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臺灣新民報1940年7月

日刊第1版
序號 標題
01 龍州縣城へあと十粁 援蔣路の完全遮斷迫る頭條新聞

【南寧二十九日後同盟】龍州東南方の山岳地帶より第百五十一師及びその增援部隊を撃破しつゝ進擊せる渡邊、林、平尾、吉田の諸部隊は南方より敗敵を追って進撃せる○○快速部隊と協力附近一帶の丘陵を死守する敵に猛撃を加へ龍州縣城へ十粁の地點に進出佛印援蔣ルートの完全遮斷は目睫に迫った

02 水上輸送も完全遮斷
03 憑祥は輸送中繼地
04 沙頭角に突入占領 援蔣利敵線擊滅の偉業完遂
05 最近海鷲の活躍情況
06 鎮南關を占領
07 沙頭角は援蔣 ルートの起點
08 西安を爆擊
09 敵の逆襲を 掃滅
10 レ獨空軍大將墜死
11 地上部隊に 海鷲が協力
12 圖像:近衛公來阪丁國民政府社會部長と會談
13 外相演說に對する 米獨英三國の反響 各消息國筋の綜合觀測
14 有田外交檢討の氣運 突如政局の表面に登場
15 今後は豫告せず 任意に作戰行動 英の利敵行為に激憤
16 香港の婦女子引揚げ
17 臺拓、南拓、南興を統合 一大國策會社設立論が擡頭
18 華僑財閥及び 重慶の機關 引揚げ準備を開始
19 外交問題に付 中島派が申合せ
20 リビア總督 壯烈な戰死
21 ソ聯、協定を破れば 獨伊は默せぬ APブカレスト電
22 土國の立場微妙
23 バルボ元帥に 尊敬表明 伊軍司令部發表
24 ソ芬通商協定 正式に調印
25 獨佛休戰委員會 細目交涉に入る
26 洪國、兵力を集結
27 西國の對戰態度
28 融合派の辭職 英勞働黨の公開狀
29 ボルト佛政府 非占領地に移轉
30 今日の天氣
31 大阪商船基隆出帆
32 日本郵船基隆出帆
33 東亞海運
34 辰馬汽船
35 大連汽船
36 廣告
第01頁
日刊第2版
序號 標題
01 御惜別の御午餐會 二日の御退京に先立って けふ豐明殿で催させらる
02 滿洲國皇帝陛下 御入京第五日の御日程
03 大使館の奉迎式
04 光榮輝く白衣の勇士
05 圖像:血染の土追弔法會
06 帝室博物館御覽
07 山縣式部次長謹話 日滿皇室の御親睦 大宮御所御團欒の御模樣
08 新竹神社 御本殿上棟式 昨日嚴肅に擧行
09 酒、煙草賣捌人 新規指定酒廿一、煙草廿四名 けふ指定更新發表
10 奮勵努力して 奉公 榮轉の丸木郡守談
11 第二種防調を見る 本社一記者
12 向上の跡歷然 交通管制は未だ不十分 川村統監の感想談
13 けふは奉公日 徹底せよ克己生活
14 並居る人垣感激 溺死體に親身も及ばぬ人工呼吸 人情病院長倉島中佐
15 廈門貿易館 館長以下の苦心酬られて 昨日開館式を擧行
16 防訓中宜蘭の 火事 澱粉乾燥室半燒
17 真藤郡守歡迎會
18 怠るな! 勞務調查報告 けふから調查員が 巡廻して調查票を回收
19 土石落下して 抓土夫三名死傷
20 ファン熱狂裡に 新竹競馬閉幕 總賣上九十五萬圓
21 海上警報
22 高千穗丸出帆
23 高砂丸無電
24 定期航空
25 廣告
第02頁
日刊第3版
序號 標題
01 一人一個の赤誠 農繁期濟み次第直に採集 本社主催御石献納臺中州の割當決定報社消息
02 青年團員を總動員 新竹州双手を擧げて協力報社消息
03 未曾有の盛況 彰化“講演の夕”
04 配達不能の左記(上) 恤兵金品献納者 住所や氏名を明記の上至急 臺灣軍司令部へ申出でよ
05 空訓打合會 潮州信組會議室で
06 建築資料の配 慮を陳情
07 蟹や蛤で舌鼓 北門郡主催の傷痍軍人座談會
08 彰化署定期召集
09 板橋信組總 代會
10 七日は事變記念日 精動臺中州支部の實施要項
11 屏東市の改姓名
12 花蓮港工業 假校舍竣工
13 マラリア防遏 打合會
14 保甲壯丁團員 參拜團 三日臺南出發
15 一期米對策打 合會 きのふ臺南州で
16 小賣指定書交付式 埔里出張所で
17 花蓮港明治 公父兄懇談會
18 屏東市の臨時 賞與
19 臺中商議所總會 何れも原案通り可決
20 優良納稅組合 朴子街で表彰
21 防衛團慰問費を 寄附
22 彰化尋常高 小の父兄會
23 奏でる“螢の光”も 哀れ‧輓歌の響き 高雄のダンスホールけふ廢業
24 朴子街區總 代會
25 里港道路への 貫通道路完成
26 甘藷蓖麻多收 褒賞式 潮州信組會議室で
27 屏東商議所 總會
28 屏東送別圍棋大會
29 不當價格で地 下足袋を賣る
30 各部委員會 屏東市で開く
31 初の野外演習 屏東の師範生
32 松波博士講演 屏東高女講堂で
33 彰化市OBの 送別野球試合
34 臺中市勸業衛 生兩課假廳舍 きのふ上棟式
35 榊原臺南州土木 課長の嚴父逝去
36 國民貯金通帳 を買ふ不屆者
37 人事‧往來
38 廣告報社消息
第03頁
日刊第4版
序號 標題
01 廈門市制一周年記念放送 一、挨拶〔廈門〕 廈門特別是政府成立 一周年を顧みて/水戶春造
02 二、南樂「五湖遊」 集安堂音樂團
03 講演 防空明日の新課題/大越隆三
04 朝の修養 社會と公德心/德川義親
05 世界政治史講座 古代ギリシャ.ローマ(四)/秋永肇
