臺灣新民報1941年1月
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 竹の園生の御榮え頭條新聞 輝やく日本に新しい世紀の初年は明け、大內山の松の翠は嚴そかにはえて君が代は千代に八千代と壽ぎ奉る元旦、畏くも天皇陛下には聖壽御四十一を算へさせられ皇后陛下には御年御三十九歲、大宮御所に在はす皇太后陛下には御五十八歲の新春を皇太子殿下には御芽出度く御九歲を算へさせられた 聖戰下旣に第五年、聖慮を安じ給ふ御暇もあらせられざるに、四海の情勢は趨くがままに曠古の非常時局をなし、宸襟を惱し給ふことの深き拜察するだに畏れ多き極みであるが、玉體は彌彌御健かに涉らせられ、昨年は卅囘の御親祭御親拜を缺かさせ給ふことなく皇祖神祇の大御前に、皇國の隆昌萬民の多幸を御祈念あらせられつつ至重至高の御神事を行はせられ、神ながらなる大義を大御心とせられて、夙夜萬機御親裁に御精勵國務上奏の為國務大臣に賜謁あらせられたことは百數十囘、上奏書類一萬件以上と承はる、親任、親補、親授等の諸儀式は凡そ四十囘、皇族會議、大本營、軍事參議官、樞密院等の御前會議廿數囘更に御陪食、拜謁、定例御進講等の囘數、光業者の數に至つては承はるも恐れ多いほど多きに上り其の他帷幄の間にあらせられて精銳を御統帥あらせ給ひ、日夜御軍裝も解き給はず軍務に御精勵遊ばされる御英姿を拜し側近一同感泣し奉る處である、かく御軫念の深く又御多端に涉らせ給ふ御ため御運動も月に御一度位御乘馬を遊ばすのみと承はるが、時折皇太后陛下の御參內、日曜每の皇太子殿下の御參內に皇后陛下の御心遣ひも御麗はしく御和やかに御團欒遊ばされると承るは萬民齊しく御恐悅申上げるところである 皇太子殿下には今春三月學習院初等科二年に御進級あらせられるが義宮樣には御七歲、女子學習院後期一年御在學の照宮樣には御十七歲、同中期一年の孝宮樣には御十三歲、同前期四年の順宮樣には御十一歲兩陛下の御許に御成育の清宮樣には御三歲を迎へさせられ、竹の園生の御榮へ彌御目出度く涉らせられる |
02 | 確信と希望以つて 示せ日本國民の偉大性 內閣總理大臣近衛文麿 |
03 | 銃後に贈る 支那派遣軍總司令官西尾壽造 |
04 | 銃後即戰場 陸軍大臣東條英機 |
05 | 熱意と努力で 臺灣總督長谷川清 |
06 | 圖像:本間軍司令官(年頭所感) |
07 | 渾然一體となり 時艱克服に邁進 馬公要港部司令官高橋伊望 |
08 | 至誠職分報國 臣道を實踐 總務長官齋藤樹 |
09 | 使命達成に邁進 南支派遣軍最高指揮官後宮淳 |
10 | 協力態勢完成が必要 澎湖島要塞司令官風早清 |
11 | 謹賀新年 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 二千六百一年を迎ふ社說 一 乾坤一轉、ここに皇紀二千六百一年の新春を迎ふ。齋戒、筆を改めて恭しく聖壽の萬歲を壽ぎ國運の隆昌を祈り奉る。 次に御稜威の下勇戰奮鬪、今日の輝しき戰果を收めた皇軍將兵の勞苦に對し衷心からお禮を申述べると共に、大陸の曠野に血を注いだ戰歿英靈に對し、最大級の感謝を捧げなければならない。 今や世界は曠古の變局に際會し、皇國また崇高にして偉大なる新東亞並に世界新秩序建設の大理想を目指して雄雄しく前進を開始してゐる。屠蘇に醉ひしれるべき時ではないが、常盤の色かへぬ門松を建て、粘りと榮養滿點の雜煮餅を祝つて心機一新、天業翼賛の肚を固めることは大に意義深きことであらねばならぬ。 二 惟ふに六、七十年前まで東海の孤島に蟄居してゐた日本が、支那事變處理の傍ら東亞共榮圈を建設しまた世界新秩序建設の片棒を荷ふに至つたことは世紀の一大壯觀であつて、それだけ容易ならぬ犧牲と努力とを要することは論をまたざるところである。試みに事變處理の一つだけを考へて見ても、無邊在、無窮極の皇道精神を支那民眾に納得させることは全く容易な業ではない。わが求むるところは征服にあらずして共存であり、搾取にあらずして共榮である。が、彼は(重慶側)一途に侵略呼ばりをなして、日本の真意を誤解するか、然らずんば故意に曲解の態度を持してゐる。我は領土を求めず、却つて半殖民地的の現狀を是正して、支那の獨立權を强化してやらうといふのを、彼れは邪推深く峻拒して受入れやうとしない。新支那の知識人を獲得し、四億民眾を啓蒙することは、これから以後に殘された生生しい難問題たるを失はない。 三 さらに進んで東亞共榮圈の建設には英、米の飽くなき妨害工作が執拗に繰返されてゐる。彼等はタイ國を籠絡し、蘭印の石油を買占め、勢の趨くところ新嘉坡の共同使用にまで發展せんとしてゐる。西太平洋今や風雲を孕んで怒濤逆卷かんとする情勢にある。眼を轉じて國內を靜觀すればここにも政治的、經濟的に憂ふべき樣相の低迷せるを看過し得ない。擧國體制は額面通り買へるか、どうか、物需の生擴は筋書通り進んでゐるか、どうか、國民は「どうにかなるであらう」と諦めてかかり、指導者は「徒に議論の時代ではない」と憂國の至情をも壓へてゐる。今日の現狀を以てすれば「凡てO・K」と斷言し得る者は一人もあるまい。 吾人は目出度かるべき年頭に當りて徒らに悲觀論を唱へるものではない。しかしながら事變處理は旣に山が見えた如くに輕信したり、或は東亞新秩序の建設は大言壯語してゐれば、自然に出來るものの如く漫然考へてゐる者があるとしたら、それこそ飛んだ大間違であることを强調し一本釘を打つて置くだけである。曠古の大事業は一億國民の忍苦に依つてのみ完成される。一年の計を定むるは元旦にありといはれる。本年の覺悟は一に忍苦、二にも忍苦、三にも忍苦あるのみだ。たばこの忍苦は絕望の忍苦ではなく、希望に輝く忍苦なるを信じ、國民の緊張を要求するものである。 |
02 | 畏し神嚴の四方拜 元旦宮中の諸御儀 |
03 | 天皇陛下の御精勤 御政務御軍務御多端の御日常 |
04 | 圖像:皇居遙拜 |
05 | 文官制度改正要綱 |
06 | 官吏制度の改革案 樞府本會議で可決 |
07 | 改正案の重點 四日頃官報で公布 |
08 | 敵機三十機を爆破(成都空襲) |
09 | 昨年度の綜合戰果(本年度發表) |
10 | 張總領事着任 副領事主事を引具して |
11 | 御斷り 二日本紙休刊/臺灣新民報社報社消息 |
12 | 官界新體制の 力強い第一步 伊藤情報局總裁談 |
13 | 平野太平洋協會 企畫部長來臺 |
14 | 臺中の祝賀式 |
15 | 藤原前商相 きのふ門司出帆 臺灣視察に來臺 |
16 | 今日の映畫 |
17 | 謹賀新年報社消息 |
18 | 日本郵船基隆出帆 |
19 | 大阪商船基隆出帆 |
20 | 大連汽船 |
21 | 東亞海運 |
22 | 辰馬汽船 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | “民國卅年に希む” 汪精衛氏論文を發表 |
02 | 職責遂行に精進 警務局長荒木義夫 |
03 | 產業報國の實踐 殖產局長松岡一衛 |
04 | 銃後事務遂行に努力 臺北州知事川村直岡 |
05 | 謹賀新年 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習頁 新年おめでたう 今年もまたよろしく おねがひいたします |
02 | 圖像:漁村ノ曙 |
03 | 海外に示す日本人の意氣 「僕達は日本人た」 |
04 | コンパス でかける 滿・支のお友達 |
05 | 考へ物 |
06 | 謹賀新年 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 文化政策の方向/岸田國士 |
02 | 隨筆 南のいざなひ/龍瑛宗 |
03 | 文學するものの心構へ/張文環 |
04 | 新年文藝入選作品 |
05 | 心聲漢詩 新年徵詩 漁村曙色 一/鹿港 一吼 |
06 | 謹賀新年 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 年頭の辭 北支派遣軍最高指揮官 多田駿頭條新聞 聖戰第五年の新春を陣中に迎へ謹みて聖壽の萬歲と皇室の彌榮とを祈念し奉ると共に我等皇軍將兵一同愈愈清新潑刺而も堅忍持久、一意聖戰の完遂に奉公の誠を誓ふものである惟に帝國が東亞再建の為め今次の聖業に著手してより茲に四年今や內は擧國一致萬民翼賛の新體制成らんとし、外は樞軸國家の盟約愈愈堅く興亞の大業は著著進行しつつありと雖も未曾有の世界轉換期に際會せる當然の情勢として帝國の前途益益多事多端なるものがある 遠く我が國史を顧るに恐れ多くも神武天皇は御年四十五歲にして諸の皇子と共に舟師を率ゐ日向の國高千穗の宮を發たせ給ひ大和の國橿原に御卽位遊ばすまで實に十六年以上の御辛苦の歲月を閱し給ふたのである 拜察するに天皇に扈從し奉り日向を進發せし者にして橿原の盛典に列し得たもの果して幾人あつたであらうか、此の間恐れ多くも二皇兄を初め奉り或は鋒鏑に斃れ或は疫癘に伏せしもの尠からず而も子は父に代り弟は兄に代り一意堅忍以て天皇の大業を翼賛し奉つたのである 「上は卽ち乾靈の國を授け給ひし德に對へ下は卽ち皇孫の正を養ひ給ひし心を弘めん」とは神武天皇御卽位の大詔である、惟ふに八紘一宇の大理想の實現は先づ正を積みてこそ始めて可能である 正とは一に止ることであり一とは正義の謂である 茲こ輝しき紀元二千六百一年の初頭に方り我等は遠く神武天皇の御創業と皇謨の雄深を偲び奉り父祖の盡忠に思を致し飽く迄正義を仰ぎ正道を履み敢然時艱を克服して以て曠古の大業を完成するの決意を新にするものである今次事變は日支兩民族にとり誠に痛恨事なりとは言へ、之に依り更始一新共に正道に復するに於ては是れ卽禍を轉じて福と為すと言ふべきである、今や兩民族は跼蹐たる民族意識を超克して共に東亞人たるの自覺に蘇り舊臘日滿華三國新關係成立に依り東亞民族の大同團結を見るに至つたのである 惟ふに華北、蒙疆の地たるや其の地理的乃至歷史的關係は勿論新東亞建設のための現實其のものの要求に應ずる特殊性に基因し極めて重大なる使命を有するもので之が安定確保に任ずる吾人の責務亦重大と云はねばならぬ實に華北、蒙疆の建設成らずして大東亞の建設は望むべくもない 抑抑八紘一宇の理想は萬邦均しく皇澤に浴し各各その所を得しめることである、口に道義を唱ヘ聖戰を說きつつ其の行動に肇國の大精神に悖るところがあつてはならぬ、新秩序建設の第一線に在るもの其の軍人たると軍人たらざるとを問はず常住坐臥常にこの旨を體し各各その職域に應じ臣道の實踐卽己が本分を竭し以て光輝ある我が國體の精華を愈愈發揮すべく斯くて日支兩民族の真の親善提携、東亞再建の大業は成り各民族相共に同風同慶の歡を頒つことが出來るのである 茲に一言所懷を述べ年頭の辭となす(寫真は多田最高指揮官) |
02 | 同一の理想に 向つて前進せん リ獨外相、我國民に寄す |
03 | 翼贊會の機構改組 政府が研究に着手 |
04 | 初代駐濠洲公使 河相達夫氏を起用 |
05 | 最も適任 |
06 | 圖像:島都の新年祝賀大會 |
07 | 日濠親善に 益したい 河相公使語る |
08 | ル大統領の爐邊閑談 米國の狂信的援英 我が外務の綜合見解 |
09 | 國、共兩軍の間に 一大衝突惹起せん |
10 | 相剋愈よ熾烈化 |
11 | 調停奏功せず |
12 | 華北政務委員會の豫算 |
13 | 日伯文化協定 樞府本會議で可決 |
14 | 首相、舊政黨長老と 個別的に會見せん 議會の協力を懇請 |
15 | 商工次官に 小島氏が就任 岸次官の辭表受理 |
16 | 重慶と希臘にも 武器貸與の用意 モ米財務長官が言明 |
17 | 米の兩洋艦隊 布哇近海に待機 |
18 | 倫敦大空爆 |
19 | ドイツは強硬態度 |
20 | 對獨不宣戰戰爭の個人的宣言 ウ將軍シカゴで反對演說 |
21 | 今日の天氣 |
22 | 謹賀新年 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 萬民の多幸御祈念 元旦の諸御儀行はせらる |
02 | 兩陛下の大御心 年の始めに先づ第一線將兵の 勞苦を偲ばせ給ふ |
03 | 市民續續神社へ 心から皇軍の武運長久を祈願 |
04 | 神宮御造營事業 今春を期して着手 |
05 | 圖像:島都の新春 |
06 | 臺北州市の御真影奉拜式 |
07 | 御真影奉拜式と拜賀式を擧行 元旦府正廳で嚴肅に |
08 | 輝く新世紀の發足 長谷川總督、本間軍司令官が臨場 新公園で新年祝賀大會 |
09 | 木原市長の年頭の辭 |
10 | 部隊慰問演藝會 臺北州の豪華なプログラム 七日から公會堂で開催 |
11 | 大政翼贊と青年層 日本青年の進むべき途玄にあり(下)/栗原美能留 |
12 | 本社の新年祝賀會報社消息 |
13 | 望月圭介氏逝く |
14 | 鍛へ興亞の體力 元旦に市全職員が參加し 年始體鍊會を開催 |
15 | 三つ星の博士さん 前線から論文を提出してパス 若き植物學者前川上等兵に凱歌 |
16 | 商銀行員異動 |
17 | 今日の映畫 |
18 | 日本郵船基隆出帆 |
19 | 大阪商船基隆出帆 |
20 | 大連汽船 |
21 | 東亞海運 |
22 | 辰馬汽船 |
23 | 謹賀新年 |
24 | 訃文:陳溫氏腰 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 新文化への發足(上) 文明の更新と國民性 長谷川如是閑 |
02 | 昭和十六年上半期 新民報カレンダー/臺灣新民報社報社消息 |
03 | 東寶映畫の「孫悟空」 國際館に於て上映中 |
04 | 心聲漢詩 新年徵詩 漁村曙色 二/文山 高文淵、漁村曙色 三/新竹 蕭献三 |
05 | ラヂオ |
06 | 謹賀新年 |
07 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 南方開拓戰士を 臺東廳で養成 第一回二十名募集 |
02 | 花蓮港の交禮會 |
03 | 臺中消防組出初式 |
04 | 嘉義驛初荷祝儀 |
05 | 高雄の正月 時局にふさわし |
06 | 管理米輸送懇談會 |
07 | 大東信託租谷を減免 總計一千五百石あり |
08 | 臺南消防出初式 |
09 | 彰化消防出初式 |
10 | 鐵道工夫の機轉で 列車顛覆を免る |
11 | 優良部落振興會 來る七日に審查 |
12 | 東臺製糖壓榨開始 |
13 | 臺中米穀事務所二日初荷式 |
14 | 新竹市で ヂフテリア豫防 |
15 | 太平館で豪華な アトラクシヨン |
16 | 勸銀上期貸付利率 |
17 | 人事消息 |
18 | 人事 |
19 | ローカルセクシヨン |
20 | 訃文:吳□氏丹 |
21 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 皇道精神を光被し 東亞永遠の安定へ 拓務大臣秋田清頭條新聞 茲に光輝ある昭和十六年の新春を迎ふるに當り、謹みて聖壽の萬歲を壽ぎ皇室の彌榮を慶祝し奉る 今や事變勃發以來三年有半、天皇陛下の御稜威の下、皇軍將士の忠勇と銃後國民の忠誠とに依り赫赫たる戰果を收め、曩には盟邦獨伊との間に同盟條約の締結成り、近くは南京に於て日華基本條約の歷史的調印が行はれ、日滿華三國の樞軸とする東亞新秩序建設の基底成就し、大東亞共榮圈建設の理想達成に一路邁進しつつあることは洵に感激に堪えない 畏くも客年紀元の佳節に際しては、南洋郡島パラオ諸島コロール島アルミズ高地に天照大神を奉祀する南洋神社の御創立を仰出され十一月一日の鎭座祭には勅使を御差遣御靈代を御奉納あらせられたのであつて、群島在住の同胞は勿論外地蒼生の齊しく恐懼感激し奉つた所である、朝野共に叡慮を奉體し、益益敬神奉公の至誠を長養して以て皇運を扶翼し奉らねばならぬ 事變以來時局の進展に伴ふ諸般の情勢は國防上、產業上外地の有する使命をして愈愈重且大ならしめ、新附同胞の皇民化重要資源の開發等、高度國防國家體制の確立に寄與貢獻しつつあること今更絮言を要せぬ所であるが更に大政翼賛運動の新なる展開、經濟新體制の確立等政治、文化、經濟に亘る各般の施策を通じ、外地の協力に俟つベきもの益益多きを加ふるのであつて、今後一層官民協力、內外地渾然一體の實を擧げ、興亞聖戰目的達成の為に奮勵すべきである 現下未曾有の難局を克服し國運の隆昌を圖る方途として國民の海外發展を助長獎勵するの緊要なるは申す迄もない、就中滿洲開拓民事業は日滿不可分關係の鞏化、民族協和の達成、國防力の增强を圖り、東亞新秩序建設の據點を培養確立する所以であつて、凡ゆる障碍を克服し旣定計畫の完遂に邁進しなければならぬ、世界情勢の變轉に伴ひ南方の國際情勢は近時益益複雜機微を加へ我が諸般施策の遂行上前途の多難を思はしむるものがある、併しながら南洋諸地方は或は必需資源の供給地として 或は又本邦製品の輸出市場として國防上經濟上大東亞共榮圈の重要なる一環を為し、之が根本的解決なくして支那事變の解決なく又東亞新秩序の建設もあり得ないものと確信する、更に又中南米其の他世界の各地に於ける我が同胞の活躍が國際關係の親善友好に寄與し彼我の通商貿易に貢献せることは言を俟たぬ所である 拓務省に於ては昨年十一月を以て機構の擴充を行ひ、滿洲開拓民事業の飛躍的發展に對處せしめんが為拓北局を新設し、又南方拓殖政策推進の機構として拓南局を開設し以て其の態勢を整へ、本十六年度豫算には夫夫所要の經費を計上して時局下移植民、拓殖行政の進展を期して居るのであるが要するに拓務行政の真目的は我が八紘一宇の皇道精神を光被して東亞永遠の安定確保を期し、延いて世界の平和に寄與するに在る、乃ち此を以て年頭の辭とする次第である |
02 | 劃期的責任を自覺 國民政府立法院長陳公博氏談 |
03 | 新春最初の殲滅戰 酷寒の晉南地區で |
04 | 海南島の戰果(十二中) |
05 | 八日の陸軍始觀兵式 多彩な軍國繪卷を展開 |
06 | 圖像:我が海軍の威容 |
07 | 陳駐獨大使 重慶に歸還 |
08 | 米の貨物船の對英貸與 獨伊船接收は未考慮 |
09 | 伊の爆擊隊を 本國に歸還さす |
10 | 豐富な農產資源(四) 複雜な經濟特質 佛印の產業現勢を見る |
11 | 東亞聯盟促進議員團渡支 |
12 | 南支皇軍慰問女子部隊出發 |
13 | “家庭番號”を創設 番地の新體制を計畫 |
14 | 電話の統制緩和 一定の條件を附して |
15 | 伊軍の活躍 |
16 | 生糸の懲罰的課稅案を否決 ワシントン電 |
17 | 定期航空 |
18 | 今日の天氣 |
19 | 謹賀新年 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 宮中三殿で御親祭 嚴かに元始祭の御儀 |
02 | 臺灣神社の元始祭 昨日嚴肅に執行はる |
03 | 天皇皇后兩陛下 六日大宮御所に行幸啟 |
04 | 首都南京の迎春譜 華華しき建設の基地 |
05 | 元旦に發火攻防演習を實施 基隆郡警察課 |
06 | 基隆の新年交禮會 |
07 | 圖像:臺灣神社元始祭に參列 |
08 | 食糧政策に寄與 米穀局長山本真平 |
09 | 島都の出初式 五日新公園で擧行 |
10 | 四十年前の臺灣と 今は全く隔世の感 新春第一船で藤原前商相來臺 |
11 | 青森縣の痘瘡 |
12 | 全國の放送局 五十四個所に上る |
13 | 五日に初登山 市民多數の參加歡迎 |
14 | 倉岡博士逝く |
15 | 今日の映畫 |
16 | 大阪商船基隆出帆 |
17 | 日本郵船基隆出帆 |
18 | 大連汽船 |
19 | 東亞海運 |
20 | 辰馬汽船 |
21 | 訃文:林植卿 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 州民と共に赤誠披瀝 新竹州知事宮木廣大 |
02 | 一死報國の覺悟 臺中州知事奧田達郎 |
03 | 心聲漢詩 漁村曙色 四/蘇澳 鄭指薪、漁村曙色 五/霧峯 莊幼岳、漁村曙色 六/臺北 謝汝銓、漁村曙色 七/九州 吳靜閣、漁村曙色 八/澎湖 陳春林、漁村曙色 九/嘉義 盧少白 |
04 | ラヂオ |
05 | 謹賀新年 |
06 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 滅私奉公以て 君國に酬ゆべし 臺北市長木原圓次 |
02 | 自肅振を發揮 臺中のお正月 |
03 | 彰化市 四日御用始式 |
04 | 新竹市軟式庭球選手權大會 |
05 | 管理米輸送懇談めでたく終了 |
06 | 潮州聯合保甲體育會 |
07 | 花蓮港市民強步大會 |
08 | 湖口庄民道路鋪裝に奉仕 |
09 | 新竹市民青草湖へハイキンゲ |
10 | 湖口茶葉會社愈愈誕生 |
11 | 山の若者縊死を遂ぐ |
12 | ローカルセクシヨン |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 各所の敵陣を爆擊 南支の陸鷲東江沿岸に出動頭條新聞 【南京四日發同盟】三日支那派遣軍報道部發表十二月二十八日以來本日に至るまでの支那事變情勢の槪況左の如し 昨年末中支南昌西方五十粁の峻嶮地區に蠢動中の敵約一萬は我が空陸部隊の緊密なる攻擊に依り各所に潰滅せられた南支陸鷲部隊は元旦を期して廣東省東江沿岸に出動前線部隊と緊密なる協力の下に各所の敵陣を爆擊した、江北安慶方面杭州方面に一部殘敵が正月を期して申譯的に出擊し來つたが我が一擊に遭つて敗退し全線我が鐵壁の陣に壓せられ未だ大部隊の動く氣配は見へない敵は旺んに春季攻擊を宣傳してゐるがこれは蓋し援蔣第三國に對する抗戰力の誇示國共相剋の隱蔽財政困難及び和平空氣の底流等を糊塗する所謂宣傳の類と稱すべきであらう |
02 | 唯滅私奉公に精進 東條陸相の年頭訓示 |
03 | 中央儲備銀行あす開業 周財政部長布告 |
04 | 地方長官の大異動 七日の閣議に附議される害 最近にない廣範圍 |
05 | 天皇皇后兩陛下 九日葉山御用邸に行幸啟 |
06 | 圖像:廣東のお正月 |
07 | 昆明に巨彈を集中□ 發電廠と地上敵機□ |
08 | 原則的□ |
09 | □大使 近く報告の為めに ワシントンに歸還 |
10 | 八時間勞働制 米、遂に一擲 |
11 | 督府豫算五億圓を突破 新規事業費に一億圓計上 中島財務局長船中で語る |
12 | 官界新體制確立の十勅令案 きのふ御裁可を得 |
13 | 邦人の金錢等を 英官憲が不法沒收 我方、事態を重視 |
14 | 食料品まで沒收 遭難者無一物で リスボンに上陸 |
15 | 泥醉の米水兵 我憲兵に無禮を働く 北京崇□門大街で |
16 | 芳澤使節、チ總督訪問 諸種の懸案に關し希望を述ぶ |
17 | 日、蘭印初會談 會商の手續等打合す |
18 | 重慶政府がトラツク註文 マニラ全市の自動車商に |
19 | 英船擊沈の獨艦の司令官 |
20 | 關稅自主權を佛印に賦與 佛政府の官報 |
21 | 米商船二百隻の建造を發表 |
22 | エール外務省 獨に抗議提出 ダ市爆擊に關し |
23 | 今日の天氣 |
24 | 大阪商船基隆出帆 |
25 | 日本郵船基隆出帆 |
26 | 大連汽船 |
27 | 東亞海運 |
28 | 辰馬汽船 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 宮中政始の御儀 昨日嚴かに行はせらる |
02 | 總督府の政始式 きのふ府正廳で擧行 |
03 | 長谷川總督 十八日空路にて南部初巡視へ |
04 | 新春の劈頭を飾る 陸軍始觀兵式 來る八日盛大に擧行 |
05 | 新年宴會御取止め |
06 | 圖像:總督府の政始式 |
07 | 粒選りの明朗篇で 勇士が抱腹絕倒 映畫慰問の夕大盛況 |
