 | 今週の出來事 (十一月二日─八日) |
18 | 落葉の話 さむがりやの梅や櫻 落葉が果す尊い役目 |
19 | 圖像:そらつかまへたぞ |
20 | 週間コドモ新聞 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 “みそぎ”と「しらす」/室伏高明 |
02 | 國民文學の提唱 (上)/瀧坂陽之助 |
03 | 珊瑚樹 カナダ熱帶時代 三百萬年の大昔 |
04 | 醫學と能率增進/有山登 |
05 | 圖像:葡萄棚(臺展特選)/葉火城 |
06 | 超短波と怪力線 趣味の通俗科學講話 |
07 | 靜かなドン 米國でベスト、セラー |
08 | 布袋草(二) 「木造の馬」/吳阿泉 |
09 | 岳南作戰の大記錄映畫 |
10 | 心聲漢詩 秋思/杜仰山、八月二十五日作/杜仰山、寄夢周/杜仰山、敬步少奇君見懷瑤韻/洪元煌、書感再用前韵並似少奇君/洪元煌、陰曆九月十一誕辰旅中感賦/杏菴、代友人贈秋玉女士/杏菴 |
11 | 新刊紹介 |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 來栖大使米國へ派遣 野村大使を援助せしむ頭條新聞 【東京發同盟】情報局五日午後六時發表 今般帝國政府は野村大使を援助せしむる為め來栖大使の米國派遣を見るに至つた(寫真は來栖大使) |
02 | 帝國の自存自衛と 國家的權威の限界 米國首腦者に說示 最後の外交的努力 |
03 | 有數の英語達者(來栖大使) 三國同盟締結に活躍した人 |
04 | 天皇皇后兩陛下 七日葉山御用邸へ行幸啟 |
05 | 圖像:長谷川臺灣總督入京 |
06 | 舊黃河京漢線鐵橋 僅か二週間の超スピードで 修復作業を完成 |
07 | 伯林、戰爭中の冬眠 劇場は超滿員の景氣 |
08 | タス通信の戰況發表 |
09 | 比島の選擧十一日に開始 現政府黨勝利か |
10 | 科學文化協會發會式 |
11 | 對各派交涉會の 態度を協議決定 研究會の常務委員會 |
12 | 議員同盟勢揃ひ 對議會方針を決定 |
13 | 當面の問題を審議 議員同盟本部で各種委員會 |
14 | 全國道府縣會議長會議 |
15 | リ駐佛米大使 ペタン主席訪問 |
16 | 全購販聯の事業細目 農村物資配給機構產組が擔當 |
17 | 圖像:中亞橫斷鐵道調查會發會式 |
18 | 海軍省官制別表中 臨時特例を設く きのふ勅令公布施行 |
19 | 援ソ集團軍四萬 中共、歐露に派遣 重慶側、朱德等を詰問 |
20 | 米阿郵便航空路を開設 米郵政長官發表 |
21 | ブ米比島空軍司令官 マ極東軍總司令官と會談 |
22 | 地方部長級異動 |
23 | 外人出入規則を全面的改正 コロンビア政府 |
24 | 水上機乘員專門養成所 福山に新設 |
25 | 今日の天氣 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 官界新體制と本島の現狀社說 一 政府が官廳事務の戰時態勢化を計る方策として許可並に認可等の行政事務の處理を簡易化する為めに第七十七議會を前にして定例閣議に對し勅令案要綱を決定した事は、官界新體制を具現する上に最も時宜に適するものと言はねばならない、內閣情報局總裁の公表した如く我が國は有史以來空前とも言ふべき現下の國際情勢に對處しつつ支那事變の處理を完遂すると共に、進んで新秩序建設の指導的役割を果さねばならない重大責務を有して居る、その為めには一億國民が總力を擧げて最高度にそれを發揮し國策の要請に應へて如何なる事態が發生するとも迅速果敢にして有效適切なる對策を樹立する體制を整備すべき秋である。現政府がかかる見地よりして諸政百般に亘り根本的刷新を加へ萬難を排して多年の舊弊を匡正せんとの決意に對しては軍官民ともこの好機會を逸せず、政府の意圖する所を明察し、行政機能を活潑ならしめ國民活動をして旺盛にする為めに事務處理の迅速化に協力すベきである、 二 行政官廳に於いては一時も早く戰時態勢化に邁進し從來の消極的方針と官僚的態度と理念を潔く一擲し政府の指示方針に從ひ行政事務の迅速果敢なる處理を事實の上に具現せん事を求めるものである、殊に事變發生以來戰局の發展並に國際關係の緊迫化に伴ひ統制經濟が强化され國家的干與と公益的指導がその程度と範圍を增大し來りつつある事よりしても、官廳事務の迅速なる處理と民眾に對する指導啓蒙に於いては從來よりも親切叮寧でなければならない國家總動員法を始めとして輸出入品等臨時措置に關する法律その他の統制法規に基く許可並に認可に對しては國策の線に沿ひ迅速なる處理と共に公平無私なる態度を以て推進すべきである、これが緊迫化した時局に對處し國民總力戰への唯一の道である事を充分に理解し、卽時行政事務の刷新遂行に邁進せねばならない事を要望するものである、徒らに特權を振り廻し得意顏すべき時代ではない事を痛感する 三 本島官界の現狀を見るに事變以來國策遂行の為めに督府を始め地方官廳とも非常なる熱誠を以て激增した行政事務の處理に邁進しつつある事は有識者の均しく感謝して居る所である、然るに未だに一部行政當局にあつては統制强化の何物であるかを深思省察せず、徒らに繁文縟禮を踏襲し事務の澁滯を見つつある。殊に監察制度の多い本島にあつては民眾と接觸面のない所では種種芳しからぬ弊害を釀成しつつある事は寒心に耐へない、今や東亞共榮圈の確立と高度國防國家の建設が我が不動の國策であり南方基地として占める本島の國家的使命を完遂する為めには國家總力戰の第一步に於いて官民の心からの協力に期待する所が甚大である、かかる見地よりしても從來非難された官僚主義の弊害を排除し六百萬島民をして如何にすれば國策に協力させる事が出來るかを講究し、官吏は民眾の指導者としてその行動に於いて國策の尖兵としての意氣込みと熱誠とを以て官廳事務の刷新を斷行して貰ひ度いと共に監督當局が常に第一線の運用に弊害がないかを察知すべきである |
02 | 圖像:皇太子殿下外苑競技場御成り |
03 | 臨戰下の奉公運動 局部長會議で報告 |
04 | 記錄映畫天業奉頌 近く畏き邊りに献上の上 全國各都市で一般に公開 |
05 | 防空指導者を養成 明春帝都に中央防空學校を設立 |
06 | 盛り上る奉公熱 現地報告(九) 熱意と努力の結晶 これぞ模範“町內一家” 臺南州の卷 |
07 | 惱む住宅難に曙光 四ケ年間に七千二百戶建設 臺灣住宅營團令中旬頃施行 |
08 | 虛禮の送迎激減 十月中全島で二萬人の減少 微笑ましこの自肅調 |
09 | 福田連絡部長官來臺 |
10 | 農業義勇團派遣を打合 |
11 | 遵法講演會 あす宜蘭で開く |
12 | 經審臨席官 新竹を視察 |
13 | 臺灣關係十八名に 學術研究補助費支給 日本學術振興會理事會で決定 |
14 | 軍司令部献金 |
15 | 下部組織指導員 神宮外苑青年館で講習會 |
16 | “婦人と防諜” 加藤准尉、花嫁學校で說く |
17 | 皇軍を信賴して 汕頭は明朗 黃大偉將軍昨日寄臺 |
18 | 故澤氏告別式 東本願寺で嚴修 |
19 | 花蓮港廳下の献金熱 |
20 | 醫博に又一人 山岡氏の喜び |
21 | 臺北友の會交換會 |
22 | 觀世研究會謠會 |
23 | 水利議員體育會 |
24 | ときのこゑ |
25 | 人事・消息報社消息 |
26 | 訃文:郭萬最 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 明治節祭を執行 彰化神社大前で |
02 | 六甲神社例祭 四、五兩日大に賑ふ |
03 | 六甲庄豐年奉告感謝祭 |
04 | 一生懸命にやる 橋本第四部隊長語る |
05 | 勞務者の住宅を建設 勞働需給組合理事會で決定 |
06 | 防諜精神講演會 |
07 | 白衣勇士慰問演藝會 |
08 | 圖像:獨尖兵の殘敵掃蕩 |
09 | 臺南署保正壯丁團長會議 |
10 | 煙草屋さん献金 |
11 | 住民は安居樂業 南支慰問團一行歸る |
12 | 森田知事出府 |
13 | 彰化奉公青年隊軍事大講演 |
14 | 家庭パン製造講習會 |
15 | 經濟新體制第一步 (下)指導者問題の展開 |
16 | 彰化市大和校の秋季運動會 |
17 | 當籤金五百圓寄附 |
18 | 奉公會屏東支會 十三日市會議室で |
19 | 大原拓務省事務官一行來彰 |
20 | 山に咲く女丈夫 騷動を一步前喰止む |
21 | 彰化市消費米組合役員決定 |
22 | 働く“乙女部隊” 高雄州支部の皆働運動 |
23 | 重要部門の打合 十一日臺南州會議室で |
24 | 彰化商工庶民信組の役員會 |
25 | 市長郡守會議 |
26 | 臺灣音樂座談會 |
27 | 豫算編成方針 高雄州で打合會 |
28 | お山に角力熱 九日に爭霸戰大會 |
29 | 支會奉公委員會 高雄州支部の日割 |
30 | 溪湖國民校 秋季運動會 |
31 | 圖像:馬公體育祭 |
32 | 消防寄附金 至急完納を希望 |
33 | 貯蓄事務講習會 |
34 | 臺中一中生徒 鹿港神社に參拜 |
35 | 人事往來 |
36 | 地方便り |
37 | 今日の映畫 |
38 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 本島間接稅の增徵 遊興稅六百五十萬圓 全額の六五%を占む |
02 | 新式製糖工場 壓搾開始期決定 鹽糖溪州は八日より |
03 | 運輸研究會總會 十九日市公會堂で |
04 | 之に先立ち 幹事會開催 |
05 | 米穀の增產方策 (三)技師入鹿山成樹述 堆肥の重要性 |
06 | 島內バナナの 氾濫傾向 |
07 | 島內連絡會議に 提出の問題を打合 |
08 | 管理米の內地港別 價格決定に笹本氏上京 |
09 | 多大の收穫收め 船員保險內外地打合會終了 |
10 | 南海興業總會 十五日同社會議室で開く 井田氏常務に就任せん |
11 | 臺灣米穀納入協會 第一回通常總會 |
12 | 照明燈 |
13 | 高雄出張所設置 東亞海運來年一月頃 |
14 | 石灰統制組合 石灰工業組合に改稱 |
15 | 商況 五日後場 |
16 | ラジオ |
17 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 參議制以下の諸問題 臨時議會後に研究決定 |
02 | 來栖大使の旅途に 出來る丈便宜圖る ハル長官談 |
03 | 倫敦一般の關心喚起 |
04 | 濠洲も極東問題に 異常な關心を示す |
05 | 長谷川總督 東鄉外、拓相を訪問要談 |
06 | 長谷川總督參內 統治情況を委曲奏上 |
07 | 佛印日本側專門委員一行 ス地區に向ふ |
08 | 圖像:明治の佳節に畑總司令官の遠乘會 |
09 | 敦賀航路の氣比丸 浮流機雷に觸れ沈沒 |
10 | 救助船直ちに現場に急航 |
11 | 救助船は現場到着 全力を擧げて搜查 |
12 | ル大統領演說 國際勞働會議で |
13 | 英米との關係稀薄化 最近の佛印の概況 |
14 | 赤軍防衛部隊を二分 獨軍のクリミヤ半島戰況 |
15 | ソ聯情報局長發表 |
16 | 極東赤軍移動の ドイツ側の報道 ソ聯側その狙ひ所を指摘 |
17 | 國民徵用法案 英閣議で檢討中 |
18 | 防共宗教會議 準備委員會開かる |
19 | 獨潛水艦 ニユーフアンド ランド沖で行動 |
20 | 一種の冬籠りだ モスクワ邦人籠城組の體驗談 |
21 | 世界最速誇る 米陸軍機 試驗飛行で墜落 |
22 | 滿鐵重役會 |
23 | 重慶緊急軍事會議を招集 |
24 | 更に佛船卅九隻を抑留(英海軍省公表) |
25 | 邦人二名を逮捕拘禁 印度及び緬甸で |
26 | 地方銀行の整理統合進捗 |
27 | 冷害地方に助成金交附 |
28 | 明日の天氣 |
29 | 水滸傳(540)/黃得時;榎本真砂夫 |
30 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 婦人よ起て・時は今 ABCD包圍陣恐るるに足らず 福岡參謀ラジオで放送 |
02 | 保護報國の完璧へ 司法保護事業大會開く |
03 | 府評議會員 新任一、重任十二名發令 |
04 | 勸業課長會議 |
05 | 新穀感謝藝能祭 華やかな翼贊催し |
06 | 「噫呼成瀨兵曹長」 軍歌として偉勳を偲ぶ |
07 | 華僑新民公會委員大會開催 |
08 | 圖像:神宮體育大會第三日目 |
09 | 感心な煙草屋さん 值上げ利益金を 憲兵隊本部に献金 |
10 | 譽れの鶴嘴戰士 敢鬪の二氏に厚生大臣賞 |
11 | 舊法幣暴落 コロンスに飛火 |
12 | 窄き門に朗報! 北工、三學級を增加 |
13 | 島民の緊張に感激 武藤國婦會長離臺 |
14 | 三階から顛落して婆さん慘死 |
15 | 在鄉青年隊を中心に 青年常會を開催 臺北市勤報隊の皇民鍊成推進 |
16 | 軍司令部献金 |
17 | 米國スビード狂綺談 |
18 | 理髮店は徹夜營業 |
19 | 工業化に有利な 條件提供が第一 經審委員金子氏語る |
20 | 飛行機座席にも優先制 |
21 | ダンスの相手も慈善 |
22 | 人事・消息報社消息 |
23 | 今夜の放送 |
24 | 商況 六日前場 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 非常時局下の住生活 一人當り三坪から五坪 重要視したい休養の室 |
02 | お風呂の科學 焚き口と空氣孔 湯殿のつくり方 |
03 | 圖像:菊花薰る明治節に ほがらか體育大會 |
04 | ソーセージの變り揚 |
05 | 日頃の鍛鍊が第一 風邪にのませる藥はない |
06 | 共同獻立の效用(下) 模範組合の實例 隣組でも結構できる |
07 | 婦人說苑 有閑哲學/村岡花子 |
08 | 眼に冷罨法をする時 |
09 | 病氣の赤ちやん |
10 | 七歲で言葉も言へぬ子 來春の入學は可能か/田中寬一 |
11 | 圖像:武漢更生三周年記念漢口市內行進の男女少年隊 |
12 | 布巾はいつも 真つ白にして お臺所を清潔に |
13 | 國語學習 これからの大空を行く 渡鳥の大編隊飛行 日本は渡鳥の多い國です |
14 | 葉書手紙の出し方 規則をしつかり守りませう |
15 | “大休止草はむ軍馬玉の汗” |
16 | 赤痢は完全に治る 滿洲醬大、黃永盛先生の新發見 |
17 | 新手まり唄/井原まさる |
18 | 豆智識 |
19 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 支那文學の飜譯(一) 特にその現在と將來について/松枝茂夫 |
02 | 力不足の力作 十一月の創作月評 |
03 | 國民文學の提唱 (下)/瀧坂陽之助 |
04 | 珊瑚樹 枯淡と若氣 宇野、岩倉兩作品 |
05 | 圖像:秋風を孕んで(郊外スケツチ) |
06 | 詩 “あきの悔恨”/嘉口練詩郎 |
07 | 科學 生物科學の研究 放射性炭素を使つて |
08 | ベスト・セラー 九月現在のアメリカ |
09 | 若い科學者 七日國際館で |
10 | 捕虜に祖國の文學を |
11 | 近衛十四郎拔擢 「大空の遺書」に |
12 | 豆科學 鼬の臭が鼠の驅除 |
13 | 心聲漢詩 網溪賞菊與夢周訪嘯霞主人/南都、重陽後同南都遊網溪別墅/夢周生、堂堂/杜仰山、山雲/杜仰山 |
14 | 新刊紹介 |
15 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 敵一兵も漏らさぬ 山東南部の敵を包圍頭條新聞 【山東省南部○○前線六日發同盟】山東省の沃野に蠢動を續ける徐向前軍等二萬に對する今次魯南作戰は從來北支各地で屢屢實施された包圍殲滅戰の經驗を基礎として敢行されたもので文字通り蟻の這出る隙間もない程稜線と云はず谷間と云はず細密な計畫により餘す所なく包圍網を張りつくし敵一兵も洩らさじとする堅固さである、今次作戰は今春の中原會戰これに續く晉察冀邊區覆滅戰、去る十月の鄭州作戰と共に北支に於ける本年度四大作戰の一つと云ふべく大黃河を境に中央軍を華北の地より一掃して蠢動の跡を完全に斷つに至つた、斯くの如く皇軍不斷の作戰に華北の敵は蔣軍も共產軍も茲に其の命脈を斷たれんとして居る |
02 | 孫祖(敵總司令部所在地)の運命迫る |
03 | 山東赤化の企圖空し |
04 | 戰果愈よ擧る |
05 | 殲滅戰は愈よ最高潮 |
06 | 翼贊會總務會開く 東條總裁臨席の下に |
07 | 國民常會の重點並に 運營方針を決定通達 |
08 | 李王垠殿下 教育總監部附に御榮轉 |
09 | 陸鷲、韶關を急襲! |
10 | 奉公壯年團の一翼 鄉軍も積極的參加 八日全島鄉軍幹部指導打合會 |
11 | 伊藤新任海軍武官 昨日便船で晴の着任 |
12 | “大いに頑張る” 伊藤武官着任第一聲 |
13 | 帝國の存立と權威 來栖大使特派の背景 米國要路者知るべし |
14 | 日、伯文化協定 批准交換式擧行さる |
15 | 米議會、休會延期 日米關係の歸趨重視 |
16 | 來栖大使時間あれば 比島大統領とも會見 往途マニラ一泊の機會に |
17 | 英側の日、泰離間策 恫喝的宣傳デマ放送など 執拗な工作を積極化 |
18 | 總務、委員、顧問の 懇談會開く 翼贊議員同盟 |
19 | 同盟の連絡員 渡邊君銃瘡 今次魯南作戰で |
20 | 今日の天氣 |
21 | ビルマ邦人に 引上げを勸告 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 來栖大使を米國へ送る社說 一 現下の變轉極まりなき國際情勢に在て恰も列强注視の的となりつつある日米交涉は去る八月二十八日近衞メツセーヂが發せられて以來旣に七十餘日を經過したがこの間米國の一面交涉、一面壓迫の誠意なき態度により太平洋は正に一觸卽發真に息詰る一瞬を呈しつつある。この太平洋の局面重大化に鑑み政府では此際總ゆる力を盡してこの危機を打開し平和的手段に依り太平洋の癌を除去し以て世界平和に貢献するため、今般特に來栖大使を米國に派遣して野村大使を援助せしめることとなつた。この重大使命を帶びた同大使は去る五日朝全國民の期待裡に急遽東京を出發、香港から更にサンフランシスコを經て來る十七日頃ワシントンに到達する豫定であるが、今日の如く日米間の危機が盛に傳へられて居る折柄、同大使の米國派遣は誠に時宜を得たものであり、同大使の今後の活躍、外交的努力、折衝の結果に對しては、太平洋の平和靜謐を念願する日米兩國民は勿論世界各國民も齊しく多大なる期待をかけるものと見るべきである 二 もとより我が國は日米兩國間の危機招來を進んで好むものではなく、又太平洋をめぐる重大局面の打開については今日まで極力平和的手段に依つて努力を傾注して來たのである、然るに米國は事變以來援蔣行為を强化し、自ら極東に於ける英國の番犬となり、我が東亞新秩序建設に對し凡ゆる妨害を企て、更に三國現地會談以來南太平洋を繞る共同防備及共同作戰に參加し、對日敵性國家群たるABCDの攻勢的包圍陣の結成、引續き對日資產凍結實施に依る經濟的壓迫など、その態度たるや實に理不盡極まるものがあり、その策動策謀たるや實に枚擧に遑がない程である。斯る微妙なる情勢下に在つて帝國は常に我が誠意を披瀝し、克く隱忍自重したのも結局、米國にして若し誠意あるならば必ず帝國不動の國是に對し理解ある態度を示すものと期待したに他ならなかつたのである、 三 然るにこの間米國は自ら求めて太平洋の平和を攪亂するが如き策謀を隱微の裡に推し進め、遂に最近に至つてはノツクス海軍長官の如きは「帝國が其進路を變へざる限り日米衝突は避け難し」との不遜極まる言辭を弄して正面から帝國を恫愒するの擧に出で又ル大統領に至つては參戰に逡巡する米國民に向つて發砲戰を煽動し、世界を擧げて戰火の坩堝に叩き込まんと躍起になつてゐる、斯くて日米關係は我が互讓の態度にも拘はらず遂に重大危機に直面するに至つたのである。東條內閣成立を契機として米國政府筋、言論界の態度には近來稀に見る慎重な反面が現はれ始めたのは事實である例へば日米兩國間には互に敵となるべき理由は存在せずといふが如き論評が行はれ米國當局は何時でも日本の希望によつて交涉を開始する肚であることを暗示する報道が行はれてゐる。一方之に呼應してか英國有力筋の間にも帝國海軍の威力は如何なる經濟封鎖をも突破し得べきを說いて日本との平和的討議を希望する意見が擡頭するに至つた、 四 併乍ら斯る米國の威嚇と融通の兩建の態度如何に拘はらず、帝國の平和的態度は不動であり、日米交涉繼續の鍵は、一にかかつて米國の態度如何にあることは云ふまでもない。卽ち米國が我が不動の國是に對し正しく認識、理解せんとする誠意如何にかかつてゐると斷ずべきである。曩に發表された東條首相並に東鄉外相の聲明もこの點を明かにしてゐる。卽ち首相は「帝國不動の國是は支那事變を完遂し大東亞共榮圈を確立して、世界平和に寄與するにある」と聲明し、東鄉外相は「こと帝國の生存にふれまたはその權威に關する場合には飽くまで毅然たる態度をもつて之を擁護し、以て皇國の歷史的使命の達成を計らねばならない」と喝破したのは、我が不動の國是の絕對堅持を再闡明し、支那事變の完遂、東亞新秩序の建設こそ太平洋問題の鍵であるといふ正しき認識に米國が到達せざる限り、日米交涉の繼續は至難であることを警吿したものと見るべきである。斯る見地より米國にして若し誠意あるならば必ず帝國の不動の國是に對し理解と誠意ある態度を示すこそ、日米の今日の危局を打開する唯一の道であると確信する |
02 | 聖慮島民に洽し 長谷川總督が參內統治狀況を奏上 |
03 | 島民生活臨戰體制 歡喜力行して總力を擧げよ 奉公會中央本部から發表 |
04 | 島民生活臨戰態勢確立要綱 |
05 | 湛子女王殿下 けふ御目出度く御降嫁 |
06 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十) 先づ訓練に重點 一大特色・推進員養成に力瘤 新竹州の卷 |
07 | 至誠奉公の秋 山本事務總長語る |
08 | 推進員銓衡會を開催 近く宜蘭市より支部に申請 |
09 | 羅東郡支會講習會 |
10 | 古鐵十貫目を蒐集して献納 |
11 | 港都女教員の薙刀講習會 |
12 | 圖像:更生廣東市初の國勢調查 |
13 | 保護事業の重要性強調 大會席上伴野高等法院長講演 |
14 | 新竹州豫算出揃ふ 近く本格的查定開始 |
15 | 海軍武官府献金 |
16 | 山田耕作氏來臺 |
17 | 素質低下の防止に 日曜日の半減實施 歸臺した遠藤高商校長談 |
18 | “演劇は國語で” 情報部主催官民關係者の 座談會で方針決まる |
19 | 羽黑山橫綱 免狀授與式 來る廿五日行ふ |
20 | 家庭防火群の定期訓練 港都天神區で月に一回實施 |
21 | ときのこゑ |
22 | 人事・消息報社消息 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 神宮大麻頒布始奉告祭 |
02 | 聖壽尊牌奉安式 東港明德堂で |
03 | 鳳山神社奉贊會評議員會を開催 |
04 | 繰展ぐ軍國繪卷 早朝より一般の入場參觀を許す 第四部隊けふ創立記念祭 |
05 | 奉公青年訓練所 屏東市五日に開所式 |
06 | 花蓮港廳臨時教育養成講習 |
07 | 嘉義市遺家族慰安會 |
08 | 皇道精神の昂揚 高雄州下產組再出發 |
09 | 熱誠の國防献金 花蓮港憲兵分遣隊扱 |
10 | 流暢な國語 演習會好成績 |
11 | 臺中市は九日開催 |
12 | 幹部鍊成會 奉公會屏東支會 |
13 | 桃園奉納野球試合 米友團に凱歌擧る |
14 | 勇敢な壯丁團員 近く表彰されん |
15 | 讚へよ“豐穰の秋” 二十三日・臺中州下で新穀感謝祭 |
16 | 豐年踊で大賑ひ 桃園神社例祭終る |
17 | 來れ、南進の若人 臺南で泰語講習會 |
18 | 臺南州市郡農務主任會議 |
19 | 忌明に千圓を献金 |
20 | 學甲で豐年祭 十五日に擧行決定 |
21 | “嘉南號”を獎勵 嘉義郡來年一期より |
22 | 遵法精神講演會(彰化) |
23 | 臺中州下中等學校長月例會 |
24 | 地方便り報社消息 |
25 | 農村金融に便法 籾代八掛無利子前貸を斷行 |
26 | 街庄長座談會 きのふ高雄州會議室で |
27 | 第一種訓練 本島人青年百名 |
28 | 大陸へ!大陸へ! 增える花蓮港の志願者 |
29 | 曾文郡聯青查閱 十一日より擧行 |
30 | 彰化高女弓道場開場式 |
31 | “もりもり働く” 大塚花蓮港總務課長語る |
32 | 彰化市體育大會 |
33 | 野菜の競賣で傷害事件 |
34 | 岡山華僑獨立 八日に發會式 |
35 | 潮州警察後援會 負担稅の割當決定 |
36 | 津川氏の公判 |
37 | 花柳病治療所の新設を計畫 |
38 | 潮州貸家業組合 近く設立すべく準備 |
39 | 臺東郡庄協選擧講演會 |
40 | 埤圳の清掃週間 高雄州の水利運動 |
41 | 煙草の害虫 屏東郡驅除に大童 |
42 | 楊、陳兩家のお目出度 |
43 | 人事・往來報社消息 |
44 | 今日の映畫 |
45 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | バナナ手數料を輕減 青果振興資金に充當 運動委員會規定を決定 |
02 | 熱帶園藝試驗所 バナナ課を新設 先づ十五萬圓の寄贈を受く |
03 | 臺灣青果聯合會 評議員會、總會を開催 |
04 | 奢侈禁止品販賣許可申請打合會 |
05 | 臺北商工會議所 經濟相談所概況 |
06 | 米穀の增產方策 (四)技師入鹿山成樹述 |
07 | 臺陽鑛業良績 來る十七日總會開催 |
08 | 基隆着石炭增送 專用車に限定 |
09 | 大東亞 產業貿易調查會 臺灣部近く設置か |
10 | 自給肥料の 成分價格決定 |
11 | 消費米標準米を 各精米工場に配布 |
12 | スマートな 島產婦人帽發表 |
13 | 火保料率の引下(島內) 來月より實施せん 總代理店の手數料も輕減 |
14 | 加藤臺拓社長廿七日上京 |
15 | 東臺灣電氣 第四回拂込徵收 |
16 | 照明燈 |
17 | 商況 六日後場 |
18 | ラジオ |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 天皇皇后兩陛下 けふ葉山に行幸啟 |
02 | 外側包圍陣を形成 魯南作戰着着戰果擧ぐ |
03 | 大張庄の敵(數千)覆滅 わが荒鷲の猛爆で |
04 | 面鑵山の敵を殲滅 |
05 | 農村總力動員運動要綱 建設同盟理事會で決定 |
06 | 南部戰線進展著し コーカサス作戰目睫 |
07 | 獨軍司令部發表の戰況 |
08 | ソ聯の敗北免れぬ 獨ソ戰の將來米紙論說を揭ぐ |
09 | 五案件を迅速審議 總動員審議會第二十回總會 |
10 | 英、米、蘭印の三國 援蔣義勇空軍擴充か |
11 | 行方不明百六十八名 氣比丸遭難事件の後報 |
12 | 搜查第二陣 福清丸現場へ |
13 | 主要乘務員 |
14 | 一等船客名 |
15 | 二百六十四名收容 死者は十七名、重態九名 |
16 | 問題は重大だ 安田管船局長語る |
17 | 觸雷沈沒は 二回目 |
18 | 獨戰鬪艦テ號損傷か ソ聯機の爆擊で |
19 | 來栖大使マニラへ 華府着は十三日ごろ |
20 | ワシントン・スター紙論評 |
21 | 在滿外交機關 國府が整備擴充 |
22 | 日銀の副總裁 山內靜吾氏起用 |
23 | 海務院(外局)設置案 豫算等の折衝開始 |
24 | 米、濠航空路の開設 近く協定調印の運び |
25 | 圖像:周廣東新市長の就任 |
26 | 徐大使天津發 |
27 | リトヴイノフ任命 ソ聯の駐米大使に |
28 | 納稅成績優秀の組合、個人を表彰 |
29 | 米國も國民の國防週間開催 |
30 | 日發電決算理事會 |
31 | 臨時駐日公使を 濠洲政府考慮中 レーサム公使罹病で |
32 | 明日の天氣 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 皇后陛下の御仁慈 白衣の勇士に菊花御下賜 軍司令部で傳達式擧行 |
02 | 御仁慈に感泣 永野高級副官謹話 |
03 | 大坪病院長謹話 |
04 | 湛子女王殿下けふ 御婚儀を擧げさせらる |
05 | 臨時常會の周知事項 近く各奉公班に配布 |
06 | 暑中休暇を廢止 東大學年曆の臨時措置方針決る |
07 | 譽れの鑛山戰士 首相官邸で十三名表彰 |
08 | 煙草值上げの利益金を献金 |
09 | 早速來春から獎學資金給付 鑛山獎學會から |
10 | 學園に咲く師弟愛美談 真摯な若き一學徒に學振補助金 |
11 | 新舊海軍武官 披露午餐會開かる |
12 | 立體的レントゲン撮影裝置 澤田理博の手で完成 科學日本に凱歌 |
13 | 港都の白衣勇士慰安演藝會 けふ基隆劇場で |
14 | 白衣勇士慰問演藝會 |
15 | 娛樂座談會 |
16 | 舊年度認定候補者も願書を出す樣に |
17 | 督府人事異動 |
18 | 新任官兩氏の略歷 |
19 | 宜蘭署壯丁團の改組成る 十三日に結團式を擧行 |
20 | 來栖大使令孃のお目出度 高木男次男と近く華燭の典 |
21 | 戶畑實業視察團一行來臺 |
22 | 港都市民に朗報 國策型米粉が出廻る |
23 | 拓園丸遭難 |
24 | 奢侈禁止品の認定會開催 |
25 | 金屬回收令初違反者を起訴 |
26 | 生田、田島兩女史本社を訪問報社消息 |
27 | 東西樂劇團一行來社報社消息 |
28 | 人事・消息 |
29 | 今夜の放送 |
30 | 商況 七日前場 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 家庭體育を盛にしよう 手近な厚生體操などから |
02 | 未婚女性を動員 青年國民登錄の意義 國防國家完成へ協力を |
03 | 煉炭の燃え殘り 溜めておいて利用出來る |
04 | 下駄の疊表を若返へらす法 |
05 | 太刀魚の柚子燒 |
06 | キヤラメルの包紙の利用 |
07 | 秋の拔毛防止法 フケ落しの不注意が 原因する事が少くない |
08 | 美味しい白菜の漬方 婦人の喜ぶ麴漬など |
09 | 圖像:臨戰!夜を徹して(その一) |
10 | 手袋を洗ふとき |
11 | 幼兒のお小遣ひ 國民學校卒業までは 絕對持たせぬのがよい |
12 | 姙娠末期に起り易い病氣 先づ浮腫に注意を |
13 | 大根の葉の二杯酢 |
14 | 冷い下着 |
15 | 國語學習 勅題“連峰雲” 新春・歌會始御題仰出さる |
16 | 臺灣護國神社上棟式 九日とり行はせられます |
17 | 無限軌道の發明 日本人が最初です |
18 | 黃金虫から パン 味は滿點とのこと |
19 | 空軍再建中とは噓 重慶にアメリカ製軍用機なし |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 支那文學の飜譯(二) 特にその現在と將來について/松枝茂夫 |
02 | 純粹水の考察 趣味の通俗科學講話 |
03 | 推薦認定青少年讀物 臺灣圖書館協會 |
04 | 珊瑚樹 現代詩に就いて/林國風 |
05 | 圖像:深み行く秋(內地農村スケツチ) |
06 | “哀しき秋”/陳千武 |
07 | 東西樂劇團 七日大世界館で |
08 | 心聲漢詩 圓山觀日蝕/黃純青、剃髭戲作/渭雄、疊前韻/渭雄、渭雄剃髭戲贈即次原韻/蘅秋、渭雄剃髭戲贈即次原韻/笑儂、登屯峯懷鷺江諸友/李嘯庵、自笑/李嘯庵 |
09 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 日伯文化協力條約 文化關係を增進 正式に批准書を交換頭條新聞 【東京發同盟】昨年九月リオデジヤネイロで調印を見た文化的協力に關する日、ブラジル條約は去る五日同地に於いて正式批准交換を了し愈愈來る十二月五日から實施されることになつたが外務省は七日正午右條約全文並に外務省は七日正午右條約全文並に外務當局談を左の如く發表した 外務當局談 昭和十五年九月二十三日リオデジヤネイロに於て我が桑島前大使とアラニアブラジル國外務大臣との間に署名調印された文化的協力に關する日本國、ブラジル國間條約は我方に於ては本年一月十日御批准あり、その後ブラジル側の國內手續きの關係上その批准書交換は遲延してゐたが去る五日リオデジヤネイロに於て右交換を了したので本條約はその規定に依り十二月五日より實施せらるることとなつた、本條約の內容は左の如く日伊文化協定と略略同樣で本條約の實施に依り日本、ブラジル兩國間文化關係の增進に資することとなつたのは慶賀に堪えない 文化的協力に關する日本國、ブラジル國間條約 大日本帝國天皇陛下及びブラジル合眾共和國大統領は兩國固有の文化及び兩國の制度を相互に尊重し且つ兩國間の各種の文化關係を增進し以て兩國間の相互的理解を深からしむると共に幸ひに兩國を結合する友好及び相互的信賴の關係を益益强硬ならしむるの希望に齊しく促がされ、これがため條約を締結することに決し左の如くその全權委員を任命せり大日本帝國天皇陛下ブラジル國駐剳特命全權大使桑島主計ブラジル合眾共和國大統領外務大臣オスワルド・アラニア右各全權委員は互ひにその全權委任狀を示しこれが良好妥當なるを認めたる後左の如く協定せり 第一條 締約國はその文化關係を堅實なる基礎の上に樹立するやう努力すべく且つこれにつき一層緊密なる協力を為すべし 第二條 締約國は前條の目的を達成する為め學術、美術音樂、文學、演藝、映畵、寫真、無線放送及び運動競技を通じ兩國間の文化關係を常に增進すべし 第三條 締約國の權限ある官憲は前條の規定の實施に必要なる細目的措置を合意を以て決定すべし 第四條 本條約は批准せらるべく且つ批准書の交換後三十日にして實施せらるべし右批准書の交換はなるべく速かにリオデジヤネイロ市に於いて行はるべし各締約國は適當と認むる時は本條約を廢棄することを得べし但し本條約は廢棄の後六月を經過するにあらざればこの效力を失はざるものとす 第五條 本條約は日本文、ポルトガル文及びフランス文を以て作製せらるべく日本文本文とポルトガル文本文との間に相違ある場合にはフランス文本文に依つてこれを決すべし右フランス文本文は兩國政府に於いてこれに遵依すべきものとす右證據として各全權委員は本條約に署名調印せり 昭和十五年九月二十三日卽ち千九百四十年九月二十三日聯邦區リオ・デ・ジアネイロに於いて本書二通を作製す 桑島主計 印 オスワルド・アラニア 印 |
02 | 農業の三位一體化 確保せよ馬は兵器だ 馬政と農政 突擊の布陣 |
03 | 圖像:青木部隊勇士鐵の進擊 |
04 | ソ聯の機雷と確認 島田海相閣議に報告 氣比丸の遭難原因 |
05 | ソ聯に嚴重抗議 |
06 | 帝國海軍の措置 |
07 | 五勅令案とも可決 審議會に於ける東條首相挨拶 |
08 | 農業生產統制要綱 (上)外三勅令案も決定 |
09 | 馬事團體の勅令案要綱 |
10 | 山東の徐向前軍 進退兩難潰滅を待つ |
11 | 河南山岳地帶に敗敵追及 |
12 | 政府、兩院議員と懇談 十一、二兩日に關係者を招待 |
13 | 眾院正副兩議長の辭任 通常議會に實現 |
14 | 長谷川總督 各閣僚と午餐會 |
15 | ケ大統領等と會談 來栖大使比島に到着 |
16 | 米對ソ十億弗 借款供與決定 |
17 | 日銀の副總裁 山內靜吾氏起用 |
18 | 商工人事異動 |
19 | 今日の天氣 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 歡喜力行して總力を擧げよ 島民生活の臨戰態勢化社說 一 時局はいよいよ緊迫の度を加へ、列强環視の焦點となりつつある日米交涉は、米國の一面交涉、一面壓迫の誠意を缺く態度の為に、今や未曾有の危機に直面し、太平洋上に暗雲去來して真に息詰る一瞬を現出しつつある。この局面の重大化に鑑み、政府は更に來栖大使を米國に派遺したことは、米國首腦者に對し帝國の自存自衞と國家的權威の限界を說示し、危局打開に關する帝國政府の最後の外交的努力であることを國民は知らなければならない。從つて吾吾國民はこの機に政府と一體となつて、如何なる事態が突發しやうとびくともしない態勢と覺悟とを整へなければならぬ。殊に南方共榮圈の確立の構想に於て、本島の占むる地位は愈愈重且つ大である。南方に於て重責を負はされた我ら六百萬島民は、急速に臨戰生活態勢を整へ、何時如何なる事態に臨んでも何ら支障なき鐵石の陣容を固めて置かなければならぬ 二 皇民奉公會中央本部に於ても、この內外の諸情勢に鑑み、時局の要請に應じて、島民實踐の指標ともなるべき島民生活の臨戰態勢確立要綱五項目を決定し、全島民に呼び掛けることとなつた。卽ち之を要約すれば 一、政府と皇軍を絕對信賴、職域にあつて總力發揮 一、消費節約、新生活樣式を確立 一、保健衞生に留意、歡喜力行の皇民生活を營むこと 一、國民皆勞の鐵則に基き增產に献身、貯蓄報國、國債消化に努力 一、各奉公班の連帶責任で流言蜚語、防諜上の不注意を撲滅 これら各項目は何れを見ても今日の我國內外の諸情勢よりして直に實踐に移さなければならぬものであり、皇民生活の上に一新時期を劃するものである。今や徒らに議論や批判の時ではない。六百萬島民が國を思ふ至情に燃えて一齊に奮起し、職場職場に至誠御奉公を申し上げなければならぬ。如何なる困苦缺乏にも笑つて之を突破克服するだけの氣魄こそ明日の輝かしい日本を約束するものである。 三 卽ち上揭の諸項目は何れも緊迫した國家的要請として、我我の實生活に直接結び付いて居り、どの一つも怠ることは出來ない。而もすべてが日常の生活を通じて、各自が國家へ御奉公しなければならないものである。聖戰旣に五年に及び、今後更に長期戰を鬪ひ續けんとする現段階に於いて、吾吾は諸種の困難なる情勢の中から、その總力を發揮して戰はねばならないのであるが、これが為めには今や旣に全島に亘つて整備された奉公班を通じ、集團と協同の力に依つて、互に激勵し合ひ、互に援け合ひ、而して最後まで奮鬪するの決意と覺悟が必要である。その為には生活のあらゆる部面を自ら再檢討し、反省して協同化出來得るものは速に之を協同化し、隣保相抱いて互の力を協せて奮起しなければならぬ。集團と協同!この新しき御奉公體制の下に國民生活の總力を國家に歸一するならば、今後豫想せられるべき如何なる波濤も之を乘切ることが出來るであらう。 |
02 | 護國神社上棟祭 撒錢撒餅の儀も行はる あす劍潭の杜で |
03 | “南進する少年團” 佐佐木顧問が來臺 |
04 | 奉公會推進員指名式 |
05 | 誇る“最後の歷史” 日本體育會・創立五十年 |
06 | 文展の政府買上品決定 |
07 | 御下賜の菊花傳達式 本庄總裁から各療養所代表に |
08 | 三陛下より御祝品 朝香宮殿下に御下賜 |
09 | 神宮大麻頒布始奉告祭 |
10 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十一) 恒久的增產の根幹 一石二鳥・擧州堆肥獎勵 新竹州の卷 |
11 | 圖像:銃後婦人建設講演會 |
12 | 遵法精神涵養講演會 |
13 | 軍司令部献金 |
14 | 白衣勇士慰安運動會 |
15 | 最後まで應急措置 上澤船長遭難狀況を語る |
16 | 遭難までの經緯 |
17 | 觸雷して三十分 船體は見る見る間に沈沒 生存船客井口氏談 |
18 | 收容船續續到着 |
19 | 卅四名收容のボート發見 |
20 | 死者二十三名 行方不明百十八名 |
21 | 第一回上陸の生存者 |
22 | 臺灣關係者四名 遭難の拓園丸水夫 |
23 | 拓園丸乘員泳ぎ着く |
24 | 奉公會新竹州支部定例職員會議 |
25 | 義勇隊開拓團 生存者判明 |
26 | テイチク藝術團本社來訪報社消息 |
27 | 茶殼八袋を献納 感心な浦山婆さん |
28 | 人事・消息報社消息 |
29 | 祝岡山華僑新民公會創立 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 壯烈な分列式擧行 軍官民渾然一體の逞しき軍國調 第四部隊記念祭式典 |
02 | 增產進軍の尖兵 臺中州下各工場の職域奉公 產業奉公隊を結成 |
03 | 赤誠の慰問袋 屏東愛婦から二九○個發送 |
04 | 大麻頒布式 十二日臺南州會議室で |
05 | 大麻頒布並 奉告祭を執行 |
06 | 圖像:武漢更生(漢口) |
07 | 屏東蓖麻栽培發育良好 |
08 | 高雄州勸業課長會議 勤勞週間實施要項を協議 |
09 | 貯蓄の徹底に籾代金天引 彰化市要項を發表 |
10 | 指導者を鍊成 奉公會員林支會 |
11 | 製米責任步留 臺中米穀組合役員會で決定 |
12 | 彰化局新設電話 |
13 | 曳船は共管か 重油の消費規正で |
14 | 豚の飼料確保に 嘉義糠油工場を新設 |
15 | 實踐運動を凝議 屏東奉公委員會 |
16 | 臺中振興會社の 臨時總會 |
17 | 金屬回收に一肌 臺中佛教奉公隊が |
18 | 高砂族の“農業魂”鍊成 廿一日よりサモハイ講習所で |
19 | 結婚も世話します 伸ばせ愛の手、情の手の外に 嘉義方委が月下氷人の勞 |
20 | 煙草值上げ利得を献金 花蓮港小賣組合員の美擧 |
21 | 旗山郡聯青の諸會合終了 |
22 | 職場に臣道發揮 漁業青年の皇民鍊成 |
23 | 空閑地に蓖麻 花蓮港の增產調 |
24 | 嘉義青年團の查閱 八日公園球場で施行 |
25 | 里港の庄民體育會 |
26 | 一錢貯金を献納 樂亭の姐さん達 |
27 | バナナ作付調整 高雄州で委員を選出 |
28 | 風流兒良心自殺 |
29 | 米の配給圓滑に 業者の營業權を買收 南投產組が經營に當る |
30 | 嘉農の運動會 |
31 | 碧空に描く律動美 旗山郡體育大會 |
32 | 三千の學徒 公有地で草刈奉仕 |
33 | 呂、何兩家のお目出度 |
34 | 幸クラブ庭球會 |
35 | 人事報社消息 |
36 | 地方便り報社消息 |
37 | 今日の映畫 |
38 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 產聯設置に伴ふ 諸關係事務を打合 十日全島商工水產課長會議 |
02 | 新セメント會社 資本六百萬圓に內定 |
03 | 麻袋協議懇談會 回收の徹底化に |
04 | 中支の對日貿易 (下)決濟方法の確立が必要 |
05 | 高雄魚市十月中業態 |
06 | 臺灣醬油統制會社 近く創立總會開催 |
07 | 海南島の糖業開發 各社とも改良糖廓を新設 |
08 | 各州鳳梨同業組合 續續創立されん |
09 | 臺北商議所理事 近く決定されん |
10 | 臺北州米穀納入組合 宜蘭米穀組合買收決定 |
11 | 鐵道拔荷の根絕に 事故絕無總力週間 廿四日より實施 |
12 | 籾の集荷狀況 臺北州米穀納入組合 |
13 | 照明燈 |
14 | 拔荷防止に 十三日に懇談會 |
15 | 正月餅用糯米 特配を考慮 |
16 | 木原專賣局長 十四日に上京 |
17 | 石炭輸送懇談會 昨日公會堂で |
18 | 商況 七日後場 |
19 | ラジオ |
20 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 山嶽に潛む殘敵掃滅 |
02 | 陸鷲部隊も協力出動 |
03 | 在支海兵引揚を考慮 いつ行ふかは言明出來ない ル米大統領の談 |
04 | ハル長官と一問一答 |
05 | 焦土戰術を吹聽 蘭印陸軍航空隊司令官 |
06 | 強硬に英人の引揚を勸告 鼓浪嶼英當局 |
07 | 中立法改訂案 米上院で可決 |
08 | 獸醫徵用外二勅令案要綱 |
09 | 三交涉團體に分る 議同、議會運營の中心とならん 眾院の分野 |
10 | 米紙の懷疑的報道 來栖大使派遣と日米交涉 |
11 | 來栖大使 十二日に桑港着 |
12 | 米の滇緬公路管理を希望 重慶當局の意向 |
13 | スラバヤ在留邦人五百餘名 歸國の途へ |
14 | 圖像:鹵獲兵器の山 |
15 | スターリン強がり演說 ソ聯革命記念日に赤軍示威 |
16 | 獨軍セ市郊外に殺到 黑海沿岸のソ聯海軍基地 |
17 | レ市を猛爆(獨軍發表) |
18 | ソ聯情報局發表 |
19 | 英米の宣傳 芬紙筆を揃へて非難 |
20 | 芬蘭對米回答 未だ來らず |
21 | 明日の天氣 |
22 | 水滸傳(541)/黃得時;榎本真砂夫 |
23 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 本島奉公壯年團の 逞ましき推進力 けふ鄉軍幹部打合會 |
02 | 鄉軍の職責は重大 本間軍司令官の訓示 |
03 | 報恩に一路邁進 村田支部副長の答辭 |
04 | 三笠宮同妃兩殿下 お茶の會を催させらる |
05 | 圖像:鄉軍幹部打合會 |
06 | 蕃地交易事務打合 |
07 | けふの志願兵 |
08 | 推進員の指名式 臺北州十日一齊に擧行 |
09 | 血淚の難路を經て 緬甸から邦人引揚 四日船中で座談會 |
10 | 新竹州市長郡守打合會 |
11 | 賴母し・再起奉公 傷痍軍人の更生美談 |
12 | “海國日本のお蔭” 悲壯!赤い襦袢を櫂につけて信號 氣比丸・生存者の感激談 |
13 | 烈烈實踐の意氣 大直の指導員訓練を 梁井局長が查閱 |
14 | 寶庫に科學のメス 海南島調查團歸へる |
15 | 恨み深し新店溪 龜田課長河野係長森谷組合長 暗夜遭難して殉職 |
16 | 瀨戶口翁逝去 軍艦マーチ愛國行進曲の名作者 |
17 | ライオンの赤ちやん また二匹生れました |
18 | 人事・消息 |
19 | 今夜の放送 |
20 | 商況 八日前場 |
21 | 興南案內報社消息 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 保護事業功勞者 表彰された十二氏の功績 |
02 | 鳥肉道明寺揚げ |
03 | 生活文化 かしこい子供に育てる法 頭が惡くても教育で補へる |
04 | 姙婦產婦によい食べ物 |
05 | カロリーは滿點 柿と栗の榮養 子供のお八□によい |
06 | 機の位置と採光 勉強は北向の窓に向つて |
07 | 果物の皮はかき揚げに |
08 | 野菜の胡桃味噌和 |
09 | パンの黴 |
10 | 豆乳の與へ方 少し濃い目に入れませう |
11 | 國語學習 國民精神作興に關する 詔書御下賜記念日 |
12 | 臺灣をお去りになる 酒井海軍少將 |
13 | 圖像:とんだ、とんだ秋晴れの午後 |
14 | 「ああ成瀨兵曹長」 いさほたたへる新軍歌 |
15 | 外國笑話 地球の引力 |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 文學活用と時局性 (上)/小口優 |
02 | 文化映畫の表現(上)/今村太平 |
03 | 外國文學と國民文學/嘉口練詩郎 |
04 | 珊瑚樹 夢みる精神 枠の中から飛出せ |
05 | 圖像:秋陽を浴びて(スケツチ) |
06 | 化學研究低下度 今年度の研究報告 |
07 | 演劇演藝の取締 全國的に一元化 |
08 | 心聲漢詩 中秋後炳添窓兄邀游北投/黃景南、祝洪特授先生花甲/黃景南、繭社長以「想非樓主黃湘蘋」冠首索題勉此/黃景南、耀東來函有詩次韻却寄/黃景南、秋日寄景南君/周耀東 |
09 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 徐總司令等が逃竄 皇軍の強壓に堪兼ね頭條新聞 【東京○○前線八日發同盟】五日青駝寺より命からから脫出した敵第百十五師長陳光は同夜七里溝まで逃走したが忽ち小林部隊に追ひまくられ更に迷走を續けてゐた所、井出部隊の包圍猛攻に遭ひ全く支離滅裂となり師長陳光以下は目下附近山中を彷徨中と云はれる、一方七日侍郞宅を失つた共產軍山東縱隊司令部はその北方約十六粁の依汶莊に落ち延びたがこれ亦石田、田中部隊等のため猛攻を受け同地を拋棄、北方に向け逃走したが、岩井、竹林兩部隊の强壓を受けて餘儀なく南下、七日夕刻には再び侍郞宅東北十粁の孫祖附近の山中に遁入、斯くして敵の指揮系統は全く亂れ山東縱隊總司令徐向前以下は皇軍の追及を逃れ魯南山中深く逃げ廻つてゐる |
02 | 引續き果敢な擊滅戰 |
03 | 敵約千五百を潰滅 |
04 | 衛立煌麾下を猛擊 |
05 | 共存關係を一層進展 芳澤特派大使聲明(佛印安着) |
06 | 聲明書 |
07 | 張り切る老大使 目まぐるしい着任第一日 |
08 | “和平と統一近づく” 周佛海氏論文發表國民の協力要請 |
09 | 國民黨四中全會 けふから南京で開催 |
10 | 議案の事前說明聽取會 眾議院調查會 |
11 | パナマ政府の暴擧 邦人全部の營業許可を取消す 友好的解決切望 帝國政府嚴重抗議 |
12 | 長谷川總督 昨今の動靜 |
13 | 川面氏第五部長へ |
14 | 圖像:廣東消防隊、猛訓練を開始 |
15 | 各種農業經營要素の 全國的登錄制を斷行 |
16 | 米海兵が引揚げれば 上海は明朗とならん |
17 | オ參事會員反對を言明 |
18 | 北京米大使館には通達なし |
19 | 獨芬兩軍 白海向け大攻擊 |
20 | ソ聯の平和提案を 芬蘭に傳達 米、經過を發表 |
21 | 斷末魔の悲曲 獨のス議長演說評 |
22 | 常會日を制定 一定の幅を持たす方針 |
23 | 中支軍管理工場の返還 六十餘に上る |
24 | 商工省審議室の 機能を擴大 |
25 | 米軍隊が集結 加領フアウンドランド島に |
