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臺灣新民報1940年12月

夕刊第1版
序號 標題
01 相互に獨立を尊重 日滿支共同宣言に調印
02 □同コムミユニケ
03 □華兩國共同コムミユニケ
04 □約正文、宣言を發表
05 高砂丸出帆
06 帝國政府公表
07 圖像:南京の大使官邸に落ちついた阿部大使と最近の汪主席
08 調印の世界史的意義
09 日支國交上劃期的意義
10 現地軍不動の決意
11 空、陸、鐵牛各部□ 協力して殲滅□
12 今日の天氣
13 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 皇□は 三日女高師へ行啟
02 圖像:前總督と前長官離臺
03 新體制即應 組合理事講習會
04 奉公日刷新と輿論 二千八百通の回答來る
05 防諜機構擴充強化打合
06 乳製品組合設置打合
07 圖像:全島青年學校大會
08 婦人報國に邁進 愛婦新竹州支部總會
09 若き希望に燃えて 青年學校大會開幕
10 奉公日に鍛へよ あすは絕好のハイキング日和 來たれ強步大會に參加せよ
11 新竹州特產 椪柑出廻る 風味もよく豐產
12 南署非常召集
13 旭劇場開館披露
14 南洋映畫協會 愈よ設立に決定
15 島都に結核療養所 腹案出來上り適地物色に奔走 委員會で實現に邁進
16 驛傳競走第四□
17 泰國招聘庭球 兩選手近く出發
18 光榮の表彰者
19 月に千頭□ 基隆の□
20 式典映畫上映 二日から基隆で
21 海上警報
22 人事消息報社消息
23 街で拾ふ
24 民報案內報社消息
25 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(26)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 ヂフテリヤの話 臺北市衛生課談
03 春生れた子は利口か
04 今日の婦人服試案(上) 脫ぎ着のしやすい洋服や 和服の長所を生かす改良着
05 長生榮養讀本(三) 肉の料理には野菜を添へて/井上兼雄
06 炒りもやし
07 就職の手引き(三) 轉業者への對策の數數 時代の要求は軍需工業と大陸進出 東京職業紹介所山田辨信氏談
08 圖像:阿部大使愛孃恒子さんのお目出度
09 混合食が經濟的 七分搗米と甘藷には大豆を 出鱈目な混合は避けること
10 洋服のお手入れ 永保ちさせるには 是非これだけを
11 縮んだ純□ シヤツ□
12 調味料變遷史 鹽と酢だけの 時代もあつた
13 毛布の使ひ方
14 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 子供の新體制を 日本全國の教室から
02 コクミンフクヲキタ オサルノロイドクン
03 圖像:進擊!
04 この頃の出來事
05 國は少さいが強い國民 日本が大好きなハンガリー人
06 童話 龜と兵隊さん(二)/三村淑郎
07 青年室 常熟攻略戰(六) 聖戰に從軍して(9)/山口誠
08 團體と個人(一) 青年としての要求自省/R生
09 読者作品集 あこがれの荒鷲/陳錦榮
10 國語力だめし(終)
11 隨想隨筆 秋/坂原新一
12 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 “新秩序建設に邁進” 帝國政府の聲明 日滿支の締盟成立頭條新聞

【東京三十日發同盟】帝國政府聲明左の如し

帝國政府聲明

帝國は曩に更生支那との關係を調整すべき根本方針を中外に宣明し支那に對し東亞新秩序建設の任務を分擔せんことを提唱せり爾來年を閱すること二年この間我提唱に共鳴せる人士に依り樹立せられたる新政府は皇軍武威の宣揚に伴ひ着々その步を固め來り今玆に日滿支三國間の關係を律すべき締盟の成立を見るに至れり抑々え本條約の意義たるや世界を舉げて新舊秩序交流する一大混亂期に方り真に人類相愛の胎動に立脚し天與の分を守り有無相通、共存共榮の世界新秩序建設の先驅たるを明らかにするものにして東亞民族の欽懷これに過ぐるものなからん、然りと云へども締盟の成立は事の初動に屬すその實効を收むるには今後に在り加之支那には今尚民族協和の胎動を覺らず抗戰を止めず民を驅りて新秩序建設の前途を擁塞するの走狗たらしむる勢力の残存するあり他方世界混亂の結果に依る列國の功利的策動又熾烈を加へ為に抗戰勢力をして益々その迷夢を深からしめつつあり東亞新秩序建設の前途尚事滋きを覺悟せざるべからずこれに處する各般の對策準備は一に我國民の聰明と努力とに存す由來光榮の存するところ責務これに伴ふ帝國はその責務の愈々重大なるに省み萬難を排して東亞新秩序建設の大業に邁進せざるべからず

02 大東亞共榮圈確立(阿部大使談話)
03 伏見總長宮殿下 祝電を發せらる
04 附屬議定書の全文
05 日華關係に新紀元 汪精衛氏、談話を發表
06 兩國全權の諒解事項
07 日蘭交涉帝國代表 芳澤氏を派遣に決定
08 楠木少將ら殉職 朝鮮黃海道北方山中に不時着
09 漢水の殲滅戰閉幕 敵第五戰區は再起不能
10 共同宣言の全文
11 真に適才適所
12 全戰線の敵を慴伏 敵は捕虜か匪化す
13 共同コンミユニケ
14 新三國關係の發足 藏滿洲國全權委員談
15 記者團と一問一答 須磨外務省情報部長
16 勅令公布
17 アルゼンチン 公使館を昇格 初代大使近く決定
18 緊急會議 重慶國防最高委員會
19 司法省保護局 局長以下人事發令
20 今日の天氣
21 辰馬汽船
22 大連汽船
23 日本郵船基隆出帆
24 大阪商船基隆出帆
25 東亞海運
26 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 防火デーと 資源愛護社說

今日は全國防火日である。現時局下に於ける國家資源の防空及防火思想の普及徹底を期し、消防施設の充實を圖るのがこの日の目的である。年に一回は循環して來る火災季節でもあるのでこの日全國一奪に諸種の防火防空に關する諸行事が實施されることになってゐる。本島では特に本年度の防火日を期し全島各州廳に於て州下各警察署市街庄消防組、防衞團、壯丁團學校等關係當事者との連絡協調を密にすることになってゐる。即ち令旨奉讀、國防及防火祈願祭を執行したり、消火又は避難演習をしたり、火防講話、防火座談會、防火映畵會、各戶の火元檢查、消火器、非常口等の一齊檢查をなす外、各新聞、ラヂオ、映畵館、交通機關、音樂隊ポスター、ビラ配布等に依る凡ゆる宣傳を試みて十分火に對する警戒心を喚起し、防空防火思想の普及徹底を計らうとするのである

昨十四年度中に於ける全島の火災件數は八○八件、その損害見積額は實に一、六四九、一一三圓に上ってゐる。之を更に逆上って統計を見るに十三年度は火災件數七一七件損害額一、二三七、六○○圓、十二年度は火災件數八一九件、損害額九七六一四九圓、十一年度は火災件數七二五件、損害額一、二八七、七○六圓の數字を示してゐる。又內務省調查による全國的火災統計を見るに十四年度の全國火災件數は一七、一四七件、其見積損害額九一、四五二、七八三圓、十三年度一七、三○八件損害額八一、六七○、五九三圓、十二年度は一七、八四六件、損害額四九、八四八、六六一圓、十一年度は一八、一二五件、損害額四七、三三七、五八六圓であった。全國的には火災件數こそは稍稍減じてゐるけれども被害は却て遞增してゐる。年約六千萬圓の大資源を烏有に歸してゐる勘定になってゐる

又本島の最近十箇年間に於ける發火件數は實に八、二三一件年平均八二三件で之を損害側より見れば年平均九九七、六五三圓の財貨が煙と化する理である一回の火災には三、○四一圓の損害勘定で全國的平均では四、八六八圓になってゐる。

今この火災を原因別に見れば全國的統計では弄火が第一位、取灰、煙突、焚火、カマドの順になってゐるが本島の統計では最近十箇年間何時も首位を占めるものは竈の不始末、次が弄火吹殻、煙突、蚊燻の順序を示してゐる。即ち火災の因をなすものは殆んど失火によるもので人為の放火は極く僅かである。最近八箇年間の平均火災件數八三○件中放火は二七件に過ぎない。十四年度火災件數八○八件中放火件數が三六件全體の四分四厘に相當し、九割五分六厘と云ふものは一寸した不注意不始末から發火したものであった。新體制下資源愛護の折柄、前記の如き莫大な國家的損害は誠に勿體ない限りである銃後國民としては防火日當日のみならず常に自分達の務として始終緊張を續けることが何より肝要である古來「水火無情」と云って一寸した不注意から自分の父母妻子は離散し、家財道具は忽ちにして煙と消え、灰と化するのみならず隣家にまで災禍を齎らせた例は枚擧に遑がない。斯るが故に家每に戶每に火災の因をなすものを除去し、若し不幸にして間違を生じた時は一刻も早く消防詰所又は警察當局に速報することが第一である。之と同時に現在各地に在る消防機關の充實強化並に消防組員及之が補助機關との連絡協調を繁密にして一旦緩急に處する訓練の徹底を期したいものである。

02 輝く新東亞の黎明 感激に震へる日支兩國代表 歷史的調印式の模樣
03 條約關係者素描(一)
04 日滿華に固い紐帶 感激の共同宣言調印式
05 圖像:青年學校大會に於ける國防競技
06 世紀の歡びに 南京は再び奉祝一色
07 第二日に金瓜石鑛山を視察 全島商議理事會閉幕
08 防火運動實施に當りて 臺北州保安課長談
09 年末に有終の美 基隆市で緊縮策を協議
10 時局認識の徹底へ 內閣情報局情報官數名を招き 全島各地で講演會開催
11 獨機リヴアプールを空襲 死傷者多數に上る
12 明日から豚肉が 市民のお臺所へ 當分は州內自給策で
13 解剖體祭を擧行 遺骸提供者の靈を弔慰
14 新埔へハイク 新竹商工水產課員
15 奉祝驛傳競走 第四日目の成績
16 巨額な保證□ に小商人□ 近く當局に陳情
17 CB團に凱歌 對鐵道第一回戰
18 懇談會を開催
19 人事消息報社消息
20 今日の映畫
21 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 電器供給規程改正 臺灣、合同兩區域は料金引下 愈愈本日より實施
02 本島郵便貯金 五千萬圓突破
03 日支經濟提携 一段と高揚 各部門の躍進顯著
04 臺電人事異動 新竹嘉義及廣東に 新たに支店を設置
05 本年二期米の管理 統制を一層強化 兩案、果して何れによるか
06 會社經理統制は何處へ(下) 揉めた役員賞與額 法の運用善處で鳧
07 臺灣製糖 米增產に協力
08 事變貯蓄債券及 報國債券を賣出 十日より全島各地で
09 苗栗郡 畑地改良組合 あす創立總會
10 藁工品檢查實施に付 臺北州當局談話を發表
11 東亞經濟懇談會第六日
12 照明燈
13 新體制に則應の為め 組合規約を改正 炭業組合臨時組合會
14 高雄埠頭では 肥料等の滯貨山積
15 島內現株仲值
16 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 百億貯蓄達成に 家庭防空群を動員 臺東愛國貯金組合を結成
02 嚴肅なる查閱 基隆郡瑞芳壯丁團に對し
03 神宮大麻頒布奉告祭
04 けふ防火デー 北斗郡の實施事項
05 高雄州產業組合 組合長會議協定事項等
06 防火祈願祭執行 苗栗郡で大に宣傳
07 能高郡小公學校校長打合會
08 中寮龍眼林道路 南投郡で開鑿を企畫
09 淡水壯丁團員が 特別講習會を開く
10 屏東 牛疫記念碑竣工 あす除幕式擧行
11 二三バス子供を轢死
12 ローカルセクション
13 社告/臺灣新民報社報社消息
14 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 火の用心手近から 一本のマツチ‧百萬圓烏有 けふ一齊に防火デー
02 大麻頒布始奉告祭(彰化)
03 牛嶋軍司令官 臺中視察‧けふ歸北
04 高雄皇軍慰問團 あす勇躍壯途につく
05 季節風を突拔け 兩軍の意氣愈揚る 臺中鄉軍演習終る
06 歐洲旅行は泥塗れ 最後の決戰は國民の士氣 (三)歐洲引揚同盟特派員座談會
07 協定金利の確保 高雄州各信組に通牒
08 臺中州乳製品配給組合創立
09 保甲協會發會式(花蓮港)
10 各議案を熱心討議 廿九日全島商工會議所理事會
11 けふから店開き 待望の高雄市營バス
12 耕種改善競作審查
13 高雄神社に創業奉告祭
14 慰問袋百七十個 前線に向け發送さる
15 浮ぶ千六百萬圓 臺南州の山地開發計畫
16 けふより販賣始る 彰化消費米販賣所
17 寄せる寒波に 本格的冬の訪れ
18 リズムの祭典(高雄)
19 防火板を輸出 高雄港から
20 タイプ講習會
21 彰化市豫算編成打合會
22 門松は打付式(嘉義) 一組一圓二十錢也
23 豚肉切符制度打合會(彰化)
24 彰化支局移轉/臺灣新民報社報社消息
25 彰化市のボヤ
26 人事往來
27 耕地防風林事務打合會
28 消息
29 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 学藝 フランスの告白(一) モロアの敗戰記を讀む/古谷綱武
02 珊瑚樹 空爆下の新體制 英國民の生活斷片
03 “綾波號”萬歲/秋子
04 ラヂオ
05 心聲漢詩

送別灌園親翁/植亭、步植亭親家送別原韻/灌園、謹次鶴亭先生原韻/雲鵬

06 新刊紹介
07 府‧州‧市公報輯錄
08 廣告
第10頁
日刊第1版
序號 標題
01 事變愈よ最後階段へ 戰時犧牲の甘受を要請 東條陸相全軍の總意を表明頭條新聞

【大阪一日發同盟】來阪中の東條陸相は三十日午後一時から新大阪ホテルに阪神官民有力者二十二名を招待種々懇談したが席上日華新條約締結後の支那事變と世界情勢等に關し大要左の如說く明

その所信を批瀝し全軍の總意を明確に表明したが陸相がその內に於いて特に政治經濟に關する國內問題を積極的に取上げ

一、政治體制の強化と國政の綜合的統一

一、計畫經濟の遂行と經濟體制の再編成

一、公益優先と私益容認との調和及び人心の動搖防止

一、舊體制固執と新秩序反抗者の反省要請

一、翼賛會に對する全面的支持

一、戰時犧牲の甘受要請

等を強調したことは頗る注目される

說明要旨

我國が現下曠古の國際情勢の大變に處して良く

回天の偉業を達成するの要決は一億の同胞が死奉公の崇高なる日本精神を基調とし「必ず為し遂げ得る」確固たる信念を把握して時局突破に勇往邁進するにあると考へる政府は組閣以來凡ゆる困難を排除し國防國家體制の完成に邁進してゐる次第であるが更に政治體制を強化し官民協力して皇運を扶翼すべく一億一心の新國民組織を整備し之に依り國民の綜合的統一を圖ると相俟ち經濟にあっても亦官民の真の協力に依り時宜に適する計畫經濟を遂行し以て新なる世界進展に即應するを期するは刻下の急務と云はなければならない尚又政府は今後譬へば時局下に於る適切明快なる志氣振作の策を講じ或は官民協力の下に真に能率を發揚し得る經濟體制を緊急の度を追ってこれを編成し或は又公益優先と私益容認との調和を圖り人心の動搖を防ぎ更に中小企業保持育成轉失業及び勞働對策等適切にして大眾生活の安定と生產力擴充に遺憾なきを期する等幾多の

緊急困難なる問題の處理を必要とすべく然もこれ等の處理は官民相寄り相圖り適切明快なる解決を圖るべきを確信するものである而して今日時勢の趨向と時局の要請とを無視し古き形態に執着し徒らに新秩序に抗するか如きものありとすればその反省を求むる要ありと思惟するものである真に官民一途一憶一心の國內體制こそ現下の最緊要事と云はなければならないこの意味に於いて大政翼賛會の今後の發展に關しては本職の重大關心を有するものであつてその健全なる進展には滿幅の支持を惜ざる心組みである固より今日の如き困難なる時局特に複雜なる國內情勢に於いては如何なる達識有能の士と雖も容易にその經綸に完璧を期するを得られないのは誠に已むを得ざるものがあらう故に國民は徒らに批判に走るを避け戰時下當然甘受すべき苦難を知って政府の施策に同情と協力とを寄せ政府施策をして誤りなからしむることが緊切のことである今や世界は舉げて戰爭の大鍋中にありと雖もこれ軈て世界新秩序の建設

恒久平和確立の為めの陣痛であって現代人類に課せられたる天命と云はねばならぬ而して支那事變は世界戰爭の一環に於いて處理すべき長期持久の性質を帶びその本質は武力戰より國家總力戰即ち國家の政治力の強靱如何にかかはる結局國民の意志の力以外には必勝の要訣はないとも云へるのである以上の樣な情況に於いて我國は真に完全なる有機的一體の活動を必要とし假令一部のものと雖も自己の都合の為めに國家の目的達成を阻止することの許されないのは當然であつて獨り日本ばかりではなく歐洲に於ける獨伊英國は固より其他世界各國の國民も亦舉げて悉くその試鍊に堪へあるの實情を想起しなくてはならない今こそ一億の同胞は悠久二千六百年の輝かしき歷史を回想し神州不滅の確固たる信念の下一意奉公の誠を致すべき時なるを痛感するものである事變は愈々最後の段階に入り有終の美を齎すべきその曙光は既に明かに認められつつあり切に各位の協力を切望する次第である(寫真は東條陸相)

02 日華新條約成立の反響 獨政界は重大關心 今後の發展を全面的に支持
03 經濟新體制確立問題 政府の原案一應成る
04 南支の民眾 信賴の念を深む
05 大綱內容
06 佛印、多大の好感
07 英は飽くまで 實際政策に立つ
08 滿華國交開始 南京に大使館、北京等に總領事館
09 新體制下の今議會 真の協贊體制確立に一步前進 政府も新決意で臨む
10 圖像:汪精衛氏國民政府主席に就任
11 米國の新聞故意に輕視
12 米は新政府不承認 ハル長官記者團に表明
13 東亞聯盟結成へ 張國務總理談
14 汪氏、慶祝宴を開催 意義深き交驩を遂ぐ
15 張總理の祝電 近衛首相、汪主席宛に
16 米、重慶政權に 追加借款を供與
17 滿洲國代表團 公式晚餐會を開く
18 バルカンに一嵐か 獨軍の陣容完備と共に
19 米の工作機械類の 輸出制限強化 森島參事官に對し バ次官再考を約す
20 後宮南支軍最高指揮官 佛印派遣部隊を初巡視
21 ブルガリア公使 蜂谷氏歸朝
22 羅國鐵衛團動員令を發す 全國の團員に
23 けふの天氣
24 大連汽船
25 日本郵船基隆出帆
26 大阪商船基隆出帆
27 東亞海運
28 辰馬汽船
29 廣告
第01頁
日刊第2版
序號 標題
01 溢るる感激抱いて 歡びの思出を語る 和やかな日滿支三國全權團
02 廈門神社鎮座祭 きのふ嚴かに執行
03 高松宮殿下 御菓子を御下賜 重なる光榮に園公家感激
04 空も興亞晴れだ 祈願參拜にハイクに市民の群 鍛ふ昨日の奉公日
05 森岡前長官から謝電
06 蓬萊丸代船扶桑丸入港報社消息
07 四百八十萬圓臺に 新竹州豫算大斧鉞
08 遭難軍用機 乘務員四名殉職
09 競ふ健脚部隊 七十一翁‧九つの孃ちやんも合格 島都の興亞鍛鍊會
10 暗を衝いて拂曉戰 續いて堂堂と分列行進 敢鬪に燃ゆる健兒の意氣
11 圖像:青年學校大會第二日
12 交通局總長に 副見喬雄氏 警務局長は荒木氏に內定
13 誓ふ鐵の決意! 嚴肅な大會閉會式
14 牛嶋軍司令官 けふ新竹を視察して歸北
15 羅東の奉公日
16 全市を防火一色に 街街に宣傳隊を繰り出す きのふの防火デー
17 鐵團の善戰及ばず CBに凱歌
18 北京にテロ發生 高月中佐が戰死、乘兼中佐負傷 北支軍當局斷乎措置を執る
19 驛傳競走第五日
20 石渡元藏相 臺灣視察に來臺
21 新竹の防火日
22 人事消息報社消息
23 訃文:林氏尾
24 廣告
第02頁
日刊第3版
序號 標題
01 心の油斷火事の元 きのふ一齊に防火宣傳
02 社會教化大會開催 七日臺中市公會堂で
03 神社へ拂曉參拜 海山郡役所奉公班
04 市バス乘車心得 高雄市交通課發表
05 神宮大麻頒布始奉告祭
06 高雄市の興亞奉公日
07 江口技師を招き 鳥山頭治水工事著手
08 彰化郡小公學校長會議
09 高雄魚市の擴張 けふ愈よ起工著手
10 “まづ和衷協力” 榮轉の鳥飼檢察官語る
11 嘉義農林查閱
12 花蓮港市議 選擧を顧みて
13 二百圓を献金 一錢献金が積り積つて
14 臺中市の米穀配給製油組合創立
15 力鬪また力鬪 臺中州廳內實踐班體育大會
16 精度檢查を採用 高雄の砂糖荷役合理化
17 木炭檢查開始 來る十日より
18 彰化市に火事 工場、事務所、電柱丸燒
19 直線道路の敷設 秀水庄民が當局に陳情
20 “北方飛行”出發延期
21 立上る女給軍(臺南) 明日の生活準備に大童
22 樹林青年道場 三十日、盛大な竣工式
23 小作改善打合會 廿九日彰化郡で開催
24 カラスミの走り 百匁一圓六十錢
25 桃園街協議會(二日)
26 彰化市學校事務打合會
27 纖維品販賣緩和の認定
28 耕地防風林の打合會二日に變更
29 潮陽縣視察團來高(四日)
30 東花蓮港小の 初運動會
31 豚泥坊捕はる(岡山)
32 人事‧往來報社消息
33 廣告
第03頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 府‧州‧市公報輯錄
03 廣告
第04頁
夕刊第1版
序號 標題
01 重慶側の誹謗を爆破 林宣傳部長論文で
02 新秩序建設に努力 禇國府外交部長談
03 新民全會華北全體協議會 九日から懷仁堂で開く
04 陸軍の定期大異動 臺灣軍司令官も更迭 後任は本間雅晴中將
05 伊太利は率先して 汪政權を承認せん
06 圖像:議會開設五十周年譽れの軍獨拜謁者
07 國府の陣容 一段と強化 還都後初の異動行はれん
08 向井代表歸朝
09 時局打開に邁進 政府閣議で申合す
10 箇舊製煉工場を爆擊
11 對重慶借款 米、再び發表
12 ハワイ、グワム等に 前進基地を建設 ス米作戰部長が力說
13 倫敦を又も集中爆擊
14 倫敦等を空襲 ドイツ軍司令部發表
15 農林漁業團體の統制 近く特別委員會で討論
16 主戰場は大西洋から 地中海方面に移行か
17 三百萬圓を計上 分村移民を實施
18 司法省官制改正に 伴ふ人事異動
19 今日の天氣
20 水滸傳(282)/黃得時;榎本真砂夫
21 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 主要食糧の自給強化 附帶決議附して答申
02 故園公國葬當日 官民合同遙弔式 五日新公園で執行
03 弔旗を揚ぐ 人事課長名で通牒
04 米穀共販組合 新竹市內の業者を一丸に 來年一月頃に設立
05 圖像:沁河を渡つて堂堂大進擊
06 臺北築港協會 會員募集に着手
07 增野少尉戰死 北高商出の孝行息子
08 條約成立の朗報に 在臺の華僑歡喜 阿部、汪兩代表に祝電
09 牛嶋軍司令官歸北
10 軍司令官、參謀長の面談時間 午後からに決定
11 百二十學級增 新竹州教育課の要求
12 石渡元大藏大臣 來る五日來台
13 日本の顏 神代三代を主題に 日向高千穗展 九日から公會堂で開催
14 締めよう財布の紐 ボーナス期を狙つて 警視廳、產業戰士へ呼びから
15 國語家庭認定願書は十日迄
16 後半の決戰へ 苦難のレースを展開 驛傳競走第六日
17 第六日の成績
18 經濟統制懇談會 九日から州で開催
19 待望の豚肉出廻る けふから一人五十錢
20 獎勵金出して 甘藷を大增產 新竹州の食糧確保
21 一圓以上買ふべからず 基隆の豚肉販賣規正
22 新春の興亞献立 國婦の料理講習會 けふから公會堂で開催
23 伸べよ溫い手 島都の同情週間 愈よ十日から開始
24 青年大會出場の 臺灣代表あす歸臺
25 豫防注射が第一 ヂフテリア激增の一途
26 年末の自肅協議 基隆市常會總會
27 第一光榮丸の 船員の屍體發見
28 定期航空
29 人事消息
30 街で拾ふ
31 今夜の放送
32 商況 二日前場
33 今晚の映畫
34 民報案內報社消息
35 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(27)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 火災季節近づく! 全國で年に一萬七千件 僅かの不注意で大損害 警視廳消防課長池田保吉氏談
03 家庭婦人の常識集
04 今日の婦人服裝試案【中】 氣樂に座れるスカート 下ばきで保溫も滿點です
05 長生榮養讀本(四) 味噌や豆腐は召上れ/井上兼雄
06 科學的教育は 先づ幼時から 何故?の間には叮寧に答へよ 東京文理大教育相談部平沼良氏談
07 圖像:濠洲戰時風景
08 不眠症の新療法
09 毛糸を染めるとき ムラ染を防止するには
10 此から苦勞す 手足の冷え症 貧血症の御婦人へ
11 新語を紹介
12 北支へも小為替が組める
13 于椎茸の味を 逃さぬ法
14 斑染を防ぐ法
15 油虫の退治法
16 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 初冬の湖北省に 壯烈な大殲滅戰
02 圖像:私も一緒に
03 夢からさめよと 蔣介石に最後の忠告
04 初冬の惡魔 ヂフテリヤ大流行
05 とんとんとんからり 隣組のおはなし
06 英國政府と爭ひなから 獨立めざず大印度 益益運動が活潑
07 二萬圓の珍しいあうむ
08 読者作品集 りこうなポチ/杜祖信
09 青年室 此一秒の步み
10 聖紀の秋今深く 島都に盛る感激 奉祝全島青年學校大會
11 靜岡縣の鷹岡小學校で 自家用發電所をつくる
12 新竹青年修練所修了式
13 近況報告 嘉義郡聯合青年團查閱
14 常熟攻略戰(七) 聖戰に從軍して(10)/山口誠
15 三峽男女青年團查閱
16 談話室
17 町外れ/柯旗化
18 しらさぎ/黃滿輝
19 私の學校/翁庭英
20 兵隊さんへ/蘇氏梅卿
21 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 海鷲又重慶を爆擊 空中地上共に敵を認めず頭條新聞