06 子供の時間 ラヂオスケ ッチ 伸びて太って日に 焦げませう/岩佐清夫他
07 詩吟/福井蘇洲
08 尺八獨奏
09 料理
10 ラヂオ
11 圖像:地中海制霸
12 圖像:マヂノ遂に蹂躪さる
13 パラマウント 新年度製作陣
14 音樂による日泰親善 盟邦の作品を紹介 ブリンクスハイム氏の指揮で
15 最初の戰爭劇上演 シャーウッドの新作 紐育で物議を釀す
16 新映畫 真假姉妹
17 テンプル銀幕を去る 育ち過た子役の悲劇
18 宣傳倒れの女優列傳 哀れ止めに彼女達
19 エノケンの 新作決る エノケンの孫悟空
20 海外映畫短信
21 日活多摩川現況
22 胡瓜、茄子に つく害蟲
23 廣告
第04頁
夕刊第1版
序號 標題
01 龍州を繞って猛攻 林、吉田等の各部隊 古坡と崇明に進出
02 我が勇士の奮鬪振り 灼熱下、疲勞と饑餓の進擊
03 國境の要衝鎮南關
04 援蔣禁絕諸問題に 英政府は慎重態度
05 敵都重慶の進攻作戰 我空戰史上燦として輝く
06 松尾海軍少將 岡田同大佐ら 殉職を遂ぐ
07 全米陸上競技大會
08 有田宣言 “世界の地域的分割” 伊政府は全幅支持
09 新政治體制の確立 皇帝陛下大阪御出港を待って 急速に具體化せん
10 バルカン動亂の形成 ローマ政界の見解
11 羅軍撤退を開始
12 ソ聯軍の進駐狀況
13 兩軍間で激戰 新國線の解釋相違で
14 米艦隊、布哇に歸還 當分は當地に碇泊
15 ル大統領の 緊急命令
16 國民會議派動く 印度獨立問題を繞り
17 獨、英本土を猛爆
18 對獨休戰命令 服從を命令 佛領モロッコ軍司令官
19 獨佛休戰委員會 開催さる
20 伊上陸部隊が活躍 リビア東北國境で
21 英空軍、各地を爆擊 アブヴィル飛行場等
22 新聞紙問題 十二月までは 從前通り配給 歸臺した二見局長談
23 日產汽船、松田 汽船を合併
24 明日の天氣
25 水滸傳(162)/黃得時;榎本真砂夫
26 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 擧島守れ!南の空 けふから六日間に亘り 全島綜合防空訓練實施
02 敵機臺灣空襲を企つ 總督から訓練實施命令下る
03 訓練實施を命令(木原市尹)
04 時局認識を深む 新竹州事變三周年行事
05 圖像:荒鷲の「殉空會」
06 島都の奉公日
07 動亂の歐洲から 生生し話題乘せて 伏見丸七ヶ月振りに歸る
08 經濟相談所 二日店開きに變更
09 「教化」發行さ る
10 基隆市支部 を設置 消費米配給組合
11 切符不要の品物
12 隣保組織整備案 內務省の立案骨子
13 閉鎖直前の スエズ運河通過 各務船長の苦心談
14 英本土攻擊の新 武器
15 粹な暗號も いけません
16 世界一の旅客機 アメリカで四臺製作
17 なんと九千六百通 全島のモシモシ申込み數は 昨年の五割增だ
18 沖繩糖の闇 摘發された一味判明
19 次はナイロン羊毛 石炭と空氣と水で 天然羊毛そっくりのものを作る
20 獨機の空襲に 生心地なし 藤田畫伯の目擊談
21 酌婦連がバイク
22 苗栗、大湖兩郡 懸案事項 初巡視に知事が聽取
23 高雄州異動
24 海上警報
25 街で拾ふ
26 今夜の放送
27 商況 (一日前場)
28 今日の映畫
29 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(115)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 子供の避暑には この心懸けが肝腎 方法を誤ると却って有害/內藤壽郎
03 赤靴の汚れを 上手に取る方法
04 圖像:スケッチ「静かな河面」
05 臺所や手洗所に 石鹼を備へよ 傳染病豫防の第一步
06 婦人說苑 戰爭と婦人/阿部靜枝
07 夏の洋裝に目立つ 手と脚の魅力を增すには 素足の美はかうして發揮
08 ヒスは何故起る? 斷然多い性的條件
09 容姿端麗な安南婦人
10 日やけ止め 化粧水の作り方
11 土はねを上げない 上手な步き方
12 劇毒藥を嚥下した時 中毒物によって違ふ應急手當法
13 この頃目立って 多い耳のオデキ 暑さに向って大切な耳垢除去
14 小鯵の酢びた し
15 酸っばく なった糠味噌
16 ガス火の燒魚 ここに秘法あり
17 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 まごごろこめた一錢貯金 感激の國防献金 屏東市卸市場のお百姓さん達が
03 讀者作品集
04 私たちの御奉公 潮州公の遺家族慰問
05 圖像:おやツお前はナニモノぢや
06 新興ドイツの父 ヒットラーは子 供がだいすきだ
07 彰化の人人は 讀書がお好き
08 連載マンガ へへのの.モ平君(7)/石原みのる
09 真晝のお池/海野トミ
10 考へ物 とぢるかひらくか
11 世界ニュース
12 娛樂室
13 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 龍州完全占領 感激の凱歌高らかに 國境全線に轟き渡る頭條新聞