26 | 島田俊雄氏外相と會見 隔意なき懇談 |
27 | 興亞院蒙疆連絡部長官更迭 |
28 | 今日の天氣 |
29 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 圖書審查會の設置を要望社說 一 日本出版文化協會では、國民各層の精神の糧となり、文化的榮養となるべき良書を推薦し、讀書に一つの指針を與へようとして、先般來讀書群の選定を急いでゐたが、この程いよいよ第一回の推薦圖書として二十八件の決定を見た。 讀書群といふのは、國民文化の使命を果し、國民生活を營む上に、是非とも一讀せねばならぬ圖書を第一部(皇室、哲學、宗教、教育)第二部(歷史、地誌)第三部(國家、社會)第四部(經濟、商業)第五部(理工農醫)第六部(文學)第七部(語學)第八部(美術、演藝、映畵)第九部(青少年)第十部(厚生)第十一部(兒童)の各部門に分けて、關係方面の權威が審查委員となつて選定した圖書の集りである。 この圖書群の選定によつて、國民は各層に亘つて一つの讀書指針が與へられ、金錢と勞力と時間の浪費なくして優良圖書を容易に發見することが出來る。殊に最近のやうに、良書と惡書が玉石混淆して次次に發行され、文字通り出版の洪水を現出してゐる昨今では、なほさらその必要を痛感するものである 二 飜つて本島の讀書文化を見るに、良書の推薦といふことについては、これまで殆んど顧りみられなかつた。もちろん、文部省や出版文化協會の推薦があるから、本島にはその必要がないと一應は考へられるが、內地と事情を異にしてゐる本島では、どうしても本島獨特の立場から別にさういふ機關を設ける必要がある。第一に、本島では、まだ義務教育制が施行せられてゐない上に、國語講習所や公學校しか出てゐない者が、今日の本島社會の大多數を占めてゐる關係上、これ等のものを對象とする讀物の選定がどうしても必要になつて來る。殊に最近のやうに國際情勢が刻刻に逼迫し、高度國防國家の建設が絕叫されてゐる時、ただ國語講習所や公學校を畢へただけの學力では、物足らない。どうしても二年や三年の間、みつちり本を讀んで、今日の時代に處する國民としての最小限度の教養を作つておかなければならぬ。 三 これまで本島において行はれた圖書の選定機關には、臺灣圖書舘協會とラジオによる週二回の圖書ニユースとがある。前者は青少年の讀み物の內、良書と認められるものの推薦や認定をなし、後者は一般向きなものを府圖書舘長が隔週に放送するのである。 兩者とも本島の讀書普及に多大な貢献をなして來たが、しかし、これとても規模は誠に小さく、讀書による島民文化の使命を果すには、なほ相當の距離がある。 府臨時情報部に於ても、良書を推薦したこともあつたが、これはしつかりした方針に基いてなされたものではなくして、ほんの一時の思ひつきでやつたやうに思はれる。 その他全島各市街庄にもそれぞれ圖書舘がある。本年十月末現在では總計九十餘箇所あるが設備が不完全なのと經費が不充分なため、名目は圖書舘であつても、利用者は非常に少い樣である。 四 以上の理由に基いて、われわれは、本島獨特の立場から、强力な優良圖書審查會の設置を要望する。それには府圖書舘を始め文教局、警務局並に情報部が一體となり、更に民間の各層から委員を擧げてこれを構成し、單に良書を推薦するといふだけでなく、さらに一步を進めて國語講習所や公學校しか出てゐない者を對象として、國民生活を營む上に是非とも一讀しなければならぬ各部門の圖書を系統的に指定し、各部落集會場に一揃へ備へつけさせるやうにすれば、本島文化の向上發展に寄與するところ大なりと云ふべきである。 |
02 | 明春早早に發會式 本年中各團體を解消 新婦人團體 |
03 | 懇談會を開催鄉軍幹部の打合會 奉公壯年團を中心に |
04 | “生活目標を國家に” 山本事務總長の講演 |
05 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十二) 談笑の內に上通 職員、手分で實地指導 新竹州の卷 |
06 | ABCD包圍陣打破へ 田中軍高級參謀が熱辯 |
07 | 赤誠の軍國乙女 特志看護婦の志願殺到 |
08 | 「海の豪族」ラジオドラマ 臺北放送局から放送開始 |
09 | 在鄉の中心たれ 森田內務局長の講演 |
10 | ときのこゑ |
11 | 宜蘭、羅東郡の推進員指名式 十日に夫夫擧行 |
12 | 市の防衛施設費に寄附 |
13 | 宜蘭郡下各庄の臨時協議會 |
14 | 遭難者內譯 行方不明百二十六名 |
15 | 兩救難船夫夫 新潟、敦賀に向ふ |
16 | 宜蘭市商工係長の瀆職 |
17 | 人事・消息 |
18 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 見事なこの成果 “つはもの”たる訓練 好成績を擧げた桃園郡 |
02 | トマト業者に朗報 植物檢查所の努力結實 內地移出解禁 |
03 | トマト生產とバナナに力瘤 |
04 | 淡水神社例祭 明日盛大に執行 |
05 | 圖像:青木部隊勇士鐵の進擊 |
06 | これぞ滅私奉公 愛兒の死亡を秘し 壯丁訓練の重責を果す |
07 | 防諜週間に於ける 潮州郡の行事決定 |
08 | 獸魂碑除幕式 霧峰で擧行さる |
09 | 模範防空群員 北港分團より表彰 |
10 | 國防意識を昂揚 十八日より防諜週間 |
11 | 指導者の鍊成に 奉公會竹山支會大童 |
12 | 銃後國民の赤誠 白柚を慰問品に贈呈 |
13 | 麻豆壯丁團も 白柚を慰問品に |
14 | 模範の軍國乙女 淡水保甲より表彰 |
15 | 臺南州獸肉組聯 組合實情を調查 |
16 | 消火も隣組で 直ちに消し止む |
17 | 蕃社名をイロハに 皇民としての誇りも高らかに 臺南州、準備を進む |
18 | 阿里山一帶も改名 |
19 | 防諜の完璧に 業者集めて注意 |
20 | 保正、壯丁團長會議を開催 |
21 | 「サヨンの鐘」に感淚 大甲國講生の國演會 |
22 | 彰化地區は分離 臺中州學童競技會 |
23 | 秋季運動會 頭圍東國民學校で |
24 | 時局色も豐か 高雄の國演會盛況 |
25 | 超スビード檢擧 |
26 | 皇軍慰問盛況 アリラン劇團 |
27 | 彰化市民體育會 本月卅日に開く |
28 | 消防組、壯丁團の 非常召集と訓練 能高郡 |
29 | 人事・消息報社消息 |
30 | 地方便り |
31 | 今日の映畫 |
32 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 日滿支三國聯合の 東亞家畜防疫會議 十月より三日間市內で開催 |
02 | 臺灣貿易會設置 東亞貿聯は發展的解消せん 成岡事務官歸來談 |
03 | 臺灣自動車事業組聯 正式に認可成立 |
04 | 臺灣バス事業組合役員會 |
05 | 島內枕木の自給 近く解決されん |
06 | 世界海運情勢 太田氏が講演 |
07 | 臺北商議所理事 桝山保一氏に內定 |
08 | バナナの年中出荷 青果組合で計畫中 |
09 | 赤糖壓搾日割決定 |
10 | 物資配給營業免許制 臺灣商議所より建議 |
11 | 島內棉作豐收 目下收穫の最盛期 |
12 | 羽毛輸出會社 蒲團製造に更生 |
13 | 內地柑橘視察團けふ出發 |
14 | 照明燈 |
15 | 兜町前場況 |
16 | 北濱雜觀 |
17 | 島內株仲值 |
18 | ラジオ |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臨戰重大臨時議會 政府議會國民の三位一體 有事即應の即決協贊 歷史的役割に應ず!頭條新聞 【東京發同盟】皇國興廢の關頭に立つ未曾有の重大時局に直面して開催される第七十七議會は愈愈五日の後に召集される、この重大局面に對處すべき東條首相の鐵石の決意は微動だもせず政府はこの議會召集奏請以來國家總動員體制の急速整備に專念邁進し特に從來の樣な古き議會對策は建てないながらも旣に議會に應ずる準備を整へた、卽ち東條首相は政府、陸海軍、議會、國民の一體化による國難突破を期し開會劈頭其の一般施政方針演說に於いて支那事變を完遂し大東亞共榮圈を確立して新しい世界平和の實現に寄與せんとする帝國不動の國策遂行の新方途と其の決意を全國民に闡明して一億國民の協力と覺悟を要請する事になつて居りこの議會を契機として我が臨戰國防態勢は更に一層完備される事となる譯でこの國家的要請を課せられた臨時議會こそ日清、日露兩戰役當時の議會に優る歷史的重大意義を持つものである、從つて貴眾兩院とも今次臨時議會の特殊使命と重大意義を認識して舊來の自由主義的審議方法を一擲し全面的に政府を支持進んで臨時軍事費追加、增稅等の政府提出諸策の協賛に任ずる事となつて居り真に臨戰議會たるに相應しい成果を擧ぐべく其の議會動向を旣に歸一せしめて居る、眾議院に於いては現在唯一にして有力な交涉團體たる翼賛議員同盟は對議會策の根本眼目を新方途卽應、政府支持に置き首相の施政方針演說に應へて「政府の決意支持鞭撻」の決議案を提出提案理由の說明に於いて政府を積極的に支援して時艱突破を期すべき政府、議會、國民の三位一體化の顯現を强調する事に首腦部の意向は決定して居り然も召集日までに結成届け出を見る事となつた新交涉團體とも率先連絡提携する筈で決議案は滿場一致を以て可決される段取である、一方貴族院各派の大勢も眾議院に呼應し同樣趣旨の政府鞭撻の決議案を提出するに決して居り眾議院と連絡し共同步調に出づる意向である、斯くて兩院を通じて政府と議會との關係は嘗てなき緊密一體化の實を示し議事は迅速且つ圓滑に運營されるべく質問者の如きも極少數に止め內外情勢の逼迫せる今日政府を激勵する見地で建設的の內容を盛上げ議會を通じて全國民の士氣を昂揚さすべく全力を傾注する筈である、特に召集日前後の情勢と政府の新方途如何によつては貴眾兩院とも本會議委員會を通じて質問を制限し有事卽應の卽決的協賛の態度に出で臨戰議會の歷史的役割に應ぜんとの意向である |
02 | 眾議院打つて一丸 |
03 | 有事即應の即決協贊 歷史的役割に應ず! |
04 | 貴院、議事促進に努力 |
05 | 米政府當局 商船を徵用 |
06 | 英艦デ號修理 |
07 | 劃期的滿洲開拓農場法 開拓農場の世襲家產 邦人開拓民の權利義務を規定 |
08 | 全文の內容 來る十三日に公布 四月一日より施行 |
09 | 圖像:長谷川總督參內 |
10 | 四中全會昨日開く 日、華一體の實を確立 |
11 | 農地農家の悠久結合 勤勞自營、躬行實踐へ |
12 | 殘敵掃蕩進展(山東南部) |
13 | 皇軍、原駐地に歸還 信陽作戰、目的を達成 |
14 | 貴院各常任委員會の正副委員長 |
15 | 米國政府部內に 深刻な意見對立 極東政策に關して |
16 | 米、緊急閣議招集 英との共同策を協議 |
17 | 汪精衛主席 本多大使訪問 |
18 | 來年三月頃に大體終了せん 國境劃定に關し 矢野委員長語る |
19 | “政府の方針拜聽に” 臨時議會出席の為齋藤長官上京 |
20 | 英機、獨を空襲 |
21 | 米の哨戒制に對應 ミユンヘンの黨大會でヒ總統英米痛擊 |
22 | 赤都周邊で死鬪を反復 |
23 | 在支米陸戰隊の 引揚準備命令か ル大統領は考慮中と發表 |
24 | スター紙社說 |
25 | 今日の天氣 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 古式床しき上棟式 昨日劍潭の聖域で執行 臺灣護國神社 |
02 | 三笠宮同妃兩殿下 各若宮樣方をお招き遊ばさる |
03 | 宇佐神宮の御遷座祭 |
04 | 我海軍魂の發露 氣比丸船員救助に海軍艦艇が活躍 |
05 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十三) 赤誠の奉公貯金 榮町區會の申合せ一戶一日に一錢 新竹州の卷 |
06 | 經濟事務檢查 |
07 | 酒井前海軍武官離臺 |
08 | 壯丁團の臨戰體制 南北兩署の大隊編成 昨日晴の結成式擧行 |
09 | 宣誓文 |
10 | “慰問文を最も歡迎” 軍援會皇軍慰問團古川中將一行寄臺 |
11 | 軍司令部献金 |
12 | 沙鹿龍井間で貨物列車顛覆 機關助手一名負傷 |
13 | 廿二日に追悼献樂式を擧行 |
14 | 新竹州陸上競技大會 昨日公園グランドで |
15 | 山田耕作氏等の音樂會開催 十三日市公會堂で |
16 | 人事・消息 |
17 | 行旅死亡人公告:郭芋蜜 |
18 | 訃文:林治 |
19 | 新株式第三回株金拂込公告/臺灣電力株式會社 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 防諜の完璧へ 特別常會・講演會・研究會など 高雄市週間中の行事いろいろ |
02 | 華僑公會發會式に百圓献金 |
03 | 能高勤勞奉仕隊 五城の現場で入隊式 |
04 | 慰問演奏會 プロ數十番 |
05 | 壯丁の消火訓練 |
06 | 奉納競技賞金をどしどし献納 |
07 | 盟邦の敢鬪譜!「勝利の歷史」を上映 吉田兵事部長熱辯を揮ふ |
08 | 朝鮮志願兵の生立ち(一) みつちり六ケ月 訓練所で猛訓練 |
09 | 馬の認識に“馬”を上映 |
10 | 防犯小唄 渡邊刑事の快作 |
11 | 飯米の腐敗防止に 白米倉庫を築造 |
12 | 高雄自動車運輸定時株主總會 |
13 | 竹山奉公青年隊雄雄しく誕生 |
14 | 六ケ月の講習とは思へぬ 舌尖相鬪ふ臺中國演會 |
15 | 簡保加入好成績 局員不撓の努力 |
16 | 續續記錄を更新 水中に競ふ青年學徒 |
17 | 舌の選手熱演 花蓮港國演會 |
18 | 七星郡道路共進會 八日士林で表彰式 |
19 | 採肥養豚を獎勵 高雄州の一石二鳥案 |
20 | 國防競技□勇し 中二中の運動會 |
21 | 我こそ双葉山だ 山の兄弟は力む |
22 | 博愛か薄愛か? 賃貸料に絡む法の解釋 |
23 | 銀製品密造者 屏東で擧げらる |
24 | 南部學童排球 申込は廿一日迄 |
25 | 海山郡聯合壯丁團けふ結隊式 |
26 | 坑夫の慘禍 |
27 | 人事 |
28 | 地方便り |
29 | 今日の映畫 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 壯年團の急速結成 五百萬團員の獲得を目標に 來春早早陣容を整備 |
02 | モスクワ大攻勢へ 獨軍、茲兩三日中に |
03 | ヤルタを占領 |
04 | 獨軍司令部發表 |
05 | 第七十八通常議會 召集詔書公布さる |
06 | 赤兵力の大半擊破 損害、七百乃至八百萬 獨軍當局の非公式發表 |
07 | 黑海艦隊の運命? 赤軍は自沈を選ばん |
08 | 圖像:獨、ソ白兵戰 |
09 | 政府の臨戰施策 飛躍的進展を遂ぐ 週間內政展望 |
10 | 頑強に抵抗中 ソ聯情報局發表 |
11 | 大日本教育會を結成 戰時教育協力會議開かる |
12 | 農業共同作業 施設の經過 農林省經營課の調查 |
13 | 氷島に米海軍基地 ノツクス長官發表 |
14 | 漁船用油にタール油使用 大量製產計畫中 |
15 | 葡國政府が派兵 ア島外大西洋の葡領に |
16 | 首相の施政演說 議會から錄音放送 國民の覺悟を促す |
17 | 芬政府拒絕せん 米の停戰勸告を |
18 | 在米日本貿易斡旋所二個所閉鎖 |
19 | 防空建築の研究に乘出す 營繕管財局が |
20 | 英艦、伊護送船を襲擊擊沈 |
21 | 明日の天氣 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 遂に六千名を突破 首位は依然高雄州志願兵熱愈よ高潮 |
02 | “釘の一本でも好い” 献金品は魂の問題井上報道部長談 |
03 | 大麻頒布始奉告祭並頒布式 州市で夫夫擧行 |
04 | 新作能“忠靈” あす初演奉納と披露演 |
05 | 東亞家畜防疫會議 日滿支三國の權威が一堂に けふ府正廳で開かる |
06 | 中村法務局長上京 |
07 | 加藤憲兵曹長 陸軍憲兵學校入學の為近く上京 |
08 | 前線の兵隊さん達に 圓らかな夢を 基隆の國婦が枕献納運動 |
09 | 高等警察の幹部 靈の道場で鍛鍊 高等外事事務の講習 |
10 | 峨眉婦人保甲團 奉仕利益金献金 |
11 | 臺大教練查閱 兩日間に亘り實施 |
12 | 敦賀航路の清津 出帆時間を變更 |
13 | “逞しい體軀の飛躍” 戰時下の青少年學徒 |
14 | 皇軍に全幅的信賴 在廣東の英人ら・英總領事館の 引揚げ勸告を容れず |
15 | 圖像:女子音樂體育大會 |
16 | 奇篤な匿名女性が判明 郵便法改正に絡む銃後佳話 |
17 | 今冬に暖い贈物 五千萬斤目指す新竹州 中堅技術員が講習會 木炭 |
18 | オラトリオ定期發表會 |
19 | 伍堂元商相あす來臺 經審委員として本島視察 |
20 | 鳥越農務課長取調べらる |
21 | 人事・消息報社消息 |
22 | 商況 十日前場 |
23 | 興南案內報社消息 |
24 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 訓育とはなにか 皇國の兒童として立派な躾け |
02 | 一年生の思想畫 題材はかく生かされる |
03 | シヨールの洗ひ方 ゆのしの仕方 |
04 | 茹玉子ばさみ |
05 | 自然觀察により 科學する心を養ふ「理科」 |
06 | 牛乳の與へ方 |
07 | 豆入パン |
08 | 產着には白を |
09 | 防毒面の保存法 殊に使用後手入れを怠ると 忽ち駄目になる |
10 | 圖像:菊花薰る |
11 | 濡れた着物と體溫 |
12 | 能率的なお握り作り 一分間に六七個できる |
13 | たべられる“野草” 秋の野山に摘みませう |
14 | 不用の革を下駄の齒に |
15 | 働く母には時間制 |
16 | 國語學習 來春から開校の 臺北州立第四女學校 臺北州立蘭陽中學校 臺北工業學校は 三學級增加 |
17 | 伊藤海軍大佐 臺北に着任されました |
18 | 圖像:秋の夕陽(田舍のスケツチ) |
19 | 動物物識帖 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 同人雜誌の今後/高木卓 |
02 | 讀書の時間/下村海南 |
03 | 珊瑚樹 ヴイタミン 英國で保存法發見 |
04 | 文化映畫の表現 (下)/今村太平 |
05 | 圖像:早春の松林(臺展特選)/佐伯久 |
06 | “我が鬪爭”の印稅 英國政府で沒收 |
07 | 音盤界の肅正合理化 |
08 | 雕刻が問題化 プエノスアイレスの公園 |
09 | フーヴア圖書館 |
10 | 心聲漢詩 網溪別墅觀菊賦呈嘯霞先生吟政/雲鵬、偕嘯霞先生礦溪懷舊談不覺共爲愴然歸後有作/雲鵬、偕嘯霞先生礦溪懷舊談不覺共爲愴然歸後有作 其二/雲鵬、溪山對月/鄭蘊石、秋夜同蔭培兄窺月/鄭蘊石 |
11 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 產業と金融の一體化 金融機關の法的組織體結成頭條新聞 【東京發同盟】賀屋藏相は十日開催された全國金融協議會役員會に於ける演說中各種金融機關に對し法制に基く統制團體の組織を考究中なる旨を述べたが大藏省の意圖する金融統制團體の法的組織化は曩に制定された重要產業團體令に基く各種產業の法的再編成に呼應するもので戰時生產力擴充の為め產業と金融の一體化に向つて一步を進めるものとして極めて注目される而して大藏省當局の意圖する金融機關の法的組織化の內容は 日本銀行を含む各種金融機關をして法令に基く組織體を結成せしめて法令の指揮監督の下に自律力ある團體として同業連帶一體的にその機能を發揮し以て政府の金融統制の實施に協力せしむると同時に金融と產業との連繋の緊密化を圖らしめる ものである骨子は大體次の如きものと見られる 一、設立せらるべき統制團體は業態別統制會、全國金融統制會、地方金融協議會の三團體となる見込み 二、政府は右各種の統制團體に對して會員を霸束する統制規定の制定其他必要な範圍に於いて一定の權限を附與する 三、右各種團體は逐次可能なるものより設立する 右の團體中業態別統制會は業態別金融機關の統轄團體であつて大體現下の普通銀行團、全國地方銀行協會、全國貯蓄銀行協會信託協會等の如き業種別團體を法制化するもので全國金融統制會は全國的統轄團體でその組織は大體現在の全國金融協議會を改組したるものとなる豫定である又地方金融協議會は地域團體として組織される尚右の如き金融機關の法的組織化については總動員法の發動に基いて行ふか或ひは新たなる法律制定に依るか二つの方法が考へられてゐるが金融界方面の意向としては總動員法の發動を希望してゐる |
02 | 新金融機構の內容 既定の財政金融基本方策の 端的なる一具現化 |
03 | 戰時金融會社 設立案を撤回 既存の金融機關を活用 |
04 | 臨時議會目捷に迫る 國民精神の團結と(上) 士氣の昂揚に重點 |
05 | 首相、協力を要請 記者團招待會で |
06 | 貯蓄目標額を增加(藏相言明) |
07 | 同和奉公會中央協議會 |
08 | 圖像:中國駐日大使徐良氏門司着 |
09 | 農業團體の統合案 通常議會に提出せん |
10 | 地方分與稅法の 改正法案を提出 |
11 | 政府新方途に則應 具體的態度を練る 議員同盟對議會策 |
12 | 各派交涉會を結成 十二日に初會合 |
13 | 同交會を結成 安藤派と川崎派が中心 |
14 | 明治神宮、靖國神社へ 長谷川總督正式參拜 |
15 | 魯南の綜合戰果 |
16 | 國民常會迫る 挾間組織局長、次官會議で 政府の積極協力要望 |
17 | 統制會長專任制を貫徹 岸商相、意向を闡明 |
18 | 鐵鋼統制會長 平生氏を推薦 |
19 | 機械部門に於る 統制會設立方針 佐藤機械局長が說明 |
20 | 技術者會議 來る廿八日に開く |
21 | 兩洋作戰回避 最後の機會 米紙サンデースター論評 |
22 | 中央軍と雲南軍 摩擦愈よ尖銳化 |
23 | 鹽糖重役會 |
24 | 今日の天氣 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 島內資金創出の一方法社說 一 臺灣工業化を圖る上に於て現在最も決定的條件は何んと言つても資材の獲得であるが、之に裏付ける資本の導入も又其の先決問題である事は言を俟たない。從來臺灣では地元資本の勢力が未だ微微たるものであるから、小資本ならば兎も角大資本は主として內地資本家の投資又は內地金融機關の融資に依存せねばならない狀態にある。勿論內地資本の投資は大に歡迎すべき事であるが、島內に於て出來る丈資金の動員を為し以て少なくとも所要資金の一部を自ら賄はなければならない。さうしなければ臺灣の工業建設は全然內地資本の植民地に化する事となるのであるからこれが決して臺灣の取るべき道ではない。 二 然らば現在地元に於て蓄積した資金はどれ程あるか、先づ府金融課の調查に依れば昭和十五年末の銀行預金殘高三億六千百八十七萬七千圓(本年九月末で四億圓を突破)の中內地人個人のそれが一億千七萬二千圓に對し本島人個人が僅か其半分の五千四百七十三萬三千圓に過ぎない。其の外團體の銀行預金及個人の信用組合の貯金もあるがいづれにしても地元に於ける資金蓄積が如何に貧弱であるかを知り得るのである。ところが內地人側では近年來時局の潮流に乘つて頻りに工業方面への投資に進出しつつあるに反し本島人側は依然土地投資にのみ興味を感じてゐるのが實狀である。其の理由は投資知識の缺乏に基く事もあるがこれ迄株式投資の成績が芳ばしくなかつた事も本島人をして比較的に堅實な土地投資に向はしめたためであらう。 三 上記の如く單に地元資本の力量から見れば今後工業投資への動員は固より大なる期待は望まれないが、若し銀行に依る投資資金創出の方法を講ずれば尚相當の餘地はあらうと思はれる。試みに本年九月末島內銀行貸出殘高を見れば未だ五億圓に達してゐないのみならず其の大部分は時局產業か又は內地人に對する貸附と見るべきであらう。從つて本島人側は主として土地其の他の不動產を擔保とする借入金の占むる步合は決してそんなに高いものではない。それ故本島人には比較的に多くの土地を擁しながらそれを擔保として借金する能力が未だ多く殘されてゐる筈である。若し此處に或る國策的工業建設を為すには本島人側の土地を資金化して投資させる方法を講ずれば在臺內地人(會社銀行を入れて)の投資と相俟つて所要資金の半分位は現地調辦を圖るに決して困難ではない。卽ち勸銀から借入れる場合は間接に內地資本の誘導にもなるし、又臺銀等の地元銀行から借入れる場合は臺銀券の發行を媒介として島內資金の創出を為し得るものと考へられる 四 尤も本島人の土地擔保力を動員して國策的工業投資を為さしむるには其の投資先の株式に對し督府として少なくとも銀行利子に相當する配當を保證すべきである。斯くすれば內地資本の導入は勿論の事島內內臺人の資金をも容易に調辦するに違ひない。具體的問題として若し島內に大規模の硫安事業を企圖する際に督府としては、六分程度の配當補償を五個年間位繼續する事は滿洲國に於ける事業保護の先例に徵しても寧ろ當然な處置であると言はねばならない。尚一部では證券取引所を設置して島內の資金を株式へ導入する事も考へられてゐるが、上記の方法を並用するにあらざれば到底多大な期待を懸ける事が出來ないから、當局としては此の際真劍に此の問題を取上ぐべき事を强調せざるを得ない。 |
02 | 癩患者に深き御心 救療に御內帑金下賜 皇太后陛下 |
03 | 天皇皇后兩陛下 十五日宮城に還幸啟 |
04 | 神宮大會代表選手けふ歸臺 |
05 | “積極敢為”で突進 見よ、吾等は奉公運動の尖兵 臺北州推進員一齊に指名 |
06 | 基隆市支會の指名式 |
07 | 宜蘭市郡支會指名式 |
08 | “挺身の尖兵”來れ 臺北市訓練所生募集 |
09 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十四) 時局の認識が第一 宮木知事・熱烈な信念披瀝 新竹州の卷 |
10 | “國民精神作興の秋” 梁井文教局長が放送 |
11 | お褒めも“電擊的に” 東條さん女工にホロリ |
12 | 南へ“科學のメス” 臺大に南方資源研究所新設 豫算二百萬圓で |
13 | 昨日の志願兵 |
14 | 濠洲兵は一夜漬け 軍事訓練よりも泥棒が大得意 邦人には監視付き |
15 | ときのこゑ |
16 | 各地研究事項を報告 東亞家畜防疫會議 |
17 | 軍司令部副官部で軍屬募集 |
18 | 人事・消息報社消息 |
19 | 工事入札公告 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 慶子さんしっかり 校長先生の訓話に感激した 臺中高女生純情の激勵 |
02 | 鮮魚を大增產 內地を範に先づ魚塭を深耕し 養殖部新設も計畫 |
03 | 全島經濟警察會議 臺中で開かる |
04 | 奉献米奉告式 臺中州廳で擧行 |
05 | 國民精神作興詔書奉讀式 |
06 | 勅諭勅語奉讀式 |
07 | 詔書捧讀式 |
08 | 教員體育大會 |
09 | 女子挺身隊 十日に結成式 |
10 | 翼の献金に赤誠 山の婦人四百六十三名か |
11 | 朝鮮志願兵の生立ち(二) 鍛へる皇軍精神 肇國本義の徹底へ |
12 | 漢方藥配給決定 |
13 | 九月中恤兵金品 馬公海軍經理部臺北海軍武官府取扱 |
14 | 嘉義聯青查閱 |
15 | 肥料の廢液から 膠とゼラチン 榊原氏の苦心酬らる |
16 | 新高に處女入港 臺中丸、鹿港から |
17 | 高雄愈繁忙期 新糖の着荷で |
18 | 淡水の女給達 献金を募集 |
19 | 幹部候補に 優秀者を選拔 魁挺身隊終了式 |
20 | 出るぞ蓬萊の寶船 全島のトツプを切つて 二期米をどつさり積んで |
21 | 奉公會潮州支會奉公委員會 |
22 | 吳鳳廟例祭 きのふ執行 |
23 | 保甲婦女團役員會開催 |
24 | 鹽干魚類需給 一段と圓滑 配給組合設立を急ぐ |
25 | 中澤署長着任 |
26 | 霧社府鑛務課詰所盜難事件曙光現る |
27 | 公務で負傷の防空班員 見舞金を恤兵金に献金 |
28 | 稻住方面に郵便局を |
29 | 崇文社關帝廟の銅製品を献納 |
30 | 牛去勢の安全化 技手を派遣 |
31 | 兵隊さんに縫針 堀江町の赤誠 |
32 | 地方便り |
33 | 今日の映畫 |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 東亞共榮圈確立の 熱意一層沸立つ 全國金融協議會席上賀屋藏相演說 |
02 | 米穀獎勵金交付要綱 籾千斤當六圓四十錢 各州納入團體にて取扱 |
03 | 產聯設置に伴ふ 諸具體事項を審議 全島商工水產課長會議 |
04 | 臺灣產協と 地方廳側が打合 |
05 | 第五回島內連絡 運輸協議會 廿五・六日に開催 |
06 | 臺灣婦人帽 酉貢から入注 |
07 | バナナ輸移出(九月迄) 百六十四萬三千籠 |
08 | 第四四半期 需要爆藥類は 至急臺灣火藥會社に申込め |
09 | 砂糖輸送完遂に 各方面の對策成る |
10 | 島內會社設立 資本增加等五件 十月中 |
11 | 鹽糖岡田、黑田兩氏來北 |
12 | 桝山保一氏 臺北商議所理事に決定 |
13 | 臺銀小異動 |
14 | 照明燈 |
15 | 商況 十日後場 |
16 | ラジオ |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 二重統制を是正 岸商相、行政の刷新を企圖 必要な權限を 統制會に移讓 |
02 | 統制經濟運營の 圓滑を圖りたい 平生氏談 |
03 | 翼贊會地方部長連 宇治山田で連絡會議 |
04 | 臨時議會目捷に迫る 國民精神の團結と(下) 士氣の昂揚に重點 |
05 | 芳澤大使を歡迎 佛印總督メツセーヂ |
06 | 佐藤、川越兩氏 外務省顧問に就任 |
07 | 翼贊會宣傳部長 八並副部長昇格 |
08 | 桑港着は十三日 來栖大使飛行機故障で |
09 | 胡重慶側大使 ル大統領に文書提出 |
10 | 赤軍捕虜三百六十二萬 獨軍司令部發表 |
11 | 赤都、レ市へ猛攻開始 |
12 | モスクワを 大空襲 |
13 | ソ聯側發表戰況 |
14 | チフヴインを 占領 |
15 | 露骨率直な 英首相の演說 |
16 | 單なる強がり |
17 | 明日の天氣 |
18 | 水滸傳(542)/黃得時;榎本真砂夫 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 空の精銳を御見學 順宮樣・航空教育館へ御成 |
02 | 街庄幹部に說く 奉公運動の真諦 全島を四區に分けて |
03 | 臺北州國語演習大會 臺北二十日、宜蘭十五日 |
04 | 畏き御仁慈に感激 御下賜金拜受の樂山園 |
05 | 圖像:遷座祭當夜の宇佐神宮本殿 |
06 | 蓬萊忠靈塔 港都に新な記念物 |
07 | 國民學校に教頭制 |
08 | 市町村常會定例日 每月廿日から廿五日迄に開催 |
09 | 明かにソ聯の不法 氣比丸の觸雷事件につき 伊藤海軍武官語る |
10 | 無料健康相談所を開設(新竹) |
11 | 潑剌若人の意氣 絢爛、臺北州青年大會 各部大會の日割と場地決定 |
12 | 至急加入を要望 貸地貸家業組合 |
13 | 開く“婦人講座” 十四日、市民講堂で |
14 | 圖像:遭難の氣比丸 |
15 | 木炭增產供出督勵班を派遣 |
16 | 一ケ月間に五萬圓 銃後島民赤誠の献金 十月中・軍司令部の取扱 |
17 | 煙草值上利益金 陸海軍や公共事業に寄附 |
18 | 佛印へ!佛印へ! 圖南の人人・續續寄臺 |
19 | “統制の敵”を嚴罰 家賃值上に・當局の眼光る |
20 | 三芝國民校 創立卅年記念式 |
21 | 海軍武官府献金 |
22 | 運賃割引停止 局鐵年末の對策 |
23 | 阪谷男重態に陷る |
24 | 臺灣醫學會總會 十五、六日外科講堂で |
25 | 猪股憲兵曹長 憲兵學校に入學 |
26 | 慰問袋四千突破 係員整理に大童 |
27 | 調查研究を報告 兩委員會で審議 家畜防疫會議第二日 |
28 | 機雷とは どんなものか 種類と敷設の條約 |
29 | 長男の結婚費を節約して献金 |
30 | 今夜の放送 |
31 | 商況 十一日前場 |
32 | 興南案內報社消息 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 工場婦人の子寶を守れ 大切な保姆の職場へ 望ましい女性の進出 |
02 | どんな注意が必要か? 戶外の寫真撮影 法規に觸れる人が多い |
03 | 眼をいためぬ 電燈の明るさ 眩しすぎてはいけない |
04 | 腫物に里芋 |
05 | 魚の胡麻燒 |
06 | 脫毛から禿へ進行 こんな場合は警戒ものです |
07 | 圖像:南京に紙芝居部隊誕生 |
08 | 電球の笠を明るくお掃除 |
09 | 澁柿から干柿を 皮も使へる |
10 | 寒さに抗ふには 石菖、銀杏など 利用法のいろいろ |
11 | お八つによい うす燒き |
12 | ス・フの洋服を 折目正しく着るには 上手なアイロンのかけ方 |
13 | 玉子の殼を洗濯に利用 |
14 | 公德とマスク |
15 | 姙婦と乾物 ビタミンDは日光で 乾したものにある |
16 | 米國のパイプ景氣 |
17 | 農林省が治水映畫製作 |
18 | 國語學習 就職希望の來春卒業中の女學生は一月から職場へ |
19 | 私達の理科常識 コホロギの鳴き方 とても丈夫な虫です |
20 | 手品 不思議な針金 |
21 | 七通りに啼く犬 嬉しい時には體をくねらせ 怒つた時には毛を逆立てる |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 奈破倫とヒ總統 (上)/大類伸 |
02 | 白い上衣の女 (上)/陳千武 |
03 | 珊瑚樹 國家建設泣訴 ユダヤが英首相に |
04 | 生命を愛する日/林清文 |
05 | 圖像:庭の一隅(府展審查員)/和田三造 |
06 | 兒童讀物の問題 (上)/古谷綱武 |
07 | 最近の獨逸映畫界 |
08 | 文化映畫コンクール不振 |
09 | 豆科學 銀の蒸氣の殺菌力 |
10 | 赤痢の特効劑現はる |
11 | 銅の音の不思議 |
12 | 石鹼の謎を解く鍵 |
13 | 心聲漢詩 辛己重陽後三日坐夜/夢周、中秋夜坐月/夢周生、秋日過網溪別墅/黃景南 |
14 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 官界新體制の一環 許可認可行政事務處理の 簡捷化勅令案要綱頭條新聞 【東京發同盟】官界新體制の一環たる許可認可等行政事務處理の簡捷化に關する勅令案は十一日の閣議で決定したがその要綱は左の如くである 許可認可等行政事務處理の簡捷化に關する勅令案要綱 第一 行政廳は許可認可等の申請ありたる時は遲滯なく之を處理すベき事 第二 國家總動員法(關東州國家總動員令及び昭和十三年勅令第三百十七號を含む)及び閣令を以て指定する法令に基き許可認可免許又は承認を要する事項(命令を以て定むるものを除く)に付ては處分行政廳に他の行政廳を經由せずして申請書を提出すべき場合にありては處分行政廳に於て、處分行政廳に他の行政廳を經由して申請書を提出すべき場合にありては經由行政廳(經由行政廳二つ以上ある時は最下級行政廳)に於て申請書を受取りたる日の翌日より起算し二十日以內に處分行政廳又は經由行政廳其の申請に關し申請者其の承繼人を含む以下同じ)に對し文書に依る指令照會又は通知を發せざる時は其の期間滿了の日に於て許可認可免許又は承認ありたるものと看做す事、處分行政廳又は經由行政廳照會に對する文書に依る回答に接し、又は文書に依る通知を發したる日の翌日より起算し三十日以下に其の申請に關し文書に依る指令照會又は通知を發せざる時亦之に同じ、特別の事情に依り必要ある場合に於ては前項の期間に關し命令を以て別段の定めを為す事を得る 第三 第二の許可認可免許又は承認に關する處分を為すに付き關係行政廳間の協議(共管の場合に於ける會議を含む以下同じ)を要する場合(閣令を以て定むる場合を除く)に於て甲行政廳の協議に關する文書の乙行政廳に到達したる日の翌日より起算し十日以內に甲行政廳に於て文書に依る照會又は回答(會議に關する文書の廻附を含む)に接せざる時は甲行政廳は協議整ひたるものと見做す事を得る乙行政廳よりの文書に依る照會に對する甲行政廳の回答書の乙行政廳に到達したる日の習日より起算し十日以內に甲行政廳に於て文書に依る照會又は回答(會議に關する文書の廻附を含む)に接せざる時亦之に同じ、特別の事情に依り必要ある場合に於いては前項の期間に關し閣令を以て別段の定めを為す事を得 第四、經由行政廳は第二の許可認可免許又は承認の申談書を受取りたる時は受取りたる日の翌日より起算し七日以內に(經由行政廳に於て同期間內に申請者に對し文書に依る照會を發したる時は之に對する文書の回答に接したる日の翌日より起算し七日以內に)申請書を處分行政廳又は上級經由行政廳に發送すべき事、特別の事情に依り必要ある場合に於ては前項の期間に關し命令を以て別段の定めを為す事を得 第五、第二の許可認可免許又は承認の由請者は行政廳に於て申請書又は照會に對する回答書を受取りたる事の證明及び第二の規定に依り許可認可免許又は承認ありたるものと見做されたる場合に於ては許可認可免許又は承認に關する證明を受くる事を得、前項の證明に關しては命令を以て必要なる規定を設ける事を得 附則 本令中第一の規定は公布の日より其の他の規定は昭和十七年一月一日より之を施行す、昭和十七年一月一日に於て又は第二の規定に依り法令を指定する閣令施行の際現に申請書の受取られある事項に關しては第二乃至第四の期間の起算日が昭和十七年一月一日前又は第二の規定に依り法令を指定する閣令施行前なる場合に於ては第二乃至第四の期間は昭和十七年一月一日又は第二の規定に依り法令を指定する閣令實施の日より之を起算するものとす |
02 | 貴族院調查會 議案の說明聽取 |
03 | 懇切に迅速に 首相各閣僚に要望 |
04 | 官廳事務簡捷化に關する東條首相の要望 |
05 | 各要港部 警備府と改稱 司令長官を置く |
06 | 重大臨時議會に臨む 政府の最後仕上げ あす繰上げ閣議諸法案決定 |
07 | 定期敍勳 松浦中將以下に |
08 | 眾院代表の招待會 |
09 | 難局打開を決意 東條首相の挨拶要旨 |
10 | 眾議院十六日までの議事 各派交涉會開く |
11 | 交涉團體結成 全員意見一致 國貫の世話人會 |
12 | 產業設備營團要綱 きのふ閣議で決定 |
13 | 設立の趣旨(商相談) |
14 | 法律案豫算案を提出 |
15 | 基本態度を決定 議員同盟本部で協議 |
16 | “本島工業化が必要” 伍堂元商相昨日來臺 |
17 | 農林省の提出法案決定 十四日閣議に附議 |
18 | 政府、議會、翼贊會關係 議同、特別委員會を設置研究 「翼贊會法」制定にまで發展か |
19 | 東條總裁、翼贊會首腦を招待 運營につき懇談 |
20 | 殘敵の掃蕩(魯南)と 建設工作に努力 |
21 | 一時糊塗の虛勢 唾棄すべき英の老獪な伏線 全東亞への冒瀆 英首相演說 |
22 | 齋藤總務長官門司に到着 |
23 | 西貢總領事館 大使府支部內に合併移轉を完了 |
24 | コ外交委員長(上院) 議會領袖協議 日米關係一議題か |
25 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 國難突破に島民よ起て 東亞民族永遠の平和幸福を築け社說 一 帝國に對する內外情勢は、十一月に入ると共に最も重大なる局面を展開、帝國政府は物心兩面に於いて完全なる準備を整へ、これに對處せんとして居る事は全國民の均しく認識して居る處である。國際情勢より見るに獨ソ戰が急速に進展し、モスクワの陷落は目睫に迫つて居ると共に、東亞に於いては英米蘭蔣を主體とする敵性國家群の對日行動は益益露骨となつて戰略的配備は整へられ、米國は英蘭と結托して軍備を增强し挑戰的態度を示して居る。殊にルーズヴエルト大統領は依然として援蔣行為を繼續する事を揚言し、英國はタイ、佛印に對し策動を開始し對日包圍陣は飛躍的に增大して居る。かかる不法の壓迫に對し我が政府は、毅然として國策貫徹のために斷乎たる決意を明確にし、如何なる外敵の挑戰に對しても適切なる不動の態勢を整備して居る。來る十五日から五日間に亘り開催される臨戰議會を中心として、危局突破の決意は物心兩面とも最高度にその機能を發揮する事となつたのである。その為めに全國民が一億一心となり、國策遂行の為めに增稅案を始め、食糧確保對策として米穀增產に邁進する事となつたのである。更に國內經濟の臨戰化は整備され國民の決意は牢固として動かないのである。 二 かかる國際情勢に對處して最も注目すべきは對米關係である。東條新內閣は、日米交涉に對して極めて慎重なる態度を取りつつあるが、從來の曖昧なる雰圍氣を一掃して、毅然たる決意を表明して居り頑迷なる英米兩國が如何なる態度を取るにせよ、帝國としては、國家生存上切實なる自衞的要求を、最も真劍に考慮せねばならない時機に到達したのである。かかる國際情勢の緊迫化に應へて我が國としては政府の指導に依り、軍官民が一體となつて我が不動の國策遂行の貫徹に邁進すべく、一切の準備を完了したのである。東亞民族の永遠の平和と幸福を齎らす為めには、我が一億國民が毅然として奮起すべき秋が來たのだ。世界人口數の三分の一以上を占める東亞民族が、幾世紀の久しきに亘り不合理なる英米蘭の壓迫と資本主義的魔手に依り、搾取を受けた歷史より見ても先覺者としての我が國が斷乎としてその不合理を排擊し、世界新秩序建設の聖戰に邁進せねばならない。英米兩國とも我が東亞共榮圈建設の真意を充分に正解し一時も早く優越的迷夢より醒めねばならない事を警吿する。 三 險惡化した國際情勢に對處し、東亞共榮圈を建設する我が國の前途に對し、英米が依然として挑戰的態度を取る限り、何時迄も傍觀を許されないと共に、自衞上の對策を樹てることは當然である。かかる環境に於いて、我が南方國策の第一線に立つ本島は、國策達成の尖兵として立つべき秋が來たのだ。卽ち六百萬島民が渾然一體となり、國難突破の為めには如何なる犧牲をも拂ふ覺悟を持たねばならない。卽ち臨戰的生活態度を取り、國策の要請に應へて軍需資材の生產に全能力を發揮すると共に、銃後國民生活の安定を計る為めに食糧の大增產を為すべきである。近來大多數島民の生活態度には國策の線に沿ひ緊張して居るも、尚一部分にはその生活意識に於いて自戒自省すべき事が少くない事は遺憾で先のみにてはる。策國單に口あの遂行が出來ない。島民が一人殘らず現下の國策情勢を充分に認識し、國難突破に挺身する意氣込みを以て日常生活に臨まなければならないと共に、督府當局に於ても島民指導に對し更に一段の努力を以て東亞民族の永遠の幸福を齎す為めに、本島民をその尖兵として活用せん事を要望するものである。 |
02 | 迎ふ“國家の干城” 軍民一體・渾然の姿 勇士、本島民家に舍營 |
03 | 理解と協力を望む 荒木情報部副部長談 |
04 | 神饌米献納奉告祭 あす嚴そかに執行 |
05 | 奉受式を擧行 州下青年團の赤誠の神饌米 |
06 | 阪谷男を子爵に陞爵の御沙汰 |
07 | 高松總裁宮殿下 體育大會役員をお召し |
08 | 敘勳 |
09 | “家庭に眠る鑛山を 國家の有用資材に” 協力せよ・古鐵回收運動 |
10 | 圖像:神饌米奉受式 |
11 | 蘭陽擧げて感激 待佗ぶ地方民の喜び |
12 | 昨日の志願者 |
13 | 新竹州下推進員 來る廿日迄に夫夫指名 |
14 | 模擬常會開催 十五日宜蘭市で |
15 | 譽れの傷痍軍人の 精神指導の徹底へ 兩日間に亘り講習打合會を開催 |
16 | 譽れの臺灣選手部隊 昨日第一隊が元氣一杯で歸臺 |
17 | 賞與の一部は國債で 大藏省の音頭で近く運動展開 |
18 | 次の飛躍への備へ 軍司令部献金係の談 |
19 | 第二部委員會 東亞家畜防疫會議第二日 |
20 | 第二部委員會 |
21 | 各蕃社に助產婦を配置 お山の人的資源增強に拍車 |
22 | 內原訓練所產米報國準幹部隊 昨日帝都に歸着 |
23 | サイデイゴの建築工罷業 |
24 | 人事・消息報社消息 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 孫達を先生に 高雄市の國與普及に隣組 皇民塾千五百新設 |
02 | 東勢神社例祭 奉納競技大會盛況 |
03 | 神饌米奉納式 梓官青感激の奉耕米 |
04 | 南廻り局營バスの開通式 |
05 | 石渡課長初巡視 |
06 | 大麻頒布奉告祭 花蓮港で嚴かに執行 |
07 | 學校長會議 |
08 | 兵隊さんぐつすり 手の屆いた國婦の枕献納 |
09 | 屏東署定期召集 |
10 | 籾獎勵金の打合せ 郡守市長會議で |
11 | 臺南州警察事務打合會 |
12 | 真田署長管內巡視 |
13 | 新化神社御造營 奉仕作業要項定る |
14 | 下營神社竣工 十四日に鎮座祭 |
15 | 優秀技術員表彰 |
16 | 臺中國演會 |
17 | 豐穰の秋に額く 崙背麥寮神社例大祭 豐年感謝祭併せ行ふ |
18 | 潮州郡下產組長會議 |
19 | 中堅青年を訓練 先づ百名を入所せしむ |
20 | 七星郡奉公會支會推進會指名式 |
21 | 音樂による皇民鍊成 皇軍慰問後に山田氏公演 |
22 | 木村傳教師講演 |
23 | 蓖麻すくすく 花蓮港警察署の奉仕 |
24 | 活動の前奏曲 保甲婦女團聯合會結成 |
25 | 奉公運動の指針 常會申合、嘉義市支會で發行 |
26 | 淡中、淡女合同體鍊會 |
27 | 市民よ!働け 徒食は銃後の恥 |
28 | 腕鳴り、血躍る 南投郡體育會盛況 |
29 | 彰化奉公會 十四日から講習會開く |
30 | 產婆學說合格者 |
31 | 埔里國民校等の秋季大運動會 |
32 | 高雄州體育大會潮州郡豫選會終る |
33 | 兵隊さんになれなきア 三國一の花嫁もいや 張り切るキナリ社のシヤマル君 |
34 | 堀江校の運動會 |
35 | 青年團強化に 指導者が鍛へる集ひ |
36 | 赤司氏の披露宴 |
37 | 盲啞校運動會 |
38 | 新高商事臨時總會 |
39 | 水里國民學校 體育大會終る |
40 | 空訓に殉職 |
41 | 人事・往來 |
42 | 地方便り報社消息 |
43 | 今日の映畫 |
44 | 訃文:陳朔方 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臺灣產組聯合會の 定款其他を協議 產協と地方廳側が參集 |
02 | 鐵道拔荷事故防止 座談會を開催 |
03 | コークス公定價格 近く實施されん |
04 | 米穀の增產方策 (五)技師入鹿山成樹述 |
05 | 工場別地方籾 最高賣渡價格 臺中州 |
06 | 府元山技師 十七日上海へ |
07 | 赤糖產出豫想 卅六、七萬擔に減少せん |
08 | 造船事業法施行案 近く審議室に廻付 |
09 | 盤谷見本市 販路擴張團けふ出發 |
10 | 產協吉原主事 十四日に上京 |
11 | 臺拓 社員新規採用 內地側から卅餘名 |
12 | 加賀卯之吉氏昨日急逝 |
13 | 照明燈 |
14 | 商況 十一日後場 |
15 | ラジオ |
16 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 飽くまで對日協力 今後の危局を打開 ド佛印總督の意向 |
02 | 貴院代表の招待會 首相が協定を要請 |
03 | 眾議院各派交涉會 |
04 | 汾西作戰終了 赫赫たる戰果を收め |
05 | 山東剿共の大戰果 |
06 | 鐵道運賃引上 けふの總會で正式に決定 |
07 | 皮肉な休戰記念祭 戰爭熱を煽る米國に |
08 | 戰ふ用意あり 無名戰士の墓前で ル米大統領が演說 |
09 | 新國民運動を展開 和平反共建設は中國唯一の道 四中全會宣言發表 |
10 | 汪主席提出の案 |
11 | 圖像:廣東人の日語發表會 |
12 | 浦賀船渠社長 堀悌吉中將に內定 |
13 | 英米の援ソの無能を辯護 紐育タイムス紙 |
14 | 問題は英國の破滅 チ英首相の言明は全然虛構 獨外務省情報局長シ博士反駁す |
15 | 獨側は冷嘲 |
16 | セ、ケ兩港を猛爆 獨軍司令部發表 |
17 | ソ聯情報局發表 |
18 | 米海軍完備す 樞軸打倒待機 米のス少將揚言 |
19 | 黑海艦隊の運命 最早時の問題 |
20 | 重慶政權を難詰 陳嘉庚、豫算公表要求 |
21 | リトプイノフの 駐米大使發表 |
22 | リトブイノソ 外務人民委員部次長を兼任 |
23 | 比島正副大統領再選確定 |
24 | 小艇獲得權限 附與案を可決 アメリカ上院 |
25 | 英艦隊、伊艦隊を強襲 |
26 | 明日の天氣 |
27 | 水滸傳(543)/黃得時;榎本真砂夫 |
28 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一般飲食(花代なし)の稅 稅率二割、免稅點一圓五十錢 增稅原案の一部發表 |
02 | 大麻頒布始奉告祭 州會議室で嚴かに執行 |
03 | 慕ふ“日本の學窓” 外人留學生指導措置を協議 |
04 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十五) 全島隨一 文化の地臺中州 挺身實踐して全州民に垂範 鐵火の熱意・森田支部長 臺中州の卷 |
05 | 副見交通總長 新竹を初度巡視 |