【○○基地二日發同盟】中支艦隊報道部發表

十二月一日日華國交調整の第一日我が海軍航空部隊は重慶を空爆せり、橫山太尉指揮の一隊○○機は久方振りに長驅重慶に進擊敵の必膽を寒からしめたり、空中地上共に敵を認めず

02 緒家集で敵を猛擊
03 貴院部の陣容發表 愈よ實際運動に發足
04 歸朝の各大公使 拜謁仰付けらる
05 定期敍勳の 御沙汰
06 蓮沼大將の親任式 本間軍司令官職記傳達さる
07 李王垠殿下御略歷
08 賀陽公恒憲王殿下 御略歷
09 選擧法改正に關し 翼贊會中央本部で
10 臺灣關係勅令公布
11 外務省第十一次 人事異動
12 官吏制度改革案 骨拔きとするが如き修正なく 年內に審議を終へん
13 圖像:日、滿、支三國條約調印式
14 四軍管區の 最高人事完了
15 泉二大審院長 停年に達す
16 農業經營の 適正規模を設定 明春全國的に調查
17 泰、佛印國境で空中戰 大會戰は必須ならん
18 野村、芳澤兩氏送別會 きのふ太平洋協會の主催で
19 蜂谷駐勃公使歸朝
20 臺灣關係 四大尉、少佐に進級
21 橫鎮參謀長 更迭
22 華北防共委員會を設置 王委員長、中央側と懇談せん
23 「空界の祖」問題で 米國と南米對立
24 サザンブトン 火の海と化す イングランド南岸
25 國民更生金庫 きのふ店開き 轉業者に低利で融資
26 豫算の中間報告 藏相きのふ首相訪問
27 總督府辭令
28 今日の天氣
29 大連汽船
30 日本郵船基隆出帆
31 大阪商船基隆出帆
32 東亞海運
33 辰馬汽船
34 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 日滿支の 締盟成立 大東亞新秩序建設に劃期的進展社說

大東亞新秩序建設の共同目的を具現し、永遠の善隣として政治、經濟、文化の各般に亘る提携合作を圖らんとする日支兩國間の基本關係に關する條約は去る三十日午前我が阿部全權大使と汪國民政府主席との間に調印を了し、次いで日滿支全權の間に日滿支三國共同宣言の歷史的調印を完了したことは、東亞の歷史に一新紀元を劃するものとして慶祝に堪えない。顧れば去る三月、和平救國、日支提携東亞新秩序建設の崇高な旗幟を揭げて、動亂の中に誕生した汪精衞氏を盟主とする南京政府は、善隣友好、共同防共、經濟提携を樞軸とする近衞三原則に則り頑迷不戻の重慶政權の暴壓に抗して爾來着着と東亞新秩序建設の大理想實現のために真摯なる努力を傾倒し來ったので、汪政權こそ我國とその理想を同じうする更生新支那の正統政府なりとして之が育成發展に積極的支援を與へた帝國は去る四月阿部大使を特派し日支兩國國交の調整に當らしめたのである。

爾來前後四箇月に亘る並並ならぬ苦心努力の結果遂に去る八月三十一日兩國の間に完全なる意見の一致を見、國交調整に關する基本條約案文の決定を見るに至ったのである。斯くて阿部大使は右案文を携行して一日歸國し、政府は直ちに之を興亞院會議並に閣議に附議した上、樞密院に御諮詢奏請の手續を執り樞密院では去る二十、二十一の兩日間に亘り特に全員出席の下に審查會を開いて慎重審查の後二十七日の本會議に於て滿場一致可決を見たので、政府は右案件の御下渡をうけて二十九日の定例閣議に附議正式に之を決定し、かくて國內手續の一切を完了して、遂に卅日國都南京に於ける阿部大使、汪主席間の正式調印となったのである。之と同時に道義に基く東亞新秩序建設の大理想を同じくする滿洲國政府と共に日滿支三國の共同宣言を正式に調印し、ここに日滿支三國間の友好關係が完全に確立されて東亞新秩序建設を目指す日滿支三國は新たな輝かしき出發をなすこととなったのである

日支基本關係に關する條約並に日滿支三國共同宣言の締盟は斯くの如くして東亞の歷史に輝かしき一頁を加へ、大東亞新秩序の建設に劃期的進展を齎らすこととなった。即ち帝國政府は條約の締結に依り汪政權を中華民國の中央政府として承認し、中華民國と滿洲國との關係は共同宣言に依って正式に確立し、相互承認が實現すると共に外交關係を開始することとなり、斯くして日滿支三國の善隣友好、共同防共、經濟提携の全き合作に依る東亞の安定は勿論、大東亞共榮圈の確立に絕大なる世界史的意義を有するものと云はねばならない。唯茲に注意すべきは、今次日滿支三國間の新關係は事變繼續中に確立せられたことで我我はその特異性を看過してはならない。即ち附屬議定書の大半は事變繼續を前提とするものであつて、約定の締結は事變處理に一段階を劃するものに過ぎないのである。從って我國は今後東亞新秩序建設に協力せざる重慶政權に對しては尚膺徵の戰闘を繼續し抗日勢力を潰滅して事變の最後的終結に努力すると共に抗日勢力を援助し大東亞共榮圈建設を妨害する英米陣營に對しては日滿支一體となって對抗すべき不動の決意を固めなければならない。茲に我我は更に真劍なる自覺を振起し使命の完遂に邁進出來るやう速かに高度國防國家體制を確立せねばならぬのである。

02 大政翼贊會{假稱}組織 具體的準備に着手 第一回準備事務打合會開く
03 奉公日の再出發 七日に變更市町村常會定例日に 原則は休日とせず
04 國葬陸海軍儀仗兵指揮官 きのふ官報で發表
05 長谷川總督の印象三/竹內生
06 東亞の盟主日本の 研究熱異常に旺盛 各國から約五百部集る 佳歲記念 國際懸賞論文
07 翼贊會の本部に 東京會館が愈よ更生
08 奉祝驛傳競走 第六日後半の成績
09 條約關係者素描(二)
10 交通局總長と 警務局長後任 けふ閣議で決定
11 珍味“乾燥バナナ” 本島人青年研究に成功
12 香取丸出帆
13 松宮大使離臺
14 教員檢定第一次試驗合格者 第二次來月中旬に
15 六日に實施具體要綱を協議 國貯報國強調運動
16 國民中にポント二萬圓寄附 中辻翁の美擧
17 新竹州乳製品配給組合創立總會
18 船火勢根絕へ 對策座談會開から
19 觀音山に登山 二中職員と家族
20 トラツク運賃 二割程度值上 新竹州で認可
21 下駄鼻緒製作講習會を開催
22 丹後丸無電
23 貿易振興の打合會
24 死體二箇發見 遭難の興榮丸乘組員
25 民族の祭典に試寫會
26 大和丸無電
27 人事消息報社消息
28 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 從業者の移動防止 施行規則を公布 來る五日より實施
02 從業者移動 防止令の解說/殖產局商工課
03 圓域よりの輸入は 全部東亞貿聯を經由 一日附告示で品目を指定
04 臺灣茶商公會で 販路擴張委員會 來る四日同事務所で
05 特別配當は禁止 產組金融統制強化 當局より方針指示
06 水稻增收競作會 柑橘品評會授賞式 卅日麻豆街公會堂で 曾文郡
07 信組の資金統制 每期運用計畫を樹立 市信組は商工組合にも開放
08 往復は船腹過剩 復航は多少窮屈 出荷數量調查の結果
09 五日の國葬日 島內銀行臨時休業
10 國民貯蓄強化 六日州會議室で打合會
11 食糧資源確保の為 國民食を制定 先日委員會で基本決定
12 日糖彰化工場壓搾開始
13 明糖の二工場壓搾開始
14 帝糖の兩工場壓搾開始
15 蘭陽肥料配合所 來月廿日頃竣工
16 照明燈
17 市價及商況 二日
18 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 隣組日記 芋ごぢ會議(王川一郎作)/菅井一郎外
03 お伽音樂 海の幸山の幸
04 聲帶模寫 動物達の一日/石川鳴朗
05 圖像:汪氏の主席就任を喜ぶ中國兒童
06 文部省製作映畫
07 東寶文化映畫シリーズ 小年飛行兵
08 映畫「土」 獨逸で公開
09 國姓爺合戰 映畫評
10 全映畫界の 新體制理念 事業許可で浸透
11 「娘時代」 東寶の異色作
12 生フイルム配給 非常時的方針をとる
13 新大陸ニユース 出揃ふ
14 大作「馬」
15 外畫統制
16 演劇法今議會に上程 文部省の成案決定
17 滿洲建國霸業の一つ 「北鐵接收」映畫化
18 一年間の事前檢閱脚本 總計五五本に達す
19 豔福‧隻脚舞踊家
20 映畫協會の 擴大強化
21 海外映畫だより
22 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 神社參拜の後 神苑等を清掃 南投郡の興亞奉公日
02 奉公班員等參集 ラヂオ體操を行ふ 竹東街の奉公日
03 岩本、御手洗兩君 晴の入譽
04 猴硐公落成式
05 潮州奉祝學藝會 好成績で終幕
06 國語競辯會 昨日桃園で開催
07 能高方委總會
08 臺南州 馬事競技會 及干草品評會 三、四日新化で
09 防火祈願祭執行 霧峰庄の防火デー
10 竹東街に於ける 防火デー行事
11 神宮大麻頒布式
12 南投芳美公で 話方科研究會
13 防火日に於ける 東港郡の行事
14 三重埔の防火宣傳日
15 新化郡官舍空地 蔬菜栽培に着手
16 聖紀奉讚 全國書畫展 廿八、九日豐原で
17 共振會を設け 部落を大改善 平溪庄の計畫進捗
18 一日の防火デー 梧棲街の行事
19 竹東新聞俱樂部 雄雄しく誕生
20 國姓奉公班發會式
21 中壢郡獸肉組合總會を開く
22 ローカルセクション
23 集集街奉公班打合會
24 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 府‧州‧市公報輯錄
02 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 師走だ、賞與だ、貯蓄だ 十日から貯蓄強調週間
02 廿餘學級を增加 花蓮港‧八○%入學を期し
03 南支慰問團出發 きのふ高雄から
04 花蓮港臨時市會を招集
05 臺中市大麻奉告祭
06 南洋の民族(一) 男女十六歲から染齒 珍奇な風習をもつ安南人 南方講座/宮內悅藏
07 陸軍病院を慰問
08 彰化市の防火デー
09 義教實施に伴ふ 財政調查打合會 十二日高雄州會議室で
10 保甲修練所 生一行來彰
11 戰線へ“心の彈丸” 高雄圖書館で慰問雜誌募集
12 臺中州話方研究會(三日)
13 議會開設五十周年 歷史に生きる五人男
14 空の女鳥人凱旋 西尾孃白鷺號で故鄉へ
15 牛疫撲滅記念碑除幕式
16 臺南も打付松 一組二圓以內に限定
17 給油して再び南下
18 四割五分改姓 嘉義郡下の高砂族
19 宜蘭信組職員新高登山
20 臺南州木炭生產組合 きのふ創立總會擧行
21 鮮魚輸移出組合 きのふ高雄で創立總會
22 警察後援會設立打合會
23 高雄自動車總會
24 一萬餘圓の詐欺 土地登記謄本を偽造
25 原因は殘灰 彰化市の火事
26 臺中新民公會長詐欺で御用
27 嘉義競馬 (第五日目)
28 人事往來報社消息
29 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 学藝 フランスの告白(二) モロアの敗戰記を讀む/古谷綱武
02 圖像:淺間山(奉祝展作品)/田中清汾
03 隨筆 わが盜難記(二)/三雲祥之助
04 溫い血の通ひ/瞳兒
05 婦人と讀書/河崎ナツ
06 珊瑚樹 文化政策と文章 真劍に考へて貧ふ
07 圖像:若人(奉祝展作品)/黃清呈
08 小春日和/秋子
09 心聲漢詩

皇紀二千六百年盛典/倪希昶、皇紀二千六百年盛典/顏笏山、皇紀二千六百年盛典/吳永富、皇紀二千六百年盛典/李德音、皇紀二千六百年盛典/周醒鶴、皇紀二千六百年盛典/黃福林、寫懷謹次笑儂兄原韻/雲鵬、遣懷謹次梅樵先生原韻/雲鵬、遣懷謹次梅樵先生原韻/雲鵬、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/莊幼岳、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/黃景南、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/潛廬主人、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/張雨邨、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/莊銘瑄、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/林述三、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/李世昌、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/杜世平、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/坦齋室主、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/童梅徑、心社 潛廬雅集「馬嵬坡」/逸園老人

10 關子嶺溫泉鄉(下)/孔雀椰子
11 帽子は 無用の長物
12 戰線土產話
13 廣告報社消息
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 錫精煉工場灰燼(雲南省箇舊) 我が海鷲甚大な戰果を收む
02 獨政府は遠からず 南京政府承認せん
03 英の極東政策 今や致命的打擊 獨紙、新政府の前途に期待
04 奉、イランとの 修好條約 樞府本會議に上程
05 重光大使 英外相を訪問
06 週間評論 スポーツと國防力/伊藤正德
07 徹宵各省と折衝 豫算の復活要求熾烈
08 けふの經濟閣僚會議取止め
09 日、米友好繼續せよ キ元駐日大使力說
10 名目借款に終らん 米國の一億弗援蔣 恐らく履行不可能
11 天羽大使出發 ベルリンで堀切 新大使と引繼ぎ
12 重慶政權 重大危局に直面 抗戰陣營強化に狂奔
13 蔣、黨政軍首腦會議を招集 改組問題討議か
14 援蔣新借款案 通貨委員會を通過
15 岡海軍少將 總力戰研究所へ
16 坂本公使略歷
17 ユ國外相マ氏 ヒ總統と會見 今後の動向注目さる
18 圖像:蘭印新使節芳澤氏
19 佛印軍、バ島を占領 泰、佛印全國境縣は閉鎖さる
20 佛印經濟使節團 渡日の途に就く 十五日神戶着の豫定
21 米、特殊兵團を編制 艦隊主力の一部として
22 定例閣議
23 賞勳局總裁更迭 後任に瀨古氏を起用
24 明日の天氣
25 希軍退却 大損害受けて
26 水滸傳(283)/黃得時;榎本真砂夫
27 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 皇后陛下 けふ女高師に行啟 授業の實況を御巡覽
02 牛嶋前臺灣軍司令官 部內の告別式に臨む
03 八日離臺に決定 夫人同件、高千穗丸で
04 八日迄の行動 各軍關係等を訪問
05 新竹公園齋場で遙弔式擧行 園公國葬當日に
06 正しい國語を確立 懸案の國語課愈誕生
07 “農民魂”の昂揚へ 明春東京で村芝居コンクール
08 基隆郡防諜聯盟の改組 四日結成式擧行
09 天然瓦斯研究所 愈よ獨立さる 初代所長小川博士就任か
10 圖像:名譽の戰傷死を遂げた基隆市出身增野少尉
11 最善を盡したい 副見新交通局總長談
12 副見總長略歷
13 荒木警務局長略歷
14 國民食一日標準量 きのふ最後的檢討
15 日本精神を教育
16 驛傳競爭第七日 第三區で鮮台軍首位に
17 溫泉の自肅強化 藝妓酌婦の出入禁止
18 頭髮の自肅型は 先づ業者から 十數名槍玉に擧げらる
19 “贈答品を止めよう” 抑制に學童をも動員
20 河合校校舍愈よ建築に着手 あす起工式擧行
21 一萬五千圓騙取 惡金融仲介人遂に御用
22 新竹署保正會議
23 基隆商議所 あす役員會開催
24 龍田山丸{三井物產}遂に沈沒 乘組員全部救助さる
25 定期航空
26 擬聲音實演 六日基隆市で
27 筥崎丸けふ橫濱に入港
28 鄭巡查が改姓名
29 人事消息
30 街で拾ふ
31 今夜の放送
32 商況 三日前場
33 今晚の映畫
34 民報案內報社消息
35 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(28)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 電燈の使用新得十ケ條 笠の塵は電力の損 障子張りかへると明るくなる/沼畑金四郎
03 家庭婦人の常識集
04 今日の婦人服裝試案(下) ケープにもなるスカート/菅谷喜代子
05 雜巾のしぼり水
06 長生榮養讀本(五) カロリー說は古い/井上兼雄
07 牡蠣の洗ひ方
08 圖像:大陸開拓士の集團結婚
09 薪の合理的な使ひ方 よく乾いたものが經濟 竈の研究も大切です/沼畑金四郎
10 火鉢の火を 長保ちさせる 灰の選び方と手入れ
11 婦人の產業戰線進出と 人口增加政策の遂行 この矛盾解決は婦人の自覺で 人口問題研究所館稔氏談
12 古靴子下で羽織下
13 鱈の田布
14 入浴の心得 健康な赤子は一日一回 安睡の秘訣です
15 新案衣服掛 齒プラシを利用
16 空氣を著る
17 鰹節の代用品
18 電力經濟に 電球を掃除
19 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 佳き年の秋結ばれた 日支間のお約束 新東亞建設の固い誓ひに 兩國全權が調印
02 帝國政府の公表 日本、滿洲は南京政府を承認 南京政府は滿洲國を承認する
03 圖像:心よい秋の日ざし
04 帝國政府公表
05 麒麟兒命名騷ぎ 東京上野の動物園で募集
06 日支條約全文
07 輝く足跡を殘して 前總督、長官離臺
08 ヒトリデビヤウヰンヘイキ テアテヲウケタ リコウナイ□
09 青年室 無用の長物か
10 めぐりあひ/R生
11 團體と個人(二) 青年としての要求反省
12 童話 龜と兵隊さん(三)/三村淑郎
13 常熟攻略戰(八) 聖戰に從軍して(11)/山口誠
14 朝の詩/坂原新一
15 釣竿で人命救助
16 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 貿易振興の應急對策 きのふの閣議で決定頭條新聞

【東京三日發同盟】戰時貿易政策の強化に關しては豫て企畫院を中心に商工省との間に於いて銳意研究中の所その成案を得たので星野企畫院總裁は三日の定例閣議に左の如き貿易振興應急對策に關する大綱を提出詳細說明し原案通りこれを決定した

第一方針、現下の情勢に處し重要物資の輸入を確保すると共にこれに對應して對外輸出伸張を圖らんが為め取敢へず左記要綱に依る措置を講じ以て貿易の積極的振興を圖らんとす

第二要領

一、輸出補償の制度を改め政府補償の限度を引上ぐると共にその適用範圍を擴大す

二、損害保險國營、再保險制度を改めその適用範圍に擴大す

三、為替管理制度の運用を改めこれを緩和し輸出の促進に資す

02 輸出補償の引上と 為替管理を緩和 輸出入の增強充實を圖る
03 圖像:日滿華三國條約調印の共同宣言書
04 次官會議で決定の 各省の豫算重要項目
05 考城西南方の大戰果
06 九江下流(彭澤附近)の敵に 攻擊の火蓋を切る
07 中農協議會長 酒井伯を推す
08 飯田陸軍少將戰病死
09 米の對日禁輸 更に範圍を擴大か
10 經濟新體制案 常任總務會で討議
11 翼贊連動協力の 實踐家を養成 短期訓練講習會を開催
12 桑園の國家管理を斷行
13 圖像:臧式毅滿洲國全權、阿部大使訪問
14 內閣官制の改正 近く公布せん
15 伊藤總裁の親任式 五日に行はれん
16 泰、佛印の衝突 タイ國側の發表
17 ハル長官と記者團の問答
18 蔣又も哀訴 記者團の質問に答ふ
19 駐泰佛公使 事件解決に奔走
20 支那事變公債 五億圓を發行 十三日から賣出す
21 間接經營の各種事業 親會社から分離獨立 三井財閥の新體制即應方針
22 鐵、石炭の必要量 相互に融通供給 業者が提携邁進を申合
23 事變以來郵便局の賣出總額 十四億五千萬圓
24 支那派遣軍の 報道部長更迭 後任は今井大佐
25 臧全權歸國の途に就く
26 英西金融協定
27 外務異動發令
28 總督府辭令
29 海上警報
30 今日の天氣
31 大連汽船
32 日本郵船基隆出帆
33 大阪商船基隆出帆
34 東亞海運
35 辰馬汽船
36 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 砂糖價格も改訂すべし社說