08 | 島都恒例の出初式 昨日新公園で盛大に擧行 |
09 | 鍋島侯母堂映子刀 自逝去 |
10 | 本間軍司令官から魁隊に隊旗を授與 けふ太平公で拜受式 |
11 | 齋藤總務長官 歸臺を九日に變更 |
12 | 十一日に擧行 武德會武道始會 |
13 | 軍官民聯合遠乘會 本間軍司令官外軍官民多數參加 けふ華華して開催 |
14 | 五帝大氷上ホツケーリーグ 第六回大會流會 |
15 | 北大豫科連霸 高校氷上競技 |
16 | 全國高校ホツケー準決勝 臺北高校勝殘る |
17 | 船便り 高砂丸無電報社消息 |
18 | 定期航空 |
19 | 商況 四日 前場 |
20 | 今日の映畫 |
21 | 訃文:陳溫氏腰 |
22 | 訃文:李水來 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 南進の職責に備ふ 臺南州知事一番ケ瀨佳雄 |
02 | 十六年度豫算 千三百萬に壓縮 |
03 | 臺南市の新年祝賀會 |
04 | 舊港庄役場の新年祝賀會 |
05 | 水裡小學設立陳清 |
06 | 高雄州廳の御用始式 |
07 | 高雄消防組盛大な出初式 |
08 | 張臺日社員 登山の犧牲となる |
09 | 元旦の行事 豆子埔保甲聯合會 |
10 | 臺中警察署政始式 |
11 | 臺南消防組昨日出初式 |
12 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | “我大和民族の念願” 松岡外相ラヂオを通じて 海外同胞に呼びかく頭條新聞 【東京五日發同盟】松岡外相は五日午後零時半ラヂオを通じて世界各地に在留する同胞に呼びかけ內外多難の秋に當り祖國日本の進路と皇國の理想を說き大和民族としての大理想達成に協力せんことを力强く要請した ◆海外同胞に對する松岡外相放送演說要旨 世界は今西も東も戰爭の真最中であるこの大戰爭の唯中に吾吾は紀元二千六百一年の春を迎へた我が皇室の御榮えは歲とともに愈愈加はり大內山の松の綠も一入と色增して見えることは誠に恐れ多い次第であり一君萬民の有難い皇國に生れ合せた吾吾日本人として心からなる御祝詞を取交はしたい氣持が自然と胸に溢れる然しながら今は皇國にとつて最も大切な戰爭の最中である私は新年の祝詞の代りに聊か吾吾日本人の覺悟なり心構へに就いて一言したいと思ふ海外同胞諸君 諸君は諸君の居られる夫夫の國、夫夫の職業の立場に於いて日本を代表してゐるのである私は諸君の異邦萬里に於ける貴き活動に對し厚く感謝するものである諸君は夫夫の環境に於いて祖國日本の姿を見る時或は深き憂ひを抱き或は高き誇りと喜びを持つであらう一體祖國日本は何處へ向つて進んで行きつつあるのか又何處へ向けてその進路を進めて行かねばならぬかその點に就き一言所感を申述べる先づその前提として世界人類は如何なる情態にあるのかそれから考へて見やう春を迎へつつ誠に不吉な言を為す樣であるが今年はどうかすると 全人類に取つて最も悲慘にして不幸な年になるのではないかと云ふことを秘かに恐れざるを得ない過去五十年間に人類は實に長足の進步を遂げ偉大な發明をしたがその發明になる最も優れた武器を取つて最も恐るべき强烈な戰爭が行はれてゐるこの上更に人智の限りを盡した新銳なる武器をも使用するに至らば或は現代文明は遂に沒落するのではなからうかこう云ふ憂ひを抱かざるを得ない然も其時期は刻刻に迫つてゐる私は唯世界の有識者が真に天を恐れる敬虔な心持を以てこの危機を切拔ける樣に協力せんことを心から願ふ この年をして現代文明沒落の第一年とすることなく反對に世界を通じて公正にして恒久なる真の平和の基礎を力强く建設し真の世界新秩序建設に蘇へる第一年たらしめるやう熱望するこれは獨り私の念願のみではない實に我が大和民族の衷心よりの念願である世界人類の功利的な考へ方を清算し舊秩序を矯正し總ての國民乃至民族をして各各その所を得しめ自らその運命を開拓し決定しつつ各各の特質を十二分に發揮し相互に長短相補ひ相互ひに有益有利なる共存共榮の國際的共同生活を營み得る樣な新しい世界を建設しやうと云ふのが 日本の目指す目的なのである我が肇國の理想である八紘一宇は正しくこの世界新秩序の建設を究極の目的としてこれは啻に大和民族の理想たるべきではない實に全人類の理想でなければならぬ過般締結された日獨伊同盟條約も實にこの大理想に依るものである而して先づこれを大東亞圈內において實現し諸民族諸國民をして各各其の所を得しむる新秩序を造りたいといふのが我が大和民族の念願であつて大東亞圈內にある諸民族にこの精神と理念を諒解して貰つて協力して戴きたいのである無論斯る大事業は我我一代で出來るものでない孫子の時代に其の 完成を求めなければならぬが然し努めて倦まざれば長くとも五十年後には世界が我が民族の言明せる理想の決して虛言でないことを認むるに至るであらう、八紘一宇は空念佛ではない、日獨伊三國同盟條約の文にもこれを明記してあり將來皇國日本の外交はこの大理想を基として行はれるものであることを全人類に向つてはつきりとさせたのである、海外に在留せらるる同胞諸君においても何卒諸君の祖國のこの傳統的精神である人類大同の大理念を堅く把持しつつその居らるる各國民と相和し又各國民の一部となられた諸君は其の國に忠誠を旨としつつ然も祖國の大理想實現に御協力あらんことを希望する(寫真は松岡外相) |
02 | 松岡、リ日獨兩外相 メツセーヂを交驩 三國條約成立第二年目の年頭に |
03 | 獨機が大活躍 ブ市全市火焰に包まる |
04 | 圖像:南支陸軍各部隊は三日午前八時よりOO部隊本部に於て 新年恒例相撲大會を開いた |
05 | 伊軍の戰果發表 |
06 | 既經驗勞務者の職業調查に着手 適當な職場に再編成 |
07 | 對英武器貸與を 徹底的に非難 ホイーラー米上院議員 |
08 | ル大統領自ら 教書を讀上ぐ 議會に乘込んで |
09 | 週間評論 大政翼贊會と其の權限/清澤洌 |
10 | ホ前商務長官を ロンドンに派遣 ル大統領の代表として |
11 | 米海軍艦艇の防空裝備增強 |
12 | ソ聯の對樞軸國援助 對獨財務援助に大きな役割 米下院ダ委員會發表 |
13 | 英經戰相の發表注目さる |
14 | 重光大使 イ英外相訪問 |
15 | ブ國國王訪獨 |
16 | 國策會社統合に 農林、手を伸ばす |
17 | 石山氏が講演 七日基隆市で |
18 | 今日の天氣 |
19 | 大阪商船基隆出帆 |
20 | 日本郵船基隆出帆 |
21 | 大連汽船 |
22 | 東亞海運 |
23 | 辰馬汽船 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 皇太后陛下參內 御和かに新春の御團欒 |
02 | “本島青年の新しい 推進力となれ” 本間軍司令官が激勵 |
03 | 「標準電波放送局」を東京市近郊に設置 遞信省電波を統制 |
04 | 基隆市出初式 |
05 | 赤誠會臺北支部 昨日結成式第一式を擧行 |
06 | 炭燒きの煙から 工業藥品を取る 農林省で研究に着手 |
07 | 島都新春の遠乘會 昨日軍官民百餘名が參加して |
08 | 島都の初登山 往復十六粁を踏破 |
09 | 萬華登山會 發會式を擧行 |
10 | 重荷を下して 中島財務局長が歸臺 |
11 | 南洋群島にも實施 外國為替管理 |
12 | 新埔壯丁團出初式 |
13 | 青森縣の痘瘡 患者八名に達す |
14 | 臺北高校が連霸 全國高校のホツケー |
15 | 全國中等ラグビー大會 北一中勝殘る |
16 | 護送犯人が船中で行方不明 |
17 | マラリヤ防遏作業を實施 基隆で十日から |
18 | 基隆市の初ボヤ |
19 | 故倉岡博士の葬儀 |
20 | 大島新愛知社長 |
21 | 定期航空 |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 南北兩軍に分け 一大攻防演習 花蓮港廳職員が |
02 | 兩神社巡拜繼走 秀水□員が一着 |
03 | 中壇の住民 謝禮金を献金報社消息 |
04 | 本廳の將來こそ 洋洋たる者あり 臺東廳長藤田淳教 |
05 | 花蓮港廳御用始式 |
06 | 新莊消防組出初式 |
07 | 臺南州下少年團 合同野營を野營 |
08 | 花蓮港消防組 けふ出初式 |
09 | 彰化歲末同情金 一千五百餘圓を分配 |
10 | 臺中消防組 晴の出初式 |
11 | 泰國に農具等を 輸出するが適當 見本市より歸來の永井氏談 |
12 | 臺南州に三千圓寄贈 體育獎勵金として 川村臺北州知事が |
13 | 小田達夫氏 赤十字に千圓寄贈 |
14 | 清水消防組出初式 |
15 | 人事 |
16 | 臺中野球大試合 |
17 | ローカルセクシヨン |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 昆明、功果橋を爆擊 |
02 | 敵司令部を粉碎 |
03 | 政府の局面展開策 飽くまで擧國一致で 高度國防國家を確立 |
04 | 圖像:始政の御儀 |
05 | 我が決意を告ぐ アドルフ・ヒツトラー |
06 | 國共分裂激化せん 重慶本年の動向 |
07 | 地方長官の大異動 あす發令されん |
08 | 倫敦に燒夷彈の雨 |
09 | 歐洲戰冬眠か 寒波襲來で降雪續く |
10 | 特殊會社を考慮か 米の對英軍需品貸與に關し |
11 | 抗戰の無意味を 蔣に建議せん 陳介の歸國後 |
12 | 英軍、バ港を占領 |
13 | 總督府辭令 |
14 | 明日の天氣 |
15 | 水滸傳(305)/黃得時;榎本真砂夫 |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 天皇皇后兩陛下 大宮御所へ行幸啟 |
02 | 太陽の黑點の惡戲 デリンヂヤー現象を摑み 荒川博士近く世界へ發表 |
03 | 兒童生徒向映畫を 積積的に製作 一般用と非一般用に區分して |
04 | 白衣の諸勇士 あす內地へ轉療 |
05 | 愛婦基隆分會の新年交禮會 |
06 | 富士丸出帆 |
07 | 圖像:山本聯合艦隊司令長官 |
08 | 陸軍病院慰問 諸團體の日程 |
09 | 勞務者の登錄制を實施 高雄勞需組合 |
10 | 臺北州初の臨時州會 九日州會議室で開く |
11 | 新竹州通常州會 二十三日から開催 |
12 | 牛馬豚の飼料に石灰藁 農林省の研究遂に成功 |
13 | 海運日本の大飛躍 新銳巨船が續續完成 |
14 | 國際映畫コンクール開かる |
15 | 悠久平和の流れ 西岸に我が軍奮戰の跡 新春の揚子江下航記 |
16 | 外苑奉仕臺北州隊 けふ入隊式を擧げ 北投競馬場で合宿訓練開始 |
17 | 新日本の姿の紹介 國際文化協會の新分野 積極的開始プラン |
18 | 初の府部局長會議 中嶋局長から豫算報告 |
19 | 石山社長の經濟講演會 |
20 | 定期航空 |
21 | 人事消息 |
22 | 街で拾ふ |
23 | 今夜の放送 |
24 | 商況 六日 前場 |
25 | 今日の映畫 |
26 | 訃文:羅劉氏阿市 |
27 | 民報案內報社消息 |
28 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(50)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 日本座敷と婦人服 保溫の秘訣と調和する形 訪問着はツーピースで |
03 | 湯タンポと行火 費用と熱との割合 |
04 | 北支戰線OO陸軍病院に我が白衣の勇士を 慰問した可憐な支那幼兒兄妹已年に因んで 蛇の玩具に興する明朗風景 |
05 | 新春の活花 勅題“漁村曙”に因んで/安達潮花 |
06 | 平燒パン |
07 | 蜜柑の與へ方 |
08 | 寒い時の安眠法 寢室に煖房は不必要です |
09 | 同じ枚數の衣類も 着方で暖さが違ふ 毛のジヤケツは必ずワイシヤツの上へ 體力局體育課出口林次郎式談 |
10 | 住宅難緩和の貸家組合法とは? 新築の資材も共同購入 |
11 | 子供は風の子 薄着と運動が健康の秘訣 |
12 | 紙上病院 |
13 | 牡蠣の廣島燒 |
14 | 粉類の上手な練り方 |
15 | 淺草海苔の燒き方 |
16 | 代用餅 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 お正月も過ぎた さあ頑張りませう |
02 | 味方同志の大喧嘩 青い顏して迎へなお正月 新春の蔣介石軍 |
03 | 童話 一軒家の喜び/杉田玄一 |
04 | 麗ちやんの献金 |
05 | さあ海外へ勇しく カナリヤの大進軍 一年に十萬羽も我國から あくりだされてゐます |
06 | 蛇のお話 |
07 | 日記の記錄 |
08 | オコジカヒタメテ 七ツノバウヤガ コクバウケンキン |
09 | 今年はどうなるでせう 日本と世界の有樣 |
10 | 希望ノ鐘鳴リ響ク 新シキ年ヲ迎へテ |
11 | 青年の室 投稿歡迎報社消息 |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 各外地の特別會計 臺灣は三億一千五百餘萬圓 けふ閣議に附議決定頭條新聞 【東京六日發同盟】朝鮮、臺灣樺太、南洋など各外地特別會計十六年度豫算案は舊臘來各外地財務當局及び拓務、大藏兩省との間に種種折衝を重ねた結果五日深更に至り漸く內定を見るに至つたので六日計數整理を行ひ七日の定例閣議に附議正式決定されることとなつた。この十六年度各地特別會計豫算案は內地一般會計豫算案と同樣高度國防國家建設に必要なる施設特に地下資源の開設、食糧增產對策を中心とする重點主義をもつて編成され總額十四億四千萬圓に達する未曾有の戰時外地豫算であり特に地理的關係から見て朝鮮臺灣各總督府豫算は全く時局の要請を反映して軍事豫算的傾向を帶びてゐる而して財源についても例年に比し特に健全財政の建前をとり朝鮮においては公債發行額も前年度に比し約八千萬圓程度を減少して一億二千萬圓程度に止める見込みでありこれに反し一般會計への繰入金は朝鮮總督府特別會計においては前年度に比し約二千萬圓を增加して七千萬圓、臺灣總督府特別會計については同じく約八百萬圓を增加して三千五百萬圓、樺太廳、南洋廳も夫夫若干の增加を見る模樣である各外地特別會計昭和十六年度豫算案の大要は左の如くである ▲朝鮮總督府特別會計 九億九千六百餘萬圓(前年度に比し二億三千萬圓增) 新規事業の主なるもの 一、鐵道、道路、港灣の建設改修費特に中央線の建設費等約八千萬圓 一、食糧增產對策費 一、地下資源開發費 金、タングステンその他の採掘補助費 ▲臺灣總督府特別會計 三億一千五百餘萬圓(前年度に比し九百五十萬圓增) 新規事業の主なるもの 一、鐵道港灣建設費特に梧棲築港施設費等約五千萬圓 一、食糧增產施設費 一、地下資源開發費 一、南方經濟發展に關する經費 ▲樺太廳特別會計 一億一千四百萬圓(前年度に比し約四千八百萬圓增) 新規事業の主なるもの 一、樺太開發會社設立に關する費用(資本金五千萬圓政府半額現物出資) 一、石炭採掘助成費 一、港灣修築費 ▲南洋廳特別會計 一千五百萬圓(前年度に比し二百萬圓增) 新規事業の主なるもの 一、南方經濟事情調查費 一、水產事業補助費 |
02 | 各特別會計概要 |
03 | 公債の發行は約五億一千萬圓 臨時軍事費を除いて |
04 | 圖像:紀元二千六百一年を迎へた佛印駐屯OO部隊OO隊では兵舍前廣場に於て元旦の遙拜式を行つた |
05 | 非友誼態度を一擲 眾院全體、政府に協力 |
06 | マニラ、バタビア 航空陸開始 |
07 | 眾議院俱樂部 十日初役員會 |
08 | 地方長官の大異動 けふ發令內定せる顏觸 |
09 | ル大統領の教書 米紙、豫想內容を揭ぐ |
10 | 具體的意見を交換 日、佛印第三回東京會談 |
11 | 翼贊會の性格等 豫算問題に關聯し 總務會で意見開陳 |
12 | 支部の結成を促進 三月下旬頃に完成か |
13 | 三氏を拔擢 特進地方廳部長に |
14 | ボリス國王の訪獨 プ政府否定 |
15 | 土地開墾に乘出す 十年間に五十萬町步開發の豫定 農地開發法案を提出 |
16 | 食糧作物への轉作 莊園面積六千町步 |
17 | 樺太開發會社を設立 石炭採掘中心に |
18 | 泰、佛印交涉 遂に決裂 國境方面再び緊張 |
19 | 中央儲備銀行 きのふ晴れの開業式 |
20 | 官吏制度改革 勅令公布さる |
21 | 滿洲國民生部大臣 谷氏を任命發令 |
22 | 羅國、外部と聯絡を絕つ |
23 | ソ聯の對バルカン工作 各國公使を一齊に本國に招致 |
24 | ソ聯政府徵兵制を改正 |
25 | 今日の天氣 |
26 | 大阪商船基隆出帆 |
27 | 日本郵船基隆出帆 |
28 | 大連汽船 |
29 | 東亞海運 |
30 | 辰馬汽船 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 國民に希望を與へる政治社說 一 誇張的な形容詞ではなく真に今日本は有史以來の國難に直面し興亡の秋と云つても過言ではあるまい。國民に希望を與へよなどと、なまやさしい事を云つてゐる時ではなく、全國民が全身の血を湧かして國家興隆のために各自其の持場によつて死鬪しなければならない時である。聖戰旣に第五年を迎ひ、殊に今年は二千六百一年といふ新しき世紀の第一年であり、一は物のはじめなりで、真に更治一新の意氣に燃えながら驀進しなければならぬのである。然るに此の嚴肅なる現實下にありながら國民の氣持には何かしら空虛なもののある事は否み得ない事實である。之れは事變の性質がもたらす一種の懷疑とも見られないでもないが、併しそれよりも政治の拙劣さではないか、とも思はれるのである。政治技巧としても甚だ不出來で卽ち國民に一種の壓迫感を與へたり部分的ではある投げ搶な氣持を與へたりしてゐるのではなからうか 二 平和時に於いても忠誠の念慮においては世界に冠たる特性を備へた日本國民である。施す道をもつてするならば、水火敢へて辭せない國民である。殊に非常時に直面すれば此の特性は火の如く燃へる過去の體驗を有してゐるのであるから現在の如き未曾有の國難に直面してゐる時に於いては日本國民の特性が最高潮に達しなければならぬ筈であるのに、たとへ部分的にもせよ、割り切れぬ氣持を抱いてゐると云ふのは卽ち施す道が宜しきを得てゐないと見てよからう。たとへば暴利の抑壓、奢侈の禁止などは絕對必要であるが、抑壓さるべき對象に對し只徒らに壓迫感を感じせしめ精神的に萎縮せしめるとか、一方一般業者をして不安のドン底へ追込むようでは、目的に添はない事になる。奢侈の禁止にしても徹底すべき所に徹底せず、又徒らに均一化し貧民化に墜するようでは面白くないのである。會社經理令も俸給賞與の停止令も、ある對象に對しては斷乎必要であるが、餘りに其れが普遍的に强行される結果は、一般俸給者、ことに此れから伸びんとする青年層に尠からざる失望を與へ、ひいてはサボタージユ氣分を釀成せしめる恐れなしとしない。 三 物に對する統制はたとヘチグハグが出來ても後で改善すれば好いとしても人間に對する統制は物程簡單ではない。たとへば俸給者が一律一體に取り扱はれるとすれば、人的規格統一と云つた全く人間と物質が同等の扱ひを受ける事になり其影響は實に恐るべきものがある。特に才能があり、働きある者でも無能怠惰者を追ひ拔いて進む事が出來なくなる事は國家の不幸此の上もないことである。 共產主義は奪產主義である、しかして唯物的全體主義は、ややともすれば全體主義の□面を冠つて其のイデオロギー實踐に向危險なしとしない。かかる懸念をなくするためには、すべて我國體なり國土の性格なりに合致したやり方でなくてはいけない。外國物を其のまま取り入れる事の如何に危險であるかを知らねばならぬ。要するに如何なる時代、場合においても人心に明るい希望と明朗潤達な氣象を振起させる事が政治の根本要素である。 |
02 | 商店員さん達に 嬉しい九時閉店制 愈近く全國的に實施 |
03 | 豪華な番組決定 新春の慰問演藝會 |
04 | 故望月氏に 金一封を下賜 |
05 | 長谷川總督 けふ市內を初巡視 |
06 | 圖像:陸鷲の快翔 |
07 | 皇道宣揚會の皇軍慰問映畫の夕 |
08 | 學生氷上大會開幕 |
09 | お相撲さんに軍事教練 相撲協會役員會 |
10 | 彌榮神社へ初詣で 家庭では暖い團欒 北滿開拓地迎春風景 |
11 | 重慶何處へさ迷ふ (上)外力依存いよいよ濃厚化 蔣、中共統御力を失ふ |
12 | 新竹州教育事務打合會 八日州食堂で |
13 | 入試地獄に朗報 臺北第四中新設 士林方面に敷地物色中 |
14 | 山間僻地にも近く 健全な娛樂を提供 移動映畫班が巡回 |
15 | 張國威總領事 けふの日程 |
16 | 羅東消防組の恒例の出初式 |
17 | 前途の樂觀は許されず 臺中州下の麥作 |
18 | 最近ドトツの出版統計 |
19 | 指に食ひつく指輪盜人 |
20 | ソ聯の新教育制度 |
21 | アンリー博士逝去 |
22 | 船便り 香取丸無電 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 高度國防經濟の達成を確信(上) 河田藏相所信を語る |
02 | 臺灣帽の輸移出 五百七萬六百圓 前年に比し二百萬圓增 |
03 | 勸銀貸附利率 劃期的に引下 內地との所鞘縮少 |
04 | 帝糖竹南外 三工場壓榨開始 |
05 | 國際電氣支店長 久松氏に決定 |
06 | 檜帽の對米輸出 前年の倍に近し |
07 | 中國の財政 その史的考察(六)/林德富 |
08 | 生產運輸の連關的 合理化が急務 日本糖聯理事長藤山愛一郎 |
09 | 帽子用原料纖維 販賣價格決定 |
10 | バラセメント 高雄埠頭に散亂 善後措置を要望 |
11 | 臺灣罐詰振興協議會 あす市內公會堂で |
12 | 昭和十五年度株式高低表 |
13 | 照明燈 |
14 | 市價及商況 六日 |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 交通の新體制に 全精力を打込む 交通局總長副見喬雄 |
02 | 本島鐵道の現況 並に將來の對策 鐵道部長石川定俊 |
03 | 一億國民の總進擊 專賣局長三輪幸助 |
04 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 大溪郡道路補修 新年匆匆保甲民の出役により |
02 | 國姓庄精□ 研究懇談會 |
03 | 新竹州豆子埔、鹿場 兩壯丁團出初式 |
04 | 大溪の新春 自肅自戒よく徹底 |
05 | 敬神者を表彰 |
06 | 中壢郡の產組 總代會を設置 |
07 | 大溪郡壯丁團 消防出初式 |
08 | 埔里消防組 十日出初式 |
09 | 能高郡の御用始式 |
10 | 時局下に於ける 郵便施設概觀 遞信大臣村田省藏 |
11 | 臣道を實踐し 時艱を克服せん 藤田臺中市長 |
12 | 圖像:南投神社御造營工事實況 |
13 | ローカルセクシヨン |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 市民一如・戮力協心 總動員の實を發揮せよ 臺南市長那須重德 |
02 | 一路時艱克服へ 新竹市長矢野榮治 |
03 | 二十七世紀と高雄市民の使命 高雄市長宗藤大陸 |
04 | 大業貫徹に盡力 臺灣拓殖社長加藤恭平 |
05 | 使命達成に邁進 屏東市長大觀善雄 |