06 | 名譽の戰傷勇士の健康診斷 基隆市郡で實施 |
07 | 島民生活の刷新 婦人委員會の答申 |
08 | 原案通り可決 次回開催は東京と決定 東亞家畜防疫會議閉幕 |
09 | 本間軍司令官への感謝文 |
10 | 陸海兩相其他への感謝電文 |
11 | 英官憲の不法振 邦人引揚げ漁業者の談 |
12 | 日本刀學院 十五日に開校式 |
13 | “世界第一の水車” 見よ戰時日本の工業資源の底力 |
14 | 炭燒の殘滓から揮發油 明年度本格的な工業化試驗へ |
15 | 海上特報 |
16 | 定額郵貯大好評 實施後一ケ月間の成績 |
17 | 臺灣吹奏樂報國會の演奏會 今夜市公會堂で |
18 | “國策の裏を行く” 大掛りな鐵材密移入事件檢擧 |
19 | 山田耕筰氏等の音樂會 明夜市公會堂で |
20 | 高校生の自殺 |
21 | 人事・消息報社消息 |
22 | 今夜の放送 |
23 | 商況 十二日前場 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 學童と本の讀み方 姿勢は自然に音讀も適度にすること |
02 | 時局と七五三 お祝ひは簡素にして 定期年金を始めませう |
03 | 母體は安全でも 乳兒脚氣は起る ビBIの攝取につとめよ |
04 | 圖像:白衣勇士感激の二女性 |
05 | 人造バターの材料 |
06 | 毛糸編物の丸染め |
07 | 足袋の爪先 |
08 | 菊の胡桃和へ |
09 | 今から心がけたい しもやけの豫防法 |
10 | 魚のつけ揚 |
11 | お臺所の立働きに あたたかい足袋カバ! 廢物利用で作りませう |
12 | 乾燥型の髮にオイルシヤンプー |
13 | 中年婦人の不快感 規則正しい健康生活を |
14 | 欠伸の原理應用 疲勞恢復の一分間體操 |
15 | 干鱈の酢の物 |
16 | 先づ體の均整 新しい女性の美しさ |
17 | 足袋修繕と補強法 こうして工夫して下さい |
18 | 國語學習 寒い冬を寢て暮す 動物の冬眠とはどんなこと |
19 | 贅澤をふせぐために增稅 |
20 | 貝から醬油が出來る |
21 | 圖像:早くおあるき |
22 | 外國笑話 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 奈破倫とヒ總統 (下)/大類伸 |
02 | 兒童讀物の問題 (中)/古谷綱武 |
03 | 白い上衣の女 (下)/陳千武 |
04 | 珊瑚樹 高度國防と藝能 岡崎義惠氏の論文 |
05 | 圖像:壁・道・雪(府展)/立石鐵臣 |
06 | 音樂臨戰體制建設遲る |
07 | 產組募集の紙芝居當選發表 |
08 | 來議會に提出する演劇法 |
09 | 明春のエクラン 低調を想はせる |
10 | 佛印の邦畫初上映 |
11 | 移動映寫に真摯な要望 |
12 | 心聲漢詩 同可亭詞兄赴東港高雄州聯吟會感賦/石華、次石華高雄州聯吟會席上感賦原韻/陳文石、即事/笑儂、渭雄同社摘翠樓雅集席上戲贈少濤/笑儂、游磺溪笑儂惠詩歸後次韻却寄/少濤 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 世襲家產制度を確立 滿洲開拓農場法けふ公布頭條新聞 【東京發同盟】世襲家產制度を確立して滿洲開拓農家と開拓農村の生生發展に資すべき劃期的法令滿洲開拓農場法は愈愈十三日公布明年(康德九年)四月一日より實施されることになつたが同法は全文五十六個條、第一章開拓農家、第二章開拓農場及び第三章開拓農地の造成より成つてゐる發表された同法制度要領は左の如くである 開拓農場法制定要領 第一、方針、開拓地に於ける行政、經濟、文化等諸般の制度施設の運營進捗に伴ひ曩に決定を見たる滿洲開拓政策基本要綱の本旨に基き左の要領により世襲家產制度を確立し以て、營農の根據を確保すると共に健全なる開拓農家並にこれを基本とする開拓農村の生生發展を期す 第二、要領、一、開拓農場 (一)農業經營に必要なる開拓農地並にその上に存する家屋その他の工作物は一應これを一括して開拓農場となし營農の基本財產として開拓農家に確保せしむ (二)開拓農地は原則として國より開拓團又は開拓共同組合に讓渡し團又は組合が更にこれを開拓農家に讓渡する (三)團又は組合は開拓農地分讓に當り神社用地、公共用地、共同利用地及び豫備地を保有する (四)開拓農場は原則としてこれが處分を禁止すると共に金錢、債權に基く强制執行を受くることなし (五)開拓農家の所有すべき開拓農地の面積は當該地方における適正なる農業經營に依り農家生活を安定向上せしむるに足るものたらしむ (六)開拓農場は開拓農家の自家勞力を以てこれを經營耕作することを要す (七)開拓農家が勞力を喪失しその他正當の事由に依り開拓農場の買取りを申出でたる時は團又は組合は相當の價格を以てこれを買取ることを要す 二、(一)開拓團又は開拓共同組合の區域內に於て開拓農場を所有しその經營により生計を營む日本內地人開拓民の親族は團體を開拓農家となし農家は開拓精神を體して家長を中心として農場の經營耕作に當ると共に家名を保持し隣保相助及び民族協和の使命達成に任ず (二)開拓農家は開拓農場を世襲家產として所有するの外その他の財產を所有する義務を負擔する (三)開拓農家の家長又は農家族のいづれに屬するか分明ならざる財產は農家の財產と推定すると共に農家の債務については家長は連帶債務を負擔し農家及び家長がその財產を以て農家の債務を完濟すること能はざる時は農家族も亦連帶してその責に任ず (四)開拓農家の家長及び農家族は農家より相當なる扶養及び敎育を受くると共に農家はその家長及び家族に對し農家離脫の場合において情義に從ひ資產狀態その他の事情を斟酌し開拓農場以外の農家財產より相當の財產を分與することを得 (五)開拓農家にありては家長はその中核となり農家を主宰する (六)家長の地位の承繼については家督相續に關する令に依るものとする (七)開拓農家が自家勞力の增大その他の事由に依つて農地の增大を必要とする時は團又は組合の保有する豫備地より相當面積農地の分讓を受けその農家族をして新たに農家を創立せしむることを得 |
02 | 第十四回生存者論功行賞 恩賞に輝く陸軍部隊 |
03 | 圖像:フランス儀仗兵の出迎をうけ大使官邸に向ふ芳澤大使 |
04 | 質問は一名程度 貴院非公式交涉會の申合せ |
05 | 露骨なる對日暴言 米、完全に理性を失ふ |
06 | 根據ない強辯 國民の對日反感を煽る ノ米海軍長官演說 |
07 | 眾議院の分野 |
08 | 齋藤長官着京 |
09 | 演說案を附議決定 けふの繰上閣議で |
10 | 議同の政策八項目 政府に實現を要求せん |
11 | 米穀統制委員會 |
12 | 旅客運賃の引上げ 鐵道運賃審議會で答申 |
13 | 興亞議員同盟を結成 國貫が中心、有志代議士參加 眾院の交涉團體三つとなる |
14 | 樞府本會議 |
15 | 一圓程度引上(ピルク當) 砂糖公定價格の改訂 |
16 | 十月中の綜合戰果 |
17 | 天津米陸戰隊 近く引揚げか |
18 | 東條總裁 翼贊會幹部と懇談會 |
19 | 泰國放送局危機を放送 |
20 | 米の對ソ供給 機械製造業者に優先命令 |
21 | 今日の天氣 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 英國の取るべき道社說 一 外電の報ずるところに依ればチヤーチル英首相は、去る十日ロンドン市長就任式に於ける演說中、對日問題に言及し、日米會談が失敗すれば太平洋戰爭が必至であり、英國は必ず米國と行動を共にすると述べたが、時恰も列國注視の的となりつつある日米交涉が、我が來栖大使のワシントン到着を目前に控へ、これに依つて或は太平洋危機打開の外交的折衝が行はれんと豫期されて居る折柄、この演說は從來になき露骨率直なる重要聲明として、俄然內外から注視されるに至つた。英國の斯る對日敵性態度乃至行為は、旣に事變以來示された數數の策動策謀に依つて明白なる如く、我が國民一般の憤慨の的となつてゐるのである。今チヤーチル首相の演說を詳細檢討するに、何時ものこと乍ら英國の舊體制依然たる極めて老獪な伏線が存在することが看取される。卽ち一面に於て我が國民の天賦の素質を賞讃し、日本との友好關係を平和的に討議せんとの用意あるを示しつつ、他面に於ては、强硬一點張りの露骨な恫喝威壓の首鼠兩端を持する狡猾なる態度より一步をも出て居らず實に苦苦しい限りであると謂はねばならない 二 事變當初より皇軍の行動に對し、種種な障碍を與へると共に我が治安工作に對しても總ゆる妨害をなし、更に援蔣行為を公然行ひつつある英國が、我が不動の國是として定めて居る東亞共榮圈の確立に對し、數限りなき牽制手段を弄しつつあることは明日の事實である。卽ち泰國佛印の紛糾調停に對する裏面策動を始めとして、泰國に對し武力集中に依る威壓の外英米蘭三國現地會談以來南太平洋を繞る共同防備及共同作戰の企圖或は對日敵性國家群の首謀者となつて所謂ABCDの攻勢的包圍陣の强化に狂奔し、更に米國に呼應して對日資產凍結實施に依る經濟的壓迫など、之等を想起するまでもなく、英國の露骨極まる對日敵性行為たるや實に枚擧に遑がない程である、英國の斯る行為は、結局東亞に於ける自國權益を維持せんがため極東に於て援蔣を强化し、ABCD諸國及びソ聯と共同戰線を張れば、我が南進を制止し得ると誤信し、或は東亞に於ける我が國の力を過少視し、且つ我が東亞政策を强ひて曲解して殊更に事を構へんとするものであつて、斷乎として之を排擊すべきものである 三 東條內閣成立を契機として我が國內情勢は、今や臨戰態勢の下に現下の重大時局を克服すべく、全國民擧げて戰時的決意と覺悟が最高潮に達しつつある、チヤーチル首相は「日本の賢明な政治家の意思に從つて太平洋の平和が維持される事を熱望する」と述べて居るが、併乍ら帝國の平和的態度は明白であり、不動のものである。卽ち東條首相が「帝國不動の國是は支那事變を完遂し大東亞共榮圈を確立して世界平和に寄與するにある」と聲明し、又東鄉外相が「こと帝國の生存にふれ、またはその權威に關する場合には、飽くまで毅然たる態度をもつて之を擁護し、以て皇國の歷史的使命の達成を計らねばならない」と明言したのは齊しく時局に對處する帝國の重大決意を示したに外ならない。英國にして若し誠意あるならば、速に前非を改めて帝國不動の國是に對し理解と、誠意ある態度を示すべきであることは勿論、進んで支那事變の完遂、東亞新秩序の建設に協力するこそ賢明なる英國政治家の取るべき道である。 |
02 | 馬公は“南鎮の鎖鑰” 歷史が實證するその重要性 警備府設置に就き山本提督語る |
03 | 妃殿下御十數方が 御手分して御慰問 各地の療養所へ御成 |
04 | 氣比丸の罹災者に 畏し御內帑金を御下賜 |
05 | 聖恩の廣大無邊 寺島遞相・恐懼して語る |
06 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十六) “大肚山上に結ぶ和” 臺中一家の挺身風景 臺中州の卷 |
07 | 果物を御下賜 阪谷子爵に |
08 | 阪谷子衰弱加はる |
09 | 松林新竹州地方課長の視察日程 |
10 | 譽の遺族と劇的對面 波田部隊長離臺を前に |
11 | 勳の軍夫にも對面 賴母し・銃後で御奉公 |
12 | 業態別組合長常會開催 |
13 | 昨日の志願者 |
14 | 特志看護婦志願 |
15 | 繰展ぐ軍國の繪卷 蘭陽本島民家屋舍營の記念に AKから實況放送 |
16 | 揚る“女性の翼贊氣焰” 桔梗クラブ・第二回鍊成終る |
17 | 學校教練查閱 井上少將等が南下 |
18 | 鄉軍聯合會基隆分會の查閱 |
19 | ときのこゑ |
20 | この兄・この弟 父の死を秘して奉公 |
21 | 基隆時局講演 十九日公會堂で |
22 | 補缺選擧告示 竹北から一名屆出 |
23 | 奉公會宜蘭支會訓練所閉所式 |
24 | 基隆倉庫信組創立十周年式 |
25 | 人事・消息 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一億皆勞へ 高雄の勤勞精神昂揚週間 星野經濟部長強調 |
02 | 全郡下奉祝一色 淡水神社例祭終る |
03 | 大麻頒布式擧行 一番ヶ瀨知事以下參列 |
04 | 寫真防諜聯盟結成 |
05 | 九月中恤兵金品 馬公海軍經理部臺北海軍武官府取扱 |
06 | 會議事項を傳達 |
07 | バナナ千斤を皇軍慰問品に |
08 | 警民膝を交へ 經濟懇談協議 |
09 | 奉公推進の兩翼 推進員と桔梗俱樂部 臺中州支部近く結成 |
10 | 優良技術員表彰 |
11 | 全島國演會準備に大童 |
12 | 花蓮港水利評議員會 |
13 | 國語常用促進に 團體員、郡守に誓約 |
14 | 臺南秋季孔子祭 |
15 | 竹山奉公青年隊 華華しく結成 |
16 | 緩急に備へて 特警隊を組織 臺中州警察部の非常措置 |
17 | 由緒深き澳底に 皇民鍊成道場建設 |
18 | 森氏を招聘 基督教講演會 |
19 | 花蓮港廳 街庄協選擧開幕 官選議員は開票時に發表 |
20 | 熱演に應援の嵐 旗山街民體育會 |
21 | 圖像:鍛へる朝鮮志願兵(一) |
22 | 水利施設を檢討 關係者を集めて |
23 | 十一成田丸遭難 漁撈中エンヂンに故障 |
24 | 流暢な國語 澎湖聯合國演會 |
25 | 商工業組合 臺中支會總會 |
26 | 蔗園の敵 螟虫殲滅戰へ 臺南州下一齊に |
27 | 黎明會妙技公開 |
28 | 婚姻の事なら何んでも 高雄方委「生めよ」に一役 |
29 | 七、八千甲步に 小麥の裏作 嘉義郡の遠大な計畫 |
30 | 變だなあいつは 防諜少年の六感でスパイ逮捕 大宮校のヨイ子供表彰 |
31 | 故陳朔方氏 けふ告別式擧行 |
32 | 人事 |
33 | 地方便り |
34 | 今日の映畫 |
35 | 訃文:近藤榮太郎 |
36 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 多大なる成果收め 東亞家畜防疫會議終了 第一、二部決議建議事項等 |
02 | 艀船の規格統一 價格公定近く着手 |
03 | 米穀の增產方策(六) 技師入鹿山成樹述 正條密植の要 |
04 | 米管令改正に伴ふ 檢查員近く大增員 |
05 | 高雄州鳳梨生產同組 昨日華華しく創立 |
06 | 大連汽船重役改選 川村氏社長に昇格 |
07 | 蓖麻蠶會社 飼育獎勵に着手 |
08 | 砂糖輸送完遂に 各方面懇談を遂ぐ 糖聯主催懇談會 |
09 | バス合同新會社の先驅 高雄乘合免許さる |
10 | 鹽糖溪州工場壓搾開始 |
11 | 灣糖日糖兩工場壓搾を開始 |
12 | 故銅古鐵會社 七分配當を可決 |
13 | 平山泰氏來臺 近く海南島へ |
14 | 照明燈 |
15 | 商況 十二日後場 |
16 | ラジオ |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 法律案と豫算案 農林省臨時議會に提出 |
02 | 各團體陣容整備に忙殺 |
03 | チリー副大統領に メンデス氏を任命 |
04 | “食糧に不安はない” 湯河食糧局長の放送講演 |
05 | 來栖大使布哇へ 塔乘機の修理成る |
06 | 時事評論 太平洋戰略問題 米の巡洋戰艦について/伊藤正德 |
07 | 間接增稅案の內容 今夕發表されん |
08 | 北支開發會社機能刷新 通常議會に改正法案提出 |
09 | 圖像:近く開館される帝國佛印大使府廳全景 |
10 | 外人取締を強化 米司法長官發表 |
11 | 米の參戰は望み薄 獨有力筋の觀測 |
12 | 日米問題問答 ハル長官、記者團と |
13 | 日佛印首腦交驩 |
14 | 一九四三年には 渡洋作戰出來る 英首相議會で嘯く |
15 | 敗敵を急追して 南方黑海に達す 獨軍司令部發表 |
16 | 反擊作戰完了 ソ聯軍が誇示す |
17 | 明日の天氣 |
18 | 水滸傳(544)/黃得時;榎本真砂夫 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 譽れの舍主打揃ひ 神社に感謝奉告 蘭陽三郡早くも歡天喜地 明くれば榮譽の日 |
02 | 腕章いとも鮮かに 報道陣の面面が殺到 |
03 | 臺灣時報から二特派員派遣 |
04 | 人的資源の增強 司法保護事業を法制化 |
05 | 日滿武道競技大會 明年八月・新京で開催 滿洲國建國十周年記念 |
06 | 有難さに感泣 功六旭七・中島曹長語る |
07 | 遺族章傳達式 けふ臺北市で |
08 | 新竹州大麻頒布始奉告祭 |
09 | 基隆市の頒布式 |
10 | 高砂族も參加 大直で渾然一體の鍊成 |
11 | 皇民鍊成に拍車 梁井文教局長語る |
12 | 豫備役將校團臺北分團 事務所移轉 |
13 | 引揚邦人收容船 續續と橫濱に入港 |
14 | 適齡兒童皆入學へ 申込期間來月一日より廿七日迄 |
15 | 圖像:桔梗クラブ第二回鍊成終了式 |
16 | 赤誠の献金品 十二日軍司令部の取扱 |
17 | 雷公の擊退に 我が科學陣が挑戰 |
18 | 硬軟兩面の鍊成 全島高等警察職員合宿訓練 |
19 | けふの志願者 |
20 | 露營の夢 圓どかに 赤誠の枕覆献納 |
21 | 伍堂元商相が來新 |
22 | 臺灣棉花總會 坂井氏を取締役に |
23 | 臺中米穀事務所 きのふ廳舍落成式 |
24 | 臺大文政學部卒業生豫餞會 |
25 | 更に三名が屆出 |
26 | 人事・消息報社消息 |
27 | 今夜の放送 |
28 | 商況 十三日前場 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 乳の出の少いお母さん 短氣を起さず授乳を續けませう |
02 | お風呂の科學 手入れを怠るな 浴槽を長く保たせる法 |
03 | 里芋のとろろ汁 |
04 | 石炭の殘り火は |
05 | 藝能工作科とは 實物を示して科學する心 |
06 | 肥料成分を逃さぬ 優良な堆肥の作り方 水に濡してはいけない |
07 | 洋裝を美しくみせる 正しい下着の着方 |
08 | 圖像:關市長の別れを惜む孤兒達 |
09 | ピーナツツバター 味噌汁や和へものに |
10 | ノドに骨がささつた時 |
11 | 里芋味噌おでん |
12 | フエルト帽の手入れ 雨は何よりも禁物です |
13 | あさり御飯 |
14 | 湯上りタオル |
15 | 柿とタンニン |
16 | 今年は蜜柑の當り年 ビタミンCは林檎の六倍 |
17 | セルロイド修繕に 便利な塗料 |
18 | 國語學習 新しい東亞の建設へ 進む無敵皇軍(上) 世界に誇るこの特色 |
19 | 今週の出來事 十一月九日─十五日 |
20 | 週間コドモ新聞 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 體驗が第一條件 (中) 文學の時局性/小口優 |
02 | 兒童讀物の問題 (下)/古谷綱武 |
03 | 海外短波長波 動亂の世界は描く |
04 | 珊瑚樹 賴りない願ひ 世紀を越えた嘆き |
05 | 圖像:實る頃(府展)/李梅樹 |
06 | 科學 霜の科學的考察 「降る」でなくて「生ずる」 |
07 | 嫌はれ者程人を嫌ふ |
08 | 心聲漢詩 讀石濤畫/小維摩、尖山道中口占/楊達三、大坪林即景 二首/楊達三、讀夢周近作即興寫懷/南都 |
09 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 劃期的臨時增稅案 昨日閣議に附議決定頭條新聞 【東京發同盟】膨脹する十六年度豫算に對處し購買力の吸收及び徹底的消費規正を圖る為め斷行される間接稅の劃期的增徵は旣に十月三十一日臨時增稅案要綱として政府より公表されたが其後主稅局に於いて細目を調整し酒稅清凉飮料稅、砂糖消費稅、物品稅、遊興飮食稅、入場稅、通行稅、建築稅、骨牌稅及び印紙稅の十稅法の改正を「酒稅等の增徵等に關する法律案」と名附けて一本の法律案として議會に提出することに決定十三日の臨時閣議に附議決定したので閣議散會後大藏省よりこれが要綱及び稅法改正實施に依る稅收入の增加見込額を左の如く發表した尚今回の間接稅增徵の中心題目となつてゐる物品稅の課稅品目の擴大は釣道具、花火類等を始め二十數品目に達しこれが細目を決定する勅令案要綱は主稅局に於いて銳意立案中で來る十六日までには成文化する筈である斯くて平年度六億三千萬圓の收入增を目的とするこの間接稅の增徵は議會の協賛を得れば十二月一日より卽時實施される增收見込額中遊興飮食稅の增收入は本年度に於いて七千二百萬圓平年度に於いて二億三千五百萬圓の巨額に達する ◇酒稅等の增徵等に關する法律案要綱(括弧內は現行稅率) 第一 酒稅 一、酒稅の稅率を左の如く改むること (一)清酒造石稅一石に付四五圓(据置) アルコール分二十度を越ゆる時はアルコール分二十度を越ゆる一度每に五圓五十錢を加ふ庫出稅一石に付五五圓(二五圓) (二)合成清酒、增石稅一石に付四八圓(据置) アルコール分二十度を越ゆる時はアルコール分二十度を越ゆる一度每に五圓七十錢を加ふ庫出稅一石に付五五圓(二五圓) (三)濁酒造石稅一石に付四五圓(据置) 庫出稅一石に一五圓新設 (四)白酒造石稅一石に付四五圓(据置) アルコール分二十度を越ゆる時はアルコール分二十度を越ゆる一度每に六圓を加ふ、庫出稅一石に付六五圓(二五圓) (五)味醂造石稅一石に付四五圓据置) アルコール分二十八度を越ゆる時はアルコール分二十八度を越ゆる一度每に四圓四十錢を加ふ、庫出稅一石に付六五圓(二五圓) (六)燒酎、第一種、アルコール分四十五度を越えざるもの (甲)連續式蒸溜器に依り製造したるもの造石稅一石に付四八圓(据置) アルコール三十度を越ゆる時はアルコール分三十度を越ゆる一度每に三圓八十錢を加ふ庫出稅一石に付五五圓(二五圓)(乙)其他のもの造石稅一石に付四五圓(据置) アルコール分三十度を越ゆる時はアルコール分三十度を越ゆる一度每に三圓七十錢を加ふ庫出稅一石に付五五圓(二五圓) 第二種アルコール分四十五度を越ゆるもの造石稅一石に付二百十五圓にアルコール分四十五度を越ゆる一度每に六圓を加へたる金額庫出稅一石に付五五圓(二五圓) (七)麥酒庫出稅一石に付八七圓八◯錢(五九圓三◯錢) (八)果實酒庫出稅一石に付五◯圓(二五圓) (九)雜酒 造石稅一石に付五◯圓(据置) アルコール分二十度を越ゆる時はアルコール分二十度を越ゆる一度每に六圓を加ふ庫出稅一石に付七◯圓(三◯圓) 二、一定額以上の高價なる清酒味醂果實酒及雜酒に就いては命令を以て定むる價格に左の割合を乘じて算出したる金額を酒類庫出稅額に加算して課稅する事 (一)清酒、味醂及果實酒百分の二十 (二)雜酒百分の三十 第二 清凉飮料稅 清凉飮料稅の稅率を左の如く改むる事 第一種 玉ラムネ壜詰のもの一石に付十二圓(八圓五十錢) 第二種 其他壜詰のもの一石に付三十圓(二十圓) 第三種、壜詰以外のもの炭酸瓦斯使用量一瓩に付十一圓(六圓) 第二 砂糖消費稅 砂糖消費稅の稅率を左の如く改むる事 (一)砂糖 第一種、分蜜せざる砂糖 甲 樽入黑糖及樽入薄荷糖但黑砂糖及薄荷糖以外の砂糖に加工して製造したるもの並びに全部又は一部の新式機械により製造したるものを除く百斤に付五圓(三圓五十錢)乙、其他のもの百斤に付七圓三十錢(五圓八十錢) 第二種、其他の砂糖、但氷砂糖角砂糖、棒砂糖其他類似のものを除く 甲 蔗糖の重量全重量の百分の八十六を越えざるもの百斤に付八圓(六圓三十錢) 乙 其他のもの百斤に付十二圓(十圓) 第三種、氷砂糖、角砂糖、棒砂糖其他類似のもの 甲、氷砂糖百斤に付十五圓(十二圓五十錢)、消費稅を課せられたる第二種乙の砂糖を以て製造したるものにありては百斤に付二圓 乙、其他のもの百斤に付十六圓(十二圓五十錢)、消費稅を課せられたる第二種乙の砂糖を以て製造したるものにありては百斤に付四圓 (二)糖蜜、第一種氷砂糖を製造する時に生ずる糖蜜百斤に付八圓(六圓五十錢) 第二種其の他の糖蜜百斤に付し四圓五十錢(三圓五十錢) (三)糖水百斤に付十圓(八圓四十錢) 第四 物品稅 一、物品稅の課稅物產として左の各號に揭ぐる物品を追加する事、 第一種 乙類(一定價格以上のものに限る見込) (一)庭樹並びに庭園用の石材及石膏品、 (二)簾吊、燈籠及提燈類 (三)鐵瓶並びに茶道及香道用具 (四)扇子及團扇、 (五)花輪及花束類 (六)釣用具類 第一種丙類(一定價格以上のものに限る見込) (七)靴(改正前は乙類) (ハ)事務用器具 第二種乙類 (一)花火類 (二)薰物及線香類(一定價格以上のものに限る見込) (三)大理石及之を原料とする擬石並び陶磁器制(施釉せざる雜タイルを除く見込) 第二種丙類 (四)電球類普通(電球中二十ワツト程度以下のものは除外する見込) (五)携行用の電燈同じくケース及電池 (六)魔法壜、水筒類及同部分品 (七)計算器 (八)タイプライター、同部分品及附屬品 (九)輪轉謄寫機及同部分品 (十)金錢登錄器 (十一)タイムスタンプ及同附屬品 (十二)ミシン及ミシン用針 (十三)板硝子(特殊用途のもの及一定の厚さ以下のものは除外する見込) (十四)紙及セロフアン(紙は一定額以上の高價なものに限る見込) (十五)齒磨(粉齒磨は除外する見込) (十六)綠茶(蕃茶其他一定價格以下のものは除外する見込) (十七)調昧料(味の素の如きグルタミンサンソーダを主成分とするものに限る見込) 第三種 サツカリン 二、物品稅の稅率を左の如く改むること 第一種 甲類物品の價格の百分の五十(百分の二十) 乙類物品の價格の百分の二十(百分の十)書畵骨董の賣立の場合にありては百分の三十 丙類物品の價格の百分の十(新設) 第二種 甲種物品の價格の百分の五十(百分の二十) 乙類物品の價格の百分の二十(百分の十) 丙類物品の價格の百分の十(新設) 第三種 (一)マツチ千本に付五錢(据置) (二)飴葡萄糖及び麥芽糖 イ、麥芽糖化の方法に依り製造したる飴百斤に付二圓五十錢(二圓) ロ、その他飴並に葡萄糖及び麥芽糖百斤に付三圓(二圓五十錢) (三)サツカリン一瓩に付十圓(新設) 三、書畵及び骨董については賣立などの場合の外普通の小賣業者の販賣する場合にも課稅することに改むること 第五 遊興飮食稅 一、旅舘における宿泊に對し新たに遊興飮食稅を課すること 二、遊興飮食稅の稅率を左の如く改むること (一)藝妓の花代料金の百分の百(百分の三十) (二)藝妓の花代に類する其他の花代料金の百分の五十(百分の十五) (三)藝妓の花代又はその他の花代を伴ふ遊興飮食の料金の百分の三十(百分の十五) (四)一定の料理店(カフエーバーなど)における遊興飮食の百分の三十(百分の十五) (五)右以外の遊興飮食の料金 イ、一人一回三圓に滿たざるもの料金の百分の二十(新設) ロ、一人一回三圓以上のもの料金の百分の三十(百分の十五) (六)旅舘における宿泊の料金 イ、一人一泊十圓に滿たざるもの料金の百分の二十(新設) ロ、一人一泊十圓以上のもの料金の百分の三十(新設) 三、遊興飮食の料金が一人一回一圓五十錢に滿たざる場合及び旅舘における宿泊の料金(食事代を含まず)が一人一泊五圓に滿たざる場合には遊興飮食稅を課せざること 但し左に揭ぐる遊興飮食の料金については總べて課稅すること (一)藝妓の花代 (二)その他の花代 (三)藝妓の花代又はその他の花代を伴ふ飮食の料金 (四)命令をもつて定むる料理店(カフエー、バーなど)における遊興飮食の料金 第六 通行稅 一、普通乘客に對する通行稅の稅率を左の如く改むること 乘車船區間四十粁以下なる時一等三◯錢(一◯錢)二等一五錢(五錢)乘車船區間八十粁以下なる時 一等五◯錢(二◯錢)二等二五錢(一◯錢)三等五錢(二錢)乘車船區間百二十粁以下なる時一等一圓五◯錢(三◯錢)二等七五錢(一五錢)三等一五錢(五錢)乘車船區間百六十粁以下なる時 一等三圓(六◯錢)二等一圓五◯錢(三◯錢)三等三◯錢(一◯錢)乘車船區間三百粁以下なる時 一等五圓(一圓二◯錢)二等二圓五◯錢(六◯錢)三等五◯錢(二◯錢)乘車船區間五百粁以下なる時 一等七圓(一圓八◯錢)二等三圓五○錢(九◯錢)三等七◯錢(三◯錢)乘車船區間五百粁を越ゆる時 一等一◯圓(二圓四◯錢)二等五圓(一圓二◯錢)三等一圓(四○錢) 二、貸切乘客に對する通行稅の稅率を左の如く改むること 一等貸切運賃の百分の二十(百分の十)二等貸切運賃の百分の十五(百分の十)三等貸切運賃の百分の十(百分の五) 三、寢臺料金に對し新たに通行稅を課することとし急行料金又は寢臺料金に對する通行稅の稅率を左の如く定むること 一等 急行料金又は寢臺料金の百分の三十(急行料金に關しその百分の十) 二等 急行料金又は寢臺料金の百分の二十(同上) 三等 急行料金又は寢臺料金の百分の十(同上) 四、三等定期旅券については乘車船區間四十粁以上の場合と雖も課稅せざることに改むること 第七 入場稅 一、入場稅の稅率を左の如く改むること 第一種の場所 入場料が一人一回五十錢未滿なる時入場の百分の二十(百分の十) 入場料が一人一回一圓未滿なる時入場料の百分の三十(百分の十) 入場料が一人一回三圓未滿なる時入場料の百分の四十(百分の二十) 入場料が一人一回五圓未滿なる時入場料の百分の六十(百分の三十) 入場料が一人一回五圓以上なる時入場料の百分の八十(百分の三十) 回數定期又は貸切にては入場の契約を為したる時入場料の百分の四十(百分の二十) 第二種の場所 撞球場、スケート場入場料の百分の二十(撞球場百分の十スケート場百分の二十) 麻雀場入場料の百分の三十(百分の二十) 舞踏場、ゴルフ場入場料の百分の五十(百分の二十) 二、特別入場稅の稅率を左の如く改むること ◆特別入場料が一人一回一圓未滿なる時特別入場料の百分の二十(百分の十) ◆特別入場料が一人一回一圓以上なる時特別入場料の百分の二十(百分の十) ◆特別入場料が一人一回一圓以上なる時特別入場料の百分の三十(百分の十) ◆回數定期又は貸切にて入場の契約を為したる時特別入場料の百分の三十(百分の十) 第八 建築稅 一、左の家屋に對し新たに建築稅を課すること (一)旅舘の用に供する家屋 (二)撞球場麻雀場其他一切の遊技場の用に供する家屋 (三)俱樂部、會舘其他名稱の何たるを問はず會員其他一定のものの親睦を圖り又はその慰安若くは娛樂の用に供する家屋 二、建築稅の稅率を建築價格より五千圓を控除したる金額の百分の二十に改むること 第九 骨牌稅 骨牌稅の稅率を麻雀一◯圓(五圓)其他一圓五◯錢(七◯錢)に改むること 第十 印紙稅 物品切手に對する印紙稅の稅率を左の如く改むること 物品切手記載金高三圓以下のもの五錢(三錢) 同五圓以下のもの二◯錢(一◯錢) 同十圓以下のもの六◯錢(三◯錢) 同二十圓以下のもの一圓二◯錢(六◯錢) 同三十圓以下のもの一圓八◯錢(九◯錢) 同五十圓以下のもの三圓(一圓五◯錢) 同百圓以下のもの六圓(三圓) 同百圓を越ゆるもの百圓又はその端數每に六圓(三圓) 記載金高なきもの五錢(三錢) 第十一 地方分與稅 入場及び遊興飮食稅の分與割合を百分の十五、十八に改むること但し昭和十六年度及び昭和十七年度分については經過的に百分の二十九、三十五とすること 第十二 本法に依る改正は通行稅を除き昭和十六年十二月一日より施行すること酒稅等の增徵に依る增收見越額表(備考一、單位百萬圓、單位未滿は各項に於いて切捨二、昭和十六年度豫算額は當初豫算額を揭ぐ) 稅目 昭和十六年度豫算額 增收見込額初年度 平年度 酒稅 三一五 四◯ 一五二 物品稅 七九 四一 一三四 遊興飲食稅 九二 七二 二三五 入場稅 二二 八 二七 其他の諸稅 一八八 一◯ 八六 合計 六九八 一七三 六三五 |
02 | 酒稅等の增徵等に 關する法律案要綱 |
03 | 輝やく殊勳甲五十名 第十四回生存者論功行賞 陸軍關係 |
04 | 臺灣米管制を擴充 米以外の食糧農產物も買入 島內食糧圓滑配給へ |
05 | 案の骨子三點 |
06 | 三相演說草案決る けふ葉山御用邸に伺候內奏 |
07 | 貴院各派交涉會 |
08 | 廿一億圓に增額 米穀證券等の最高金額 |
09 | 士氣正に軒昂たり 斷乎決意、挺身國難に當らん 議同、敵性國擊破の強硬宣言 臨戰臨時議會 愈よあす開幕 |
10 | 來栖大使の華府着 十五日頃とならん |
11 | 四法律案決定 |
12 | 配附稅の改訂 併合して提出 |
13 | 蔣介石の書翰 ル大統領と英首相宛 |
14 | 今日の天氣 |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 皇軍の舍營を民家に迎へて社說 一 臺灣軍では、本日より三日間蘭陽地方に於ける部隊演習を機會に、一部本島人家屋に軍隊を舍營せしむる事に決定したことは、本島施政以來最初の試みとして劃期的な意義を有するものであり、天皇陛下の統率し給へる軍隊を私宅に迎へる吾等本島人の榮譽もまた之に過ぐるものはないであらう。由來軍隊は一度兵舍を進發すれば常に戰鬪を目標とし凡て野戰卽應の準備を整へて行動をするので、舍營をなすことは極めて異例に屬するのであつて、今回の試みも部隊行動上些かも舍營を必要とするものではなく、しかも風俗習慣の相異等から豫想し得らるる幾多の不利不便を忍んで之を斷行せんとする所以のものは、正しく此の機會に於て親しく本島人大眾に接觸し、皇軍の真姿を通じて皇民精神の鍊育を促進せんとする大いなる意圖に他ならないのである。茲に親しく皇軍を歡び迎へる蘭陽地方民は、此の國民至大の名譽に深く思ひを致さねばならない。 二 顧れば聖戰旣に四年、大東亞新秩序の建設まさにその緖に着かんとする秋、太平洋上の風波頓みに險惡を加へ來つて帝國は今や最後の關頭に立ち至つた。一億國民を擧げて臨戰態勢を整へ自主獨往の堅忍不拔な心構への下に時艱を克服するの今日ほど切なる秋はないのだ。南進の據點臺灣の地位使命はいよいよ重且大なるものを加へ來つた。六百萬島民に負荷せられたる責務は限りなく大きなものがある南の護りはわれわれの手で固く之を全うせねばならぬのだ。就中本島人大眾は、何時いかなる事態が起り其れに直面しても、迷はず惑はず國家に信賴し國家の指揮に從ひ、恰かも皇軍の如く整然たる秩序と規律の下に、協心戮力難局を打開し目的の完遂に勇往邁進する體制を整へなければならない。本島にもやがて譽れの志願兵制度が實施される。長年待望の榮譽を仰ぐに先立ち、本日蘭陽地方に親しく皇軍の舍營を迎ふる島民の感激は正にひとしほ深いものがある。 三 天皇陛下の統率し給へる皇軍を親しくわれわれの私宅に迎へるに當り、われわれは第一に儀禮、衞生に萬遺憾なきを期すると共に親愛の念を以て迎へなければならない。われわれは目のあたりに皇軍の整然たる秩序と規律とに觸れ、地方人と何等異らない和やかな將兵等に接して軍民親和の真髓を如實に體驗するわけであるが、更に一步進んで此の童顏に輝く明朗な將兵が一度天皇陛下の命を奉ぜば水火をも辭せず敢然として身命を捧げる護國の兵士たる事を銘記して、一層の親愛と感謝の心持を以て迎へなければならぬのである。今や志願兵制度の創設に伴ひ、全島の青年は競つて光榮の戰士たるべく赤誠に燃え、或は血書の志願に皇民たるの喜びを披瀝する等臨戰下臺灣の意氣愈愈高潮に達せんとする秋、われわれは今回の舍營を通じて軍事思想の涵養といふだけに止まらず、皇軍の真姿に接して吾人の生活態樣反省の好機となし、進んで軍隊生活を基範とする皇民生活樣式を確立し舊來の陋習弊風の一掃に努むべきであることを强調致したい。 |
02 | 本島民家舍營第一日目 “ようこそ兵隊さん 何卒ゆつくり寬いで下さい” 我が家は御國のもの |
03 | 宜蘭市無上の榮譽 鳥海市長喜びを語る 皇軍を迎へて 蘭陽地方・歡喜一色 |
04 | 神饌米献納奉告祭 きのふ嚴そかに執行 |
05 | 演習計畫第一日 |
06 | 光榮に浴して 舍營主黃再壽氏の感激 |
07 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十七) 力強き產業報國團 この編成・この實踐 |
08 | 圖像:感激の蘭陽地方民各戶に國旗揭揚 |
09 | 感激を電波に 午後四時半から放送 |
10 | 寫真屋は引張凧 團欒の一時を記念に |
11 | 來る奉公日の道標 「一億前進の誓」と「貯蓄の強化」 |
12 | 總督、長官を招待 臺灣俱樂部定例午餐會 |
13 | これぞ臨戰議會 貴院のお歷歷がバスで登院 |
14 | 取締に一段の努力 吏道の肅正に就き古山大官長語る |
15 | 全國への放送愈本極り 議會劈頭の首相施政演說 |
16 | 引揚げは婦女子のみ 男子は既得權益擁護の覺悟 |
17 | 山田耕筰氏等の演奏會盛況 |
18 | ときのこゑ |
19 | 市營バス運轉手にゴム靴を寄附 |
20 | 新竹市議並に竹北庄協の立候補 |
21 | 葉榮十氏逝去 |
22 | 丁雲霖氏長男逝去 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 英靈に感激の對面 愛する部下・勇士・軍夫を慰問 勇將・波田部隊長來南 |
02 | 遺族を激勵 溫情溢るる波田部隊長の辭 |
03 | 南夫人謝辭 |
04 | 慈父の溫情 譽れの部下、軍夫を激勵 |
05 | 岡山神社例祭 |
06 | 大麻頒布式 花蓮港で嚴肅に擧行 |
07 | 見事に難關突破 五人も海軍の學校へ 譽れの北一中伊藤海軍武官喜びを語る |
08 | 北一中の譽れ 森長校長大喜び |
09 | “うんとやる” 有村政男君語る |
10 | 嘉義市・豫算編成難? 稅制改革に一縷の望み |
11 | 花蓮港逐鹿戰 早や四名名乘り |
12 | 忠靈塔奉仕に 東石郡青年出發 |
13 | 奉公運動愈活潑化 壯年團、桔梗クラブ結成を控へ 臺中支部各部委員を任命 |
14 | 八○%目指して 嘉義郡の義務教育準備 |
15 | 警察懇談會 民情を聽取、意見交換 |
16 | 圖像:鍛へる朝鮮志願兵(二) |
17 | 友田署長管內巡視 |
18 | 秘藏の鐵銅製品 率先して献納 |
19 | 婦德を涵養 廿四日より女青鍊成 |
20 | 經濟警察打合會 |
21 | 竹東武道大會 |
22 | 隣人愛に愬ふ 愛隣袋で貧民救濟 |
23 | 全島一を誇る 彰化女弓場開き |
24 | 技能の向上 刮目に值す 奉公會第一種訓練 花蓮港 |
25 | 拔打的に查閱 高雄州下の青年團 |
26 | 竹東壯丁團 けふ檢閱實施 |
27 | 北回歸線下も 寒波の訪づれ |
28 | 勤勞趣旨を徹底 週間中の諸行事 |
29 | 下情を上通 展東奉公委員會 |
30 | 產業奉公運動 實施要項座談會 |
31 | 生田、田島兩女史 圖南莊で講演 |
32 | 纖維查定員來彰 |
33 | 冠婚葬祭を改善 地方實情に即し 高雄奉公會で實踐運動 |
34 | 本社見學二つ報社消息 |
35 | 人事・消息 |
36 | 地方便り |
37 | 今日の映畫 |
38 | 訃文:丁耀宗 |
39 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生必物資統制四要綱 近く決裁を經て實施 各州廳配給組合通じて |
02 | 木炭生產供出で 內務農林の大評定 十七日農林大臣官邸で |
03 | 有機合成工場 來年夏頃完成せん |
04 | 江口操氏 酒課長に轉任 |
05 | 米穀の增產方策 (七)技師入鹿山成樹述 |
06 | 鶴友彥氏十四日上京 |
07 | 澱粉工聯強化 阿多才治氏を常任理事に |
08 | 臺中澱粉組合 原料增配方陳情 |
09 | 臺中州石炭小賣商組合創立打合會 |
10 | 大東亞產貿調查會 臺灣部設置決定 |
11 | 南邦電氣工業會社 設立許可申請中 |
12 | 臺南州二期米豐收 檢查成績も上乘 |
13 | 連絡小荷物及貨物 鐵道部受託を停止 |
14 | 局營バス部分品購入打合會 |
15 | 臺灣バス事業組合 市公會堂で役員會 |
16 | 照明燈 |
17 | 島內火保一般料率 從來の協定率認可されん |
18 | 拔荷事故防止懇談會終了 |
19 | 行政區域による集荷 經濟區域に更改 臺北州勸業課長會議で |
20 | 商況 十三日後場 |
21 | ラジオ |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 追加豫算案本極り 臨時軍事費豫算は卅八億圓 けふ閣議後、細目發表 |
02 | 財源は公債繰入金 |
03 | 三相葉山御用邸に伺候 議會演說草案を內奏 |
04 | 轉業者に更生資金 一人當り六百圓支給 |
05 | 圖像:山東南部掃共作戰 |
06 | 地方長官會議日程 |
07 | 課稅品目の大擴張 一般稅率引上の上に 增稅案の趣旨 |
08 | 定例閣議 |
09 | 圖像:國民黨四中全會 |
10 | ケルチの要塞攻略 モ、レ兩市に巨彈集中 |
11 | ロ次長の奸策 獨兵捕虜をして 記者團と問答 |
12 | ソ聯情報局發表 |
13 | 本多大使歸國 |
14 | 不動の國策遂行 要は國民の時艱突破の心構 島田氏出陣の辯 |
15 | 中立法改正案通過 米、「宣戰せざる戰爭」へ |
16 | 下院の猛反對氣勢 ル大統領政府議會首腦と協談 ハル國務長官は語る |
17 | タイ佛印國境劃定委員會 十四日から盤谷で |
18 | 來栖大使十五日 華盛頓に到着す |
19 | 龍田丸橫濱入港 當局萬全の對策練る |
20 | 主なる船客 |
21 | 議員同盟の議會役員 |
22 | 明日の天氣 |
23 | 米の重慶援助 金融取引貿易を制限 |
24 | 露都殘留邦人の引揚げ |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 燦たり皇軍の威容 壯烈な戰鬪演習 秋色深き蘭陽平野に展開 |
02 | 吾等の諸勇士到着 けふ熱誠な歡迎裡に |
03 | 平間少佐けさ蘭陽地方へ 演習狀況視察に |
04 | 早くも美談續出 遺憾なく地方民の赤誠を具現 |
05 | 北白川宮肇子女王殿下 けふ宮中三殿に謁せらる |
06 | 神宮大麻頒布式 市正廳で嚴肅に執行 |
07 | 御修法御衣奉還 |
08 | 朱厝崙水道町の市營住宅 申込十七日から |
09 | 傷痍軍人生活相談所職員の講習會 |
10 | 絕好の演習日和 昨日來の雨悉皆晴れて |
11 | 榮に輝く舍營王 皇軍歡迎の諸準備整ふ |
12 | 鹽釜市を設置 |
13 | 銃後學徒の意氣 北一中の教練查閱に 井上兵務部長以下臨席 |
14 | 時局則應の本分發揮へ 井上兵務部長の視察感想談 |
15 | 圖像:北一中教練查閱 |
16 | 武勳の白衣勇士 懷しの內地へ轉療養 |
17 | 波田中將十六日上北 驛頭で軍通譯等と劇的對面 |
18 | 萬華有明町の殺菌池移轉 |
19 | 戰時下の奉公運動 常會通信の發行を中心に 十七日區長會議で打合 |
20 | 專檢合格者並に科目合格者 |
21 | 全員四十二名が志願 港都挺身隊員の赤誠 |
22 | 十五名志願 |
23 | 臺北─基隆 ペタルの爭霸 全島から十二團選つて 愈よ十六日に實施 |
24 | 早產並に消化不良が大多數 花蓮港市の調查 |
25 | 海軍武官府献金 |
26 | 豐年だ・祝へや祝へ 新竹州下各部落單位に 慰安運動會を開催 |
27 | 無料診療を實施 十五日の赤十字記念日に際し 兩日間日赤支部病院で |
28 | 阪谷芳郎子逝去 |
29 | 葬儀十七日に決定 |
30 | 人事・消息 |
31 | 今夜の放送 |
32 | 商況 十四日前場 |
33 | 訃文:葉榮十 |
34 | 興南案內報社消息 |
35 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 國防上役立てる“聽音教育”とはどんなこと |
02 | 就職戰線の小戰士へ 誘惑に打勝つて 勤勞報國の實を |
03 | お臺所の知識 |
04 | お風呂の科學(二) 上手なわかし方 燃料の經濟を眼目に |
05 | 真似する心 |
06 | 變つたいちごの作り方 |
07 | 國民體位向上に 特殊水產動物の內臟が一役 農林省水產試驗場の發明 |
08 | 圖像:はるばる東京から慰問團 |
09 | 馬鈴薯の變つた使ひかた |
10 | 手袋の洗ひ方 |
11 | 附燒餅 |
12 | 姙產婦の健康法 足りなくても哺乳を止めるな 病氣にかからぬ母乳榮養兒 |
13 | これではいけない 洋裝の裾から下着 |
14 | 混ぜ御飯の「炊き方」 基本を知つて頂きたい |
15 | 國語學習 新しい東亞の建設へ 進む無敵皇軍(下) 世界に誇るこの特色 |
16 | ドイツ軍が攻入つた クリミヤ半島の話 ナイチンゲール活躍の地 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 即應派の根本誤謬 (下) 文學の時局性/小口優 |
02 | 單なる記錄/郭啓賢 |
03 | 爆擊機の三條件 爆彈はニトン、行動半徑千哩 |
04 | 珊瑚樹 乳兒時代の知能 如何にし豫知するか |
05 | 科學 合成ゴムの現狀 新種類も數種登場 |
06 | 圖像:艋舺(府展)/桑田喜好氏 |
07 | ソ聯作家の從軍熱 |
08 | 第二國民の映畫教育 |
09 | 俳優號完納迫る |
10 | 全國興行者の大同團結 |
11 | 農村の紙芝居利用 |
12 | 配給機關設立準備協議會 |
13 | 內容改訂激減 十月の臺本檢閱 |
14 | 心聲漢詩 賦呈林灌園先生/李少白、次/李少白、寄懷第五區同志諸君/李少白、寄懷第五區婦人團體各位/李少白、中秋對月/李學樵、九日登高/李學樵 |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一億國民の奮起要請 政府の方針と決意を示す 擧國鐵石の一丸 國難打開に邁進頭條新聞 【東京發同盟】皇國未曾有の難局を突破する政府の方針と決意を示して一億國民の奮起協力を要請する歷史的第七十七臨時議會は愈愈今十五日を以て召集される、當日は貴眾兩院とも部屬議席の繼續を決定して成立を政府に通吿し十六日午前十一時より天皇陛下親臨の下に貴族院において嚴かに開院式を擧行、十七日より時局緊急豫算案並に法律案の審議に入る順序であるが政府においては旣に法律案七件、事後承認案二件、豫算案四件の提出準備を完了して十七日の兩院本會議に一齊に上程される運びとなつてゐる、又貴眾兩院においても時局の緊迫を深く體認して政府に協力し國運打開の推進力となる態勢を整へてゐるので十七日以後の兩院審議の經過後に刮目すべきものがあらう東條首相、東鄉外相賀屋藏相の三相は十七日貴眾兩院において施政方針演說を行ひ最後の關頭にたてる時局擔當の決意を披瀝して全國民の協力を要請する豫定であるがこれに對して眾議院は代表質問者一名を立てて國策强力遂行の意志表示を行ひ又貴眾兩院とも步調を合せて政府鞭撻決議案を提出し真に擧國鐵石の一丸となつて國難打開に邁進する國民態勢整備の推進力となることに依つて戰時翼賛議會の使命を果さんとしてゐる |
02 | 臨戰議會けふ開幕 政府提出の議案 全部十七日の本會議に上程 |
03 | 防空法改正案 臨時議會提出に決定 |
04 | 十六日に開院式! 皇軍將兵に感謝決議 |
05 | 建設的質問を行ふ 議同小川氏を先陣に立てる |
06 | 各外地の增稅要綱 昨日拓務省より發表 |
07 | 眾院各派現勢 |
08 | 十七日までに法案全部提出 追加提出をせぬ |
09 | 各外地の追加豫算額 |
10 | けふの兩院 |
11 | 二億一千七百餘萬圓(農林省關係分) |
12 | 國民兵の一部擴充 兵役施行令を改正けふ公布 |
13 | 地方支部長の行動 會內統制上真に遺憾 安藤副總裁、本部の態度表明 |
14 | モスクワ攻防戰 タス通信の發表 |
15 | 陸軍武官服役令の改正 |
16 | 卅二歲前の者 丙種も徵集せられる |
17 | 來栖大使桑港に向ふ |
18 | 豫算外國庫の負擔三件決定 |
19 | 今日の天氣 |
20 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 歷史的戰時臨時議會 愈よけふ開會社說 一 皇國興廢の關頭に立つ未曾有の重大時局を擔當すべく、電擊的組閣に成功した東條內閣は果然一億國民の輿望に應へて電擊的國政處理に出で、組閣後一週間にして臨時議會召集を決定、議會人達を感激させ、引續き來る廿四日に臨時地方長官會議を招集、國策の遂行に關する政府の斷乎たる新方途を說明、地方長官の認識透徹と一段の奮起を促し、全國民への浸透を圖ることとなつた。一方國民が久しく待望し歷代政府が屢屢企圖して成し遂げ得なかつた官界新體制の確立にも乘出し、その一環として許可認可等行政事務處理の簡捷化の勅令要綱を決定、從來の無責任な權限爭ひと官僚主義的諸弊の一掃を斷行して、一般國民の好評と絕對的信賴を獲得した。而して去る七日の總動員審議會に於て、戰時下最も重要なる食糧資源の確保に農業生產統制勅令案外四重要勅令要綱を決定し、或は產業と金融の一體化を圖り、產業設備營團要綱を決定、一意臨戰國防態勢の整備に革新的諸政策を文字通り迅速果敢、電擊的に實行しつつある他方對外的には懷柔と恫喝の怪外交を振りかざす米國に來栖大使を派遣し、帝國の自存自衞と國家的權威の限界を毅然と米主腦者に說示し、最後の外交的努力を試みることとなつた。 二 かかる內外の極度に緊迫せる情勢下に於て、歷史的戰時議會が愈よけふから開會されることとなつたが、東條首相は開會劈頭に支那事變の完遂と大東亞共榮圈の確立とに依り、世界平和に寄與せんとする不動の我が國策を再闡明し、之に對して如何なる第三國の威嚇妨害に直面するとも、斷乎之を排除克服する國策强行の新方途を明確にし、太平洋を繞る日米交涉の真相を解明、有事則應の臨戰國防態勢の完備に邁進することを强調、一億國民士氣の昂揚と堅固なる覺悟を要請することとなつた。かかる國家的要請を課せられた今次の臨時議會こそ日清、日露兩戰役當時の議會に優る歷史的重大意義を持つものである。從つて貴眾兩院とも今次臨戰議會の特殊使命と重大意義を認識し舊來の自由主義的審議方法を一擲、全面的に政府を支持し、進んで政府提出の諸案に協賛し、真に戰時議會たるに相應しい成果を擧ぐべく、その議會動向を旣に歸一せしめてゐる。卽ち東條首相の施政演說に應へて兩院とも共同步調に出で、相呼應して政府の決意支持鞭撻の決議案を提出、提案理由說明に於て政府を積極的に支援して、時艱突破を期すべき政府、議會、國民の三位一體化を强調することとなつてゐる。 三 斯くて兩院を通じて政府と議會の關係は嘗てなき緊密一體化の實を示し、議事は迅速且つ圓滑に運營されるべく、質問者の如きは極く少數に止め、內外情勢の逼迫せる今日、政府を激勵する見地で建設的の內容を盛上げ、議會を通じて全國民の士氣を昂揚さすべく全力を傾注し、臨戰議會の歷史的役割に應ぜんとの意向である。要するに今次議會は法律案や豫算案の協賛を主目的とする議會ではなく、重大なる時艱に際會して之を突破するための一億國民の總構へと精神的擧國一致體制を整備せんとする議會である。その目的を達成するためには先づ政府が國民を指導するに足る熱意と氣魄を示し、之に對して兩院がびつたりと呼吸を合はせることが必要である。今や事態は急迫して最後の巖頭に立つてゐる空虛な論議の余地を許さない時である。政府と議會が一體となつて、國運を泰山の安きに導くべく、國民を奮起せしめんことを祈るものである。 |