現在砂糖の元賣價格は消費稅を除外すれば百斤に付分蜜糖十二圓三十錢、上白十二圓九十錢、赤糖二號十一圓、同一號十一圓七十錢であるが、新式製糖會社では耕地白糖以外は主として上白を製造し、舊式糖廍は多くは赤糖二號を製造してゐる狀態である。而して其の生產費は昭和十五、六年期の如く暴風雨の被害甚だしき結果、分蜜糖では百斤十二圓、赤糖は平均十二圓五十錢に上るであらうと見られてゐるので、新式製糖會社は一擔僅かに九十錢、舊式糖廍では却って一圓乃至一圓五十錢の赤字となるであらう事は明かである。即ち生產費から採算して現在の砂糖公定價格では優良新式大會社以外は凡て經營難に陷っためである。

現在の糖價は單に生產費から見て割安であるのみならず、一般物質から見ても極めて割安な位置にある。試みに臺銀調查の臺北卸賣物價指數に依れば昭和十二年六月の支那事變前を一○○とすれば本年八月末の平均指數は一三五となる。然るに砂糖の指數は僅か一一三しかないから如何に割安であるかが解る。かくの如く現在の糖價は生產費から見ても、又は一般物價から見ても當然値上げしなければならないが、問題は政府の低物價政策と相反する事と、國民生活に脅威を與へる事である。然し低物價政策と矛盾する事よりも、寧ろ糖價の引上げは果して國民生活に脅威を與へるか何うかがより多く考慮を拂はなければならない。だが現在の砂糖配給數量は一人月○、六斤しかなく一家族五人として一個月三斤に當るのであるから、假に百斤に付一圓といふ大幅の値上げをしても一個月僅か三錢、一個年三十六錢しか其の負擔が加はってゐない。勿論家庭用以外の工業用品も糖價の値上げによって國民の負擔がそれ丈加重される事となるが、之を金額にすれば殆ど問題にならぬ程の少額である事は否まれない。

既に糖價の値上げは國民生活に影響薄だとすれば政府としては島內糖業の健全な發達を促がすためには此の際適正に改訂すべき事を強調せざるを得ない。論者は或は砂糖生產費の向上は天候不良による減收に基いてゐるから一時的原因だと言ふかも知れない。然しながら現在の甘蔗買收價格は米價に比べて尚著しく割安になってゐるから、今後米價との調整上更に値上げすべきは必至の勢にある。即ち去る十一月廿九日の第五囘米管委託會に於て北部蓬萊三等米の買收價格を一袋更に四十八錢引上げて十三圓五十鈴錢〔袋なし〕となったから、米管當時の昨年二期米の買收價格一袋十圓十七錢〔貸付十圓八十錢袋代平均六十三錢を差引く〕に比すれば一袋三圓十七錢、一石實に七圓九十錢以上の値上げを為したのであるから、現在の甘蔗買收價格も之に應じて引上げしなければならず、從って假令今後の天候が順調であっても砂糖の生產費は原料價格關係で低下する見込はないからである。

唯此處で一言すべきは同じ値上げを為さんとしても赤糖の製造業者は分密糖に比し採算上不利であるために一律に値上げすべきでなく、そこに或る差等を附けなければならないであらう。尚臺糖、明糖、日糖の如く現在一割二分の高率配當を為してゐるから、糖價値上げの代りに現在の配當を一割に引下げ以て其の餘力を島內の國策事業に投資したり、或は南進政策の先端として一役を買はなければならない事を提唱したい。勿論上記三社の高率配當は現在の糖業が有利であるためでなく、過去長年間に亘る內部蓄積の賜物であるが、現下の如き社會情勢では獨り株主に高率配當を貪ぼらせる譯には行かないから、糖價値上げに依るユトリを國家的目的に從って其の資本を活用すべきは言を俟たない。此の見地よりして吾人は督府に於ても適正糖價決定に關し最善の努力を惜まざらんことを要望せざるを得ない。

02 一億國民哀悼裡に あす故園公の國葬 けふ光榮輝く賜誄の儀
03 正寢十日祭の儀 名士多數が弔問
04 島都で遙弔式擧行 午前八時半から新公園で
05 基隆の遙弔式
06 文教の使命重大 內臺一體化に邁進 梁井新文教局長着任
07 牛嶋前軍司令官 官民合同送別茶話會 六日午後市公會堂で
08 臺北經濟相談所の新記錄
09 新竹州鄉軍連合演習 いよく六日から實施
10 奉祝學校職員大會 十四日から新竹一公で
11 上層部と殷賑產業に 貯蓄獎勵猛運動 百廿億貯蓄達成に
12 光榮に只感激 臺灣茶御嘉納の光榮に浴して 陳茶商公會長謹話
13 運動に趣味 荒木新警務局長談
14 工業化學會總會 七日教育會館で
15 日滿首都を直線で 初の試驗飛行を實施
16 學生軍雪辱成る 對社會人卓球大會
17 光榮と感激に滿ちて 譽れの臺灣青年團代表歸る
18 滿航機羽田着 日本海を一氣に翔破して
19 北高商綠水會 商業夜學開催
20 北二師校友會の奉祝音樂會 七日醫學部講堂で
21 嚴肅な解團式 多喜團長から激勵の挨拶
22 驛前バス停留場 ホテル側に引越 いよくけふから
23 十五日から防範週間 現金は貯金に、戶締りは嚴重に 南北兩署の警戒陣
24 驛傳競走 第七日の成績
25 南方事情講演會
26 半島人專用の 國語讀本出版
27 基隆で咯痰檢查
28 小賣人飲食物原料配給組合組織
29 淡水史蹟巡り 家族ハイキング
30 主婦の友社長 石川氏献金 更に陸軍へ十五萬圓
31 定期航空
32 人事消息報社消息
33 訃文:陳周氏罔
34 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 賞與金の高率貯蓄 國債及債券を支給 督府より地方長官へ通牒
02 特產物の出廻りで 大連航路船腹不足
03 臺東廳農產物檢查規則 廿三日廳令を以て公布
04 家庭燃料の轉換へ 薪炭本位より石炭系燃料活用 物價協力會議で決議
05 島產サイダー 移入杜絕で好況
06 青物及椪柑類 大連で意外な暴落
07 貿易統制不備 猪谷大商理事指摘
08 新米袋價格 近く值上げか
09 管理米買入數 七百五十九萬袋 先月卅日現在累計
10 貯蓄報國強調期間の 實行要綱を發表 來る十日より十日間に
11 安座上真氏 本社常務に榮轉
12 共精共販懇談會 三日公會堂で開催
13 自家消費米以外は 自由販賣を許可さず 管理米の統制更に強化
14 滿洲生必會社 旗魚を直接取引 東部水產と契約成立
15 スフ技術を公開 日東紡近く率先實施
16 週間經濟展望
17 守谷商會支店人事異動
18 照明燈
19 市價及商況 三日
20 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 神社地均の奉仕 總親和の情景を展開 竹東奉公班成績向上
02 時艱克服青年大會 奉公班旨趣講演會 竹東郡
03 潮州郡優良部落 第一次審查を開始
04 大に防火思想を宣傳 淡水街の防火日行事
05 新埔庄の防火デー
06 諸種標語を貼出 集集街防火デー
07 有村氏入營美談 壯丁團員の献身的奉仕
08 新坡保甲會議
09 新港郡下壯丁團 七日陸上競技大會
10 楊梅愛國婦人分區結成式
11 自轉車隊で宣傳 羅東郡の防火デー
12 竹東郡青年團查閱日割決定
13 學甲庄聯青查閱 若人の意氣天に沖す
14 無駄を節約して献金 二林の保甲役員
15 竹東消防組員壯丁團員を訓練
16 社告/臺灣新民報社報社消息
17 三峽街協議會 けふ開く
18 北斗公運動會 七日に開く
19 巡回防空實演講習會霧峰で
20 北門郡米穀組合總代改選さる
21 全島國演會澎湖選手決定
22 竹山信組部落委員會
23 奉祝大運動會 一日埔里高小で
24 大溪街の奉公日
25 ローカルセクション報社消息
26 新埔庄奉公班 第一回常會
27 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 大漁豐漁を目ざし 漁場調查費を計上 花蓮港廳水產業增產に本腰
02 白衣の諸勇士 三日輝く武勳の歸還
03 聖紀奉祝體鍊會(屏東高女)
04 御真影御傳達の御儀
05 南洋の民族(二) 男も女も“斷髮姿” 殘虐!長子殺害のモン族 南方講座/宮內悅藏
06 屏東市の空調 十日より一晝夜に實施
07 屏東牛疫撲滅紀念碑碑文
08 改姓名奉告祭
09 若人意氣軒昂 嘉義郡青年團查閱
10 高雄を視察 潮陽縣視察團
11 小公學校長會議 二日彰化市で開催
12 體協相撲部へ輿入
13 金利引下を斷行 高雄州下の產業組合
14 圖像:日本青年團西部運動員大會
15 屏東奉祝庭球大會
16 貯蓄獎勵打合會
17 席書席畫展覽會 十五日臺南南門小で
18 喜捨を待つ同情袋 臺中市一萬箇を配布
19 海陸輸送協議會 高雄で近く組織結成
20 屏東郡道路品評會の表彰式
21 “朗かに暮した” 榮轉の江崎署長語る
22 屏東市職員汗の奉仕
23 年末贈答土產豐富
24 臺中州奢侈品查定會
25 耕地防風林事務打合(彰化郡)
26 高雄州產業組合長會議
27 坊主刈施行の悲劇(溪湖庄)
28 新糖が到着 廿八日高雄に
29 煙草の吸殼が原因 花蓮港の火事
30 臺灣鐵工所總會
31 カマス藁火事 八十萬斤燒かる
32 人事‧往來報社消息
33 消息
34 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 学藝 フランスの告白(三) モロアの敗戰記を讀む/古谷綱武
02 隨筆 わが盜難記(下)/三雲祥之助
03 珊瑚樹 轉換期の覺悟 「新潮」十二月號
04 ラヂオ
05 府‧州‧市公報輯錄
06 廣告
第10頁
夕刊第1版
序號 標題
01 鐵鋼の自給確立に 最重大點を置く 物動計畫來週閣議で決定
02 平沼男が入閣 無任所相として
03 親任式は六日御擧行
04 最近の經濟諸相/太田正孝
05 內務省側の妥協案 選擧制度改正問題
06 經濟新體制案要綱 六日の閣議に附議
07 圖像:臧滿洲國全權一行中山陵參拜
08 ル米大統領 カリブ海周航へ
09 貿易振興應急對策 商工省實行に着手
10 新舊總督事務引繼 けふ東京出張所で
11 羅國も滿洲國を承認
12 勅令公布
13 今井報道部長は 真實の人だ 鈴木中佐その橫顏を語る
14 重大會議を前に 重慶の物情騷然
15 阿部大使近く歸國 後任者にバトンを渡さん
16 泰、佛印の紛爭 ヴイシー當局發表
17 明日の天氣
18 水滸傳(284)/黃得時;榎本真砂夫
19 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 勅使御使を御差遣 誄を宣讀せしめられ 神饌‧榊等を供せしめらる
02 嚴かな賜誄の儀
03 前線のお正月に 雜誌を送りませう
04 御真影奉戴式 府貴賓室で擧行
05 退官した兩局長の感想 臺灣工業化のため 交通作用は甚大 泊前交通局總長談
06 各戶弔旗を揭げ 哀悼の意を表す 島都遙弔式次第決定
07 映畫館料理屋 休業して哀悼
08 教護委員打合 十四日開催
09 奉拜の光榮に浴す 大神靜江さんの感激
10 新體制下の新年 どうして迎へる?
11 銃後治安を確保 二見前警務局長感想談
12 共同精米共同販賣 臺北米商組合で委員を擧げ いよく設立に邁進
13 齋藤總務長官 着任行事日程
14 改姓の促進運動 精動新竹州支部長から 各支會長に通達
15 圖像:情報官一行來臺
16 經濟新體制講演會 六日興亞會館で開く
17 梁井新文教局長 初登廳、職員に訓示
18 文字通り鰻上り 鰻で六萬圓ぼつた業者 夫夫摘發して處分
19 米穀增產協議
20 ハイカー安息所 山小屋建設 國立公園草山附近に
21 丹後丸入港
22 基隆商議役員會
23 人事‧消息
24 街で拾ふ
25 今夜の放送
26 商況 四日前場
27 今晚の映畫
28 民報案內報社消息
29 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(29)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 家具は何處へ行く 公定價格が近く決定するが 問題は規格の標準
03 防寒着に真綿の利用を 毛糸のやうにも使へます/柴田竹子
04 戰地に多い ビタミンCの缺乏 豆もやしを食べませう
05 “ガーゼ”は 何度も使へる
06 長生榮養讀本(六) アルコールと砂糖は 長壽を顧ふなら近寄るな
07 圖像:北氷洋の海の幸市民へ初見參
08 却つて小皺を作る 下手なマツサージ 直に化粧してはいけません
09 危い夜の一人步き 度胸一つで厄をのがれる法 あわてるとつけ入られます
10 ワセリンの利用法 火傷や荒れ止めによく 皮革の手入れもこれで
11 圖像:耐久力滿點の新纖維 檜皮座布團 大眾向工藝競技展より
12 よせ豆腐
13 バケツの錆
14 野菜椀
15 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 便衣の怪支那人が突如! わが將校を狙擊 高月中佐戰死乘兼中佐負傷 我當局活躍開始
02 圖像:殘敵殲滅戰
03 廈門神社鎮座祭 去る一日おごそかに
04 わが國に反對する 米國の臍曲り聲明 あくまで新政府を承認しない
05 理科ニユース 大戰と昆虫 爆彈に昆虫が用ひられてゐる近代戰のはなし
06 蔣介石に軍資金を 先づ第一回分五千萬ドル
07 圖像:喜びの汪精衛先生
08 さあ仲良く進まう 滿洲‧支那國交開始
09 五ツの學者
10 働くことは お金より大切 此頃のフランスの子供たち
11 土鼠式戰車
12 青年室 脚下照顧
13 圖像:女子青年と防空
14 編輯室帖
15 一特志家の手によつて 樹林青年道場竣工
16 再起躍進を圖る 臺灣佛化青年會 島都に於ける特殊な存在
17 これも世界一
18 隨想隨筆 若い女性の立場/陳氏珠玉
19 娛樂室 奇奇怪怪謎の遺書
20 談話室
21 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 無任所大臣の設置 政局安定に向つて大前進 劃期的重大意義を持つ頭條新聞

【東京四日發同盟】今回の單行勅令に依る無任所大臣の設置と今後員數を限って無任所相を設置するに至つたことは單に近衞內閣強化策たるに止まらず真に劃期的な重大意義があらう即ちわが國を圍繞する現下內外の重大時局は刻々に展開し假令近衞首相が壓倒的な國民の人氣の上に立ち且つ透徹せる政治的手腕を有するとは云へ內外情勢の變化に應じて必要により閣員の入れ替へをも斷行し或ひは何等かの方法による內閣強化策は豫てより豫想されてゐた所で今回の事は近衞內閣強化の第一段階と云ふべきであらうがこれを勅令によって斷行したことは今後の內閣強化策を法制化したもので近衞內閣はかくて今後必要に應じて脫皮作用或ひは無任所相設置により近衞首相を中心として安定強化の方策が採られるべきことを示唆してゐる今回の平沼男の入閣によって同男の持つ日本主義團體方面の背景が近衞內閣の上に加へられたものと見られ統制經濟の強化に對する財界方面よりする不滿にしてる非常な押へとなり內閣強化に成功せるものと云ふべくかくて來るべき議會突破の體制は成り玆に近衞內閣は政局安定に向って大なる前通を示したものと云へるであらう。

02 單行勅令案を制定 近衛首相、政府の決意を表明
03 任用の範圍を擴大
04 右翼の支持を確保 平沼無任所相誕生で
05 臨時中央協力會議 審議の方針など決定
06 大政翼贊會に 副總裁制を設置 平沼無任所相を充てん
07 上程三件を可決 樞密院定例本會議
08 要綱草案を檢討 事務局案を決定
09 激戰の後敵を殲滅 彭澤東南の郭可鎮で 江南戰線
10 陸鷲、韶關を猛襲擊 校車場に集中彈、潰滅せしむ
11 共匪の集結を粉碎
12 實踐要綱を 會議前に提示
13 滿洲國を正式承認 ルーマニア政府が 滿國政府發表
14 衷心より慶賀 須磨情報部長談
15 指導者短期訓練 開講式を擧行
16 羅國が十一番目
17 北京治安維持を強化 北支派遣軍布告を發す
18 越界路警察權 滿く解決の曙光見ゆ
19 木材の綜合的 需給計畫 日本木材會社設立
20 七日に臨時閣議 當面の重要問題を協議
21 圖像:爆擊の作戰を練る我陸鷲部隊の勇士
22 成文化を急ぐ 選擧法改正政府原案につき 翰長らが會合協議
23 經濟新體制確立に 民間側の參加を求む 財界各方面の首腦參集協議
24 ブラジル全國に 反英氣分が橫溢 英艦、伯國船を不法臨檢
25 洪國の外相 近くユ國訪問
26 米、英に商船讓渡 海上輸送を確保さすか
27 商工統計の 連絡を緊密に 內外地を通じて
28 ペタン佛主席 近くヴエルサイユに移轉
29 大日本製糖重役會
30 總督府辭令
31 今日の天氣
32 大連汽船
33 日本郵船基隆出帆
34 大阪商船基隆出帆
35 東亞海運
36 辰馬汽船
37 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 來るべき近代戰に備へよ 高度國防國家建設が緊急事社說

ル氏の大統領三選に依り米國の對極東策が益益積極化して來たことは豫想の通りで、對蔣援助、對日經濟壓迫の強化、軍備の大擴張、而して太平、大西兩洋同時作戰準備の急速整備に拍車をかけつつあることは周知の通りである。殊に我が東亞共榮圈の確立即ち我國の南進政策を牽制すべく、凡ゆる手段を講じつつあることは蔽ふべからざる事實であるが、ソ聯抱き込みに失敗した為か、それとも新國民政府との間に締結した日支新條約に對する露骨な態度を示したのであらう、米國政府はハル長官が語った如く「支那が遂行しつつある事業を助ける為に」蔣政權に對して更に一億弗の新借款を供與すると共に、一方航空國ガソリン並に亞鉛の對日輸出制限強化を考慮中であると傳へられ、その對日敵性を益益露骨に表はして來たのみならず、海空軍を大擴張し、又太平洋に於ける前進基地の獲得乃至整備に汲汲とし、我國に對して益益高壓的態度に出でつつあることは看過することが出來ないのである。

米加協同防衞は勿論であるが米洲近海の海空軍基地の獲得、中南米の抱き込み、米濠新親善協定、新嘉坡協同使用問題等等はみなこれ大平、大西兩洋作戰の進備工作であることは云ふまでもないが、米海軍は最惡の場合は敗殘の英國艦隊を率ゐて、東西兩洋同時作戰を遂行せんとする企圖であることは推測するに難くないのである。更に米國は太平洋上の基地の整備を急ぎ比島へ新造潜水艦と飛行艇を增勢し、新嘉坡軍港の共同使用、ハワイ、グワムの防備強化等に狂奔してゐる事は周知の通りである。最近泰國を援助して佛印と事を構へさせ、又英米泰の三國軍事密約說が傳へられてゐるが、これは新嘉坡を固めんとするに外ならない。右に依っても明らかであらう如く、英米の對日作戰の重心は新嘉坡を中心とするものであり、武力をもって我が南進政策を妨害せんとすることは想像するに難くないのであるが、南方を包む東亞共榮圈の確立が我國の發展上絕對必要である以上、南方に於ける英米の畫策に對しては重大關心を拂はざるを得ないばかりでなく實力をもってその障碍を突破せねばならぬことは云ふまでもない。

太平洋を舞臺とする將來戰は勿論、日清、日露に於けるが如き單純なものではなく、恐らく大海戰の代りに通商破壞の長期戰が行はれるであらうとみられてゐる。これが即ち近代戰の常態なのである。今次事變始まって以來既に三年餘であるが、しかし今次事變は近代戰爭の常態とは大いに趣を異にするものがある。その國民生活に及ぼせる影響の如きも、これを來ることあるべき近代戰の場合に比較すれば、又又云ふに足りないものだと云へよう。近代戰の國民生活に及ぼす深刻な影響は決して現在の如きやさしいものではないのである。それ故に、國民は長期戰に對する決意を固め、而してそれに對應する萬全の準備を完成しなければならないのである。高度國防國家建設の要を叫ばれてる所以は即ち此處にあるのだといふとを知らねばならぬのである。