06 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語普及に全馬力 臺南州・五ケ年計畫で進む |
02 | 實業學校を新設 曾文、斗六、北港三郡に |
03 | 奇妙な岩石蒐集家 |
04 | 圖像:大陸の元旦 |
05 | 小公學校映畫研究會 |
06 | 詩文を募集 彰化崇文社 |
07 | 勤儉貯蓄の映畫を上演 |
08 | 名譽の戰病死者 山本一等兵外諸勇士 |
09 | 警察慰安運動會 |
10 | 花蓮港の武道始式 |
11 | 臺中市の婦人交禮會 |
12 | 共榮圈の建設に同胞一同蹶起せよ 廈門特別市長李思賢 |
13 | 米生產力總動員調查 |
14 | 新竹奉公班聯合會 五日神社前で結成式 |
15 | 嘉義消防出初式 六日公會堂裏庭で |
16 | 苗栗壯丁團相撲大會 |
17 | 總額二百廿四萬圓 臺中州の要求豫算 |
18 | 澱粉工業組合打合會 |
19 | 高雄に肥料の山 農會倉庫の建設を要望 |
20 | 高雄競馬 (第二日目) |
21 | 珍らしい「二重受胎」 |
22 | 水星に生物誕生 |
23 | カナタに聖書熱 |
24 | 米洋服屋の軍需不景氣 |
25 | 妻を撲殺す |
26 | 經濟相談 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 各外地特別會計豫算 けふ閣議て正式決定 |
02 | 皇太子殿下還啟 けふ葉山御用邸から |
03 | 新秩序の建設に 一大步武を進む 松岡外相の新春所感 |
04 | 新春初の定例閣議 |
05 | 矢野富山縣知事休職處分 |
06 | 住宅難緩和の方策 五ケ年間に總數卅萬戶を建築 |
07 | 長谷川總督 けふ州市等を初巡視 |
08 | 地方長官異動發令 |
09 | 體育局長發令 |
10 | 國民政府 全國經濟委員會を設置 |
11 | 米國議會開かる ル大統領、各國外交團を前にして 對英最大援助を宣明 |
12 | ヘミングウエイの新作 |
13 | 明日の天氣 |
14 | 水滸傳(306)/黃得時;榎本真砂夫 |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 新年度督府豫算概要 けふ財務局より發表 |
02 | 帝都新設の市民稅 近衛首相五百廿圓也 |
03 | 圖像:海南島の元旦 |
04 | 總督訓示の傳達□擧行 けふ新竹州で |
05 | ガプリエル氏が感謝の献金 |
06 | 市民よ安心あれ 雨は永續きしません |
07 | 學生氷上競技 |
08 | 轉業した女給達も 拓土の花嫁に更生 近く愈よ訓練を開始 |
09 | 武勳の白衣勇士 懷しの內地へ轉療養 基隆を出帆 |
10 | 實業座談會は七日夜に變更 |
11 | 神社參拜後に各方面を訪問 張初代總領事報社消息 |
12 | 產金國策に背き 對岸に密輸出 基隆郡の取調一段落 |
13 | 基隆郡警察課の武道寒稽古 |
14 | 十五日に第四回入所式擧行 新竹州保甲修練所 |
15 | 三ツ兒生の母子に 東京市が暖い救援の手 |
16 | 香取丸入港 |
17 | 一日中に三件 島都新春の變死騷ぎ |
18 | 定期航空 |
19 | 街で拾ふ |
20 | 今夜の放送 |
21 | 商況 七日 前場 |
22 | 今日の映畫 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(51)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 親の虛榮を捨てよ 中等學校の選擇方針 子供の能力と健康が基 文部省中等教育課中村伴次郎氏談 |
03 | 案外少い直接感染 夫が結核でも怖れずに 危險なのはつばでなく痰 |
04 | 圖像:九段靖國神社で戰歿遺族の初詣で |
05 | 甘藷餅 |
06 | 痰の始末 |
07 | カールの延命法 |
08 | 新年料理の榮養價 よく嚙んで食べたい數の子/德山敬子 |
09 | どもり・幼兒の場合 落着いてゆつくり發音させる 小學入學前の矯正法 |
10 | 圖像:新春の活花 |
11 | ヒビの手當 |
12 | しもやけの手當 炊事をなさる方の豫防法 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 盟邦イタリヤの日本研究 どしどし出る 日本研究の本 |
02 | 臺灣軍の威容示す 陸軍始の觀兵式 |
03 | 軍司令官より拜受の 譽れの挺身隊旗 |
04 | 圖像:北京のお正月 |
05 | 無敵海の荒鷲が 蔣介石へお年玉 昆明を初空襲 |
06 | 空の總督さん 飛行機で南部巡視に |
07 | 蔣介石援助に 一生懸命の米國 |
08 | 童話 僕等の力も/光永貞夫 |
09 | まだ目がさめぬ 無禮な米國水兵 |
10 | 考へ物 |
11 | 少年航空兵になるには どんな受驗準備が 必要でせうか/藤村燎 |
12 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 陸水方面の敵を包圍 一大殲滅戰を展開頭條新聞 【漢口七日發同盟】萬洋山系西端陸水河畔を中心に展開された敵數個師に對する殲滅戰は刻刻その戰果を收めつつある、卽ち六日朝陸水右岸を進擊中の岡部寺平、有馬、竹原、安部、調所の諸部隊は通城西方十六粁北港附近の敵東西旣設陣地を猛擊突破更に南進夕刻には北港南方十粁附近に進出又これに呼應して古賀快足部隊は同日朝峻嶮泥濘の惡路を突破して北港東南方に進擊南北より挾擊された敵大部隊は陸水右岸を右往左往我が包圍網に制壓されつつある、又陸水右岸地區を猛進中の日高、高井、鵜飼、藤崎、平岡、村上の諸部隊はその一部を以て六日午後一時通城東方五粁萬洋山系西麓の山ひだを利用して構築した敵南北陣地を背後より急襲してこれに據る敵を潰滅又駿足部隊は更に通城南方深く進出鳳凰櫓の敵主陣地を側背より攻擊敵は續續退却を開始し今や我が快足進擊の前に陸水兩岸を雪崩れを打つて敗退その殲滅の機は目睫の間に迫つてゐる |
02 | 敵主力部隊を擊破 |
03 | 我南支軍の新春戰果 |
04 | 官房體育課を 體育局に昇格 小笠原初代局長抱負を語る |
05 | 全軍に「戰陣訓」傳達 皇軍道義の昂揚を圖る |
06 | 文部省課長級異動けふ發令 |
07 | 獨軍のブ國進駐說 獨外務當局打消す |
08 | 英政府に嚴重抗議 邦人所持金の不法沒收事件 外相、ク大使を招致 |
09 | 英の交戰權亂用に 對抗手段を講ぜん |
10 | 武士道の精華發揮 陸相、戰陣訓の意義を語る |
11 | 米國の主張する 「平和主義」と矛盾 我が外務當局の非公式見解 |
12 | 米國參戰の伏線 伊政府の一般教書評 |
13 | ル大統領の一般教書 英朝野は歡迎 |
14 | 對蔣援助を明瞭に示唆 |
15 | 海軍使用を辭せず 米ス少將が嘯く |
16 | 海軍兵器增產費 米下院に提出 |
17 | 援護局長發令 |
18 | 管船局擴大と海統協議會改組 來週早早閣議に附議 |
19 | 常務員連袂辭職 翼贊會富山支部 |
20 | 今日の天氣 |
21 | 日本郵船基隆出帆 |
22 | 大連汽船 |
23 | 東亞海運 |
24 | 辰馬汽船 |
25 | 大阪商船基隆出帆 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 懸案の官界 新體制成る社說 一 國內體制强化の一翼たる官界新體制確立の基底となるべき制度改革に關する我國の劃期的關係勅令は舊臘三十一日の樞府本會議に於て可決、同日の持廻り閣議に於て決定、四日正式に上奏御裁可を得たので政府は去る五日附官報を以つて公布し卽日實施されたことは東電旣報の通りである。而して昨日行はれた地方長官異動に續いで本日發行される豫定の全國地方廳部長級の異動に於て改正文官任用令を最初に適用して特進の地方部長を拔擢することに內定した由であるが、今後も機會ある每に之を適用し官界の新體制を確立するものと期待されてゐる。 二 今回改革された官吏制度は任用制度、分限制度、試驗制度の三項目に分ち、簡單にその趣旨を記せば大體左の如きものである。文官任用制度改正の第一要點は勅任文官の銓衡任用の途が拓かれたことである。廣く官界外よりも適材を求めんとする趣旨より出でたもので、時局重大の折柄その門戶を開放したものである。更に奏任文官に於ても廣く民間の知識、經驗を動員する趣旨より必要に應じて銓衡任用し得る途を拓き、又判任文官の任用資格をも擴め各方面からエキスパートを吸收することを主眼としてゐる、文官分限制度卽ち謂ゆる身分保障制度を廢止し試驗制度に就ては從來の行政科外交科を合併した上、試驗科目を整理、改善することに眼目を置いたものである。 三 元來、勅任の門戶開放、身分保障令の撤廢を中心とする官吏制度改革の急務は叫ばれ以來旣に久し、歷代の內閣が幾度か企てながら遂に果し得なかつたものである。第二次近衞內閣が成立早早、國內新體制に對應して官吏制度の新體制を期することが先決問題であり、これなくしては真に國內の革新を斷行することが出來ないとの信念から多年の懸案たる本問題を取りあげ、重大なる決意をもつて樞府と折衝し、種種なる迂餘曲折を經て遂に之れを可決したことは樞府が政府の意を理解し、時代の要請を認識して協力したことを多とせねばならぬのである。併しながら、本問題は單なる事務的問題ではなく、政治問題となつてゐただけこれが解決のもたらす政治的影響は大きく、假令時代の力が與つて力があつたとは云へ、近衞內閣の大きな功績であるといふことが出來よう。 四 紀元二千六百年の末日に於て多年の懸案であり、歷代の內閣が企てながら果し得なかつた官吏制度改革問題が解決され、而して紀元二千六百一年の新春に官界新體制の力强い第一步が踏み出されたことは誠に意義深いものがある。これで高度國防國家體制の整備に卽應し且つ國家行政の複雜化に對處する如く官界革新が可能となつたわけであるが、國民多年の要望であり、且つ現內閣苦心の力作を今後如何に運營するか、卽ち今囘の改正が官界の刷新にどれだけの役割を果すかこそは、今後近衞內閣に課せられた重大な責任であらねばならぬのである。 |
02 | 千載に輝く金字塔 忠魂碑、戰跡記念碑、供養塔 中支と北支に建設 |
03 | 兵隊さん爆笑連發 好評を博す豪華なプログラム 部隊慰問演藝會第一日 |
04 | 望月氏の餘榮 |
05 | 故望月氏遺葬 |
06 | 學生協和會慰問映畫會 昨日新竹で開催 |
07 | 愛婦會員を倍加 臺中市分會乘出す |
08 | 樞軸色濃き ブルガア首都 |
09 | 木炭を增產 改正法律案を 今議會に提出 |
10 | “日本語でやる” 外人記者との會見に 情報局新春匆匆のヒツト |
11 | 赤誠臺北支部 けふ結成式を擧行 |
12 | 住宅難の解消に 土地建物組和組織 州で創立準備を急ぐ |
13 | 重慶何處へさ迷ふ (下)外力依存いよいよ濃厚化 蔣、中共統御力を失ふ |
14 | 張總領事一行 昨日本社を訪問報社消息 |
15 | 大豆粕續續入荷 第一期作は新配無用 |
16 | 滯貨の消化策 肥料倉庫建設要望さる |
17 | 米軍需產業の惱み |
18 | 穴が開いても平氣 ロツキードハドソン爆擊機 |
19 | 在庫糖增加 荷役不足に惱む高雄 |
20 | 隻腕強打者出現 |
21 | 臺北一中優勝 全國中等ラグビー終る |
22 | 氷上型滑り 第一日の成績 |
23 | 早大か明大か スビード競技 けふ爭霸戰 |
24 | 防空壕內でお產 |
25 | ラヂウム富源 ソヴエトで發見 |
26 | 本年產糖豫想 千四百八十萬擔見當 |
27 | 英國女流飛行家モ女史溺死 |
28 | デムプしー再起か |
29 | 定期航空 |
30 | 人事消息報社消息 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 重要鑛產物開發に 積極的に乘出す 昭和十六年度豫算に計上 |
02 | 臺灣畜產興業の 飼料工場近く竣工 差當り養豚用を製造 |
03 | 定期船本位の輸送統制實施 |
04 | 商銀成績良好 配當年六分据置 總會は來る廿九日 |
05 | 中國の財政 その史的考察(七)/林德富 |
06 | 商銀貸出機增 預金の增勢鈍る 金融基調頗る硬化 |
07 | 宅地建物許可及認可申請書樣式 臺北州經濟統制課發表 |
08 | 高度國防經濟の達成を確信(下) 河田藏相所信を語る |
09 | 昨年臺北手形交換高 五億二千萬圓を突破 前年に比し一億二千萬圓激增 |
10 | 小型蒸汽船組合近く設立 |
11 | 照明燈 |
12 | 市價及商況 七日 |
13 | 經濟手帳 |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 客臘一ケ月間に 八千五百餘圓献金 能高郡民の熱誠 |
02 | 員林田中溪湖消防組出初式 |
03 | 桃園消防組 嚴肅なる出初式 |
04 | 竹山郡庭球大會 一等は竹山信組團 |
05 | 鹿港二公青年團 強行軍で神社巡拜 |
06 | 電氣通信事業の展望/村田省藏 |
07 | 圖像:元旦に於ける軍艦旗揭揚式 |
08 | 讀書普及運動 旗山街圖書館週間行事 |
09 | 桃源街北門埔子 蔡福來氏改姓名 |
10 | 桃園の女給 賞金を献金 |
11 | 中寮の山中に 縊死體を發見 |
12 | ローカルセクシヨン |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 總額千七百萬圓 高雄州の要求豫算 |
02 | 「回顧錄」露語譯出版 |
03 | 甘藷試驗所を新設 臺南州・八千餘圓を提供 |
04 | キヤツサバ業者 愈よ一元的に統制 |
05 | 圖像:御苦勞さま |
06 | 六十四歲の老兵怪氣焰 |
07 | 花蓮港市營住宅 至急建設を要望 |
08 | 第五列に戰く蘭印 英米人の檢查嚴重 |
09 | 臺中通常州會 廿四日より三日間 |
10 | 教學一如で進め/橋田邦彥 |
11 | 圖像:彰化消防出初式 |
12 | 固有の美德を發揮 彰化婦人交禮會申合せ |
13 | 花蓮港米統組選擧 |
14 | 文相賞候補映畫 劇十八本、文化廿三本 |
15 | 螟虫驅除好成績 臺南州民、汗の奉仕 |
16 | 藤原前商相 七日臺南を視察 |
17 | 東亞舞踊を樹立 崔承喜、松竹と結ぶ |
18 | 真性流腦發生(彰化) 速かに注射を受けよ |
19 | 臺南州視學異動 |
20 | 幽靈調查所で詐欺 被害總額數萬圓に上る |
21 | 華北演藝株式會社 日華合併で近く設立 |
22 | 經濟相談 |
23 | レコードの大臣賞候補作品 |
24 | 人事往來 |
25 | 消息 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 各方面の有識者に 政府の所信を披瀝 十四日から首相官邸で |
02 | 食糧增產技術を動員 十三日より五日間に亘り 協議會を開催せん |
03 | 圖像:我陸軍軍樂隊ハノイで演奏會 |
04 | 豐富な農業資源(完) 複雜な經濟特質 佛印の產業現勢を見る |
05 | 本多大使一行 北京より歸還 |
06 | ル大統領教書に 贊否兩論が沸騰 |
07 | 米國の國防實力(上)/伊藤正德 |
08 | 帝國海軍の責務 愈よ重且つ大 支那方面艦隊司令長官島田繁太郎 |
09 | 選擧改正法漸く脫稿 廿日頃閣議に附議せん |
10 | 最後の勝利を確信 イタリア閣議の聲明 |
11 | 英國の認識不足(伊紙論ず) |
12 | 倫敦放送局を爆擊 |
13 | 千葉外事部長 ポルトガル公使に榮轉 後任は蜂谷輝雄氏 |
14 | 防衛以外に他意なし 土國の外交方針 |
15 | 佛印政府西貢へ移轉 |
16 | 明日の天氣 |
17 | 水滸傳(307)/黃得時;榎本真砂夫 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 仰ぐ無敵皇軍の偉容 新春を飾る軍國繪卷 燦たり島都の陸軍始觀兵式 |
02 | 世界は暖く なりつつある |
03 | 觀兵式御取止め 前日來の降雨のために |
04 | けふは白衣の勇士 部隊慰問演藝會第二日 |
05 | 林檢察官長 初巡視日程 |
06 | 新竹州警察部武道始め |
07 | 張總領事一行 白衣の勇士慰問 |
08 | 圖像:島都の陸軍始觀兵式 |
09 | 木炭代用に硬化炭 代用燃料に又ヒツト 阿部博士の研究に凱歌 |
10 | 長谷川總督 遞信部を初巡視 |
11 | 漁業者座談會 |
12 | 學生氷上第三日 |
13 | 瓦斯使用者は減肥 木炭第二回配給決定 七斤と五十斤に親心の增配 |
14 | 山西丸無電 |
15 | 實踐躬行が第一 臺北市役所の職員道 けふ各職員に夫夫嚴達 |
16 | 怠るな資源調查報告 市役所から用紙を交附 |
17 | 祖國の母を代表して 前線將兵慰問の“輝く部隊” 長谷川女史一行寄臺 |
18 | 樺山町の輪禍 |
19 | 人事消息 |
20 | 定期航空 |
21 | 街で拾ふ |
22 | 今夜の放送 |
23 | 商況 八日 前場 |
24 | 今日の映畫 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(52)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 二拜・二拍手・一拜 神社參拜はこの作法で |
03 | 皮膚病と溫泉 急性溼疹に大害ある硫磺泉 ヤケドにお湯は禁物 |
04 | 圖像:漁村曙 |
05 | 足袋の洗濯 |
06 | 卯の花入り 揚げ饅頭 |
07 | 議會へ提出される 醫療保護法 貧しく病む人人の大福音 方面委員の責任も重くなる |
08 | 夜更し、食べ過ぎで 體を害ひ易い幼兒 忙しくとも注意して下さい |
09 | 數の子の辛子和へ |
10 | 數の子の食べ方 風變りなもの三種 |
11 | 圖像:上海の元 |
12 | 肌の荒れる水 |
13 | お餅を食べると なぜもたれるか 消化時間は白米の御飯と あまり□らない |
14 | 魚の脂よけ |
15 | お餅の變つた頂き方 香ばしい胡桃餅など |
16 | 着崩れせぬため 腰紐類の研究 長さも幅も自分に合せて |
17 | 簡單な防水法 方法の選び方が大切 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 勇飛する海國日本 七ツの海へ進む日の丸 |
02 | 新折紙細工 荒鷲 |
03 | 貿易に見る 日本の底力 |
04 | 圖像:蒙古草原のお正月 |
05 | 懸賞金のついた ム首相の息子さん |
06 | 尊い敬神の心(神戶) 感心な車掌さんの話 |
07 | 童話 とんとんとんからりと 鼠の回覽板/上河邊美知 |
08 | 皆さんに見せる為の 映畫を續續作る |
09 | 圖像:蛇の玩具と白衣の勇士 |
10 | 國語力だめし(十) 應用短文例集 |
11 | ラヂオ放送も新體制 無線から有線へ |
12 | 二人相手の劍道新體制 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 農業部門の新體制 「農業政策要綱」の內容頭條新聞 【東京八日發同盟】經濟新體制確立要綱の內保留となつてゐた農業部門の新體制確立に關しては愈愈九日の經濟關係七相會議に於いて企畫院原案たる「農業政策要綱」を基本として審議が開始されるが同要綱に盛られた農業新體制の基本方針は 農業人口の定有農家の安定並びに日滿を通ずる主要食糧の自給を目標として農村をして中農を基礎とする强固なる生產的生活的協同體を再建すること にあり斯くて農業生產力を計畫化高度化し國民生產力の源泉を涵養せんとするものである要綱內容は大體左の如くである 農業政策要綱 ▲第一基本方針 一、國民主要食糧は米及び麥類としてその計畫的增產を圖り內外地に於ける食糧の自給を圖ると共に大陸の糧穀生產を增强し更に相當量の貯藏を保有するやう努める 二、農村を保全する為め農村地帶に於ける大工場の自由設置を廢し純農村を維持する三、農業戶數は日本及び滿洲の耕地に分村せしめる 四、農業經營の共同組織化を促進し農地の配分を適正にし耕作關係の安定及び小作料の合理化を圖る 五、農業政策の實施は國家施設を根幹とし地方共同團體及び農業團體の活動を强化する又農業災害防除等の基本施設は國家の施設を整備する ▲第二實踐要綱 一、主要食糧需給計畫の樹立 十個年程度の長期に亘る內外地及び日滿支を通ずる綜合的年次計畫を樹立するこの場合日本は主要食糧の自給を確保し滿洲は糧穀類の增產に依り日支に對し多量の糧穀を供給するやう努む 二、增產計畫達成の主要施設 イ、耕地の擴張及改良に重點を置く ロ、段當り數量の增加を圖る為め科學的硏究施設並びに技術指導組織を整備擴充する ハ、肥料及び資材を增產確保する ニ、有畜農業を普及する 三、米、麥管理制度の確立 米、麥の國家管理制度を確立し生產、配給、消費を通ずる統制を强化する イ、政府は農業團體に對し主要食糧の生產割當を行ふ ロ政府は生產者(地主を含む)の自家用を除く米麥を管理する ハ、米麥の價格は生產費を基準とした食糧を確保し且つ健全農村を維持し得る地位にこれを安定する 四、食糧貯藏制度の確立 政府の貯藏施設を整備すると共に自治的貯藏制度を奬勵する 五、農村計畫の樹立實施 滿洲開拓政策の强力且つ急速なる實現を期し中農を基礎とする健全農村を建設する為め農村計畫を樹立實施する イ、地方又は地帶別に標準の內面積及び標準農業經營組織を設定し町村每に分村計畫を基本とする農村計畫を樹立する ロ、農業經營の共同組織化を本旨とし農地の適正なる配分、集團化を行ふ 六、農地制度の確立 イ、農地の適正なる配分及び集團化並びに耕作關係の移動を統制する ロ、自作農の創設維持を促進する ハ、小作料其他小作條件を統制合理化する ニ、農作物の作付統制土地利用目的の變更の制限空閑地の利用强制等を行ふ 七、電動力の普及 農村に對し電動力を普及せしむると共に、小水力發電を利用せしめる 八、農業災害施設の擴充 災害防除硏究施設を整備すると共に農業の共濟保險制度の普及擴充を圖る 九農村醫療保健其他社會文化施設の普及 十、內外地を通ずる食糧政策の統一 |
02 | 基本國策要綱 農業新體制のほかは 當分の間手を染めぬ |
03 | けふ第一回檢討 經濟關係閣僚懇談會で |
04 | 農林商工兩省官制改正案 けふ樞府で審查開始 |
05 | 企畫部官制公布さる |
06 | 百七十五億弗に上る 米の明年度豫算 昨日議會に教書提出 |
07 | 海軍豫算內譯 |
08 | 本年度との比較 |
09 | 「全農家翼贊座談會」を開く 二千五百町村で |
10 | 初日、眾議院と懇談 各界代表夫夫約五十名づづ |
11 | 部長級大異動 きのふ正式發令さる |
12 | 圖像:東條陸相記者團と會見 |
13 | 官民一體化を圖る 懇談會開催の主旨 |
14 | 厚生、內務の交流人事 |
15 | 今日の天氣 |
16 | 日本郵船基隆出帆 |
17 | 大連汽船 |
18 | 東亞海運 |
19 | 辰馬汽船 |