02 | 圖像:皇軍を迎へる四結國民學校兒童 |
03 | 舍營に更けゆく第一夜 結ぶ夢も微笑む 嫁いだ娘まで呼び返して お正月以上の喜び |
04 | 敵前渡河を敢行 第一日目の演習終る |
05 | 堂堂市內を行進 |
06 | 勇士の勞苦に一入感謝 宜蘭青年團員に聽く感想 |
07 | 演習計畫第二日 |
08 | 市民が赤心の慰問金品寄贈 |
09 | 盛り上る奉公熱 現地報告(十八) 各種の事業計畫 現在又は今後の實施豫定 |
10 | 歡喜湧く甘氏一家 |
11 | 皇軍を絕對信賴 |
12 | 人情部隊長に感泣 和かな舍營の一とき |
13 | 圖像:皇軍宜蘭舍營 |
14 | 閑古鳥啼く 花蓮港市營住宅 |
15 | 軍司令部へ献金品 |
16 | 豆債券賣出し けふから全國一齊に |
17 | 軍國譜を展開 一中生川端公園で |
18 | “閻魔大王”も應召 持込まれる鐵製献納品四百貫 基隆憲兵隊大感激 |
19 | ときのこゑ |
20 | 本社鐵の扉も献納報社消息 |
21 | 迎ふ正月青疊で 惡德家主に・取締の目光る |
22 | 遂に二名超過 竹北郡逐鹿戰 |
23 | 日航橫濱支社 格納庫事務所等竣工 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 溫情溢るる慰問 遺族と對面、部下を激勵 人情部隊長波田將軍來高 |
02 | 御奉公を祈る 波田部隊長激勵 |
03 | 保管米無利息融資 臺南州納入組合の親心 農民に福音 |
04 | 臺灣軍へ枕囊献納 北港國防婦人會より |
05 | 淡水で兵隊さんの慰安會 |
06 | 大麻頒布式 花蓮港で擧行 |
07 | 高雄州市郡庶務課長打合 |
08 | 甲科練習生來彰 |
09 | 消防組講習會 |
10 | 馬產事務打合會 |
11 | 青年記念日に 感謝慰問大會を催す |
12 | 埔里街臨時協議會終了 |
13 | 奉公會幹部鍊成 瑞穗溫泉に合宿して 花蓮港 |
14 | 奉耕地を檢分 廣谷廳長が |
15 | 溪湖產業奉公團結團式を擧行 |
16 | 推進員指名式 終つて講演會開催 淡水郡 |
17 | 各州に綜合組合(假稱) 當局で立案を急ぐ 組合員の費用倒れに先杖 |
18 | 花蓮港逐鹿戰 十四日立候補者 |
19 | 新高郡國民學校經營研究會 |
20 | 一滴千金の雨 埔里農民蘇生の思ひ |
21 | 竹山奉公青年 社寮迄強行軍 |
22 | 全島商業教育研究會 中商で開催さる |
23 | 二木君海軍通辯に合格 |
24 | 彰化方委例會 |
25 | 蕃地に有畜農業 堆肥の增產にも拍車 |
26 | 叺製造競技會 |
27 | 寒波來襲 お山も衣更へ 中央山脈に白雪皚皚 |
28 | 屏東青年鍊成會 |
29 | 應召中に於ける 會社俸給を寄贈 |
30 | 彰化 市民廣場竣工式 |
31 | 季節保育園を開設 集集街各部落で |
32 | 司法警官訓練 |
33 | 鳳山郡鳳梨生產組合解散總會 |
34 | 花蓮港婦女會月例會 |
35 | 高雄州パイン同業組合 華華しく創立さる |
36 | 彰化市議月例會 |
37 | 竹北庄議員模擬選擧 |
38 | 大肚溪鐵橋下に變死體發見 |
39 | 人事報社消息 |
40 | 地方便り報社消息 |
41 | 今日の映畫 |
42 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 島內間接稅增徵 各種の稅率決定さる 藝者花代は百分の九十 |
02 | 督府及び米管 兩特別會計追加豫算決定 臨時議會提出 |
03 | 砂糖輸送圓滑に 運用車制を實施 |
04 | 農村信組事業成績 本年二月末の 貯金一億三千萬圓 |
05 | 臺中州第二期米 最高價格告示に就て 產業部農林課 |
06 | 督府の生擴計畫 關係方面の連絡を要望 |
07 | 米穀調製機器割當打合會 |
08 | 經濟手帳 開拓農場法 |
09 | 第三回豆債券 本日より賣出 |
10 | 島內バナナ汜濫 配給機構整備を要望 |
11 | 照明燈 |
12 | 商況 十四日後場 |
13 | ラジオ |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 天皇皇后兩陛下 宮城に還幸啟あらせらる |
02 | 時艱突破の總構へ 臨戰議會完全に成立 兩院とも政府に通告 |
03 | 天皇陛下親臨の下に あす開院式を擧行 |
04 | 鐵石の決意を集結 歷史的議會の使命に應へん 眾院各派 |
05 | 同交會の對議會態度 |
06 | 佛印日本大使府西貢支部 正式に開設さる |
07 | 六勅令公布 |
08 | 興亞議員同盟の陣容 |
09 | 貴族院全院委員長は德川國順公 |
10 | 眾議院豫算委員長は東鄉實氏 |
11 | 眾議院部長理事決定 |
12 | 國民の名で 米の暴論を爆碎 議同少壯派幹部に進言 |
13 | 來栖大使桑港着 直に空路で華盛頓へ |
14 | 戰爭回避を希望 ル大統領と一問一答 |
15 | ル大統領の言明を 米紙は公平に傳ゆ |
16 | 來栖大使十七日 ハル長官と會見 |
17 | ハル長官と一問一答 |
18 | 總額百七十億圓の 新貯蓄目標を樹立 國民一般の協力を要請 |
19 | ケルチ猛攻を浴びる |
20 | 英航空母艦ロ號 獨潛水艦に擊沈さる |
21 | 英海軍省擊沈事情發表 |
22 | 地中海作戰に重大影響 |
23 | 在支米陸戰隊 全部引揚に決定 ル大統領記者團に發表 |
24 | 揚子江砲艦は引揚げない |
25 | 明日の天氣 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 舍營兵の姓を貰つて 部落民改姓名と意氣込む |
02 | 蘭陽三郡歷史的夜明け 融け合ふ“心と心” 一夜の假寢に結ぶ百年の交誼 綿綿たり惜別の情 |
03 | “前列の六番目よ 妾の家に泊つた兵隊さんは” 老婆杖ついて見送る |
04 | 濁水河原に布陣 秋陽の下・兩軍睨合ふ |
05 | 紅柴林と月眉 皇軍、破竹の占領 |
06 | 小國民達の感激 |
07 | 臺灣醫學會第一日 |
08 | 枕覆一萬七千枚 基隆愛婦國婦が献納 |
09 | 時艱突破・この意氣で 武智部隊長感激の言葉 |
10 | 謹嚴の中の優しさ 街に拾ふ感激談 |
11 | 採血服藥を勵行 增えるマラリヤ患者 |
12 | “精一ぱい鬪つた” 神宮選手第二陣歸臺 |
13 | 議員さんも バスで登院 戰時議會に相應しく |
14 | 更に三千名を動員 島都の青年團勤勞奉仕 |
15 | 中村法務局長上京 |
16 | 平山泰氏 十七日南下 |
17 | 圖像:宜蘭演習畫報 |
18 | 基隆郡定期召集 |
19 | 夏休廢止は不能 實際上の授業はやる 安藤臺大總長歸臺 |
20 | 赤誠を枕囊に 新竹市の献納運動 |
21 | 茶業組合瀆職事件一味送局 |
22 | 人事・消息 |
23 | 今夜の放送 |
24 | 商況 十五日前場 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 姙產婦の建康法 安產に必要な 適度の運動と休養 |
02 | 冷御飯利用の飴の作り方 |
03 | ビタミンの國際單位 |
04 | 姙婦に禁物の食品 剌戟物や不消化物 |
05 | お風呂の科學 入り過ぎは害毒 正しい入浴の仕方 |
06 | 圖像:阜平週邊の殘敵に巨彈を浴せ敵陣に上る爆煙(軍貸下) |
07 | 赤ちやんと鼻翼呼吸 |
08 | 野菜とソーセージの炒め煮 |
09 | 電燈の笠をキレイに |
10 | 郵便を出す時 自分の住所を忘れずに |
11 | 砂糖の甘味 |
12 | 南瓜なます |
13 | ス・フ繃帶の卷き方 |
14 | 春の收穫めざして 豌豆やそら豆の播種 |
15 | 國語學習 眼と光線とのお話 秋の夜長のご勉強には 充分な明さが必要 |
16 | 童話 北國の話(一)/久保喬 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 俳句の世界性(上)/王碧蕉 |
02 | 人生への好意の眼 (上)/青野季吉 |
03 | 蘭印の雜誌界(上)/守安新二郎 |
04 | 珊瑚樹 青年團員の希望 もつと耳を傾け |
05 | 心聲漢詩 網溪觀菊呈嘯霞詞兄/灌園、哭胞兄朔方/陳英方、猴山指南宮題壁/李學樵、猴山指南宮題壁 二/李學樵、猴山指南宮題壁 三/李學樵、猴山指南宮題壁 四/李學樵 |
06 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一億國民總出陣 “歷史創造”の議會 鐵石の覺悟熱火の結合頭條新聞 【東京發同盟】太平洋の情勢は正に最後の段階に到達しつつある、皇國日本は今や興廢の關頭に立つに至つた、この內外重大な環境裡にあつて東條親內閣による第七十七臨時議會は十五日を以て召集された貴眾兩院議員が當日午前十時を期して一齊に登院した車は珍らしく從來の召集日に見られぬ緊張ぶりを示した、兩院とも會議數分を出でず成立を吿げたがこの數分間に於ける議員の面貌に其の真劍な決意が盛上り異常重大な空氣が議場に漲り渡つて居た、東條內閣がこの臨時議會を召集した意義と使命は旣に明確である、支那事變の完遂と東亞共榮圈の確立と云ふ不動の國策を强力に遂行する為緊急なる措置を講ずると共に政府の決意と國際危局の實相を議會を通じて國民の前に闡明して必勝の士氣を振起し一億國民總出陣の首途たらしむるにある、この觀點に立つて見れば今次議會の動向が直ちに內外に測り知らざる感動と影響を與へる事が先づ感得されよう、議會人が如何なる議會行動を採らねばならぬかは自づと判明する筈である、政府提案の十三件は法律案七件、豫算案四件、事後承諾案二件であり特に其の核心的內容を持つものは云ふまでもなく臨時軍事費追加三十八億圓、增稅案六億圓の提案である、國民必勝の決意と一億前進の態勢はこの巨大な數字を前にしても微動だにしない、この國民的總意と期待に卽應して眾議院が臨時軍事費の卽決可決を申合せた事は真に當然であり貴族院も恐らく眾議院と同步調をとる事は間違ひない、增稅案、米國對策、產業設備營團法案等直接國民生活に關聯深い提案に就ても自づと新政治理念に基く新議題等が要請される、卽ち「何も云ふな聽くな」ではない真摯な態度と憂國の至誠から質すべきを質し鞭撻すべきを鞭撻するはよい然も舊套なる片言隻句に因はれた質問等が許さるべきでない事は勿論である、其言論に真に時局の實相を正しく把握した建設的な內容が盛上つて居るか否かが戰時議會の評價基準だ、別な角度から此議會は「創造の議會」である事を國民は銘記しなければならぬ、世界的秩序の建設に邁進すべき一億國民の新たなる歷史を創造するのだ、鐵石の覺悟と熱火の結合と清新な氣魄とを以てこの歷史的使命に應ずる新政治態勢を創造し議會人を戰時の息吹で更生せしめる事も亦今議會が持つ歷史的役割である事を知るべきであらう、創造の議會、勇躍國難に赴く議會斯樣な認識に完全に到達して始めて今議會が釀し出す感激と興奮とが身近に感知されて來るのである、十六日は畏くも聖上陛下の行幸を仰ぎ輝く開院式が擧行される、前例を破つて貴眾兩院とも式後直ちに諸般の議事を開始する、十七日貴眾兩院本會議劈頭行はれる東條首相の施政方針演說によつて愈愈政府の決意は率直に披瀝されるのである、議會は斯くて政府の決意支持鞭撻の建議案提出から核心の本格的審議、五日間の會議は寸妙の無駄なく靭强真摯な敢鬪繪卷が展開するであらう |
02 | 天皇陛下けふ親臨 嚴肅な開院式を擧行 |
03 | 即日眾議院を通過 臨時軍事費追加豫算案 |
04 | あすから本格審議 けふ恒例的議事完了 |
05 | 高松宮殿下台臨 海軍兵學校晴れの卒業式 |
06 | 眾院各派交涉會 |
07 | 眾院各常任委員長の候補者 |
08 | 貴族院部長理事 |
09 | 貴院豫算委員會の正副委員長候補 |
10 | 健鬪敢戰克く 未曾有の戰果を收む 眾院の皇軍將兵感謝決議案 |
11 | 帝國不動の國是 米の最後的誠意要請 注視の的、日米代表者の會談 |
12 | 來栖大使の日程 十七日ハル長官訪問 直ちに話合に入らん |
13 | 貴院豫算委員 |
14 | 特別委員會 五つに決定 |
15 | 貴院の提案說明 鷹司信輔公 |
16 | 圖像:貴院各派代表招待會 |
17 | 貴族院全院の決意を明示 政府鞭撻外交決議案あす提案 |
18 | けふの兩院 |
19 | 一躍十萬五千增加 朝鮮の志願兵應募 |
20 | 飲食物食器の公價 |
21 | 總督と長官 廿三日發同船で歸臺 |
22 | 農報嚮導隊員 移動勤勞奉仕へ |
23 | 上海英米居留民 極度に狼狽す 米陸戰隊引揚決定で |
24 | 本多大使 きのふ神戶入港 直ちに京都へ |
25 | ロ號乘組員 殆んど救出さる |
26 | 米の入出國取締強化法案 ル大統領署名 |
27 | 重慶軍事當局 雲南防備に躍起 |
28 | 重慶九中全會 明春に延期さる |
29 | 大日本製糖の經營合理化 |
30 | 今日の天氣 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 臺大に二研究所新設社說 一 小林前臺灣總督は、本島統治の指導原理として「本島人の皇民化」「工業化」並に「南進の基地」の三大モツトーを揭げ、本島の政治並に行政に明確な指針を與へ、長谷川現總督は、さらにこの三大政策を受繼いでその實現に一段と努力を拂ひ、遂に臺灣を南進の基地から一步進めて南進の心臟部なりと斷言されたが、時局緊迫の昨今、心臟部としての臺灣はいよいよその重要性を加へるに至つた。殊に我が二大國策の一つである大東亞共榮圈の確立は何を措いても、まづ心臟部である臺灣を出發點とする南方共榮圈の確立が先決問題でなければならぬ。 臺灣はその地理的條件を始め、軍事的にも、政治的にも、經濟的にも最も重要な地位を占めてゐるばかりでなく今後の南進日本に取りても、單なる一外地としてではなく內地よりもより以上に重要な使命を背負つてゐる。 然るに、臺灣の實情はどうであらうか。遺憾乍ら心臟部の名に相應しい大規模な文化的施設や科學的硏究機關が殆んどなかつた。これでは二大國策の一つを荷ふ臺灣としては餘りにも心細い有樣である心臟部は掛聲ばかりではいけない。强力な實力を伴つて始めてその真價を發揮するのである。 二 この意味に於て、臺北帝國大學が、文政學部に南方文化硏究所、理農學部に南方資源科學硏究所を新設すべくそれぞれ尨大な豫算を計上したことは誠に時宜に適した措置であり、吾吾は、寧しろその遲きに失するを恨む位である。 同硏究所は、從來あつたやうな一時的なものや任意的なものではなくして、確乎たる官制の上に立脚し、內容を數科目に分けて各科にそれぞれ專任の科長を配し、その下に更に硏究所員として教授、助教授、助手數名を置いて硏究の中核たらしめ人文科學と自然科學の兩方面から自由自在に南方圈へ觸手を伸ばして無限な真理の寶庫を探究せむとするもので、その硏究調查の結果、共榮圈の確立に一つのしつかりした理論體系と科學的必然性を樹立したならば、國策の遂行に寄與する處、多大なるばかりでなく學そのものに對する貢献も決して尠しとしないのである。 三 臺北帝大自身にとりても、醫學部の熱帶醫學硏究所と相俟つて今新に文政學部に南方文化硏究所理農學部に南方資源科學硏究所の設置を見ることは文字通り南方の綜合大學としての使命を愈愈發揮するばかりでなく臺北帝大の存在意義を愈よ明かにし、南進日本の心臟部たる臺灣が誇る真理の殿堂を世界に顯現することもできるものである。 これまで、臺北帝大が一部の人によつてその存在意義を疑はしめた根本理由は、その學問の對象が、あまりにも臺灣乃至南方を閑却してゐたからである。もちろん學問に地域的制限がないと云へば、それまでだが、しかし臺灣に大學を設立したからには、そこに內地の大學で到底なし得られない一つの重要任務を與へられてゐる筈である。象牙の塔にばかり閉じ籠つて、日露戰爭のあることも知らないで一路真理の探究にいそしんでゐたのは昔のこと、太平洋の波高き今日、學者もよろしく十字街路に跳び出して、國策遂行の一端を荷つて雄雄しく鬪ふべきである。吾吾は兩硏究所の新設に滿腔の賛意を表すると共に、その活動を祈り、南方問題に關する限り臺北帝大が一手で引受けてやるぞといふ意氣込で真理探究の銳いメスを揮つてもらひたい、 |
02 | 圖像:蘭陽地方戰鬪演習 |
03 | “軍民一體の親和” 臨戰下に繰展ぐ明朗譜 舍營第二夜 |
04 | 隨所に和かな風景 街頭に拾ふ感激談 |
05 | 壯烈な白兵戰展開 蘭陽地方演習第二日 |
06 | 演習計畫第三日 |
07 | 手近かな古釘から 古鐵献納は量よりも精神を尊ぶ 井上軍報道部長語る |
08 | 赤誠の古鐵献納 東門町三區第十三奉公班員 |
09 | 羅東郡民赤誠の慰問金品 |
10 | 皇軍の威容に憧れ 蕃社の若人等強行軍で押しかく |
11 | 圖像:舍營の團欒 |
12 | 歡喜、感激の一色 熱誠迸しる羅東街民 |
13 | “皇軍を迎へて” 宜蘭、羅東兩地で舍主、學童の 感激を語る座談會開催 |
14 | “前線勇士は元氣” 臺南州派遣慰問團歸臺 |
15 | 狩野憲兵曹長榮轉 |
16 | 高等警察の鍊成 好成績收めて終了 |
17 | 桔梗俱樂部の第三回鍊成會 申込は十九日迄 |
18 | 定員に達す 新竹市議戰 |
19 | 人事報社消息 |
20 | ときのこゑ |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 軍教で鍛る皇民化 十八歲以上の青年に 全島に魁けて臺南市で施行 |
02 | 輸血奉仕隊 奇特な軍國乙女表彰 |
03 | 勇士に枕を 屏東愛婦から |
04 | 嚴かな大麻頒布式 |
05 | 神宮大麻頒布式 |
06 | 圖像:波田將軍の訓示 |
07 | 蜂谷府外事部長高雄より屏東へ |
08 | 蜂谷外事部長十七日來花 |
09 | 時局講演 岡山を皮切りに |
10 | 商業教育研究會 教育刷新諮問に答申 |
11 | 員林郡國民學校長會議 |
12 | 屏東鄉軍射擊會 |
13 | 防諜思想喚起に 兩課長が講演 |
14 | 遺族慰安演藝會 前線慰問を終へた千鳥會 |
15 | 老年組を鍊成 壯年團結成は見合せ 完璧を期する嘉義奉公會 |
16 | 員林郡各街庄 庶務主任打合會 |
17 | 奉公壯年團の結成を急ぐ |
18 | 蕎麥を作れ! 蕃地の試作好成績 |
19 | 慧眼紙背に徹す 反古の中からスパイのたね發見 富士子さん表彰さる |
20 | 一部落に一名 奉公推進員二百名配置 |
21 | 東港農業報國實踐運動座談會 |
22 | 臺北州聯合保甲壯丁團 蘇澳郡大隊結成式擧行 |
23 | 街庄協逐鹿戰 十五日の立候補者 |
24 | 產業組合長會議 桂司令官軍事講話 |
25 | 翼贊奉公に挺身 盛上る意氣も高らかに 花蓮港第一種青年訓練終る |
26 | 豐穰の秋を喜ぶ 北門郡各街庄の感謝祭 |
27 | 入學閉鎖令で 隣接郡大恐慌 |
28 | 和牛飼養競技會 |
29 | 山の人達に 農業技術を |
30 | 東港水產食糧增產講話會 |
31 | 防諜強化週間 鳳山郡の行事決定 |
32 | 新港聯青查閱 |
33 | 仰ぐ靈峰の雪姿 タータカ方面には霙 寒波の痕 |
34 | 海軍通辯 黃來富君戰病死 |
35 | 海山郡 落花生組合臨時總會 |
36 | 流暢さで爭ふ月桂冠 舌尖に火花散らす國演會 |
37 | 里港庄各區對抗體育大會 |
38 | 北斗郡主催 馬事講習會 |
39 | 國語不解者一掃 高樹庄田子の五ケ年計畫 |
40 | 桃園街婦人保甲團 廢品回收に協力 |
41 | 人事・往來 |
42 | 地方便り |
43 | 今日の映畫 |
44 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 督府水產試驗場 獨立機關に昇格 官制既に法制局を通過 |
02 | 臺灣經濟の變貌を反映 局鐵收入の構成變化 |
03 | 鳳梨罐詰夏物產高 七十三萬四千箱 前年度に比し約半減 |
04 | 桃園鐵工業者共同精算組合成立 |
05 | 米穀の增產方策 (八)技師入鹿山成樹述 施肥の時期と方法 |
06 | 米穀局 出張所を新設 地方要務の遂行に |
07 | 臺中州パイン同業組合成立 |
08 | 桃園郡龜山の蜜柑 大陸へ大量進出 |
09 | 臺北搾油組合 機械の据付進捗 |
10 | 大東亞產貿調查會 臺灣部設置を審議 臺北商議所企畫商業聯 |
11 | 南海興業總會 井田氏常務に就任せん |
12 | 高雄杉原產業の 製藥工場更に擴張せん |
13 | 米穀納入組合の集荷進捗 部分的に稍停頓 |
14 | 臺灣廢品統制會社けふ創立 |
15 | 臺北市ガラ共販組合臨時總會 |
16 | 經濟手帳 重要機械製造事業法愈愈施行 |
17 | 照明燈 |
18 | 商況 十五日後場 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 貴眾兩院本會議 皇軍に感謝の赤心 英靈に敬弔の默禱 二決議案を可決頭條新聞 眾議院 【東京發同盟】眾議院は十六日開院式終了後午前十一時五十分より本會議を開き開院式勅語奉答文につき小山議長「本日第七十七臨時議會開院式に勅語を賜はつた奉答文案について例年に做ひ起草委員會を設けその數を十八名とし、議長指名によることとした」旨を諮り生田和平氏以下十八名の委員を指名して同五十二分一旦休憩、午後零時十分再開勅語奉答文案起草委員長木下成太郞氏(議同)委員會の審議經過を報吿、別項の如き文案を奉讀終つて議長賛否を起立に問ひ全員起立して可決された小山議長「勅語奉答文は宮中の御都合を伺つて奉呈することとする」旨を述べ續いて去る十月三日三笠宮崇仁親王殿下御納米の御儀に際しては議長故障のため田子副議長本院を代表して參殿御祝辭を言上した、尚同月二十二日の御成婚に際しては議長「宮中に參內天機並に御機嫌を奉伺、大宮御所に參入して皇太后陛下に御祝辭を言上、三笠宮御殿に參殿して同樣御祝辭を言上した」旨を謹んで報吿同十六分休憩 【東京發同盟】十六日の眾議院本會議は午後三時十七分續開、常任委員選擧の結果につき報吿あつて後陸海兩相の戰況報吿に入り東條兼攝陸相滿場の拍手裡に登壇別項の如き戰況報吿を一語一語力强く述べれば議場は一齊に地圖を展げて傾聽する、前後三十分餘に亘る報吿は終始熱を帶び「皇軍は如何なる事態にも對應すべき準備を完了してゐる」と結ぶまで議場の緊張感を昂揚陸相の演說は多大の感銘を以て迎えられた、次いで嶋田海相登壇して旺盛な士氣と不退轉の決意を以て邁進しつつある帝國海軍の戰況報吿を行ふ、終つて旣報の如く皇軍將兵に對する感謝決議案並に戰歿將兵に對する敬弔決議案を上程し辯明のため勝正憲氏(議同)登壇、皇軍將兵に對する感謝の赤心を披瀝し聖戰四年半忠烈なる陸海空精銳の健鬪に感謝の誠を捧げ時艱を克服し興亞の大業を完成して世界に寄與せんとする皇國の使命達成に邁進されたき旨感謝の決議を朗讀次いで內田信也氏(議同)立つて戰歿將兵に對する敬弔決議を朗讀今次聖戰に從軍勇戰奮鬪一命を君國に致した皇軍將兵の英靈に深厚なる敬弔の意を表し全員起立拍手裡に兩決議を可決終つて小山議長英靈に對し默禱を捧げたい旨を語り全員起立して默禱を捧げこれに對し東條陸相登壇、東條陸相「只今の御決議感謝に堪えない、御厚志は直ちに全部隊に傳達すると共に英靈に奉吿する、時局愈愈重大を加へつつある際全員一致の決議により將兵は一億の强烈な御後援に應ふるの決意を固くすることを確信する」、引續き嶋田海相登壇、嶋田海相「眾議院一致の兩決議は速かに全部隊に傳達すると共に英靈に奉吿する、國際情勢緊迫の今日海軍の責務は愈愈重大である、將兵一同必勝の信念を以て誠を盡す覺悟である」と夫夫謝辭を述べる、次いで二十五年以上在職議員の表彰を行ひ小山議長は熊谷直太(議同)、川崎克(同交)、町田忠次(議同)の三氏に對する表彰案文を朗讀して可決、熊谷氏代表して謝辭を述べて四時二十五分休憩同四十一分再開直ちに松浦周太郞氏(議同)故村上元吉氏に對する追悼演說を行ひ午後五時四十五分散會した 貴族院 【東京發同盟】十六日の貴族院本會議は午後四時二十五分再開書記官より常任委員選擧の結果につき報吿の後東條陸相より約三十分間に亘り又嶋田海相より約二十分に及び夫夫眾議院同樣の戰況報吿を行ひ續いて 一、陸海軍に對する感謝決議案 一、戰歿將兵に對する敬弔決議案 を一括上程、鷹司信輔公(火曜)より提案の趣旨說明を行ひ總員起立してこれを可決これに對し東條陸相並に嶋田海相より夫夫陸海軍を代表して感謝の意を表明し全陸海軍將兵及び戰歿英靈に對し右感謝決議並に敬弔決議を傳達する旨を述べ次いで松平議長「本會議は會期が短いから議案は成規の日數を經ずして會議を開きたい」旨を述べ斯くて同五時十五分散會 【東京發同盟】十六日の貴族院本會議で滿場一致可決された陸海軍に對する感謝決議文左の如し 陸海軍に對する感謝決議文 帝國陸海軍は彌しきに亘り酷寒酷暑の異疆に征能赫赫たる戰果を收む寔に銃後國民の感激措く能はざる所なり、貴族院は茲にその偉功を頌し併せて將沒將兵諸士に對して深く哀悼の誠意を表し戰傷病將兵諸士に對して厚く同情の悃誠を效す |
02 | 優渥な勅語を賜ふ 開院式擧行せらる 天皇陛下親臨 |
03 | 眾議院勅語奉答文 |
04 | 貴族院勅語奉答文 |
05 | 敵戰力破碎に主力 東條陸相の戰況報告 |
06 | 眾議院の豫算委員 |
07 | 沿岸封鎖、航空作戰 嶋田海相の戰況報告 |
08 | 臺灣住宅營團令 廿日に公布實施せん |
09 | 設立委員 |
10 | 三種の規格に統一 集團的に建設せん |
11 | 三相の施政演說 けふ劈頭に行ふ |
12 | けふの兩院 |
13 | 最善を盡す積り 來栖大使ワシントン着 |
14 | ドクー總督を訪問 內山公使が |
15 | 今日の天氣 |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 圖像:掉尾を飾る演習 |
02 | 結ぶ軍民親和の實 “儼たり皇軍の真姿” 蘭陽地方民に強き感銘殘し 空前の快擧・舍營閉幕 |
03 | 近代的陣地攻防戰 淒いな!觀眾手に汗を握る 昨日掉尾の猛演習 |
04 | 皇軍歡迎□隣組 徹宵羊羹を造る |
05 | 赤誠の歡迎陣 地方民總出の心盡し |
06 | 神饌米を奉持 譽れの青年團代表上京 |
07 | 嘉義で時局映畫 |
08 | “演習に有終の美” 各方面の協力感謝武智部隊長語る |
09 | 皇民化に資せよ 三輪臺北州知事談 |
10 | 臺灣神社で清掃奉仕 桔梗クラブ員の赤誠 |
11 | 花蓮港廳青果組合定期總會 |
12 | 感激の數數を語る 舍營主感想座談會 |
13 | 花蓮郡教職員體育大會 |
14 | 全庄軍國調一色 沿道旗の波、人の波 爆發する歡呼・感激の蘇澳 |
15 | 中山、劉兩氏の遺骨歸へる |
16 | 小休止の一時に 赤誠の慰問 冬山の軍民親和篇 |
17 | 舊部下軍屬軍夫に激勵の辭 |
18 | ペタル踏んで 力走また力走 全島自轉車競爭大會 |
19 | “漣號”歸還飛行の途に就く |
20 | 驛頭・惜別の歡呼 繰展ぐ劇的情景 |
21 | 蓬萊忠靈塔 除幕式擧行 |
22 | 無言の戰士を 茶殼で慰問 |
23 | 花蓮港廳下街庄協立候補 十六日現在 |
24 | 臺中高女體鍊大會 |
25 | 市郡對抗野球 臺南市團が優勝 |
26 | 勿體ないこの休閑地 |
27 | 文具會社創立總會 |
28 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 賴母し・軍援の完璧 尊き體驗を活かせてと部下軍夫を激勵 波田部隊長の慰問感想談 |
02 | “おお部隊長殿” 臺北驛頭に迎へた 軍夫達劇的對面 |
03 | 懇に遺族を慰問 人情部隊長波田中將の 屏東市での動靜 |
04 | 在比婦女子引揚ぐ 感無量・懷しの故國基隆に |
05 | 比島人我に好感 引揚邦人座談會 |
06 | 出席者 |
07 | 米國兵ぞろぞろ 資金凍結何等痛痒感ぜず ダバオ吉岡病院長語る |
08 | 明シナさん談 |
09 | 皇民の母を鍊成 廿四日より大肚青年道場で |
10 | 軍國乙女の空訓實演 高雄女子挺身隊の活躍振り |
11 | 伍堂元商相 嘉義を視察 |
12 | 今日の映畫 |
13 | 白衣の勇士招待 霧峰萊園で午餐 |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 飛躍・大廣東の姿 週間現地報告 |
02 | 黑ダイヤの寶庫 廣東北方夏茅炭坑 |
03 | 勤勞精神を昂揚 屏東市週間中の行事 |
04 | 時局講演會 廿二日彰化市で |
05 | 廿三日は鹿港で |
06 | 銃後婦人の使命を強調 屏東銃後建設婦人講演會 |
07 | 彰化旭國民校記念體鍊大會 |
08 | 西臺灣水產 工場完成を披露 |
09 | 臺東廳下庄議員 三人が立候補屆出 |
10 | 員林郡國民校兒童體鍊大會 |
11 | 季節保育園の趣旨宣傳講演會 |
12 | 南支往來 廣東 |
13 | 皇軍に枕を献納 彰化國防婦人會員 |
14 | 東榮丸新港に避難 荷役中の舢舨顛覆 |
15 | 臺中州國演會入賞者氏名 |
16 | 大肚溪鐵橋下の變死體身元判明 |
17 | 地方便り報社消息 |
18 | ラジオ |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 帝國百年の大計 今ぞ決すべき秋 斷乎と國策を遂行 帝國の存立を完ふ 首相施政演說 |
02 | 我協調的態度にも 自ら限度がある 充分の決意で交涉に當る 東鄉外相演說 |
03 | 兩院の奉答書奉呈 重ねて優渥な勅語を賜ふ |
04 | 兩院の昂揚最高潮 審議は真劍そのもの |
05 | 軍事費追加豫算案 貴族院も即決可決 |
06 | 一瞬言ひ知れぬ 緊張の色漂ふ 一億總進軍の氣慨橫溢 |
07 | 國策遂行の決議案 貴院に緊急上程 |
08 | 法律案 全部出揃ふ |
09 | 一億の總意を發揚 國策完遂決議案を共同提出 |
10 | 國策遂行決議案 貴院本會議で可決 |
11 | 眾院全院委員長 吉川氏が當選 |
12 | 來栖、野村兩大使協議 米紙の報道も慎重となる |
13 | 獨ソ屍山血河の 一大激戰を展開 |
14 | カナダ軍隊香港着 |
15 | 緬甸ルート防衛 英米蔣三國協定成立說 |
16 | ピプン泰首相 三軍最高指揮官に就任 |
17 | 明日の天氣 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 科學で“冬の追放” 煉炭一個で二部屋が溫まる 佐藤教授・苦節十年の酬い |
02 | 難局突破の道を說く 全島時局講演會 けふ協合會館で打合 |
03 | 基隆市大麻頒布式 |
04 | 特殊防衛團查閱 臺北州下の日割決定 |
05 | “日本が必ず勝つ” (二)比島引揚邦人座談會 |
06 | おお儼たる皇軍精神 今日から實生活に織り込むこの感激 誓ひは堅し各舍主の決意/李澤潢 |
07 | 定例局部長會議 |
08 | 基隆市防空協會評議委員會 |
09 | “軍教の極致”へ 臺北二中の教練查閱 |
10 | 描く“故鄉の夢” 盡きぬ比島の思ひ出話し 光尊寺に旅裝解く沖繩引揚漁民 |
11 | 每月五圓を貯金 積つて五百圓を献金 |
12 | 舍營座談會 けふホテルで開催 |
13 | 三三五五・まづ錢湯へ 淚ぐまし、南海の漁業作戰 |
14 | “行と魂”の鍊成へ 臺北州壯丁團幹部 |
15 | 音樂と舞踊で 白衣勇士を慰問 |
16 | 母國に絕對信賴 居殘り邦人事業を擴張 |
17 | 狂亂米國の姿 引揚邦人某氏語る |
18 | 守れ!交通道德 臺北州交通週間廿五日から開始 |
19 | 慰問演藝會を開催(十八日) |
20 | 新竹州下產組一齊監查 |
21 | 新竹州國語演習會盛況 |
22 | 情報部主催特別放送 |
23 | 今夜の放送 |
24 | 商況 十七日前場 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 人格の涵養が目的 尋一から出來る “習字”の手本 |
02 | 秋の經濟料理 玉葱と鰺を使つてみませう |
03 | 實物で數量教育 興味で行く教へ方 |
04 | 健康時の體溫を知れ! |
05 | 木炭の節約 どうしたら出來る |
06 | 洗濯石ケン その使ひ方 |
07 | 圖像:樂しい捕虜の一日 |
08 | 新鮮な食物 果實・野菜をお忘れなく |
09 | 赤ちやんの日光浴 風邪の豫防には第一 |
10 | 離乳兒のおかゆ その作り方 |
11 | 白メリンスの洗ひ方 |
12 | 陶物類を大切にしませう 從來の觀念では駄目です |
13 | 生魚の保存は |
14 | 國語學習 これぞ日本男兒 敵彈受けて血に染み乍ら 傷病兵患者を無事輸送す |
15 | 童話 北國の話(二)/久保喬 |
16 | バナナから燃料 |
17 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 俳句の世界性(下)/王碧蕉 |
02 | 人生への好意の眼 (下)/青野季吉 |
03 | 珊瑚樹 H・Gウエルズ ペンクラブ會長辭退 |
04 | 蘭印の雜誌界(下)/守安新二郎 |
05 | 圖像:蛇にかまれる男(府展)/橫山精一 |
06 | 俳句花芙蓉/大田雄峰 |
07 | 豆科學 マグネシウムの着色防蝕法 |
08 | 心聲漢詩 往南澳車中口占/張天春、往太平山車中口占/張天春、和黃韜先生哭吳應培先生原韻/鄭奎璧、弔讚易宗棣臺千古/鄭奎璧、網溪別墅賞菊兼似主人嘯霞社兄一粲/小維摩、網溪別墅賞菊兼似主人嘯霞社兄一粲 一/小維摩、網溪別墅賞菊兼似主人嘯霞社兄一粲 二/小維摩、網溪別墅賞菊兼似主人嘯霞社兄一粲 三/小維摩、論詩/小維摩 |
09 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 政府の方針三項 率直に中外に表明頭條新聞 【東京發同盟】今次臨時議會召集の目的は帝國不動の國策卽ち支那事變完遂と東亞共榮圈建設に對する政府の方針と決意を明確にして全國民の協力奮起を促し併せて時局に緊要なる法律案豫算案の協賛を求めるにあるが十七日貴、眾兩院に於いて行はれた東條首相の施政方針演說に於いて國策遂行に對する政府當局の方針と確固たる決意が明確に表明された卽ち東條首相はその施政方針演說に於いて 南方に對する帝國の平和的進展は漸くその緖に就かんとしてゐたが英、米蘭諸國はこの帝國の當然なる自衞的措置を猜疑と危惧の念を以て迎へ資產凍結を行ひ事實上全面的禁輸に依り帝國を目標として經濟封鎖を實施すると共に軍事的脅威を急速度に加重し來つた交戰關係に非ざる國家間に於いて斯る經濟封鎖は武力戰に劣らざる敵性行為で帝國の企圖する支那事變の解決を阻害するのみならず帝國の存立に重大な影響を與へるもので斷じて默過し得ざる所である と大膽に英米蘭の敵性的國家の名を擧げたことは特に注目される 然し平和を愛好する帝國としては隱忍自重極力外交交涉に依つて危局を打開し事態を平和的に解決せんと努力し來つたが今尚目的を達すこと能はず帝國は今や文字通り百年の計を決すべき重大なる方面に立たざるべからざるに至つた と斷じてゐる而して國策遂行に對する政府の方針を 一、第三國が帝國の企圖する支那事變の完遂を妨害せざること 二、帝國を圍繞する諸國家が帝國に對する直接軍事的脅威を行はざることは勿論經濟封鎖の如き敵性行為を解除して經濟的正常關係を回復すること 三、歐洲戰が擴大して禍亂の東亞に波及することを極力防止すること の三項に要約したことは帝國の使命とする世界平和特に太平洋の平和維持を明示し率直に我國の目的とする所を述べたものと云ふべく東亞共榮圈建設に對する對外折衝もこの線に沿つて行はれてゐると解釋されるのである東條首相は 然しながら從來の經緯に鑑み交涉の成否は逆睹し難いものである從つて政府は前途に橫たはる總ゆる障碍を豫見してこれに對する萬般の準備を整へ斷乎として帝國旣定の國策を遂行するに萬遺憾なきを期し以て帝國の存立を完ふせんとする堅き決意を有してゐる と我國が萬般の準備と鐵石の決意を有することを明示し國民の奮起協力を要請してゐる首相が斯く明確に政府の方針並に決意を率直に中外に表明したことは未だ曾つてなかつたことで我我は時局の重大なることを今更の如くに感ずると同時にこの一線を境として今後最惡の事態に處すべき政府の周到なる心と確固たる決意を痛感する |
02 | 戰時議會の真骨頂 膨大な軍事費けふ成立 兩院未曾有の電擊スビード |
03 | 軍事費追加案通過 眾議院本會議、滿場一致で |
04 | 米朝野に最後警告 東鄉外相、充分の決意を力說 |
05 | 內外に甚大な反響 首、外相演說の重大結論三點 |
06 | 產業設備營團法委員會(眾院) |
07 | 豫算總會で可決 |
08 | 隱忍度あり 自重限りあり 眾議院の國策貫遂決議案 |
09 | 時局の真相を示し 官民協力の實を擧ぐ 小川鄉太郎氏の質問要旨 |
10 | 各派共同提案 けふ本會議上程 |
11 | 防空法案委員會(貴院) |
12 | 全會一致承諾 臨時郵便取締令の委員會 |
13 | 各重要法案の 眾院特別委員長 |
14 | 眾院米穀委員會 委員長、理事互選 |
15 | 低物價策再檢討 岸商相、小川氏に答辯 |
16 | 三特別委員會 委員長理事を互選 |
17 | けふの兩院 |
18 | 今日の天氣 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 適正小作料制定の急務社說 一 本島從來の小作慣行は改善を要すべきもの多く就中小作料は槪して比較的に高く最近臺中州の調查に依ば昭和十五年七月一日現在の小作料の內二則田の最高が八一%平均六◯%にして內地に比し頗る高率である事は明かである。殊に本島の小作地は全面積に對し五三%五五(昭和七年四月一日現在)を占め內地(北海道を除く)の四六%◯一に比し土地兼併の度が進められてゐるから小作制度の改善は本島の農業生產擴充上最も基礎的問題であると言はねばならない。それが為大正十一年新營郡下に於る業佃會の設立を契機として爾來業佃間の協調團體が各市街庄に設立され着着と小作改善事業に着手して來たのである。今や斯かる小作改善團體が全島に普及され業佃會、興農倡和會、農會又は農事、農業組合の名に於いて昭和十四年末の現在では百三十三の多數に達したのである。 二 上記諸小作改善團體の活動分野を見れば在來の口頭契約を證書契約に改めたり、小作紛爭を調停したり又は地主及小作人の協調施設を為したり更に進んで地主の愛佃事業を獎勵したりして本島小作制度の改善に少なからざる效果を擧げた事は爭はれない次第である。ところが此等團體は何等小作法の如き實體法の背景なく從つて小作人の小作權を擁護したり又は積極的に小作料の適正化を圖る丈の權能を持つてゐないため最も根本問題たる小作料の合理化を圖る方面に於て殆ど大した寄與を為し得ざるは協調團體の性格からして寧ろ當然な成行である。最近島內工業化や各種工事の遂行等のため勞働者の需要が激增し勞賃も著しく騰貴したため小作農の內には比較的に不利な農業を廢めて筋肉勞働者に轉出する者多く稍もすれば耕作忌避者が續出しつつある狀態となつた。中には斯かる風潮に便乘して小作料引下げの口實となつた不良小作人もないではないが、現在のところ小作料が未だ適正化されてゐないところに根本病源が存してゐるのではないかと思はれる 三 申す迄もなく小作權の安定、小作料の適正化は農業發達上缺くべからざる社會政策であるが現在島內小作改善團體が未だ此の根本核心に觸れる事が出來ないから此の際進んで小作法を施行する事は最も根本的對策であらうと信ずる。然しながら斯かる革新的立法に對しては從來の行懸に徵すればなかなか議論が多く到底短期間に實現する事が困難であらう。此の對應策として差當り先づ適正小作料を制定すべきであり、これならば小作法の背景なくとも一般物價の公正と同樣に直ちに制定し得べき事である。ところが何が適正小作料かと言へばこれもいろいろな意見があり、今これを評論する事は出來ないが、本島としては大體現行小作料と公正小作料との中間を縫つて行くべき漸進主義を取らざるを得ないであらう。唯此の際適正小作料の規正を為すには從來の物納より金納へ改革すべき事を忘れてはならない。現在では旣に米作小作農家に對しては米管の結果に依つて旣に代金納に變貌せられてゐるのであるから此の問題を解決するには絕好な機會であらう。斯の如く適正小作料の制定と金納制の確立は當面小作問題解決の關鍵でありこれに依つて小作人の生活安定化に依る農產物增產の促進を為し得る基本條件となるのであるから、時局柄一日も早く實施すべき事を强調せざるを得ない。 |
02 | “一億總進軍の氣魄” 正に息詰る樣な興奮 戰時議會第二日 |
03 | 歷史的演說を錄音 首相の肉聲を其儘全國民に放送 |
04 | 各宮妃殿下の御仁慈 荒鷲達に防寒具用の兔毛御下賜 |
05 | “華僑は大體親日” (三)比島引揚邦人座談會 |
06 | 特例勅令の公布で 律令制定梗塞狀態開かる 住宅營團令公布を契機に |
07 | 文字通り超非常時議會 傍聽席迄も記錄的超滿員 |
08 | 全世界を震撼 昨夜AKから |
09 | 臨戰下の歲末年始 生活を通じ御奉公へ |
10 | 蘭印から第一船 引揚邦人千名近くを乘せて入港 乘客の上陸は今朝に |
11 | 空氣は異狀な緊張 言語道斷の敵性振り 齎せる情報 |
12 | 餘りの口惜さに 婦女子思出して啜泣く |
13 | 圖像:力士の軍事教練修了式 |
14 | 州下壯丁團幹部の鍊成 昨日第一隊入隊 |
15 | 八つの青年學校 來月六日に聯合演習 |
16 | 更に一名屆出 竹北庄協逐鹿戰 |
17 | 基隆消防組濱町の詰所竣工 廿日落成式擧行 |
18 | 基隆商議所役員會 |
19 | 壯丁團の檢閱 廿日新竹署で實施 |
20 | 基隆郡で時局講演會を開催 中央本部主催て |
21 | “國民の心構へを強調” 宜蘭市主催時局講演會盛況 |
22 | 臺鑛株主總會 |
23 | 人事・消息 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 奉公實踐に拍車 全島に魁けて各種審查會設置 市長を會長に |
02 | 市常會で協議 |
03 | 防諜の完璧期し 盛澤山の催物を計畫 |
04 | 下營神社鎮座祭 終日お祭氣分溢る |
05 | 圖像:鍛へる朝鮮志願兵(三) |
06 | 皇軍慰問演藝會盛況 |
07 | 豫算編成會議 |
08 | 伍堂元商相來南 |
09 | 盛り上る相撲熱 蕃地に土俵建設 |
10 | 軍教を終るや否や 「つはもの」志願に赤誠 臺南魁挺身隊第一期生百名が |
11 | 沙鹿で遭遇戰か 臺中州青年校の聯合演習 |
12 | 日赤無料診療好評 |
13 | 一層增產に馬力 嘉南二號と堆肥製造強調 |
14 | 導くに親心! 伸べよ溫き愛の手 三ヶ月の訓育でこの轉向ぶり |
15 | 防諜講演會 |
16 | 行軍競走に見る 銃後青年の意氣 青年鍊成動員大會 屏東 |
17 | 豐穰を讚ふ 下營豐年感謝祭 |
18 | 初任級の基準決定 從來より約二割方高 但し高雄州のこと |
19 | 濟美會、寺廟財產の一部處分 |
20 | 間諜にあらずや 白沙海岸に漂着の三支那人に 當局の目光る |
21 | 煙草值上げ 利益を献納 |
22 | 奉公會宣傳委員會 |
23 | 逐鹿戰愈愈酣 十七日の立候補者 |
24 | 鳳山憲兵分遣隊 圖書館跡に移轉 |
25 | 大溪街民體鍊大會 |
26 | 實力はある 問題は肚だ 神宮選手、十七日歸花 |
27 | 竹東郡壯丁團定期查閱 |
28 | 岡山の香村君 高文にパス |
29 | 集集街體育大會 開催打合會 |
30 | 木村傳導師の講演日程 |
31 | 地方便り |
32 | 今日の映畫 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 事變處理の完遂期し 臨時軍事費四十三億圓計上 臨戰議會、賀屋藏相の財政演說 |
02 | 麥粉の價格引下げ 手數料も大巾輕減 |
03 | 日本商工會議所 廿日より定期總會 |
04 | 米穀の增產方策 (九)技師入鹿山成樹述 肥料三要素の施用試驗 |
05 | 陸運統制令改正 來月初旬頃施行 |
06 | 調整機器割當會議 未決定に終る |
07 | 島內簡保、年金 上半期の成績躍進 |
08 | 島產砂糖初荷 近く內地へ積出 |
09 | 臺拓加藤社長 久宗副社長 重任に內定 |
10 | 深谷技師辭任 青果會社入り |
11 | 臺灣皮革會社 十九萬圓に增資 |
12 | 運輸研究會及運輸協議會延期 |
13 | 日糖虎尾外二工場壓搾を開始 |
14 | 臺銀小異動 |
15 | 照明燈 |
16 | 商況 十七日後場 |
17 | ラジオ |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 本格的審議を急ぐ 兩院本會議、委員會を通じて 臨戰臨時議會第三日 |
02 | 軍事費追加案成立 けふ貴院本會議通過 |
03 | 國策完遂決議上程 眾院本會議全會一致で可決 |
04 | 眾院豫算總會 |
05 | 原案通り可決 貴院の兵役法改正 事後承諾委員會 |
06 | 戰ひつ、經濟力伸張 藏相財政演說の特別意義 |
07 | 麥類の價格引上げ 現在考慮してゐない 農相答辯 |
08 | 首、外相演說の反響 ドイツ、非常な期待 東條內閣今後の動きに |
09 | 伊全面的に支持 |
10 | 重慶に深刻な恐怖 |
11 | 農村保健施設 |
12 | 金屬工業統制會の設立 十二月中旬完了 |
13 | 日米會談開始十八日午前零時半(日本時間) |
14 | 白堊館で四氏會合 一時間餘に亘り會談 |
15 | 豫備的討議と 儀禮挨拶交換 ハル長官慎重な態度 |
16 | 會談の寫真記事 華盛頓各紙大きく扱ふ |
17 | 英紙牽制の論說 太平洋危機迫るを說く |
18 | 引續き行ふ |
19 | 獨ソ死鬪更に悽愴 戰線の寒氣愈よ激し |
20 | 佛印行政部門の 肅清を續行 ドクー總督演說 |
21 | 香港カナダ兵 總數二千五百名 |
22 | 氣休め程度 |
23 | ケルチ占領 獨軍司令部發表 |
24 | 米陸海軍追加豫算 議會に提出 總額七十億弗 |
25 | タイ國の危機近く來らん ビ宣傳局長官言明 |
26 | 米の炭鑛爭議 解決交涉決裂 |
27 | 島根縣經濟部長の後任發令 |
28 | 明日の天氣 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 持て不動の信念 難局突破時局大講演會 十九日から各地で開催 |
02 | “日本人の氣慨發揮” 些かも動ずる所なし 蘭印からの第一船 |
03 | 全く“非道い”の一語 引揚げ民交交語る |
04 | 圖像:蘭印からの第一船 |
05 | 亂暴な取調べ 憤慨の下青木船長談 |
06 | “婦人の方は親切” 石澤バタビヤ總領事夫人談 |
07 | 本島出身一行 九十六名も引揚ぐ |
08 | 邦人の監視嚴重 引揚げた本島人談 |
09 | “近き將來に捲土重來” 引揚げ模樣に付竹腰商事社長談 |
10 | 學校往き歸りの“古鐵回收” よい子供隣組部隊が献納 |
11 | 譽の臺灣志願兵 興亞の名曲發表會 廿一日島都公會堂で開く 南進の歌報社消息 |
12 | 海軍武官府献金 |
13 | “臺灣一家口より心” 本部募集標語の入選者發表 |
14 | けふの志願者 |
15 | 棄權の防止に 市職員を動員 |
16 | 廿年振りに懷しい日本語 ボーイさんの話 |
17 | 困るのは只邦品依存の商人 林德藏氏語る |
18 | 今夜の放送 |
19 | 商況 十八日前場 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 興亞の巨篇成る 本社募集・六百萬島民の必唱歌 さあ唱はう朗らかに “譽れの臺灣志願兵” “南進の歌”作曲完成報社消息 |
02 | 譽れの臺灣志願兵 作曲者東辰三氏 吹込德山璉氏報社消息 |
03 | 南進の歌 作曲者深海善次氏 吹込(男聲)小畑實氏 (女聲)大谷冽子さん報社消息 |
04 | 皇軍たるの糧 志氣鼓舞によき歌・立派な曲 井上兵務部長語る報社消息 |