02 故西園寺公の國葬 けふ日比谷の葬場で執行
03 御靈代安置の儀 昨宵に最後の通夜
04 故西園寺公に賜はリたる誄
05 圖像:準備成つた西園寺公の墓所
06 葬場準備成る
07 けふの盛儀の次第
08 サイゴン廻りの バンコツク線開設 赤誠號けふ河內發就航
09 臺北州勤行報國青年隊 昨日入隊式擧行 十一日迄合宿を實施
10 大麻頒布始奉告祭と頒布式 九日新竹市で
11 葬儀の模樣を 中繼放送
12 和やかな共同炊事 樂しいアパート隣組
13 泰、佛印間の 通信連絡斷絕
14 驛傳競走第八日
15 交通道德を涵養 六日より三日間實施 新竹洲交通週間
16 厚生科學研究所誕生 國民保健の參謀本部
17 扶桑丸出帆 蓬萊丸の代船
18 帝都に〆飾りの製作始まる
19 家庭の主婦子供に 分り易い翼贊漫畫 「大和一家」颯爽と登場
20 健脚者は來れ 國立公園獎健履行 國立公園協會で募集
21 基隆市乳製品小賣商組合發會式
22 新竹市同情週間十五日から 伸ばせ溫い手を
23 基隆郡防諜聯盟支部結成式 昨日會議室で擧行
24 情操の陶冶に 舞樂、能樂を 中等校生徒に
25 臺北州警察官武道爭霸大會 七日武德殿で
26 船便り 高千穗丸無電
27 定期航空
28 訃文:陳文淵
29 訃文:王高氏仁華
30 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 東部砂金調查に 臺灣產金乘出す 六十萬圓の調查費を支出
02 產金道路を開鑿 タツキリ溪畔--タビト間 霧社富士間略竣工 來年度完成
03 船員使用等統制令は 主として船員偏在を是正 日高海事課長談
04 米穀增產の秘訣(上) 府入鹿山技師講演
05 青果組合聯合會 臺北移轉に決定 殖產局長を組長に
06 九月生保契約高 五億七千八百萬圓
07 重點主義による資材配給 造船業者の合同促進 當局の綜合對策成る
08 新化種馬牧場 用地既に買收濟み 本年度中竣工の豫定
09 禁制の纖維品 臺南洲は販賣許可
10 臺灣鐵工所增資臨時總會
11 外地移殖馬打合に 小林小松兩技手出席
12 今日各取引所とも臨休
13 高雄、屏東潮州 三米穀倉庫竣工 八日盛大な落成式
14 照明燈
15 砂糖配給打合 昨日協和會館で
16 市價及商況 四日
17 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 子供の時間 お話 「國葬を賜つた人人」/細野浩之
03 どんな映畫望むか 文部省、全國へ問合せ/飯島正
04 風の又三郎 映畫評
05 圖像:明治、立教ラグビー
06 新春の邦畫陣 健全娛樂提供を目指し
07 海外映畫だより
08 重慶と完全絕緣した 支那映畫界の新機運
09 ドイツ映畫 大量に來る 滿映、日貿の交涉成立
10 草花の下種
11 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 米穀增產に即應 畑地改良組合を創立 去る二日苗栗公會堂で
02 南投郡奉公班 實踐要項決定さる
03 圖像:スロバキヤ武官 獨軍猛進の跡に感嘆
04 大城產業組合 創立發起人會を開く
05 米穀配給圓滑化の為 第二出張所增設 員林、田中、溪湖等に
06 貯蓄債券で 千圓當選 公益に百五十圓寄附
07 健兒の意氣軒昂 東石郡壯丁團檢閱式
08 姓名變更に關し 能高郡指導に乘出 適格者既に調查濟
09 圖像:滿洲國大使館に於ける日華條約調印の祝賀▽印が大使
10 出征軍人家族慰安會 朴子天國の女給が舞踊
11 斗六郡 壯丁團檢閱式 優勝旗は直轄の手に
12 苗栗藁工品統制會社近く創立
13 羅東街の 防火日行事
14 崁頭厝信組 廿周年記念式
15 南投郡牛車組合 けふ發會式擧行
16 トラツク老婦人を轢傷
17 阿彌陀佛安置式 八日埔鹽教會所で
18 都蘭信勝利組合役員會開催
19 香奠返しに 公益に寄附
20 織物小賣商組合 羅東支部發會式
21 內灣校新設記念部聯體育大會
22 嘉南興業の藁、發火 壯丁團員必死に消火作業
23 ローカルセクション
24 旭劇場開場
25 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 府‧州‧市公報輯錄
02 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 けふ送る“歷史の人” 國葬に偲ぶ偉大な生涯 各地で遙弔式執行
02 金鵄勳章御沙汰書 故田平中尉母堂に轉達
03 開山神社上棟式 六日執行はる
04 大麻奉齋殿安座式(和美)
05 南洋の民族(三) 成人は腿に“刺青” 新婚夫婦は腕に糸を卷く 南方講座/宮內悅藏
06 故青村陸軍少將 四日輝く喪の凱旋
07 南方貿易問題を討議
08 臺中州青果創立廿周年記念
09 彰化警察射擊會
10 管內初巡視 鈴木臺中州高等課長
11 二宮翁の銅像授與式﹝若葉小﹞
12 花蓮港中學 閱兵分列式
13 大武山麓に激戰 高雄州下奉祝聯合演習
14 臺中州の被服帽子加工業者統制組合創立
15 字合せ競技 彰化夜店組合が
16 軍事援護事業大會打合會
17 圖像:南京世紀の調印
18 要求額前年度の倍 臺南州豫算編成始まる
19 彰化市部落審查 廿日迄八日間に實施
20 差伸べよ“溫き手”(嘉義) 十五日より同情週間
21 經濟相談
22 商議選擧人名簿縱覽
23 屏東庭球大會
24 代用品で詐欺 偽外交員御用
25 嘉義南方事情講演會(七日)
26 鳳林街臨時協議會
27 花蓮港の臨時市會附議條例
28 映畫國策積極化
29 無敵老鰻に鐵槌(高雄市)
30 司法警察官會議(臺南)
31 “火は敵だ!” 樹林の防火デー
32 本社王臺中支局長夫人逝去報社消息
33 人事‧往來報社消息
34 消息
35 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 学藝 フランスの告白(四) モロアの敗戰記を讀む/古谷綱武
02 褐色の夏より/瞳兒
03 珊瑚樹 科學者と婦人 現下焦眉の課題
04 科學者と新兵器 どんな物を夢みるか
05 圖像:朝涼(奉祝展)/林林之助
06 新年文藝募集報社消息
07 文藝消息
08 心聲漢詩

夢鷗弟索詩賦贈/爾膽 杜仰山、樂山/爾膽 杜仰山、吟腸/爾膽 杜仰山、輓郭□仙窓兄/爾膽 杜仰山、輓郭□仙窓兄 其二/爾膽 杜仰山

09 新刊紹介
10 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 政治力の結束強化と 內閣制度の改革 平沼男入閣の 二つの政治的意義
02 圖像:野村大使、芳澤特使送別會
03 政府、樞府の表決權 首相は改めて原議長と協議
04 西英金融協定 政治的意味なし
05 海外駐在財務官 更に獨伊兩國に置く
06 焦躁のアメリカ(上) カリブ海防備と汎米政策
07 マレーの防備強化 戰爭にも備へねばならぬ ポ英極東軍總司令談
08 具體策を協議懇談 中、小商工業者滿洲 開拓民進出協議會
09 興銀總裁更迭 後任に河上氏を昇格せしむ
10 泰、佛印紛爭漸次惡化 國境に大小事件頻發
11 英の經濟力を檢討 米政府首腦、重大會議
12 西國最高軍事 會議
13 ルーマニア鐵衛團長 同警察隊に解散命令
14 佐佐木府農務課長 拓務省農林課長へ
15 日田市生まる
16 明日の天氣
17 水滸傳(285)/黃得時;榎本真砂夫
18 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 圖像:島都の遙弔式
02 巨人の最後を飾る 故西園寺公の國葬 けふ國民哀悼裡に執行
03 早朝に柩前祭の儀 喪主遺族等が淚の訣別
04 “內助の功は白紙で” 齋藤新長官着任第一聲
05 靈車日比谷へ悲しき行進
06 島都入り 盛大な出迎裡に
07 園公永へに眠る斂葬墓所の儀
08 石渡元藏相來臺 大野元次官も同伴
09 拜禮の人波三列に 蜿蜒として二時間續く
10 島都の遙弔式 新公園で嚴肅に執行
11 新竹市一心會が 改姓名に垂範 全會員一齊に手續き
12 金子前臺灣軍法務部長 あす大和丸で離臺
13 少年團合同訓練 八日川端公園で 島都七校の健兒參加
14 歡樂境一齊休業 各戶に弔旗低く垂る
15 滿航機歸途に就く
16 懷しの職場に生還 一大學教授苦心の「作業義手」で 隻腕傷痍勇士が狂喜
17 基隆水上署防諜聯盟支部設置 六日結成式擧行
18 一年で一千二百件 昨年工場火災に新記錄
19 男女事務員養成講習會
20 溫泉鄉荒し捕る 民警協力捕物陣に凱歌
21 基隆署壯丁團の定期檢閱 十日高砂公園で
22 長山丸無電
23 臺灣興行場組合創立發會式 十二日市公會堂で
24 三等郵便局長異動
25 定期航空
26 人事‧消息報社消息
27 今夜の放送
28 海外相場
29 今晚の映畫
30 民報案內報社消息
31 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(30)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 我が子は人なみか 家庭で調べられる 赤ん坊の知能を知る法
03 圖像:伊國ム首相へ記念品
04 漢方醫が行つてゐた 藥なしの疲勞回復法 足を洗ふことは健康人にも獎め度い 漢方醫津間駿輔氏談
05 大切な貯金通帳を 粗末にする人卅四萬人 物資愛護につとめませう
06 圖像:クリスマス‧プレゼント?
07 家庭婦人の常識集
08 絹の衣服の 汚點を除く法
09 季節の鍋料理
10 昆布卷の帶
11 マスクの必要な場合と 正しいかけ方 健康人には却つて有害
12 新語の紹介 健全娛樂
13 會社經理統制令
14 毛織一枚は違ふ 防寒の紙製チヨツキ かさばらず姿も調ひます
15 美味しい牡蠣御飯の炊き方
16 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 臺灣軍司令官更迭 今度は本間雅春中將
02 圖像:女學生の防火演習
03 全國民哀悼の中に 今日西園寺公の國葬
04 泣き面の重慶へ これは怖いお年玉 海の荒鷲が巨彈の雨
05 慰問袋にぜひ一組 銃後生活かるた さあ皆で作りませう
06 うちたてるぞ 國語霧峰
07 科學 宇宙と電子
08 青年室 辯解あすな
09 再起躍進を圖る 臺灣佛化青年會 (二)島都に於ける特殊な存在
10 常熟攻略戰(九) 聖戰に從軍して(12)/山口誠
11 隨想隨筆 若い女性の立場/陳氏珠玉
12 キリンの名前は “長次郎” と定まりました
13
14 名殘りのカレンダー/許庭耀
15 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 經濟閣僚懇談會案 餘りにも現狀維持的 修正意見を總裁に具申 常任總務會頭條新聞

【東京五日發同盟】經濟新體制を審議すべき大政翼替會常任總務會は別項の如く五日も約四時間に亘り痛烈なる批判的意見が開陳され國防國家建設の線に沿って生產力の飛躍的發展を期すべき歷史的轉換期に當面してゐるにも拘らず政府案へ(經濟閣僚懇談會案)はその形式、內容構想ともに餘りにも微溫的であるとなし原案返上論まで出たが結局左の如き修正意見を附し即日近衞總裁に具申することとなりこれで翼賛會としての審議を打切ることとなつた

一、經濟閣僚懇談會案は企畫院原案に比し餘りにも現狀維持的で國防の充實生產力の飛躍的發展を急務とする現下の經濟事情より律するに國民の期待を裏切ること甚しいものがある

一、經濟新體制の確立に先行して行政機構及び官吏制度の全面的改革を斷行すること

一、經濟閣僚懇談會案に依れば農林水產關係機構は別途に考慮するとあるが農山漁村民は全國民の大多數を占めてゐる以上濟新體制と併行して審讓すべきものである

一、經濟統制團體における指導者組織を確立すること

02 選擧制度改正案に對する 常任總務會の意向 近衛總裁に申達
03 閑院元帥宮殿下の 記念御銅像を献上 參謀本部、大本營陸軍部將校
04 圖像:臺灣總督事務引繼ぎ
05 焦躁のアメリカ(下) 樞軸國の壓力と大海軍熱
06 政府案支持に傾く 經濟新體制案參議會で協議
07 兩無任所相親任式 けふ宮中で執行はせらる
08 圖像:寫真は新臺灣軍司令官本間雅晴中將
09 內閣情報局の官制 けふ公布即日實施
10 伊藤總裁の 親任式 けふ執行はせらる
11 社會と刑務所の 中間刑務所を創設 大場高知刑務所長が計畫
12 邦文週間誌の 發行を禁止 新嘉坡官憲が
13 英工業都市に集中爆擊 潛水艦に依る封鎖強化 最近に於る獨對英新作戰
14 凡ゆる問題につき 米政府と連絡協定 バ英外務次官言明
15 獨羅經濟協定 四日べリンで調印
16 米國機の 對英引渡數 約二千五百機に上る
17 總督府辭令
18 今日の天氣
19 海上警報
20 大連汽船
21 日本郵船基隆出帆
22 大阪商船基隆出帆
23 東亞海運
24 辰馬汽船
25 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 平沼無任所大臣の登場社說

平沼騏一郎男が近衞內閣の無任所大臣として親任されることに決定を見た、過去に於いても阿部、近衞等の無任所大臣が親任されたのであったが、今回平沼男の親任には、かつて無き特殊的とも云ふべき意義を見出す事が出來る。

政府は內外の時局重大にして益益擧國一致體制を擴充強化する必要を痛感し無任所大臣任用の適用範圍擴大を決意しかねて之れが單行勅令案の御諮詢を奏請したのであったが四日の樞密院本會議に於いて滿場一致可決されたので本日を以って右勅令案を公布し即日實施すると共に、此の勅令に基く最初の無任所大臣として元首相平沼騏一郎男を起用する事となし、過般來近衞首相は平沼男に對し就任方を交渉してゐたのであったが平沼男も近衞首相の熱意に動かされ遂に出馬する事を決意し本日親任式が行はれる運びとなった次第である。併し第一次近衞內閣の後繼として平沼內閣が組織された時、近衞首相が同內閣に無任所相として入閣した意味とは大いに其の本質を異にしてゐるのである。

今回平沼男の無任所相任用方法は單行勅令によるものであり其の任用規定其のものにおいては從來の無任所相任用方法とは大いに異り即ち內閣制度の改革とも云ふべく任用規定が極めて簡單となった。近衞首相が官職によらざる無任所大臣設置に關する勅令案につき次の如く御諮詢奏請の理由を開陳して政府の決意を表明してゐる點について見るも劃期的意義を有するものと云はねばならぬ「現下の時局は極めて重大であり國政の運用を最高度に發揮せねばならぬ時運となった。仍て內閣の一員として行政事務を持たず專ら輔弼の重責に任じ國策の樹立遂行等國策に參する者を必要とする、仍って從來の規定では不備の點あり茲に單行勅令案を內閣官制の所屬規定として制定し御諮詢を奏講した次第なり」と其理由を明確に開陳してゐる。近衞首相はかねてより內閣制度の改革を企圖してゐたのであるが、今囘の無任所相任用方法は內閣制度の形式的な改正でなく實質的に即ち、單行勅令をもって內閣官制第十條の無任所大臣任用規定を改正しその任用範圍を擴大し官職に依らざる無任所大臣をおくと共に新たに其の員數も大體三名に限定してゐるのであるが要するに內閣官制の一改革と見て差支ないのである。

今囘平沼男の無任所相就任は其の任用方法が從來と異って居り內閣官制の一改革と云ふ點に於いても特別な意義を有するものであるが更に近衞內閣に平沼男が無任所相として入閣した實質に於いても幾多の意義を見出す事が出來る。勿論平沼男の入閣は現內閣の一補強工作である事は云ふまでもない。併し其處には種種なる意味が含まれてゐる事を見逃してはなるまい。端的に見て七十四歲の老人であり首相として又政治的手腕に於いて既に試驗濟の老男を新體制下內閣に入閣せしむる事は、いささか新體制の表情に反する氣もするのである。が一面に於いて近衞內閣が思想的にとやかく言はれてゐる折柄、右翼陣營の大御所たるの存在として自他共に許されてゐる平沼男の入閣は勘くとも外觀的に現內閣の表情を多少でも變へ得るのである。勿論實質的にもそうであらうが、先づ考へられるのは右翼陣營の各團體か平沼男の入閣によって其の動向を明らかにするであらうし、政府も亦之等右翼陣營の強力なる支持を確保せんとする意圖であらう事は豫測に難くないのである。尚政府は更に今囘の單行勅令による無任所大臣任用の新事實によって今後益益內閣強化の必要により一名或は二名の無任所大臣を起用するであらう事が豫想されるのである。此の意味に於いて平沿男の入閣は誠に意味深長なるものがある

02 歲末の冗費は省け 正月はこうして迎へよ 歲末年始生活新體制運動開始
03 驛傳競走けふ最終日 野外公堂で閉會式
04 模範的防空壕 仕上げに臺北市職員汗の奉仕 新春には出來上る
05 一世の巨人を悼む 悲しみの盛儀故園公の國葬
06 驛傳競技閉會式 盛恩旗奉持者決定
07 第九日の成績 各チーム慎重な布陣
08 基隆中學查閱
09 鳳梨罐詰の 船腹割込望薄
10 圖像:着任した齋藤新總務長官
11 白衣の諸勇士 けふ內地へ歸還
12 來りて聽け! 時局講演と映畫の夕 今夕六時公會堂で開催 來臺した內閣情報官が熱辯
13 正月のお餅に親心 糯米かお餅かで 飯米基準に各戶配給
14 海外在留邦人 夫夫哀悼の意
15 制霸に邁進 驛傳の苦心を語る 朝倉朝鮮臺灣主將
16 金屬廢品蒐集に 山の兄弟總動員 新竹州一石二鳥の企て
17 圖像:石渡元藏相來臺
18 基隆の同情週間 十一日から開始
19 どなたも贈りませう 前線に慰問雜誌 新竹圖書館で募集
20 臺灣電燈が寄附
21 全國小學生を 飛行機で騙す 稀代の詐欺漢檢擧
22 「民族の祭典」優待券 本紙愛讀者に贈呈報社消息
23 滿航機歸着 第一回飛行終了
24 定期航空
25 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 嚴肅なる遙弔式 全市弔旗揭揚哀悼の意を表す 國葬日の臺中市行事
02 高雄市に於ても 遙弔式を嚴修
03 官民合同遙弔式 國葬日の臺南市
04 臺南州の土地改良 看天田、鹽分地約一萬甲 着着巨步を進む
05 從軍中の學甲賴石成氏 晴の歸還
06 御真影奉戴式 けふ高雄市會議室で
07 花蓮港での行事
08 畜產技術員事務打合會
09 嘉義市でも 遙弔式擧行
10 高雄商業の奉祝學藝會
11 臺中州 聯合少年團結成 來る廿一日に擧行
12 大湖神社清掃奉仕
13 嘉義郡番路庄 大湖間道路竣工 尊き部落民の汗の結晶
14 臺南市內中等校の教練を查閱
15 臺灣山林大會 けふ高雄で開催
16 鳳梨立毛品評會 高雄州で開催
17 全島黃麻多收競作會 近く臺北で授賞式
18 州下勸業課長會議 明日、臺北州會議室で
19 嘉義署壯丁團定旗檢閱
20 皇軍慰問雜誌 彰化圖書館で募集
21 許乃邦君辯護士開業助賀會
22 東勢小學校兒童彰化を見學
23 北港郡下聯合壯丁團查閱
24 砂糖包裝用麻袋 近く二萬枚配給
25 屏東郡道路品評會授賞式
26 屏東鄉軍後援會 けふ發會式
27 臺中州警官の野外演習
28 砂糖の團體出荷 輸送を糖聯で計畫
29 內閣情報部一行 十日二水着
30 各商店を打つて一丸 新會社を組織 花蓮商品配給の圓滑を期す
31 彰化澱粉統制組合役員指名さる
32 北斗街庄長會議
33 南進國策論文 本月下旬入賞を發表/臺灣新民報社報社消息
34 防空實演講習會 十二日鹿港街で
35 社告/臺灣新民報社報社消息
36 南方講座
37 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 心聲漢詩

步幼岳見贈原韻/林灌園、隻手/杜仰山、韻書遺失偶作幷序/鄭指薪、韻書遺失偶作幷序/蕭献三

03 府‧州‧市公報輯錄
04 廣告報社消息
第08頁
夕刊第1版
序號 標題
01 懇談會案再修正必至 軍部、代案をも用意
02 再修正の必要を 軍部大臣發言せん けふの定例閣議で
03 國務大臣設置の 單行勅令公布さる
04 久納、若松兩將軍參內
05 兩無任所大臣親任式
06 滿國駐日阮大使 交通大臣と交代
07 李新駐日全權大使特任式
08 海軍軍事普及部を廢止
09 圖像:無任所大臣平沼男
10 箇舊工場に必中彈 西尾、尾形機壯烈な自爆
11 選擧制度の大綱決定 關係閣僚懇談會で
12 米太平洋主力艦隊 明春早早極東巡航か
13 今明日の閣議に附議決定
14 獨ソ經濟交涉好調
15 伊軍猛烈な反擊 空陸部隊協同して
16 佛掃江艇を破壞 泰國最高統帥部發表
17 農林漁業團體の 整備統合問題 初特別委員會開く
18 獨羅の細目約定
19 檢閱課移轉
20 內閣情報局の 新陣容
21 明日の天氣
22 水滸傳(286)/黃得時;榎本真砂夫
23 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 齋藤新長官初登廳 臺灣神社參拜、軍司令部訪問等 多忙な着任第二日
02 內臺一如を具現 齋藤總務長官の訓示
03 御安泰祈願祭 新竹州愛婦の奉祝催し
04 臺灣の奉献米 譽れの三代表奉持出發
05 牛嶋前軍司令官 軍官民代表を招待して 離任午餐會を催す
06 臺北州水利組合長會議
07 贅澤全廢大運動 百萬州民に呼びかけて 臺北州精動支部が通牒
08 圖像:初登廳の齋藤總務長官
09 歡呼に迎へられて 基隆出身の勇士歸還
10 實戰宛らの攻防戰 新竹州鄉軍演習開始
11 白衣の勇士內地へ歸還
12 必勝祈願參拜 基隆の武道選手
13 新竹州郡視學會議
14 嘉義の泥棒 臺北で檢擧
15 不注意がもと 昨年よりも激增した 南北兩署の火災統計 勿體なやこの資源
16 石炭不足に 惱むロンドン
17 臺鮮團見事優勝 驛傳競走最終日
18 兒童音樂教育適齡期
19 騎馬隊で大宣傳 新竹州下交通安全デー
20 牛埔連峰ハイク
21 少年乘馬傳習所 けふ晴れの入所式
22 音樂會收益金を 圖書購入費へ寄贈
23 新竹州總務部異動
24 定期航空
25 人事消息報社消息
26 今夜の放送
27 商況 六日前場
28 今晚の映畫
29 民報案內報社消息
30 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(31)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 家計の切詰めも 大政翼贊の道 この暮はこの心懸けで 新體制下らしい舊慣排除
03 どうも根氣が續かず 注意力が散漫になる 愛兒の勉強を防げる病氣
04 圖像:正月餅に福音
05 長生榮養讀本(七) 副食物はなぜ必要? 白米と水で銅ふ鼠の試驗
06 石炭の經濟
07 婦人服の選擇條件 實用的な働き着である事が これからは何よりの條件 體裁よりも機能
08 葱の藥效 不眠症にもよく效くし 腦充血にも應用出來る
09 齒の種類から見た 人間の食物 肉食がよいか菜食か
10 着物のお手入れ
11 用魚の泥を 吐かせるには
12 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 小林商相の代りに 芳澤前外相蘭印へ たて直す日蘭關係
02 最後まで頑張つた 勇敢な米國少年
03 漢水方面の敵全滅
04 免倒な米國大使を引受け 野村海軍大將出發 橫濱出帆の新田丸で
05 タイ國と佛印の空軍 國境で大空中戰 愈愈激しくなる兩國の爭ひ
06 負け戰でも忙しい 英國の玩具屋さん
07 盟邦獨、伊も近く 新政府を正式承認
08 少年戰車兵志願者 採用人員の二十倍を突破
09 青年室 新しい計畫
10 招く南亞細亞(一) 日本人に似てゐる安商人 佛領印度支那の卷
11 カタカナらん ラヂオツキノ ジテンシヤ
12 待ち遠い新校舍 河合公學校が建てれます
13 創立二十周年を迎へた 喜びの竹子脚公
14 投稿歡迎報社消息
15 獨り居/葉水城
16 心の唄/坂原新一
17 娛樂室
18 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 選擧制度要綱決定 家族制尊重の申合事項附し きのふ閣議で原案通り可決頭條新聞