20 | 大阪商船基隆出帆 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 督府豫算の積極的轉換社說 一 昭和十六年度臺灣總督府豫算に關し財務局の發表に依れば一般豫算では歲出額三億一千五百十五萬餘圓を大藏省より承認された、之を前年度に比較すれば四千五百七十餘萬圓を膨張し本島公財政の積極的再編成を示現してゐる、歲入額に於ては依然として健全財政を堅持し、歲出財源を賄ふ為めに公債支辨三百八十餘萬圓に過ぎずその他は島內に於ける戰時經濟界の活況に依る官業及び民業の自然增收に依つた事は本島公財政の自立性を確立するものとして期待さるべきであらう、特に誇示すべき事は時局下擧國一致の財政態勢を强化する為めに臨時軍事費特別會計に對し二千四百五十四萬餘圓を繰入れ前年度より更に百十八萬餘圓を增額し母國財政へ貢獻するを得たことは島民の均しく喜ぶ所である。而して十六年度の編成方針より之を見るに中央政府の方針に準據し更に現下の國際情勢の推移に對應し高度國防國家建設の一翼として本島に負荷された重大使命の達成を期し歲出新規事業は戰時的使命を遂行し本島の特殊事情に立脚して重點主義を取り、旣定經費に對しては徹底的に節用主義を採用して居る。 二 島民に對し皇民精神の發揚顯現を圖る為めに教育及教化に對し、力を入れて勤勞奉仕制度擴充費を始めとして青年體力檢查實施費並に青年學校の整備、臺北帝大に工業部創設、その他義務教育や普通教育と技術教育國民精神涵養施設費を計上してゐることは本島文化の向上に資するところ尠くあるまい、また島民の保健施設を强化する為めに高雄州港務部檢疫施設充實費を始め臺北帝大に國民保健科を新設、官立醫院整備充實費から精神病及び結核豫防費を增額した事も注目さるべきである、本島治安の第一線に立つ警察制度充實費としては防空施設費に二百六十九萬圓、治安强化施設費、經濟警察經費警察職員の教養費を計上し、島內治安に對し力瘤を入れてゐる、法務に對し施設の完備を期した事も特記すべきであらう、產業の發達を促進する為めに勸業費に對し特に全力を傾注した事は戰時產業政策を達成する上から適宜の對策といはねばならぬ、土地改良事業費として二百十萬圓を初年度經費となし、更に畑地擴張改良費に六十七萬圓を計上しその他の各種產業に對しても生產擴充を主眼として諸施設の整備に邁進し一方、食糧國策を樹立する為めに米穀增產確保費として二百六十萬圓を計上した事は銃後島民としても之に呼應し協力を吝んではならない、平地產業の開發と同時に閑却されない林野開發に對しても多額の經費を計上し島內文化の向上と產業の發達に比して施設の著しく遲れて居る鐵道整備費を繼續經費として承認し輸送力の增大を圖つた事は多年の懸案であつただけに財務當局の一大英斷として敬意を表すべきであらう。 三 遞信事業も本島交通政策を具現して行く上に鐵道事業と同樣に重要性を有するものである、十六年度に於いては特に航空施設の整備に力を入れ、海事及び電信、電話施設の充實を圖る事となり、南進國策の具現に前進の一途を示す事となつて居る。本島公財政の財源の大半を占めて居る專賣事業に對しては國策達成を目標として鹽田開設を始めとして樟腦の生產確保、煙草增產、酒增製など原料の確保と增產に經費を計上して居る、財務關係に於いても島內經濟界の躍進に備へて金融、稅務、稅關施設の整備を行ふ事となつて居る。土木事業に於いても島內交通路網の完備に計畫を進めて居る其他の重要經費としては南方施策費に二百八十六萬圓を計上し代用品使用獎勵、營繕費、臨時家族手當支給、重要物資配給統制費、災害復舊費、軍事援護事業費などを計上されてゐる、要するに十六年度督府豫算は漸次戰時財政方針を確立し從來の消極的編成より一轉して積極的方針のもとに本島の持つ南進國策の特殊使命を遂行すべく努力した跡が顯著である、この觀點よりして行政當局に於いてもよく崇高なる理念に基いてその遂行に邁進すべきであると共に島民もよく當局の真意を諒解し一致協力しなければならない。 |
02 | 一躍二千圓に擃張 庶民金庫の貸付限度 |
03 | 小國民を育む母の道 あす臺北幼稚園の母の會に 上村參謀長が講演 |
04 | 長谷川總督、昨日 督府直轄官衙を初巡視 |
05 | 圖像:海鷲隊初飛行 |
06 | 高砂丸出帆 |
07 | 空爆下の英から 伏見丸橫濱入港 內山總領事ら語る |
08 | 赤誠會臺北支部 結成第二式擧行 式後に講演會を開催 |
09 | 歸還力士隊が挨拶 春場所初日から翼贊色 |
10 | 常會は翼贊の礎石 (上)模範常會を尋ねて |
11 | “責任の重きを感ず” 須田新企畫部長語る |
12 | 御真影を外務省に奉遷 內山倫敦總領事 きのふ歸京 |
13 | 南洋島內定期航空 愈けふより就航開始 |
14 | 增大の一途を辿る 興銀の貸付殘高 事變以來生產資金供給は四倍餘 |
15 | 圖像:巡查から警察部長へ榮進 |
16 | 國體明懲映畫を上映 海山郡下て |
17 | 十五日公會堂で 演藝大會を開催 放送協會創立十周年 |
18 | 張國威總領事 白衣勇士を慰問 |
19 | 學生水上選手權 氷球型滑り競技 |
20 | 冰上競技第三日 |
21 | 國旗燒却事件 犯人逮捕さる バンドンて |
22 | 十一日に學員會總會開催 中央大學學員會 |
23 | 異動祝電は無駄 新體制下には止めませう |
24 | 定期航空 |
25 | 總督府辭令 |
26 | 人事消息報社消息 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 戰時食糧の確保に 米の大增產を圖る 督府、積極的豫算を計上 |
02 | 臺灣罐詰振興協議會 昨日盛大に開催 斯界の權威百餘名參集 |
03 | 產組の理念無變化 更に擴大強化せん 島內に共濟會を設置 |
04 | 中國の財政 その史的考察(八)/林德富 |
05 | 十月末火保契約高 八億八千六百萬圓 |
06 | 十月末海上保險事業概況 |
07 | 貯銀配當据置 總會は來る廿八日 預金引續き增加 |
08 | (昨年末)煙草の賣上累計 二千六百餘萬圓に上る |
09 | 東南工業設立 木炭其他を製造 |
10 | 臺糖灣裡外二工場 壓榨開始 |
11 | 照明燈 |
12 | 商銀虎尾支店 來十五日に開業 |
13 | 鐵道輸送圓滑の為 高雄に出張員を常置 |
14 | 日銀詰記記者團 昨日來臺 |
15 | 醫藥品の配給增加を陳情 統制會役員近く上京 |
16 | 市價及商況 六日 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | ラヂオ |
02 | ラヂオ回覽板 新體制の春 |
03 | 連續物語 「源九郎義經」 |
04 | 子供の時間 |
05 | 料理 |
06 | 一回の興行時間 二時間半 六大都市に實施 |
07 | 米國映畫界の救英運動熾烈 ピツクフオードも一役 |
08 | 東寶映畫通信 |
09 | 映畫の南進政策 南洋映協の方針決定 |
10 | 清節の花水仙 一本で趣きは充分/安達潮花 |
11 | 海外映畫だより |
12 | 映畫制作配給業の許可申請 全國で三一六 |
13 | 米畫會社の自肅不徹底 當局が事業許可に適切手段 |
14 | 全映畫界の翼贊體制 映協の強化擴大迫る |
15 | 映寫技士の全國的統制 映寫技術協會が乘出す |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 防諜宣傳期間 苗栗郡の行事 |
02 | 苗栗遠乘大會 華華しく開催さる |
03 | 圖像:野村駐米大使上海神社參拜 |
04 | 中小商業者の前途 商業新體制論/松浦誠之 |
05 | 新營郡青年道場 第二回入所式 |
06 | 臺中州指定映畫教育研究會 |
07 | 龍潭庄鍾姓改姓名座談會 |
08 | 圖像:國際佛教協會華南支部發會式 |
09 | 退職保甲役員表彰式 |
10 | 水稻正條植競技會 |
11 | 竹東消防組同壯丁團 嚴肅なる出初式 |
12 | 新營郡壯丁團出初式 |
13 | 新化集會所 十二日落成式擧行 |
14 | 北斗消防組 七日出初式 |
15 | 清水消防組 昨日出初式 |
16 | 能高郡の改姓名 續續と願出づ |
17 | 新化街新年交禮會 |
18 | 新化街の火事 牛屋一棟灰燼 |
19 | 新化養鵝組合 呱呱の聲をあぐ |
20 | 妾と共謀で 本妻を毆殺す |
21 | ローカルセクシヨン |
22 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臺南陸軍始觀兵式 新世紀へ贈る豪華な繪卷 きのふ練兵場に展開 |
02 | 滑空場を設置 臺中競馬場附近に? |
03 | 二高女を新設決定 臺中州、敷地を物色中 |
04 | 產組總會日割決定打合會 |
05 | 圖像:坊や歸つて來たよ |
06 | 新臺灣音樂を普及徹底 |
07 | 新港消防組初出式 |
08 | 嘉義署武道始式 |
09 | 實數を協議に提出 落花生加工業者が |
10 | 附近一帶臨時大掃除 |
11 | 大東信託重役會議 |
12 | 通常協議會を開催 花蓮港廳廿、廿一兩日 |
13 | 總計四萬八千餘圓 花蓮港廳下の献金 |
14 | 臣道の誠を盡せ 輝やく新聖紀の出發に當り 內務大臣平沼騏一郎 |
15 | 鍛へよ敢鬪の精神 厚生大臣金光庸夫 |
16 | 圖像:濃霧を突進して演習中の獨軍 |
17 | 風靡する日本髮 帝都の元旦人出ざつと三百萬 |
18 | 海員ホーム建設打合せ |
19 | 高雄神社前で誓ふ |
20 | 超人的努力により 今ぞ勝利の榮光! 復興一路の常州工場 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 經濟關係七相會議 農業政策要綱を審議 |
02 | 米國空前の大豫算 對英援助豫算を別に提出 明かにジヨンソン法違反 |
03 | 國防費は公債募集 ル大統領の說明要旨 |
04 | 新しき帝國議會(一) 新體制下に於る議會の運營/清瀨一郎 |
05 | 大西洋、太平洋アジア三艦隊 米國海軍の編成替へ |
06 | ノ海軍長官言明 |
07 | 山下中將一行 ベルリンに入る |
08 | 全國經濟部長會議 初日は商工省所管 |
09 | 圖像:本多駐華大使華北政務委員會を訪問就任の挨拶をした |
10 | 眾議院部の初部長會議 |
11 | 公私立男子專門學校長會議 昨日文部省で |
12 | メキシコ最初の飛行機製作會社 米の會社に設立許可 |
13 | 中共側の要求條項 國共調整委員會に對し |
14 | 泰、佛印激戰を展開 |
15 | 泰國メ河以東に 戒嚴令布かる |
16 | 日米紛爭誘致說 ハル長官は否定 |
17 | 金澤少將 駐支武官に |
18 | ド佛印總督 西貢に赴く 移轉は全く誤解 |
19 | 野村大使 滿支から歸還 |
20 | 文部省異動 |
21 | 明日の天氣 |
22 | 水滸傳(308)/黃得時;榎本真砂夫 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 天皇皇后陛下 けふ葉山に行幸啟 |
02 | 恒例の觀兵式 昨日馬公陸軍練兵場で |
03 | 文部と翼贊會の 對立完全に氷解 「學生と翼贊」の問題 |
04 | 御下賜金傳達式 けふ新竹市會議室で |
05 | 圖像:海軍軍樂隊奉納演奏會 |
06 | 勞務法令講習會 |
07 | 臺灣の重要性は 今後愈一層倍加 千葉前外事部長の離任の感想 |
08 | 新竹愛婦交禮會 |
09 | 常會は翼贊の礎石 (下)模範常會を尋ねて |
10 | 榮轉の喜びを語る |
11 | 追加豫算案を可決 改選後初の臺北州臨時州會 |
12 | 內地兔を移入 保甲協會が無償で配布 |
13 | 業者の協力要望 依然斷えぬ經濟違反 |
14 | 南米から子寶船 遙遙新春の祖國へ |
15 | 壽町の晝火事 店舖街で一時は大騷ぎ |
16 | 支那茶の優良 種子を輸入 |
17 | 基隆署の寒稽古 |
18 | 定期航空 |
19 | 人事消息 |
20 | 今夜の放送 |
21 | 商況 九日日 前場 |
22 | 今日の映畫 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(53)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 精神病家系の結婚 缺點の重複は避けたがよい/安井洋 |
03 | 不老長壽の秘訣(一) 乳酸菌・ホルモン・沃度の攝取 厚生省物部薰郎氏談 |
04 | 母親の育兒教育 本から得た知識を そのまま實行は危險 |
05 | 圖像:滿洲國新京神社前大東亞五族の親和一體 |
06 | 圖像:新春の活花 南進日本のシムボル |
07 | 溫かい惣菜三種 |
08 | 客に出す煙草 |
09 | 岸外無關心な 夜の“お化粧” 光線と美容の心得 |
10 | 新春のお化粧 洋髮の場合と日本髮の場合 |
11 | 婦人說苑 日舍に來て 感じること/漥川稻子 |
12 | “マスク”の常識 埃つぼい電車やバスでは 掛けた方がよいのです |
13 | 今頃出盛る 蛸の榮養價 茹で枝で藥も出來る |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 祝典記念の什器記錄など 千年後に傳ふ盛儀 地下に埋めて保存する |
02 | 臺北第四中學校 この四月から開校します |
03 | 圖像:初春の海陸の荒鷲 |
04 | 兵隊さんと猿公 陣中の人氣者二題 |
05 | 救はれた少年兵士 皇軍のために吹く慰問喇叭 |
06 | 人種のお話 |
07 | 鎧を着た坊さん/神戶雄一 |
08 | 國語力だめし(十一) 應用短文例集 |
09 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 陸水方面の掃蕩戰 いよいよ熾烈を極む頭條新聞 【漢口九日發同盟】陸水河畔一帶の敵掃蕩戰は八日に至り愈愈熾烈を極めたが各部隊は士氣益益旺盛峻嶮なる山嶽地帶を猿の如く馳け巡り掃蕩を敢行中である、卽ち有馬、竹原、調所の各部隊は八日午前敵の最右翼を衝いて通城西方黃岸市東側に進出し敵の背後を衝くべく西轉深更には流璃拗の線に進出、岡部、安部、寺平の各部隊は通城西南八粁の白米山西側の敵堅陣を突破し八日陸水河畔に進出梧桐山(通城西南十粁)の敵陣地を猛攻中である、又平岡、村上、藤崎、鵜飼の各部隊は八日夕刻楊臺山(通城南方六粁)の左側敵陣地を衝き更に敗敵を壓迫中である、更に古賀快速部隊は通城北方中間地區に進出し駿足を利して敵を南方に制壓中である、尚八日夕刻迄に判明せる戰果は敵屍八百、捕虜六十、鹵獲品多數 |
02 | 舟山群島の殲滅戰 |
03 | 揚子江流域の綜合戰果(昨年) |
04 | 敵機雷敷設本部を破壞 |
05 | 封鎖地區各地を猛爆 |
06 | 四月中に本格的な 中央協力會議招集 地方協力會議の成立を促進 |
07 | 小林商相の訓示(經濟部長會議) |
08 | 富山支部の全常務委員 連袂辭任を飜意 |
09 | 經濟部長會議の 主なる質疑應答 |
10 | 翼贊會常任總務會 |
11 | 既存業者經營單位擴充と商業組織の整編 配給機構整備要綱 |
12 | 米管利益金一部を 農產方面に還元 齋藤總務長官歸臺談 |
13 | 眾院議員俱樂部 けふ初役員會 役員の事務事分擔を決定 |
14 | 會議は圓滿に進捗 日佛印第四次會談 |
15 | 職業局を設置 職業部と失業對策部を統合 |
16 | 勸銀法を改正 時局關係金融に進出 |
17 | 有馬事務總長 首相を要談 |
18 | 佛印軍は退却 泰國空軍が反復爆擊 |
19 | 完全な戰時態勢 米の三艦隊編成 |
20 | 海軍兵員の增員 ノツクス海軍長官言明 |
21 | 定例次官會議 |
22 | 鄉軍臺南分會 あす射擊會 |
23 | 外務辭令 |
24 | 我抗議に對し 冷淡を一般論 英の邦人不法臨檢 |
25 | 今日の天氣 |
26 | 日本郵船基隆出帆 |
27 | 大連汽船 |
28 | 東亞海運 |
29 | 辰馬汽船 |
30 | 大阪商船基隆出帆 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 學校增設と入學率社說 一 總督府の昭和十六年度豫算は旣報の如く去七日の閣議で決定され、編成方針として皇民精神の發揚顯現、南方施策の擴大、生產力の擴充等に重點を置いたことは時局下本島の使命達成に適はしき豫算である。就中全島文教陣の擴充强化策として中等學校新設並に學級增加に要する經費として二十五萬五千圓を計上したことは本島文教のため喜ばしい限りである。之によつて年年繰返される中等學校入學難を緩和し、工業臺灣の建設並に生產力擴充に貢献するところ蓋し甚大なるものがあらう。今入學難緩和の一點より考へても十六年度に新設される臺北第四中學(三學級)臺東中學(一學級)、臺中二高女(二學級)及び臺南工業(五學級)、花蓮港農業(二學級)によつて新學期には六百名を新に收容でき、嘉義農林と高雄屏東兩高女の學級增加に伴ふ百五十名の收容增で都合七百五十名例年より餘計に收容できる理である。斯くて十六年春の新入學資格者は中等學校約二千三百名、實業學校約二千五百名の勘定になるのである。 二 逆上つて前十五年度の中等學校入學者は一九三四人、實業學校入學者は二○八一人であつた。この入學率は中等學校二九・六六%、實業學校二二・九○%にして之を更に十四年度の中等學校入學率三二・五一%、實業學校二三・四九%に比すれば孰れも率的には低下してゐる。然し入學實人員は學校新設並に學級增加によつて年年數字的には收容增加にはなつてゐるが本島兒童の向學心の進步による入學志願者の增加と新設學校受驗者の重複關係で入學率は却て低下しつつあり、從來の型通り豫算の許す範圍に於て官公立中等實業學校の增設又は學級增加では入學難の緩和が出來ないばかりか入學率の向上は夢にも望まれないことである。從來でも官公立私立中等又は實業學校へ入學出來ない兒童は全島七十三校の三年制實業補習學校を唯一のはけ口にしてゐる實狀にある。 三 最近三ケ年間に於ける文教當局の調查によれば小學校卒業生一○○人中尋常科卒業と同時に上級學校へ入學する者五九%、高等科を經て上級學校へ入學した者と合算すれば八三%に上つてゐるに反し、公學校卒業生一○○人中卒業と同時に上級學校へ入學出來たものは僅かに六%、高等科補習科を經て入學したものと合算しても十二%に過ぎない、つまり卒業生の八八%は上級學校へ進まずに實社會に流れ込むのである。公學校卒業生が斯くも多數實社會に出て活動する點から考へても、又工業臺灣の建設の上から考へても將又天惠的本島の地力生產力の擴充發揮に要する人的資源の確保から考へてこれら卒業生を時局にすぐ役立つ樣之が速成的實業教育を施すことが現下の急務であると考へるのである。卽ち臺北、高雄、嘉義商工專修、臺南專修工業、彰化工科學校等の如き乙種程度の實業學校の增設高雄、新竹兩州にも實業學校を新設して以て全島均等に配設されることが何よりの急務であり效果的であると思ふ。 |
02 | 勤勞增產模範日に 積極的な興亞奉公日 いよいよ二月一日から實施 |
03 | 總督初巡視第三日 臺大、專賣局、農業試驗所へ |
04 | 本間臺灣軍司令官 あす西部初度巡視へ |
05 | 健全な農村娛樂 青年劇、兒童劇脚本執筆に 本島の作家が一役 |
06 | 御下賜金傳達式 十三日公會堂で擧行 |
07 | 空訓實地研究會 全島各地方廳で開催 |
08 | 盤谷丸寄港 |
09 | 國婦臺北支部總會 けふ公會堂で開く 銃後婦人の決意を表示せん |
10 | 海軍慰問團 一行賑やかに出發 |
11 | 物價調整が筆頭 相繼ぐ相談に嬉しい悲鳴 臺北經濟相談所の業績 |
12 | 畫の日伊親善 こちらから贈つた作品到達 ローマで傳達式擧行 |
13 | 齊藤愛婦本部長着任 けふ各方面を訪問挨拶 |
14 | 興味ある仕事 外事部榮轉の佐藤氏の感想 |
15 | 圖書館週間 明日から開始 各地數數の行事決定 |
16 | 味付煙草の試驗成績に期待 長谷川博士來臺 |
17 | 往け!滿洲開拓へ 米屋さんの力強い總進軍 |
18 | 軍人援護會に 一萬圓を寄附 玉理三造氏 |
19 | 皇政宣揚會 時局講演會 今夜公會堂で |
20 | 人事消息報社消息 |
21 | 吉例の土俵祭 桴音高かに土俵を三周 |
22 | 春場所初日取組 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 島內需給調整上 酒煙草樟腦を增產 專賣局の劃期的事業 |
02 | 海事行政機構の 擴大整備近く着手 十六年度豫算に計上 |
03 | 臺灣罐詰振興策 機構整備等を協議 罐詰振興協議會第二日 |
04 | 中國の財政 その史的考察(九)/林德富 |
05 | 消費米、柑橘及青果三組合移轉 |
06 | 金融同志會 記者座談會 |
07 | 臺南肥料倍額增資 高雄工場新設の為 |
08 | 零糖の減少に 砂糖荷役を改善 |
09 | 物價調整のため 機構整備を要望 改革を要する諸點 |
10 | 特殊保稅工場 設置を獎勵 外貨獲得に拍車 |
11 | 臺灣證券興業 配當一割据置 |
12 | 明糖烏樹林工場 壓榨開始 |
13 | 中島財務局長 十四日上京 |
14 | 消費米組合總會 |
15 | 照明燈 |
16 | 經濟手帳 |
17 | 市價及商況 九日 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 畏くも兩陛下より 救恤金を御下賜 新高郡でその傳達式 |
02 | 鄉軍澎湖廳分會 大射擊會を開催 優勝盾は東班の手に |
03 | 新港愛婦分會 新年交禮會 |
04 | 圖像:日の丸幼稚園開園式 |
05 | 新營郡下產組總代會日割 |
06 | 員林郡各街庄事務打合會 |
07 | 能高郡愛婦新年交禮會 |
08 | 農業教育研究會 曾文郡で開催 |
09 | 國威の發揚に 不屈の努力をなさん/張景惠 |
10 | 甘蔗競作會 豐原出品蔗園 |
11 | ローカルセクシヨン報社消息 |
12 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 產業指導員を配置 臺南州、五ケ年計畫で |
02 | 運用の完璧を期す 臺南州の經濟警察新體制 |
03 | 長谷川總督着任訓示傳達式 |
04 | 第二回臨時教員養成講習 |
05 | 御下賜金傳達式(彰化市) |
06 | 花蓮港廳で傳達式 |
07 | 事變圖書を陳列 臺中圖書館の週間行事 |
08 | 新外交道の確立 大政翼贊會に國民外交部を/鹿島守之助 |
09 | 花蓮郡の武道始め式 |
10 | 軍援花蓮港分會發會式 |
11 | 彰化砂糖組合總會 |
12 | 國防献金と恤兵金(上) 臺灣軍司令部の取扱ひ |
13 | 榮轉に微笑む人人 專賣報國で邁進 高野新煙草課長語る |
14 | “大に勉強しよう” 中山新臺北經濟警察課長語る |
15 | 誠に名殘惜しい 專賣局庶務課長酒井氏語る |
16 | 國講女講師講習會(彰化郡) |
17 | 白衣勇士を慰問 學生協和會企畫部一行 |
18 | 臺中州郡守市長署長會議 |
19 | 潛水輸送船建造 獨乙で百隻計畫か |
20 | 愛婦懇談午餐會 |
21 | 改姓促進會 全島江姓が開く |
22 | ブタペスト發南米行 |
23 | 人造ガソリン ブラスツセルの化學者が發明 |
24 | 英國の紙飢饉 嬉しい新年も暗澹たり |
25 | 英國食糧難急速 |
26 | ソ聯に軍事訓練の「優勝旗」 |
27 | 高雄商議役員會 |
28 | 消息 |
29 | 訃文:林連達 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 敵遺棄屍體二萬九千 河北省內の綜合戰果 |