05 | 島民の唱和を推獎 奉公會中央本部山本事務總長談報社消息 |
06 | 軍司令部で 內示會開催報社消息 |
07 | 觀音庄奉公委員會 |
08 | 大溪青年の皇民鍊成 |
09 | 南投郡國民學校長會議 |
10 | 彰化天后宮 整理委員會に移管 |
11 | 員林街燃料共販組合臨時總會 |
12 | 竹東郡吳服、乳製品小賣商組合總會 |
13 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 茶道と時局精神 (上)/清水徹也 |
02 | オクタン價とは 趣味の通俗科學講話 |
03 | 邦書の飜譯盛ん 文化の國ブラジル |
04 | 鐵十字章の歷史 ドイツの金鵄勳章 |
05 | 圖像:少女像(第四回文展作品)/山下新太郎 |
06 | 科學 強力ワクチン 超音波で製造 |
07 | 豆科學 光電管で自動的に 蛋白質の計畫 |
08 | 癌の新防止劑 |
09 | 人造樹脂の活字金實用 |
10 | ゴムの耐老劑完成す |
11 | 魚體のぬめり |
12 | ビイタミンAの必要量 |
13 | 心聲漢詩 指南宮俗名仙公廟祀呂洞賓香火不絕秋日余與妻婿女兒等擧家參詣/南都、同家坤怡庭二世兄遊北投泊居士林一宿分詠幷謝舘主鄭亦山君/菽廬、同家坤怡庭二世兄遊北投泊居士林一宿分詠幷謝舘主鄭亦山君 二/菽廬、辛已冬至後一日追隨菽廬家坤二先生宿北投居士林依韻賦成/李怡庭 |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 東亞の民族をして 各その所を得しむ 東條首相の戰後經倫頭條新聞 【東京發同盟】十八日の眾議院豫算總會において岡田忠彥氏(議同)が戰後經營に對する政府の方針を質したるに對し東條首相は左の如くその抱負經倫を表明した 戰後の對外經倫については政府は組閣の翌日支那事變を完遂し大東亞共榮圈を確立し世界平和に寄與することが帝國不動の國是であることを銘記し政府はこの目的達成に全力を盡すことを聲明した、しかしてこの遂行に當つてこれを妨げる障碍を除去して行く為めに確保すべき三個の要點は昨日述べた通りである、全國民が今や一大飛躍の秋である前途に洋洋たるものがあることを確信して貰ひたいといふことについては昨日申し述べた通りである、卽ち戰後大東亞共榮圈を建設するこのことによつて世界平和に寄與するといふことこのことが戰後の帝國の經倫の大きな筋である、しからばこれによつて如何なる目的を達成するのであるか、帝國は茲にこの達成により八紘一宇の肇國以來の大理想を近き將來に實現するといふ精神的目的を達成することが第一でありしかしてこれが神靈に應へる所以だと思ふ、又この目的達成により帝國と友邦との努力の結果東亞民族をして個個に各その所を得しめるといふことになるのであり卽ち精神的に政治的に大きな目的が個個に達成されるのである、又日本はこの曉において亦友邦と共に自存自榮の態勢を確立し國防上、自存上强固な基礎を個個に確立し帝國將來の發展が保障せられるのである、斯くの如くして個個にこれらの見地より大乘的に世界の平和に寄與しようといふこれが帝國戰後の經倫の大きなラインであると私は心得てゐる |
02 | 共榮圈の物資交流 圓中心の通貨關係を確立 賀屋藏相の答辯 眾院豫算總會 |
03 | 脇目ふらず勇往邁進 米國政府の敵性、斷乎許さぬ 島田氏の提案說明 |
04 | 內外地食糧の交流 遺憾なく行つてゐる 農相答辯 |
05 | 歲出の四割程度 租稅で賄ひたい 藏相答辯 |
06 | 畑總司令官 魯南方面等視察 |
07 | 帝國政府緊張裡に 華府よりの報告檢討 |
08 | 東鄉外相の演說 華府諸紙大きく揭載 |
09 | 芳澤大使 ド總督初會見 |
10 | けふの兩院 |
11 | イラクとの外交關係斷絕 我國と佛政府 |
12 | 今日の天氣 |
13 | 海上警報 |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 臨戰議會と島民の認識社說 一 十一月十五日召集された第七十七臨時議會の目的は全國民の認識して居る如く帝國不動の國策である支那事變の完遂と東亞共榮圈建設に對する政府の方針と決意を明確にして全國民の奮起と協力を促す為めである、卽ち東條首相が施政演說に於いて明示した如く英米蘭諸國は帝國の平和的進展に對し猜疑と危惧の念を以て我が當然の自衞的措置を曲解し、資產凍結を行ひ全面的に禁輸に依り帝國を目標とした經濟封鎖を實施し包圍陣を結成して軍事的脅威を急速度に加重し敵性行為を以て帝國の企圖する支那事變解決を阻害するのみでなく帝國の存立に重大影響を與へるものであり斷じて默過し得ない所である。平和を愛好する帝國としては隱忍自重極力外交交涉に依つて危局を打開し事態を平和的に解決せんと努力して來たが今や帝國としては文字通り百年の大計を決すべき重大時局に立ち至つたのである。國策遂行に對する政府の三大方針は一、第三國が帝國の企圖する支那事變の完遂を妨害せざる事。二、帝國を圍繞する諸國家が帝國に對する直接軍事的脅威を行はざることは勿論、經濟封鎖の如き敵性行為を解除して經濟的正常關係を回復すること、三、歐州戰が擴大して禍亂の東亞に波及する事を極力防止すること、に要約する事が出來る、我が國が萬般の準備と鐵石の決意を有する事を明示し國民の奮起協力を今議會を通じて要請するものである 二 東鄉外相が議會で闡明した如く帝國の現下に於ける重大關心事は北方及び南洋方面である、卽ち第二次歐洲大戰勃發に際し帝國は東亞全局の平和維持の見地より禍亂の東方に波及し來る事を極力防止し、日ソ中立條約を始め泰佛印の國境紛爭調停を為し更に佛印に對し政治的經濟的に緊密關係を設定し次いで日佛印共同防衞に關する議定書を締結するなど一意東亞民族の永遠の平和と福祉を招來すべく努力しつつあるにも拘らず英米蘭諸國は頑迷にも帝國が侵略的意圖を有する如く惡意を以て宣傳し對日國際情勢は日一日と緊迫の度を加へ殊に日米關係は惡化の一途を辿り勢の赴く處最惡の事態に立到るやも保し難い情勢となつたのだ、太平洋を繞る諸國に對してのみならず全人類に對し大なる慘禍を及すもので真に寒心に堪えないのである、平和を念願とする帝國は最後の手段として本年四月以來米國政府との間に日米間の根本的調整をなす為めに努力して來たが彼我の意見が一致を見る事が出來ない現狀である現內閣に於いても國際危局を救濟し太平洋の平和を維持せんが為めに日米會議を繼續中である、最善の努力を傾注して居る我が國の協調的態度には自ら限度があり、苟くも帝國の生存又は權威を毀損する場合には飽く迄も毅然たる態度を取り敵對行為の排除に邁進せねばならない 三 臨時議會に於ける東條首相及び東鄉外相、賀屋藏相の闡明した如く帝國政府不退轉の方針と決意を明示し、戰時議會の意義を明確にした、國內に於ける臨戰態勢を整備する為めに三十八億に上る軍事費を上程し、その他增稅案を始め米穀增產、產業設備營團事後承諾案を提出し貴眾兩院とも議會未曾有の電擊的審議を以てこれを卽決した事は我が一億國民の決意が如何に堅固であるかを敵性國家は深く反省すべきである六百萬島民も我が國の直面する國際危局を充分に理解し、帝國百年の大計を決すべき秋であると認識し、軍官民が渾然一體となつて政府の指示に從ひ國難打開の為めに雄雄しく奮起すべきである、卽ち東亞民族の興隆の為めに總ゆる外敵の脅威を排除し、堂堂として進軍する時が來たのだ、如何に英米蘭諸國が包圍陣を結成しても我が一億國民が熱火と鐵石の如き堅き決意と覺悟を以て勇しく突進する限り何國と雖も阻止する事が出來ない、臨時議會で政府が明示した如く帝國は東亞永遠の平和を念願する為めに隱忍自重して來たのであるこれに對し英米蘭が依然として挑戰的態度を取る限り國民の總意に於いて粉碎すべきである、國策達成の為めに本島民もよく緊迫化した時局を認識し、一致協力して東亞共榮圈建設の尖兵となる覺悟を持つべきである。 |
02 | 各妃殿下方の御慰問 光榮の療養所と御日程を御決定 |
03 | 蘭印の實情 第一引揚船ニユース ジヤバ油田要塞化 鐵條網で防備狂奔 |
04 | スマトラの華僑 汪政權に漸次復歸 |
05 | 只給料目當ての土民兵 戰爭は“御免だ”と頭を振る |
06 | 事情が落着いたら又行くよ 坪田醫師語る |
07 | 和蘭人は打算第一 日本の國力を恐る (一)蘭印引揚船內座談會 |
08 | 圖像:祖國に第一步 |
09 | 銃後婦人の救護訓練 桔梗俱樂部員が挺身奉公 |
10 | “飽く迄も根強く” ゴム園經營者岩井氏感激を語る |
11 | 一擧に四十名が 志願兵を出願 基隆奉公挺身隊から提出 |
12 | 米と木炭の販賣 島都で一齊檢查 |
13 | 降雨を衝いて 臺北高校を查閱 |
14 | 全島“青年隊の夕” 廿七日島都公會堂で |
15 | 更に一名屆出 新竹市議逐鹿 戰線俄然緊張 |
16 | 各課要求內容の說明を聽取 新竹州豫算查定 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | “スパイ一人重爆千機” 認識せよ!時局を 高雄に奏でる防諜進軍譜 |
02 | 時局講演會 臺中州下の日割決る |
03 | 豐穰感謝祭 新嘗祭當日に |
04 | 大麻頒布式擧行 坂口知事以下列席の下に |
05 | 圖像:鍛へる朝鮮志願兵(四) |
06 | 屏東街庄長打合會 |
07 | 秋季孔子祭執行 きのふ臺南で |
08 | 父兄常會も開く 學校による國民精神の滲透 臺中州國民學校研究會 |
09 | 臺中州米穀納入配合組合總代會 |
10 | 伍堂博士虎尾へ |
11 | 十月中恤兵金品 臺灣軍司令部取扱 |
12 | 花蓮港從軍記念會會期授與式 |
13 | 世話役を鍊成 |
14 | 逐鹿戰熾烈化 十八日の立候補者 |
15 | 嘉義醫師會總會 |
16 | 專賣支局の武道場竣工 |
17 | これから目方で 嘉義市のお米配給 不評を一掃 |
18 | 義教準備に 國民學校長會議 |
19 | 日刊記者を中心に 奉公壯年團結成 |
20 | 兒童の觀察眼を啟く 水族館、動物園を設けて 自然に親しみませう |
21 | 圖像:國民學校體鍊大會 |
22 | 道義信念に徹せよ 防諜強化週間實施に當り 橫田高雄州警察部長談 |
23 | 竹東郡保正定期會議 |
24 | 乘組員は無事 遭難船成田丸近く歸港 |
25 | 竹東街奉公會第一種訓練終了 |
26 | 箱二つで充分 一坪菜園獎勵の新工夫 |
27 | 義竹庄聯合保甲大運動會 |
28 | 庭球對抗戰 又專賣團に凱歌 |
29 | 彰化王乙金氏 外事部入り |
30 | 觀劇し乍ら往生 |
31 | 地方便り |
32 | 今日の映畫 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 非常時輸送體制 臺鐵で整備強化 |
02 | 高雄州下消費米配給 來月一日より增配決定 |
03 | 二期南部米 標準米近く查定 |
04 | 米穀の增產方策 (完)技師入鹿山成樹述 |
05 | 臺灣皮革臨時總會 近く統制會社に改組 |
06 | 二期稻作況調查 高雄州農事試驗場 |
07 | 明糖溪湖工場 昨日壓搾開始 |
08 | 滿洲向臺灣茶 初荷積出さる |
09 | 製糖步留頗る良好 產糖增加愈よ確實 |
10 | 砂糖配給會社 小塚氏社長就任 |
11 | 臺灣石炭會社の 配給機構改革を要望 |
12 | 臺南糖業試驗所 近く創立十周年記念式 |
13 | 照明燈 |
14 | 商況 十八日後場 |
15 | ラジオ |
16 | 第四十七期決算公告/臺陽鑛業株式會社 |
17 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 增稅額は二十億圓 增稅委員會、藏相言明 |
02 | 一般會計追加豫算案可決 けふの眾院豫算總會 |
03 | 臺灣の米增產獎勵 眾議院の委員會で齋藤長官答辯 |
04 | 防空法改正案 貴族院を通過 |
05 | 眾院に上程 |
06 | 建議委員會 |
07 | 通勤手當を考慮 勤勞大眾優遇策として |
08 | 增稅委員會の審議 |
09 | 仲仲日本に勝てぬ 戰爭起れば長期化は免れない ス少將、UPに寄稿 |
10 | 總ゆる角度から討議 二時間四十五分に亘る第二次日米會談 |
11 | 自分は希望を持つ 野村大使は語る |
12 | 十九日も行ふ ハル長官言明 |
13 | 紐育の各紙異常な關心 |
14 | ル大統領署名す 中立法修正法愈よ成立 |
15 | 商船武裝順位 ノ海軍長官發表 |
16 | 價格查定委員會 地方に設置を考慮中 |
17 | 朝鮮總督府の 機構改正 拓務省、概要を發表 |
18 | 政治力結集問題 議同特別研究會で研究 |
19 | 近く再會したい ル大統領多く語らぬ |
20 | 國鐵の增收分は一般會計に繰入る |
21 | 情報局辭令 |
22 | 明日の天氣 |
23 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 軍官民總親和の金字塔 完し“無言の鍊育” 末代に殘るこの歡喜 |
02 | 生活態樣の反省へ 荒木情報部副部長談 |
03 | 和衷協力の一結帶 百の理論よりも一回の演習 井上報道部長談 |
04 | 稻田總務部長 基隆初巡視 |
05 | 天皇皇后兩陛下 大宮御所に行幸啟 |
06 | 皇軍舍營寫真展 近く島都で開催 |
07 | 煉炭の配給 燃料配給統制組合煉炭部で取扱 |
08 | 頑張る大臣・張切る議員 太平洋の癌にメス “政府よしつかりやつてくれ賴むぞ” 若者を凌ぐ島田さん |
09 | “なあに夕食位は” 井野さん・徹夜で質疑應答 |
10 | 新竹州各市郡の青年查閱 |
11 | 規律訓練教範 產報で作成し 近く一齊實施 |
12 | 無敵海軍への憧れ 開いた海軍豫備士官制改正に 連日志願が殺到 |
13 | 基隆の献金美談 |
14 | 烈烈肺腑をつく 海外同胞激勵の會 |
15 | 臺北市徵兵檢查 適齡者手續せられたし |
16 | 傳統的蘭印の敵性 日本語でモシモシすると切る (二)蘭印引揚船內座談會 |
17 | 奉公會新竹州支部職員會議 廿四日に開催 |
18 | 朝鮮米豫想高 |
19 | 產業日本その一 はてなこれは何んだらう |
20 | 銅製美術品數品 軍報道部へ献品申出 |
21 | 惡德米屋に鐵槌 きのふ市內一齊檢擧 |
22 | 今夜の放送 |
23 | 商況 十九日前場 |
24 | 興南案內報社消息 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 結ぶ軍民親和の實 感激の勇士舍營 |
02 | おむつの正しい當て方 |
03 | 耳に虫が入つたら |
04 | 新案電氣捕鯨法 |
05 | 毛糸をほどく時 |
06 | 米の油で美顏 |
07 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 布袋戲の事ども/世外民 |
02 | 機雷の構造と機能 (上)時事の科學的解說 |
03 | 珊瑚樹 地方文化の調查/須田國太郎 |
04 | 圖像:雪春(第四回文展出品)/松本𦭰水 |
05 | 皇軍を迎ふ/吳阿泉 |
06 | 時局精神と茶道 (中)/清水徹也 |
07 | 心聲漢詩 小住/少奇、三十年前舊友吳步初君蒞高匝月始通聞問/李玉輝、答玉輝兄/吳步初、答玉輝兄 二/吳步初、芳菲詞兄袖出一函使閲蓋所議聘之女有人出而競娶、凾促果斷、毋使捷足者先之也、戲作長句以博一粲/步初、答步初兄見戲即用原玉/芳菲 |
08 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 武勳は永へに輝く 生存者の論功行賞(第十八回)頭條新聞 【東京發同盟】畏き邊りでは第十八回支那事變生存者論功行賞(陸軍關係第十五回)の御沙汰あらせられ二十日午前零時內閣賞勳局並に陸軍省より夫夫發表された、今回恩賞の光榮に浴したものは北支の京津、冀東地區並に京漢、津浦兩鐵道に沿ふ地區に活躍した飯沼(桑木)部隊及び中支、武漢方面、江南地區の警備を擔任しその間贛湘作戰十四年冬期作戰等に參加して赫赫の武勳を輝かした甘粕部隊に屬する軍人(將官を除く)軍屬でその內金鵄勳章を授賜せられたものは新美二郞大佐(愛知)以下四百四十三名である、內拔群の武勳を嘉せられて殊勳甲の御沙汰を拜したものは岩淵太門軍曹(福島)渡部太藏伍長(福島)の二名である ▲殊勳甲 功五 旭七 軍曹 岩淵太門(福島) 功六 同 伍長 渡邊太藏(同) ▲一般行賞(佐官以上) 功四 旭四 少佐 池田發一(廣島) 同 旭三 中佐 北山正次(香川) 同 同 同 菅井房吉(宮城) 同 小綬 少佐 江原亨二(福岡) 同 中綬 中佐 濱田十之助(鹿兒島) 同 旭三 同 橋本定壽(高知) 功五 旭四 少佐 山之口甫(鹿兒島) 功四 同 同 岩元議秀(同) 同 小綬 同 坂元宗次郞(同) 功四 少佐 大西精一(山口) 同 中綬 中佐 板倉□雄(東京) 同 小綬 少佐 西村兵一(山口) 同 中綬 大佐 新美二郞(愛知) 同 旭三 中佐 中村三郞(同) 同 中綬 同 武信純一(鳥取) 同 旭三 同 川原鍵太郞(愛知) 同 中綬 同 石川籾吉(茨城) 同 同 同 沖田一夫(廣島) 同 旭三 同 長江昌(東京) |
02 | 追加豫算を可決(眾院本會議で) 直に貴院に送附さる |
03 | 三件を可決 增稅委員會 |
04 | 企業許可制 意外に早く實現か |
05 | 追加豫算案 貴院に上程 |
06 | 時艱克服臨戰體制 遺憾なく發揮さる 重要法案豫定通り成立せん |
07 | 眾議院本會議 宮澤氏の辭任を許可 |
08 | 宮澤氏の失言問題 議員達が殺氣立つ |
09 | 議同幹部の態度 |
10 | 宮澤氏議員を辭任 |
11 | 用語拙かつた 宮澤氏議同脫退 |
12 | 懲罰除名の態度を取る 同交會、興亞同盟 |
13 | 議同有志が幹部を難詰 |
14 | 宮澤氏の演說に不滿 議同二十名脫退 |
15 | 圖像:眾議院委員會(產業設備營團法案を說明する岸商相) |
16 | 最後の努力を傾注 議會の審議至極順調 |
17 | 臺灣米管特例案 委員會で原案を可決 |
18 | 食糧不安なし(農相言明) |
19 | 直接稅の增稅額 間接稅より多額ならん 主稅局長答辯 |
20 | 空襲保險案の內容 日商の建議案と大差ない |
21 | 米穀增產對策委員會 |
22 | 營團首腦を民間から選任 |
23 | けふの兩院 |
24 | 電力消費規正の 實施要綱を決定 來月一日より實施せん |
25 | 三國同盟を基調 日本外交獨外務當局強調 |
26 | ル大統領は背後から 交涉の舵を取る 再會談は近く行はん |
27 | ソ兵の不法越境 滿洲國、嚴重抗議す |
28 | 越境ソ聯兵二名を逮捕 |
29 | 今日の天氣 |
30 | 海上警報 |
31 | タイ國の國防陣容 |
32 | 氣象臺技師轉任 |
33 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 歷史的日米會談開始さる社說 一 暗雲漂ふ太平洋の重大危機に直面しつつ、而も尚飽くまで平和的外交的手段に依つて、太平洋の癌を切開除去し、以て東洋平和惹いては世界平和に貢献せんとの意圖の下に、今般野村大使を援助するため、帝國より特に派遣された來栖大使のワシントン到着後最初の歷史的日米會談は、世界各國環視の下に、去る十八日午前零時半から、先づハル國務長官と野村、來栖兩大使との鼎談の形で行はれ、更に三人同道ホワイトハウスに、ル大統領を訪問、斯くてル大統領ハル長官並に兩大使の初會談は、同日午後一時(日本時間)から二時十分迄、約一時間十分の長きに亘り、最初の儀禮挨拶交換から豫備的討論に入り兩者間極めて和やかな零圍氣の中に進められたと外電は報じてゐる。今や太平洋の風雲が愈愈急迫化し、將に一觸卽發、真に息詰る一瞬を呈しつつ居る折柄、日米兩國の和協親善に寄與せんとする斯る會談の開かれることは太平洋の平和靜謐を祈願する日米兩國民は勿論、太平洋に隣接する各國民も齊しく、この外交的折衝に多大なる期待をかけてゐるものと信じられる。 二 併乍ら日米交涉は本年四月開始以來旣に七ケ月餘を閱みし、其間數次に亘る折衝の行はれる度每に帝國としては克く誠意を披瀝し、飽くまでも協調的態度を以て之に臨んで來たのであるが、これも結局太平洋の平和を念願する帝國の傳統的方針として、米國に若し誠意あり、緊迫化せる歐洲、東亞の政局下に於て真に人類を禍亂より救濟し、以て世界平和に貢献せんとの意思あるならば必ずや帝國の不動の國是に對し理解ある態度を示すと共に、進んで支那事變の完遂、東亞新秩序の建設に自ら協力するものと期待したに外ならないからである。然るに來栖大使のワシントン到着前或は臨時議會に於ける我が東條首相並に東鄉外相の聲明發表後と雖も、米國首腦部並に言論界には、何等從來に於ける反日的意見や態度より一步をも出でず、依然として理不盡極まる態度を示し、獨善的對日敵性の言動をなしてゐることは、吾人の斷じて默認し能はざるところである。今假りに永年に亘る日米の國交を一朝にして破滅に導かしめることあらんか、その全責任は一に米國が負はなければならないのである 三 今や事態は旣に世界平和の維持か戰亂の慘禍に陷らしめるかを決すべき最後の關頭に立つてゐる。從つて之に對處する帝國としての國是も自ら不動なものでなければならない。卽ち去る十七日の貴眾兩院本會議に於ける東條首相の施政方針演說の中に「政府は前途に橫たはる總ゆる障碍を豫見して、之に對する萬般の準備を整へ、斷乎として帝國旣定の國策を遂行するに萬遺憾なきを期し、以て帝國の存立を完ふせんとする堅き決意を有してゐる」と言明し、更に東鄉外相は「我が方の協調態度にも自ら限度があり、事苟くも帝國の生存を脅かし又は大國としての權威を毀損する事となるが如き場合には飽くまで毅然たる態度を以て之を排除せねばならぬ事は勿論、私としてはこの點に就いては充分の決意を以て交涉に臨んで居る次第である」と明言したことは、齊しく時局に對處する帝國の重大決意を示し帝國不退轉の方針を再闡明したに外ならないのである。旣に時局は東亞、歐洲を貫いて刻一刻と險惡化しつつあり、寸妙と雖も之を遷延空費し能はざる最後の段階に立入つてゐる。茲に於てかこの限られた短時日の間に米國政府の最後的誠意ある言動を希望して已まない |
02 | 賴母しい精勵振り 戰時議會氣分愈最高潮へ |
03 | 皇民意識鍊育に拍車 演習關係者を圍み舍營座談會開かる |
04 | “短期間に得る所多し” 長谷川總督愈けふ退京 |
05 | 圖像:海軍航空部隊 |
06 | 圖像:海外同胞に呼びかける首相 |
07 | 銃後後援會を設立 近く全島各市街庄に |
08 | 平間臺灣軍參謀 陸軍中央某要職に榮轉 |
09 | 榮の舍營主參集 廿二日羅東で座談會 |
10 | 家具處分も切賣で 取引相手の華僑に迄も監視の目 (終)蘭印引揚船內座談會 |
11 | 時局即應の交通訓練 南北兩署計畫の行事 |
12 | 軍司令部献金 よい子供部隊回收古鐵献納 |
13 | 臺電社長の後任 增田次郎氏決定 けふ正式發表の段取り |
14 | 優良多子家庭を表彰 市で近く調查に着手 |
15 | “銃後の便り” 近く十一號發送 |
16 | 勞務事務打合會 |
17 | 華僑の態度一變 佛印並泰國の經濟事情に付 寄臺した陳學海氏語る |
18 | 人事・消息 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臺中工業調查委員會 二十七日より州正廳で開會 工業振興策を諮問 |
02 | 深き感銘を與ふ 鳳山の防諜強化週間 |
03 | 圖像:鍛へる朝鮮志願兵(五) |
04 | 伍堂元商相 森田知事を訪問 |
05 | 明日屏東へ |
06 | 奉公役員講習に 森田知事講義 |
07 | 國策協力に邁進 臨戰下の組合長會議 |
08 | “これは臭いぞ!” とよ子さんスパイ檢擧に殊勳 銃後に咲いた防諜美談 |
09 | 臺南市參事會 |
10 | 新穀感謝祭 |
11 | 欄干も赤襷かけて應召 嘉義驛金屬回收に垂範 |
12 | 伸び行く臺北(上) 地域の設定に就いて 市土木課長桑名次郎氏談 |
13 | 十月中恤兵金品 臺灣軍司令部取扱 |
14 | 青年學徒の聯合演習を打合 |
15 | 防諜觀念を喚起 屏東市で講演會等開催 |
16 | 奉公役員打合會 |
17 | 賴もし豆部隊 モンペ姿に混へて家庭防空演習 |
18 | 警察會議 |
19 | 海の幸をどつさり 臺中丸新高漁港に初漁 |
20 | 船川氏に 譽れの傷痍軍人章 |
21 | 深耕方法を指導 嘉義郡生擴に馬力 |
22 | 天候と虫害で平年作 廿五日頃に收穫完了 臺中州二期作 |
23 | 青年團經營發表會 見よ!青年の敢鬪ぶり 北門郡 |
24 | 軍國乙女を鍊成 馬公 第三種女青訓練終了 |
25 | 海南島からマ病退治 野田衛生課長の歸臺談 |
26 | 世話役鍊成會 |
27 | 花蓮港水產總代會を開催 |
28 | 臺中州國民學校研究會第二日 |
29 | 楊梅保甲民が協力一致 衛生部隊建設に邁進 |
30 | 要求を查定 花蓮港豫算編成 |
31 | 劍潭寺本堂で 廿四日升座式擧行 |
32 | 岡山街では 提灯行列で宣傳 |
33 | 嘉義の小火 |
34 | 荷拔き狩り 筆頭は臺南署 |
35 | 人事 |
36 | 地方便り |
37 | 今日の映畫 |
38 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 佛印に卸小賣商設置 會議所で希望者調查 申出期限本月廿五日限り |
02 | 海員厚生施設に 「ホーム」等設置を計畫 |
03 | 臺灣傷害保險協會 來年匆匆設立されん |
04 | 甘藷多收競作會 廿八日授賞式 |
05 | 十月分局營バス運輸成績 |
06 | 農家の福音前貸金制度 臺南州米穀納入組合で創設 |
07 | 山地局の新設 年度內實現困難か |
08 | 近藤農學博士島內視察日程 |
09 | 勞働力の保持に 米の特配を考慮 |
10 | 籾代金支拂要綱改正打合會 |
11 | 各地工業用水の 徹底的調查を通達 |
12 | 照明燈 |
13 | 商況 十九日後場 |
14 | ラジオ |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 海軍の異動公表 佐世保鎮守府長官は谷本中將 大阪警備府司令長官は小林中將 |
02 | 最後の仕上を急ぐ 夕刻迄には全院とも審議完了 各委員會一齊に開く |
03 | 宮澤問題を協議 院內各派交涉會で |
04 | 中川中將等五將軍參內 |
05 | 恩賞の榮譽に輝く 兩部隊の不滅の武勳 |
06 | 外人拘禁法案 米下院で否決 |
07 | 埃及の日、佛、西領事館 英國が閉鎖を要求 |
08 | 議同の幹部 全部辭任さん |
09 | 上海江海關長 赤谷氏が就任 |
10 | 防空法案を可決 眾院委員會で |
11 | 圖像:廣東に於ける國父孫文誕辰記念大會 |
12 | 危機意識に徹せよ 時事評論/室伏高信 |
13 | きのふ公式會見行はず ハル長官記者團との會見を取消す |
14 | 夜に入つてから 非公式會談行はる |
15 | 勞働階級の積極援助要請 ル大統領聲明書を送る |
16 | 武裝船具體問題 米海軍長官の指摘 |
17 | 日ソ中立條約を基調 ソ聯情報局次長記者に言明 |
18 | リビア戰線の英軍總攻擊 |
19 | 臺電社長發令 |
20 | 米、軍事使節團を ソ聯に派遣せん |
21 | 對英妥協の意思なし 米紙のアンカラ電獨當局否定 |
22 | 英參謀總長更迭 |
23 | 總力を集結 政府に協力 日商定期總會の宣言 |
24 | 明日の天氣 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | “契りは堅し日滿華” 多彩な締盟記念行事 |
02 | 武勳の護國英靈 あす夕刻無言の凱旋 |
03 | 名譽の戰死、戰病死者今井部隊 |
04 | 廿日の志願者 |
05 | 御進講を聽召さる 舒明天皇の御治績に關し |
06 | 振へ!產業臺灣 增產ポスター成る 奉公會中央本部から配付 |
07 | 參加種目と選手數とを決定 東亞競技大會 |
08 | 滿堂の聽眾感銘 舌端火を吐く熱辯 基隆時局大講演會 |
09 | 講演者一部變更 |
10 | 遺家族慰安會 太平山營林署俱樂部で |
11 | 優しい乙女等の慰問 海軍武官府でお手のものの刺繡奉仕 |
12 | “張り切る興亞の學徒” 臺大の查閱第一日實施さる |
13 | 赤誠の献金群續續 “海の護り”に捧ぐ感謝 |
14 | 溢る愛國の衷情 伊藤武官の感謝の言葉 |
15 | 府圖書館の改造工事遲延 來月十日頃竣工 |
16 | 國際文化戰に輝く凱歌 盤谷電話局架設權帝國側に落札 |
17 | 僅か一名超過 新竹市議立候補屆出締切り |
18 | 若人意氣軒昂 新竹州壯丁團檢閱 |
19 | 紙芝居脚本並構圖懸賞募集 臺北州防諜聯盟 |
20 | 興亞の名曲發表會報社消息 |
21 | 慰問演藝會 同風會の主催で |
22 | 舌の選手熱演 臺北州國語演習會盛況 |
23 | よい子供の献金 小遣を節約して |
24 | ぼうてふ新聞 二號出來上る |
25 | 娘一人に婿八人 市營住宅申込に 希望者殺到 |
26 | 設立申請書を提出 新設の向陽信用購買組合 |
27 | 更に二名赤痢疑似患者發生 |
28 | 西山羅東郡警務主任退官 |
29 | 今夜の放送 |
30 | 商況 二十日前場 |
31 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 勇ましい僕らの兵隊さん 營舍に輝やく少年の座談會 |
02 | 生活文化 婦人說苑 女性の奉公/阿部靜枝 |
03 | 圖像:臨戰!夜を徹して、灯影に燃す聖なる心 |
04 | 代用コーヒの 原料はどんなものか 最も多いのは芋類 |
05 | 畑の害蟲色色 |
06 | アイロンの長持ち法は 電力節約ともなる |
07 | 即座に姙娠を知る法 |
08 | 野菜の榮養を逃さぬ調理 葉□類は水を使はず茹でる |
09 | ヴイタミンCとマンガン |
10 | 國語學習 “我等の兵隊さん”を迎へて (上)喜びの蘭陽地方 |
11 | 科學博物館 十周年記念に 新高山の蝶も 陳列されてゐました |
12 | 中央防空學校 來春東京にできる |
13 | 馬のせいはどこではかるか |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 現代生活の目標 時局と茶道(下)/清水徹也 |
02 | 正覺坊/三好達治 |
03 | 機雷の種類と特色 (下)時事の科學的解說 |
04 | 珊瑚樹 空氣を利用 絕緣物として |
05 | 圖像:簗の鮎(文展出品)/山本紅雲 |
06 | 高速原子分離機 コンドン博士が考案 |
07 | 全國興行者の大同團結 |
08 | 心聲漢詩 寄懷王杏庵/南都、偕蒲園芳菲二兄訪子宏步雲海樓三先生賦似/吳步初、次韻/張蒲園、次韻/潘芳菲、次步初先生韻幷似芳菲蒲園二兄/吳子宏 |
09 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 歷史的議會大團圓 最高度の準備成る 有事即應の態勢完成 けふ晴の閉院式頭條新聞 【東京發同盟】第七十七臨時議會は二十日兩院とも一切の議事を終了して愈愈二十一日午前十一時貴族院において晴の閉院式が擧行され茲に大團圓を吿げることになつた、斯くて緊迫せる事態に對處し緊急不可缺の臨時軍事費追加豫算案を加へて總額四十三億千六百萬圓に達する追加豫算案法律案等提出案件十三を悉く成立せしめ殊に議會を通じて確固不動の國策遂行に對する政府の不退轉の決意を內外に闡明し國家總力を揮つて一路國難突破の大道を邁進すると言ふ所期の目的は遺憾なく發揮されたのである、貴眾兩院は政府の決意に應へて國策完遂に關する決議によつて「國民の用意旣に成る」の事實を明示し政府に對し最惡の事態に對處し得べき最高度の準備を完了せしめ茲に有事卽應の態勢は完成したのである、今次第七十七議會の果した重要使命とその將來に及ぼす重大意義を考察すれば當に日清、日露以來の歷史的議會と稱することが出來るであらう |
02 | 國防國家態勢確立へ |
03 | 增稅案外八件成立 貴院本會議で可決 |
04 | 東鄉外相參內 |
05 | 掉尾の眾院本會議 小山議長、謝辭を述ぶ |
06 | 全會一致で可決 貴族院產業設備營團委員會 |
07 | 食糧倉庫創設(農相答辯) 貴院の米穀委員會 |
08 | 豫算總會(貴院)の審議 |
09 | 防空精神の徹底化 佐藤軍務課長の答辯 |
10 | 劉伯誠麾下の 共產軍を殲滅 |
11 | 現地司令官の謝電 小山議長本會議に披露 前線將兵、意氣衝天 一億國民の信賴に應ふ |
12 | パナマ反省の色なし 帝國政府重ねて嚴重申入れ |
13 | 長谷川總督 東京を出發 |
14 | 間接增稅一日から實施 九・一八價格の改正 昨日地方長官に通牒 |
15 | 基本方針 石黑長官表明 |
16 | 緬甸ルートへ 重慶軍續續移動 |
17 | 通信料金值上 手島次官の答辯 |
18 | ル大統領の第二段斡旋 罷業益益擴がる |
19 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 奉公運動展開の根本問題社說 一 皇民奉公運動が輝かしい歷史的發足をなしてから旣に半歲を經過したが、全島各地に於ける展開の實情は果して如何であるか、吾人は今後のより逞ましき推進を期待し、より力强き建設を希望するが故に、率直に過去半歲を回顧し反省し、而して真摯な檢討を加へる必要があると思ふ。元より皇民奉公運動は全島民の臣道實踐運動であり、恒久性を持つ國民運動であるから其處に華華しい何物かを求むるは誤りである。それは決して一時的な線香花火式の空騷ぎではあり得ない。殊に本運動は總督政治と表裏一體の關係を有する處に特色があるから、運動そのものが當初から與へられたものであり、所謂お上の手に依つて點火された運動であることは、性格的に過去半歲に於ける本運動の展開を規定するのであつて未だに逞ましい推進實踐から生れる開花結實を見ないからとて些かも悲觀するに當らないのである 二 然しながら本運動に對する關心と熱意は全島を通じて澎湃として高まりつつあることは、かくれもない事實である。就中インテリ指導者層の挺身協力は、まさに美はしい臺灣一家の建設を目指して熾烈な意氣に燃え上り、訓練に或は常會の運營に真摯な其の姿を見せ、小乘的な派閥的紛爭軋礫を一掃して大同團結、國家國策の線に沿うて協力一致時艱の克服に邁進せんとする鐵火の如き氣魄がほの見えてゐるは特筆に値ひすべき現象と云はねばならない。これは勿論皇民奉公運動の偉大なる賜物と見なければならないが、然しながら其れはまさに萌芽の狀態に在り、實踐的には未だ暗夜に點火されたる燈火に集ふ協力推進であつて、真に下から盛り上つて來る澎湃たる敢為挺身體制にまで至つて居らないことは、一般的に見て否定出來ない事實ではないだらうか。皇民奉公運動の力强い實踐展開の將來に、慎重硏究考慮すべき根本問題と云はねばならない。 三 畢竟するに、如何にして下から盛り上る力を吸ひ上げて澎湃たる敢為挺進體制を確立するかに在るのであるが、其のためには幾多の問題があり數多の方策が講ぜられるであらう。然しながら最も根本的なことは人の問題でなければならない。先づ奉公會役員等の與へられたる指導者の適當なる人達と、第一線に於ける推進體の養成が確立されなければならない。このことは中央よりも地方に末端により多くの緊要性を認めなければならない。何故ならばこれらの人の如何に依つて本運動展開の志氣昂揚は決定されるからである。從つて之等の人選に不備缺陷があれば、速かに是正するの斷に吝かであつてはならない。之と同時に、否寧ろ更に重要なことは、地方に於ける自ら出で來る指導者自ら生れたる推進體の出現である。本運動の究極の目的を達成するためには、結局如上の自ら生れたる指導者推進力に依つて盛り上る挺進實踐でなければならない。されば速かに其の空氣を作り、其の素地を造成することに官民指導者の努力が拂はれなければならない。而して與へられたる指導者たる奉公會役職員の實質的活用が、卽ち彼等に部署を與へ責任を持たせて活潑挺身し得るの途を開いてやることがさしあたりの緊要事ではないかと考へるのである |
02 | 古鐵獻納總攻擊 ヨイコドモ部隊大活躍 |
03 | “圖南海軍の重鎮” 馬公要港部、警備府と改稱 初代長官山本中將語る |
04 | 神饌米の奉納式 大日本青少年團 明治神宮 |
05 | 聖上皇靈殿に御親拜 舒明天皇千三百年式年祭 |
06 | 牧大佐南下 臺中、彰化兩市の講演會へ |
07 | 前線に誇る“激減” 新竹州下の犯罪數 |
08 | 稻田總務部長宜蘭巡視 |
09 | 奉公會宜蘭郡支會の委員會 |
10 | 素晴らしい御年玉 全國のヨイコドモだちにゴム毬 日佛印共同防衛記念に |
11 | 消える“白線浪人” 大學へは優先入學 |
12 | 高校在學徵集期間延長 |
13 | 時局講演會大盛況(瑞芳) |
14 | 酒の值上を斷行 值上率平均廿二%二 |
15 | 改正定價表 |
16 | 白衣勇士運動會 今朝九時國民中學校で |
17 | 新竹水利組合竣工 |
18 | 女子中等軟式庭球大會 |
19 | 臺北市青年大會 あすより盛大に開幕 |
20 | 氣比丸遭難者 遺骨敦賀着 |
21 | 興亞の名曲發表會報社消息 |
22 | 事務室に石亂入 昭和校裏に山崩れ |
23 | 基隆消防組濱町詰所落成式 |
24 | 兩國民勤勞訓練所殆ど落成 所長に佐枝中將 |
25 | 新稅率で加算か 十一月中の前賣券に |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語市の實現近し 皇民塾千五百に講師養成所十九 不解者一掃に力む高雄 |
02 | 臨時市會招集 追加豫算審議と參事改選 |
03 | 奉公分會長打合會 |
04 | 奉公班長聯絡會議 |
05 | 臺南市常會の 協議事項 |
06 | 皇民資質を鍊成 龜山青年の第一種訓練終る |
07 | 時局講演會 二十五日戎館で 臺南 |
08 | 從軍記念會總會 手柄話に花咲かす 花蓮港 |
09 | 竹東街奉公會分會 第三種訓練入所式 |
10 | 指標を與へよ 本島人の信仰問題に付き 江口生活部長語る |
11 | 淡水郡街庄事務研究會 |
12 | 圖像:產業日本その二 製紙 |
13 | 伸び行く臺北(下) 地域の設定に就いて 市土木課長桑名次郎氏談 |
14 | 彰化愛婦競技會 |
15 | 三峽街協議會 |
16 | 苦戰を免かれず 新社庄の他は何れも定員超過 花蓮港選擧戰締切 |
17 | 勤勞標語發表 千五百餘から嚴選して 汗で應へよ 九段の靈に |
18 | 故陸軍囑託劉金水君 新埔庄に無言の凱旋 |
19 | 南方興業創立さる |
20 | 姿なき敵に用心 熱辯に深む防諜意識 屏東の防諜週間第二日 |
21 | 意氣彌や高し 嘉義郡聯青查閱 |
22 | 國姓の鐵線橋竣工奉告祭 |
23 | 高雄州水利の 整理統合決る |
24 | 岡山郡では 近く豐年感謝祭 |
25 | 平山氏高雄視察 |
26 | 突然の發火に 防空群員が活躍 |
27 | 司法巡回訓練に 兩檢察官來新 |
28 | 糖聯分室を設く 積取の合理化を期して |
29 | 國防献金三件 |
30 | 街頭のカラスミ干し風景 共同製造でオサラバ |
31 | 望鄉山櫻井組 製材部大火 |
32 | 守れ!交通道德 高雄市事故頻頻 |
33 | 掏模の名人彰化署に擧らる |
34 | 地方便り |
35 | 今日の映畫 |
36 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 船舶安全確保に 國家補償を考慮 眾議院で遞相答辯 |
02 | 鐵鋼統制會成立 會長近く平生氏に任命 |
03 | 改正陸運統制令 施行規則下打合會 |
04 | 州下青果組合 各地部會を結成 |
05 | 雜貨滯貨一掃に 近く發送差止か |
06 | 食糧の國防貯藏(一) 戰時食糧の重要性/藤木生 |
07 | 臺灣貿振會社 定時總會終了 |
08 | 米穀局の儘で 米以外の食糧を管理 近く百餘名の大增員 |
09 | 臺電の將來に鑑み 新社長に期待 副見交通局總長談 |
10 | 佛印卸小賣商設置 希望者至急申込め |
11 | 甲本理事官 廿六日上京 |
12 | 自治的統制體制確立に 近く統制基準制定 トラツク |
13 | 農產集荷組合結成打合會 |
14 | 澱粉處分法決定 昨日移出組合役員會で |
15 | 桃園郡荷車組合 雄雄しく誕生 |
16 | 消費米營業權讓受決定 南投產組臨時總代會で |
17 | 新竹郡 商業報國推進隊 雄雄しく結成さる |
18 | 郡坑檢查所に 芭蕉の滯貨五千籠 |
19 | 照明燈 |
20 | 商況 二十日後場 |
21 | ラジオ |
22 | 第一回決算公告/臺灣石炭株式會社 |
23 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 擧國總進軍を開始 臨時議會の成果(上) |
02 | 商報中央推進隊結成式 |
03 | 臨時議會閉院式 歷史的使命を果して |
04 | 閉院式勅語 |
05 | 鐵石の決意を披瀝 東條首相聲明を發表 |
06 | 東條首相參內 |
07 | 李王殿下御歸還 けふ宮中に御參內 |
08 | 議同、危機に直面 活潑な動き表面化 |
09 | “議會終了後に” 前田筆頭總務言明 |
10 | 議同の新方途 ブロツク別に會合 |
11 | 舊中島派會合 |
12 | 池崎、玉野兩氏 議員俱樂部へ |
13 | 金井氏議同脫會 |
14 | 首相恒例の慰勞午餐會 |
15 | 興亞大會の中國代表決定 |
16 | きのふ第三次會談 今後も隨時に行ふ |
17 | 對日折衝のため ハル長官待機 感謝祭の晚餐も取止めて |
18 | 在ロンドンの和蘭閣僚更迭 |
19 | リビア戰況 |
20 | 米軍事代表 龍州方面視察 |
21 | イーデン英外相の演說 日米會談牽制 |
22 | 日、米交涉 ソ聯紙も大大的に揭ぐ |
23 | リビア戰線の攻擊 英首相の報告 |
24 | 日滿司法協議會 每年一回東京と新京で開く |
25 | 獨軍司令部の戰況發表 |
26 | 赤軍の缺陷 スターリン議長が指摘 |
27 | 明日の天氣 |
28 | 水滸傳(545)/黃得時;榎本真砂夫 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 公定價格と並べて 稅金額、正札に明記 買ひ手は大助かり |
02 | 赤誠の古鐵献納群 軍司令部へ續續殺到 |
03 | 搖ぎなき大決心 新竹市時局講演盛況 |
04 | 國語臺灣の縮圖 全島國語演習會 來月十日花蓮港女で開催 |
05 | 圖像:白衣勇士運動會 |
06 | 聯合壯丁團 基隆署大隊 廿四日に結成 |
07 | 馬利用綜合競技會 新竹州下の開催日割 |
08 | 夜を徹して對峙 斥候戰で華華しい火蓋を切る 新莊平野で鄉軍演習 |
09 | 日獨伊防共協定 五周年記念行事決定 |
10 | けふの志願者 |
11 | “フレーフレー殊勳甲だそ” 白衣勇士運動會大盛況 |
12 | 春場所一月十一日 けふ吉例の御免祝 |
13 | 豪華なプログラム 今夜の興亞名曲發表會 |
14 | 偲ぶ“外交界の巨人” 小村壽太郎公逝いて三十年 廿四日追悼談話會 |
15 | 圖像:大西洋の鮫出動 |
16 | 北部海岸一帶に 石花菜の大增產 基隆共同漁業組合乘出す |
17 | 興亞の名曲發表會報社消息 |
18 | 食糧國防團法制化 |
19 | 玉里溫泉行きに 悠長な馬車使用 |
20 | 政府の罷業對策 米國民の中心的關心事 |
21 | 日枝丸、箱根丸 けふ相前後して神戶歸港 |
22 | 九萬餘圓を橫領 大屯郡役所の會計係 |
23 | 獨空軍の首腦 ウ上級大將逝く |
24 | 塗潭山へハイク |
25 | 今夜の放送 |
26 | 商況 廿一日前場 |
27 | 興南案內報社消息 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 勇ましい僕らの兵隊さん (二)營舍に輝やく少年の座談會 |
02 | 演習/林欽馨 |
03 | 生活文化 轉校して 憂鬱になつた娘 解答東京文理大田中寬一 |
04 | 圖像:南支從軍各社寫真部員合同展 |
05 | 內地で草魚養殖 農村の榮養に一役 |
06 | 眺めたあとで食用に 香りの高い菊料理 |
07 | 菊花の盆栽 香る美しさを永持ち させるに必要なコツ |
08 | けんちん汁 |
09 | 產業女性の 教育程度調べ 女學校出もかなりの數を示す |
10 | 秋は紫外線を浴びて |
11 | 初秋に多い食物中毒 |
12 | 胃腸病患者に 急性、慢性で異り、 果實、酢の物は避けよ |
13 | 國語學習 “我等の兵隊さん”を迎へて (下)喜びの蘭陽地方 |
14 | 今週の出來事 十一月十六日─二十二日 |
15 | 週間コドモ新聞 |
16 | 勇敢な伊太利少年 祖國に捧ぐ若き命 |
17 | 日本一の千人風呂 八幡製鐵所に |
18 | 豆智識 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 女流隨筆 町の良心/真杉靜枝 |
02 | 海口の夜明け前 (上) 海南島見聞記/戶國清太海外遊記 ある從軍畵家のスケッチ帖に「海南島といふ所は盥の中に煎餅を浮かべたやうな島だと思へば略略間違ひない」と書いてあった。又古い海南島史には「地勢稍平坦にして、間間低丘あり海濱覆釜の如く、五指山元として中央に立つ」と記してある。海路渡航した記者には無論奧地の高山は望むべくもなかったが、渚に連なるこの島の眺望は、ただざくざくとした白砂のもり上りと見るより外はなかったのである。 廣東出航後丁度三日目の曉闇船は秀英沖合約三粁の海上に投錨する、漆黑の海面、きらめく星、南十字星を仰いで、今宵は椰子の木蔭に島の乙女のさんさめきを聞くかと思ふと、あやしくも心は躍ると云ふ譯だが、それにも增して私の胸底をゆすぶったものは花の如く明滅する島の光であった。船上から望見する海口、(秀英砲臺のあった所)の街の灯が一面に海上に映じて平坦な島を浮かべる歡樂街の如く思はしめるのである。軈て海軍機の哨戒飛行であらう爆音が聞えて來た。斯くして新秩序創建に挺身する海南島の朝は、駸駸乎たる建設の光と、くろがねの備への中に明けて行くのである △シマの觀念 去る八月初旬を期し、一齊行動を開始した陸海共同の海南島大討伐戰は約二旬の長きに亘る全面的包圍掃蕩戰であったが之によっても窺知される如く啻に海南島と言ってもおいそれと步いて迴れる譯のものではない。去る九月十五日完進した臺拓公司の全島循環バス道路も總延長千五百餘粁と言はれる、而して又島內抗戰區域には今尚雜軍(一般に正規軍と稱せられるのは環崖保安團の事で約二千、其の他共產軍約一千)合して三千近い敵匪團が巢喰ふてゐる現狀からして、海南島が單なるシマでないことは肯かれると思ふ海軍特務部方面でもこのことは就いては大分頭を惱ましてゐるらしく、いつそ「海南道」とでも改稱したらシマと言ふ觀念が排拭されるのではあるまいかと、冗談ばなしの中に苦笑ひしてゐた △實力的な高等料理 最近の東京各紙は連日“お魚異變”と銘打って、鮮魚出廻りの不調を鳴らしてゐるが此處海南島でもお魚は確かに不足してゐる、四邊海に圍まれた海南島がどうしてお魚にこと缺くか、簡單に說明すると燃料不足による漁業船隊の出獵停止又は船腹の不足と云ふことが主因であるが、一方土民の艀による出漁では貯藏裝置が不完全なため歸航の途中みんな腐敗して了ふといふことである。從って海產物としては自然貝類乃至之に準すべきものが多い譯だ。蟹、蝦を筆頭に蛤其の他名も知れない貝類が無數獲れる。そして蟹は大人の掌大もあり、蝦にしても大きなのになると大人の親指以上ある。特務部の池田さんなんか將來早急に此の豐富な特產物を內地向移出して東京の奴等を喜ばせてやりたいものだと話して居られた。其の他陸上物では內地の方方には申譯ない程豚が豐富に市場に持込まれる。其の他水牛、黃牛、あひる、鳩、鷄等野菜類の少い海南島では否應なしこんなものを食べるより外なく內地等では高等料理に使用されるものが朝から晩迄食膳に饗せられるのである(筆者は同盟特派員) |
03 | 秋風吹く宵 (上)/陳千武 |
04 | 珊瑚樹 文士氣質の變遷 物資共共飽和狀態 |
05 | 圖像:秦淮涼風(文展出品)/小早川篤四郎 |
06 | 西域研究史(上) 白鳥庫吉博士の近著/山本達郎 |
07 | 映畫消息 新穀感謝祭に奉納藝能 |
08 | 國策映畫脚本 應募二四八篇 |
09 | 豆科學 戰鬪機の操縱性 |
10 | ピラミツドの精度 |
11 | ガラスの圓盤 |