【東京六日發同盟】選擧那度改正に關する政府の方針は五日の關係閣僚會議で決定したので政府は右選擧制度改正要綱案を六日の定例內閣に上程、安井內相村賴法制局長官より要綱案の內容を詳細に說明審議の結果左の如く家族制度尊重の閣議申合事項を附して內務省原案通り可決した

閣議申合事項

一、家族制度尊重の趣旨を以て時代の要請に對應し一般法制の改正を行ふこと

二、家族制度尊重の方針を徹底せしむる教育上の方途を講ずること

02 眾議院部は承認 極力原案通過に努めん
03 軍官民渾融一體 最高目標に進め 牛嶋前軍司令官離任の辭
04 翼贊體制の再編成 我國の家族制度を中心に
05 直ちに成文化へ 年內に樞密院御諮詢奏請
06 定例閣議
07 馬當鎮南方の敵潰滅 夜陰に乘じて一擧に挾擊
08 現議員の任期を 總選擧まで延長
09 樞府は頗る慎重 選擧法權威者を 審查委員に網羅
10 堀切大使ローマに到着
11 農業新體制要綱 企畫院原案の骨子
12 在任中認識を新にした 今一度來て見たい
13 圖像:粵漢線敵軍需據點(韶關)爆擊に踴躍出動せんとする南支陸鷲部隊勇士
14 經濟關係閣僚懇談會 けふに延期 懇談會後に臨時閣議
15 財界首腦が懇談 經濟新體制問題に關し 近衛首相に意見書提出
16 議會で公然和平要求 英、輿論の分裂を暴露
17 內閣情報局店開き
18 海軍報道部 首腦人事公表
19 普及部の歷史
20 閣議に新顏三つ
21 外務省情報部發展的解消 須磨さんも一寸 淋しさうに語る
22 陸軍省情報部 解散式を擧行
23 閣議決定事項
24 松宮大使歸京
25 伊參謀總長任命
26 今日の天氣
27 辰馬汽船
28 日本郵船基隆出帆
29 大阪商船基隆出帆
30 東亞海運
31 大連汽船
32 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 共精共販の 實施と運用 公平無私なる 運營が緊要事社說

最近經濟の新體制への促進策として企業合同論が各產業界に強調されて居る即ち同一事業乃至關聯事業が合同して經營を合理化して產業機構を單純化する事が當面の目標とされて居る、本島に於いても漸次企業の合同が強調されて居り殊に食糧對策の上から精米工場の廢合と共同販賣が各地に於いて真劍に考慮され實現せんとして居る事は本島經濟の新體制への再編成として注目すべきである、言ふ迄もなく、新體制下に於ける經濟機構は無駄を排除し、國家有用の資材を活用する必要がある為めである。この見地よりして最近臺中州下の彰化市が率先して共精共販を實施した事は一大英斷で各地ともその為めに著しく促進された形である、島都でも百七十餘名の精白米業者が共精共販制度を具現せんとして計畫を進行つつある事は適宜の對策であり、その他の各市庄とも各地方の特殊事情があるとは言へ國策協力の為めには全島的にその實施を希望するものである。問題は多年家業として經營して來た營業を一期にして失ふ事は多數の從業員及び家族を擁する業者としては私情に於いて忍び得ない事があるが國策として運用する限り公益優先の理念に基いて多少の犠牲を拂ふべきである。

從來自由經濟時代に於ける企業合同より見るに往往にして弱肉強食の弊害を醸し出し社會問題を惹起した實例が多多ある新體制下に於ける經濟統制に對しては斯る弊害を極力防止し真に國策として運用して行く方針であるから業者も當局の方針に信賴して國策達成に職能奉公に邁進すべき好機會である言ふ迄もなく共精共販の必要性から見るに現在の如く精米工場が實際需要より剩過の狀態にあっては重要資財の亂賣となり、人的資源の確保の上からしても一時も早く共精共販を斷行せねばならない。殊に物的及び人的資源を活用せねばならない現下の經濟事情にあっては共精共販問題は急速に實現する必要があるだけに業者の特別なる理解と協力に俟たねばならない、その統制に對しては真に公平無私でなければ業者の滿足を得る事が出來ないのも運用當事者として慎重に考慮せねばならない問題である。稍もすれば企業合同の實施に依って一部業者のみがその恩惠に依って不當の利權を享受することとなり大多數の業者が犠牲を強いられるのを一般に懸念して居る、之れより見ても共精共販間題は單にお米屋の問題ではなく、重大なる經濟問題であると共に社會問題であるとの觀點よりしてその統制を實施すると同時に運用に對しても絕對的に公平無私でなければならない。

經濟統制は國策として施行せねばならない課題であるが單に表面的に統制を完了したのみで真に新體制下の經濟機構の運用が出來ると見るのは皮相なる觀察である。この見地よりしても共精共販を島內に實施するに當っては各州廳の監督局が嚴正なる立場よりして其指揮に當ると共に實施後の運用をして少しも非難のない組織にせねばならない、殊に多年一家經濟の資源として經營して來た業者の立場をも考慮し正當なる分配を行ふ事の必要なる事は言ふ迄もない事である。殊に企業合同の運營は一部の幹部のみに任す結果經費の膨脹を見る實例もあり、一般消實者に對しても親切なる取扱を缺く事となる虞れがあるからこの點に對しても監督當局が常に監督を怠ってはならない。最近の實例として工用砂糖の配給に對し、一部幹部のみが有利なる比率を以て配給を受けて居るに反し多數の中小業者が實績を無視されて少量より配給して貰へないのでその為めに營業が出來ないで困って居るとの實例もあるから共精共販制度を實施するに當っては業者の過を實績を精查し公平無私なる運營を為さねば真に國策に協力が出來ないのである

02 聖恩旗を奉迎して 嚴かな閉會式擧行 驛傳競走の繪卷閉幕
03 好くやつて吳れた 素木陸上競技部長談
04 敕題「漁村曙」 詠進の締切は十日
05 故老公斂葬後 一日墓所の儀
06 最終日のスタート
07 體位向上に努力 朝倉臺鮮軍主將語る
08 牛嶋前軍司令官の 官民合同送別茶話會 きのふ午後公會堂で
09 聽眾に多大の感銘 「時局講演の夕」大盛況
10 けふの齋藤長官 午前中は各局の事務を聽取 午後に披露茶話會
11 兩軍陣地で露營 新竹州鄉軍連合演習
12 年末年始の虛禮 斷然廢止しよう 基隆市新體制研究會で申合せ
13 個人優勝回數
14 大和丸出帆
15 グラーダー俱樂部 あす結成式を擧行 會員に賑かな顏觸れ
16 時局同志會で 役員會を開催 けふ鐵道ホテルで
17 舊師が遙遙來臺 教へ子の畫展後援に
18 經濟界新體制を 宮崎課長が說く 昨日稻江の商工業者に
19 軍人援護會に 一千圓を寄附 小林前總督が
20 石渡元藏相大野同次官招待 昨夜總督官邸で
21 新竹市營住宅 土地買收完了 九日に地鎮祭擧行
22 基隆水上防諜盟支部 昨日結成式擧行
23 少女歌劇座一行 第一劇場で開演
24 船便り 富士丸無電
25 人事消息
26 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 本島中小商工業者 轉失業對策を協議 近く府案として正式決定
02 金密輸出發見者 賞與規程を公布 鹽見金融課長要行を語る
03 米穀增產の秘訣(二) 府入鹿山技師講演
04 臺電共濟會改正 傭員の福利を增進
05 各種代燃車性能の 研究成果近く發表 局營バス統計的に調查
06 木炭業者講習會 員林公會堂で開催
07 日糖月眉工場 壓搾開始
08 鹽糖新營第一、二工場壓搾開始
09 前月酒類賣渡減少
10 十一月高雄魚市 糶高九十二萬圓
11 十一月局營バス運輸成績
12 例外奢侈品 販賣近く許可
13 照明燈
14 市價及商況 六日
15 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 時局下の商工經營講座 中小商供業者の轉業に對する金融對策/福田喜東
03 時事小咄 サトウハチロー作/渡邊篤外
04 料理
05 圖像:南京の空高く飜へる日支滿提携アドバーン
06 既成音樂團體 續續解散 演奏、作曲兩聯盟も解消
07 閣下(東寶映畫特作)
08 圖像:獨乙陸上競技の新星トリツペ(圓盤投げレコードホールダー)
09 映畫とレコードを 傷病兵慰問に無償提供
10 延壽太夫 師走劇壇に再起
11 大日向村 映畫評/飯島正
12 アメリカ映畫 輸入に曙光 大藏省が聯絡會議に諮る
13 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 役員及綱領決定 芬園役場奉公班結成
02 女青幹部講習會 十一日より員林で
03 皇軍慰問袋 曾文愛婦が取纏
04 嚴肅な遙拜式 國葬日の竹東街
05 豐原瑞穗公で 話方研究會
06 北港街視察に 來るもの多し
07 岡山郡で 防空訓練 來る十三日より
08 新營郡壯丁團檢閱式擧行
09 物資節約で 門松值下げ 六○錢、一圓五○錢
10 苗栗二公 祝賀演藝會
11 九塊厝で 大運動會
12 虎尾郡 聯合壯丁團檢閱 東勢厝團優勝
13 豐原郡下小公學校長打合會
14 楊梅公十周年 紀念祝賀式
15 臺東の王登科氏 國本豐照と改名
16 斗六盧金木氏 改姓名認可
17 防火日に於ける 草屯の宣傳
18 防火宣傳後 竹田にボヤ二件
19 ローカルセクション報社消息
20 北斗郡主催體育研究會
21 廣告報社消息
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 府‧州‧市公報輯錄
02 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 輝く“武勳の解除” 懷し營門を後にして
02 軍援、社會事業大會 きのふ‧臺南宮古座で開く
03 御真影傳達式 高雄州會議室で
04 開山神社 御本殿上棟式
05 南洋の民族(四) “狗”が祖先のマン族 花嫁は大板で頭髮を飾る 南方講座/宮內悅藏
06 彰化郡產組長會議
07 巨人、天に歸る 彰化市で遙弔式
08 祈るボラの豐漁 鹿港神社大前で
09 臺中中等籠球大會(八日)
10 大屯郡太平公相撲大會
11 南方事情講演 八日臺中公會堂で
12 第五回山林大會 輝く六氏に表彰狀を授與
13 示せ!隣人愛 花蓮港の同情週間
14 湊小で資源展
15 學ぶ“糖業臺灣” 日泰共榮圈確立の二尖兵 糖試で「甘い研究」
16 彰化乳製品小賣商組合創立
17 贅澤は敵だ、賊だ 追放せよ自肅の港街から
18 郵便局の設置を要望(花蓮港の稻住)
19 鍛へ“真摯敢鬪” 臺中州警察野外演習計畫
20 水害豫防組合落成
21 各方面に非難囂囂 臺中市の荷拔事件
22 第二補充兵の 鄉軍入會式
23 赤堀知事出府
24 臺中州水產試驗場 十週年記念式
25 臺中州體操研究會
26 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 学藝 俳壇新體制に寄す/孔雀椰子
02 圖像:戰時下獨逸の餘裕ぶり
03 國語と漢字の辭典/保田與重郎
04 隨筆 老ひの前に/瞳兒
05 珊瑚樹 借りもの小說 林英美子の「魚介」
06 圖像:蘇州河の初冬
07 科學者と新兵器 どんな物を夢みるか
08 新年漢詩募集報社消息
09 心聲漢詩

網溪觀菊賦呈曼陀園主人/怡庭 李金柯、次倪炳煌詞兄醉瓊花韻/怡庭 李金柯、秋日書懷次韻鴻濤/笑儂、讀虛谷游日光詩卷有作/笑儂、又寄虛谷/笑儂、送武全兒南京留學/黃振裕

10 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 經濟新體制最終案 けふ臨時閣議で本極り 再修正の要點
02 中支方面海軍最高指揮官更迭 後任は細萱中將
03 中央協力會議の運用 末次議長、抱負を語る
04 最問題となる三點 戶主選擧權に論議集中せん
05 戶主と家長の一致へ 民法、戶籍法等の改正にまで及び 自由主義法規を改編
06 議會局貴院部の 運營方針
07 外務省調查課に 二課を增置 情報事務を處理
08 圖像:モロトフリ聯外務人民委員ベルリン着(中央)その左リツヘントロツブ獨外相、カイテル幕僚長
09 本多駐支大使の 親任式擧行せらる
10 英獨海戰(英側發表) 南大西洋上に於いて
11 フ英大藏次官 米財務長官と會談 十議員、對英援助反對
12 工作機械登錄規則を公布實施
13 佛印當局が忿懣 英の反佛印態度に
14 佛印の生活不安 愈よ深刻化の一途 物資欠乏騰貴に喘ぐ
15 グリニツチ 天文臺破損 獨空軍の巨彈で
16 日鐵首腦部總辭職 平生會長、聲明を發表
17 小林前總督 首相に挨拶
18 明日の天氣
19 水滸傳(287)/黃得時;榎本真砂夫
20 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 歐洲大戰地中海へ 不合理なる現狀是正打破が 諸國紛擾の主要原因
02 皇后陛下御下 賜品の傳達式 けふ市長公室で
03 大往生直前に突如 右手で頰を撫でる 剃刀の運びに滿足さう 園公の秘話
04 “貴院の一年生よ” 勳章の下條さん 今度は教壇に立つ
05 豫期以上の好成績 切符制の實施狀況
06 新竹州防犯週間 十五日より一週間實施
07 石渡元藏相大野同元次官 けふ新竹を視察
08 朝鮮は工業化に 最近非常な馬力 松本道路港灣課長談
09 西園寺公國葬
10 下關商工會議所議員一行 新竹市を視察
11 高千穗展一行來臺
12 田中隆三氏逝去
13 柏尾具包氏逝去
14 鹽見財務局長 代理特別放送
15 蔬菜類でボル 基隆署で槍玉に
16 海上警報
17 人事消息
18 街で拾ふ
19 今夜の放送
20 商況 七日前場
21 今晚の映畫
22 民報案內報社消息
23 廣告報社消息
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(32)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 衣、食、住の新體制 國民體育はスボーツに限らぬ/野津謙
03 圖像:獨本國に歸つて行く べツサラビア獨逸人
04 長生榮養讀本(終) 白米白パンの過食 消化器官を弱める
05 コーヒーと皺
06 家庭婦人の常識集
07 冬期に多い 肺炎の手當 蛋虫白質の取りすぎは不可 東京市防疫課醫博立花次郎氏談
08 隣組活動と女 金子しげり 婦人說苑
09 家庭の常備藥に 用途の廣い蜂蜜 眼病や火傷にも
10 二着の服を五通りに 洋服の經濟的な着方
11 夏の白靴を 黑靴に更生 白毛染で手輕に
12 風邪を引いたら 含嗽で追拂へ 容態によつて藥をかへる
13 鼠捕器の 臭ひ取り
14 スフ入り服地 地伸しが必要
15 肝油をのみはじめる時
16 移り香ぬき
17 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 前線の兵隊さん達へ!! 慰問の雜誌を送りませう 圖書館協會で受付開始
02 戰車や裝甲車と共に 戰ふ“沙漠の船” 背高のつぼの駱駝隊
03 新文教局長着任 梁井淳二先生
04 汽車は定制に 發着
05 夏きらはれて 冬すかれる太陽
06 私達の新しい學校 嬉しい開校式 北部‧猴硐公學校 南部‧圓潭公學校
07 獨逸空軍の猛擊 サザンプトン市は火の海
08 自動車王と給仕娘
09 理科ニユース 氷 汽車も通れる
10 青年室 榮光を胸に抱き 臺灣青年團代表歸る
11 常熟攻略戰(一○) 聖戰に從軍して(13)/山口誠
12 招く南亞細亞 白象の國にもよせる時代の波 自由人の國タイ國(三)
13 近況報告 嘉義郡青年團查閱
14 學甲聯青查閱
15 傷心/一木俊
16 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 經濟新體制案決定 昨日の臨時閣議で頭條新聞

【東京七日發同盟】高度國防國家建設を根本理念とする「經濟新體制確立要綱」は去る一日の經濟閣僚會議に於い企畫院原案を修正政府案を決定したが同修正案は戰時經濟再編成の認識に缺け革新的意圖も頗る稀薄なので政府は軍部並に大政翼賛會の進言に基きこれを再修正することゝなり七日午前十時三十分首相官邸に經濟閣僚會議を開催、近衞首相も特に出席、前記客方面の進言を參酌して要綱案文を調整引續き午前十一時三十分より臨時閣議を開催近衞首相以下を全閣僚出席星野企畫院總裁より「經濟新體制確立要綱」原案再修正に至るまでの經緯等に關し詳細に說明全閣僚異議無くこれを承認午後零時二十分散會、揉みに揉み一時は政局不安さへ釀成した所謂經濟新體制問體もこれで漸く最後的決定を見るに至った

02 決定案の內容は 懇談會案の庶子 財界の根強い勢力が反映
03 要綱の理念、內容解釋
04 財界は滿足
05 財界の實狀を具陳 代表三氏首相を訪問
06 資本、經濟勞務の 三位一體制だ 小林商相感想を語る
07 北京駐在時代に汪氏の 爆彈事件があつた 本多大使感慨を語る
08 本多氏は大先輩 松岡人事、華華しく登場
09 日本に一とあつて 二とない支那通 松岡外相の師、本多大使の橫顏
10 中央協力會議員 四十八名を總裁指名
11 初代駐日大使 禇國府外交部長に內定
12 即行方を要請 翼贊會經濟組織部長談
13 細萱、谷本兩中將の略歷
14 閣議後三相 居殘り協議
15 歐洲新秩序の 建設に協力せん ユーゴ首相が演說
16 全販聯役員會
17 英とも借款交涉 重慶政權が
18 總督府辭令
19 今日の天氣
20 辰馬汽船
21 日本郵船基隆出帆
22 大阪商船基隆出帆
23 東亞海運
24 大連汽船
25 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 嘉南大圳の 剩餘水利用 米增產上唯一の捷徑社說

我が國が今次の日支事變を戰ひ扱くためにも將又戰爭の窮極の目標たる日滿支を通ずる國土計畫遂行上、軍需及び國民の主要食糧を確保することが缺くべからざる修件であると同時に今次聖戰が東亞の共榮圈建設を明らかな目標とせるものである限り、國內は勿論のこと、占領地域內に於ける民眾の生活安定が何よりの先決要件である。この意味に於て食糧問題が國民の間で喧しく且つ真劍に叫ばれる所以である。この秋に當り、本島が天惠の地力を利用して一般農作物の增產、特に米增產によって我國食糧問題解決の重責を分擔することは與へられた當然の義務である。況や島內でさへ米問題が起るやうでは申譯ない限りである。

是に於て吾吾が真先に思ひ浮ぶものは臺南州下嘉南大圳區域內に於ける十五六萬甲歩の農耕地の土地改良と大圳の給水方法の改善による米增產計畫である。今同地方のヒースプラウ(深耕犁)による土地改良事業を見るに昭和八年着手以來前後八箇年に亘り其間に於ける改良面積實に四、四七八甲歩に達し改良後の成績を涌觀するに砂質のある地帶は鋤起後三年輪作を實行し得る立派な畑に一變し、戰時體制下に於て各種農作物の生產擴充に貢献してゐる。然るに南部臺灣の冬季は稀に降雨を見る程度で乾燥甚しき實狀にありこれら看天田中に介在する重粘埴十層地帶はその影響熾烈なため、土地の耕鋤意の如くならずたとひ二回又は三回鋤起しても豫期の成績を擧げ得ざるのみならず、有機質肥料の積極的施用工作不可能の結果、有機質の缺乏を來たし、ために地力は鋤起囘數を重ねるにつれ、漸次消耗減退し、生產力却て減少し收支相償はないため業主側は悲鳴を擧げ、耕作者は耕地を返還して苦力其他へ轉業する實情にあり、これら重粘土地帶は曾文、新營、新化の三郡下丈でも三千甲歩から五千甲歩はあるものと見られ甲當二百圓の減收と見ても六十萬圓から百萬圓の損失は免かれず、時局下食糧自給生產擴充の國策から考へて由由しき問題である。

前記看天田內に介在せる慶汎なる重粘埴土層地帶の地力減退が綠肥栽培不能のため、有機質肥料缺乏に因るとすれば之が地力挽回策として堆肥、綠肥の栽培、甘蔗の葉を土地に還元せしめ、所謂有機質肥料の積極的施用に俟つ外なく、之が目的達成を圖るには土地改良用用水を供給することが最も有効適切なる救濟對策である。即ち每年二月中(第三囘甘蔗灌漑期)甘蕉收穫直後に於て耕鋤をなし、綠肥を播種し得る程度の用水を嘉南大圳より給水すれば乾燥龜裂を生ぜし重粘埴土層地帶と雖も、完全なる耕鋤を成し得て從來已むを得ず燒却した甘蔗枯葉は之を鋤き込み、大量の有機質肥料に還元せしめ、その上更に綠肥を栽培し、水稻植付前に之を鋤き込む時は効果一層顯著にして單に生產擴充を齎らすのみならず、他面時局下に於ける肥料不足を補顛し得べく、更にこの二囘に亘る有機質肥料の施用を繰返すに於ては土壤は次第に膨軟化し、地力は增進し、三年輪作の遂行容易なる土地に改良せられ、實に一石二鳥の名案と謂ふべく、時局下に於ける米增產を圖る唯一の方途として嘉南大圳この三年輪作による剩餘水を前述の如く重粘埴土層地一帶に灌漑することを重ねて提唱したいものである。