02 | 農林商工兩省官制改正案 樞府審查委員會の質疑應答 |
03 | 泰、佛印兩國空軍 相互に敵地を爆擊 |
04 | 泰軍、佛印領內に侵入 |
05 | 圖像:芳澤代表の動靜 |
06 | 佛內政の糾紛 近く最後斷案 |
07 | 英領兩群島の統治權を要求 比島政府が畫策 |
08 | 米の武器貸與案 けふ議會に提出か |
09 | 米海軍首腦部異動 |
10 | 新しき帝國議會(二) 新體制下に於る議會の運營/清瀨一郎 |
11 | ル大統領代表 ホ使節着英 |
12 | 英米提携を強調 英首相、駐米大使 |
13 | 總督の南部初巡視 十八日臺北を出發 |
14 | 議會關係閣僚協議 |
15 | 海南島の奧地で 國共軍が大激戰 |
16 | 農業新體制の 分離扱ひの理由 |
17 | 英空軍部隊 獨伊本土を襲ふ |
18 | 歐洲食糧飢饉 救濟計畫を擴大 米のデ赤十字社總裁公表 |
19 | 明日の天氣 |
20 | 水滸傳(309)/黃得時;榎本真砂夫 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 超非常時克服の鍵 國婦臺北支部總會で 軍司令官熱烈の訓示 |
02 | 海上鍊成道場 各地で建設計畫を進め 指導者養成に力瘤 |
03 | 特別賜金と從軍記章傳達式 けふ市役所で擧行 |
04 | 太田長官來臺 空路福岡に向ふ |
05 | 魚苗配給打合 |
06 | 邦樂の大東亞進出 愛國行進曲、佐渡おけさなど 各國に卅餘種發送 |
07 | 圖像:國婦臺北支部總會 |
08 | 愛婦基隆分會新年交禮會 |
09 | 交通標語當選者發表 |
10 | 特種防諜團 新竹の業者が組織 |
11 | 大久保上等兵の英靈凱旋 あす午後臺北着 |
12 | 吉田教授講演會 |
13 | 消費米管理打合 |
14 | 理想的な水道管 鐵製品の代用に 最硬コンクリート發明 |
15 | 空地を藥草園に 小、女學生を動員して 全國へ植ゑませ運動 |
16 | 道路補修に 新竹保甲民汗の奉仕 |
17 | 放送文藝入選者發表 十五日から放送 |
18 | 見事な一列勵行 今後も續行一降り二乘り三發車 好成績收めて終了 |
19 | 臺北州州會 盛り澤山の議案を爼上に 二十七日から開催 |
20 | 米國の戰時風景 |
21 | 女給の檢診 基隆で實施 |
22 | 火鉢使用を廢止 將兵の勞苦偲ぶ新竹州職員 |
23 | 手の長い女中御用 |
24 | 市街庄豫算編成打合 あす警察會館で開く |
25 | 臺北州下中等學校武道大會 十二日武德殿で開催 |
26 | 二日目取組 |
27 | 六十の手習ひ 中野氏伊語を勉強 |
28 | 氷球準決勝 |
29 | 定期航空 |
30 | 人事消息報社消息 |
31 | 今夜の放送 |
32 | 商況 十日 前場 |
33 | 今日の映畫 |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(54)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 婦人の“さめはた” 妙齡に多いとは困りもの/山田菊雄 |
03 | 中年の方に多い 齒槽膿漏の豫防 口腔消毒劑いろいろ |
04 | 不老長壽の秘訣(二) 年齡に依つて違ふ健康法 厚生省物部薰郎氏談 |
05 | 連根の茹で方 |
06 | 美人の一要素 齒を美しくする 每日一回オキシフルで 拭くと真白になります |
07 | 圖像:新春の活花 |
08 | 圖像:漁村の曙 |
09 | つはりの話 今は「禁物」は喧しくいはぬ/松隅尚雄 |
10 | 木炭の不足が 思はめご利益 結核治療には却てよい |
11 | 眼の整形手術/松岡喬 |
12 | さつま汁の榮養 |
13 | 煙突の效用 煙を出すばかりが能でない 完全燃燒をさせるもの |
14 | 信田袋 |
15 | しもやけの惱み 手當を早くすればよい |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 陸軍始の觀兵式 八日臺北練兵場で とり行はれました |
02 | 輝く戰果あげて迎へた 南支軍の新春 |
03 | ヘイタンサンノ ニハトリガツカウ |
04 | 米國の大法螺 氣が變になつたス小將 |
05 | 泥棒式の英官憲の仕業 松岡外相から抗議 |
06 | 童話 楢の木/上河邊美知 |
07 | カンシンナヲバサン センシシタヘイタイサン 二十六メイノオハカモリ |
08 | 國語力だめし(十二)應用短文例集 |
09 | 雪に鍛える獨逸魂 |
10 | 濱名湖のほりで 冬を越すツバメ |
11 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國土防空を強化 きのふの閣議で決定頭條新聞 【東京十日發同盟】十日の定例閣議は午前首相官邸に開催近衞首相以下全閣僚出席先づ東條陸相より別項の如き「國土防空强化に關する件」に就き說明これを決定次で松岡外相より最近の國際情勢に關し說明があつた、政府は現下の國際情勢に鑑み國土防空强化に劃期的施策の斷行を考慮しつつあつたが最近陸軍、海軍及び內務の三省に於いて防空施策に關する根本方針を決定したので東條陸相は十日の定例閣議に於いて左記「國土防空强化に關する件」を說明しこれを決定した、依つて直ちに關係三省に於いて具體的實施細目を決定すると共に十六年度物動並に資金の兩計畫に於いても防空關係資材、資金等は優先的に供給して國土防空施策に萬全を期する事となつた、航空機の發達に伴ひ直接國內要衝に對し絕對なる武力戰的破壞を恣にするに至り他面我が國防空體制の現狀は不備欠陷頗る多く加ふるに都市の空襲に對する脆弱性大なるものあるに鑑み高度國防國家體制確立の為め速かに國土防空の强化を圖りこれが為め速かに左記事項を實施す ▲國土防空强化に關する件 一、時局に鑑み緊急必要なる防空施策を行ふ、これが為め必要なる資金及び資材に對し他の重要問題と密に調整を圖る 一、今後凡ゆる施策には强度に防空上の要求を透徹具現す |
02 | 高度の防空施設へ 東條陸相の說明內容 |
03 | 麗水飛行場を急襲 |
04 | 石黑農相の訓示要旨 經濟部長會議第二日 |
05 | 極東、歐洲情勢と日本の立場 堀切新駐伊大使語る |
06 | 平沼內相西下 |
07 | 日、佛印第五回會談 經濟問題の討議進捗 |
08 | 主なる質疑應答 全國經濟部長會議で |
09 | 食糧問題の質疑 |
10 | 所謂無黨無派の議會 議員の岩動の責任愈よ重大 議員俱樂部の初役員會前田理事が挨拶 |
11 | 議會關係閣僚と內閣側打合會 議會との圓滑化を圖る |
12 | 增田日本發送電總裁辭任 後任は八田氏有力 |
13 | 翼贊會の整備改組 十三日常任總務會で協議 |
14 | 「新聞紙等揭載制限令」 けふ公布實施 |
15 | 總力戰研究所長 飯村中將を啟用 |
16 | 農林商工官制改正案 五件を原案通り承認決定 樞府審委員會で |
17 | 八田日商會頭辭任 |
18 | 今日の天氣 |
19 | 日本郵船基隆出帆 |
20 | 大連汽船 |
21 | 東亞海運 |
22 | 辰馬汽船 |
23 | 大阪商船基隆出帆 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 價格公定の全面的強化社說 一 戰時下統制經濟の運營に堅實性を齎らし、國民生活の安定を期する上に於て低物價を堅持することの喫要であることは今更論を俟たざるところである、事變以來國內物價がいやが上に騰勢を辿り、殊に第二次歐洲大戰が勃發して以來諸物價が急激に奔騰を吿げてゐることは吾人の記憶に新なるところである、之が為政府は應急的措置として例の九・一八停止令を公布し其後引續き公定價格の實施或は之を緩和する行政的手段として協定價格制度が設けられ以て當時個別的に奔騰を續け或はいくらか降下氣味にある全般商品の停止價格の凹凸を是正し、所謂適正價格を決定すると共に他方規格を制限して公定價格制の整備を勵行して來たのである、 二 戰時經濟の中樞をなすべき物價問題乃至價格政策の完遂を期せんがため價格の公定を速に解決すべきであることは今更贅言を要せざるところであつて、況んや低物價を堅持せんとするその本來的使命から見ても如何に重要性を帶びてゐるかが諒察され得るのである、されば此價格公定が現在如何なる程度までに進められてゐるかといへば世上では今後公定價格の適用を受くべき商品數は之を三十萬點と推測してゐる、其中商工省物價局だけで約五萬點の多數に上つて居り、今日では重要商品の殆ど全部に公定價格が制定されてゐる、朝鮮に於てさへ約三萬點の多きに亘つてゐるが然らば我が臺灣は果して如何であらうか 三 過日府殖產局物價調整課の發表に依れば昭和十五年十二月末現在に於ける公定點數は一萬三千六十二點、吿示未濟の分は四千九百五點、合計一萬七千九百六十七點に達し最も能率的に進捗せる十月以降の公定點數は一萬五千七百八十六點、之を一個月平均にすれば僅かに五千二百六十二點に過ぎざる有樣である曩に價格等統制令の改正に當り內外地共にその最終期限を本年十月十九日と定め、而も價格の公定點數も內外地間に於て然程差違なきを考へる時同課では右同一期日までに等量の事務を成遂されねばならず如何に前途遼遠且つ多難なるかを感ぜしめるものである 四 茲に於てか督府當局では之が對策として中央關係各省との事務連絡をなすため督府東京出張所に常置員、又府內に物價專任府報係を設置する外、價格の形成にもよく民間側の積極的協力を求め、價格公定後には之が勵行監視についても適宜具體的方策を講ずる等諸種對策を樹立してゐると傳へられてゐるが、何れにせよ、現下の情勢に於ては勿論、何れ經濟新體制が確立された後に於ても、物價問題乃至價格政策が我が戰時經濟の中心課題である以上、價格統制政策の發展を遂げしめることは此際寸時たりとも忽にすべからざるものであるため何はさて置き、當面の問題として速に現在の物價調整課の機構を根本的に改革整備し、人員の充實を圖り、進んで民間側とも緊密なる連絡を取つて事務遂行の迅速を期すべき諸般の具體的方策の樹立斷行せられんことを此際特に切望する次第である |
02 | 新竹州豫算編成完了 總額五百三十四萬圓に上る 前年度より百卅萬圓增加 |
03 | 偉大・母の力 臺北幼稚園母の會で 上村參謀長激勵 |
04 | 今尚舊態依然たる 排外鎖國主義で固む (一)佛印現狀報告書 |
05 | 香取丸出帆 |
06 | 國防献金 |
07 | “大政翼贊の歌” 入選歌を決定發表 |
08 | 兩研究所を興味深く研究 總督初巡視第四日 |
09 | 我佛教の新體制 結局卅派前後か 東西本願寺は合流困難 |
10 | 拓南社新入生 宣誓式を擧行 |
11 | 基隆水上署寒稽古 |
12 | 石梯嶺越ハイク |
13 | 幽靈會社の空株 實害一千萬圓に上る |
14 | 大相撲(初日) 大鐵傘下の熱狂景氣 |
15 | 初日勝負 |
16 | 翼贊相撲土俵祭 景氣は相變らず上上告 |
17 | 佛の國民體育振興策 |
18 | 羽毛密輸出 基隆で發覺 |
19 | 船便り 大和丸無電 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 節米運動の一翼に 屑米の配給統制を強化 府で對側要綱立案中 |
02 | 全島稅務課長會議 會社經理令運用に關し 第一日熱心に討議 |
03 | 價格公定・計畫經濟 消費者組織に就て(一)/樂滿金次 |
04 | 臺灣石炭會社 近く創立委員を指名 資本金七百萬圓に決定 |
05 | 臺北市米榖共精共販組合 近く創立されん 昨日關係者が懇談 |
06 | 本島工業化並に 輸出振興を圖る 當局積極的豫算を計上 |
07 | 青果組合聯合會 輸送權移轉等に關し 近く評議員會開催 |
08 | 臺灣青果增資案 臨時總會に提出 |
09 | 滿洲生必會社事務所移轉 |
10 | 山田三井支店長 十四日に披露宴 |
11 | 製糖步留意外不良 前月中一割以下多し 今後の推移に注目 |
12 | 為替貯金管理所設立 十六年度豫算に計上 |
13 | 井田商工課長昨日歸臺 |
14 | 照明燈 |
15 | 市價及商況 十日 |
16 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | ラヂオ |
02 | オリンピア映畫第二部 美の祭典 臺劇で特別封切 |
03 | グレイトガイ 太平館で映寫中 |
04 | 「鬪ふ男」 國際館で上映中 |
05 | ヤング・イーグルス 十日から永樂座で |
06 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 時局重大に鑑み 防諜思想を宣傳 大甲郡計畫の內容 |
02 | 北港街防空訓練 豫め豫備查閱を行ふ |
03 | 新化武道始式 |
04 | 圖像:大東亞建設の圖 |
05 | 新高郡警察官定期召集 終つて武道始式 |
06 | 斗六新民公會定期總會 |
07 | 北斗郡役馬飼養管理品評會 終つて馬耕競技會 |
08 | 新化郡警察課實彈射擊會 |
09 | 小野田州產業部長管內初巡視 |
10 | 新營街助役會計役 來月任期滿了 重任、更迭噂とりより |
11 | 圖像:東亞聯盟促進議員熊谷團長以下中山陵參拜 |
12 | 嘉義革新劇團 けふ斗六で開演 |
13 | 新營郡肥料配給 座談會を開催 |
14 | 時局下の郵便貯金及簡易保險の展望/村田省藏 |
15 | 埔里春榮製材工場 失火、索害一萬五千圓 |
16 | 臺中興業信組 十九日通常總會 |
17 | 新化郡警官異動 |
18 | ローカルセクシヨン |
19 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 云ふ前に考てろ 壁に耳あり、スパイあり 十三日より防諜週間 |
02 | 普及徹底に馬力 臺中署管內の行事 |
03 | 御下賜金の傳達式(彰化郡) |
04 | 献穀田地鎮播種祭 |
05 | 圖像:ノールウエー掌握固し |
06 | 佐藤曹長を弔ふ 臺南市葬を執行 十三日南門小學校で |
07 | 專賣局花蓮港支局の夫人交禮會 |
08 | 改姓名座談會 |
09 | 南廻バス愈よ局營 臺東廳に新春の快報 |
10 | 臺南武道始式 |
11 | 祭式講習會を開催 |
12 | 新體制と農業政策/澤村克人 |
13 | 國防献金と恤兵金(下) 臺灣軍司令部の取扱ひ |
14 | 滯貨の對策を講究せよ |
15 | 思ひを戰場に 從軍記念會員が強行軍 |
16 | 更に數名召喚 研究所詐欺事件 |
17 | 元旦の刃物事件 |
18 | 中南部陸上競技大會 |
19 | 總額百九十萬圓 臺東廳の新年度の豫算案 中學校を新設計上 |
20 | 甲種工業を新設 “科學の溫床”臺南に |
21 | 保菌者三名發見 彰化市の真性流腦 |
22 | 轢傷事件 |
23 | 荷拔き苦力取締 |
24 | 人事往來報社消息 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 現地陸海軍が同心一體 阿南陸軍次官の南支・佛印視察談 |
02 | 我が駐華大使館 機構強化さる |
03 | 獨、ソの新三協定 十日莫斯科で正式調印 |
04 | 邦人所持品沒收 英政府は來週早早 對日回答を發せん |
05 | 新聞紙等揭載制限令公布 |
06 | 武器貸與法案 米上下院に提出さる |
07 | 民主黨領袖招致 ル大統領と協議 |
08 | 法案の意義重大 米國外交政策一轉期を劃す |
09 | 米、六品目に輸出許可制 |
10 | 日、蘭印共同の利益 日本の立場をよく諒解せよ 歡迎晚餐會芳澤特使挨拶 |
11 | 興亞教育の根本理念確立へ きのふ第一回懇談會 |
12 | 經濟生活相談所を設置 極力“闇”防止に努む |
13 | 圖像:日支協力の下に痘瘡の防疫につとむ |
14 | 藤原、荻原兩長官 辭意を表明 |
15 | 黑砂糖も配給 |
16 | ホ米前商務長官 イ英外相と懇談 |
17 | カリブ全地帶の陸軍指揮權統一 ス米陸軍長官發表 |
18 | 南昌附近の敵を 空陸より猛攻一掃 |
19 | ヒ總統今春を期し 對英大攻勢を決行 徹底的作戰に出でて |
20 | 倫敦附近の十五都市猛爆 |
21 | 英の食糧統制益益嚴重 |
22 | 廣島稅務監督局長發令 |
23 | 明日の天氣 |
24 | 水滸傳(310)/黃得時;榎本真砂夫 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 受驗兒童の福音 問題採擇の範圍縮少 |
02 | 無敵‧海軍の偉容 馬公で晴れの觀兵式 |
03 | 總督の初巡視 けふ市內初巡視を終る |
04 | 勤行報國青年隊 十三日新竹を出發 |
05 | 新劇の衣替を斷行 國策劇團を新設 |
06 | 學生の聯合演習 廿四、五兩日湖口で |
07 | 圖像:春場所迫る |
08 | 米榖調查打合 |
09 | 奉公班指導員講習會 |
10 | 區劃整理の起工式を擧行 宮前公廣場で |
11 | 米國、引揚を強行 殘留米人に歸國慫慂 |
12 | 中學教員のバーター制 米國で實施さる |
13 | 佛國の徹底した 本國中心の政策 (二)佛印現狀報告書 |
14 | ポスターの日獨伊親善 |
15 | 女學生制度本極り 紺色スフ織の清楚な型 |
16 | 金密輸を企つ 一步前に押へらる |
17 | 總督地方巡視の隨行者決定 |
18 | 廈門教員の再教育 けふ二師で開始式 |
19 | 生活刷新運動講習會 |
20 | フイギユア氷球決勝 |
21 | 三日目取組 |
22 | 內地行團體旅行の申込は早目に |
23 | 巨道實踐會員臺灣神社參拜 |
24 | 下宿業組合を設立 |
25 | 伊新運河計畫は 戰略的に重要 |
26 | 仲介業者に法令を周知 |
27 | 林小兒科醫院開業 |
28 | 定期航空 |
29 | 人事消息 |
30 | 今夜の放送 |
31 | 商況 十一日 前場 |
32 | 今晚の映畫 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(55)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 着せ過ぎに注意 寒さ次第で着たり脫いだり |
03 | 頰が赤くなる方には 效果的なマツサージ |
04 | 不老長壽の秘訣(終) 意外に高い若い女性の死亡率 生命に敏感なれ |
05 | 勞働戰線の母親と子に子に理想的な ドイツの「工場附屬幼稚園」 |
06 | 家庭婦人の常識集 |
07 | 優美な新春の髮 お孃さん達にふさはしい ワンロールの變り型 |
08 | 貧血にいい食物 半數の婦人は貧血と言はれる位です |
09 | 蜜柑の皮で件る“飲物” |
10 | 常に含嗽して病菌防げ 平常は藥を使はずともよい |
11 | 疊み皺を直す法 錦紗やお召は手伸しがいい |
12 | 石炭殼の利用 |
13 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 前線に慰問の聲 受信機の献納運動 |
02 | 我國旗を侮辱した 犯人が捕へられた 無禮な和蘭兵の仕業 |
03 | 英國が造つた 新銳の戰鬪機 |
04 | 民間飛行家の道場 航空機乘員養成所 |
05 | 興亞日本で勉強 蒙古の青少年僧九名が |
06 | 國語力だめし(十三) 應用短文例集 |
07 | 無言の戰士馬□話 馬強ければ國強し |
08 | 英本土の放送局を目標に 獨逸空軍の猛 |
09 | 圖像:ある日のム首相 |
10 | 七十サイイジヤワガ ヒヤク四ニンモヰル メテタイニシトツトリムラ |
11 | 日露戰役記念碑 |
12 | 蛇は死んで皮殘す 已年の春に因んで東京 上野動物園でお目見得 |
13 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 政治的効果期待さる 眾院、貴院、言論、經濟の順で 官民懇談會を開く頭條新聞 【東京十一日發同盟】來る十四日から開催される官民懇談會に參集を求むべき貴眾兩院、言論界、經濟界の各層有識代表は十一日午前午後の兩回に亘つて政府より正式に決定の上發表されたがその總數は實に二百四十四名(內譯、貴族院代表五十四名眾議院代表八十名、言論界代表四十三名及び經濟界代表六十七名)に達しその第一日たる十四日は眾議院、十五日は貴族院、十六日は言論、十七日は經濟關係とし當日は何れも正午より午餐を俱にしたる上出席の近衞省相より內外情勢に關する真相及びこれに對する政府の所信を、東條陸相、及川海相より世界列强の軍備、支那事變及び歐洲大戰の狀況及びその決意を率直に披瀝した後各代表よりの質疑に對してはその所管に應じて關係各閣僚及び各次官より詳細に說明、政府の政策方針を敷衍徹底せしめることになつてゐる、官民懇談會として今回の如き大掛りなものは從來その例なくその招集する各層代表も夫夫政治、經濟、文化の各領域で實際的に活動してゐる第一線の有識者を網羅してゐるので同懇談會の政治的效果は刻刻緊迫せる內外の實相に對應して相當大なるものがあると期待されてゐる |
02 | 貴眾兩院の代表決定 |
03 | 前田、原田兩氏 首相と要談 |
04 | 議員協議會を設く 議會運營連絡に當る |
05 | 海壇島を占領 福建和平救國軍が進出 |
06 | 言論界財界代表の 顏觸れ正式に公表 |
07 | 豫算三千萬圓決定 有馬總長、藏相の諒解を求む |
08 | 富山支部の常務委員問題 圓滿解決を見る |
09 | 獨、ソの新三協定 莫斯科で正式調印 |
10 | 米國の武器貸與案 兩院で囂囂の贊否兩論 |
11 | 圖像:汪主席訪問の東亞促進議員聯盟團一行 |
12 | ル大統領に對し 無制限權限賦與 |
13 | 新法幣上海にデビユー |
14 | 佛印軍猛烈な反擊 |
15 | 迅速可決を切望 ル大統領が強調 |
16 | 援助法案は結局通過か |
17 | 日發總裁には池尾氏を起用 |
18 | 發送配電の一貫作業を目標 池尾氏語る |
19 | 生糸の出荷 激增の傾向 |
20 | 統制命令の發動を申請 當局許可の方針 |
21 | 今日の天氣 |
22 | 日本郵船基隆出帆 |
23 | 大連汽船 |
24 | 東亞海運 |
25 | 辰馬汽船 |