12 | 心聲漢詩 次步初先生韻幷似芳菲蒲園二兄/林海樓、次步初先生韻幷似芳菲蒲園二兄/李步雲、哀輓陳朔方先生/雲鵬 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一億國民の皆勞組織 國民勤勞報國協力令 けふ公布一日より施行頭條新聞 【東京發同盟】厚生省では去る九月十一日の總動員審議會に於いて決定せる國民勤勞報國隊に關する勅令案要綱に基き國民勤勞報國協力令の成文化を急ぎつつあつたがこの程施行準備を略完了したので二十二日公布來る十二月一日より施行することとなつた右勅令は國家總動員法に基いて制定され國民皆勞の趣旨に依り十四歲以上四十歲までの男子十四歲以上二十五歲までの未婚女子をして勤勞報國隊を組織せしめこれに對し一年間に三十日以內の限度に於いて國家の必要とする總動員業務に從事することを命じ得る旨を規定したものであつてその實施に當つては專ら國民の自發的な協力に俟つこととした點が特色である 尚右勅令の施行に伴ふ省令は近く公布の筈 ◆國民勤勞報國協力令 第一條 國家總動員法第五條の規定に基く帝國臣民の勤勞報國を目的とする協力にして隊組織に依るもの(以下國民勤勞報國隊に依る協力と稱す)に關しては本令の定むる所に依る 第二條 國民勤勞報國隊に依る協力は國、地方公共團體、又は厚生大臣若くは地方長官の指定するものの行ふ命令を以て定むる總動員業務につきこれを為さしむるものとす 第三條 國民勤勞報國隊に依る協力を為さしむべきものは帝國臣民にして年齡十四年以上四十年未滿の男子及び年齡十四年以上二十五年未滿の女子(妻又は屆出を為さざるも事實上婚姻關係と同樣の事情にある女子を除く)とす 前項該當者以外のものは志願に依り國民勤勞報國隊に依る協力を為さしむることを得第六條の規定に依り學校長に對し必要なる措置を命ずる場合の學校在學者の國民勤勞報國隊に依る協力に關しては前二項の規定に拘はらず命令を以て別段の定めを為すことを得 第四條 國民勤勞報國隊に依る協力を為さしむる期間は命令の定むる所に依り一年につき三十日以內とす、前項の期間は特別の必要ある場合又は本人の同意ある場合に於いては三十日を越ゆることを得 第五條 國民勤勞報國隊に依る協力を受けんとするものは命令の定むる所に依り厚生大臣又は地方長官にこれを請求又は申請すべし 第六條 厚生大臣又は地方長官前條の規定に依る請求又は申請ありたる場合に於いて國民勤勞報國隊に依る協力を為さしむる必要ありと認むる時は命令の定むる所に依り市町村長(市町村長に準すべきものを含む以下同じ)其他の團體の長又は學校長に對し協力を受くべきもの作業の種類協力を為すべき場所及び期間並びに收容人員數其他必要なる事項を指定して國民勤勞報國隊に依る協力に關し必要なる措置を講ずるものとす 第七條 前條の措置を命ぜられたるものは命令の定むる所に依り國民勤勞報國隊に依る協力を為すべきものを選定しその選定ありたる旨を本人に通知し協力に關し必要なる事項を指示すべし 第八條 前條第一項の通知を受けたるものは同項の規定に依る指示に從ひ國民勤勞報國隊に依る協力を為すべし 第九條 國民勤勞報國隊に依る協力に要する經費は命令の定むる所に依り特別の事情ある場合を除くの外その協力を受くるものこれを負擔するものとす 第十條 左の各號の一に該當する者は國民勤勞報國隊による協力を為さしめざるものとす 一、陸海軍軍人にして現役中の者(未だ入營せざる者を除く)及び召集中の者(召集中の身分取扱ひを受くる者を含む) 二、陸海軍學生生徒(海軍豫備練習生及び海軍豫備補習生を含む) 三、朝鮮總督府陸軍兵志願者訓練所生徒、 四、陸海軍軍屬 五、現に徵用中の者 六、陸軍大臣若しくは海軍大臣の所管に屬する官衙(部隊及び學校を含む)又は厚生大臣の指定する工場事業場その他の場所において軍事上必要なる總動員業務に從事する者 七、法令により拘禁中の者 第十一條 左の號の一に該當する者は志願による場合を除くの外國民勤勞報國隊による協力をなさしめざるものとす 一、現に厚生大臣の指定する總動員業務に從事する者 二、その他厚生大臣の指定するもの 第十二、十三、十四、十五條略 第十六條(一項略)本令中厚生大臣とあるは朝鮮に在りては朝鮮總督、臺灣に在りては臺灣總督、樺太にありては樺太廳長官、南洋群島にありては南洋廳長官とし地方長官とあるは朝鮮にありて道知事、臺灣にありては州知事又は廳長、樺太にありて樺太廳長官、南洋群島にありては南洋廳長官とし、市町村長とあるは朝鮮にありては府尹又は邑面長、臺灣にありては市長又は郡守(澎湖廳にありては廳長)、南洋群島にありては南洋廳支廳長とし國民職業指導所とあるは朝鮮にありては府尹、郡守又は島司、臺灣にありては市長又は郡守(澎湖廳にありては廳長)樺太にありては樺太廳支廳長、南洋郡島にありては南洋廳支廳長とす 第十七條 略 |
02 | 時艱克服に總進軍 自發的に燃え上る力 |
03 | 學校卒業技術者 重點的配置へ 改正勅令を實施 |
04 | 畏し・有難き御下問 井野農相、食糧事情を奏上 |
05 | 食糧に不安はなし 需給狀態改善が必要 |
06 | 大總督制實現困難 六百萬島民打つて一丸となれ 伊勢參官・長谷川總督車中談 |
07 | 長谷川總督 京都に向ふ |
08 | 大阪に着く |
09 | 豫算編成に着手 來週早早省議を續開 |
10 | 未曾有の重大意義 小山議長感慨を語る |
11 | パラオ、デイリー間 定期航空開始 來る二十五日から |
12 | ソ聯、詭辯を繰返す 帝國、誠意の回答要求 氣比丸事件 |
13 | 支那方面艦隊の 綜合週間の戰況 |
14 | 露紙特派員の戰況報道 |
15 | 効果ない恫喝言辭 英米言論界依然近視眼的の論調 帝國不動の國策は微動だにせず |
16 | 議會後の政界 多難を豫想さる |
17 | 前田氏外全總務委員總辭職 議同の善後處置 |
18 | 坪上大使 ピ泰首相を訪問 |
19 | 今日の天氣 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 有事即應の態勢完成 歷史的議會終る社說 一 僅僅五日の會期を以て開かれた第七十七臨時議會は廿一日の閉院式を以て大團圓を吿げ、我が國を繞る國際政局の危機、日米交涉の前途に對する斷乎たる所信と決意はこの間に餘す所なく、一億國民の間に透徹し、政府國民一體となつての時艱克服體制は遺憾なく發揮され、政府提出の豫算案並に重要法案十三件は連日に亘る兩院の真劍な審議に依り、未曾有の迅速さを以て全部兩院を通過成立した。殊に議會を通じて、確固不動の國策遂行に對する政府の不退轉の決意を內外に闡明し、國家總力を揮つて一路國難突破の大道を邁進することとなつた。貴眾兩院もこの政府の決意に應へて國策完遂に關する決議に依つて「國民の用意旣に成る」の事實を明示し、政府に對し最惡の事態に對處し得べき最高度の準備を完了せしめ、茲に有事卽應の態勢は完成したのである。卽ち今次臨時議會の果した重要使命とその將來に及ぼす重大意義を考察すれば、當に日清、日露兩戰役以來の歷史的意義を有するものである。 二 かくて議會終了と共に國防國家體制確立に必要なる基礎的條件は完成し、政府はこの線に沿つて國民浮動購買力の吸收を目的とする間接稅增徵法を十二月一日より實施し、之と並行して消費規正を强化し、國民貯蓄目標百卅五億圓を百七十億圓程度に引上げて公債消化を圖り、物資節約と戰時財政の健全を圖ることとなつた。又產業設備營團法と米穀增產對策も早急に實施して、生產力擴充と食糧の增產を圖り、國民生活の安定をも睨み併せて銃後の完璧を期することとなつた。更に東條首相が議會に於て公約した行政機構の改革は、機構そのものを改組するよりも、官吏が吏道精神に徹することが根本問題であると云ふ趣旨に立脚して、從來の如き無責任なる權限爭ひとセクシヨナリズムを打破し、官廳の消極的態度と官僚主義的諸弊害を排除し、全官吏の自肅自戒と一段の奮起を促すこととなつた。而して斯る政府の積極的施策と時局の進展に對應して、一億國民の鐵石の如き結束と熱火の奮起を要請することとなつた。 三 卽ち一億國民は、緊迫せる內外諸情勢に對し透徹せる認識を持ち、擧國的總構へ、總進軍の態勢を整へ、職域奉公に徹し、銃後國民として生產と生活の兩面を通じて、臣道實踐の御奉公に邁進しなければならぬ。今や高度國防國家の建設は、生活の合理化なくして之を實現することは極めて困難な段階に入つた卽ち生活全面に亘る單純化、生活の臨戰態勢化を整へる意識に徹底し、衣食住の單純化を圖り簡素で强力な生活態度を打ち建てて行かなければならぬ。かくして今後益益强化させられるべき物資節約、消費規正に耐へ、之を克服して銃後勞働力を確保增進し、高度國防國家建設の强固なる基盤を確立しなければならぬ。而してその重點は各戶割據の非合理を脫し、生活の集團化、協同化に依り國民生活力の昂揚、引いては生產の增進にまで邁進しなければならぬ、卽ち生活は消費が目的でなく生活を通じて國力增進に寄與するものであるとの積極的觀念の下に、生活合理化の設計を國家目的に合致する方面に集中し、生活卽生產の具體化を圖り、如何なる事態にも對應し得る一億總進軍の態勢を確立しなければならぬ。 |
02 | 本社主催 興亞の名曲發表の夕 全員感激の大合唱 譽の臺灣志願兵・南進の歌 昨夜公會堂で空前の盛況報社消息 |
03 | 梨本神宮祭主宮殿下 二十一日外宮祭館に入らせらる |
04 | 靖國神社に神饌米 廿一日嚴かな奉納式 |
05 | 護國の英靈凱旋 昨夜第三部隊でしめやかな御通夜 |
06 | 中等校入學考查に 學區、綜合考查制實施 |
07 | 年末年始 前線の勇士に 自筆の慰問文を送りませう |
08 | 戰火と壓迫を遁れ 在外邦人千百餘名が引き揚ぐ 日技、箱根兩船入港 |
09 | 「新穀に感謝を捧ぐ」 廿三日に石井經濟部長放送 |
10 | 羅東郡第二期籾の集荷對策 昨日打合會開催 |
11 | “志願兵制”を謳歌 三劇團相前後して島內で公演 |
12 | “技術報國”の精神 顯彰大會を催して昂揚 |
13 | 圖像:本社主催興亞名曲發表の夕報社消息 |
14 | 平山泰氏 新竹市視察 |
15 | 軍司令部献金 ヨイコドモ部隊古鐵を献納 |
16 | 桔梗俱樂部と 奉公壯年團 廿三、四日に夫夫結成式 |
17 | 桔梗俱樂部第三回鍊成會 昨日一女で晴れの開始式擧行 |
18 | 自給肥料增產に關する打合 昨日宜蘭郡で |
19 | 都市計畫講習會 廿四日より警察會館で |
20 | 餌は電話で 愛魚家の頓智 |
21 | 新竹州警察部 幹部の大異動 |
22 | 落花生販賣斡旋方法を協議 廿五日臺南州で |
23 | 聲で作用する點滅器 |
24 | 人事報社消息 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臺南州 豫算要求總額 二千萬圓を突破か 生擴方面に積極豫算を組む |
02 | 「つはもの」志願者 花蓮港廳四百名を突破 |
03 | 彰化皇民鍊成 第三次講習會 |
04 | 彰化學童競技會 三十日和美校で |
05 | 圖像:赤軍の空賴み冬將軍(雪)もものかは |
06 | 防諜聯盟 屏東支部結成式 |
07 | 街庄長打合會 |
08 | 戰機いよいよ熟す 海岸平野に繰展げる軍國繪卷 臺中州青年校聯合演習 |
09 | 廣谷廳長 選擧を視察 |
10 | 一擧に五十名志願 土城庄青年士氣昂揚 志願兵熱 |
11 | 花蓮港奉公會支部の 年內に於ける諸行事 |
12 | 娛樂の改善生活刷新を打合 |
13 | 世話役鍊成會 |
14 | 聯合婦女團結成 銃後の守り愈愈固し |
15 | グライダ命名式 |
16 | 酒值上げ益金を 私せず國防献金 |
17 | 藁工品組合總會 |
18 | 防諜協力者表彰 陳氏玉外三名を |
19 | 港灣の謀略演習 高雄の防諜週間第三日 |
20 | 能高郡參與奉公委員會 |
21 | 農業祭を執行 |
22 | 霧峰時局講演 聽眾千名、認識を新にす |
23 | 里港庄は二十三日 |
24 | 映畫を大眾化 奉公會高雄州支部 文化班機構強化 |
25 | 埔里街蔬菜生產組合創立總會 |
26 | 保生病院の移轉 市勢の膨脹で逡巡許さず |
27 | 臺東廳下各庄協 選擧戰白熱化 |
28 | 交通事故の法則 車數、道幅と事故の關係 |
29 | 荷拔泥、惡運盡る 被害多大の見込 |
30 | 圖像:產業日本其の三 體育館 |
31 | 臺東廳乙巡 採用試驗合格者 |
32 | こそ泥擧らる |
33 | 危險な玩具は取上げよ 但し四十年前の自動車觀 |
34 | 強盜殺人近く公判 |
35 | 人事・消息 |
36 | 地方便り |
37 | 今日の映畫 |
38 | ニユース映畫會 |
39 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 資產凍結令施行は 我が方寧ろ有利 貴族院で賀屋藏相答辯 |
02 | 佛印卸小賣商設置 島內十名以內か |
03 | 新穀感謝に 臺灣神社に參拜 |
04 | 食糧の國防貯藏(二) 米穀貯藏の四大要件/藤木生 |
05 | 臺灣米移輸出 白米組合總會 |
06 | 肥料事務打合會 廿四日市公會堂で |
07 | 七・七禁止令の 限界價格を改訂 |
08 | 週間經濟展望 |
09 | 代用車による 小口扱貨物の 集約輸送を確保 |
10 | 明糖蕭壠南投工場壓搾開始 |
11 | 遞信省海務院 年內中に實現か |
12 | 全檢查米の86% 三等米と四等米 |
13 | 貯蓄及報國債券 賞與目當に賣出 來る一日より年末迄 |
14 | 輸出產業遊休設備 二割程度を廢業 |
15 | 經濟手帳 在中支國策會社調整問題 |
16 | 照明燈 |
17 | 商況 廿一日後場 |
18 | ラジオ |
19 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臨時議會の成果(下) 國內戰時態勢整ふ |
02 | 佛海軍、獨に提供か 獨佛の四巨頭會談 來週中に行はれん |
03 | ウ將軍辭職 佛領アフルカに新軍政 |
04 | 圖像:陸軍技術有功章授與式、陸相より有功章を受ける銅金大佐 |
05 | 露紙大きく扱ふ 我が首、外相演說を |
06 | ハル國務長官依然 暗示的回答すらせず 日米會談 |
07 | 英國への反響深刻 |
08 | ル大統領も沈默 總ゆる質問に對し答辯回避 |
09 | 浮流機雷に ソ聯自體も困惑 |
10 | 樞軸側、反擊に出る 北阿戰線活況を呈す |
11 | 本格的な遭遇戰 |
12 | 主力戰に至らず |
13 | 米と氷島間の援助協定調印 |
14 | 佐佐木少佐等赤都を出發 |
15 | 獨軍怒濤の如く ロストフに殺到 |
16 | ケルチは 撤退したもの ソ聯情報局發表 |
17 | ソ聯外相子息捕虜となる |
18 | 赤軍南西兩部に 獨軍、新に突出す |
19 | ソ聯は絕對に 抗戰停止せぬ ロ情報局次長強調 |
20 | 熱意ない英の對獨攻擊 タス通信、暗に非難 |
21 | 極東水面への 英海軍の增強 英海相確認 |
22 | トブルクで激戰繼續中 |
23 | 海軍辭令 |
24 | 米側の觀測 ウ將軍の失脚と獨佛關係緊密化 |
25 | 翼贊會庶務部長 |
26 | 明日の天氣 |
27 | 水滸傳(546)/黃得時;榎本真砂夫 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 伊東療養所を御慰問 東伏見宮妃、久邇宮大妃兩殿下 |
02 | 有事則應態勢確立へ 來月中旬に中央本部で奉公委員會開催 |
03 | 圖像:臺北市青年團大會 |
04 | 全島多收競作會 見事な好成績を收めて 廿八日褒賞授與式擧行 |
05 | 時艱克服の意氣を昂揚 卅日島都で市民大會 |
06 | 國家總力の結集へ 日商定期總會晚餐會席上の岸商相の挨拶 |
07 | 難局突破に邁進 藤山會頭の挨拶 |
08 | 岡林中佐 基隆の援護事業を視察 |
09 | 石川少佐講演 廿四日嘉義市の時局講演會に |
10 | 童心の赤誠 けふも續續軍司令部に ヨイ子供が古鐵献納 |
11 | 賞與の一部は國債で 各支店等は所在地で購入する樣 |
12 | 各州廳別の割當 十二月中に賣出す國債 |
13 | 圖像:盛況を極めた河崎部隊記念日 |
14 | 圖像:國父誕辰記念大會盛大に擧行 |
15 | 山の青年の道場 廿六日に落成式を擧行 |
16 | タイ國視察に 矢田部元シヤム公使寄臺 |
17 | 分會幹部の鍊成 北部區けふ開始さる |
18 | 常會の開催日 上旬中各班で隨時に |
19 | 恒例の動物祭 あす動物園で執行ふ |
20 | 解剖體祭執行 廿九日に臺大醫學部醫專共同主催で |
21 | スパイを防げ 加藤准尉が二女で講演 |
22 | 鐵道運賃の引上 三段階に分けて斷行 |
23 | 罷業禁止案提出意向なし ル大統領語る |
24 | 勤續六十五年の老銀行員 |
25 | 新竹州警察部異動 |
26 | 井上保正に側杖 結局謝罪狀一札入れてケリ |
27 | 今夜の放送 |
28 | 商況 廿二日前場 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 勇ましい僕らの兵隊さん (三)營舍に輝やく少年の座談會 行進/林欽馨 |
02 | 兵隊さんを迎へて/張慶煌 |
03 | 生活文化 燃料の科學的使用法(一) 使ひ方次第で二三割の節約は容易 |
04 | 物を煮る時 沸騰したら 火を小さく |
05 | 裏漉しの洗ひ方 |
06 | 強火に過ぎれば 逃げる熱量も多い |
07 | 圖像:天ぷら慰問に白衣の勇士舌鼓 |
08 | 沸騰しても 蓋をとるのは損 |
09 | 每年一萬人も死ぬ 感冒の豫防法(上) 患者はマスクの着用を |
10 | 出產後の婦人によい 腹部を引きしめる體操 |
11 | 魚の蕪蒸し |
12 | 目剌の頂き方 |
13 | 消極より積極でゆかう 有效な冷水摩擦始めませう |
14 | 圖像:母體を鍛える會 |
15 | 烏賊の臟物の頂き方 |
16 | お手輕シウマイ |
17 | 干鱈と野菜の寄せ炒め |
18 | 燒魚は藁火で |
19 | 辨當の保溫法 |
20 | 國語學習 丸太でなぐつてとる オツトセイの漁 アメリカと日本が盛んです |
21 | 素晴しい高射砲 ドイツで發明 |
22 | 氣比丸を沈沒させた 機雷とはどんな物 |
23 | 最大の飛行機 アメリカで建造 |
24 | 豆智識 |
25 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 女流隨筆 町の良心/真杉靜枝 |
02 | 豚を追廻す女達 (中) 海南島見聞記/戶國清太海外遊記 海南島の家畜業についてはこれ迄數限りなく紹介されてゐることとは思ふが、之は鹽に次いで本島第二の貿易品を占めて來ただけにその普及圈は全島に及び、各農家はそれぞれの家畜類の頭數によって財產の多寡を決めてゐるやうだ。從って水牛と言へば「ああトランクか」と聯想するやうでは海南島に對する認識完全とは言ひ難い仲仲どうしてそんな色も艶もないものではなく、奧地蠻界に行くと胸もトキメク結婚の結納にこの水牛が利用され、若い男女の千代の契に一役買って出るのである。又かの偉大なる頭角は或ひは柱かけに筆立に、幼稚乍らも細工物として輸移出される一方、女の櫛や靴ベラ、煙草パイプ等として市場に出てゐる。 次に家畜類として最も景氣のいいのは何と云っても豚であらう。殊に海南島の豚は牛の樣に草を喰んで大きくなるから實に世話はない、大小樣樣、子供の時に買へば大體三圓乃至五圓であるが、之を去勢して約半年も飼育すれば忽ち五、六十圓の大豚になる。豚は殘飯を整理して吳れる許りでなく時時之を追ひ廻して遊ぶと丁度手頃の運動となり、正に一石二鳥の便利者だと云へる。海口は女の街だ。働く娘が母親と共に三四十貫もあらうと思はれる大豚を擔いで屠殺場や渡船場に運んでゐるが豚も女の肩に乘ると暴れないと云ふ「女と豚」面白い對象ではあるが、いみじくも海口の民生はこんな處から確保されてゐるのだから笑ひ事ではない。 △海口の青年男女 「男を働かせるのは女の恥」と迄思ひ込んだ島の娘達は實によく働く。南國の陽光が肩を嚙むやうに灼きつき、噴き出す汗は胸の隆起をぬらして「力」のなまめきさへ發散させてゐるのである。ところがこれに對し、男の方は高い襟の唐服を着て陽蔭にごろごろマーチャンを弄んでゐるのだから呆れたものだ。去る九月半であったか、海口の大同戱院と云ふ芝居小屋に每日通ってゐた一青年は其處の女役者に思ひを致し、二人は遂に人目を避る仲となったが、偶偶或日樂屋裏でその不純行為を取抑へられ、海口市中を馬上に乘せられ曝し物となったことがあった。之は一例だが娘達のこの働きに對して男はてんでなってゐない。之では何としても男冥利に盡きやうと云ふものだ。水道のない海南島では總て井戶の水を利用する、この水汲み女は四五軒かけ持ちで働いてゐるが、朝星を仰いで出で夜は月あかりで稼せいで一ヶ月一口五圓位のものであらう。其の他荷役、道路、苦力、街頭商賣、車曳等凡そ荒仕事は何でも女が先頭になってやり、氣の弱い男達をあごでこき使ってゐる。その押しの太さと萬事熱心さは深窓のお孃さん達に一度見せてやり度いやうだ。共產軍の女頭劉秀菊が今尚千人に近い部下を擁して奧地に蟠居してゐるのも、是等海口小姐の齒切れのいい啖呵を聞いてゐると別に不思議でもないやうな氣がするのである。 晝間は斯うして汗と塵に働き拔く島の娘達は陽も落ちて、潮風が漸く小肌を撫でる頃になると小ざっぱりとした支那服にはち切れる許りの情熱を包み、翡翠の耳輪、赤い支那下駄、夜目にもどぎつい紅唇に、乙女の誇りを胸一杯にふくらませて、颯爽と夜の街へお出ましになるすると若い男達も三三五五、何となく步いて見たくなるらしいさっぱりとした支那服に長髮をとんぼ塗りにして女の後について行く。女は女で男達には目もくれてやらず肩で風を截って步いて行く。海口の青年は仲仲好男子が多く、それに小綺麗な服裝をしてゐるので、大陸では感じられない清清した好感が持てる。 皇軍上陸以來一度のテロ事件もなく、夜の一時二時迄も聲高に行き通へる海南島民は新中國人中でも一番幸福な民であらねばならぬ。海南島の青年は理想もないが、抗日意識もない。唯ぼんやりと生長してゐるに過ぎないから今後の指導如何によっては「よりよき中國人」たらしむることも出來れば「文句を言はぬ日本人」化することも敢て不可能ではあるまい。蓋しこの問題は重大である。 |
03 | 秋風吹く宵 (下)/陳千武 |
04 | 珊瑚樹 新婦人團體の發足/金子しげり |
05 | 圖像:鹿苑(文展作品)/陳永森 |
06 | 西域研究史(下) 白鳥庫吉博士の近著/山本達郎 |
07 | 文化消息 國民藝術研究會設立 |
08 | 娛樂映畫尠い 情報局が業者の注意喚起 |
09 | 心聲漢詩 登高/謝竹軒、秋夜偶感次梅樵前輩韵/莊幼岳、訪灌園先生/周定山、贈幼岳詞弟/周定山、辛已冬至後一日同菽廬怡庭兩先生遊北投依韻賦呈/張家坤、秋夜雨後臺北橋步月/黃景南、秋夜訪夢周先生賦呈/黃景南、立冬日縱筆/黃景南 |
10 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 只突進あるのみ 軍官民正に三位一體 奧村情報局次長放送頭條新聞 【東京發同盟】奧村情報局次長は二十二日午後七時二十分よりAKのマイクを通じて「國民と共に」と題し戰時下政府と國民の持つべき鐵石の決意を强調する大要左の如き放送演說を行つた 凡そ宣傳啓發の任にあるものは斷じて國民から遊離してはならない國民と强く手を握つて共共に租國の現狀を憂へ祖國の前途を思ひ國民は何を為すべきか吾等何を為さざるべからざるかを誓ひ以て愛國心の昂揚と國論の統一に邁進せねばならぬ明治維新開展の一大原動力を為した水戶學の泰斗會澤正志翁は魂を以て書かれたその綸の書「新論」の中に於て「英雄の天下を鼓舞するや只民の動かざるを恐る凡庸の一事を糊塗するや只民の或は動かんことを恐る」と喝破されてゐる、時局の真相を知つたならば國民が或は動搖するやうなことになりはすまいかと恐れ戰いて國民の耳を掩ふのは凡庸政治家の常である、英雄の天下を鼓舞するに當つては國民を信賴して國民と共に國を憂ふるを念願とする民心の把握と民力の躍動とに心を碎く東條首相は大命を拜した直後「時艱の突破の道は御稜威の下只鐵石の意志と迅速的確なる實行とあり」と喝破し烈烈たる信念と凛凜たる決意とを以て强力に勇敢に、果斷に次次と國政百般の處理に邁進されてゐると共に時局の真相については從來の秘密主義を一擲して活潑に大膽に國民に知らしめることを方針とせられてゐる現內閣は正に民の動かざるを憂へて秘密主義を排し積極的に國民の理解を求め擧國一致の實を擧ぐることを念願としてゐる、わが情報局はこの大方針の下國民の聞かんとする所に應へ國民の知らんとすることを知らしめるやう努力して居り、今後一段と情報局の機能を刷新强化して積極的に宣傳啓發の機能を果すやう只管御奉公を期してゐる、私はこの程或新聞の投書欄の隅に次の叫びを發見した「國民は曉の明しの中に默默と立つてゐる、指導者の姿を待ち受けてゐる、風は强く然も指導者は姿を見せぬ指導者は何處かで躊躇してゐる、國民は默默と熱望に震へてゐるのに」とあつたこれこそ全く「民の聲」である、國民はもう煮え切らない愚圖愚圖した狀態には飽き飽きしてゐると思ふ、斷乎たる方針が示され堂堂一路邁進することを待つてゐると確信してゐる今や東條內閣の出現により國民に大なる歡喜と明朗感を與へた事は萬人の認むる所である歷史は今やわが國に對し極めて重大なる時期の到來を吿げつつある、開闢以來未だ嘗てなき國家興亡の重大なる運命の前に立つて居る然も政府は前途に橫たはる凡ゆる障害を豫見しこれに對する萬般の準備を整へ斷乎として帝國不拔の國策を遂行するに萬遺憾なきを期して居り帝國の生存と東亞の盟主としての權威を全ふせんとする決意を有して居る、國政の運用は政府の決意のみで行はるるものでない、政府と國民との双方の信賴と協力によつて始めて達成される、國難突破の為には今や軍も官も民もない軍官民は正に三位一體であつて一つに融け合つた强靱なる鐵石の組織でなければならぬ帝國不動の國策の命ずる儘に官民共に渾身の努力を傾けて自己の職域に奉公しなければならない、今や大日本帝國と大日本國民の前には只突進あるのみである、突進して絕壁にぶつつかつたらそれを突破するのみである、毅然たる帝國の行動と凛凜たる日本國民の愛國心の前には斷じて恐れるものはない |
02 | 百七十億圓へ總進軍 國民貯蓄の目標改訂 |
03 | 一ケ月平均廿億圓 貯蓄勵行が絕對必要 |
04 | 圖像:芳澤大使ドクー總督と初會見 |
05 | 三動向に大別さる (上)眾院に渦卷く潮流 |
06 | 商工都市議員聯盟を結成 六大都市議員懇談會で決定 |
07 | 產業設備營團 官民懇談會 |
08 | 佛、イラクの外交關係斷絕 |
09 | 道府縣水產會協議會開かる |
10 | 總務の辭任は撤回 議同內部の紛議今後に殘さる |
11 | 英米蔣三國の 軍事合作內容 |
12 | 比島軍の米極東軍編入終る |
13 | 生產能率增進を協議 翼贊會中央經濟協議會 |
14 | 產業設備團の 今後の運營方針 神田商工總務局長說明 |
15 | 民間側の發言要旨 |
16 | 英側反擊受けて後退 北阿リビア戰線の實況 |
17 | 赤軍損害一千萬 獨ソ戰五個月の戰果 |
18 | 第一回豫想より減收 米穀第二回豫想收穫高 |
19 | 產地別現在米穀持越高 |
20 | 砂糖配給整備案 |
21 | 今日の天氣 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 一億國民の皆勞 進んで協力せよ社說 一 一億國民の皆勞を目ざし、一人の有閑者も、一人の徒食者もないやうに、勤勞で非常時克服に總進軍せむとして、厚生省では、去る九月十一日の總動員審議會に於て決定を見た國民勤勞報國隊に關する勅令案要綱に基き、國民勤勞報國協力令の成文化を急ぎつつあつたが、二十二日遂にその公布を見、十二月一日より施行することとなつた。 右勅令は、國家總動員法第五條、卽ち政府は、戰時に際し、國家總動員上必要あるときは、勅令の定むる所に依り、帝國臣民及び帝國法人その他の團體をして、國又は地方公共團體の行ふ總動員業務に付き協力せしむることを得る規定に基いて立案されたもので、その目的とする所は、刻刻に緊迫する現下の非常時局を乘越えるに必要缺くべからざる一つの旺盛な原動力を養ふと共に、全國民をして一人殘らず、打つて一丸となし國家が緊要とする職場で働かしめるためである。 二 今、同勅令の內容を見るに國民勤勞報國隊に協力する者は男子は十四歲以上四十歲まで女子は十四歲以上二十五歲までの末婚者でこれ等の者が勤勞報國隊を組織し一年間を通じて三十日以內の限度で國家が必要とする業務例へば軍需品及び生活必需品の生產修理或は總動員上必要な運輸、通信、軍事上必要な土木建築等に從事する外、一般の生產業にも協力するものである。 また協力を必要とする側から云ふと、人手の足りない百姓や事業主は、農會等を通じて厚生大臣(臺灣は臺灣總督)又は地方長官(臺灣は州知事又は廳長)に協力方を申請することが出來る斯る場合、厚生大臣又は地方長官は、直ちに旣存の青少年團長婦人會長、學校長、同業組合長その他の團體長に勤勞報國隊を編成せしめ、百人乃至五十人を單位として作業に從事させるのである、勿論、地方の實情に依つては、これが出來ない場合もあるが、その際は、市町村長に命じて別に地域を單位とすることもできる。 三 以上が本勅令の骨子であるが本勅令が他の勅令に比し、最も特色ある點は、非常に融通性があることと罰則を設けてゐないことである。卽ち勤勞に協力する義務を有する男女の年齡は、右に述べた通りであるが、該當者以外の者でも、志願によつてどしどし協力することが出來る否出來るばかりでなく寧ろその方を希望してゐる。 また、その期間も一年につき三十日以內とあるから繼續的に三十日といふ窮屈なものではなくして適當な時に應じて按配し一年を通じ三十日あればよいのである。これも亦特別の必要ある場合、又は協力する本人の同意ある場合には三十日以上を越えることもできる。 尚これを實行しないものに對しては、何ら罰則を設けてゐない。これは全國民の自發的に燃え上る力を基礎に、勤勞に依つて誠を盡すといふ建前からである。 吾吾は本勅令の實施に當り、該當者は萬難を排してこれが目的達成に協力することは勿論、それ以外の者でも、進んで協力を志願し、三十日と云はず四十日でも五十日でも國家のためにハンマーを握り、鍬を執つて非常時局克服のために勤勞の總進軍を起すべきである。 |
02 | けふ新嘗祭の御儀 聖上神嘉殿で御親祭 |
03 | 聖恩旗を先頭に 小雨の參道を行進 帝都の令旨奉戴記念式 |
04 | 若人二萬の意氣軒昂 島都青年大會開かる |
05 | 堂堂たる分列行進 |
06 | 婦人奉公委員初顏合せ |
07 | 舍營料全部を献金 舍營主座談會で決定 |
08 | 引揚船關門港に入港 |
09 | 圖像:島都青年團查閱 |
10 | 長谷川總督歡迎懇談會 大阪府市商議所主催で開かる |
11 | 使命達成に邁進 長谷川總督の挨拶 |
12 | 市バス值上決定 大人、子供ともに十錢 |
13 | 勤勞訓五箇條 |
14 | 後世に傳ふ“全貌” 奈良法隆寺を映畫化 |
15 | 花蓮港廳水產會總代會 |
16 | 嚴たり“白堊鐵壁” 臺銀特殊防衛團查閱 |
17 | 馬公街協議會 |
18 | 新竹市議補選 きのふ午前九時に開始 |
19 | 偲ぶ“軍歌の父” 瀨戶口翁追悼献樂式 |
20 | 童心に“時局構へ” 古鐵献納部隊續續殺到 |
21 | 帝都に初雪 例年より一月早く |
22 | “よき日本人たれ” 好評の臺北高商查閱 |
23 | 黑金移動劇團 廿六日花蓮港で公演 |
24 | 寫真機の落物 持主は憲兵分隊へ |
25 | 年末年始の虛禮全廢を常會で申合 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 屏東の誇り 恩賞拜受者百五十餘名 |
02 | トマト移出解禁 來月六日より內地へデヴユー 檢查所の苦心酬らる |
03 | 勇士の歡迎方法を協議 |
04 | 令旨奉讀式 臺中市聯合青年團 |
05 | 花蓮港市支會參與會 |
06 | 天惠の厚きに感謝 新穀奉告祭に各地の催 |
07 | 大麻頒布式 |
08 | 街庄長打合會 |
09 | 圖像:產業日本其の四 製藥工場 |
10 | 工業調查委員會豫備打合せ |
11 | 臺農十七號好評 藷競作會に一等 |
12 | 屏東市常會 |
13 | 聖業貫遂祈願大法要 臺南佛教護國團の奉公 |
14 | 鱶も漁獲に一役 肝臟油を漁船の代燃油に使用 高雄水產のよき思ひ付 |
15 | 豫算要求に見る 花蓮港の飛躍 重點主義で行く編成ぶり |
16 | 胸像除幕式 港都に咲く師弟愛 齋藤先生を慕ふて |
17 | 聽眾、熱辯に陶醉 鳳山時局講演會盛況 |
18 | 時局講演會 屏東は二十七日 |
19 | 岡山郡主催 防諜講演會 |
20 | 東港街の防諜講演 |
21 | 郡商工主任會議 |
22 | 運營の公正を期し 統制組合に監查規程 |
23 | 淡水の時局講演會盛況 |
24 | 愛兒の死を秘し 訓練の重責果す 南投郡壯丁の美談 |
25 | 二林の李玉珂君 敘勳賜金さる |
26 | 神宮選手歡迎庭球會 |
27 | 潮州街の防諜宣傳 |
28 | 警民協力の美談 黃藤盜伐犯を逮捕 新高郡 |
29 | 消費米の共同保管 南投產倉の活躍振 |
30 | 能高競技大會 卅日に開催 |
31 | 淡水街の有給名譽助役決定 |
32 | 北門郡保正會議を召集 |
33 | 圖書館建築に 赤司氏寄附快諾 |
34 | 南部標準米の查定會 |
35 | 吏員養成所募集 |
36 | 潮州街新興部落第四回常會 |
37 | 月に三千餘圓も 稼ぐ掏摸團 |
38 | 人事・往來 |
39 | 消息 |
40 | 地方便り |
41 | 今日の映畫 |
42 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 蓖麻蠶の獎勵が 種子の生產に影響 合理的調查を要望 |
02 | 臺灣澱粉工組聯 改組定時總會 |
03 | 砂糖產地倉庫增設 近く各社が協議 |
04 | 各電鐵運賃も 國鐵同樣值上げ |
05 | 臺灣米管委員會 廿九日府正廳で |
06 | 食糧管理強化の財源 臨時議會提案の米穀對策內容 |
07 | 食糧の國防貯藏(三) サイロによる貯藏/藤木生 |
08 | 本繁忙期の貨車荷役 苦力助勤制で切拔く |
09 | 日燃式發生爐で 石炭瓦斯發生を試驗 局營バス |
10 | 冬物の檜帽登場 |
11 | 島內證券業者 五十店內外許可せん |
12 | 佐佐木電氣課長 來る廿六日上京 |
13 | 臺北州二期籾(上) 最高賣渡價格 |
14 | 大東亞產貿調查會 具體的活動に乘出す |
15 | 奧田米穀局長等 廿三日の船で歸臺 |
16 | 增田臺電社長 來月中旬に來臺 |
17 | 臺北州仔豚產組統制組合躍進 |
18 | 照明燈 |
19 | ラジオ |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | けふ地方長官會議 現段階の內外事態を披瀝 國家總力體制徹底へ頭條新聞 【東京發同盟】政府は第七十七臨時議會を通じて緊迫せる國際情勢に對處すべき確固不動の國策を闡明し議會亦未曾有の緊張裡にこれに應へて諸案件の協賛に努力し擧國一體國難突破態勢を確立したが更に國家總力體制を一層徹底せしめる為め二十四日臨時地方長官會議を開催する今回の地方長官會議は去る十日の德島縣をトツプに遲くも二十六日までに開かれる各地方府縣會の真只中に開催されるもので今期も特に二十四日の一日を以て終了且つ政府の訓示の如きも秘密會において為すべき程度の深刻なもので胸襟を開いて相共に現段階における內外事態の真相を率直に披瀝するといふ未だ嘗つてなかつた程の緊張を示すものと思はれる 同日は午前八時半首相官邸に戶塚北海道廳長官、川西東京府知事を始め三府四十三縣の各知事及び森部臺灣總督府內務局長、水田朝鮮總督府財務局長並に松澤京畿道、西岡慶尚南道各知事森重關東局司政局長、小河樺太近藤南洋の兩廳長官等約六十名參集、劈頭東條首相兼內相より帝國の鐵石の決意を披瀝して地方長官及外地要路者の覺悟を要望するが特に內相としての立場より治安確保の重大なる所以を述べ一層の奮勵努力を要望次で陸海軍關係事項に移り武藤陸軍軍務局長より陸海軍を代表して支那事變その後の經過並に國際危局に直面する陸海軍の毅然たる決意を表明宮本企畫院次長よりは內外地を通ずる物動關係、東亞共榮圈內の物資狀況につき詳細なる說明を行ふ 更に賀屋藏相より戰時財政經濟に關する重要訓示を行ふと共に今回の增稅に伴ふ貯蓄目標と國民貯蓄獎勵の具體的方法に關する指示並に地方廳の協力を要請し終つて正午一旦休憩直ちに首相官邸にむける東條首相招待の午餐會に臨み午後は一時過より東條兼攝內相、湯澤次官、各局長以下全國地方長官打揃つて宮中に參內天皇陛下に列立拜謁仰付けられ宮中退下の後同二時內務省第一會議室に參集、西外務次官より日米交涉を中心とする最近の國際情勢についての說明を聽取次で湯澤次官司會の下に各知事より地方事情を聽取したる後懇談會を開き終つて井野農相より十六年度における內外地の米穀事情、節米對策、代用食問題等戰時食糧政策について訓示を行ひ岸商相より各種經濟統制の動向其他經濟政策の全般につき說明最後に安藤翼賛會副總裁より翼賛運動展開に對する地方廳の協力方につき懇請があつて全日程を終り內相官邸における東條內相招待の晚餐會に臨むことになつてゐる。斯くて目まぐるしい一日の日程を終了し地方議會を通じて政府の方針が速かに地方に徹底せしむべく地方長官は二十五日中に一齊に歸任の途に就くことになつてゐる |
02 | 圖像:畑總司令官山東南部臨沂地區を視察 |
03 | 魯南剿共の大戰果 作戰開始から廿日迄 |
04 | 首相の三原則聲明 地國外交の最高目標 週間外交展望 |
05 | 全歐洲諸國會議 ドイツ、招待狀を發す |
06 | 坂本駐ペルー大使 空路ワシントンへ 野村・來栖の兩大使と會談 |
07 | 產業報國會結成一周年記念大會 |
08 | リ駐米ソ聯大使 イラクに向ふ |
09 | 日、米非公式會談 廿二日夜ハル長官私室で |
10 | 內容を更に檢討 三者鼎坐、三時間に亘る |
11 | 會談なほ續開 |
12 | 五個國會談を開催 ハル長官、四國代表(英、濠、蘭と重慶)を招致 長時間の重要協議 |
13 | 國務省當局と 各代表の談話 |
14 | 一應意向を聽取 |
15 | 支障を來たさず 日、米交涉の前途に |
16 | 獨軍、必死の猛攻 嚴寒期前に露都攻略目指し |
17 | 要地ロストフ |
18 | 獨、佛休戰條約を 平和條約改訂か |
19 | 佛の正副主席 獨空相會見か |
20 | 獨、虛報と否定 |
21 | ム伊首相も參加せん |
22 | 印度公路を建設 重慶、滇緬公路遮斷に對處 |
23 | 總務委員、理事の聯合協議會 翼贊議員同盟 |
24 | ブリーゼン大將 戰死を遂ぐ |
25 | 獨空軍の至寶 メ大佐墜死す ヒ總統、國葬を命令 |
26 | 米參謀總長 伯國陸軍名譽最高司令官に任命 |
27 | 今日の天氣 |
28 | 英海相の演說 極東への英艦隊勢力增強 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 天皇陛下御親祭 宮中新嘗祭の御儀 |
02 | 臺灣神社の新嘗祭 昨日嚴肅に執行はる |
03 | 神宮の新嘗祭 |
04 | 基隆神社の新嘗祭 |
05 | 新穀感謝祭 大政翼贊會で執行 |
06 | 時局下の帝都に意義一入 |
07 | 首相以下が獅子吼 政府の“確固たる決意”を披瀝 あす午後一時より全島に中繼放送 |
08 | 圖像:臺灣神社の新嘗祭 |
09 | 長谷川總督 昨日神戶を出帆 けふ下關で官民と懇談 |
10 | 惟神研究會を結成 |
11 | “新穀に感謝の祈り” 奉公會中央本部石井經濟部長放送 |
12 | 高砂族の志願兵熱 十月末に早くも千二百名に上る |
13 | 赤誠の献金品 武官府廿三日の受付 |
14 | 續く拍手湧く爆笑 豪華、各團チームが贈る熱技 青年の慰問演藝會 勇士大滿悅 |
15 | 全食料品の管理 島民の協力切望 昨日神戶を出帆の奧田米穀局長談 |
16 | 彰化時局講演會 牧大佐が熱辯 |
17 | 花蓮港廳下の官選街庄協 |
18 | 誇る“東洋一” 橫濱空港落成式 |
19 | 惡天候の為め延期 基隆署壯丁團大隊結成式 |
20 | 酒類值上げの利益金を献金 |
21 | 恒例の動物まつり 象君恭しく同族の靈前に額く |
22 | “奉公挺身を誓ふ” 新竹市桔梗俱樂部結成式擧行 |
23 | 關屋敏子女史 |
24 | 人事 |
25 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 尊しこの至誠 輸血部隊に感謝狀 桂要塞司令官激勵 |
02 | 伍堂元商相來花 |
03 | 臺中神社新嘗祭 昨日嚴肅に執行はる |
04 | 高雄 |
05 | 花蓮港 |
06 | 圖像:國父孫總理第七十六回誕辰記念に汪主席始め國府要人等の中山陵參拜 |
07 | 後藤府保安課長初巡視に來高 |
08 | 我らの手で固む 警察會館の礎 地均しにお巡さん淨汗奉仕 |
09 | 時局講演會 |
10 | 譽の當選者發表 花蓮港廳街庄協の逐鹿戰閉幕 |
11 | 舁がれて投票 清き一票果す美談二つ |
12 | 臺南市聯青查閱 |
13 | 大城庄廿日に租稅完納 |
14 | 日米實力の認識 誤れる實力觀を是正せよ |
15 | 志願兵映畫スライド募集 |
16 | 寫真防諜聯盟結成さる |
17 | 續く新記錄に 若人の意氣いよいよ軒昂 高雄體育會 |
18 | 拓士養成所落成 |
19 | 潭子庄常會 |
20 | 圖像:馬公警備府の新門札揭ぐ |
21 | 南投婦人防諜座談會 |
22 | 臺南一女體育會 |
23 | 適作主義で行く 陸稻を廢して棉とお薩に馬力 水稻は立體的增產 |
24 | 道路鋪裝計畫 近く保正會議に附議 朴子─鹽水 |
25 | 體位向上競步大會 |
26 | 中壢家政女 珠算競技會 |
27 | 州米穀配給組合の一部改革を陳情 |
28 | 蔗園から螟虫驅除 曾文郡では萬全の對策 |
29 | 彰化水利臨時評議員會 |
30 | 豚肉の販賣日割 |
31 | 彰化楠校體育會 |
32 | 火元に御用心 消防デーを期し 市民の注意喚起 |
33 | 保甲協會結成式 |
34 | これは耳よりな話だ 盲人に猫の目を移植 |
35 | 評價濟につけて 車體の修繕を怠る |
36 | 嘉南大圳に屍體 |
37 | 地下足袋配給組合結成式 |
38 | 愛國堂藥房主 公金流用で檢擧 |
39 | 昭和映畫館開館披露 |
40 | 人事 |
41 | 地方便り |
42 | 今日の映畫 |
43 | 當選御禮:鄭基、李應臣、楊萬盛 |
44 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 重慶最近の情勢解剖 英米依存の態勢 從屬政權重慶の惱み深刻 |
02 | 圖像:砲門一たび開かば(その一) |
03 | 抗戰財政破局に直面 援蔣英、米勢力も對立 |
04 | 食糧の國防貯藏(完) サイロによる貯藏/藤木生 |
05 | 圖像:大阪警備府の開廳 |
06 | 南方のABCD陣營 兵力は弱體そのもの |
07 | 新案コンクリート壁 |
08 | ラジオ |
09 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國際危局對應の 地方長官會議開く 政府方針の地方徹底へ |
02 | 國難突破に總進軍 東條首相の訓示要旨 |
03 | 圖像:古賀司令長官初巡視 |
04 | 地方長官代表 明治神宮に參拜 |
05 | 時事評論 政治の能率と安全/蠟山政道 |
06 | 蔣系分子を檢擧 佛印派遣軍、西貢地區を肅清 |
07 | 圖像:鯉登行一中將晴れの歸還 |
08 | 內閣辭令 |
09 | 英軍の企圖を覆滅 リビア戰線、伊軍發表 |
10 | 終日激戰を展開 英軍の企圖を粉碎 |
11 | 戰鬪を繼續 英近東軍發表 |
12 | 殘留邦人四氏 クイビシエフ着 |
13 | 第二次引揚船 龍田丸近く米國へ |
14 | 引揚船日昌丸 神戶に歸港 |
15 | 明日の天氣 |
16 | 水滸傳(547)/黃得時;榎本真砂夫 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 中等校の聯合演習 廿五、六兩日間和尚洲山麓に 壯烈果敢な戰鬪展開 |
02 | 島都時局大講演會 明夜兩會場で開く |
03 | 園公逝いて早や一年 けふ嚴そかに靈前祭執行はる |
04 | 畏き邊りより 侍從御差遣 |
05 | けふの志願者 |
06 | 圖像:慰靈祭 |
07 | 古鐵献納部隊 續續と軍司令部へ |
08 | 長谷川總督 廿六日夕刻か 翌未明に歸臺 |
09 | 伊藤海軍武官 新竹を初巡視 |
10 | 奉公會宣傳事務打合 |
11 | 廈門の復興目覺まし 寄臺の盧市政府建設局長談 |
12 | 飛ばせ!飛ばせ 學童模型航空機競技會 三十日臺大で開催 |
13 | 定例局部長會議 |
14 | 白衣勇士が醵出 宮城外苑の献木基金に |
15 | 誇る堂堂の陣容(上) 國府の建軍工作進捗 |
16 | 田中訓練部長來新 |
17 | 白衣の勇士內地へ轉療 |
18 | 布ホースの配給統制要綱 第二四半期配給より適用 |
19 | これは便利だ 郵便小切手制 貯蓄獎勵・通貨膨脹抑制に 大藏・遞信兩省で案出 |
20 | 鍛へる銃後婦人 國婦モンペ部隊のハイク |
21 | 卵の配給打合 |
22 | 公娼廢止が急務 廓清會の運動經過に付高島氏に聽く |
23 | 家庭婦人講座 廿八、九兩日西本願寺本堂で |
24 | 事務員養成所開講 |
25 | 海上警報 |
26 | チモールへの航空路 愈あすから正式開通 |
27 | 子供のおやつに親心 基隆で小麥粉を配給 |
28 | 人事・消息報社消息 |
29 | 今夜の放送 |
30 | 商況 廿四日前場 |
31 | 興南案內報社消息 |
32 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 增稅 家庭にどう響く 平均一割の負擔は 生活の切下げで補はう |
02 | 洋服の永持ち法 一張羅を着通さず 古いものを利用する事 |
03 | 圖像:南佛印最初の慰問團 |
04 | 柿の皮の利用 |
05 | お風呂の科學 角丸型か小判型 浴槽の選び方と据ゑ方 |
06 | 家庭的な鍋料理數種 |
07 | 圖像:「學校馬車」移動紙芝居 |
08 | おから利用の「精動パン」 作方も簡單です |
09 | 古浴衣で卷取布を作る スフなどの洗濯に使ふ |
10 | 少年少女の志望調查 |
11 | 切れた純毛の布を 蒲團綿に更生 |
12 | ル米大統領 丸藥をのむ |
13 | 世界一の良井 |
14 | 豚肉の薩摩汁 |
15 | 大根の藥效 |
16 | 鰯變り揚げ |
17 | 牛肉のごつた煮 |
18 | 毛糸を染め 替える時 |
19 | 鰯の味附炒め |
20 | 菊鍋 |
21 | 國語學習 臨時議會終る |
22 | 冬の內地だより 壯快な除雪車 その種類と活躍ぶり |
23 | 氣溫によつて違ふ霜と水霜 |
24 | 武器彈藥の輸送に 重慶政府汗みどろ |
25 | 笑ひ話 白髮の理由 |
26 | 豆知識 |
27 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 女流隨筆 町の良心/真杉靜枝 |
02 | 圖像:晚秋の內地農村スケツチ |
03 | 詩文學と朗讀(上)/瀧坂陽之助 |
04 | マグネシウム 新製鍊法發見さる |
05 | 怪奇な島民の迷信 (下) 海南島見聞記/戶國清太海外遊記 何歲でもあることだが、迷信から來る遺風は仲仲すたれない。殊に海南島のやうに文化の惠みから置き去られたところの住民達は、罹病の時こそ神佛に縋るより方法はなかったのである。茲に御紹介するのはその一例に過ぎないが、島民達は盆、正月の二回、各村落で催される村祭りには皆子供を抱いて御輿の下をくぐる。言ふ迄もなく萬病恢復、無病息災を祈ってのおまじないである。そして病氣が治れば紙の金庫を造って次のお祭りの際に氏神樣の神前に供へて之を燒いて御禮のしるしとする。そう云ふやうな次第であるから我博愛會の差しのべた醫療の溫き手は、神佛以上の救ひの神であったであらう。最近では中國人醫師を糾合した海口醫師公會も誕生、博愛會の指導によって積極的な防疫陣を展張してゐる。例へば防疫週間の實施、收穫期に跳梁する鼠の捕捉點檢、渡航者及び接客業者の檢疫又は死亡者の隨時屍體臨檢等博愛會の活躍は目覺ましいものがあり、今年七月廣東、香港方面には可なり傳染病患者が發生したにも拘らず、此處海南島には昨年四月交昌縣下にまで一人の天然痘患者を出したのみで、爾來搖ぎなき南海の防疫陣を誇ってゐるのである。建設にいそしむ海南島蔭の人人の努力を私達は決して見落してはならない。 ▲資源と島の役割 海南島の資源については誰しも知りたいところであるが、目下のところ正確な數字は一切發表されないことになってゐる。只石碌、田獨等の鐵山は極めて賴もしい埋藏量と意義を有するものであると云ふことである。其他一般土產品についても勿論正確な調查もなければ發表も許されない譯であるが、大體現在動きつつある主要土產品は、鹽を筆頭に、胡麻、海桃油、椰子繩テングス等であって、就中テングスは別名天蠶糸とも云はれ、世界獨步の特產品であると云はれる。 最後にこの稿を結ぶに當って、私個人の想察下に海南島そのものが持つ役割について素述して見よう。 運命的な日本の南進はアメリカの野心や面子と交換するには餘りにも高價な民族の血ではあるが、しかし降りかかる火の粉は拂はねばなるまい。狂奔するABCD對日包圍陣に應へた我南部佛印進駐作戰が如何に敵性第三國人に大きな衝擊を與へたが就中西貢を中心に根強く巢喰ってゐたド・ゴール派一派への打擊は蓋し晴天の霹靂であったのである。 卽ちこの事は昨年十月の北部佛印進駐作成との比較の點から見ても充分察知し得るところで、例へば皇軍のハノイ進駐はド・ゴール派其他から見た場合には丁度ソ聯兵がノモンハンに越境した位にしか感じなかった。ところが今回の西貢進駐はまるでソ聯兵が大連に上陸した以上の衝動を覺えたド・ゴール派並に之を支援圍繞する敵性國家群の狼狽振りもさこそと思はれるが之は云はば精神的方面の打擊を指摘したに過ぎないのであって之を軍事的乃至經濟的觀點から考察すれば問題は更に廣いものであった。何れにせよABCDなる怪物の橫腹に破邪の匕首をつきつけた我國は、衝くでよし抉るでよし、ジタバタすると容赦はねえの態勢を整へてゐるのである。而もその銳劍の柄を握るものは我海南島であるのである。 それ事一たび南太平洋上に巨砲咆哮する時海南島を基點とする南方七百浬、我南洋群島と結ぶこの一線は帝國海上防線の第一關門たること素人目にも推察し得るところである、海南島の自給自足の成る日こそ目指す大東亞共榮確立の大進軍も步武高らかに濠亞地中海を壓する日であらう。 |