02 二千六百年を祝ふ 盟邦の奉祝の調べ 感激の樂曲發表會第一日
03 再び猛烈な拂曉戰 堂堂閱兵分列式を擧行して 新竹州鄉軍演習閉幕
04 記念鈑除幕式 大審院表玄關で擧行
05 度量衡決施行令を公布實施
06 北乳製品小賣商組合創立總會
07 日獨文化の交驩 日本中小學校生徒兒童圖畫展 伯林で盛大に開かる
08 齋藤長官新任披露 軍官民五百餘名招き 昨日公會堂で盛大に開催
09 圖像:優勝した臺鮮團
10 一戶一錢の赤誠 忠靈顯彰會への醵金
11 若人の意氣昂揚 基隆郡青年團查閱
12 第十回圖書館週間 銃後の讀書熱を喚起
13 各界を網羅する 協力會議代表決定 紅一點、高良女史も指名
14 牛嶋前軍司令官を 齋藤總務長官が招待 送別晚餐會を開催
15 臺灣も映畫統制 總督府が乘出す
16 劍道は羅東郡 柔道は北署が優勝 臺北州警察官武道爭霸大會
17 貯蓄組合再組織 愈よ貯蓄強調週間より開始 臺北州の貯蓄獎勵
18 高雄神戶間 まにら丸の代船 さんとす丸就航 大阪商船が誇る優秀船
19 北二中長距離競走
20 臺灣時局同志會役員會
21 記念奉祝體育會
22 白川公運動會
23 海上警報
24 定期航空
25 人事消息
26 今日の映畫
27 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 消費米買上を合む 米穀管理令改正 遲く共本年末公布されん
02 鐵道繁忙期對策を 運輸、運轉會議で討議
03 米穀增產の秘訣(三) 府入鹿山技師講演
04 貯蓄強調週間 各銀行、郵便局、組合 取扱時間一時間延長
05 十一月煙草賣渡 五十萬圓增加
06 東京芝浦電氣が 臺灣工場を設置 目下認可の申請中
07 瑞芳に農事實行組合成立
08 前月輸移出バナナ 五萬八千籠に激減
09 高雄肥料の滯貨 一萬餘噸
10 竹紙紙價暴落 嘉義郡下業者悲鳴
11 臺銀券一億八千萬を突破 月末二億圓台に上らん
12 例外奢侈品販賣 中南部各州に許可 臺北州近く認定會
13 南投牛車同業組合 六月華華しく成立
14 日本通運支社長 交代披露宴
15 大城漁業組合 十六日創立總會
16 基隆炭鑛据置 廿日東京で總會
17 東株配當七分
18 溪湖工場新糖 高雄へ到着
19 照明燈
20 市價及商況 七日
21 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 大溪郡下道路補修 砂利敷工事に着手 終つて品評會開催
02 竹南神社竣工 七、八日大祭擧行
03 竹南神社竣工 奉祝書畫展
04 神宮大麻頒布始奉告祭
05 神宮大麻頒布 大湖郡で擧行
06 鳳山街協議會
07 東港郡米統組合 總代選擧終る
08 南廻り自動車の 圓滑運行を陳情 臺東街月例會で決議
09 中村旗山郡守歡迎會
10 新營街臨時協議會 原案通り可決
11 潮州郡下華僑 皇軍慰問袋を贈呈
12 朴子街聯合青年團 朴子公にて檢閱式
13 ローカルセクション報社消息
14 壯丁團檢閱後 慰勞宴を開く
15 警察實彈射擊會 萬巒庄新置で
16 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 “精動再出發”を上程 臺中州社會教化大會
02 功勞者を表彰 全島軍援社會事業大會第二日
03 式辭、宣言、感謝文
04 大麻頒布始奉告祭
05 南洋の民族(五) “姙娠後”に正式結婚 奇習!棘で顏面を突き刺す 南方講座/宮內悅藏
06 長谷川總督告辭
07 勇士晴れの歸還 各自懷しの我が家へ
08 上野勇士歸還 武勳を土產にして
09 臺南高工生徒募集
10 高雄神社に献木 山林大會第二日
11 研究發表會の目次(七日)
12 大武山で大決戰 高雄州の聯合野外演習
13 禁制品の認定會 臺南公會堂で開催
14 林產資源功勞者
15 情報局の主催時局講演會 今夜高雄市公會堂で
16 表彰者略歷
17 時局講演會 あす臺南公會堂
18 臺中の野球試合
19 彰化臨時市會
20 “乘合馬車”出現 型はなんと二千六百年
21 同情金募集映畫會(花蓮港)
22 王本社臺中支局長夫人の告別式報社消息
23 多收競作會褒狀授與式
24 人事‧往來
25 消息
26 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 学藝 創造的發展の理念(一) 新文化と新文藝/岡澤秀虎
02 珊瑚樹 文學の十字路 窪川氏の「文學原則」論
03 科學 混血の問題 現下の時局から見て
04 心聲漢詩

灌園先生歸臺喜而有作/蔡柏樑、步柏梁見贈原韻/灌園、灌園先生歸自東京敬次鶴亭詞長瑤韻賦此奉寄/陳渭雄、秋夜寄幼岳兄霧峯/黃景南、次韻和景南兄見寄/莊幼岳

05 ラヂオ
06 府‧州‧市公報輯錄
07 新年文藝募集報社消息
08 廣告
第10頁
日刊第1版
序號 標題
01 國內諸懸案に對し 毅然たる急進態度 近衛、平沼樞軸に依り頭條新聞

【東京八日發同盟】近衞內閣は曩に三國同盟を締結し今又日滿華三國新條約問題を解決して東亞新秩序建設に邁進すべき對外不動の姿勢を確立し終った、今後に於ける施政の方向を專ら國內策の處理に集結されるに至つたが現內閣を繞る政部的環境は必ずしも單純でなく底流する複雜な起伏は內閣自體の強化體制を必要とするに至り首相は斯る政局の樣相を重視し國政を最高度に運用するの見地から現行內閣官制を改正するに決し前首相平沼騏一郎男を新たに國務相として迎へる事に成功した、仍って今後政府の施政運用は專ら近衞平沼樞軸に依って最高政治指針を決定しこれに基づいて眼下に山積せる國內諸懸案に對し毅然たる急進態度を執るものと期待されるに至つたが當面の諸國內問題に對する具體的處理方針を見れば左の如くである

◇國政の最高度運營

平沼男に入閣を懇請した真意は單に現內閣の補強といふのみでなく遠く今後の內閣制度の運用を狙った結果であつて男に對しては國家的見地に立つ大處高所の識見とその勇斷に期待して居り從つて首相としては現在施政の理念特に翼替會今後の運營實踐方針に對し男の所見に傾聽し改むべきはこれを適正化するに吝かでない意圖を明かにしてゐる、依って高度國防國家建設の為にする生產力の擴充方針及びこれが處理方策、翼賛會の運營等についても幾多の影響が現はれ來るであらうと見られてゐる

◇第七十六議會對策

今議會の中心讓題は戰時豫算の編成にあるは勿論所謂政治經濟の新體制確立の目標たる選擧制度改正法案經濟團體法案等の重要法案がありこれが完全通過に對し萬室の準備を進めてゐる

◇對樞府關係

官吏制度の改革樞府におい目て下審議されてゐる官吏制度改正案に對しては各方面とその成行を重視してゐる過般の翼贅會常任總務會においても經濟新體制と併行し寧ろそれに先行して官吏制度を刷新すべしとの強硬論が出た有樣である軍部方面でも樞府の動向を重視しその審議の進捗を見守ってゐる、只樞府としては時局の要請たるこの官吏制度の本旨に異論はないが案そのものが些か杜選にすぐるとしてゐる而してこれを根本的に修正するとか否決するとかのことは事質上困難でこれが取扱に苦慮してゐる政府としては內心重大なる決意を藏するもこの際樞府との對立關係を回避し極力諒解を求め審議の促進を要請してゐる、更に選擧法改正案も注文化の上急ぎ樞府へ御諮詢を奏請する方針であるが大體これは無難と思はれるが案の立法化とその施行に關聯し翼賛會との關係、法理論が登場して來るものと考へられるので首相としては寧ろこの點を重視して樞府の空氣を察知するに努めてゐる

◇翼賛會 實質赤誠化

翼賛會に對する批判は運營のそれと法理、人事關係豫算などの問題に區分される首相としては今後の人選陣營に極めて慎重なる態度を持し特に平沼男の意向もあり先づ政府即ち翼賛會との誤解をこの際是正し翼賛會は政府に協力し大政を翼替する機關であるとの事實を明示しこの方針で今後の運動を規正する心境になつてゐる只色々の批判に便乘する惡質な政治的策謀は斷乎これを根絕し本然の翼賛會の活動は強力に推進せしめる決意である

◇明年度豫算の編成

豫算案については文治豫算は既に二回の豫算次官會議において事務的檢討を了し更に大藏省查定案と各省との事務的調整をなし政治的解決を要するものは大臣間の折衝になる筈で今週中には豫算閣議が開催さるべく引續き臨時軍事費の編成に全力を傾到する豫定である

◇財經對策

經濟新體制要綱の確立は政府の戰時財經對策の根本方向を指標するもので政府はこれに基き財界全體を積極的に生產力擴充行動へ總動員し經濟新體制の協力推進にその協力を要請し高度國防國家の基礎たる國防經濟の確立に向つて邁進するであらう

02 革新諸政策を實施 人的構成を強化擴充 首相決意
03 “事變解決の鍵は 四億民心の建設” 馬淵大佐所信を發表
04 經濟團體法を制定 今議會に提案せん
05 歐羅巴今後の動き 外人記者の綜合觀察
06 圖像:駐支大使本多氏
07 院內世話人を設く 議會の運營方針
08 諸般の準備進む 議會局中樞部は連日會議
09 飛躍的發展に寄與 本多大使親任式後伊藤情報局總裁談
10 東亞復興に貢献 林國府宣傳部長談
11 本多大使を歡迎 臺北日華の各機關
12 議會局參與を 依囑發令
13 谷本將軍 長崎着
14 英‧米‧ア三國間に 借款通商締結か ハル長官言明を避く
15 泰機ボワペを空襲
16 泰國首相の演說
17 在西貢泰國 領事引揚ぐ
18 ガ佛公使の 資格を認めぬ 泰國首相言明
19 商工當局慎重 後任社長平生氏の專任ならん
20 阿部大使昨日 國府主腦招待
21 今日の天氣
22 辰馬汽船
23 日本郵船基隆出帆
24 大阪商船基隆出帆
25 東亞海運
26 大連汽船
27 廣告
第01頁
日刊第2版
序號 標題
01 牛嶋前軍司令官 昨日官民歡送裡に離臺
02 起ち上る傷痍勇士 三千餘名が勇躍戰場へ
03 高千穗丸で 基隆を出帆
04 西園寺公と臺灣一 伊澤多喜男氏談
05 諏訪丸無事歸港 英京引揚邦人を乘せて
06 老公に接すると 恰も明鏡の前に立つ樣な氣持
07 新竹州青年團查閱 十七日新竹市を皮切に
08 大學に時局の新味 京大で伊太利文學講座
09 高千穗丸出帆
10 高雄米穀專用倉庫の落成式 昨日盛大に擧行
11 臺灣グライダー俱樂部 昨日結成式を擧行 每日曜に練習を實施
12 健兒の意氣高らか 島都少年團合同訓練
13 欣然參加に決定 獨主□の同盟國庭球戰
14 明年四月上旬に選拔豫選
15 第二團が優勝 北署管內壯丁團檢閱
16 明大が三連霸 大學ラグビー戰
17 時局認識茶話會 明晚市公會堂で開催
18 奉祝高雄市民體育會
19 石友三銃殺さる
20 シ國メンバー 漸次擴大強化 起債市場打開へ
21 定期航空
22 船便り 高砂丸無電
23 廣告
第02頁
日刊第3版
序號 標題
01 援護精神の普及へ 大會に於ける決議事項
02 竹南神社鎮座祭 街民は歡喜一色
03 チモールの葡人 對日感情日に日に好轉
04 武勳の勇士歸還 神社に參拜後歸宅
05 豫告なしの空訓(高雄)
06 臺南州文書課長發令
07 臺南大圳創立二十周年
08 雌雄の大決戰 高雄州聯合演習第二日
09 貯蓄報國債券の割當 花蓮港廳下決定さる
10 離任を惜しまる(前恒春郡守)
11 新舊恒春郡守の歡送迎會
12 紅樹林を見學 山林大會第三日
13 基本財產造成案 臺東廳が府當局と折衝
14 奉公班發會式 大桃園建設に拍車
15 觀覽者が殺到 林產資源展盛況
16 南一中查閱
17 桃園郡下保正會議
18 臺中籠球大會
19 奉祝能樂會
20 偽證罪て起訴
21 臺中大屯初巡視
22 鄉軍曾文分會 教育訓練查閱
23 人事往來報社消息
24 廣告
第03頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 心聲漢詩

哭亡兒榮欽/吳蔭培、哭亡兒榮欽/吳蔭培、秋晚寄懷濶庵世兄並似在臺諸吟友/吳靜閣、旅次有懷崇聖會諸君子/吳靜閣、雜詠/佐伯 吳靜閣、送武全芸兄南京留學/林梧桐

03 府‧州‧市公報輯錄
04 家庭醫學 胃液の成分と 胃腸病の關係 胃酸過多症、胃潰瘍の 原因と豫防及び治療法
05 胃腸が弱いと 風邪を引き易い
06 療養實話 慢性胃腸病で 終に會社を缺勤/清野良二
07 廣告
第04頁
夕刊第1版
序號 標題
01 上海方面陸軍最高指揮官 澤田中將親補さる 藤田中將は參謀本部附
02 農業新體制案 十三日の懇談會で審議
03 歲末御慰勞の 午餐を賜はる 宮中顧問官を召され
04 陸大專科學生卒業式 朝香宮鳩彥王殿下の台臨を仰ぎ
05 週間評論 翼贊會と新生活運動/清澤洌
06 圖像:平沼無任所相參內
07 阿部大使 汪主席に挨拶
08 蔣側、ソ聯に對し 執拗に工作繼續 借款の成功は至難
09 一般會計豫算案 あす定例閣議に附議
10 芳澤使節西下 一路スラバヤに向く
11 支那と佛印の 國境閉鎖
12 圖像:語る末次議長
13 獨の二貨物船 沈沒 米洲中立水域で
14 艦艇防空用豫算に 三億弗支出を要求 米海軍長官下院に書翰を送る
15 英がタイ國を使嗾 佛タン紙論評を揭載
16 米の對英財政援助 方法論が論議の主流
17 チ洪國の外相が ユーゴーを訪問
18 洪、ユ友好條約の 調印を見ん
19 ポーツマス 倫敦を空襲
20 伊軍用輸送機 墜落 ビ將軍ら慘死
21 伊海軍軍令部 陣容を刷新
22 明日の天氣
23 水滸傳(288)/黃得時;榎本真砂夫
24 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 秩父宮殿下御滿悅 奉祝樂曲演奏會の盛況を 妃殿下が御物語り
02 賴し!銃後の乙女 北一女生が子狹窄射擊
03 齋藤總務長官 臺南、高雄兩州を初巡視
04 十日市內直轄官衙を初巡視
05 市街庄を組合單位に 一氣に割當突破へ 新竹州下の貯蓄運動
06 村田氏に決定 新長官の專屬
07 須田人事課長 八日空路上京
08 衛生教育機關が 南方に重大關心 歸臺の下條技師語る
09 圖像:園公遺墨展
10 本年武道納會 廿一日武德殿で
11 副見交通、荒木警務兩局長 十八日に着任
12 飢の危機英に迫る 大陸諸國の食糧問題
13 水產界の朗話二つ 飛出す珊瑚と石花菜
14 島都の年末防犯陣
15 九日より三日間 豫備訓練を實施 勤報青年團新竹州隊
16 圖像:內閣情報局の新看板
17 年末の犯罪豫防に 市民の協力要望 鈴木南署司法主任談
18 泊前交通局總長 十一日に離臺
19 新竹州結核療養所 鳳山溪附近の山腹に適地を選定 來年早早建築に着手
20 圖像:寫真は北一女の狹窄射擊
21 二見前警務局長 廿一日に離臺
22 待望の騖卵が 愈愈出廻る 配給協會創立さる
23 歲末同情週間 「映畫の夕」日割
24 南乳製品小賣商組合 創立總會を開催
25 定期航空
26 街で拾ふ
27 今夜の放送
28 商況 九日前場
29 今晚の映畫
30 民報案內報社消息
31 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(33)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 歲末、迎春の新體制(上) 生活形式の傳統必ずしも無意義ならず 日本女子大學教授氏家壽子氏談
03 圖像:翼贊一家の漫畫
04 結核豫防 先づ生活改善から 產業戰線に倒れた病者へ 差しのべよ隣人愛の手 豫防局長高野六郎博士談
05 色燒けした 半襟の染替 色拔を上手にすること
06 寒くなつて お寢小が漏れる 母の心遺ひて矯正出來る
07 色盲男子との緣談 必ずしも子孫に遺傳はせぬ 優生結婚相談/安井洋
08 南の國 水運び娘
09 足袋の長保ち法
10 また安くなる雜貨類 大幅值下げの帽子 草履も十五圓以上はなくなる
11 銅製器具の錆汚れを除く法
12 靴下の洗ひ方
13 指先の溫度で 感情を測定 戀愛の場合は昇る
14 無暗にかけると 却つて弊害になる 屢屢見らるレントゲンの過信
15 吃逆を直す法
16 梨の胡麻酢
17 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 宮城外苑に建つ 和氣清磨呂公の銅像 いよく十八日除幕式
02 驛傳競走に 臺鮮優勝
03 島都の皆さんの為に 明朗な兒童圖書館 來春から工事に着手
04 僕等擧つて銃後の務 臺中州聯合少年團 二十二日結團式を行ひます
05 戰線點描
06 近頃の出來事
07 アメリカ一ノメンドリ 五十一シウカンニウンダ タマゴガ三ビヤク四十コ
08 青年室 理論より實踐的指導
09 常熟攻略戰(一一) 聖戰に從軍して(14)/山口誠
10 人間に近い蜂
11 七星郡三角埔に建設の 臺北州青年訓練所 近く竣工の豫定
12 臺北州勤行青年隊 合宿猛訓練開始
13 霧社勤行報國隊營舍竣工
14 談話室
15 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 一般會計豫算總額 六十八億圓の巨額 けふ豫算閣議に附議頭條新聞

【東京九日發同盟】明年度豫算の編成に關しては九日を以て一應各省の查定を終了するに至りたので大藏省は十日午後の豫算閣議には陸海軍兩省所管を含む明年度一般會計豫算を附議するとゝなつたが明年度一般會計豫算概算の總額は約六十七、八億圓の巨額に達する見込みで本年度一般會計豫算の六十億九千七百萬圓に比し約六、七億の增加となる而してこの膨脹は本年度基準豫算三十七億圓が約十億圓增加の四十七、八億圓に膨脹したことゝ內外の新情勢に即應し高度國防國家建設を目標として軍部文治各省からの新規要求額に對し約二十億圓を承認せざるを得なかったことに依るもので臨時軍事費は未だその全貌を明らかにされて無いが本年度の四十四億圓程度に承認されたとしても總額に於いて既に百十億圓を突破する尨大豫算となることは明白である

02 農林省の新規豫算
03 商工省の新規費目
04 東久邇宮盛厚王殿下 きのふ輝やく御歸還
05 谷本中將けふ參內
06 藤田將軍晴の歸還
07 厚生省の新規概算
08 議會局參與 十一日初顏合せ
09 圖像:長崎に歸還した前中支方面海軍最高指揮官谷本中將
10 府縣市町村制改正 全面的改革を企圖
11 興亞院二部長轉出
12 中央協力會議員 海軍關係二名決定
13 國務相に直屬の 國策研究機關設置 有力に主張さる
14 產業報國會に對し 二百五十萬圓補助 けふ豫算閣議で決定
15 下部組織指導者 短期訓練講習會 けふ第一回生を送出す
16 實踐要綱を審議 翼贊會常任總務會
17 「輸出入統制條項」發動 貿易の振興對策に
18 黑糖、白下糖も配給統制
19 急速に解決する 希望非常に少い ド佛印總督談
20 勞務の適正配置へ “勞働手帳法”愈來議會に提出
21 科學研究所の 顧問 三氏を任命發令
22 敵の遊擊隊投降
23 大豆、玉蜀黍の增產計畫
24 佛印國境都市を 泰國機が爆擊
25 簡易保險積立金の運用方針 運用委員會で決定
26 總督府辭令
27 今日の天氣
28 辰馬汽船
29 日本郵船基隆出帆
30 大阪商船基隆出帆
31 東亞海運
32 大連汽船
33 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 經濟新體制の 確立指標成る 擧國一致之か 實現に邁進せよ社說

戰時體制下に於ける我が經濟界に劃期的變革を齎すべく、高度國防國家建設を理念とする經濟新體制確立要綱は去る九月十三日企畫院原案が作成され、之が一應經濟閣僚懇談會に附議されるや利害相反する各方面の意向を反映して、之に對する修正意見さへ擡頭し、其間現狀維持を熱望する財界の主張もあり之に對し軍部、大政翼賛會の近衞首相に對する革新的意見の進言があって波瀾重疊揉みに揉んだ末漸く去る七日の經濟關係閣僚懇談會及びそれに引續く臨時閣議で最後的決定を見、爰に始めて政府案として發表されたことは既報の通りであり又國民の等しく翹望するところである。今該案の內容に對し一一之を檢討しないがしかし假令その內容に如何なるものが包含されてゐるにせよ、之に依って永らく各方面より論議されて來た新經濟體制の內容が明示されて一般國民特に財界の不安や疑惑が一掃され得るからである

今や我國は大東亞共榮圈の確立と世界の狀勢の變化に伴ふ新秩序建設への協力に對し、更に新なる飛躍的發展を遂げんとする為に、國內に於ては政治、經濟、文學其の他凡ゆる部門に於る新體制運動が澎湃として起ってゐることは國家の最高目標に邁進せんとする必然的客觀的な國家的要請として國民の等しく明確に認識するところである、唯斯る國家的全面的なる新體制に、何時も最も困難視されるのは經濟に於ける新體制であらう元來經濟なるものは多く物に關聯し殊にこの物に程個人と個人との對立を惹すものはないのであって、之が動も考れば個人と國家との關係に於て對立、相剋を生み出す機緣となるからである、併し作ら各個人が國家の一構成分子である以上は、個人の利益と公共の利益とが常に一致するのが原則であるにも拘はらず從來の自由主義的經濟に於ては兎角個人の利益利慾のために國家社會の利益が犠牲にされ所謂私益本位、營利主義の弊に陷り易いのである、即ち統制經濟下に於ける物資の不足や闇取引等の橫行の知き部分的の混亂に最も斯る事實を雄辯に物語ってゐるといへるであらう、故に新經濟體制の目標として所謂「公益優先主義」が特に高揚され又一般識者にも凡ゆる角度より之が論議し盡されたのである

此度決定された經濟新體制確立要綱の中で特に一般の注目を惹くのは從來國民經濟の構成部分たる企業に對して新に公共性が附與されたことであらうが、この新なる理念の下に今後の企業新體制が確立されるべく、又企業擔當者といふ表現に依って從來の資本萬能、資本の支配から經營の優位が認められ、即ち自主的經營に於て企業の新形態が織込まれるといふ最も議論の多かった指導者の原理が採用されたことである、小林商相の言にもある如く、斯くして新經濟體制下に於て資本、經營、勞務の三位が一體となって國家の最高目標の下に戰時日本の生產力が今後どしどし伸長擴張され得るものと期待されるのである

斯くして今や變換期に直面せる我が國はこの日よりこの新經濟體制に基き、我が經濟機構は再編成されるであらうが、更に之と不可分離關係にある行政機構及其事務の改革も當然豫期され、斯る心構への下に我が國民は所謂一億一心總べてが一つの心となって從來の如く私利私慾を追求することなく又一方官僚も獨善の弊に陷ることなくして軍官民一致一日も早く新經濟體制の確立に向って擧國一致邁進せられんことを切望して已まない次第である