26 | 大阪商船基隆出帆 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 文化政策の諸問題社說 一 高度國防國家を建設するためには、國家社會の總力を專ら國家目的の遂行と云ふ一點に集中せしめなければならぬことは周知の通りである。從つて一國の政治、經濟、教育の諸部門は、凡て此の國家目的遂行の線に沿うてのみ再編成されねばならぬこと勿論であるが、ただ斯る場合に文化部門、就中娛樂文化方面の如きは、それが一見國家目的の遂行に對し直接寄與なきかの如き觀念を與へ、或は單なる非生產的な都會消費文化なりとの謬見を抱かしめるの結果、動もすればこれを輕視し文化政策の確立を閑却しがちなるを反省せねばならぬのである。併しながら戰時下新體制下に於てこそ、文化政策の確立は繁要と云ふべく、殊に人心をして、長期戰、長期建設に堪えしめ、益益緊褌一番の切要なるを喚起すると同時に、一面に於て統後國民生活の健全、明朗、闊達化を圖るこそ更に一層望ましきことと云はねばならぬ。ここに文化政策就中娛樂文化の確立が、最近頓みに力强く叫ばれる所以があると思ふのである。 二 新體制下、娛樂、文化政策の確立は、右述の如く戰時下國家目的の遂行に伴ふ不可避的な各種の艱難辛苦に對して、よく之を擔任克服すると同時に、國民生活を明朗化するためには絕對必要なる對策と云はねばならない。殊に種種の不可避な物質的困苦や不利不便に對しては、國民は當然の義務としてこれを甘受してゐるのみならず、新しき局面の展開、情勢の變化に對處してますます緊張の度を加へ團結の韌帶を强めてゐる際、國民生活の內部により明るき一面、より朗らかな氣分を注入釀成するの必要たるや切なるものがあらねばならない。ここに於て文化政策就中娛樂文化方策の確立は現下の緊要事として再認識されねばならぬのであるが、唯ここに注意すべきは文化政策又は娛樂文化對策を樹立する場合、勿論一定の國民的文化の基準に沿ふべきこと云ふまでもないが同時にそれぞれの持つ地方性に對しては之を無視閑却するの不可なることである。このことは單に都市や農村の區別を云ふばかりでなく、各地方のそれぞれの傳統、慣習、嗜好等の特異性に對して充分なる認識考慮を必要とするからである。 三 勿論一國の國民文化なるものは嚴として存在して居り、その文化水準の一般的進步發展を常に昂揚させなければならないが具體的には各地方それぞれの特異性、特殊性についても、それが反文化的でない限り之を考慮に入れなければ、全き實效を期し難いのである。本島に於ては最近に及んで遲播きながら文化政策の確立を云云されるに至つたが、如上の點に關しては特に慎重なる考慮を要すべきではないかと思ふのである、勿論惡風陋習の打破は文化の向上を意味するが故に可及的速かなる改善を斷行すべきであるが、傳統的な醇風美流は決して唯一槪に之を排斥すべきではなく、寧ろ新しき文化政策を樹立する際に之を活かし之を取り入れてこそ、真に正しく有終の美を收め得る所以だと云はねばならない。 |
02 | 防空指導者を養成 人的訓練に全力 教科書にも教材插入 |
03 | 鐵道線路を強化 鐵道部豫算中主な事業 |
04 | 大久保上等兵 きのふ無言の凱旋 |
05 | 圖像:全國經濟部長會議 |
06 | 小澤府衛生課長初巡視 |
07 | 臺灣日本藝術協會 創立披露演藝大會 來る十四日公會堂で開く |
08 | 大陸への聲の基地 國際電氣河內發信所通話開始 近く臺灣へモシモシ |
09 | 大和丸入港 石川廈門總領事寄臺 |
10 | 工研の新廳舍 十五日地鎮祭を執行 |
11 | 佛國の徹底した 本國中心の政策 (三)佛印現狀報告書 |
12 | 吉田教授の講演 |
13 | 東京伯林間の電報料引下げ 受信人拂制度を一般商社に擴張 |
14 | 乃木修養會初會 |
15 | 北署署員の家族慰安會 |
16 | 四作曲家答禮に 海道東征吹込み 昨日東京音樂學校で |
17 | 東京開港に 橫濱市反對運動 市長、藏相、遞相に陳情 |
18 | 白衣の勇士慰問 捷榮合資會社が |
19 | 李香蘭一行來臺 本島の初興行に報社消息 |
20 | 陳姓は「田川」に 宗親會で改姓慫慂 |
21 | 若人の志氣旺盛 新竹州下優良壯丁團檢閱 |
22 | 臺灣外科集談會 第廿七回例會 |
23 | 富士生命を日本生命が管理 近く契約を引繼ぐ |
24 | 萬華振興策の一つ 城西建築組合を組織 先づ危險家屋を一掃 |
25 | 二日目勝負 |
26 | 收益一萬餘圓献納 大日本相撲協會 |
27 | 照國休場說 |
28 | 總督府辭令 |
29 | 今日の映畫 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 南方漁業根據地 諸種施設を整備 水產王國實現に邁進 |
02 | 工業化の推進に 道路港灣を改善 十六年度豫算に計上 |
03 | 南部臺灣の要樞 東港漁港を築造 |
04 | 價格公定・計畫經濟 消費者組織に就て(二)/樂滿金次 |
05 | 海南調查班 殖產局長に報告 |
06 | 電源開發に伴ふ 監督機關を整備 |
07 | 落花生胡麻の統制で あす各州廳農務主任會議 |
08 | 勞務者登錄を斷行 高雄荷役改善の一助 |
09 | 臺銀人事異動 但木氏を東京 支配人に拔擢 |
10 | 北支との旅客荷物 連絡運輸を開始 二月一日より實施 |
11 | 東臺灣電力の溪口發電所竣工 來十五日に通水式擧行 |
12 | 年末の郵便貯金 五千百念六萬圓 十二月中に激增 |
13 | 蔗作問題を打合 各製糖の農務部長を招集 |
14 | 買上米の販賣及屑米の配給等を協議 全島米穀事務所長會議 |
15 | 島產タオルの配給方針決定 |
16 | 北濱雜觀 |
17 | 照明燈 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 御下賜金傳達式 南投郡で擧行さる |
02 | 埔里消防組 盛大なる出初式 |
03 | 柳原曾文郡守 惜まれて去る |
04 | 社告報社消息 |
05 | 出征軍人軍屬の 遺家族に對し勞力奉仕 東港郡下の青年團員が |
06 | 航空事業振興の目標/村田省藏 |
07 | インチキ香油原料 種苗商南投に侵入 |
08 | 空巢ねらひ松山で捕はる |
09 | 厭世自殺 |
10 | 防諜思想を宣傳 南投郡で各團體動員 |
11 | 南投特殊防諜組合 來る十五日結成式 |
12 | 南投郡青物業者 同業組合を組織 |
13 | ローカルセクシヨン |
14 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 臺南州下の空訓 十四日より基本訓練を習熟 各市郡の日割決定 |
02 | 玉里郡の壯丁團檢閱 |
03 | 臺中州勞務協會 具體案愈よ決定さる |
04 | 故佐藤曹長 警察葬に改む |
05 | 鮪工船“大井丸” きのふ鮪を滿載して歸る |
06 | 圖像:リビヤ戰線激鬪續く |
07 | 農事實行組合長懇談會 |
08 | 高砂族國語演習會 廿二日臺中市公會堂で |
09 | 謝禮金を國防献金 |
10 | 嘉義農林品評會 |
11 | 總額一萬八千餘圓 臺南市扱ひ十五年度國防恤兵金 |
12 | 改姓名大量屆出 |
13 | 日本人に頗る好感 蘭印エレペス島の土人 |
14 | 國土計畫の緊要性 時局下必須問題の再檢討/田邊忠勇 |
15 | 各產組の總代會 高雄州下の日割決定 |
16 | ゲム取り御難 高雄市に話題 |
17 | 第一回正條競技會 九日屏東郡里港庄で |
18 | 花蓮港廳警察幹部級の異動 |
19 | 花蓮港郵便局 ハイキング |
20 | 高雄州警察部異動 |
21 | 臺南州國語家庭審查始る |
22 | 兒童を轢傷 |
23 | 高雄競馬 (第三日目) |
24 | 經濟相談 |
25 | 大甲溪發電起工式 十九日に擧行 |
26 | 人事往來 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 各地(中支方面)の敵匪を掃蕩 我が海軍部隊士氣益益旺盛頭條新聞 【漢口十一日發同盟】中支艦隊報道部發表中支艦隊前週の戰果 事變第五年を迎へて中支方面海軍部隊は士氣益益旺盛江上警戒の各艦は白許鎭、黃石磯、魚磯、掃溝等に陸戰隊を揚陸、敵匪を掃蕩しつつあり、航空部隊、陸上警備隊は長江沿岸の敵機雷敷設據點を攻擊尠からぬ戰果を收めた、尚正月を期して各個反擊に出るとの重慶側の聲も單なる宣傳に終つた如く警備區域に何等の異狀も見られない |
02 | 政治力強化に邁進 政府、率先して難局突破 |
03 | 全支總領事會議 本多大使が重要訓示 |
04 | 興亞院連絡部長官會議 二日に亘る日程終る |
05 | 圖像:ドクー佛印總督を訪問握手する阿南陸軍次官 |
06 | 當面の內政諸問題 西下中の平沼內相談 |
07 | 黃橋鎮を完全攻略 |
08 | 岱山島の殘匪掃蕩 |
09 | 山西省內の綜合戰果 |
10 | “食糧報國の實踐へ” 來阪の石黑農相語る |
11 | 獨爆擊機大群 ポ軍港を爆擊 |
12 | 獨、ソ協定の意義 獨官邊非攻式に發表 |
13 | 工場、鑛山、事業場の厚生施設法を制定 勞務管理委員會が答申 |
14 | 英の在米資產 二億弗を要求,武器貸與の擔保に |
15 | 米、專門委員を ロンドンに派遣 |
16 | 圖像:多田北支最高指揮官、本多大使を招待 |
17 | 新米大使の活動 英國民が大關心 |
18 | 泰、佛印軍 空中戰を展開 |
19 | 英艦隊を爆擊 獨伊空軍が協力して |
20 | 英米共同防衛の發躍 米海軍基地を英に使用許可し 代償に濠洲等の基地を提供か |
21 | 遞信省の人事若返り異動 近く斷行せん |
22 | 鐵道省異動 |
23 | 一連の基地空軍建設 米加國境よりアラスカへ |
24 | 緬政府重慶に 使節團を派遣 |
25 | 今日の天氣 |
26 | 日本郵船基隆出帆 |
27 | 大連汽船 |
28 | 東亞海運 |
29 | 辰馬汽船 |
30 | 大阪商船基隆出帆 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | “只默默として働く” 聖戰下日本農民の氣魄養成 農業增產報推進隊 |
02 | 命懸けの農民魂で 國家最高の全力發揮 加藤完治所長との一問一答 |
03 | 圖像:誕生近し帝都海の玄關 |
04 | “空だ男の行く所” 第六回大空の勇士を讚へる會 昨日日比谷で開かる |
05 | 本社募集南進國策論文 審查評 各篇を通じて 真摯な研究と樂意報社消息 |
06 | 講道館鏡開式 |
07 | 東京府米屋さんの 大合同漸やく成る 廿日創立總會を開く |
08 | 蓬萊丸出帆 |
09 | 南進國策論文の 名譽の入選者決定/臺灣新民報社報社消息 |
10 | 防諜映畫會と講演會を開催 新竹州下各市郡で |
11 | ポマラ土人は非常な親日 びるま丸が寄港 |
12 | 柔道は北工が全勝 劍道は國民中と北工が優勝 州下中等校武道大會 |
13 | 大相撲 三日目勝負 |
14 | 四日目取組 |
15 | 新竹信組總會 |
16 | 宜蘭豆腐組合 昨日創立總會開催 |
17 | 北署家族慰安會 |
18 | 金瓜石華僑新民公會總會 |
19 | 臺南州澱粉製造組合定時總會 |
20 | 船便り 高千穗丸無電 |
21 | 定期航空 |
22 | 人事消息報社消息 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 總額千百四十三萬圓 臺中州の豫算編成概要 |
02 | 嘉義郡豫算編成打合會 |
03 | 高雄方面初度巡視 きのふ本監軍司令官が |
04 | 御下賜金傳達式(彰化市) |
05 | 勞務協會の設立 奧田臺中州知事語る |
06 | 南方漁場を開發 水產王國の實現に邁進 |
07 | 愛國子女團結城式(屏東郡) |
08 | 守れ臺灣・間諜の門戶 彰化署の防諜週間行事 |
09 | セメントの亂れ袋 至急對策を講ぜよ |
10 | 齋藤愛婦本部長一行が來彰 |
11 | 愛婦彰化郡分會總會 |
12 | 浮ぶ水田二萬餘甲 臺南州の水利開發計畫 |
13 | 高雄州藁工品製造組合總會 |
14 | 旗山警察課員の武道始 |
15 | チフスが筆頭 昨年の高雄州傳染病統計 |
16 | 菊池赤糖壓榨開始 |
17 | 十六日店開き 嘉義米榖配給組合 |
18 | 學甲庄役場にメス |
19 | 花蓮港市の初區長打合會 |
20 | 南榮會慰安會 |
21 | 徘徊中に御用 |
22 | 消息 |
23 | ローカルセクシヨン報社消息 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 食糧增產の大進軍 技術員協議會開かる |
02 | 圖像:武田指揮官の指揮する我が海の荒鷲昆明市內省政府を猛爆 |
03 | 新しき帝國議會(完) 新體制下に於る議會の運營/清瀨一郎 |
04 | ウイルキー氏近く渡英 特別使命持つか |
05 | 外國語學校に泰語科を復活 今春新學期から |
06 | 金融は健全な情態 定例次官會議で廣瀨次官が報告 阿南陸軍次官も佛印の現地報告 |
07 | 定期敘勳 |
08 | 大政翼贊と國民の覺悟(上)/有馬賴寧 |
09 | ソ聯は關知せず 獨軍の勃國進駐に關し |
10 | 伊海軍が奮戰 英艦を擊沈大破さす |
11 | ソ支間バーター協定成立 |
12 | 日、濠間は友好平和 ス濠洲陸相が放送 |
13 | 中央儲備銀行券 僅か一週間に早くも 六百四十一萬元流通 |
14 | 倫敦空襲 |
15 | 明日の天氣 |
16 | 水滸傳(311)/黃得時;榎本真砂夫 |
17 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 一億民齊しく體得 日本魂精隨發揚へ 陸相“戰陣訓”を圓盤に |
02 | 臺灣神社御造營の新竹州奉仕青年隊 けふ勇躍壯途に就く |
03 | 皇太后陛下御下賜の 失明者用懷中時計 あす知事公室で傳達式擧行 |
04 | 遮蔽しない 新案燈火管制 |
05 | 御下賜金傳達式 けふ市公會堂で擧行 |
06 | 軍記者團を激勵 牛嶋前軍司令官から賀狀 |
07 | アドリア海岸のチアノ村 |
08 | 兵隊さん有難度う 基隆國婦、十九日に慰安會開催 |
09 | 蜂谷新外事部長 十七日空路着任 千葉前部長は廿一日に離臺 |
10 | 青少年訓育計畫 あす州會議室で打合會 |
11 | 佛國の徹底した 本國中心の政策 (四)佛印現狀報告書 |
12 | 草山公共浴場で國民防空講習會 指導者の信念確立へ |
13 | 今後朝鮮に重點 珊瑚販路開拓に馬力 |
14 | 地球を二周して ダアバン丸無事歸港 |
15 | 圖像:大日本國史展 十九日迄公會堂で |
16 | 無謀な白系露人 半噸の帆船で南洋寶庫探險へ 漂流中に我海軍が救助 |
17 | 大相撲 四日目勝負 |
18 | 西軍愈よ優勢 |
19 | ヂフテリヤの豫防注射 新竹市で實施 |
20 | 定期航空 |
21 | 人事消息 |
22 | 街で拾ふ |
23 | 今夜の放送 |
24 | 商況 十三日 前場 |
25 | 今日の映畫 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(56)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 家庭婦人翼贊の道 國民食の實行も共同炊事の普及から/岩塚源也 |
03 | 冷藏庫を利用 熱藏庫の工夫 燃料の節約重寶 |
04 | 婦人病に溫めすぎは 却て有害です 溫泉行きも癒つてから |
05 | 圖像:翼贊する紙芝居 |
06 | 外套のたたみ皺の直し方 |
07 | 普通兒に勝る美的能力 はめ込み主義では失敗 特異兒童の導き方 |
08 | 山羊を飼ひませう 一坪半の空地で飼育も簡單 牛乳に優る山羊乳の榮養 農林省畜產局技師長尾秋雄氏談 |
09 | 勞働中に“眼に異物” 生產力擴充時代に多い障害/大木健治 |
10 | 八つ手の投入れ まりのやうな花も愛らし/安達潮花 |
11 | 風呂の掃除をする時 |
12 | カーテン |
13 | 物の得な買方 |
14 | 馬鈴薯だんご |
15 | お餅の由來 |
16 | 耳のお化粧 |
17 | 寒中眼の衛生 硼酸水で洗へ |
18 | お壽司をすすめるとき |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 海國日本の 海の鍊成道場 ちかく全國につくられます 少年を鍛える |
02 | 日伊のお友達を結ぶ 親善圖畫の傳達式 |
03 | 四千五百回の激戰 敵兵二十八萬をたほした 河北皇軍の戰果 |
04 | 蔣介石軍の仲間喧嘩 |
05 | 初春の荒波蹴つて |
06 | 童話 消しゴム/原勝 |
07 | 空を利用して 藥草を作りませう 厚生省が乘出した 空閑地の新利用法 |
08 | やあおめでたう |
09 | 大政翼贊會總務の肩書持つた これは偉い一年生 中野正剛先生が 伊太利語の勉強 |
10 | “お年玉を献金に” 苗栗第二公の吳隆一君 |
11 | シヨ・シヨ・シヨジヨジも 海山越えて!! |
12 | 創立十周年を迎へた 喜びの海豐公學校 十五日からお祝ひの催し |
13 | ドイツのお友達 飛行機は乳母車! |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 官民代表者懇談會 愈愈けふから開催 先づ眾院代表を招待頭條新聞 【東京十三日發同盟】皇國百年の運命を決する多難なる內外情勢に直面して政府は緊迫せる時局の真相を國民に徹底せしめ軍官民一體化の實を擧げるため十四日より十七日まで四日間に亘り官民代表者懇談會を開くこととなりその第一日は愈愈十四日首相官邸に開催する事となつた而して同日はまづ眾議院關係代表を招待午餐を俱にした後近衞首相より內外の情勢に關する真相及び政府の所信を、東條陸相及川海相より支那事變、歐洲大戰の槪況及び政府のこれに對する方策について種種說明した後參集の代表議員の質疑に對しては關係各閣僚より應答し眾議院側の積極的協力と翼賛議會の確立に全幅的の努力を盡されんことを要望する筈で第一日に引續き十五日は貴族院、十六日は言論、十七日は經濟關係の第一線有識代表との懇談會が同樣開催されることとなつてゐる |
02 | 翼贊會地方組織本部 全國の九都市に設置 |
03 | 明年度豫算を審議 きのふ常任總務會で |
04 | 圖像:舟山島の蠢敵掃蕩戰 |
05 | 組織を練り直す 臺灣大政翼贊會の名稱 皇民奉公會と改稱 |
06 | 議員協議會を新設 議事の進行を圖る |
07 | 議場內交涉係決定 |
08 | 翼贊會の改組 七氏はが各相に具申 |
09 | 選擧法改正案 議會提出は見合せか |
10 | 英、軍備強化に大童 新銳機を新嘉坡へ輸送 |
11 | 東亞國土計畫要綱 中央農林協議會で私案決定 近く關係各省に建議 |
12 | 圖像:林氏近く來朝 |
13 | ブルガリア首相 中立方針を強調 |
14 | トルコは對獨宣戰を布告か 獨軍がプ國に進駐せば |
15 | 三千餘萬圓繰入 地方分與稅委員會で可決 |
16 | ドイツの勝利保證 生產能力、空軍能力が絕對優位 ゲーリンク空相說明 |
17 | 重慶始め奧地の 生活不安深刻化 |
18 | 呂駐華大使 晴の南京入り |
19 | 遞信省異動 けふ閣議で決定 |
20 | 國債額增加 昨年末現在 |
21 | 今日の天氣 |
22 | 日本郵船基隆出帆 |
23 | 大連汽船 |
24 | 東亞海運 |
25 | 辰馬汽船 |
26 | 大阪商船基隆出帆 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 米國政府の武器貸與案社說 一 全世界の視聽を集めた米大統領の民主主義國への武器貸與案は去る十日米國議會に上程され、直ちに上下兩院の外交委員に附託され、上院外交委員會は十五日、下院外交委員會は十四日から夫夫審議を開始することになつたことは外電旣報の通りである。米國を事實上英國の聯合國とするにも等しいこの歷史的法案が果して議會を無事通過するかどうかは豫測を許さないものがあるが、しかし議會に絕對多數を擁する民主黨の大多數がこの法案を支持する態度に出てゐる模樣であるから、假令反對派が如何に猛烈な非難攻擊を試みても、恐らく多少の迂餘曲拆は免れぬにしても、結局同法案は重大なる修正もなく議會を通過するであらうとの見解が有力であると云はれてゐるから、結局同法案は米議會を通過し、米國は步一步と參戰に近づいて來たと云へよう。 二 米大統領の民主主義擁護武器貸與案は、大統領に對し英國並に樞軸國と戰ひつつある諸國に對する軍需資材貸與の無制限權限を與へんとするもので、武器貸與の最大限度とかその為の特殊會社の設立等具體的事項には觸れず、武器貸與計畫の全責任を大統領に委ね、大統領は必要と認める限り幾らでもこの為めの支出を議會に要求し得る權限を附與せんとするものである。同法案はこれを要するに、舊臘放送された「爐邊閑話」と六日米議會で朗讀した教書の中に「民主主義諸國と米國自身の為に兵器廠とならねばならぬ」と說いたル大統領の聲明の具現であると共に、英國や重慶政權と戰ひつつある諸國に對し、事實上の宣戰布吿に等しいものとみられぬでもないのである。米國の對三國援助は歐洲と東亞の混亂を助長する有力なる原因となることは明らかであり、米國は戰爭製造者と云はれても返答の辭がないばかりでなく、米國自體を遂に戰爭の渦中に卷き込まずには置かないであらう。 三 米國政府の樞軸國に對する不當なる挑戰的政策は、世界を一層混亂せしめるに役立つ以外何物もないことは前述の通りであるが、その為政者の底止する處を知らぬ狂進ぶりは、米國のため更に世界平和のために悲しまざるを得ないのである。米國政府は東亞に於ては日本、歐洲に於ては獨伊を抑壓せんとする目的であることは勿論である。これ等樞軸諸國が建設しつつある世界新秩序の現出を阻止し、英米の資本主義を基準として、世界の舊體制を維持せんとする米政府の對三國援助政策がユダヤ財閥の支持を得てゐることは云ふまでもないのである。併しながら、米國の對三國援助政策は樞軸諸國に對する恫喝に過ぎず又聲を大きくして將に滅びんとする三國を力づける位ひしか役にたたぬものであらう。何故なれば、米國の武器が多少とも英國の抗戰力に役立つ頃には、肝腎の英本土は徹底的にやつつけられてしまふであらう。米國自身も認めてゐる如く、英國はここ二三箇月持ち堪へられるか甚だ怪しい狀態にあるのだから、米國の援助策は結局空虛な恫喝と聲援に終る位ひが關の山ではあるまいだらうか、とみるのが妥當であらう。 |
02 | 素晴らしい人造人間 「電氣自働旋盤」發明 世界的國策機械に成功 |
03 | 本間臺灣軍司令官 きのふ屏東諸部隊を初度巡視 |
04 | “生きた公民教育” 翼贊中等學校公民書 上卷、四月から全國一齊に使用 |
05 | 防衛研究演習 あすから阪神で開く |
06 | 失明軍人の更生譜 氣象臺無線係として再起 光榮輝く渡邊氏の奮鬪 |
07 | ドイツの人氣書物 |
08 | 齋藤總務長官 十六日上京 |
09 | 少年の胸躍る 空中感得發行 二月一日から開始 |
10 | 高千穗丸入港 大阪市議一行 視察に來臺 |
11 | 新竹特殊防諜團 結成式日割決定 |
12 | 第一回局部長會議 國防資源需給關係を說明 |
13 | 部局長會議強化 新たに情報部長、三課長を追加 局部長會議と改稱 |
14 | 敍勳 |
15 | 軍人援護會に寄附 |
16 | 保證責任臺中興業信用組合 |
17 | 輝く榮冠を土產に 北一中ラグビー選手歸る |
18 | 雜貨商組合配給部創設臨時總會 |
19 | 藤原氏歡迎會 十七日に變更 |
20 | 十五、六日から お天氣になる 氣象臺のお託宣 |
21 | 新生大日本青少年團 十六日に晴の結成式 |
22 | 藤田嗣章軍醫部長逝去 曾つての臺灣軍醫部長 |
23 | 青島濟南への通話開始 |
24 | 齋藤愛婦本部長歡迎會 初會合を兼ねてけふ開く |
25 | 大相撲 四日目の勝負 |
26 | 東軍張り切る |
27 | 五目日取組 |
28 | 人事消息報社消息 |
29 | 訃文:汪天生 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 昨年統制の強化で 島內增加資本激減 新設會社資本三千八百餘萬圓 |
02 | 棉花作又も減收 再檢討の要あらん |
03 | 臺灣倉庫保管高 客□四二萬五千個 |
04 | 關、滿、支向帽子は 一應帽聯を經由 輸出者に注意 |