06 | 珊瑚樹 飜譯文化と目的 まづ母國を知れ |
07 | 圖像:山脈(文展出品)/福田豐四郎 |
08 | 詩 サーカス詩抄/郭啓賢 |
09 | 豆科學一束 |
10 | 心藏障害の原因 |
11 | 死後毛や爪がのびるか |
12 | 文化消息 時事、文化映畫の再認識 |
13 | 日活が具體案提出 |
14 | 文化映畫の統合案 |
15 | 「田園交響樂」 ハノイで大成功 |
16 | 心聲漢詩 中華總領事張國威先生囑繪觀音圖題句/新竹 陳鏡如、中華副領事王廷景先生囑繪觀音圖題句/新竹陳鏡如、中華總領事張國威先生見訪於南方雜誌社並惠潤筆謹此賦謝/新竹 陳鏡如 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 東條內相自ら答辯 地方長官に多大な感銘頭條新聞 【東京發同盟】午前の日程を終了した臨時地方長官會議は午後二時より內務省第一會議室に於いて再開先づ西外務次官より最近の國際情勢殊に日米交涉の經緯を中心とする帝國外交の現段階につき約1時間半に亘り詳細なる說明あり終つて地方事情の聽取を中心とする懇談會に入り同三時半より五時半まで約二時間自由討議の形式で東條首相兼內相と戶塚北海道長官、川西東京、三邊大阪、土居新潟、吉永廣島各知事との間に真摯な質疑應答が重ねられたが從來の形式的な會議と異り長官側の質疑に對し東條兼攝內相自ら終始答辯の衝に當ると云ふ熱心さで會議はいやが上にも緊張時局の重大性を如實に反映して地方長官一同に多大なる感銘を與へ異常の緊張裡に全日程を終了、全地方長官は同六時より內相官邸に於ける東條內相招待の晚餐會に臨んだが各地方とも目下地方議會を開會中でありこの好機を利用して中央側の意向を地方側に徹底せしむべく知事の大半は同夜中急遽歸任の途についた |
02 | 真摯な要望を開陳 會議は緊張、有意義に終る |
03 | 圖像:砲門一たび開かば 我太平洋制霸艦隊 |
04 | 熱鐵一丸の前進 東條首相の訓示を受けた 森部內務局長談 |
05 | 帝國の原則絕對不動 米が英、濠、蘭、重慶の主張を 如何に調整するかが問題 |
06 | 日、米會談愈よ微妙 漸次諸問題の要點へ |
07 | 語る人も聽く人も 決意は双眸に凝結 電擊の名に相應しい地方長官會議 |
08 | 共同租界の警備 工部局案本極り 米國駐屯兵の引揚げ後 |
09 | 日銀理事に 荒川氏を起用 |
10 | 商品輸送の緩和辦法決定 重慶政權が |
11 | 事務的取扱を一擲 政治的取扱に決定 中小商工業者の再編成 岸商相の方針 |
12 | 引揚げ邦人の收容 各方面に十一隻を配船 |
13 | 外務拓務兩省豫算を審議 大藏省議の第一日 |
14 | 歐洲各國代表を ベルリンに招待 反共氣勢を擧げん 防共協定締結 五周年記念に |
15 | 新聞の新體制案決定 |
16 | 本日の天氣 |
17 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 統制會社及組合の經濟統制社說 一 輓近日支事變の進展及國際情勢の變化につれて各種商品の配給に關し各種統制會社及各種統制組合が簇出し全島一千以上の多きに達してゐる。最近設立された臺灣石炭會社、臺灣茶輸移出會社及各州米穀配給組合等が其の顯著な例であつて中には尨大な機構を擁してゐるものも少なくない。其主腦部は關係業者の代表者を以て充當するものもあるが大多數は官廳の指名に依つて任命されてゐるから其の從業員も官吏出身が多く從つて比較的に公平な立場に立つて各種統制を行へる長所を認める事は出來るが、他方に於て業界の事情に疏くそれがために適切なる處理方法を講ずる事が出來なかつた短所もある。斯かる事務上の非能率及非合理化は別として此處に看過すべからざる一事は經費の膨脹である。 二 此等統制機關の主腦部は多くは相當な高級者を以て占めてゐるがために其の部下もこれに應じて他の一般會社や組合に比較して頗る高級を以て採用してゐる事は必然的成行である。現に前任級に比し必要以上の高級を支給してゐる實例もあつて之が會社經理令より見て果して認め得るか何うかは疑問なきを得ない。會社經理令に依れば前任級に比し一割しか增加し得ない筈であるが、斯かる狀態を放任すれば折角法令の精神を無視される虞れなしとしない。此の點は監督官廳の注意を喚起せざるを得ない。申す迄も給料の統制は間接に購買力を抑壓し以て惡性インフレーシヨンを制止せんとする建前であるが苟くも國策的立場にある統制團體が此の精神を無視しては何うして其使命を遺憾なく果し得るであらうか。當局者に於ても自ら肅正すべきは言を俟たない事である。 三 次に此等統制團體がいろいろな理由の下に頗る宴會が多くそれが市上の中小商工業者の半失業狀況との對照に依つて甚だ景氣のいい話であるが、之も已を得ざる場合以外は嚴に自肅しなければならない問題である。元來獨占的立場にある諸統制團體が公正にして且つ低廉な經費を以て其業務を處理すれば所期の目的に達し得るのであるから別に從來の商業主義時代の如き交涉的意義がない筈である。若し官廳との連絡上宴會を必要とする事となれば之が却つて官紀を紊す懸案なしとしない。極言すれば此等の團體は殆ど宴會の必要がないと言ひ得るのである。斯くの如く此等團體は普通の株式會社及營利團體の如く利益配當を考慮する必要なきため稍もすれば經費を切下げようとする心掛が足らず、それがために商品の配給費を高め低物價の障害を來しつつあるのであるから、當事者はモツト其の職責の重大を感じ出來る丈經費の膨大を制壓すべきである。 四 最後に一言すべきは株式組織の統制團體であれば會社經理令の適用を受けてともかく法の統制を受けなければならないが、所謂組合組織になると資本金のなき團體多く、假令あつても至極少額でありいづれにしても會社經理令の適用を受けないためとかく浪費に陷り易く中には冗員を多數擁してゐるものもあつて此等を合理化させる事は單に經費の節儉引いては手數料又は負擔金の減輕となる許りでなく、人的資源の節約にもなるのであるから監督官廳及當事者に於て各組合の經理に關し一大緊縮を要すべきものと信ずる。要するに此等諸統制團體の經理を合理化して其浪費を防ぐ事は臨戰體制を確立する一モメントである事をよく認識し此の際各關係者が國家的見地より一層自蕭是正を要すべき事を熱望せんとする者である |
02 | 首相、劈頭に奇襲 長官連から夫夫賴母しい答辯 |
03 | 擧國“鐵石の布陣” けふ難局突破大講演會開催 不退轉の決意を闡明 |
04 | 北白川宮大妃同妃兩殿下 神奈川の療養所を御慰問 |
05 | 圖像:“新四軍御參なれ” |
06 | 齋藤總務長官 あす神戶發歸任 |
07 | 誇る堂堂の陣容(下) 國府の建軍工作進捗 |
08 | 臺北市社會課長は川崎氏に決定 |
09 | 擧げるな悲鳴 加藤准尉が國婦支部で講演 |
10 | “左側通行”を嚴守 けふ一齊に交通訓練 臺北州下 |
11 | 劇場の前買券 今月に限り發賣は中止 |
12 | 前回と大差なし 本年度各地の選擧成績 |
13 | “新生活”の確立へ 新竹市壯年團結成式 |
14 | すらすら“立板に水” 臺北州國語演習會盛況 |
15 | 經濟警察講習會 |
16 | 賣れる臺大卒業生 就職率はなんと百パーセント 卒業式は來月廿六日 |
17 | 圖像:蒙古訪日視察團入京 |
18 | 宜蘭市の腸疫益益猖獗 |
19 | 臺北臨床座談會の例會 |
20 | 表紙に働く女性 婦人雜誌も新體制型へ |
21 | “南進の歌”唄ひ姬 大谷さんが入選 音樂コンクールに報社消息 |
22 | ときのこゑ |
23 | “大人に負けぬぞ” 子供部隊の古鐵献納 |
24 | 海南島へ皇軍慰問團 |
25 | 後藤朝太郎上告棄却さる |
26 | 人事 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生存者論功行賞 鳳山郡下で四十五名 |
02 | 聯合保甲協會結成 警民協力の赤誠を披瀝打電 規約の改正を要望 |
03 | 彰化神社新嘗祭 |
04 | 新穀感謝祭 |
05 | 東港神社列格奉告祭 十二月六日に擧行 |
06 | 完納目指して 嘉義の納稅 |
07 | 臺中奉公會指導者 講習會開催要項 |
08 | 圖像:產業日本其の五 製鐵 |
09 | お山に嘉南號 農業技術も授く |
10 | 豐穰の秋を讚ふ 新高郡新穀感謝祭 |
11 | 壽校のよい子供 稼いだ金を献納 |
12 | 後藤府保安課長視察に來屏 |
13 | 烏山頭貯水池視察 |
14 | 慰問袋作製 屏東愛婦の赤誠 |
15 | 實踐の積極指導 貯蓄、鍊成、勞力の三項目揭げて 臺中奉公會經濟部の事業 |
16 | 防諜思想普及に 新化で青年劇開演 |
17 | 節米から敬米へ お百姓の苦勞を身で體驗 屏東女籾代を國防献金 |
18 | 試してご覽ん 竹筒飯の炊き方 非常時に備へて |
19 | 屏農の農業祭とグライター命名式 |
20 | 大肚山に感激の 合宿訓練 女子鍊成發會式擧行 |
21 | 淡水郡聯合壯丁團 結隊式を擧行 |
22 | 燃え上る向學心 推進する奉公班 臺南市皇民塾素描 |
23 | 投票の跡 新竹逐鹿戰 |
24 | 高雄海東會 防諜事務費寄附 |
25 | 奉公會主催時局講演會 |
26 | けふ潮州で |
27 | 麻豆の時局講演 廿六日公會堂で |
28 | 集集では廿六日 |
29 | 第一回奉公委員會 昭和記念館で開催 |
30 | 肥料屑粉の 活用を再檢討 |
31 | 地方便り |
32 | 今日の映畫 |
33 | 訃文:重田幹男(陳火塗) |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 貯蓄報國に邁進 各州廳係官の參集を求め 廿五日打合會開催 |
02 | 肥料事務打合 昨日公會堂で開催 |
03 | 臺灣鐵線會社 近く臨時總會 |
04 | 船員需給調整に 海技免狀効力制限撤廢 當局近く中央と折衝 |
05 | 米穀局關係追加豫算 七千三百萬圓の內譯 |
06 | 滯貨の一掃を 水裡坑の荷主が陳情 |
07 | 農業生產統制令 農會に全權委任 |
08 | 米穀生產調查に 萬全を期する海山郡 |
09 | 唐辛の對滿輸出 四百箱に減少 |
10 | 螟虫驅除講演會 |
11 | 繁忙期 海陸輸送を協議 官民海運懇談會で |
12 | 佛印卸小賣設置 商議所意見を具申 |
13 | 陸運統制會の設立 第二次指定をみるか |
14 | 休轉籾摺工場の 買收計畫一頓挫 |
15 | 臺北州二期籾(下) 最高賣渡價格 |
16 | 照明燈 |
17 | 商況 廿四日後場 |
18 | ラジオ |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 全國民齊しく戰友 一億一心鐵石の團結で突進 東條首相の演說 |
02 | 政治區域の再調整 廣域經濟圈の確立 歐洲新秩序の具體案表面化 |
03 | 圖像:砲門一たび開かば 我太平洋制霸艦隊 |
04 | 日米會談 討議の域を脫してゐない ハル長官の言明 |
05 | 五國會談開かる 日米會談遂に行はれず |
06 | クリスマス島(英領)附近の 一般船舶航行制限發表 米海軍水路部 |
07 | 揚子江米砲艦も引揚げか |
08 | 獨軍の露都包圍圈 俄然三方面から壓縮 |
09 | 首都死守を強調 プラウダ紙 |
10 | 獨軍司令部發表 |
11 | 露都へ四十八粁 ソルネチユノゴルスク占領 |
12 | 防共協定記念午餐會 關係國使臣招待盛大に開かる |
13 | 三中央機關を設置 農業團體統制要綱成る |
14 | 日亞通商協定 繼續を拒絕 アルゼンチン政府 |
15 | 蘭領ギアナ(南米)に 米陸軍部隊派遣 |
16 | 明日の天氣 |
17 | 水滸傳(548)/黃得時;榎本真砂夫 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 中等學生の綜合演習 寒氣武魄に沁む 秋雨煙ぶる新莊平野に 繰展ぐ“紅藍圖譜” |
02 | 反政廳氣運濃化 香港の食糧難愈よ深刻 民眾暴動爆發の兆 |
03 | 海南島の棉花有望 鈴木、廣瀨兩顧問語る |
04 | 南進基地の重要性 南支建設工作の足跡 |
05 | 英米賴むに足らず 蔣政權怨嗟の聲巷に滿つ |
06 | 軍人援護講習會 |
07 | 基隆市常會 |
08 | 圖像:臺北州交通訓練始まる |
09 | けふの志願兵 |
10 | 冬に溫い贈物 新竹州木炭の大增產 |
11 | 西貢の米領事館 爆彈の炸裂で破壞 |
12 | 奉公會高雄市支會時局講演 |
13 | 日本キリスト教團 廿四日設立認可さる |
14 | お話しにならぬ虐待振り |
15 | 御禮金を献金 「譽れの臺灣志願兵の歌」の作者 坂本實さんの赤誠報社消息 |
16 | 煙草值上利益金を國防献金 |
17 | 前線に銃後風景 水莖の跡いともうるはしき 乙女らの慰問文 |
18 | 市バスの割引券 特殊通學兒童に限り |
19 | 滿洲勤勞奉仕隊隊長會議 |
20 | 献金に古鐵献納 軍司令部へ續續殺到 |
21 | 肺患者に“救の手” 柳澤氏高貴藥を發見 |
22 | 旗山へ探勝 十二月七日決行 |
23 | 港都基隆の護り 防諜講演と防諜劇開催 |
24 | 麻豆街の強盜殺傷事件公判 |
25 | 今夜の放送 |
26 | 商況 廿五日前場 |
27 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 繪本と玩具 正しい與へ方をご存じですか |
02 | 健康增進に 指の訓練 |
03 | 石鹼代りに 蜜柑の皮 |
04 | 圖像:奧さん孃さん達の一日入隊 |
05 | どもりの 家庭矯正法 心得たいこの四ケ條 |
06 | 青苔のはえた 防空用水桶は |
07 | 母乳榮養が第一 優良多子の九割を占む |
08 | 幼兒の蟯虫 就寢する肛門から這ひ出し 痒くて安眠を妨げる |
09 | 圖像:和平建國軍の宣傳隊 |
10 | 圖像:軍樂の父瀨戶口翁に獻る音樂葬 |
11 | 手袋の若返り法 洗ふ場合の注意いろいろ |
12 | 古電球も大事な資源 全國的には驚くべき數字 |
13 | はにかみや |
14 | ラジオの家庭常識 雜音の出來た時には |
15 | 國語學習 近代戰と蛛蜘の糸 |
16 | おそろしい物價高 うらまれる蔣介石 |
17 | 蒙古の狼退治 |
18 | 圖像:敵彈おかし猛進する皇軍 |
19 | 豆智識 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 三つの日本映畫(上) 近頃の問題作品について/北川冬彥 |
02 | 圖像:文昌廟(府展)/鄭烱甫 |
03 | 詩文學と朗讀(下)/瀧坂陽之助 |
04 | 珊瑚樹 全國劇團調查 演劇法制定資料 |
05 | 戰時下濠洲を描く (一)まづその地理的事情 |
06 | 圖像:老圖書館長丁さんの像(文展特選)/渡邊武夫 |
07 | 豆科學 滑らぬゴム底 |
08 | 水を彈く人造纖維 |
09 | 俳句菊乃譜/王碧蕉 |
10 | 心聲漢詩 浪花渡/吳靜閣、青山途上/吳靜閣 |
11 | 新刊紹介 |
12 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 防共協定五個年間延長 昨日伯林で調印 南京國民政府等の 新興七個國も參加頭條新聞 【東京發同盟】帝國政府がコミンテルンの赤化工作に對する防衞陣を確立するため去る十一年十一月二十五日を期しドイツとの間に締結した日獨防共協定は翌十二年十一月六日にはイタリヤの加盟を見て茲に東京ベルリンローマ樞軸結成の具體的第一步を踏出し其の後相次いで滿洲國、ハンガリーセペイン各國の參加があり今日に及んだが本月二十五日を以て五個年の有效期間を滿了する事となつたので帝國政府は依然として防共協定の存續を必要とする世界情勢に鑑み更に同協定の有效期間を五個年間延長する事に決し右の旨大島駐獨大使に訓令を發した、仍て同大使は二十五日ベルリンに於いて協定及び附屬議定書の存續に關する調印を無事完了、同時に三國條約加盟のルーマニア、ブルガリア、スロヴアキア、クロアチア及びドイツの歐洲新秩序建設工作に同調しつつあるフインランド、デンマーク更に東亞新秩序の一翼として躍進途上にある南京國民政府の新興七個國も新たに同協定に參加する事となり同所に於いて何れも一切の手續を完了、反共戰線を更に世界的規模に於いて展開する事となつた、顧みるに日獨伊防共協定當時はコミンテルンの魔手の伸びる所隣邦中華民國に於いては抗日人民戰線の結成となり蔣介石の容共政策と相俟つて遂に隣邦は世界に於いてソ聯に次ぐ赤化の溫床と化し去つたかの觀を呈するに至つたが同協定はよく共產主義の蔓延を防遏して東亞を赤化の脅威より守り協定加盟國亦帝國の意圖する支那事變の處理に協力して東亞新秩序建設に協定貢献したのである今や新加盟國を合して防共協定參加國は十三ケ國の多きを算ふるに至つたが何れも世界新秩序建設を目指すこれ等新興國家群の防共陣營は現下の世界的動亂に處して歷史的使命を果すものと期待される、尚日ソ中立條約と防共協定との關係は注目される所であるが日ソ中立條約は歐洲戰の實情に則して禍亂の東亞に波及することを防止せんとして成立した平和的條約であつて今次の防共協定延長が日ソ中立條約に些かも影響を及ぼさぬことは贅言を要せぬ所であらう、右防共協定延長に關し情報局では二十五日午後四時同協定の效力延長に關する新議定書調印並に防共協定加入國に關し、又外務省より國民政府の同協定參加に關し夫夫左の如く發表した △防共協定效力延長に關する議定書調印に對する情報局發表昭和十一年十一月二十五日日獨兩國間に締結せられたる共產インターナシヨナルに對する協定卽ち所謂防共協定は翌昭和十二年十一月六日イタリーが原署名國として加入したる外爾後滿洲國、ハンガリー國、スペイン國の加入を見、加盟國六個國を數ふるに至りその效果を發揮し來つた次第であるが五箇年の同協定有效期間は今回滿了することとなつたので締結國間において協議の結果本協定の效力を更に五箇年延長することに意見一致し二十五日ベルリンにおいて日獨伊滿洲國ハンガリースペインの六個國の全權の間に本協定效力延長に關する新議定書の調印を了した、抑抑共產インターナシヨナル卽ちコミンテルンは國際的の組織を有し世界各地において共產主義的攪亂工作を行ひ居る事は屢說するまでもなく從つてこれが防衞工作も亦國際的なるを要するのであるが東亞の新秩序確立を國策の基幹とする帝國としては益益防共の必要を痛感するものであつて從つて今回防共協定の更新を見たるのみならず新議定書の條項に基き新たに志を同じうする諸國家の協定參加が豫見せらるるに至つた事は真に慶祝に堪えない次第である、尚新議定書の內容は左の通りである 議定書 大日本帝國政府、ドイツ國政府及イタリア王國政府並にハンガリー王國政府滿洲帝國政府及スペイン國政府は共產インターナシヨナルの活動に對する防衞の為右諸國政府が締結したる協定の最も效果ありし事を認め且つ右諸國の一致せる利害が又更に右共同の敵に對する其の緊密なる協力を要求する事を確信し該協定の有效期間を延長する事に決し此の目的の為左の諸規定を協定せり 第一條 一九三六年十一月二十五日の協定及附屬議定書並に一九三七年十一月六日の議定書より成り且ハンガリー國が一九三九年二月二十四日の議定書に依り、滿洲國が一九三九年二月二十四日の議定書により及スペイン國が一九三九年三月二十七日の議定書に依り參加したる共產インターナシヨナルに對する協定は一九四一年十一月二十五日より五ケ年間延長せらるべし 第二條 共產インターナシヨナルに對する協定の原署名國としての大日本帝國政府、ドイツ國政府及びイタリア王國政府の勸誘に依り右協定に參加せんとする諸國は其の參加宣言を文書を以てドイツ國政府に通達すべく、ドイツ國政府は之が受領を他の締約國政府に通達すべし、右參加はドイツ國政府が參加宣言を受領したる日より效力を生ずべし 第三條 本議定書は日本文、ドイツ文及びイタリア文とす、本議定書は署名の日より實施せらるべし、締約國は第一條に規定する五ケ年の期間滿了前適當の時期に於て爾後に於ける其の協力の態樣につき諒解を遂ぐべし、右證據として下名は各本國政府より正當の委任を受け本議定書に署名調印せり △防共協定新加入國に關する情報局發表 ベルリンに於て、日、獨、伊、滿、ハンガリー、スペイン六ケ國全權に依り署名調印を了したる防共協定の效力延長に關する議定書第二條に新たに規定せられた參加手續に從ひ中華民國、ルーマニア、ブルガリア、フインランド、スロバキアクロアチア及びデンマークの七個國は二十五日附を以て防共協定に參加した、 △國民政府防共協定參加に關する外務當局談 今般中華民國國民政府は防共協定に參加することとなり二十五日右に必要なる手續を完了した、國民政府は夙に共產インターナシヨナルの活動が東亞の平和に有害なることを認識し日華基本條約第三條においても中華民國はわが國と協同して共產主義の破壞工作に對し防衞に旨が當るべき規定せられたが今回更に國民政府の防共協定參加を見たるは帝國政府の深く欣快とする所である |
02 | 國府正式に參加 褚部長、獨外相に打電 |
03 | 議定書 |
04 | 第三インターの使嗾 遂に今次事變を誘發 褚部長談話 |
05 | 發展的歸結! 國府の國際地位強化 |
06 | 時艱突破の大演說會 敵性國家群の暴狀 烈烈の舌端で衝く 鋼鐵の決意 熱火の叫び |
07 | 我が外交の三原則 皇國の正義を顯示 安藤副總裁の大獅子吼 |
08 | 貯蓄は戰費なり 賀屋藏相の演說 |
09 | 防共協定記念祝典 廿五日伯林で十二ヶ國代表參加 |
10 | 新世界建設に巨步 當時の苦心談と新發足の意義 古內氏に聽く |
11 | 內閣四長官 首相と重要協議 |
12 | 歷史的緊張の議會 臺電に增田氏を得て喜ばしい 離京を前に齋藤長官語る |
13 | 日、米會談 廿四日夜か廿五日開く |
14 | 英一切言明せぬ |
15 | 五國代表會議なほ開かれん 米國務省發表 |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 糖試十周年の功績顯著 今後は蔗農經濟をも檢討せよ社說 一 本島糖業の科學的開發を目指して、昭和七年に創立された督府糖業試驗所は早くも滿十年を經過し來る十二月六日より八日迄三日間に亘り、同試驗場內に於いて記念祝典を行ふ事となつた事は、意義の極めて深い事と言はねばならない。過去十箇年間に於ける糖試の功績は、その各種試驗の結果に依つて明かに立證されて居る如く、糖業臺灣の科學的檢討に依り幾多の功績を殘して居る。卽ち同試驗場の創設に依り、本島糖業に獨自的開發策が確立されたと共に今後の糖業開發に對しても多くの示唆を與へた。從來本島糖業は、先進地爪哇よりの新品種の移植に依り發達を遂げたものであつたが、同試驗場の創設以來我が科學陣の献身的檢討と硏究に依り、本島の風土に好適した新品種の育成に成功したと共にその栽培や施肥についても、幾多の新發見に依り改良されて居る。殊に燃料國策達成の為めに無水酒精製造試驗を始めとしてバカス・パルプの製造から、副產物の利用に至る迄新機軸を發揮し、食糧並に資材報國の為めに多くの試驗成績を擧げたことは、我が糖業の發達の為めに大きな貢献を齎したと云ふべきである。 二 今や我が糖業は旣に嗜好品的食糧生產の域を脫し、國防國家建設の上からなくてならぬ日常必需品、及び燃料とパルプ資材の生產として時局下一段と重大なる使命を擔ふて居る。この見地よりしても督府糖業試驗場が單なる本島糖業の發達を助長するのみでなく廣く我が國糖業の開發指導上一步を進めて東亞共榮圈糖業確立のリーダーとしての重大役割を果さねばならない秋である。從つて今後更に同試驗場を擴大强化し、下の權威者をその傘下に招聘し、名實共に整備した我が糖業の科學殿堂として、世界學界に對しその硏究成果を發表し、東亞盟主としての科學日本の真面目を大いに發揮すべきである。同試驗場に今後期待する事は、製糖原料を生產する蔗農の經濟調查を徹底的に檢討し、甘蔗增產の根本對策を樹立する資料を提供して貰ひたいのである。製糖企業の收支經濟に對しても、更に科學檢討を加へて本島糖業の真に進むべき國策方途を指示して欲しいのである。 三 時局の重大化と共に、全力を擧げて總力戰を發揮せねばならない現下の國際情勢に對應して我が國糖業の進むべき途は國策達成を第一義とせねばならないが、それがためには原料生產に從事する蔗農の蔗作に依る收支經濟を徹底的に檢討し、原料買收費の適正算出に依つて增產の根本對策を立てねばならない。更に各製糖會社の公益經營を促進する見地よりして、その經營內容の科學檢討を加へる事も糖業試驗所の硏究題目として閑却されない事である。砂糖の增產は刻下の急務であり、その根本對策は甘蔗栽培品種の改良を始めとして、適肥の施用並に製糖技術の改善に依る步留の向上と共に、副產物の利用を擴充するにあるといふべく、かかる使命に對しては糖試十年の硏究に依り豫期の成果を擧げたが、蔗農の收支經濟に對しては何等檢討した事を聞かない。從つて今後は蔗農經濟を硏究對象として進められたい。その究明があつてこそ本島糖業の真の發達が期待されると共に增產對策が確立されるのである。 |
02 | “不退轉の決意喚起” 島都時局講演會盛況 第一會場市公會堂 |
03 | 第二會場第一劇場 |
04 | 皇子傅育官 吉田良兼子任命 |
05 | 庶民層の住宅緩和 四ケ年間に七千二百戶建築 けふ住宅營團令公布 |
06 | 先づ千戶建てる 臺北市と高雄市に |
07 | 一般の協力を期待 梁井文教局長語る |
08 | 軍司令部献金 續くヨイ子供部隊の古鐵献納 |
09 | 壯烈な遭遇戰展開 州下中等校聯合演習 |
10 | 交通道德を守りませう 臺北州下訓練昨日から開始さる |
11 | 圖像:州下中等校聯合演習 |
12 | 地方法院にも書記長を配置 廷丁を判任待遇に |
13 | 全島高等課長會議 廿九日警察會館で開催 |
14 | ときのこゑ |
15 | 三輪統監一行 詳さに戰線視察 |
16 | 紅軍餘勢驅り 敵陣地に突入 |
17 | 雨を呼ぶ寒空に 若き學徒の志氣愈軒昂 |
18 | 拂曉戰に備へて 兩軍夜蔭を利し兵力を移動 |
19 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一擧に九十名志願 田中青年の志願兵熱 |
02 | 能高神社大前で 新嘗祭を嚴修 |
03 | 大麻頒布式 來月二日に執行 |
04 | 滿堂の聽眾を魅了 奉公會主催各地時局講演會 |
05 | 臺灣住宅營團令 |
06 | 壯丁團の組織強化 一派出所每に一團に改編 來月十二日に查閱 |
07 | 俗塵を避けて 街庄長等水社で鍊成 |
08 | 煙から醋酸石灰 內地先進地に指導員派遣 最適の炭燒き方法を研究 |
09 | 防諜觀念を喚起 南投郡婦人防諜座談會 |
10 | 竹東商報推進隊 華華しく結成さる |
11 | 各地の社會教育 狀況を視察 教化聯合會視察團派遣 |
12 | 市防衛團分團長副分團長發令 |
13 | 產婆合格者發表 |
14 | 滅私奉公の範 責任感の強い尤君 保甲から表彰願提出 |
15 | 梁井文教局長來南 |
16 | 奉公婦人委員會 終つて支會長會議 |
17 | 內地の甘黨喜べ 白糖がどつさり出るぞ |
18 | 中堅青年の第一種訓練 |
19 | 青年學徒の野外演習 來月中旬頃に |
20 | 豐原家政女の作品展覽會 |
21 | 中澤署長歡迎會彰化市議が |
22 | 防諜團結成式 |
23 | 商議選擧座談會 |
24 | 松岡檢察官巡視 |
25 | 平原州教育課長 昨日視察に來屏 |
26 | 臺中市臨時市會 諸案可決、參事會員互選 |
27 | 人事 |
28 | 地方便り |
29 | 今日の映畫 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 甘藷を大增產 茶等の植付面積 壹萬五千甲步撤退 實施は來春か |
02 | 貯蓄獎勵具體案 昨日の打合會で決定 |
03 | 國稅、地方稅を含む 遊興稅增徵の內容 |
04 | 臺灣鐵線商事 臨時總會を開催 |
05 | 高雄港艀船賃率 近く引上げを認可 |
06 | 竹山乾筍移出組合 廿八日創立總會 |
07 | 產業設備營團 年內に設立完了か |
08 | 戰時產業金融機關の設立 近く決定を見ん |
09 | 島米港別內地賣渡價格等 督府原案通り決定 |
10 | 貯金管理所廳舍 近く竣工一部移轉 |
11 | 落花生胡麻販賣斡旋方法 州農會市郡關係者と打合 |
12 | 臺灣纖維製品組合正式認可 |
13 | “從來の經驗に基き 南方開拓に邁進” 臺拓加藤社長重任の辯 |
14 | 廣東西村發電所 臺電の手で復興 |
15 | 積立貯金制度 臺灣では當分見合せ |
16 | 兩港艀船規格決定 近く更に價格公定 |
17 | 臺拓社長副社長 重任に決定 |
18 | 鍛鋼品希望者 卅日迄に申込め |
19 | 照明燈 |
20 | 商況 廿五日後場 |
21 | ラジオ |
22 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 嚴肅な調印式擧行 防共協定の効力延長 |
02 | 斷乎・新秩序建設へ 大島大使の演說要旨 |
03 | 獨外相の演說 |
04 | 伯林會議開く |
05 | 歐洲新秩序建設に 獨、具體化に乘出す 一面抗戰一面建設 英米ソ勢力に對し歐洲を結集 |
06 | 日、亞の通商交涉 復活の餘地あり |
07 | 伊の各紙歡迎 |
08 | 米新聞の雜音 |
09 | 國と憂樂をともに 鈴木企畫院總裁演說 |
10 | 英軍の上陸を擊退 廿三日夜、英佛海峽の佛海岸に 若干の運送船で接近 獨軍發表 |
11 | 英情報省發表 |
12 | 英政府官邊沈默 |
13 | 防共は建國の基礎 喜びを語る張總領事 |
14 | 日、米會談 二十六日にならん |
15 | 圖像:佛印資源調查團活躍開始 |
16 | 英人不滿 香港政廳の措置に |
17 | 米飛行士多數(約五百名) 重慶の抗日戰線に參加 |
18 | 献金募集が目的 許世英のマレー行 |
19 | 明年度豫算編成 十日頃までに終了 |
20 | 張國威中國總領事記念放送 |
21 | 泰國に戰火迫る シークル紙が警告 |
22 | タイ國政府豫備兵を動員 |
23 | 勅令公布 |
24 | 揚子江米艦の 引揚げ |
25 | 明日の天氣 |
26 | 水滸傳(549)/黃得時;榎本真砂夫 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 賀陽宮大妃殿下 けふ薨去遊ばさる |
02 | 大地を搖す拂曉戰 山野に谺す嚠喨たる休戰喇叭 中等校聯合演習閉幕 |
03 | 兩妃殿下御慰問 けふ武藏療養所へ |
04 | “驚き呆れる錯覺” 對日包圍陣の脆弱性を暴く (上)田中高級參謀講演要旨 |
05 | 軍司令部に けふも献金品續く |
06 | 井上兵務部長 學校查閱視察に 二十七日南下 |
07 | 步武堂堂の分列式 示す時艱突破の氣慨 |
08 | 正田演習指導官の講評要旨 |
09 | 三國締盟一周年 新竹の記念行事 |
10 | けふの志願者 |
11 | 圖像:若人聯合演習終る |
12 | 水產界も南進!! 漁場調查に照南丸近く出發 |
13 | 新國民生活に垂範 出迎へ差控へられたし 總督長官から督府に入電 |
14 | 長谷川總督 明朝歸臺の豫定 |
15 | 青年勤報隊の第八回退隊式 廿九日に擧行 |
16 | 浦波號昨日 デイリーに安着 |
17 | 不平云はず臺所を守れ 加藤准尉國婦に說く |
18 | 學生對社會人卓球試合 三十日に開く |
19 | 繰出す宣傳隊 けふの島都も交通訓練一色 |
20 | 佛印巡回日本油繪展開かる |
21 | 下手人二名逮捕 不逞の徒の搜查依然繼續中 澤氏遭難事件○○隊司令部副官談 |
22 | お土產に豆債券を 南門のヨイ子供が新竹で購入 感心した所長御褒美に萬年筆 |
23 | 中部利用綜合競技會 きのふ新竹競馬場で開かる |
24 | 島民生活臨戰體制要綱交付 官公衙諸團體に |
25 | 今夜の放送 |
26 | 商況 廿六日前場 |
27 | 興南案內報社消息 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 少年工犯罪の動機 誘惑に負け、つひ惡に染まる |
02 | 鹽鮭の煮込み |
03 | 鰯の味噌鍋 |
04 | 難かしい肺炎の看護 熱すぎる濕布もいけない 湯氣の立てすぎはいけない |
05 | 漬物を早く 漬けるには |
06 | 隣組袋を作りませう |
07 | 毛糸を染め 替える時 |
08 | “○○生より” こういふ手紙の 出し方はいけません |
09 | 圖像:國民學校秋季運動會(一) |
10 | 山の遭難に備へて 道に迷つたら鉈痕を辿れ |
11 | 砂糖代りに柿の皮 |
12 | 大根の葉などで 野菜饅頭 |
13 | 焜爐で火を弱めるには トタン板で蓋をして |
14 | 家庭養鷄と飼料 芋類の皮を利用して 卵を澤山生ませる法 |
15 | 圖像:蘭印から邦人引揚 |
16 | 白菜鍋 |
17 | 上手な衣類の藏ひ込み 新聞紙を二三枚挾むと 防虫にもなり皺も出來ない |
18 | 國語學習 軍隊で常に使ふ 簡單明瞭な用語 どれにも深い意味がある |
19 | 歷史に現はれた 動物の忠儀な家來 |
20 | 新發見の珍らしい魚 “蜂魚” 恐ろしい毒をもつてゐます |
21 | 今週の出來事 十一月二十三日─十九日 |
22 | ドイツ占領地區 おそろしい面積 |
23 | 週間コドモ新聞 |
24 | 豆智識 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 三つの日本映畫(中) 近頃の問題作について/北川冬彥 |
02 | 科學 電燈界の革命 カーボランダム電燈發明 |
03 | 圖像:白雪を衝いて進擊 |
04 | 民主主義國の惱み 多產競爭に負けた英米 |
05 | 圖像:現代婦女圖(文展)/伊藤深水 |
06 | 映畫消息 外畫輸入業者の統合案 |
07 | 軍事援護浪曲 臺本コンクール |
08 | 不作農民慰問映畫會 |
09 | 珊瑚樹 自分で見た強み 柳田國男の仕事 |
10 | 豆科學 窒素を加へると鐵が錆びなくなる |
11 | 心聲漢詩 壽鶴亭社長古稀/林春懷、壽鶴亭社長古稀/林一鴻、壽鶴亭社長古稀/林靖海、壽鶴亭社長古稀/蔡柏樑、壽鶴亭社長古稀/林旭東、壽鶴亭社長古稀/呂蘊白、小春氣冷吟懷勃作賦此/南都 |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 恩賞に輝く生存者 第十九回論功行賞頭條新聞 【東京發同盟】畏き邊りでは第十九回支那事變生存者論功行賞(陸軍關係第十六回)の御沙汰あらせられ、二十七日午前零時內閣賞勳局並に陸軍省より夫夫發表された。今回恩賞の光榮に浴したものは左記部隊に屬する軍人(將官を除く)軍屬で、ノモンハン附近の戰鬪、武漢、南昌の攻略戰、賓陽作戰等に參加した航空部隊及び新兵器の威力を驅使して戰果の擴張を容易ならしめた機甲部隊に屬するものが大部分を占めてゐる。そのうち金鵄勳章を授賜せられたものは三百二十三名で大泉製正大尉(宮城)以下九名に對しては特に拔群の武功を嘉せられて殊勳甲の御沙汰あらせられた 一、北支○○附近の警備に任じ諸掃蕩戰に活躍した越生(虎)部隊 一、ノモンハン附近の戰鬪に參加した阿部(平)部隊 一、機甲部隊中、ノモンハンの戰鬪に從事した生駒林一「山地秀男、吉丸清武」部隊、北支、中支において各兵團に配屬され健鬪せる楠瀨正美「馬場英夫、岩仲義治」及び吉松喜三部隊、並に中支戰線に奮鬪の鳥巢實俊「藤本春雄」部隊 一、航空部隊中 イ、主としてノモンハン附近の戰鬪に參加した白銀重二「田副登、阪本真彥」山本辰雄、安倍克己、永持達三、上條直」大塚寅雄「松岡勝藏」の三部隊 ロ、武漢攻略戰、ノモンハンの戰鬪、賓陽作戰等に武勳を樹てた佐藤正一「高橋常吉」部隊 ハ、武漢、南昌兩攻略戰、襄東會戰等に加はつた下田龍榮門「吉田定雄」部隊 ニ、中支における要地攻擊、飛行場攻擊、爆擊掩護等に活躍した川原八郞「武田惣次郞」部隊 ホ、上海、南京、徐州、武漢の各攻略戰に從軍した木村清「阿部勇雄」部隊 へ、潝英、賓陽作戰に參加の鈴木秋水部隊 一、主として滿洲警備に任じ一小部分北支に出動した山下(奉)「松井(命)澤田(茂)」部隊 △殊勳甲 功六 旭七 軍曹 尾上敏雄(福井) 功四 旭五 大尉 大泉製正(宮城) 功五 旭七 曹長 脇坂卯一(奈良) 功四 旭五 大尉 江口洋一(大分) 功五 旭七 准尉 吉田三良(福岡) 功四 小綬 大尉 河野直(長崎) 功六 旭七 軍曹 竹下三義(同) 功六 旭七 上兵 御園保(千葉) 同 旭八 元上兵 庄司義美(北海道) △殊勳者(尉官以上) 功五 旭五 中尉 古瀨賢治(石川) 同 同 同 池島元司(東京) 功六 同 少尉 石川脩藏(富山) 功五 旭六 中尉 高田文次(富山) 同 同 同 夏目武夫(福井) 同 旭五 同 大澤茂樹(長野) 功六 同 少尉 小出格次郞(新潟) 功五 同 中尉 高橋武郞(秋田) 同 小綬 大尉 鬼木廣二(福岡) 功四 中綬 中佐 吉野直靖(神奈川) 功五 旭六 中尉 調正三(福岡) 同 旭五 大尉 高田勝重(高知) 同 同 少尉 佐宗千藏(愛知) 同 旭四 大尉 青木秀夫(愛媛) 同 旭五 中尉 河野正曉(廣島) 功五 旭六 中尉 深谷正典(茨木) 同 同 同 河村薰(福井) 同 同 同 鈴木重正(鹿兒島) 同 同 同 上西亮介(滋賀) 同 同 同 佐佐木駿爾(和歌山) 同 同 同 佐野年久(滋賀) 同 旭四 大尉 水崎肇(福岡) 同 旭五 中尉 佐藤三郞(德島) 同 同 大尉 並木好文(埼玉) 同 同 同 大高政樂(栃木) 同 旭六 中尉 八木光夫(兵庫) 同 同 同 北島榮一(熊本) 同 同 同 秋山穗積(宮城) 同 旭五 大尉 齋藤幹助(三重) 同 旭四 同 首藤信義(福岡) 同 旭五 中尉 田中芳藏(靜岡) 同 雙光 同 鈴木勇(同) 同 旭六 同 西進(福岡) 功五 旭五 中尉 岡部英雄(山口) 同 同 大尉 村岡信一(同) 功六 單光 少尉 佐野清則(兵庫) 功五 旭六 中尉 黑川正憲(大分) 同 同 同 後藤雄二郞(岡山) 同 同 同 船本茂(大阪) 同 同 同 坂本盛顯(熊本) 同 同 同 竹下嚴(廣島) 同 旭五 同 菅原直司(岩手) 同 同 大尉 潮平治(廣島) 同 同 少尉 中野武夫(滋賀) 同 同 同 平川熊雄(佐賀) 同 旭四 大尉 高橋喜作(山形) 同 旭六 中尉 長一二三(福岡) 同 同 同 古閑大(熊本) 同 同 同 松井榮之(福岡) 同 小綬 大尉 前田義忠(山口) 同 旭五 同 井上直造(熊本) 功五 旭五 少尉 宮川達造(岐阜) 同 同 中尉 三重野留夫(大分) 同 雙光 同 賴本利治(愛媛) 同 旭六 同 金子孝一(埼玉) 同 雙光 中尉 三浦喜之助(秋田) 同 旭五 大尉 長谷川廣(福島) 功五 小綬 大尉 林吾夫(廣島) 同 旭六 中尉 末永喜三郞(大分) 同 旭五 同 鈴木平五郎(靜岡) 同 旭六 中尉 林好一(長野) 同 雙光 同 園田貞辰(新潟) 同 旭六 同 岩田正惠(靜岡) 同 旭六 中尉 水谷茂(三重) 功四 旭三 中佐 白木良三(山口) |
02 | 東亞の軸心を結成 友邦日本と艱難を共にす 汪主席の時局談 日滿華共同宣言 一周年記念日を迎へて |
03 | 上海の米陸戰隊 三十日までに全部出發 |
04 | 金融界の職責重大 東條首相、協力を要望 東京銀行俱樂部 兩相招待晚餐會 |
05 | 金融同業一體の 機能發揮が必要 賀屋藏相の挨拶 |
06 | 日米交涉の成否! 茲數日間に決せられん |
07 | 五國同時會談が困難 英、濠、蘭、重慶意見一致せず |
08 | ハル國務長官と 一問一答 |
09 | 米の首腦會議 ル大統領が招集 |
10 | 外交筋の觀測 微妙なる日米交涉に關する タイムス紙華盛頓電 |
11 | ハ駐米英大使 ハル長官密談 |
12 | 邦人取締嚴重 サンフランシスコ |
13 | 佛印の對日態度 芳澤大使と一問一答 |
14 | 綜合的な經濟協定 獨、バルカン諸國と締結せん |
15 | モスクワへ三千粁 ドイツ軍機械化部隊 |
16 | スターリノゴルスクで 獨ソ兩軍が大激戰展開 |
17 | 獨軍若干進出 モスクワ放送 |
18 | 戰鬪益益熾烈 タス通信報道 |
19 | リ獨外相 各國代表と會談 |
20 | マニラ灣に 機雷敷設作業 |
21 | 海運の國家管理 いよいよ斷行に決定 |
22 | リビア戰線は一進一退 |
23 | アウジラ占領 印度軍第五師團が |
24 | 今日の天氣 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 防共協定記念日を迎へて社說 一 世界人類の公敵たるコミンテルンの赤化工作に對する防衞陣を確立するため、帝國政府が首唱となつて去る昭和十一年十一月二十五日を期し、ドイツとの間に世界新秩序建設の礎石とも云ふべき、日獨防共協定が締結されて以來、早くも滿五周年の意義深き記念日を迎へ、この間防共の誓ひも固く、東西に結ばれた盟邦は日獨伊を始め、羅馬尼、洪牙利、西班牙、滿洲國、中國、等の多數に及び、世界動亂の真只中に毅然として結びも固く、專ら新秩序建設に邁進しつつあるが、この歷史的東京伯林羅馬樞軸結成の具體的第一步を踏出した防共協定も、愈愈本月二十五日を以て五個年の有效期間を滿了することとなつたので、帝國政府は現下の緊迫せる國際情勢とその意義の重要性に鑑み、更に同協定の有效期間を五個年間延長することに決し、仍て同二十五日伯林に於て帝國大島駐獨大使を始め從來の加盟國の外更に國民政府等新興七個國の代表者參集の下に同協定の調印を終了し、茲に世界新秩序の建設に新たに巨步が進められ新事態に卽應する飛躍的發展を遂ぐべく新發足を行ふことになつたのである。 二 惟ふに日獨伊防共協定の締結された當時に於ては、コミンテルンの魔手の伸びる所、世界各地に蔓延し、殊に隣邦中華民國の如きは、第三インター指導の下に中國共產黨が組織され、抗日を呼號した人民戰線の結成となり、蔣介石亦自己の地位保持のため、容共政策を採用することとなつたので、隣邦中華民國は遂に世界に於てソ聯に次ぐ赤化の溫床と化する觀を呈するに至つたのである。東亞の指導的地位に在る帝國としては、斯る隣邦の禍害を見るに忍びず、敢然と立ち起上り、共產黨と合作しつつある蔣政權の打倒を目指して今や四年有餘も興亞聖戰を遂行しつつあるのであるが、併し同協定が締結されて以來、よく共產主義の蔓延を防遏し、東亞を赤化の脅威から守り、人民を赤化の慘禍から救ひ、東亞諸國共によく社會の安定を保持し得たのは、勿論帝國の指導に俟つところ多く、協定加盟國も亦帝國の意圖する支那事變の處理並に東亞新秩序の建設に誠意よく協力したに外ならない。 三 世界各地に於て組織的に共產主義的攪亂を行ひつつあるコミンテルンの赤化工作に對し、之が防衞としても、亦國際的なるを要するのであるが、特に大東亞新秩序の確立を國策の基幹とする帝國としては、今後益益防共の必要を痛感するものである大政翼賛會安藤副總裁の演說の中に「大東亞の天地は東亞諸民族がその繁榮の地盤として、悠久なる原始時代より生活を營み來つた故鄉である。强力なる國防力を以てこの生命線を防衞確保することは、獨り我が國のみならず、大東亞諸民族の興隆のために絕對に必要なことである。この正しき東亞の防衞線に對して第三國が軍事的脅威を誇示し、或は經濟的封鎖の手段を以て攻勢を展開することは斷じて默過し得ざるところである」と喝破してゐるが之は時局に對處する帝國の重大決意を再闡明したものである。今や混沌せる世界動亂の真只中南方國際情勢の急迫せる中に、今回防共協定が更新され、參加國は十三ケ國の多きを算ふるに至つた。更に新議定書の條項に基き、新に志を同じうする諸國家の協定參加が豫測されるが、世界新秩序建設を目指すこれ等新興國家群の防共陣營は、現下の世界的動亂に處して歷史的使命を果すものと期待されるので、我等國民は真に一丸となつてこの未曾有の國際危局を突破すべく、覺悟を新にしなければならない。 |
02 | 故賀陽宮大妃殿下 數數の御高德で綴られた御生涯 |
03 | 勅使御使を御差遣 |
04 | 葡萄酒一打御下賜 |
05 | しめやかな御通夜 御近親が御集ひあらせられて |
06 | 御喪儀委員決まる |
07 | 司祭長は荒木大將 |
08 | 宮內省の發表 |
09 | 女子體力章檢定本極り 母性體育が眼目 十八年度から實施 |
10 | 甦る“巨大な足取” 小村侯の三十年忌祭 |
11 | 奉公會基隆郡支會委員大會 |
12 | 貯蓄實踐強調運動 來月四日から十三日迄 |
13 | 中日は“兄弟の邦” 基本條約締結一周年記念に當り 張國威總領事放送 |
14 | 貸家組合創立 |
15 | 空の勇士・井上准尉 島都に無言の凱旋 |
16 | “日本の科學”を外譯 敵性國家群に一針 |
17 | 龍田丸米國へ 來月二日に出帆 |
18 | 叩き込む“隣保魂” 譽れの三部落宣誓式 |
19 | 圖像:羽黑山橫綱に |
20 | 市營バスの值上 大人片道十錢、子供券廢止 來月九日より實施 |
21 | 明年度から增車 臺北市當局語る |
22 | 永樂町のボヤ |
23 | 五穀豐穰感謝祭 “土に生きる農民”歡喜 |
24 | 司法保護紙芝居入選發表 |
25 | 新嘉坡殘留邦人 引揚準備を開始 |
26 | ときのこゑ |
27 | 新高港を視察 工業開發調查委員 |
28 | 惡疫流行で 湖南省慘澹 |
29 | 人事・消息報社消息 |
30 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 武勳は輝く(一) 第一次支那事變關係者行賞 恩賞に浴す本島人軍夫 |
02 | 聽眾に深き感銘 皇民奉公會主催各地時局講演會 |
03 | 奉公委員會 皇民運動に意見披瀝 花蓮港廳 |
04 | 工業調查委員會 本日より州正廳で開催 |
05 | 臺南鄉軍武術會 |
06 | “生む”家庭を調查 紀元節の佳辰に表彰 |
07 | 若人の意氣衝天 澎湖廳聯青大會 |
08 | 奉公壯年團 一日に結成式 |
09 | 「農村慰問の夕」 山頂男女青の主催で |
10 | 交通對策を指示 運輸業者を集めて |
11 | 洩れなく奉齋 |
12 | 道路品評會 |
13 | 西勢厝、媽厝間の 道路開鑿を要望 |
14 | 檳榔樹 資源として登場 花蓮港で新用途發見 |
15 | 林子分教場で豐年感謝祭 終つて體鍊會 |
16 | 吉森大屯郡守の 留任を熱望 循吏を懷しむ鄉民の純情 |
17 | 叺製作競技會 |
18 | 水牛角の聽診器 象牙に劣らぬと大鼓判 |
19 | 伊藤總務部長 皇民塾を視察 |
20 | マラリア撲滅に 潮州で防遏作業 |
21 | 奉公會分會長の打合會 |
22 | 奉公委員會 |
23 | 北港郡體育會 盛會裡に終了 |
24 | 產駒品評會 乘馬練習所で開く |
25 | どくどく植ゑよ 空閑地に蔬菜を |
26 | 澱粉組合懇談會 |
27 | 花蓮座を 映畫常設館に改造 |
28 | 造船統制會社 設立準備を急ぐ |
29 | 人事 |
30 | 地方便り |
31 | 當選御禮:梅田明志、手柴鐵次郎、徐永清等 |
32 | 今日の映畫 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 米穀生產獎勵規則 獎勵金交附要綱決定 本年二期產米より適用 |
02 | 過渡期の中央卸賣市場 (上)魚類配給不圓滑の實相 |
03 | 石炭賃銀一割引下 定額賃銀も近く決定 |
04 | “米の配給基準 近く重量制に改正” 米穀局植村理事官談 |
05 | 石炭統制會 昨日創立總會 |
06 | 石炭統制會會長 松本健次郎氏に決定 |
07 | 移入枕木の船腹獲得 業者、中央と折衝 |
08 | 物品稅引上後の 公定價格變更を協議 |
09 | 臺北商工會議所 第三回工業部會 |
10 | 內臺米の格差 石一圓廿五錢引上げ 但し丸糯長糯は除外 |
11 | 日糖大林明糖南靖壓搾開始 |
12 | 國產自動車 杉原氏社長就任 |
13 | 改正陸運統制令規則 關係部局で協議 |
14 | 貯銀創立滿廿周年 廿九日物故者慰靈祭 |
15 | 臺灣運輸組合 けふ常議員會 |
16 | 食料品物價專委會廿八日開催 |
17 | 照明燈 |
18 | 本多商工課長 廿六日臺中へ |
19 | 砂糖の亂袋跡を絕つ 百五十斤入の改正で |
20 | 加藤臺拓社長 廿七日臺中へ |
21 | 日糖彰化工場昨日壓搾開始 |
22 | 商況 廿六日後場 |
23 | ラジオ |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 徐駐日中華大使 けふ信任狀奉呈 |
02 | 徐良大使談話 |
03 | 日米交涉愈よ大詰 きのふ第四次會議 成否に重大な影響 |
04 | 米國の態度を要約 日本側に文書手交 |
05 | 內容發表されぬ ハル長官談 |
06 | 野村來栖兩大使 多くを語らず |
07 | 聖上ヒ總統に 御答電御發送 |
08 | 倫敦タイムス 特派員の報道 |