02 進め‧百廿億貯蓄へ 死藏金も賣りませう 貯蓄報國強調運動開始
03 勤行報國青年訓練 十四日霧社帝大農場で 晴れの入隊式擧行
04 新竹神社奉贊會 そのまま存續 外苑その他の工場完成に
05 齋藤總務長官 けふ市內諸官衙を初巡視
06 西園寺公と臺灣二 伊澤多喜男氏談
07 讀書が第一の趣味 各方面に豐富な話題
08 島內の各郵便局呼應 貯金窓口受附時間延長
09 總務長官の 南部巡視日程
10 大東京港出現 圓城貿易の飛躍に備へ 修築工事を急ぐ
11 新糖輸送開始 第二東洋丸で 一萬六千袋
12 時局講演と映畫の夕 十二日新竹で開催
13 圖像:赤色大岳地區敗敵共產匪に皇軍急進擊
14 島都同情週間 けふから開幕 伸べよ溫い手 同情袋を四萬個佩布し 市民の“隣人愛”に愬ふ
15 日向高千穗展 けふ一般公開
16 お待遠さまの 子供用純綿製品 年末かお正月にます
17 木炭中心から 代用炭中心へ 帝都、燃料新分野を開拓
18 夜會の殿堂‧東京會館 翼贊會中央本部事務所に轉向
19 各自の立場から 意見を開陳 臺北州經濟統制懇談會
20 避難船客の感激 ク港に寄港した伏見丸に 在留同胞から醵金
21 折詰辨當でボル
22 豚肉で暴利 不德商人御用
23 高校の入試變る 固定科目の外抽籤科目制實施
24 關西公兒童本社を見學報社消息
25 中臺商事總會
26 人事‧消息報社消息
27 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 石炭シンダーガス發生 試驗の結果好成績 近く局營バスで試運行
02 勞務統制講習會 あす市內警察會館で
03 米穀增產の秘訣(四) 府入鹿山技師講演
04 臺灣茶商公會評議員會
05 臺灣既製纖維製品 配給組合本日創立
06 新興製糖 七日壓搾開始
07 本島產朱欒に 蜜柑小實蠅 大阪稅制で發見さる
08 井本定祐氏 中興炭鑛へ榮轉
09 日糖烏日、沙鹿 工場壓搾開始
10 臺灣武道具商組合、十二日創立
11 佐藤續氏 臺中輕鐵社長に
12 山下汽船の米輸送 近く正式に調印
13 臺北州陶器、荒物 哨子器商聯合會 十二日創立總會
14 東京火災保險 臺北出張所落成
15 管理米內地輸送 四十三萬袋の豫定 十二月中
16 豚肉配給を實施 竹山郡、一人月百廿匁
17 潮州郡 青年團共同實習園 現地品評會 十五日より審查開始
18 照明燈
19 市價及商況 九日
20 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 ラヂオ‧ドラマ 叔父さん歸る/小野金二郎;淺田健三
03 講演 天野屋利兵衛/邑井貞吉
04 「或る日の干潟」 大量輸出 外務省と觀光局が全世界に
05 傳太滿月 松竹京都撮影所作品
06 海外映畫だより
07 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 活潑なる活動を期すべく 奉公班推進班成る 員林郡精動に拍車
02 二千六百年奉祝 臺北州下 高砂族大會 十二、十三日大南澳で
03 馬耕競技會 けふ南投で開催
04 贅澤は敵だ! 奢侈抑制要綱を通牒 北港郡で
05 潮州郡學事研究 高巒公で開く
06 郡民教化に資すべく 劇競演會を開く 員林郡
07 潮州民眾 體育大會
08 彰化郡の改姓名 續續願出づ
09 斗六郡崁頭厝產組 廿周年記念式
10 北斗郡下献金箱 累計三百餘圓
11 新化郡壯丁團員表彰式
12 大村庄奉公班の 實踐活躍 目醒しきものあり
13 豐原郡で 青年の身體檢查
14 臺灣服、臺灣語 廢止を決議 大溪郡保甲會議で
15 ローカルセクション報社消息
16 南港炭礦夫臺車に激突即死
17 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 府‧州‧市公報輯錄
02 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 目ざす國語臺灣 豆戰士の“舌比べ” けふ彰化で全島國演大會
02 良心的“暖の均霑” “買占や買溜はお互にやめませう” 臺南州‧木炭方針を通牒
03 總額十一萬餘圓(上) 十一月中の國防献金恤兵金其他 臺灣軍司令部取扱
04 青年團研究會 草屯公講堂で
05 奉祝美術展(嘉義) 八紘、青辰兩畫會の主催
06 砂糖輸送懇談會
07 學校職員體育大會(彰化郡)
08 業者に物を聽く會(高雄)
09 明朗に緊肅に 二千六百一年の新春
10 花蓮港市の 新年交禮會
11 勤行報國青年隊 高雄隊愈よあす出發
12 苗栗郡の交通 週間行事
13 大屯郡保育研究會
14 高雄州下の空訓 各市郡の日割夫夫決定
15 “奉仕”に稔る薯 出るわく二千斤掘出さる 花蓮港廳員喜悅滿面
16 改姓名會を組織(嘉義)
17 彰化一公の 退職慰勞會
18 旗山郡の少年團大會
19 罪は一瞬淚は一生 花蓮港廳の防犯行事
20 嘉義郡壯丁團檢閱(九日)
21 報國會と青年團 きのふ樹林公で發會式
22 桃園郡の交通 安全週間
23 彰化一公體育會
24 臺南競馬 十四日より始る
25 臺南州人事異動
26 人事往來報社消息
27 消息
28 廣告報社消息
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 学藝 集團主義のモラル(二) 新文化と新文藝/岡澤秀虎
02 科學 混血の問題 現下の時局から見て
03 隨想 樂しき雜談 東京の女/中野重治
04 珊瑚樹 珍妙な小說 舟橋の氷雪(文春)
05 心聲漢詩

次文芳兄韻席上作/陳渭雄、次文芳兄韻席上作 其二/陳渭雄、次梅樵先生遣興韻韻(二首)/陳渭雄、次梅樵先生遣興韻韻 二/陳渭雄

06 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 日米戰ふ樣な事は 全く愚の骨頂だ 外相、外人記者と一問一答
02 圖像:松宮大使歸京
03 赤字公債の發行を 廿億以內に止める 增稅は行はぬ方針
04 文部省の新規要求 四千三百七十萬圓
05 獨伊次にどう出る(上) 形を變へた對英攻勢 バルカン糾合に成功
06 圖像:寒さ身を切る水流に活躍の整備員(○○基地にて)
07 五省の主要新規豫算
08 開港港則の改正 十三日の閣議に附議
09 追加豫算として 銓議するもの
10 明年度の一般會計 歲入出豫算概算額
11 獨機大擧倫敦を空襲
12 工場指導官を新設 各工場に駐在
13 米戰鬪艦隊 ハワイで演習再開
14 豫算內譯
15 明日の天氣
16 水滸傳(289)/黃得時;榎本真砂夫
17 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 佛印進駐諸部隊に 全島官民感謝の慰問袋 齋藤長官、軍司令部に赤誠傳達
02 重點主義で斧鉞 新竹市の要求豫算 十六日市會議員の意見聽取
03 當局を信賴して 融合和平に懸命 堀氏廈門を語る
04 圖像:齋藤長官初巡視
05 長谷川總督 けふ東京を出發
06 最近のタイ國王
07 神野氏が寄附
08 國婦基隆市分會總會
09 歐洲戰爭の歸結 (上)運命の神、英を見放す
10 齋藤總務長官 州市を初巡視 州治市政概況を聽取
11 圖像:同情週間開始
12 軍醫は初任から大尉に
13 兵隊一人に 必要な羊毛量
14 堂堂分列行進 基隆聯合壯丁團檢閱
15 科學日本の新陣容 各大學に研究所廿九個所 時局即應に文部省拍車
16 肥料配給一本建 產業組合から農家へ
17 南北兩署の 防犯陣成る 銀行や郵便局には特別警戒
18 鍛鍊總動員 新竹州下職員體育大會 廿二日新竹小で開催
19 人事‧消息
20 街で拾ふ
21 今夜の放送
22 商況 十日前場
23 今晚の映畫
24 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(34)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 歲末、迎春の新體制(下) 家屋の手入れも家族の奉仕で/氏家壽子
03 子供に寄生虫 感冒にかかり易い 食べすぎと感違ひ
04 落葉の聲を聞乍ら 愉しく遊ぶ“天國” 寒くとも自然の懷ろに
05 ハブ茶葉の 用ひ方
06 セロハンの はたき
07 ゴム管の利用
08 味噌おでん
09 呼吸器病をつくる 濕度を考へぬ煖房 家庭ても一つ研究を顏ひます
10 糠味噌の酸味や 旅行する時
11 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 國境護るわが勇士 指折り數へてまつ 前線のお正月
02 國語力だめし(一) 應用短文例集 さあやつてみませう
03 近衛內閣が迎へた 無任所大臣二人
04 先生からの御注意 よく讀んでおいて下さい 何より大事な御注意一束
05 新駐米大使の 野村吉三郎大將 世界を睨む隻眼提督
06 空から酒と鹽煎餅 自爆した子の靈を慰める
07 港の町基隆市に建つ 蓬萊漁船隊忠魂碑
08 グンバノヒ モウスグタチマス
09 犬とスツポン
10 世界ニユース 辛うじて保持した 米國の世界一
11 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 敵匪根據地を覆滅(寧波附近) 海鷲、海軍水上部隊が協力頭條新聞

【上海十日發同盟】浙江省杭州灣沿岸から舟山島一帶は本年七月以來我海軍に依つて嚴重な封鎖線が張られて敵地への物資移人は完全に杜絕してゐたが最近敵遊擊匪小部隊の戎克に依る出沒が頻發する傾向あるので去る五日以來海軍水上部隊は航空部隊の緊密なる協力の下に敵匪根據地覆滅戰を開始、航空部隊は舟山島對岸の敵根據地を爆撃すると同時に艦隊の一部は寧波裏ルートの入口たる柴橋の敵根據地に砲擊を加へ甚大なる損害を典へた

02 明年度豫算本極り 總額六十八億六千三百萬圓 歲入出概算
03 河田藏相參內 豫算案に關し奏上
04 各省の豫算總額 陸軍省、十三億八千七百六十九萬圓
05 重點主義の編成閣議後藏相談 國民一段の協力を要望
06 株州、雷汀石を爆擊
07 十一月中の綜合戰果 楊子江下流陸軍部隊 各地敵匪を捕捉殲滅
08 インフレの抑制に 財界が積極的協力
09 谷本、堀內兩提督參內
10 我が江上艦艇 連日機雷を處分
11 黑河分館を 領事館に昇格
12 航空陣は更に飛躍 民間航空豫算決る
13 眾院獨自の立場で 議員俱樂部結成 院內世話役を選任
14 各議員大體好感 少數の不參加を除き大勢參加 貴院の翼贊陣整ふ
15 佛印南部の暴徒 益益數を增加
16 カナダ驅逐艦 サ號擊沈さる
17 平沼國務相の席次
18 大政翼贊運動 指導者講習 けふから開始
19 若杉總領事を 起用 野村大使顧問に
20 ル米大統領ア島へ(英國)
21 支那軍、廣西 國境に增兵
22 全國水上小運送業 海運組合聯合會
23 今日の天氣
24 辰馬汽船
25 日本郵船基隆出帆
26 大阪商船基隆出帆
27 東亞海運
28 大連汽船
29 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 臺灣の地位を 再認識せよ 東亞共榮圈の 兵站基地社說

支那事變を契機とし、歐洲大戰の擴大進展につれて、世界地圖はまさに新しく塗り更へられんとしてゐる。全世界を持てる國と持たざる國との兩陣營に截然と分ち、凡て自然の攝理に基く正義の戰ひに於て、持たざる國國の榮光は、やがて世紀の黎明をもたらさんとしてゐるのである。思ふに日獨伊同盟による革新樞軸の強化は、唯單に支那事變の處理のみならず、世界新秩序の建設にも指導的な推進役割を果すものであらねばならぬ。我國當面の新秩序建設とは云ふまでもなく、極東大陸並に南太平洋圈內を包含する所謂東亞共榮圈の確立である。換言すれば日滿支を中心とする南洋諸島の大東亞ブロックの形成である。このことは既に事變以來、皇國日本の國是であり、又東亞諸民族の好むと好まざるとに拘はらぬ世紀の一大行進であって、世界新秩序を建設するためには全く避くべからざる歷史的必然と云はねばならぬ。

而して東亞諸民族をば、長き白人種の壓迫搾取から救ひ、自然の攝理に基き各各その所を得せしめんがためにも、大東亞共榮圈の確立を措いて外に方法はないのである。大東亞共榮圈の確立によって始めて東亞諸民族は、自ら有無相通じ共存共榮を全うし得ると云はねばならない。斯くして東亞の盟主日本の聖業は幾多の困難と犧牲とを豫想しつつも、尚嚴然として先頭に立ち、只管新秩序の建設に奮勵努力してゐる所以も實にここにあらねばならない。今や日支條約既に成り、日滿支三國共同宣言は、力強く中外に宣せられた。大東亞共榮圈を確立すべき礎石は、これによって築かれたと云っても過言ではないのである。斯く日滿支の協同推進により、大東亞共榮圈の建設は、今後ただちに勇猛果敢に邁進するの一途あるのみを知らねばならない。勿論前途は尚多事多難を豫想せねばならないが、如何なる困難があらうと、障碍が立塞って居らうと、これを芟除覆滅し、或はこれを粉碎克服する強烈な決意と覺悟を堅持せねばならない。同時に一切の力を其處に集中發揮せしめなければならないのである。

斯く觀じ來たれば、大東亞共榮圈建設の遂行途上南に浮ぶ我が臺灣は、もはや單なる一小島ではなくなり、今や帝國南方を護る生命線として、南太平洋をぐつと睨らむ重要なるかなめ的存在として、俄かに時代の脚光を浴び大きくその真の姿を現はして來た。換言すれば我が臺灣は既に今迄の臺灣ではなくなり、其の地位、役割、使命はまさに新たなものを附加へられたのである。端的に云へば臺灣はもはや從來の如き單なる米倉、砂糖倉ではなくなったのである。即ち臺灣はそれ自らの臺灣から東亞共榮圈內の一翼としての臺灣に飛躍せねばならなくなったのである。云ひ換へれば帝國南方政策の基地、同時に大東亞共榮圈建設の據點即ち南方の兵站基地としての地位を確立せねばならぬのである。此ことは實に言葉としての概念的な意味以上に重大な意義を有するものといはねばならない。從って今後の臺灣は物的にも人的にも凡そ總力を擧げて此の線に沿うて發揮せらるべく、茲に島民の新たな決意と覺悟とを喚起するため、敢へて臺灣の地位役割使命の再認識を促す所以である。

02 新時代の角度から 愈よ國語を再檢討 翼贊會文化部を中心に
03 長谷川總督、昨日 近衛首相以下を招待
04 木盃の傳達式 昨日基隆市で
05 圖像:奉祝舞樂公開
06 木炭製造に 國有林を伐採 閣議で正式に決定
07 齋藤總務長官 白衣の勇士慰問 市內各官衙をも巡視
08 奉祝神宮冬期大會 役員會議で日程決る
09 西園寺公と臺灣三 伊澤多喜男氏談
10 全臺灣都市對抗卓球大會 申込は廿一日迄
11 日獨伊交驩生徒兒童作品展 十四日基隆市で
12 文藝の銃後運動 菊池寬氏等近く來臺、各地で 軍慰問と時局講演會
13 圖像:白衣の勇士作品展
14 勞務調整懇談會 昨日州會議室で開催
15 同盟國婦人の集ひ 樞軸推進に優しい協力
16 進學ストツブ令 實業學校と專門學校に實施
17 臺灣は內地の延長 私の統治根本方針に 西園寺公御贊成
18 臺北州青年隊員 後備訓練終了式を擧行
19 珊瑚業者の憂鬱 トタンに解消 早くも嬉しい注文
20 けふ公會堂で 感想談を發表 汕頭潮陽縣視察團
21 船舶巡回講演と 特別警邏を實施 基隆水上署の防犯週間
22 新竹署管內の 保正會議
23 新竹州ブリキ業組合 創立總會を開催
24 生豚の闇值で不當利得 基隆署か摘發
25 創立總會を開催
26 定期航空
27 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 輸送繁忙期對策 近く鐵道部で決定 專用車の回轉數增加等
02 官鐵繁忙期輸送 十日より回數增加
03 昭和青果を買收 中央市場へ直接進出 臺灣青果の劃期的發展
04 米穀增產の秘訣(五) 府入鹿山技師講演
05 臺灣木材輸移入組合 近く創立されん
06 建設資材の需給 攪亂者を取締る 各地方官廳苑通牒
07 臺東廳の農產物 斡旋要綱定る
08 臺灣電器商品卸組合成立
09 新麻袋價格 一袋七十錢と決定
10 臺灣燐寸會社 自給を目標に增產 近く第三回拂込實施
11 新豆粕八十五萬枚 年內迄に陸續入港 第一船既に大連より積出
12 下關商議員 一行來中
13 龍潭茶業會社創立打合會
14 からすみ製造講習會
15 定款等原案可決 役員も夫夫決定 既製纖維製品配給組合成立
16 落花生油粕の 公定價格改訂せん 近く府報で告示
17 竹田信組監查を 受く成績優良
18 藁叺製造競技會 龍潭庄で盛大に擧行
19 照明燈
20 市價及商況 十日
21 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 北斗郡耕地防風林 三ケ年計畫で再造成
02 奉祝大運動會 七日北斗公で
03 桃園郡保正會議
04 新化郡乳製品小賣人組合成立
05 新營郡聯青查閱 若人の元氣潑刺
06 溪南分教場 昇格祝賀
07 新港郡下の 陸上競技大會
08 潮州郡防犯週間 十五日より向ふ七日間 各種宣傳計畫成る
09 ローカルセクション
10 瑞芳興業會社 九分に支店設置
11 改姓名座談會 新營でひらく
12 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 朗朗!玉を轉がす 鶯も顏負けの流暢振り 全島國演大盛況 日本人だ 國語で行かう
02 南洋の民族(六) “蜥蜴”が重要食品 「海のジプシー」チヤオ‧ナム族 南方講座/宮內悅藏
03 偲ぶ“義人の遺德” 吳鳳祭、嚴かに執行はる
04 夜間荷役を開始(高雄)
05 臺中警察署の射擊大會
06 彰化市區長會議
07 ガンヂス丸入港 比律賓の消息を載せ
08 馬豚增產に拍車 花蓮港廳張り切る
09 廖溫仁博士の遺著 「唐宋時代に於る醫藥の輸入」 未亡人の手で近く出版
10 叩込む“大和魂” 比島の二世故國へ第一步
11 彰化臨時市會 一瀉千里に原案可決
12 國婦嘉義分會 創立四週年記念
13 花蓮郡自治講習會(十六日)
14 豪華生活を抹殺 花蓮港市の徹底方策
15 お年玉に雜誌を 臺中圖書館で募集
16 殘有金を一掃 高雄州當局が大童
17 書類と共に送局 養女虐待の鬼畜婆
18 彰化學校職員體育大會
19 申込が殺到 臺中州下改姓名
20 本社異動報社消息
21 人妻自殺未遂
22 刑事プロツク打合會
23 消息
24 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 学藝 知性の改造に就て(下) 新文化と新文藝/岡澤秀虎
02 隨想 樂しき雜談 第二世/中野重治
03 珊瑚樹 絕品の小說 川端の「雪中火事」
04 新年文藝募集報社消息
05 心聲漢詩

有感/張希舜、有感 其二/張希舜、次梅樵先生病脚瑤韻/陳渭雄、寄春懷詞兄/笑儂、次笑儂寄□瑤韻/春槐、灌園先生歸自東京賦此奉呈/春槐

06 新刊紹介
07 ラヂオ
08 廣告
第10頁
夕刊第1版
序號 標題
01 參政官(內閣直屬)を設置せん 政務官を改稱して
02 新規經費增額 約十八億圓に達す
03 外務の新規要求
04 臨時軍事費 來春に決定されん
05 谷本中將以下に 御陪食を賜ふ
06 事務次官も 答辯に立つ
07 英の一日の戰費 約二億七千萬圓
08 日泰、日イ兩條約 御批准案を可決
09 力で富の懸隔修正 英勢力を大陸から完全驅逐 ヒ獨總統が大獅子吼
10 國府外務異動
11 米、輸出制限の品目を擴張
12 圖像:前上海方面陸軍最高指揮官藤田進中將晴れの歸還
13 阿部大使南京發 歸國の途に就く
14 何等の取極めにも 到着せぬだらう 英米財政會談モ長官は語る
15 英の財政狀態に 檢討を加ふ
16 臺灣關係の 勅令公布
17 修理中の英巡洋艦 モ港を出港
18 副見交通局總長 けふ東京出發
19 試驗令質疑終る 次回から身分保障撤廢等の質疑 樞府の審查委員會
20 英の對蔣借款 一千萬磅供與を決定
21 ソ聯、重慶側に警告 重慶の米支借款に對する 給付物資について
22 露領漁業組合 勞務者を表彰
23 ドイイ空軍又復 新式爆彈を投下 ロンドン市民を脅かす
24 洪、ユ友好修約 けふ調印行はれん
25 防空壕も切符制
26 明日の天氣
27 水滸傳(290)/黃得時;榎本真砂夫
28 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 新竹州各郡の神社 近く建立全部完了 皇民化運動に劃期的成果
02 佛印進駐海軍部隊にも 官民から慰問袋 齋藤長官から武官府に依賴
03 全國農山漁村に ラヂオセツトを頒布 健全娛樂と慰安を與ふ
04 圖像:ヒツトラーユーゲント代表團
05 傷痍軍人記章の傳達式 けさ市長公室で
06 臺北州青年隊 けさ晴の壯途に
07 同情週間に 麗しい奉仕 下臺府町三區 男女青年團員
08 臺灣各部隊入營兵 あす愈晴れの着臺 退營兵十三日に歸還
09 市社會事業助成會に寄附
10 清純な童心の赤誠 恤兵金に添へた愛國の書簡に 酒井海軍武官が感激
11 泊前交通局總長 けふ富士丸で歸臺
12 海外放送の強化へ 前線將士にも故國の香ひを送る 來年早早本放送實施
13 新竹州應職員と警察部職員の體育會
14 歐洲戰爭の歸結 (下)運命の神英を見放す
15 臺北州下の奢侈品在庫調べ
16 惡業家主を槍玉に 州當局が斷乎鐵槌 近く食料品薪炭類商にも手入れ
17 經濟防犯に主力 基隆署防犯週間行事
18 富士丸出帆
19 臺中州下の中等學校長會議
20 取締りの基準に 餅搗きの實地研究
21 最近の香港事情 淺香丸基隆に入港
22 杉山興亞院事務官 新竹市內を視察
23 播州丸船員一名波に攫はる 漁撈中新竹沖で
24 「民族の祭典」 愛護者優待券 本夕刊に折込む報社消息
25 定期航空
26 人事‧消息
27 今夜の放送
28 商況 十一日前場
29 今晚の映畫
30 民報案內報社消息
31 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(35)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 讀書に凝る六才兒 但し運動は大嫌 教育相談/田中寬一
03 南の國 呆れた帽子
04 人造肉とも呼ばれる 營養の多いパン種 家庭食に取入れたい
05 革手袋の洗濯
06 木炭が一番危險な 一酸化炭素の中毒 頭痛がしたらすぐ換氣を
07 圖像:躍進タイ國の集團體操
08 おむつの 乾かし方
09 園藝の基になる 培養土の造り方 落葉こそ大切な實になる
10 小豆飯の炊方
11 ミミズと蓬で アスビリン代用 感冒の冬に備へて
12 林檎の見分け方
13 煉炭の補充
14 紙上病院
15 廣告報社消息
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 前線には年賀狀を 意義ある新春を迎へませう
02 童謠 街の交番/原勝
03 竹南神社鎮座祭 月の光清き七日の夜 おごそかに執行はせらる
04 國語力だめし(二) 應用短文例集 さあやつてみませう 次の語を使つて短文をつくつてみませう
05 牛嶋中將離臺 數數のお仕軍をなしとげて
06 本多熊太郎先生が 最初の駐支大使に 日本一の支那通で松岡 外務大臣の先生格の人
07 米國陸軍の偽裝服
08 世界 新案救命外套
09 空襲と動物たち ライオンより度胸がある兔 困りもののアウムの惡戲!
10 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 浙江省沿海地區と 浙贛線を攻擊爆碎頭條新聞