05 | 平塚日魯漁業社長を 中心に座談會を開く |
06 | 局營バス 十二月成績順調 |
07 | 山林局の新設て 木材自給に邁進せん |
08 | 價格公定・計畫經濟 消費者組織に就て(三)/樂滿金次 |
09 | 中國の財政 その史的考察(十)/林德富 |
10 | 七割の代燃車花 三月末迄に實現 局營バスの計畫 |
11 | 胡麻及落花生の加工業組合を結成に |
12 | 昨年十二月中バナナ產高 |
13 | 米榖需給調整に關し 產業部長懇談會 |
14 | 各驛に荷役設備 新年度豫算に計上 |
15 | 中壢米統組合總代選擧 |
16 | 市價及商況 十一日 |
17 | 能澤理事汕頭へ 電氣事業を折衝せん |
18 | 照明燈 |
19 | バナナ相場 |
20 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | ラヂオ |
02 | 時局浪曲 南進の先驅者/川田義雄 |
03 | 映畫に因る 犯罪者調べ |
04 | 圖像:春場所前奏曲 |
05 | 映畫評 時の花形/飯島正 |
06 | 古川登美 久振りの活躍 |
07 | 春待つ鉢植え 梅や葉ボタン、南天 |
08 | 日活の新進內田博子 |
09 | 翼贊漫畫 「大和一家」 颯爽と登場 |
10 | 生フイルム配給方針 劇映畫の複製本數を制限 |
11 | 大船の明朗家庭篇 「春の樂園」の配役 |
12 | 新興京都が每月二大作發表 |
13 | 「伊達大評定」 |
14 | 大船の新春第一彈 「お絹と番頭」 |
15 | 多摩川の「母系家族」 |
16 | 日活「討入前夜」 |
17 | 映畫雜誌協會の新發足 |
18 | 海外映畫短信 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 食糧確保の為め 米榖增產に拍車 臺東廳耕地を擴張 |
02 | 御下賜金を傳達 沙鹿街で擧行 |
03 | 防諜思想を鼓吹 苗栗郡警大童 |
04 | 新高郡防諜計畫 |
05 | 乘合バス發火 乘客燒死六名重傷三名 臺東新港自動車の椿事 |
06 | 保甲協會を結成 新高郡の新しき試み |
07 | 山地產業道路の擴張開鑿に着手 能高郡民の献身的奉仕により |
08 | 麻豆の郭清水君 改姓名願出 |
09 | 大肚愛婦交禮會 |
10 | 豚肉の消費規正 霧峰庄で購買帳配布 |
11 | 銀虹碧空に踊る 北港消防組出初式 |
12 | 圖像:大東亞建設の圖 |
13 | 青年男女の加□で 自轉車ドロを捕縛 |
14 | 潮州郡聯青查閱 男子には思想考查 |
15 | ローカルセクシヨン |
16 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 區制改革案を協議 愈よ積極的活動に乘出す 躍進花蓮港に拍車 |
02 | 總額六百萬圓 高雄市豫算編成始る |
03 | 原案通り承認か 高雄州の豫算案 |
04 | 佐藤曹長の警察葬盛況 |
05 | 新化愛婦の交禮會 |
06 | 屏東皇民會總務會 |
07 | 勤行報國青年隊 高雄州隊五十名出發 |
08 | 花蓮港昭和公父兄會 |
09 | 臺灣青果聯合會 愈よ臺北へ移轉決定 |
10 | 今年の世界を卜す(一) 戰爭遂に長期化か 興味は矢張り英上陸 |
11 | 中南部陸上競技大會 十二日嘉義中學にて |
12 | 優良部落の審查 臺中州下の日割決定 |
13 | 臺中州警察後援會 十六日發會式擧行 |
14 | 三百十四萬圓(事變より昨年末迄) 高雄州の公債消化額 |
15 | 彰化郡產組長會議 諮問、指示事項を附議 |
16 | 一滴千金の慈雨 農作物青青と微笑む |
17 | 彰化市產組總代會 各地の開催日割決定 |
18 | 嘉義市で時局講演 |
19 | 南一女體育演習會 |
20 | 臺中市精動講演會 |
21 | 下北港溪の護岸 新規□業として計上 |
22 | 彰銀總會 來る二十七日 |
23 | 高雄競馬 最終日 |
24 | 人事往來報社消息 |
25 | 消息 |
26 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 清遠附近敵據點を猛爆 |
02 | 政府の最高方針は 國際情勢の打開へ 政府、統帥府と會談 |
03 | 選擧法改正見合せ 政府部內に有力化 |
04 | 官民懇談會(第一日) 內外各般の真相を 首相が赤裸裸に說明 |
05 | 首相演說骨子 |
06 | 貴族院部の創立總會 |
07 | 伊のア派遣軍 司令官更迭 |
08 | 圖像:大島大使送別會 |
09 | 渭水を緩衝線とす 中共の要求に重慶狼狽 |
10 | 第八路軍に對し 武力解決を發令 |
11 | 軍事的警戒行動開始を密令 |
12 | 議員任期一年延長か |
13 | 武器貸與の代償に 新嘉坡取引されん |
14 | シ氏、修正案提出 |
15 | 英首相近く 蘭印向放送 |
16 | メキシコの水銀 米國政府が購入 |
17 | 東亞諸團體指導理念 閣議決定を發表 |
18 | 生糸の出荷制限 全糸聯評議員會で決定 |
19 | 官民の恒久的組織 經濟團體に意見擡頭 |
20 | ハル國務長官 泰國公使と會見 泰佛の平和解決に乘出すか |
21 | 土耳古政界の緊張頓に昂まる |
22 | 明日の天氣 |
23 | 水滸傳(312)/黃得時;榎本真砂夫 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 偉大なる母になれ 愛婦臺北市分會初會合で 齋藤總務長官激勵 |
02 | 護國神社地鎮祭 あす嚴肅に擧行 |
03 | 恩賜の懷中時計 光榮の拜受者渡邊氏に 川村知事から傳達 |
04 | 基隆の木炭配給 |
05 | 島都青年團查閱 十八日から實施 |
06 | 隣組を活かす途(上)/溝口駒造 |
07 | 圖像:愛婦臺北市支部初會合 |
08 | 掘れ掘れ黑ダイヤ 增產獎勵に產業戰士の殊勳甲 出るぞ厚生大臣賞 |
09 | 武道寒稽古 廿四日より武德殿で開催 |
10 | 米增產督勵に 磯博士苗栗へ |
11 | 高砂劇場献金 |
12 | 配給不均衡の是正 市當局で實地調查 |
13 | 島都結核療養所 對策委員會で豫算計上要望 終つて候補地を實地視察 |
14 | 鳳姿さんの喜ひ 七娘媽生、七爺八爺の二著 情報部から初推薦 |
15 | 李香蘭一行 白衣の勇士慰問 |
16 | 國語報國所 選手の舌比べ 廿五日三ケ所で開催 |
17 | 鷄の大增殖へ 內地から原種鷄を仕入 |
18 | 民間航空育ての親 藤原長官辭任の辯 |
19 | 六日目取組 |
20 | 定期航空 |
21 | 人事消息 |
22 | 今夜の放送 |
23 | 商況 十四日 前場 |
24 | 今日の映畫 |
25 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(57)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 國民學校と家庭(一) すべての教科目が一體となり 國民鍊成の目標に |
03 | 婦人國民服の制定は “妻”を主にしたい 服裝史を省みて・將來の構想へ |
04 | 被服も職能本位 非常時乘切りはこの覺悟/三德四水 |
05 | 圖像:翼贊する紙芝居(二) |
06 | 風呂敷の結び方 |
07 | 誰にも出來る クレヨン染め “古風な長着を近代調に”/中野壽美子 |
08 | 晴着の污點ぬき お雜煮汁や果汁・泥 技術を御存じですか |
09 | 寒風に荒れる肌 上手なお化粧の秘訣 |
10 | 蜜柑の成分 |
11 | もつと減らせる 下着や靴下には純綿が欲しい/小林四枝 |
12 | 數の子食べ過ぎは禁物 |
13 | 額緣のお手入 |
14 | 鯖の海苔卷 |
15 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 火蓋をきつた 舟山群島の殲滅戰 |
02 | 國境で豹と組打ち 勇敢な皇軍勇士の武勇談 |
03 | 童話 お化け蝶蝶/塔山れい子 |
04 | 新生の青少年團 近日中に結成式をあぐ |
05 | 敵彈雨飛の中に 皇軍勇士を救う 支那人の老船頭 |
06 | 國語力だめし(十四) |
07 | 二十ネンカンマイニチ フルフウトウアツメ カンシンナサカヰサン |
08 | 滿洲國の人口 世界第九番目 |
09 | ペンのお話 |
10 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 陸水の敵を殲滅頭條新聞 【漢口十四日發同盟】粵漢線東側地區陸水河畔に蟠踞蠢動の敵雲南四川五ケ師に對し去る五日朝來冷雨と酷寒を冐して猛攻を敢行したわが軍は巧妙なる作戰の下に遂に十二日これを陸水河峪に包圍殲滅的打擊を與へたが十二日までの戰果は左の如し 敵遺棄死體三二◯◯捕虜三◯◯重輕機一五小銃三◯◯その他兵器彈藥多數 |
02 | 軍當局の決意披瀝 十四將星招待、懇談會開き 東條陸相より詳細に說明 |
03 | 閣議決定通り邁進 內相、陸相に同意見を表明 |
04 | 閣議決定通り進め 陸相が閣議で發言 |
05 | 尚迂餘曲折あらん |
06 | 新生大日本青少年團 あす結成式を擧行 役職員の人選決定 |
07 | 朝比奈、井上兩副團長 新發足の辯 |
08 | 國民政府初の民政會議 二月十日招集 |
09 | 全滿領事會議 梅津駐滿大使が招集 |
10 | 食糧對策を樹立 翼贊會で協議會開く |
11 | 圖像:舟山島殘敵掃蕩戰 |
12 | 大成果收めて終る けふ貴院代表と懇談 懇談會初日 |
13 | 官民緊張真摯に質疑 |
14 | 日本中央蠶糸會通常總會 |
15 | 泰、佛印の戰況 泰國最高統帥部發表 |
16 | 物價局分科規定 二部七課とす 商工省の官制改正 |
17 | 言論界代表部の言觸れ決定 |
18 | 翼贊議會運營の圓滑を期す 議會關係閣僚懇談會 |
19 | 農林漁業團體統制對策 全國產業組合協議會 飽くまで當局案反對 |
20 | 發送電總裁 池尾氏に決定 |
21 | 米、全鐵鑛業を 國營に移さん |
22 | 勞務官制度新設 勞働行政の成果を期す |
23 | 佛船メ號を 英船が追跡 |
24 | 濠洲首相 近く英國へ |
25 | 今日の天氣 |
26 | 日本郵船基隆出帆 |
27 | 大連汽船 |
28 | 東亞海運 |
29 | 辰馬汽船 |
30 | 大阪商船基隆出帆 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 中小商工業者の轉失業問題社說 一 支那事變處理に伴ふ東亞新秩序建設並に東亞共榮圈の確立にとつて何より緊要で且之れが前提たる可きものは、實に高度國防國家の建設にある事は今更ら贅言を要しない、之れが為に今や我が國は此の一大目標に向つて大政翼賛運動を中心に政治、經濟、教育其他總ゆる分野に於て新體制が要望されてゐるのみならず、種種な要綱又は具體案が作成され又は實施されんとしてゐる、其の何れの分野も高度國防國家建設に於て演ずる役割には輕重の差別なきも生產力の擴充問題を內包する經濟新體制問題に付いて吾吾はより以上に重視し且特別の關心を拂ふものである 軍需產業の擴大强化並に生產力の擴充は必然的に勞働力を多數要求する、加ふるに經濟統制の强化、物資缺乏に伴ふ原料不足及び商品の配給不圓滑は中小商工業者の統合を促進し經濟新體制要綱は一層之れに拍車をかけてゐるのである、 二 而して之の客觀的情勢に於て今や內地に於ては中小商工業の統合整理に依る轉失業者の簇出を見、之れが轉業への指導、失業者の救濟更生對策を如何にすべきかは目下の政治問題として將又重大社會問題として大きくクローズアツプされてゐる、我が本島に於ても中小企業の廢合整理は開始され全島各地に於て又各分野に於て企業の合同若くは廢業が着着實行され多數の失業者を現出せしめてゐる樣な狀態にある、 だからとて吾人は中小企業の統合整理に對し反對するものではない、寧しろ企業の合理化と無駄の排除又は原料不足に依る勞働力生產力の他方面への活用の為に行ふ統合整理は望ましきものであり高度國防國家建設に緊要なる軍需產業又は生產力の擴充强化に資する事大なるものあると信ずる、只吾人の希望する處は企業の統合整理は民の生活に密接なる關係を有するのみならず、之れが適否は社會的不安を惹起し引いては國力又は生產力に甚大なる支障を來たす恐れなしとしないのに鑑み、當局は之が企業統合整理に當りては慎重なる態度と萬全の對策を講じて之れに臨まねばならぬものと思ふ、 三 中小企業統合は官權を以て强制する事なく業者の自發に待つか慫慂する程度に止めると共に、事業の實情に則して國民經濟上其の儘の存續を絕對必要とするものと否とを見極め、無差別的に又は劃一的の企業合同は絕對的に之を避けねばならぬ、假令統合するにしても資本の大小のみを基準とせず經營者の人物、營業の特質、技術の性度等を考慮に入れなければならぬ、 同時に之等統合されて職を失つた業者を其の成行に放置せず轉業したきものは悉ゆる便宜を與へて之を容易ならしめ、又確乎たる職業なき者には生產を指導して生活の道を拓いてやり、或は勞働に從事したきものは就職の斡旋をなす等轉失業者の指導又は更生の道を圖る事は現在に於ける焦眉の急務ではないかと思ふ內地に於ては之等の轉失業者の指導、更生救濟の為に種種な應急對策が樹立され中には國民職業指導所、國民更生金庫及國民勤勞訓練所等の機關が設置されてゐるが本島に於ては如何なる對策を講じて之れに臨むか、現在尚不明なるも內地の產業經濟に比して尚ほ遠く及ばない本島の實情を以てしては、轉業及新職業の發見は相當困難事であることは臺灣の事情に通曉すればする程一層理解し得るのである。之れが故に吾人は當局に望むるは之等の失業者に對し職を與へると共に臺灣工業化の一助に資する為本島人の土着零細資本並に近年來の好景氣に惠まれて蓄積された小資本を農產物加工業又は其他の輕工業に投資せしむべく誘導し且つ積極的に援助し以て本島人の輕工業進出を圖る一方、我が國策の一たる南方發展に國策の一戰士とし又は先鋒隊として進發させる樣に對策を立てる事が最も妥當であり且つ容易に實現し得るものと確信するものである、切に當局の一考を望む |
02 | 日本語の大陸進出 進む東亞建設の共榮圈語に 近く文部省で大評定 |
03 | 篤學者、篤志家に 御下賜金の御沙汰 學術獎勵、農山漁村振興功勞者 |
04 | 宇佐美信吉氏 表彰の光榮に浴す |
05 | 圖像:皇軍庇護下賑ふ佛山 |
06 | 宜蘭商工協會臨時總會 昨日市公會堂で |
07 | 諸部隊初度巡視に 本間軍司令官來南 州下に慈雨を齎して |
08 | 長谷川總督の第二次初度巡視 臺中、新竹兩州下へ |
09 | 州下小公職員兒童劍道大會 |
10 | 前哨戰愈よ白熱化 阪神地方對破壞謀略防衛演習 |
11 | 新竹州高砂族の第一回國語演習會 來月二十五日に開催 |
12 | 上田氏に任命 市鄉軍聯合分會副會長 |
13 | 社會教育事務打合會 昨日州會議室で開かる |
14 | 本島人有識者を招き 時局懇談茶話會開催 臺灣國防強化聯盟□主催で |
15 | けふ入隊式を擧行 榮ある各州の健兒代表三百名が 外苑整地に汗の奉仕 |
16 | 勸業、稻江二信組の總會 |
17 | 學術振興具體案 きのふ總會で打合 |
18 | 放送協會創立十周年の記念演藝大會 けふ晝夜二回公會堂で |
19 | 「燃ゆる大空」 基隆で試寫會 |
20 | 綜合防空大訓練 九月下旬全國一齊に |
21 | 大安公學藝會 |
22 | 五日目勝負 |
23 | 六日目好取組豫想 |
24 | 船便り 富士丸無電 |
25 | 人事消息報社消息 |
26 | 訃文:尤坤儀 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 勸銀支店設立以來 連續的に利率引下 島內低金利に寄與 |
02 | 昭和十五年度の繭產額 |
03 | 蘭印石油確保の要 日本との貿易好望 山田三井物產支店長語る |
04 | 鐵道輸送は順調 重要物資の出廻薄により |
05 | バナナ輸移出高 三千萬圓に肉迫 數量減少、金額は新記錄 |
06 | 中國の財政 その史的考察(十一)/林德富 |
07 | 基隆、金山、金瓜石間の バス運賃引上を申請 |
08 | 十六年度鰛粕魚粉の 移入豫想五萬噸 目下關係當局で折衝中 |
09 | 臺東廳青果組合 近く設立されん |
10 | 三井新舊店長南下 山下氏月末離臺 |
11 | 滿洲豆粕續續入荷 十二月中廿七萬餘枚 |
12 | 双葉商行總會 廿五日に開催 |
13 | 龍江信組通常總會 |
14 | 非營利團體として 木材移入協會近く設立 目下府商工課で立案 |
15 | 南投郡蔬菜果實商組合 創立總會開かる |
16 | 市價及商況 十四日 |
17 | 米榖增產を督勵 精動南投分會常會 |
18 | 勸銀島內各店貸附金(十二月末) 一億千七十九萬圓 預金三百四十五萬圓 |
19 | 照明燈 |
20 | バナナ相場 |
21 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 防諜網の強化に 特殊組合を組織 埔里で晴の發會式 |
02 | 防諜思想の徹底に 集集で展覽會開催 |
03 | 竹圍子神社鎮座氏 けふ盛大に擧行 |
04 | 改姓名相談所 淡水信組內に設けらる |
05 | 御下賜金傳達式 十三日朴子街役場で |
06 | 府縣と町村間の中間機關設置の問題 (上)大政翼贊會と表裏一體 |
07 | 樹薯澱粉同業者會 霧峰で盛大な發會式 |
08 | 羅東許木生氏 新宅落成披露 |
09 | 一滴千金の慈雨 曾文郡農民愁眉を開く |
10 | 久振りの慈雨に 岡山郡民胸を撫下す |
11 | 家庭防空群の實地指導を實施 |
12 | 竹山信組總代懇談會 役員の官民選を討議 |
13 | 貨物の連絡取扱 北港街民が請願 |
14 | 特殊防諜組合 十八日に結成式 |
15 | 彰化市議月例會 |
16 | 西螺消防出初式 成績頗る良好 |
17 | 民眾娛樂劇 あす員林舞臺で |
18 | 鹿港庶民組合の總代會 |
19 | ローカルセクシヨン |
20 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 學即增設問題や 開港計畫を討議 臺中州議懇談會で |
02 | 御下賜金傳達式(澎湖) |
03 | 花蓮港の傳達式 |
04 | 澎湖物資需給協會 きのふ發會式を擧行 |
05 | 保甲役員選擧の趣旨說明 |
06 | 軍援花蓮港市分會 きのふ華華しく發會式 |
07 | 今年の世界を卜す(二) 即戰即決と米參戰 機會はヒトラー任せ |
08 | 防諜市中大行進 彰化市民千五百參加 |
09 | “落選は殘念だ” 報國青年隊に咲く美談 |
10 | 防諜聯盟座談會 |
11 | 南進の商士挺身隊 高雄で養成訓練所設置 |
12 | 殘有金を一掃 高雄州更に力瘤 |
13 | 臺中市厚生信組 部落委員定期會 |
14 | 拔打的查閱を實施 高雄州聯合青年團 |
15 | 東臺灣を視察 藤原前商相 |
16 | 花蓮港廳中堅青年講習會 |
17 | 市勢振興會役員會延期 |
18 | 花蓮港市區長打合會 |
19 | 江姓改姓促進會 |
20 | 益益波瀾を起す 研究所詐欺事件 |
21 | 尤本社廣告部次長嚴父逝去報社消息 |
22 | 人事往來報社消息 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 重慶郊外、合川爆擊 我が荒鷲大戰果を收む |
02 | 官民が真摯な應答 懇談會第二日開かる |
03 | 重臣華族高齡者に 御優遇の御沙汰 |
04 | 天皇皇后兩陛下 來る廿日に還幸啟 |
05 | 圖像:議員俱樂部初役員會 |
06 | 陸海兩軍務局長 翰長と懇談 |
07 | 王寵惠ソ聯大使と懇談 |
08 | 興亞諸團體を指導 聯合體を結成さす 政府の方針の徹底へ |
09 | 大政翼贊と國民の覺悟(下)/有馬賴寧 |
10 | 英、佛經濟諒解成立か 英の對佛工作穩微の裡に進む |
11 | 本多大使 歸國の途へ |
12 | 中共の要求を拒否 重慶側の態度強硬 |
13 | 大島大使壯行會 けふ日比谷公會堂で |
14 | マヂノ線を取壞す その土地に蔬菜栽培 |
15 | 英艦隊合流計畫 完全に挫折 伊海軍の戰果甚大 |
16 | 英航空母艦以下損傷 |
17 | 翼贊會總務に三氏を起用 |
18 | 泰と佛印間の陸路通商を中止 |
19 | 英、在米武器購入使節團を改組 |
20 | 獨、伊、佛四首腦が重要協議 佛の再建方針に就いて |
21 | 米、墨國產金屬の獨占を企圖 各生產者と交涉して |
22 | 明日の天氣 |
23 | 水滸傳(313)/黃得時;榎本真砂夫 |
24 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 護國神社地鎮祭 けふ嚴肅に執行る 總督、軍司令官代理以下參列 |
02 | 量から質の訓育へ 青少年訓練一步前進 |
03 | 圖像:陸相戰陣訓を吹込 |
04 | 街庄豫算編成打合會を開催 二十日新竹州で |
05 | 隣組を活かす途(下)/溝口駒造 |
06 | 丹那並行線を決定 彈丸列車廣軌愈本年から着手 |
07 | 學習院高等科 喜多見御料地に移轉 |
08 | 參與の打合會 新竹州會を控へ |
09 | 會員大量獲得へ 基隆市愛婦で馬力 |
10 | 滿洲拓地に送る 花嫁の大量養成 日滿帝國婦人會で五百名 |
11 | 富士丸入港 長谷川總督夫人が來臺 |
12 | 宜蘭市の豫算 各課とも全部出揃ふ |
13 | 農業教育刷新に關する打合 念日新竹州で |
14 | 南署の武道始 |
15 | 男の出產能力調べ 「生めよ」に劃期的試み |
16 | 大相撲 七日目取組 |
17 | 一齊に改姓名 南署本島人刑事 |
18 | 風流子から騙る |
19 | 定期航空 |
20 | 人事消息 |
21 | 萬華信組總會 |
22 | 萬華行商露店組合總會 |
23 | 勤續職員を表彰 放送協會創業十周年 |
24 | 今夜の放送 |
25 | 商況 十五日 前場 |
26 | 今晚の映畫 |
27 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(58)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 國民學校と家庭(二) 修身も子供の生活から取材 國語では話方を重視 文部省圖書監修官竹下直之氏談 |
03 | 圖像:女學生の新制服 |
04 | 最低限度の生活と食物/川島四郎 |
05 | 風味のいい兔料理 野兔の肉を使つて |
06 | 圖像:真崎大將令息の結婚式 |
07 | 害蟲驅除の好機 今とる一匹は春の何萬匹にあたる 藥よりも捕殺が大切 |
08 | 和風サラダ |
09 | 爪の色と健康の關係 |
10 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 空の勇士讚える會 遺族の方方をお招きして 大日本飛行少年團が |
02 | 皇軍へ感謝のこの赤誠 献金二十九萬圓 |
03 | 益益激しくなる 泰、佛印の戰ひ |
04 | 圖像:舟山群島の殲滅戰 |
05 | 泰・佛印空軍が 大空中戰を展開 |
06 | 數千機の大編隊で 英本土大空襲!! 愈愈この春行うか? |