09 | 圖像:砲門一たび開かる 我太平洋制霸艦隊 |
10 | 不敗の態勢成る リ獨外相の演說 |
11 | ゲーリング空相 十一ケ國代表を招待 |
12 | ル大統領と 一時間餘り懇談 ハル長官が會談前に |
13 | 或種の基本的原則 國務省當局の談 |
14 | 具體的に事を纏めるに 關係國との協議が必要 米國の見解 |
15 | 話合附く可能性あり 英消息筋の觀測 |
16 | 泰國、臨戰態勢を強化 多數の豫後備兵應召入營 |
17 | 防共協定の再確認 五ケ年延長に 大島大使が聲明 |
18 | 胡適、宋子文と會談 ル米大統領が |
19 | 蒙疆政府顧問 金井章二氏勇退 後任大橋氏に決定 |
20 | 赤都へ後廿六粁 獨軍ウエネフ占領 |
21 | 明日の天氣 |
22 | 水滸傳(550)/黃得時;榎本真砂夫 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 畏き御下問に恐懼 本島青年の活躍內地で好評 長谷川總督歸任 |
02 | 出迎へは無駄ぢや そんな時間があつたら事務に精出せ 長谷川さん・垂範の歸臺 |
03 | 長谷川總督より弔電奉呈 |
04 | 三妃殿下御慰問 小石川、千葉兩療養所へ御成 |
05 | 圖像:長谷川總督歸任 |
06 | 出迎客に赤信號 役人さん頭搔き搔き退散 |
07 | 御遺跡地巡り繼走大會 廿九日先發部隊澳底を出發 |
08 | “驚き呆れる錯覺” 對日包圍陣の脆弱性を暴く (中)田中高級參謀講演要旨 |
09 | 古鐵の献納部隊 けふも續續軍司令部に |
10 | 渡洋爆擊行の華 殉職諸勇士慰靈祭 石門庄尖山湖で執行 |
11 | 專賣小賣人の赤誠 差益一萬七千圓を献金 |
12 | 恩賜金で短刀製作 嶋田海相・舊部下に頒つ |
13 | 奉公會新竹支會職員會議 |
14 | 新竹市物價統制實踐競技會 |
15 | 誇る“事故皆無” 臺北州下の交通訓練 |
16 | 工業化が最大急務 伍堂元商相の視察談 |
17 | 佐藤外事部第一課長の嚴父逝去 |
18 | 日本少女歌劇座一行本社來訪報社消息 |
19 | 適齡兒童皆入學 基隆市の募集開始 |
20 | 事故を一掃 基隆の交通宣傳 |
21 | 人事・消息 |
22 | 臺北州防火デー 盛り澤山の行事決定 來月一日一齊實施 |
23 | 今夜の放送 |
24 | 商況 廿七日前場 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 增稅と國民の覺悟 切りつめた生活にも 見出される意外の冗費 |
02 | お風呂焚きの 燃料(石炭)の節約法 これから沸きにくく冷め易い 浮蓋の使用も結構 |
03 | 子供の入浴 |
04 | 女の子の成長に 大切なビタミンD 將來の難產を豫防する |
05 | 味噌うどん |
06 | 一米も離れれば 感染の心配ない 健康者はマスク無用 |
07 | 內臟の健康化が先決 これから荒れる手や顏の療法 |
08 | 火災の損害は 事變前の四倍 子供の火遊びに御注意 |
09 | 醫者を呼ぶまで(上) 有熱の下痢は腹部に溫□法 |
10 | 圖像:國民學校秋季大運動會(二) |
11 | 百日咳にかかつた子供 結核の素地を作り易い |
12 | しもやけの豫防 水仕事には乾布を離すな |
13 | 美味しいおでんを一つ 煮出汁は昆布と鰹節に限る |
14 | 脫色も生地によります 更生染替へに此の注意 |
15 | 國語學習 十二月一日の興亞奉公日は 「一億前進の誓」の日 |
16 | 第二國民兵も 國防の等一線に 兵役法施行令が 改められました |
17 | 通常議會召集 十二月二十四日 |
18 | さあ飛ばすぞ |
19 | 童話 風をついて (一)/原勝 |
20 | 豆智識 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 三つの日本映畫(下) 近頃の問題作について/北川冬彥 |
02 | 圖像:調音(府展)/鄭安 |
03 | 日本民俗學史抄 (一)/倉田一郎 |
04 | 珊瑚樹 田園交響曲 佛印の封切詳報 |
05 | 油田の攻防戰術 時事の科學的解說 |
06 | 圖像:擊て(文展特選)/江崎孝坪 |
07 | 文化映畫統合懇談會 |
08 | 文部省第十六回推薦映畫 |
09 | 心聲漢詩 殘秋三來九分鑛山感賦/爾瞻 杜仰山、殘秋三來九分鑛山感賦 其二/爾瞻 杜仰山、殘秋三來九分鑛山感賦 其三/爾瞻 杜仰山、和石華高雄州聯吟會感賦原韻/陳春林、和石華高雄州聯吟會感賦原韻/薛玉田 |
10 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 擧國友邦日本と協力 生死を共にする覺悟 日滿華條約調印 一周年記念日を迎へ 周佛海氏、至情を吐露頭條新聞 【南京廿七日發】國民政府行政院副院長兼財政部長周佛海氏は日滿華條約調印の一周年記念日を迎へるに當り、久し振りに記者らと會見、過去一ケ年餘の沈默を破つて、國際情勢の緊迫化に對處すべき國民政府の確固たる方針並に非常時財政政策、今後の動向等に關し忌憚なき所信を披瀝すると共に、日米交涉の歸趨、殊に米國の無理解によつて最惡の事態に立到れる場合、國民政府としては友邦日本と共に共存共亡、生死を共にするの覺悟を以つて擧國一體、日本に協力する諸準備と決心を有するものなることを闡明烈烈たる愛國の至情を吐露した、還都以來一年八ケ月、全面和平達成のため鏤骨の苦心と努力とを續け來つた周佛海氏が、日華兩國民の期待に添ふ能はざるを遺憾とし、今後なほ友邦の援助に俟ちつつ一意所期の目的達成に邁進せんとする責任感と牢固たる決意とを語つたことは、同氏の立場と國際政局の緊迫下に於ける國民政府の立場とに鑑み、極めて重視せられる、以下は同氏が力强く語つた談話の要旨である 健全財政堅持 國民政府の財政は健全主義を堅持して行く方針であるがだからといつて消極退嬰に墮すると云ふのではなくあくまで所要の建設は之を積極的に行つて行く所存である、健全と云つても例へば還都後の月平均豫算に比較して本年下半期卽ち七月より十二日までの每月平均豫算は二三◯◯萬元の增加となつてゐる斯かる財政の膨脹にも拘らず未だ赤字を出してゐないのみならず相當の剩餘金を有してゐるのであつて此剩餘金の一部を以て今次の增俸をなし得た次第である從つて若し日米關係が將來或程度緩和される場合には政府の財政は或程度改善され貿易も良くなり收入も增加するものと考へるしかし假令日米關係が緊迫しても、國民政府としては準備は充分完整してゐるのであつて財政上、根本的動搖を來すが如きことは斷じてない 舊法幣との關係 財政問題と關聯して中央儲備銀行に就いて一言すれば、同銀行成立當時、日本側識者の一部に中央儲備券の濫發により惡性インフレを起す恐れありとの理由に基く反對があつたのであるが政府は一錢と雖も同銀行より借入れをなしたことも亦惡性インフレを來たしたこともなく、依然として健全財政を堅持してゐるのであつて、この點は心配ないと考へる、通貨問題は、從來慎重に考慮を加へて來たところであつて、舊法幣が下落する場合はこれと離脫する建前となつてゐるのであるが如何なる程度まで下落せる場合切離すか、その時期を何時にすべきかは最も慎重なる檢討を必要とする、この程度と時期の決定は、舊法幣に對する見透によるのである、卽ち舊法幣に對する見透に二つあり一は舊法幣の價値が今後も引續き低落して行き落着くことなしとの見方であり、從つて切り離すべしとの立場に立つ、他はこれと異り、舊法幣は急激に下落せず、或程度で落着くと見急いで離脫する必要なしとする見解である。何れにしろ、政府としては舊法幣の成行を注視しいざ切り離すと云ふ場合、卽時斷行し得る準備は整へてゐるのである 民生安定策 民生の安定策に就いては、二つの面について考へ得る、一は舊法幣の下落であり、他は物價の騰貴である、第一の法幣の下落に就いては重慶側に責任があるのであつて、國民政府としては如何ともなし得ない、第二の物價騰貴に就いては舊法幣の價值下落が主原因ではあるが、民眾の買溜賣惜み、投機等も重要な原因となつてゐるに鑑み、政府としても斯る不正惡質なる行為を嚴禁し、物價の騰貴を防止するに努めてゐる次第である 最近上海、南京等で幾分物價の騰勢が反落してみるものがあるが、これは政府の工作が奏功したものと考へられる、なほ、物價騰貴については物資の不足も原因して居り、その統制を緩和して物資の供給量を多くするやう日本軍部方面とも折角協議を進め、協力を仰いでゐる次第である 日華は共存共榮 日米交涉に對する余の見解は主觀的にはこれが成功して以つて全面和平に導かんことを希望してゐる、しかしながら最惡の場合に處する萬全の準備も進みてゐるのである、我が同志の中に日米交涉が不調に終ることを惧れ、前途を憂慮してゐる者もある斯る同志に對しては余は常に最惡の事態に處する萬全の準備を行つて置くべきをすすめ、充分その覺悟を促してゐる 國民政府の力量は或ひは弱いかも知れない、しかし、國民政府としては、友邦日本のため出來るだけの協力をし、强き結合を以つて協同するの決心と準備とを有してゐるのである余は、常に同志に向つて、日華兩國の關係は共存共亡であることを說いてゐる、余は友邦と生死を共にせんとするの決心を以つて、一たん最惡の事態に立到れる場合全力を盡して協同して行くつもりである 新國民運動の眼目 國民政府の今後の工作目標は、清鄉工作の推進と新國民運動の展開が基本的なものである清鄉工作については第一期は試驗時期で財政的にも相當費用を使つた、この第一期の經驗と敎訓とに基き今後は效果的に推進し得ると思ふ、新國民運動は一種の新生活運動と云ふべく只これと異るところは、飽くまで官僚的なものたらしめずそのための機關を設けず、旣存の中國國民黨東亞聯盟中國同志會、その他の團體をして、その綱領の徹底、實踐に當らしめて行くのであるわが中國の從來の通弊として、一事業を行ふ場合、必ず機關が出來、人員を多く集め、多額の經費を使つて結局官僚的に墮して了ふ、よつて今回は、機關を設けることなくそのための特別な經費も支出せず、この弊害に陷らざるやうにしたわけである新國民運動の眼目は、政府の還都の精神を鼓吹し、良く政府と協力、困苦缺乏に堪へる精神を徹底せしめるにある、從つて個人の服飾とか嗜好とか云ふ形式的な末梢的事項にまで立入つて指示すべきではない最近政府官吏の多くが、或ひは經濟生活の窮迫から意氣沈滯し、或ひは前途の光明を見出し得ずして剎那的な歡樂に耽つてゐる傾向があるが、彼等に訴へて、新中國を建設する同志たるの真精神を說き、真の工作人員たる勇氣を奮ひ起させることが、先づ必要である、國民黨も新國民運動の中心勢力としてこの新國民運動を强力に展開して行くであらう |
02 | 日米交涉樂觀許さぬ 米の態度、以前と變らぬ實情 遷延の餘地愈よ局限 |
03 | 圖像:銀行俱樂部の首相、藏相招待晚餐會 |
04 | 國務省の牽制策か 在米邦人動靜調查案を突如採擇 |
05 | 五人委員會を組織 特に邦人の動靜調查の為めに |
06 | 農業團體統制要綱 農林省參考案成る |
07 | 華北、蒙疆の米人に 至急引揚勸告 在北京米大使館 |
08 | 東條首相 安藤副總裁、古野氏 小磯大將と會談 |
09 | 新秩序建設を示威 ヒ總統も祝典最終日に歸還 |
10 | 部下一萬率ゐて 和平陣營に參加 畢澤宇軍長と文大可 |
11 | 佛印と佛本國 船舶交通杜絕 |
12 | 恒例陸軍大將會 昨日陸相官邸で |
13 | 貯蓄增加目標改訂 增加打合せ會を開く |
14 | 理財局企畫課を大臣官房に移管 |
15 | 海洋青少年養成所 全島に魁け三十日に開所式擧行 臺北州聯合保護會の經營 |
16 | 英戰艦に大損害 獨機と潛水艦が活躍 |
17 | ソ聯戰艦二隻を擊沈 |
18 | ム首相リビアに赴くか |
19 | 英南阿軍旅團長以下五千捕虜 |
20 | 初回委員會開く 議同、新政新體制に關し |
21 | 泰佛印國境で 劃定現地會議 |
22 | 對滿事務局次長 竹內氏に決定 |
23 | 督府人事異動 |
24 | 渡邊幸次郎氏略歷 |
25 | 今日の天氣 |
26 | 海上警報 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 時艱突破に國民總進軍 東條首相の訓示を體せよ社說 一 未曾有の國際危局の真唯中に登場した東條臨戰內閣は、先般の臨時議會に於て所謂外交三原則を中外に闡明し、之に依つて真に國民の知らんと欲する所を明示一擧に從來國民の間に蟠つてゐた對外方策に關する不明朗な氣分を拂拭すると同時に、國民の云はんと欲する所を端的に表明して政府に對する國民の深き共鳴と絕對信賴を喚起し、以て一億國民の鐵石の團結と決意を彌が上にも固めたのである斯くして未曾有の國際危局を突破し帝國不動の國策遂行を達成すべく、一億國民は真に打つて一丸となり、齊しく戰友たるの堅き決意と團結とを以て時艱の突破に總進軍せねばならない。東條首相が先般の臨時議會に於てのみならず、其後地方長官會議に於て或は大政翼賛會主催の時艱突破大演說會に於て、烈烈たる訓示を行ひ或は舌端火を吐く如く獅子吼をなしたのも要するに帝國不退轉の決意の再認識と難局突破の一大覺悟を全國民に要請したのであり、一億國民が戰友意識を持つてお互を信賴し政府を信賴することによつて時艱を突破する鐵石の聲に他ならないのである。 二 吾人は斯る急迫した重大時局下に於て、まさに帝國不退轉の決意と難局突破の一大覺悟を再認識して確乎不動の信念たらしめ、全國民ひとしく戰友たるの氣持を以てお互を信賴し政府を信賴して擧國鐵石の布陣を確立しなければならない。このためには東條首相の云へるが如く官に在りては、國家の大局に着眼し時務を洞見して過誤なきを期すると同時に、民心の歸向に留意し國民生活の實情を查察して各種行政の調和と統一を圖り强力にして一元的なる行政の遂行と其の實績の確保に努めなければならないのである。政治の要諦は國民の信賴を得るに在る、從つて政府は自ら國民を信賴する必要があり、行政官は常に國民の勞苦を察し之と接觸するに當つては必らず誠意と懇切とを盡し溫清を以て處せられねばならない。國民は事變以來幾多の辛苦を重ねて居り然かも今後尚一段の忍苦と精進とを求めざるべからざるの秋、行政の第一線に立つものの深く心すべき一事であることは、東條首相の强調せらるるところである。 三 一方國民大眾に在りては、現下の事態が我が光輝ある二千六六百年の歷史の上に於て嘗つて見ない重大時局であり、此の難局を突破することが今日われら國民に課せられた光榮ある責務であつてそのためには速かに一億一心鐵石の團結を以て時艱を克服すべき强靱なる高度國防國家體制を確立しなければならないのである。換言すれば今日こそ官も民も渾然一體となり、如何なる場合にも全國民が一つになり共に戰ふ戰友意識を以てお互に信賴し政府を信賴し、速かに國防國家態勢を完成して此の事態の推移に卽應すべき態勢を整へる必要があるのだ。斯くして今日われら國民の取るべき途は唯一つ、各人が各各の職分に於て驀らに臣道を實踐し奉公の誠を致す以外にはない、我我の每日每日が旣に戰ひであり我我は銃を取らぬ戰士なのだ。國民は齊しく戰友なのである。如何なる困難如何なる犧牲も全國民が齊しくこれを負擔しなければならない。時局は今後如何に推移するか逆睹し難い、然しながらわれら國民は事態が如何に展開しようと東條首相の訓示を體して鐵石の團結を以て突破することが絕對に肝要だといはねばならない |
02 | 近代戰に即應して 通信・戰車兵增強へ 兩少年兵學校近く夫夫獨立 |
03 | “產業臺灣”の異彩 大甲溪發電所を視察した伊藤海軍武官談 |
04 | 故賀陽宮大妃殿下 御喪儀の御日取御決定 |
05 | 御船入の御儀 昨夜しめやかに行はせらる |
06 | 圖像:偉人小村侯の卅年祭 |
07 | 一般家庭金屬類特別回收 督府物資課實施要綱を發表 |
08 | 決定した回收物件 |
09 | 献納金屬の取扱方 |
10 | 若人の意氣高らか 昨夜公會堂で“青年隊の夕”盛況 |
11 | 食堂、寢臺車連結を停止 國鐵の年末年始輸送對策近く發表 |
12 | 軍司令部献金品 |
13 | 值上げ利益金を献金 |
14 | 「亞細亞の光」試演會 |
15 | 高砂族修練所 昨日晴の落成式擧行 |
16 | 昨日の志願者 |
17 | 州下營業稅其の他納稅成績 |
18 | 宜蘭市完納 |
19 | 鹽糖取締役總辭職 後任問題で猛運動開始 |
20 | ときのこゑ |
21 | 救急車を用意 產婆さんや急病人に |
22 | 內地から便船入港 |
23 | 新竹土木建築工業會社業務開始 |
24 | 兒童作品展 |
25 | 人事 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 武勳は輝く(二) 第一次支那事變關係者行賞 恩賞に浴す本島人軍夫 |
02 | 工業調查委員會 新高港の重要性を 鈴木企畫課長が力說 |
03 | 東港神社列格 奉告祭の行事決定 |
04 | 東港郡大麻頒布始奉告祭 |
05 | 神宮大麻頒布奉告祭 |
06 | 時局講演會 高雄市 |
07 | 廿五日竹山で |
08 | 輸血美談に感激 高雄高女白衣繕ひ奉仕 |
09 | 土木關係豫算の 要求額は尨大 重點主義で豫算實行 |
10 | 圖像:澤田部隊長清鄉工作を視察 |
11 | 義教費のお膳立 財源に惱む嘉義市 濟美會の寄附を仰ぐが捷徑 |
12 | 東石郡保甲壯丁會議 |
13 | 防火思想涵養 郡署に防火デー行事通達 |
14 | カラスミ共同製造 可否を組合總會に諮る |
15 | 高雄州に健康相談所 榮養食指導、育兒相談にも應ず |
16 | 曳船愈よ共管 艀船の一元的運營斷行 |
17 | 傷痍軍人懇談會 |
18 | 防諜宣傳に 紙芝居を巡演 |
19 | 年末に砂糖增配を考慮 |
20 | 左黨の迎春譜 朗かに奏でられよう 專賣局の親心 |
21 | 價格改訂の打合 |
22 | 橫田警察部長屏東巡閱 |
23 | 彰化水利評議會 |
24 | 時局宣傳打合せ 壯年團員銓衡は來月匆匆 |
25 | 新高郡學童年齡別競技會 |
26 | 臺東廳下各庄協當選者決定 |
27 | 惱みのごみ箱 來春から人夫增員 |
28 | 北斗消費米組合緊急役員會 |
29 | 水裡坑保甲民の勤勞奉仕作業 |
30 | 皇道產組精神強調座談會 |
31 | 鐵屑拾ひの奇禍 |
32 | 人事・往來 |
33 | 地方便り |
34 | 今日の映畫 |
35 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 內臺間船舶島內檢查 中央既に諒解濟 |
02 | 食糧品全面統制 奧田米穀局長語る |
03 | 臺北州下二期米 平年作より稍惡し |
04 | 曾文郡青果共同配給所結成式 |
05 | 過渡期の中央卸賣市場 (下)魚類配給不圓滑の實相 |
06 | 能高郡米穀組合解散總會 |
07 | 化學振興會社法案 來議會に提出決定 |
08 | 週間經濟展望 |
09 | 局鐵運賃引上げ 平均一割五分見當か |
10 | 海山郡下各青果部會 二十五日に一齊誕生 |
11 | 海山馬耕競技會 |
12 | 經濟手帳 軍票價值の昂騰 |
13 | 照明燈 |
14 | 商況 廿七日後場 |
15 | ラジオ |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 天皇陛下行幸 陸大・大本營陸軍部へ |
02 | 定例閣議 |
03 | 日米交涉 和戰いづれか? 今や最後段階へ 米紙報道・悲觀論壓倒的 |
04 | 交涉完了を意味せぬ 次の進展は今後の情勢に依る |
05 | 圖像:日、獨、伊防共協定記念午餐會 |
06 | 第五次公式會談 廿七日午後行はる |
07 | 外陸海三首腦協議 米よりの情報に基き |
08 | 互助共榮の緊密化 滿華修交輝く一周年 |
09 | 野村、來栖大使 終始沈默を守る |
10 | 米比兩首腦が重要協議 |
11 | 匪團を殲滅 永寧南方の三司急襲 |
12 | ヒ總統各國代表と 個別的に重要會談 ベルリン會議、歷史的意義を有つ |
13 | 大島大使の日本婦人論 大喝采を博す |
14 | 奉公日三講演 “一億前進の誓ひ” |
15 | 佛印側に嚴重申入 蔣系抗日分子の取締りに關し |
16 | 米水兵募集成績惡化(海軍長官言明) |
17 | 新聞統制案 政府、採用に決定 |
18 | 銃後の緊張に感歎 和平建國に重慶から馳參じた 三飛行將校が來朝 |
19 | 英、ボルネオの防備を強化 |
20 | 英艦ジ號を擊沈 |
21 | 產報主催の 技術會議 廿八、九日開く |
22 | 商業組合制度改正 中央會の案成る |
23 | 明日の天氣 |
24 | 水滸傳(551)/黃得時;榎本真砂夫 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 義宮樣 けふ御目出度く 第六回御誕辰を迎へさせらる |
02 | “不動の精神を強調” 卅日新公園廣場で島民大會を開催 日滿華共同宣言 一周年記念 |
03 | 無敵海軍に感謝 武官府に赤誠の献金續續 |
04 | 圖像:御遺跡地巡り繼走大會 |
05 | 兩軍に分れて攻防戰 鄉軍演習明日から開始 |
06 | “驚き呆れる錯覺” 對日包圍陣の脆弱性を暴く (下)田中高級參謀講演要旨 |
07 | けふの志願者 |
08 | 褒賞授與式を擧行 甘藷等の多收競作會 |
09 | 軍援事務打合 一日から花蓮港で開く |
10 | 迫る火事シーズン 州民の自戒を要望脇元州保安課長談 |
11 | 飜譯出版に便法 內相の裁定で自由に出來る 暫定的措置定る |
12 | 新竹州參事會 |
13 | 通學兒童の市バス割引 委員會で決定 |
14 | お醫者樣常會閉幕 |
15 | 圖像:笑顏の支那良民 |
16 | 島都防衛施設に一萬圓寄附 小林日進商行主 |
17 | 大龍峒町の小火 |
18 | 帝都に豪雨 不連續線の惡戲 浸水二千戶に上る |
19 | 豐橋市內に突風襲來 |
20 | 壯丁團基隆署大隊結成 |
21 | 正直車夫の美學 |
22 | 完納成績百% 新竹州下の營業稅 |
23 | 街庄主任打合會 |
24 | 人事消息報社消息 |
25 | 今夜の放送 |
26 | 商況 廿八日前場 |
27 | 訃文:陳胡氏首 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 生活文化 家庭菜園と土地 日向を好むキヤベツ 日蔭でもよい三ツ葉 |
02 | 排水の惡い處も 里芋ならよく出來る |
03 | 主婦ノート |
04 | 支那風酢の物 |
05 | 圖像:ヒツトラー總統前線將兵を激勵 |
06 | おほばこの 色色な藥効 |
07 | 赤ちやん蒲團には 濃い糊づけ 火災を防く意味で |
08 | 一握の灰も大事な資源 常會議題に“木灰供出” |
09 | グリセリンの荒止めは禁物 |
10 | リウマチに效く黃金 注射不要の感冒ワクチン |
11 | 鯖のバタ燒 |
12 | 廢物でない鶯の糞 色素を吸收します |
13 | 使用制限に備へて 電氣メートルの讀み方 每日表につけて計算を |
14 | 柔かいパンを うまく切るには |
15 | 豆科學 百萬分の一秒の露出 |
16 | 植物體外で澱粉の合成に成功す |
17 | 國語學習 勇士に尊い血を捧げた婦人達 高雄陸軍病院で 表彰狀を授與さる |
18 | 新しく生まれる 海の航空中學 入學資格は國民學校卒業 |
19 | 貯蓄目標 百七十億圓に引上げられました |
20 | 童話 風をついて (二)/原勝 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 先進の苦難に就て (上) 美術史斷面/野口富士男 |
02 | 圖像:教會(府展)/院田繁 |
03 | 日本民俗學史抄 (二)/倉田一郎 |
04 | 珊瑚樹 萬葉と私小說 親しむべき言葉 |
05 | 國文學の新方向 (上)/久松潜一 |
06 | 圖像:女集まる(文展)/中村琢二 |
07 | 雜詠新月 |
08 | 心聲漢詩 次南都見寄瑤韻/杏庵、中秋觀月/杏庵、病齒無聊再成五絕/杏菴、濳廬讀舍雨夜寄懷可軒宗先生/黃景南、清敦先生歸隱鷺洲擬題隱趣見索賦此/景南生、賦贍黃景南君/李嘯庵 |
09 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 重產團體令の運用 自主的產業を確立 岸商相の放送演說 產業設備營團設置頭條新聞 【東京發同盟】岸商相は二十八日夜AKのマイクを通じわが戰時產業再編成問題につき放送演說を行ひ歐米依存を脫却東亞共榮圈內にはいて自主的產業を確立するには產業の生產性昂揚を圖ることが緊急なる旨を强調その方策として政府は重要產業團體令の運用、產業設備營團の設置、中小企業の整理統合等各般の對策を講じつつある旨左の如く述べた、 現下國際情勢は異常な緊迫を示しわが國を中心とする各國の動向も亦空前の緊張を示してゐる際わが國の產業は國內においては官民懸命の努力により必需物資の增產を圖り配給統制價格、統制消費規正の强化を行ひ高度國防國家の確立に邁進すると共に支那事變處理の進展に併行して日滿支を通じる綜合經濟政策を發表せしめ東亞共榮圈の礎石の確立を圖り如何なる事態に直面するも不動の產業態勢をとり得る準備を為しつつある、然るに他方わが國の貿易は去る七月二十六日以來英米を始めこれら諸國の支配下にある各國の對日資產凍結措置により第三國貿易は殆んど全面的に杜絕し外國よりの物資補給は東亞共榮圈を除いては先づ期待出來ない事態になつたここにおいてわが國の產業は明確に從來の歐米依存關係を脫却し東亞共榮圈の自主的經濟態勢の確立を計らなければならなくなり產業全體の生產性の昂揚が總べての產業政策の中軸となりその重點が產業の再編成にあることはこの際十分認識して頂きたい產業再編成の實施を圓滑適性ならしめるため現在政府において實施し又は實施せんとしてゐる方策は 一、重要產業團體令の運用 一、產業設備營團の設置 一、中小商工業の整理統合に關する諸方策就中中小商工業共助資金に對する政府の積極的助成、國民厚生金庫の活用、企業許可令の制定 などである最近における時局の緊迫化は軍需產業生產擴充計畫產業代用品產業不足物資產業などの國家緊要產業の急速且つ大規模なる增產を要請する所切なるものがあり近時著しく過大化した未動遊休設備は低物價堅持の上からもわが國戰時經濟の運營に幾多の好ましからざる影響を及ぼしつつある緊要產業の設備を建設して積極的なる施設援助を行ふと共に他面現有設備の高度利用とわが國の經濟總力發揮の見地に立つて產業の再編成を行ひこれら設備の內活用し得べきものは擧げてこれを活用し重點主義生產の果敢なる實行を可能ならしむると共に低物價政策の確保に資することが肝要である、これらの施設については統制會等と緊密に連絡協調しその實行の適正圓滑を期することが必要であるが私設團體としては國家として行ふを適當と考へるのでこの目的を達成するための機關として產業設備營團を設定することとなり目下設立その他諸般の準備を進めてゐる、中小商工業者の整理統合は現下の情勢において重點主義による生產の增强、物資配給の圓滑適正及び勞務の適正配置を目安とする產業再編成の見地より積極的に整理統合を推進しなければならない、然しながらこれを實施するに當つては轉業を助成し且つこれら業者の生活を保障して產業再編成の課程において一人と雖もその歸趨に迷ふが如き者を生ぜしめざるよう萬全の措置を講じなければならない、又中小商工業の整理統合は出來得る限り官廳の行政的措置を避け同業者の組合の申合せに基く自治的措置と官廳の適切なる指導とによらしむるを旨とすべき事は云ふまでもないが必要に應じては行政官廳の强制的措置によらざるを得ざる場合も豫想されるので目下國家總動員法に基く法令の制定をも進備して居る又新規開業等を調整する事は中小商工業者の整理統合の前提要件として必要缺くべからざるものでこれ亦國家總動員法に基く法令を準備中で近く實施を見る運びである、以上の樣に政府は確固たる決意を以て中小商工業者の整理統合を包含する產業の再編成を敢行する方針の下に諸般の對策施設を講じて居る國民諸君も常に國家の要請の那邊にあるかに深く想ひを到し今後一層の御協力を與へられ高度國防國家の建設に寄與せられん事を切望する |
02 | 鈴木總裁 首相と要談 |
03 | 電機器統制會の有資格者指定さる |
04 | 肇慶、封川、南雄を爆擊 |
05 | 巧妙な恫喝と融和策 米要路と言論界極度に興奮 我が三原則、斷乎不動 |
06 | 米紙の報道悲觀的調子 “破局に直面”と見るのは尚早 |
07 | 自己防衛に忠實 外國の宣傳に動かされるな ピ泰首相放送演說 |
08 | 國民の冷靜要求 泰政府代辯者の放送 |
09 | 新國防法案を可決 タイ國議會非常事態に備へて |
10 | 米駐屯兵引揚げの第二陣出發 |
11 | 圖像:砲門一たび開かば |
12 | 魯北の敵匪を掃蕩 |
13 | 技術挺身隊を結成 報國運動を展開 技術者會議で真摯な建設論 |
14 | 消費規正を平等化 內外地一貫の食糧對策を樹立 |
15 | 木村陸軍次官 首相と要談 |
16 | 日、滿、華三國同盟 あす一周年を迎ふ 三國夫夫大大的に記念行事行ふ |
17 | 國府內政部長陳群氏來朝 |
18 | 產業設備營團總裁 首相藤原氏就任を交涉 |
19 | 歸朝中の邦人移民(五十名) 來る二日出帆の龍田丸で歸米 |
20 | 籃衣社上海區全く潰滅 |
21 | 今日の天氣 |
22 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 勤勞庶民層の住宅難に曙光 住宅營團令公布社說 一 銃後國民生活の三大要素(衣食住)の一たる住宅難に喘ぐサラリマン、產業戰士に明朗なる國民住宅を供給する為め、內地では旣に勅令に依りて住宅營團なる特殊法人が設立せられ、朝鮮も去る六月十四日制令に依る設立を見たが、南方共榮圈の前進基地として使命益益加重されて來た本島は、事變以來生產力の擴充、工業化の促進に依り尨大な勞務人口が都市に集中し、從つて住宅難は日日深刻の度を加へつつあるが、その反面從來の貸家業者、建築組合等は建築資材の入手難、建築費の昂騰、加ふるに建築資金の不圓滑等の諸原因に依つて住宅の新築供給は殆んど杜絕の狀態にあり、住宅の拂底愈よその極に達し、現在臺北市、高雄市を始めその他の都市の最小限度の住宅不足數は本年八月一日現在に於て約一萬五千戶と推算されてゐる。之は勞務者その他一般島民の生活に多大な脅威を與へてゐるのみならず工業化の促進、生產力擴充等重要產業の要員充足を阻害し惹いては計畫經濟の擴充遂行にも支障を生ずるが如き實狀に立到り、住宅難の緩和の打開は刻下喫緊の重要課題となつて來たのである。 二 茲に於て總督府ではその緩和方策として去る廿六日律令に依る臺灣住宅營團令を公布、臺灣住宅營團なる特殊法人を設置して、從來の營利的打算を一切脫却し、專ら公益的見地から大量の中小住宅を建設し、勞務者庶民階級に供給することとなつた而して之に要する建築資材の割當、資金の融通等については督府より諸種の特典が與へられるが、就中資金については督府が直接三百萬圓を出資し、その十倍たる三千萬圓の債券を發行して、合計三千三百萬圓の資金を運用し得ることとなるが、その第一期の事業として先づ最も住宅難に惱まされてゐる地方を撰定して、昭和十六年度から同十九年度の四ケ年間、每年七十五萬圓宛支出し、一千八百戶宛總數七千二百戶建築を目指すこととなつた。而も住宅營團は單に建設經營のみならず建設經營の受託、建築資金の貸付住宅の賣買貸付の仲介、又は集團住宅地の厚生施設をも附帶事業として經營するのであるから、勞務者の生活安定及び保健上多大の便宜が得られるのである。かく國防生產力の擴張も勞務者住宅の擴充に依つて始めて生產は圓滑に行はれ、本島工業化は順調に促進し得られるのである。 三 且つこの住宅營團の設置に依り、當面緊急の住宅難緩和策に應じ得るのみならず、科學的な戰時國民生活確立の一環として亞熱帶地たる本島の氣候、風土慣習に適應した設計をなし、本島在來家屋の改良上の指標ともなり得るのである。而して甲乙丙三種の規格に統一し、原則として種類別に集團的に建設するのであるから、資材の節約、能率の增進、人的資源の活用上莫大な利益が得られるのである。卽ち最初に標準的な設計圖を作製し、建築資材も之に從つて豫め規格的に大量に製作して置けるから、浪費を最少限度に喰止めることが出來る、而して家族數を考慮して甲乙丙の一を指定すれば、迅速に容易に組み建てられるので、恰も國民服の調製と同樣、號種と身長の寸法を知れば、洋服屋は何らの考慮を要せず直に作られるのである。國家全體より見て物的資材、人的勞務を著しく節約し得るのみならず、個人的にも保健衞生上、保安經濟上頗る快適な住宅を得られるワケである。勿論從來自由主義時代に於けるが如き個人の趣味嗜好に適した構造を求め得られないが、統一的な標準的な國民住宅の普及上多大な貢献をなし得るものと期待されてゐる |
02 | 公定價格と並んで 必ず課稅額を明記 暴利取締に萬全策 |
03 | 圖像:白衣勇士の聖地巡拜 |
04 | 酒類や清涼飲料 改訂價格けふ告示 |
05 | 急行料金值上げ 國鐵一月一日から實施 |
06 | 國民服の宮中關係 着用の範圍擴大さる |
07 | 指導員長期鍊成 廿八日より精神研修所で |
08 | 本年掉尾の常會 來月一日全島一齊に行はる 首相の講演も放送 |
09 | 司法保護實務者鍊成會 |
10 | 起て“興亞の若人” 臺北州青年大會愈よけふ開幕 |
11 | 白衣勇士慰安會 |
12 | 常會の指導推進 新竹市內の各區每に |
13 | 基督教講演會 一日宜蘭市で |
14 | 基隆の防諜劇好評 |
15 | 軍司令部へ献金 |
16 | 感謝音樂會の夕 |
17 | 行程廿四粁 ハイキング |
18 | 弘法大師像除幕式 |
19 | 新竹州自動運輸會社の總會 |
20 | 列車事故の責任 大審院で新判例公示 |
21 | “內臺一家”の美しさ 生田花世女史語る |
22 | ときのこゑ |
23 | 古ロープ類を窃取橫領 |
24 | お山から珍客 建物の大きのに吃驚仰天 |
25 | 宜蘭市の庶務課長更迭 |
26 | 無軌道少年 基隆で御用 |
27 | 訃文:張承禧 |
28 | 訃文:彭許氏儀 |
29 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 工業調查特別委員會 重化學工業は經審會答申に準據 藤垣參與計畫を說明 |
02 | 建設の勞苦を 厭はないやうに 池田委員長州民を激勵 |
03 | 築港完成後の 官民努力に期待 加藤恭平氏感想を語る |
04 | 諸英靈の告別式 二日第四部隊で擧行 |
05 | 圖像:北京駐在の米兵引揚げを急ぐ |
06 | 亡母一周忌に國防献金 |
07 | 防犯打合 |
08 | 皇軍占領地域の 住民は何れも安居樂業 前線慰問より歸南の根本警部語る |
09 | 恆春志願兵後援會 基金數千圓集る |
10 | 熱辯に聽眾陶醉 奉公會主催各地時局講演會 |
11 | 屏東農業 一日に軍教查閱 |
12 | 馬耕競技會 褒賞授與式 |
13 | 州民の總意を聽く 支部奉公委員會 十二日臺南州會議室で |
14 | 奉公會澎湖支部 第一回參事會 |
15 | 圖像:產業日本其の六 時計 |
16 | 壯丁演劇團 近く處女公演 |
17 | 青訓所開所式に 力強き宣誓 四十日間に亘り猛訓練 |
18 | 南投稅務管內の諸稅美事に完納 |
19 | 資源を愛護せよ 防火デーに市民の注意喚起 |
20 | 自給肥料增產に拍車 海山郡いよいよ總進軍を開始 |
21 | 若人の意氣沖天 楊梅青年團の查閱 |
22 | 集荷の適正嚴達 籾摺業者を集めて |
23 | 殉職從業員の慰靈祭を執行 |
24 | 堆肥舍建設用のセメント入荷 |
25 | 張騰飛氏改姓名 |
26 | 變死二ツ |
27 | 優良組合職員 けふ協會より表彰 |
28 | 年一萬叺の屑肥料は 農會の手で配給 |
29 | 米配給員を取調 二重配給の嫌疑 |
30 | 季節保育園開設さる |
31 | 地方便り |
32 | 今日の映畫 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 代燃車比較研究成る 代燃化方向を示唆 局營バス |
02 | 甘藷多收競作會 昨日褒賞授與式 |
03 | バナナ輸移出(十月迄) 百七十七萬七千籠 |
04 | 來年一期米買上價格 米管委員會幹事會で決定 けふ委員會に諮問 |
05 | 石炭輸送圓滑に 發送驛貯炭量調查 |
06 | 來月二日礁溪で 北部米の初買上 |
07 | 臺灣產婦人帽 盤谷より入注 |
08 | 煙草酒定價改正に依る 賣捌業者の差益金奉仕 |
09 | 砂糖輸送事務打合せ |
10 | 中部蓬萊米 標準米查定會 |
11 | 七星郡家禽業組合創立總會 |
12 | 後里庄蔗苗養成所 本月廢止大南庄に統合 |
13 | 照明燈 |
14 | 商況 廿八日後場 |
15 | ラジオ |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 愈よ決意を固むべし 頑米!原則論を固執 全東亞の新事態に目を蔽ふ |
02 | 責任の轉嫁に狂奔 米紙頓に挑發的論調 |
03 | 情勢は重大なるも 會談未だ終結せず ル大統領言明 |
04 | 十六年二期に据置 來年一期作の米價 米管委員會で決定 |
05 | ル大統領陸海軍首腦と協議 |
06 | 昆明附□□必中彈 |
07 | 希望失はれた譯でない ワシントンスダー紙の社說 |
08 | 對日關係の調整 米と步調合して行く 蘭印情報部長談 |
09 | ル大統領休養に赴く |
10 | 米兵員中の邦語 堪能者を調查 |
11 | 米極東軍人事異動 |
12 | 數千の英兵 新嘉坡着 |
13 | アルミ驅逐艦の建造計畫 米海軍省が |
14 | ソ聯艦の海峽通過 トルコに要求 |
15 | 獨軍露都へ 怒濤の進擊 |
16 | 各國代表伯林を出發歸國 |
17 | 伊羅兩國間の通商協定調印 |
18 | 米管各委員の質問 |
19 | 明日の天氣 |
20 | 水滸傳(552)/黃得時;榎本真砂夫 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 御遺蹟地巡り繼走大會 降注ぐ冷雨ついて 颯爽と澳底を進發 太平洋の怒濤を右に |
02 | 峠縫つて一散走り 第一區完全に突破 |
03 | 三貂嶺を拔く 高砂族を先頭に |
04 | 放送陣の活躍 |
05 | ヨイコドモ部隊 又も軍司令部へ古鐵献納 |
06 | “物の活用”が眼目 田中高級參謀語る |
07 | 齋藤總務長官あす歸任 |
08 | 牧大佐南下 學校教練查閱に |
09 | 婦人委員三名依囑 |
10 | 桔梗俱樂部員の懇談會 |
11 | 硝煙罩る新莊平野 有事則應鄉軍演習開幕 |
12 | 献金で妖雲掃蕩 武官府嬉しい悲鳴 |
13 | “足の增強”に親心 特殊業務者に強い靴 |
14 | 高等課長懇談會 けふ府貴賓室で |
15 | 關屋敏子女史 縊死と判明さる |
16 | 劍潭の杜で退隊式 第三回勤報青年隊 |
17 | “感謝の外はない” 伊藤海軍武官語る |
18 | 長谷川總督令兄 |
19 | 國民兵は屆出よ 十二月十四日まで |
20 | 人事消息報社消息 |
21 | 今夜の放送 |
22 | 商況 廿九日前場 |
23 | 興南案內報社消息 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學藝 先進の苦難に就て (下) 美術史斷面/野口富士男 |
02 | 國文學の新方向 (下)/久松潜一 |
03 | 珊瑚樹 富籤實施の可否 慎重考慮を要す |
04 | 日本民俗學史抄 (三)/倉田一郎 |
05 | 「俳優號」遂に完納 |
06 | 心聲漢詩 圓山曉行/肇藩 高士穆、消夏閱親朋名鑑/肇藩 高士穆、鶯歌村探石炭鑛/肇藩 高士穆、嘯庵先生以詩見贈次韻答之/黃景□ |
07 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 日滿華締盟一周年 東亞新秩序に巨步 三國一體で時艱突破 畑總司令官談頭條新聞 【南京二十九日發同盟】畑支那派遣軍總司令官は日華基本條約調印一周年記念日を迎へるに際し左の談話を發表した 日華基本條約並に日滿華共同宣言調印せられて茲に一年を經過したのであるが三國の敦睦愈愈深く國民政府の施設漸く擧り東亞新秩序の建設に巨步を進めつつあるのはまことに同慶に堪へないところである、顧るに國民政府においては軍事、政治、經濟等の各部門に堅實なる發展を遂げ汪主席の訪日以來日華兩國の親善並に條約の實踐に一段進展を認めるに至つたのである、又獨伊等諸國の承認によつてその國際的地位を著しく向上し更に又日獨伊防共協定への參加により共同防共の具現を闡明したのである一方重慶側は皇軍不斷の鐵槌と國民政府政治力の浸透等によつて抗戰力愈愈低下し崩潰の日も赤遠からずと信ぜられるのである、加ふるに國民政府の實施せる清鄉工作の歷史的成功は全面和平實現への確信を愈愈鞏固ならしめ事變の前途に光明を認めるに至つた、今や世界新秩序の建設に努力しつつある樞軸諸國は着着と成功の一途を辿りこれに對して所謂民主主義諸國は霸道的舊秩序の維持に汲汲として蠢動しこれに伴ひ東亞情勢の變轉も赤端睨を許さざるものがある。茲に意義深き調印一周年記念日を迎へて東亞軸心三國の隆隆たる發展を祝福すると共に直面せる東亞情勢の緊迫に對しては宣言、條約の精神を愈愈尊重し、その實踐に努め日滿華一體となつて時艱を突破し以て東亞新秩序の建設と恒久平和の招來を希ふものである【寫真は畑總司令官】 |
02 | 蔣政權崩壞する迄 古賀支那艦隊司令長官談話 |
03 | 國府代表一行 きのふ入京 |
04 | 全面和平の實現へ 汪主席、聲明を發表 |
05 | 緬甸ルート上空に 米、「防衛空域」設定說 我方、斷乎看過し得ず |
06 | 空中哨戒組織の基地 マニラ、新嘉坡、蘭貢 ユーピー電 |
07 | 共同目的の貫徹へ 張國務總理談話 |
08 | 日滿華綜合結集 國際邪惡微動もせぬ 李大使談 |
09 | なほ日米交涉を 取纏めたい氣持 ル大統領は火曜頃歸還の豫定 |
10 | バタヴイア 各方面に異常な緊張 |
11 | 邦人の殘留組 大部分歸國す |
12 | 友邦日本を信賴 王政務委員長放送 |
13 | 青少年學徒も 義務として組織 |
14 | 蒙疆發展に努力 蒙古聯合自治政府當局談 |
15 | 格納庫と砲艦を 國民政府に讓渡 |
16 | エチオピアは一時放棄 |
17 | 芳澤特派大使 ド總督を訪問 |
18 | 外地團體も招請 第二回中央協力會議に |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 日滿華締盟一周年記念社說 一 世界新秩序の建設を目標に、日獨伊を始め樞軸國家群によつて固く結ばれた防共協定は、さらに五ケ年を延長し、參加國十三ケ國が、堂堂と轡を並べて人類幸福のために一大進軍譜を奏でてゐるさ中、けふ又日滿華三國締盟一周年記念日を迎へたことは、日滿華三國のみならず、新秩序建設途上にある全人類にとり誠に慶賀に堪へない。吾吾は、同締盟によつて固く結ばれた日滿華三國の前途を祝福すると共に、その有する意義と背負はされた使命を考へて見たい。 日華基本條約は、昨年十一月三十日南京國民政府に於て調印されたもので、その根本理念は、兩國間に永久に善隣友好の關係を維持するため、相互にその主權及び領土を尊重しつつ政治、經濟、文化等の各般に亘り互助敦睦の手段を講ずる點にあり、これによつて事變以來全く中絕してゐた日華の國交が、四年振りに再び正常化せられたのである。 また同調印後、引續き發表せられた日滿華の共同宣言によつて滿華兩國間の相互承認が實現し、文字通り日滿華が一體となつて東亞復興に輝かしき再出發を為したのである。 二 同締盟の世界史的意義は、しばらく措くこととし、吾吾は何よりも中國自身のために慶賀したい。卽ちこれを契機として、中國は、大東亞共榮圈構成國家の一員として、世界新秩序の建設に雄雄しく參加し、阿片戰爭以來、英米の侵略搾取の霸絆より脫して「東亞民族の東亞」の建設に新なる巨步を進めたのである。 斯くて翌月十二日には初代駐日大使として褚民誼氏を任命し、また本年六月には汪首席がわが朝野の熱狂的歡迎を受けつつ帝都を訪問、國府の基礎を一段と鞏固ならしめた。續いて七月以降には獨逸、伊太利、ルーマニヤ、スロヴアキア、ハンガリー、クロアチヤ、ブルガリヤ、西班牙、丁抹等も相前後して正式に國民政府を承認し、茲に國民政府承認國は、日滿を加へて十一ケ國となり、對外的地位の飛躍的向上を見たのである 一方、點と線の上にさらに「面」を獲得して、本年の七月一日に開始せられた第一期清鄉工作も非常な成果を收めて九月廿日に終了し、第二期工作も目下日華兩當事者の懸命な努力によつて着着進展し、本年中には見事に完成する豫定で、來春からは、さらに西と北に伸びる第三期工作が行はれる筈である。 そしてこれらの「面」の獲得工作と相呼應して、國民政府は、さらに一、條約締結後における外交方針二、和平建國基礎の强化策三、新國民運動の意義の三點を今後の重要問題としてその遂行に邁進することとなつた。 三 これに引きかへ蔣介石政權は全く一地方政權に轉落し新秩序建設の敵として重慶を中心に無意味な抗戰を續け、積木細工にも等しき脆弱極まるABCD包圍陣に依存して僅かにその餘喘を保たうとしてゐる。 そして內に對しては、法幣の增發をなし、本年度は優に百億元を突破する見込みで、この增發によつて法幣の低落、物價の昂騰を來たし、人民の負擔を極度に加重せしめ、經濟的にアメーバ分裂を行ふて最後の日を迎へようとしてゐる。 重慶政權にして真に國家百年の大計を考へ、祖國支那の領土を思ひ、支那の人民を愛する誠意があるならば、一刻も早く抗戰□□□から□□、英米依存の□□□□□□□亞人の東亞の建(內容難以辨識) |
02 | 締結愈堅し日滿華 けふ輝く一周年島都記念行事一色 |
03 | 百雷を合圖に開催 けふの記念島民大會 |
04 | 手製餅で白衣の勇士を慰問 |
05 | 壯烈な激戰を展開 鄉軍演習次第に高潮 |
06 | 正寢移柩の御儀 昨夜賀陽宮御殿でしめやかに |
07 | 大膽にして且細心 二度副官として知遇を受けた 橫田軍參謀の思ひ出 東條首相の橫顏 |
08 | 絕えず繰返す夜襲 新莊平野に砲聲殷殷 |
09 | 若人、懸命の力走 聖地巡歷繼走大會榮冠は臺北市團に |
10 | 奉公日に講演會を開催 萬華貸座敷組合 |
11 | 高專柔道大會 三十日武德會で |
12 | 基隆郡壯丁團大隊結成式 |
13 | 南國健兒の敢鬪 羅東郡に輝く榮冠 |
14 | 特殊鑛物を發見 工業新竹州に凱歌 |
15 | モロトフの息子 捕虜となつて父の暴言を否定 |
16 | 南洋を語る 座談會 けふ港都で開催 |
17 | 近藤博士一日來□ |
18 | ときのこゑ |
19 | 學生對社會人卓球試合 三十日に開く |
20 | 改正物價表示打合會 |
21 | 輕い五錢アルミ貨 近く巷にお目見得 |
22 | 渡邊義一氏献金 |
23 | 二格山ハイク |
24 | 宜蘭精米會社株主總會 |
25 | 港都のボヤ |
26 | 市水道課職員の賭博 |
27 | 人事消息 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 組合長會議開催 產業報國の決意披瀝 |
02 | 神宮大麻頒布始奉告祭 |
03 | 圖像:產業日本其の七 飛行機工場 |
04 | 遺家族授產講習 第四期終了式 |
05 | 花蓮港市葬執行 |
06 | 流言防止講演會 |
07 | 新高港を中心とする 工業振興方策要鋼 |
08 | 慰問演藝會 青年記念日行事 |
09 | 產組四ケ年計畫 臺南產協組合報國に邁進 |
10 | 支部奉公委員會 來る十日臺中教化會館で |
11 | 奉公青年隊 第二次隊員募集 |
12 | 分會幹部鍊成會 |
13 | 進新農堂で婦道修業 高雄支部から六名派遣 |
14 | 聽眾・肅然襟を正す 奉公會主催各地時局講演會 |
15 | 公平に豚肉配給 情實を排し家族數による |
16 | 價格改正に就き 業者に周知 |
17 | 支會職員座談會 |
18 | 聯合壯丁團檢閱 |
19 | 新竹中查閱 |
20 | 貯蓄座談會 各郡別に開催 |
21 | 時局認識の徹底を打合 |
22 | 物品販賣者打合 |
23 | 結婚適齡者は? 相談所調查に乘出す |
24 | 納稅好績 |
25 | 戰時下の年末年始 お歲暮の贈答は廢めよ 高雄奉公支會市民に呼び掛く |
26 | 虛禮廢止を決議 奉公會鳳山分會常會で |
27 | 住宅難やや緩和 年內に六百二十二戶建つ |
28 | 桃園稅務管內 戶稅廿四日完納 |
29 | 南投稅務管內 諸稅完納 |
30 | 皇民奉公會 臺東支會委員會 |
31 | 献金美談二つ |
32 | 人事 |
33 | 地方便り報社消息 |
34 | 今日の映畫 |
35 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 有價證券業六八店 昨日許認可さる |
02 | 配船見透し難で 砂糖強力輸送を緩和 |
03 | 甘藷多收競作會 (下)審查長の審查報告 |
04 | 營團とは何か |
05 | 甘藷の公定價格 再檢討を要望 |
06 | 十二月分家庭用 砂糖增配さる 府殖產局特產課當局談 |
07 | 港灣地區別團體 設立命令下る |
08 | 各州澱粉組合 改組強化されん |
09 | 臺糖の步留も意外に良好 |
10 | 臺北商議所 臨時商業部會 |
11 | 照明燈 |
12 | 商況 廿九日前場 |
13 | ラジオ |
14 | 廣告 |