【○○十一日發同盟】去る九、十の両日に亘り海軍航空部隊の精銳は浙江省沿海地區及浙贛線を攻擊考順その他において敵兵の據れる大建築物及び軍用倉庫群を爆碎し更に考順、義烏間を進行中の敵軍用機關車及貨車群に低空銃擊を加へ之に多大の損害を與へ全機無事基地には歸還した、又揚于江下流クリーク地帶水路啓開中のわが砲艇は去る八日杭州附近大關橋において移動中の敵を發見これを擊破潰走せしめた

02 議員俱樂部を結成 翼贊會を新黨の方向に引込まん
03 議員俱樂部の規約
04 圖像:長谷川臺灣總督出發
05 參政官制度問題 前田局長、首相と懇談
06 緊急副部長 會議を開催 運營方策を協議
07 議會局眾院部の 參與初顏合せ會 議會運營方法につき協議
08 發券制度の改正案 來議會に提出せん
09 國土の綜合的開發 本格的調查機關を設置
10 華北政務第二次 全體委員會 日程全部を議了
11 日タイ、日イ兩條約 一兩日中條文を公布
12 米佛會談近く開始
13 芳澤蘭印特派使節 きのふ華華しく出發
14 適當な限度設定 是非とも必要 結城日銀總裁談
15 泰、佛印兩軍の戰鬪 漸次熾烈本格化す
16 現市長を推選 山形市會一致
17 監查制度を 擴充整備
18 蛋白質さへ確保せば 食糧問題解決せん 食糧自給力調查の結果
19 地理的事情を考慮 適當に再調整 獨の殖民地獲得方針
20 各戰線十一月中の 伊軍死傷數
21 對蔣一千萬磅借款 英外務次官下院で確認
22 英首相下院で 戰況報告演說
23 悲劇の英雄 ウエイガン父子
24 獨、伊、佛三巨頭が 近く某地に會合 單獨媾和條約を協議か
25 土國の申入れを ブ國政府が拒絕
26 今日の天氣
27 辰馬汽船
28 日本郵船基隆出帆
29 大阪商船基隆出帆
30 東亞海運
31 大連汽船
32 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 明年度の一致會計豫算決定 その運用に 萬全を期せ社說

日獨伊三國同盟締結後の國際新情勢に對應して高度國防國家建設を目標とする昭和十六年度豫算は、十日の豫算閣議で原案通り總額六十八億六千三百萬圓の一般會計豫算を決定、我國の飛躍的な政治動向をその內に端的に表示しつつ茲に愈愈本極まりとなったのである。而して明年度豫算は本年度一般會社當初豫算五十八億二千二百萬圓に比すれば十億四千百萬圓の增加となり、公債金に於て二億九百萬圓の增加を示してゐる。尚臨時軍事費は目下尚折衝中で之れが決定は明春に持越される豫定であるが、本年度の四十四億六千萬圓以下に減額されることは豫想されないので、假りに本年度程度に承認されるとしても明年度の豫算總額は百十億圓を突破する尨大なる豫算となることは必至であるとみられてゐる。

河田藏相は右豫算決定後、その編成方針につき說明をなし、特に高度國防國家體制確立の為めにする重點主義編成に依った點を強調した。即ち既定經費に就ては十分檢討を加へ努めてその節減繰延べを實行すると共に、新規經費の計上に就いては時局に顧み真に強行を要する國策の重點のみにこれを限定し、その他の施設に就ては能ふ限り之れが着手を見合せもって豫算の膨脹を努めて抑制したのである。從って明年度豫算に於て新規計上した主要なるものは、謂ゆる高度國防國家の體制確立のため必要缺くべからざる經費のみを中心としてゐるのであるが、國際情勢の推移に備へ事變處理の完遂を期すると共に、我國戰時財政經濟の強化に資するを目標としたものである以上、當然な措置と云はねばならぬ。

明年度豫算の全貌は臨時軍事費關係が尚殘されてゐるため判明しないが、しかし高度國防國家の建設を目標とし、錯綜せる國際情勢を考慮に入れば軍事豫算の多少の膨脹は不可避であり又已むを得ないであらうからして明年度の總豫算は百十億圓を突破するとは必至であると豫想されねばならぬ。而して三國同盟締結に依り從來の如き物資の第三國依存は當然一擲せねばならず、從って物資需給は明年度に於て一層の窮屈化を覺悟せねばならぬ。又一方に於て財政支出は益益增大し民間購買力を膨脹せしめる為め物資と通貨の乖離に拍車づける事となるので、インフレ抑制對策は更に緊要の度を增すものとみられ、又公債消化の對策として資金運用の高度計畫化即ち金融統制の高度化は必然的であらうとみられる。

百十億圓は決して僅少ではないが高度國防國家建設から云へば已むを得ぬものであり、又躍進日本の國力からみれば驚く程の數字ではないのである。問題は金額ではなくて物資である。而してその運用であるのだ。從來の第三國依存を一擲せねばならぬとすればその物資を如何にして調達するか、更にそれに伴ふ需給關係に支障なき樣に留意せねばなるまい。公債消化對策に就ては上述の如く尨大豫算の運用に當りこれ又重大な決意を以て臨まねばならぬのである。更に惡性インフレ抑制に如何なる妙策を施すかが問題である。これが直ちに國民生活に重大なる影響を及ぼすのであるから、政府は豫算の運用に當り慎重に之を考慮しその萬全を期さねばならぬことは云ふまでもないが、國民も又一段の協力をせねばなるまい。

02 戶每、臣道實踐昂揚 大政翼贊の標語を 全國各家庭に配布
03 長谷川總督の 國民的人氣 熱田神宮參拜に市民堵列歡迎
04 樞軸の契り固し 日獨伊婦人會發會式
05 學生政治運動嚴禁 大政翼贊會と文部當局 懇談で意見一致
06 翼贊運動指導者 講習會開かる
07 日本社會學會大會 新界の權威一堂に會し 十七日から臺大で開く
08 西園寺公と臺灣四 伊澤多喜男氏談
09 蘭の花に譬ふ可く 會へは會ふ程□り高きを覺ゆ
10 三十萬圓起債? 新竹州來年度の豫算 四百五六十萬圓程度
11 河村軍需部長 新竹を視察
12 神拜詞を募集 臺灣神職會
13 全國の教員 一齊に增給 文部省の嬉しい豫算
14 強い日本に驚歎 大いに日支親善に努力 潮陽縣視察團の感想
15 “食べるホルモン” 卵で精力がつく俗說から出發 岩田博、發見に成功
16 副見交通局總長 きのふ東京を出發
17 九死に一生 遭難第三重寶丸乘組員 吳竹丸で基隆に歸る
18 三年間不眠の女性
19 暮の街に躍る “惡の虫”を殲滅 南北兩署の眼光る
20 獨立王國ジヨホールのニユース
21 船便り 香取丸無電
22 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 臺灣石炭會社 總督長官に說明の上 本年末に其要綱を發表せん
02 高雄荷主懇談會 十六日同市公會堂で
03 基隆荷主懇談會 十九日市公會堂で
04 數量百萬斤減少 本島茶滿洲輸出契約に關し 滿洲より 歸臺の玉手特產課長談
05 米穀增產の秘訣(六) 府入鹿山技師講演
06 共販の防諜マツチ 近く出まはる
07 全島貨物輸送 荷主懇談會
08 檢查標準米查定會 近く臺北で開催
09 過熱機關車使用で 石炭の節約四割 鐵道部で各社線の改造を要望
10 正月用御神酒 各戶洩れなく配付 廿五日より切符引換に
11 主要株式、債券利廻調 勸銀調查課發表
12 醬油業者の合同 臺北州當局で慫慂
13 清醇芳香の樽酒 近く一千六百餘樽着荷
14 豐原馬耕競技會 終つて馬匹品評會
15 日本燐寸竹原氏 取締役を兼任
16 臺糖車路墘工場 日糖斗六工場 壓搾開始
17 經濟手帳
18 市價及商況 十一日
19 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 朝の修養 神道大意﹝二﹞/田中義能
03 琵琶 川中島(薩摩)/藤井義次
04 料理
05 物の始り 魚形水雷/西野友三郎
06 婦人の時間 「うはさ」/草薙晋
07 ラヂオ‧ドラマ 「風」/臺北放送劇團
08 圖像:早明ラグビー
09 海外映畫だより
10 第三の影 畫評/飯島正
11 松竹、東京寶塚の 外畫興行協定聲明
12 笠井監督作品 “二人信三郎”
13 洋畫界 準備が遲れる 新春外畫
14 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 興亞健兒の意氣 いやが上に軒昂 東石郡聯青查閱
02 聖壽御牌奉安祝禱會 十五日竹田德修堂で
03 圖像:廢品回收
04 實踐項目の徹底 改姓名等を打合 新高郡小公校長會議
05 里港 青果出荷荷受組合 來年一月業務開始
06 元旦 新高主山の上で迎ふ 集集街役場職員強行軍
07 岡山街臨時協議會
08 斗六警官射擊會 去る十日舊射擊場で
09 東港郡下空調 昨日より擧行
10 屏東郡道路品評會 一等は田子聯合保甲
11 統制美の躍動 北門郡壯丁團查閱
12 馬耕競技及び 馬匹飼養管理品評會 南投街で開かる
13 東港街臨時協議會
14 竹子脚公學校 廿周年記念式
15 トラツク合同計畫 南投郡業者贊成
16 南投煙草乾燥場 合同落成式擧行
17 新高郡聯青查閱 十四日集集公學校で
18 新高郡下公學 就學步合48%
19 新營郡防犯座談會 來る十八日開催
20 春に背く乙女 覺悟の入水自殺
21 ローカルセクション報社消息
22 鹽糖第二工場 錆止工事中引火 二名即死、一重傷
23 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 科學 ナイロンに對抗する 優秀合成纖維 カビネアンの發明と工業化
02 獨超長距離砲(上) ロンドン襲擊近し
03 圖像:蘭印のバリ島
04 ナイロンフイルム いよく完成
05 腦電流と智能
06 廣告報社消息
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 師走の空に“羽搏く” 滑空訓練、二十五日より
02 樹薯粉の割當量 臺中州下近く決定
03 臺南州防犯週間 諸行事夫夫決定さる
04 南洋の民族(七) 捕虜の集團移住 城壁に偲ぶ往時の文化 南方講座/宮內悅藏
05 迫る暮に“親心” 臺中州糯米配給を通達
06 花蓮港神社大燈籠落成式
07 高雄を視察 齋藤新長官が
08 臺中尚武館 十五日道場開き
09 勇士達うつとり 臺南の綜合慰問會
10 總額十一萬餘圓(下) 十一月中の國防献金恤兵金其他 臺灣軍司令部取扱
11 石渡元藏相一行來南
12 宗藤市長陸軍病院訪問
13 肥料荷役の改善
14 屏東市の空調 好成績裡に終了
15 聯合野外演習(臺南州下二十三日)
16 手柄話で賑ふ 高雄の將兵慰勞會
17 鍋島中佐の講評 高雄州下の聯合野外演習
18 時局便乘背德者 大屯郡の商工主任
19 海山郡下產組長 けふ樹林信組で會議
20 贈答回禮廢止
21 時局講演會大盛況(花蓮港)
22 菊池寬氏大迷惑 「新女子大學」で賭博詐欺
23 歲末、年始自肅打合會(屏東)
24 新化郡青年團查閱
25 國講講師講習會(屏東郡)
26 家庭防空群の 訓練に全力
27 地代家賃座談會(花蓮港)
28 洋服衣類專門泥坊御用
29 奢侈品查定會
30 輸送懇談會
31 彰化奉祝野球大會
32 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 学藝 石川達三論(上)/東田町二
02 或る夜/中山照子
03 兒はたたかれじ/吳阿泉
04 隨筆 樂しき雜談 禿頭と白髮/中野重治
05 心聲漢詩

屏東拜觀瑞竹感賦/廈門 張濤臣、遊日月潭/廈門 張濤臣、次韻幼岳見贈/傅鶴亭、次韻幼岳詞友見訪之作/傅鶴亭、悼寶鳳內人四首/林夢梅、悼寶鳳內人四首 其二/林夢梅、悼寶鳳內人四首 其三/林夢梅、悼寶鳳內人四首 其四/林夢梅、武全英畏留學南京中大詩以勉之/海山遷民 退嬰

06 新年漢詩募集報社消息
07 新刊紹介
08 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 我海鷲、昆明を猛爆 航空軍官學校に巨彈
02 專任總務局長は 早急に決めたい 有馬伯、首相と要談
03 政務官制度を復活 參政官制度確立までに
04 獨伊は次にどう出る(下) 期待はあげて明春へ 東亞情勢と關聯深し
05 滿國明年度豫算
06 圖像:南米にて日獨伊樞軸風景
07 英遂に米に哀訴(上) 獨の對英逆封鎖強化
08 東京灣を埋立て 大工場地帶を建設 關東を水魔から救ふ一石三鳥案
09 海軍要員を 現役に召集 米海軍當局が發表
10 カリブ海は 米の湖 米海軍長官滿足
11 ソ聯重慶側と 新條約締結決定
12 對英財政援助 米の意圖漸次濃化
13 伊希兩軍が激戰
14 明日の天氣
15 水滸傳(291)/黃得時;榎本真砂夫
16 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 光格天皇百年式年祭 聖上御親拜あらせらる
02 故北白川宮永久王 嚴かな御百日祭の儀
03 “お互に頑張らう” 神宮參拜の長谷川總督 芳澤蘭印使節と會合
04 國鐵も國民服か 鐵道省で慎重審議中
05 新竹大麻頒布式
06 香取丸入港 大谷參議來臺
07 全島一遺家族授產所 “城南技藝所”廿二日に落成
08 牛嶋前軍司令官神戶着
09 軍國家庭に 赤誠の慰問 新竹の本島人有志から
10 基隆の改姓名 いよく本調子
11 新兵さん着臺 官民歡呼裡にけふ上陸
12 輝く榮冠を土產に 驛傳選手けふ晴れの凱旋
13 米穀增產講習會
14 歐洲戰影響二つ 濠洲の金增產案
15 歡迎祝賀會 各選手苦心の感激談
16 臺北憲兵隊本部と 分隊新廳舍落成 けふ合同報告祭擧行
17 犯人の搜查に 寫真電送一役 愈よ來春から實現
18 國婦城北分會獨立 全國に類例なき大世帶を擁し 十六日發會式擧行
19 國府在北總領事 張國威氏任命さる
20 貯蓄映畫の夕
21 定期航空
22 人事‧消息
23 開館準備に 總公會大童
24 正月に鍛へよ 新竹市の新體制計畫
25 街で拾ふ
26 今夜の放送
27 商況 十二日前場
28 故湯爾和氏葬儀
29 今晚の映畫
30 民報案內報社消息
31 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 亞細亞の旗(36)/小栗虫太郎;坂本仁
02 家庭‧婦人 寒さも何のその さあ働かう運動 燃料不足を乘切るこの手/三輪田元道
03 圖像:女子青年團の獻穀式
04 南の國 國境の娘
05 林檎の果汁で 化粧水を作る法
06 德用マツチの 使ひ方
07 赤ちやんの抗議(一) お乳の量が次第に減るのを 氣付かぬお母さん方 母の知識
08 應用染めの手解き 色拔きしては布を傷める 目引きやイモ版のコツ
09 面庖のお手當
10 鯖の甘酢煮
11 紙上病院
12 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 百二十億圓へ驀進 貯蓄報國運動始る
02 牛嶋前軍司令官 優勝盃寄贈 臺北一師‧二師に
03 敵兵續續と降參 十一月中に約一千名
04 國語で築く明るい臺灣 舌の選手の大熱戰 盛な全島國語演習會
05 夜は樂しい大營火 高雄の少年團大會 二十一日から三日間行ふ
06 聖紀を祝う蕃山の人人 奉祝高砂族大會
07 校長先生に捧げる感謝 和美公學校の催し
08 北港郡の 體育大會
09 青年室 職場の態度
10 青年よ堂堂と進め/北川徹
11 國語力だめし(三) 應用短文例集 さあやつてみませう 次の語を使つて短文をつくつてみませう
12 新竹州青年團查閱 十七日新竹市を皮切に
13 近況報告 新青年團の誕生
14 基隆聯青查閱
15 新化聯青查閱
16 朴子聯青查閱
17 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 翼贊會實踐要綱成る けふ最後的審議の上決定す頭條新聞

【東京十二日發同盟】大政翼替運動の方向を指標する實踐要綱は豫て翼替會事務局で各方面の意向を徵して立案中であったがこの程これが調整を完了したので十二日午後二時より開かれた常任總務會に事務局原案を附議審議した上愈々十三日午前十時より開催の翼替會總務室全體會議に附議最後的審議を行った上決定、近衞總裁の統裁を經て來る十六日の臨時中央協力會議開會直前にこれを發表することゝなった、而して右實域要綱は近衞總裁の意を體して直截簡明なる本旨として政府の政策を先行するが如き政策の具體的方面を示さず極めて抽象的なものとなつてゐる

02 けふ中外に公表閣議承認の後
03 總動員審議會開く(あす) 農地價格統制案等を諮問
04 朝香宮孚彥王殿下 昨日歸還遊ばさる
05 圖像:芳澤使節西下
06 各練兵場、兵舍と 軍艦七隻を返還 我英斷に汪主席感謝
07 定例次官會議
08 米國自ら非を改めよ 然らずば日本に對し何も言へぬ ウ博士米政府に警告
09 財團法人科學動員協會 きのふ發會式を擧行
10 轉業開拓民の進出 官民一體となって推進
11 農民道場を增設 真の農業增產の戰士を養成
12 梁山市街に爆彈の雨
13 運營方針大體決る 貴院部初役員會で
14 定期敘勳
15 政府と統帥部の 第二回聯絡會議
16 廿日に結成總會 眾議院議員俱樂部
17 比島大恐慌を來す 輸出許可制延長を恐る
18 重慶政界暗鬪甚し 反政府陰謀頻發し謠言亂飛す 首腦部會議流會が
19 選擧制度の改正案 來週閣議で決定せん
20 各省に一名苑の 政務官を設置
21 滿國、明春には 中國と大使交換
22 禇新駐日大使 年內赴任の豫定
23 外交部長後任 徐良氏に決定
24 總務課並に 監查課を增設 大藏省理財局に
25 十億弗下院に 提示 米國防費不足 補填豫算
26 本日の天氣
27 辰馬汽船
28 日本郵船基隆出帆
29 大阪商船基隆出帆
30 東亞海運
31 大連汽船
32 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 新時代への 飛躍を望む社說

現在あらゆる物の革新が叫ばれ且つ行はれつつある。此の革新は思想的なものと實情的なものと二つの理由によって叫ばれ且つ行はれてゐるのであるが、思想的なものよりも實情的なものが支配的である即ち支那事變と世界事情によって日本は其の好むと好まざるに不拘すべての革新が要求されてゐるのである併し革新の實踐には多少の摩擦相剋はまぬかれない從って現狀維持的階級が多く且つ強ければ強い程摩擦が深刻となるのは論ずる迄もない。日本は今真に實際に革新の必要に迫られてゐるのであるから何等の摩擦相剋なしに革新が實踐されなければならぬ譯であるが、事實は斯く簡單にゆかない最近の現象を見ると、選擧法改正問題を繞って當島と翼賛會議會局との間に意見の對立を來たしてゐる、又經濟新體制案を中心に企畫院、經濟閣僚政府、翼賛會ならびに軍部間に賛否兩論があったのは、例へそれが建設的對立であっても又過渡期において避ける事の出來ない現象であっても今日の逼迫した現實下において誠に遺憾である。

和衷協同を高揚し身をもって國民を指導すべき立場にあるものが相剋摩擦を生ずるが如きは斷じてとるべき道ではない。先づもって摩擦相剋を發生させる障害物を衝かねばならぬ。それは現狀維持的陣營である、企畫院の新經濟體制原案を行き過ぎなりとなし、修正を加へた經濟閣僚會議の遣り方には多分に現狀維持的色彩が含まれてゐる事を見逃せない。閣僚の內でもそうでもない人物もあらうが要するに現狀維持にコリ固ってゐる經濟一部の意向を參酌し其の尻馬に乘ったかの如き印象を與へてゐる、經濟閣僚會議の修正を見るに革新どころか、むしろ現狀以上に退嬰的な香がある。尤も一時政治問題化されんとしたが幸ひに各部の意見一致に到達したようである。併し今後愈愈具體化するに伴ひ相當の對立を生ずる事が豫想される。要するに此の對立、摩擦、相剋は時局を認識出來ない陣營の存在によって生ずるものである事は云ふまでもない。

自由主義、私益主義の經濟體形を改廢し、これによって高度國防國家を建設して眼前の國難を克服し東亞共榮圈を確立せんとするが如何に困難なる大事業であるかは何人も肯定するのであるが困難であればある程、これに向って一億一心邁進しなければならぬ秋において、利益尊重の立場から革新に反對する者が如何に多く且つ有力であっても政府は斷じて之等階級の意同を參酌する必要はない。否參酌どころか遠慮なく國家權力と國家道德によって猛省させなければならぬ義務を政府はになってゐるのである。新經濟體制問題を繞って起った現象はまさに革新と現狀維持の二潮流を確然と表面化したものであり經濟閣僚は其の中間的存在として公表したと云へよう。併し之等の現象一切は國家が進展興隆する途上に於ける一過程と思へば一がいに排斥すべきでもないが、要するに政府においても國民に於いても新時代に處すべき飛躍的決意と實行力をもたねばならぬ。

02 學生層の翼贊運動 文部當局と翼贊會の決議で 近く具體的方法決定
03 大政翼贊促進の會 各界の文化人代表七百名が集り 岸田氏等を祝福激勵
04 臺北部隊入營兵 昨日官民出迎裡に到着
05 內閣情報官一行きのふ來新 市公會堂で講演
06 齋藤總務長官 高雄で新任披露茶話會
07 年末賞與は國債で 市當局で實施要綱を通達して 各種團體に協力要望
08 郵便局賣出しは今日から
09 鳥海市長等の歡送迎會 宜蘭小講堂で
10 虛禮は斷乎廢止 國債消化に協力 花蓮港市の申合事項
11 防空壕と綠地帶を 北署で設置に決定 來春早早工事に着手
12 一錢貨改正 五錢と區別して
13 工、鑛關係校卒業者 厚生省割當人員を決定
14 圖像:興亞宣傳部隊入京
15 精神力の競走 村橋監督苦心を語る
16 基隆郡警察課 職員定期召集