07 | 童話 お化け蝶蝶(三)/塔山れい子 |
08 | 歐洲の友邦四箇國へ 聖紀讚歌“海道東征”を |
09 | 白衣の勇士慰問の羽子つき大會 子供隣組の初奉仕 |
10 | 水に浮ぶ針 |
11 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 海鷲、四川奧地を銃爆擊頭條新聞 【○○基地十五日發同盟】中支艦隊報導部十五日發表、十四日海軍航空部隊の一部は密雲を冐し四川奧地を銃爆擊せり、蓮尾隊長の指揮する戰鬪機○○機は午後二時半重慶を奇襲飛行場及び附近建物を銃爆擊して大損害を與へたり、別に駒形宮坂兩隊長の率ゐる一隊は午後三時合川(重慶北方)を爆擊全彈を軍事目的物に命中數箇所を炎上せしめたり、地上より熾熱なる防禦砲火を受けたるも被害なし |
02 | 興亞諸團體を解散 強力單一團體を創設 翼贊會の一翼として活動 |
03 | 翼贊會の陣容強化 民間から參與を迎ふ |
04 | 翼贊會豫算 三千六百萬圓に上る |
05 | 圖像:本間軍司令官臺南神社に參拜 |
06 | 呂駐華滿國大使信任狀捧呈 |
07 | 定期敘位 |
08 | 獨伊佛會談說 獨官邊は否定 |
09 | 農林商工官制改正案可決 樞府定例本會議で |
10 | 陸軍將星を招待 東條陸相、決意を披瀝 |
11 | 翼贊議會の審議に 良き影響を期待 貴、眾兩院との懇談で |
12 | 政府、貴族院側と連絡打合 |
13 | 研究會、議會對策を協議 |
14 | 眾議院の質問者は七、八名 |
15 | 貴族院部の創立總會は廿日 部長會議で申合せ |
16 | 圖像:大島大使歡送會 |
17 | 日商常議員會 |
18 | “日、獨共通の理念” 大島大使壯行會 松岡外相が挨拶 |
19 | 農林商工交流人事異動 相當廣範圍の模樣 |
20 | 香港の移民制限法 十五日より實施 |
21 | 中共を斷乎制裁 重慶各方面の意見有立化 |
22 | 重慶側が大彈壓 中共機關紙が報道 |
23 | 泰空軍、佛印を爆擊 |
24 | 英、在米資金を賣却 米信託トラストと交涉 |
25 | 米、三造船工廠の契約を完了 |
26 | 通商條約更改交涉を開始 ソ、ブ兩國間で |
27 | 發送電總裁發令 |
28 | 日本郵船基隆出帆 |
29 | 大連汽船 |
30 | 東亞海運 |
31 | 辰馬汽船 |
32 | 大阪商船基隆出帆 |
33 | 今日の天氣 |
34 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 言論翼贊の職責益益重大社說 一 我國は今や日支事變の處理に加ふるに東亞共榮圈の確立に邁進してゐるのであるが、斯かる回天の大事業を為し遂げるには國民の總力を發揮する外なく、之がためには言論翼賛の方向が國民總力發揮の一指標として當然其の前景に押し出されなければならない。言ふ迄もなく現階段の言論機關は旣に從來の如き國政自由批判の立場から脫却し寧ろ國政の推進機關として政府の意圖を正しく傳達し且つ解說する宣傳者としての任務が課せられてゐる。此の事實を所謂上意下達の機關であると端的に表明せられても差支なからうと思はれる。 二 然しながら斯樣な新任務は決して單なる御用機關化する事であつてはならない。斯かる翼賛の仕方は遂には言論の權威を失墜せしめ却つて其の職責を果す事が出來ないからである。卽ち言論機關の正しき道は一方に於て所謂上意下達の任務を遺憾なく盡すと共に、他方に於て常により高くより廣き見地の下に出來る丈具體的建設的意見を吐露し以て國內輿論の水準を高める事に努力すべきである。從つて思慮なき大言壯語を放ち以て偏狹な愛國心を煽動する事を適切に戒めなければならない。斯くては顯現すべき八紘一宇の萬邦協和精神を歪曲せしめる許りでなく、國內に於ても之と同調せざる國民に對して非國民視する事に依つて却つて國民間に於て新たなる溝渠を築く懸念なしとしない。 三 上述の如く現下言論機關の重大任務は宣傳、啓發、進步化にある事は明かであるが、尚其の外に下意上達の機關として缺くベからざる存在である事を忘れてはならない。勿論下意上達と言つても決して個人若くは集團の無遠慮な要求を其のありが儘に傳達すべきでなく、正しき一般民意をよく醇化して之を報道し以て政治の圓滑なる運用に寄與しなければならない。唯戰時下にありては國家の戰爭目的達成上に於て特に幾多の配慮を拂はなければならない事は今更喋喋する迄もない事であらう。 四 最後に一言すべきは總力戰體制確立に國民の積極的な自發的な翼賛なくては到底達し得られない事は明かであるが、國民の總力を發揮せしめるには政治上に於て更に人文科學的技術に依らなければならない。卽ち機械一つ動かすも自然科學的な技術を要するのであるから、人心を動かすには一層困難な技術に俟たなければならない。此の點に關し為政者としては若し短慮的に民眾心理を理解せずして之を機械的に動かせると思ふならば人間性に對する甚だしき認識不足であると言はなければならない。此問題は特に為政者の深思遠慮を要望すると共に、又言論機關としても正しき道を踏むにあらざれば人心を一つの目的に向つて動員する事が出來ないと信ずる。要するに言論機關に携つてゐる吾人としては今後新事態に則應して益益自省自肅を深めつつ、よりよく文章報國の職責を果さなければならないが、取分け時局が重大である丈愈愈言論翼賛の重責を痛感せざるを得ない。 |
02 | 政治と教育 “青年よ!須らく 椽の木の力持ちたれ” 教學局參與會□の意見 |
03 | 感激と光榮に輝く 勤行報國青年隊晴の入隊式 |
04 | 白衣の勇士慰問運動會 十八日礁溪で開く |
05 | 圖像:勤行報國青年隊入隊式 |
06 | 臺北州新年度豫算 千廿八萬圓決定 本年より二百五十二萬圓增 |
07 | 青年團查閱 臺北市の日程決定 |
08 | 農業實習地 褒賞授與式 |
09 | 藤原前商相 基隆を視察 |
10 | 中學出に福音 一年間勉強すれば□業戰士 工業究研所で募集 |
11 | 物資と勞力の調整を強化 川村知事の編成苦心談 |
12 | 飛行機に分乘 州下を空中視察 國民防空講習者に空の智識 |
13 | 圖像:放送協會演奏大會盛況 |
14 | 萬華登山會 第二回登山會 |
15 | 科學の殿堂 府工研新廳舍地鎮祭 きのふ大安で嚴肅に擧行 |
16 | 藥の國勢調查 三月五日一齊に實施 |
17 | 一人一日卅匁 宜蘭豚肉配給 偏在を是正 |
18 | 圖像:來臺した長谷川總督夫人 |
19 | 日滿支棉花懇談會 |
20 | 六日目勝負 |
21 | 東軍の健鬪淒し |
22 | 全日本學生スキーけふ開始 |
23 | 淡水英總領事 |
24 | 田川代議士に執行猶豫三年 |
25 | 新竹庶民信組總會 |
26 | 議長の異動 |
27 | 海上警報 |
28 | 老婆自殺未遂 |
29 | 織物小賣商組合 宜蘭郡支部誕生 |
30 | 丹後丸無電 |
31 | 定期航空 |
32 | 人事消息 |
33 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 石炭の規格改正 鑛務課で調查開始 價格の引上免がれぬ |
02 | 稻江信組良績 剩餘金六萬餘圓 |
03 | 砂糖出廻薄の為 各港船腹過剩狀態 |
04 | 一月より三月迄は 石炭增產強調期間 |
05 | 砂糖積出の配船を要求 |
06 | 羽毛の輸出は 輸出振興會社で統制 |
07 | 中國の財政 その史的考察(十二)/林德富 |
08 | 通貨と物價(上)/勝田貞次 |
09 | 實地及學術より 農產增產を企劃 農村に呼應都市の進軍 |
10 | 麻豆に植物檢查所 設置期成同盟會を組織 |
11 | 勸業信組總會 剩餘三萬二千餘圓 |
12 | 養豚組合を組織 豚肉の增產を圖る |
13 | 石原產業の四日市工場竣工 |
14 | 竹南炭業組合 創立總會を開催 |
15 | 第二豫備金 支出を告示 |
16 | 三井支店長更迭披露宴 |
17 | 照明燈 |
18 | 市價及商況 十五日 |
19 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | ラヂオ |
02 | 映畫評 幸福な家族/飯島正 |
03 | 春の銀幕を飾る外畫 |
04 | 圖像:北京に登場の三輪洋車 |
05 | 文部映畫關係官の異動 |
06 | 竹久千惠子 結婚受難物語 |
07 | 球友永山止米郎君を悼む/根津熊次郎 |
08 | ダアビン 婚約を發表 |
09 | 大相撲速報に代る 記錄映畫 相撲協會が二回に分割提供 |
10 | ハリパ映畫會 |
11 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 正條植早植を獎勵 米榖增產に拍車 東港郡の具體的計畫 |
02 | 新化部振集會所 盛大な落成式擧行 |
03 | 國語常用を強調 新市庄方委例會で |
04 | 圖像:伊皇帝代用品御獎勵 |
05 | 曾文新舊郡守歡送迎會 |
06 | 新營郡直轄管內 改姓名百名突破 |
07 | 新營郡マラリア作業競技會 |
08 | 黃金の慈雨で 農作物漸く蘇生 |
09 | 北斗特殊防諜組合 公會堂で結成式 |
10 | 防諜思想を鼓吹 |
11 | 贌耕料を借用證で 而も內容證明で地主に送る |
12 | 府縣と町村間の中間機關設置の問題 (下)大政翼贊會と表裏一體 |
13 | 泰東書道院展に 張國珍氏外四名入賞 |
14 | 北斗郡献金箱 十二月分の成績 |
15 | 滿洲國の若き事務官 錦を衣て故鄉桃園へ |
16 | ローカルセクシヨン |
17 | 廣告報社消息 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 貯水池と灌溉施設 總經費七百九十八萬圓 |
02 | 臺中市を初巡視 きのふ本間軍司令官が |
03 | 御下賜金傳達式 |
04 | 更に五支線を計畫 臺南州の山地開發新道路 |
05 | 山の中堅青年指導講習會 |
06 | 花蓮港市の事務講習會 |
07 | 鶯歌街民を動員 婦女隊と炭鑛隊が作業 |
08 | 今年の世界を卜す(三) 聲だけの對英援助 問題は金保有の意味 |
09 | 米榖增產を視察 磯博士が來中 |
10 | 特殊業者防諜懇談會 |
11 | 臺中州議懇談會 その後の質疑應答 |
12 | 鄉土的から國家的 高雄州下の青年團を強化 |
13 | 品質向上を協議(鹿港) |
14 | 醫專設置を誘致(臺中) 藤田市長が府に具申 |
15 | 鶯歌街茶葉組合 創立總會を開催 |
16 | 嘉義商議役員會 |
17 | 臺南市のボヤ |
18 | 羅山信組總代會 |
19 | 彰化市方委月例會 |
20 | 系員嬉しい悲鳴 臺中の圖書館週間 |
21 | 躍進花蓮港を反映 けふ豫算大綱を說明 |
22 | 農事實行組合を強化 彰化郡で懇談會開催 |
23 | 佐倉墓地の雜草 至急刈入れを要望 |
24 | 臺灣醬油大好評 比島から祝文電報殺到 |
25 | 南進に寄與 商士訓練所設置で |
26 | 臺灣青果の臨時總會 |
27 | 人事往來報社消息 |
28 | 消息 |
29 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 海の荒鷲、衡陽爆擊 市街南方倉庫群に全彈命中 |
02 | 選擧法改正原案 廿日閣議で正式決定 |
03 | 難關依然解消せず |
04 | 圖像:眾議院代表招待 |
05 | 一週七十二時間制に引上ぐ ノ米海軍長官言明 |
06 | 原料炭の增產へ 飽くまで值上を避く |
07 | 米、內外政策の矛盾 全權法案の技術的修正不可避 世界戰爭の危機增大 |
08 | 貿易局常任顧問 三菱の飯野氏を起用 |
09 | “大日本青少年團” けふ輝く結成式 進軍の巨步を踏出す |
10 | 近衛內閣絕對支持 贊成議員は三百名內外 |
11 | 施政演說草案 廿日の閣議に上程 |
12 | 滿洲國探入荷 需給緩和せん |
13 | 罷業デモ、衝突 各層に亘り大量檢擧 印度民眾、彈壓に反抗 |
14 | ハル國務長官が 長文證言を朗讀 下院外交委員會で |
15 | 在滿外交公館を整備 |
16 | 懇談會第三日 日同樣、意見を交換 |
17 | 獨善的暴論 ハル長官の證言 |
18 | 米の陸海軍合同演習 |
19 | 池尾新發送電總裁就任 |
20 | 商組の全國支部主任者會議 |
21 | 明日の天氣 |
22 | 水滸傳(314)/黃得時;榎本真砂夫 |
23 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 皇太子殿下御勉學 御樣子を拜し恐懼 松平宮相學習院初等科視察 |
02 | 獨身青年に大福音 結婚資金貸付制度 いよいよ四月頃に實施 |
03 | 本間軍司令官 けふ新竹を初度巡視 |
04 | 救護作業講習 |
05 | 圖像:臺中神社參拜の本間臺灣軍司令官 |
06 | 南署武道始め 續いて寒稽古 |
07 | 麻病を一掃 撲滅作業を開始 |
08 | 局部長會議 各局長から報告說明 |
09 | 技藝指導所 下旬に店開き 講習員授產部員を募集 |
10 | 九百萬圓程度か 臺北市新年度の豫算 廿五日最後的查定會議で決定 |
11 | 印刷業組合總會 |
12 | 北滿の義人村上氏 組織局訓練部に入る |
13 | 鄉軍新竹市分會後援會 十八日に創立發起人會 |
14 | 臺北州新規事業 |
15 | 不名譽なこの數字 舊臘州下の經濟一齊取締り 違反なんと千五十餘件 |
16 | 皇民運動の中堅 青年男女三千名を 基隆てみつちり訓練 |
17 | 敕使街道土地 區劃整理起工式 けふ宮前公西側で擧行 |
18 | 「チフス」が筆頭 有難度くない最高記錄 |
19 | 感心な軍國婆さん 臺中の太田つるさん今度も缺かさず 軍司令官を見送る |
20 | 新一錢アルミ貨 けふからお目見得 |
21 | 新體制ハイク |
22 | 八日目取組 |
23 | 海上警報 |
24 | 定期航空 |
25 | 街で拾ふ |
26 | 人事消息報社消息 |
27 | 今夜の放送 |
28 | 商況 十六日 前場 |
29 | 今晚の映畫 |
30 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 亞細亞の旗(59)/小栗虫太郎;坂本仁 |
02 | 家庭婦人 寢かたが惡いと 危い!風邪を引く 肩が浦團から出ぬ樣に注意 |
03 | お餅だけでは 榮養が不足です お餅は傷には惡い |
04 | お化粧の要領 ダーク系統は避ける事 |
05 | 冬 御婦人に多い 冷え症の手當法 芥子と蕎麥殼で摩擦せよ |
06 | 圖像:新春日華提携の朗な映畫大陸 |
07 | ヴイタミンと調理 加熱で破壞されるものと 破壞されないものとがある |
08 | 冬で荒れる手足 手當はこの要領で |
09 | “しもやけ”のお方へ クレゾール石鹼液の溫浴がよい |
10 | 湯たんぽの溫度 永く保たせるには? |
11 | 滋養な人參や葱 嫌ひな人も好きになる |
12 | 柿は結核患者には惡い |
13 | 晴着の污點を拔く法 |
14 | 酒の良否を 見分ける法 |
15 | 晴着や禮服 手入れはかうして |
16 | 血壓と腦溢血 |
17 | スフ、人絹の強化劑 |
18 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 國語學習 少國民行進曲 |
02 | よそ見お喋り事故の因 新竹州の交通標語 |
03 | 飛行訓練所も增設 生れる“落下傘隊” 大日本飛行協會の企て |
04 | 臺灣護國神社地鎮祭 |
05 | 童話 お正月日記(一)/橫山美智子 |
06 | 荒鷲への第一步 |
07 | 鷄軍來臺 さかんにする 本島の養鷄 |
08 | 僕等は遠眠鏡で 湧きかへる人氣 大角力の春場所 |
09 | 八十サイノオヂイサン オミヤマヰリノミチヲ ジプンヒトリデナホス |
10 | 國語力だめし(十五) |
11 | 學校の皆さんに まけないやうに 國語報國所の發表會 臺北市でひらきます |
12 | 港の底から寶引揚 寒さと戰ひながら 大阪港內で開始 |
13 | 新兵器“電器砲” アメリカで製作を計畫 |
14 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 米國の對日態度に 國民決意表明せん 常任總務會で熱心に論議頭條新聞 【東京十六日發同盟】ルーズヴエルト大統領が自ら對議會教書に指摘せる如く「民主主義國の兵器廠」となりつつある米國の對日態度は昨秋の航空機用ガソリン及び屑鐵禁輸斷行以來漸次硬化し十五日の米上院に於けるハル國務長官の援英法案通過要請の演說は滿洲事變以來の我國策を曲解侮妄してその對日敵性を露呈してゐる、之に對し我國は敢て冷靜を持し一路大東亞新秩序建設に邁進しつつあるが大政翼賛會部內に「は比際國民の對米態度を明確に表明すべし」との意見が有力化し十六日の常任總務會に於いてもこの問題が熱心に論議された、卽ち事變第五年に入つて第三國との國際關係は愈愈緊張の度を加へ特にアメリカとの關係は最近一段と緊迫せる觀を與へてゐるが事變完遂のためには國民擧つて毅然たる思想統一の基礎の上に立たねばならぬ、從つて對米態度に於いても國民の意思を表明しアメリカ國民に對し東亞新秩序建設に努力する我國民の鞏固なる決意を傳へると共に對內的には重大時局に際會した國民の精神的團結を一層强化すべきであり全國民組織たる大政翼賛會は率先この國民の思想動員に乘出すべしとの見解が有力になつたものである、依つて翼賛會では更に慎重協議を遂げた上、近衞總裁の統裁を得れば近く何等かの形式で斷乎たる我國民の決意を表明することとならう |
02 | 平地に波瀾を起す ハル長官下院演說我官邊の非工事見解 |
03 | 馬蹄形戰線を結成 米國頻りに畫策 |
04 | 圖像:農相の蠶糸業者招待 |
05 | 第二回政府統帥部 連絡打合會開かる |
06 | “國民的修練の體制” 橋田青少年團長式辭 |
07 | 某重臣襲擊事件(未遂) きのふ記事を解禁 |
08 | 懇談會極めて有効 首相けふ改めて國民に聲明 |
09 | 翼贊豫算案の編成替 常任總務會で承認 |
10 | 翼贊會政策局の參與十八氏決定 |
11 | 翼贊會と憲法 三權威者と懇談 |
12 | 翼贊會の豫算最後案成る |
13 | 二案件を可決 關稅調查委員會 |
14 | 議員俱樂部 政調役員會 |
15 | 表彰方法を決定 鶴嘴の戰士達に對し |
16 | 內田前廈門總領事離廈 |
17 | 中央儲備銀行 上海金融業を招待懇談 |
18 | 小艦艇建造費 三億三千五百萬弗 米海軍委員會に要請 |
19 | 艦艇對空防備 三億弗承認さる |
20 | 產業報國會の初理事會 |
21 | 興亞團體の統合 活潑に展開せん |
22 | 興亞院側の對策原案 |
23 | 輸出許可制の一部を緩和 |
24 | 商工省の異動 けふ發令せん |
25 | 今日の天氣 |
26 | 大連汽船 |
27 | 東亞海運 |
28 | 辰馬汽船 |
29 | 大阪商船基隆出帆 |
30 | 日本郵船基隆出帆 |
31 | 廣告 |
序號 | 標題 |
---|---|
01 | 社說 世界は四大共榮圈へ社說 一 有史以來の國難に遭遇してゐるのは獨り日本のみではなく、世界各國の共通現象である。それは一國と一國の關係が單に一國と一國の關係で終らず直ちに世界各國に關聯をもつてゐるからであり、それ程國際關係は有機的であるからであらう。卽ち日支の關係は單に日支の關係のみでは解決出來なくなつてゐるし、ドイツ、イタリー對英國の戰爭は當事國のみによつて勝敗が決せられるものではなく、又假りに武力的勝敗が決せられたにせよ、それですべてが解決されるものではない。およそ國際關係が今日程有機的現象を呈した事は過去の歷史に見る事が出來ない。從つて國際情勢は刻刻として繁迫を吿げ具つ複雜怪奇を極めてゐる。其の見透したるや人間の能力を以つてしては之れを見極め得ない迄に混亂情態を呈してゐる。併し此の混亂の中にあつて只一つ見極めをつけられるものがある。 二 世界の人口は約二十億と計算されてゐる、內白人種は約七億であつて世界人口の三割五分を占めてゐるに過ぎない。後の六割五分卽ち十三億人は有色人種なのである、然るに世界の土地全面積は五千萬平方哩と計算されてゐるのであるが、其の九割迄が白人種の間に分割されて居り、卽ち世界全人口は六割五分を占してゐる有色人種が世界全土地面積の約一割しか與へられてゐないのである。ヒツトラ總統は次の如く世界の輿論に問ふてゐる「ドイツの人口の二分の一しか無い英國がドイツの領土の六十倍に垂んとする土地を支配し、英國に二倍する人口を有するドイツが英國領土の六十分の一に過ぎざる土地に生存せざるべからざるは果して正義なるや」と。筆者も亦「世界總人口の六割五分を占める有色人種が世界總土地面積の一割を領有するに過ぎざるは果して正義なりや、世界人口の一割に過ぎざる白人種が世界土地面積の九割を領有するは果して正義なりやと叫びたいのである。 三 有色人種が領有する世界土地面積の一割が東亞の大地なのであるが、此の一割すらへも 白人種は寄つてたかつて支配權擴大せんとしつつあるのである。そして彼等の野心に最も脅威である日本に對し彼等は蔣介石をして日本と戰はしめ其の間にあつてアジア制霸の野心を逞しふせんとしてゐる事は爭へない事實である。併しアジアの一角を占める皇國日本の存在する限り彼等の野心は斷じて許されないであらう。此等、東亞に於いて亦歐洲に於ける複雜にして緊迫せる國際情勢下に於いて今日其の結果についての見透しは極めて困難なる情態にあるが、只一つ豫想されるのはドイツのカールシユミツト教授が云つた「大地域主義國際法」の原則にならつて世界は結局四大共榮圈に分れるのではないか、それと云ふ事である、卽ち南北兩米を一括する共榮圈、ドイツ、イタリーを指導者とするヨーロツパ共榮圈、ヨーロツパとアジアの北方一帶を含むソヴエト共榮圈、日本を中心とする大東亞共榮圈、弱小民族を搾取するために建設した英國の舊秩序が崩壞し、新しく四大共榮圈が確立され、各各其の所を得て有無相通じ共存共榮の新秩序が建設される事は誠に好ましい事である。吾人は其の實現を望んでやまないのである。 |
02 | 第一線將兵同樣に 戰時的氣持になれ 西部初度巡視を終へて本間軍司令官談 |
03 | 新竹の視察を終へ きのふ午後臺北歸着 |
04 | 臺灣獨自の立場で 皇民奉公運動に邁進 大政翼贊運動の方針、組織決定 |
05 | 圖像:失明軍人に戰陣訓 |
06 | 奉公班指導者講習會 |
07 | 愛婦會員の献金 |
08 | 勤勞報國強調週間 基隆郡で舊正に實施 |
09 | 海南島へ慰問團 近く臺北市から派遣 |
10 | 高千穗丸出帆 |
11 | 童心の赤誠 憲兵隊本部を感激させた お年玉の献金三題 |
12 | 中堅層再訓育に 農村道場を新設 臺北州全島に魁けふ |
13 | “議會は一年生でね” 昨日齋藤總務長官上京 |
14 | 小澤府衛生課長 新竹市內を視察 |
15 | 基隆署武道始 |
16 | 搖ぎなき防衛陣 對謀略防衛演習高潮 |
17 | 宜蘭署寒稽古に 農林校生等參加 |
18 | 圖像:歐米に親善人形 |
19 | 本島出身聲樂家 一擧に三名合格 至難の東堡入社試驗に |
20 | 真藤郡守視察 新設中の壯圍堤防 |
21 | 七日目勝負 |
22 | 宜蘭市民朗らか 木炭配給難完全に解消 |
23 | 臺北織物商業報國會 結成準備愈進捗 |
24 |