【南寧一日發同盟至急報】わが精銳一日午後一時三十分龍州縣城を完全に占領した【○○前線にて一日發同盟】高橋部隊は一日正午佛印國境に迫る援蔣ルートの牙城龍州縣城一角に突入直ちに市內の掃蕩を開始し午後一時半城門高く感激の日章旗を飜へし完全占領の凱歌は偉大なる援蔣輸血路完封の成果□ゝもに強く高らかに佛支國境全線に轟き渡った

02 稀に見る大激戰
03 浮足立つ敵に猛射 林、吉田等の各部隊
04 國境交通の要衝
05 天皇 皇后兩陛下 三日大宮御所に行幸啟
06 興縣(山西共軍根據地)に突入占領
07 閑院參謀總長宮殿下 宮中に御參內
08 革新黨解黨宣言 擴大總務委員會で決議
09 農產價格專門 委員長任命
10 更に一週間 封鎖を續行 ポンペイ港
11 有田外相聲明 米、慎重な檢討續く 官邊は一切沉默を守る
12 圖像:我が荒鷲龍州を爆擊(軍貸下)
13 米は日本と結べ ス少將、日米關係を論す
14 「有田外交」の檢討 陸相、首相に所信披瀝
15 民政黨を除く各派 漸次同一步調執る 近衛公、近く招請狀を發せん
16 府評改選補充 新顏六名、昨日發令
17 英、伊艦隊が遭遇戰 中部地中海に於いて
18 獨機、英全土を襲ふ
19 英のシリヤ占領計畫 トルコ、イラクが拒否
20 重點主義に置く 豫算節約の根本方針
21 避難民歸國を許可 我先に國境線の鐵橋渡 皇軍の溫情で朗か
22 香港英人引揚げ 第一班、マニラへ出帆
23 引揚の理由 香港政廳代辯者談
24 敵陣地不時着の 中華航空機 陸、海鷲の協力で生還
25 蠶糸統制會社 創立總會
26 香港、九龍の 防備を強化
27 六千萬圓の 拂込徵收終る 滿鐵政府所有株
28 今日の天氣
29 大阪商船基隆出帆
30 日本郵船基隆出帆
31 東亞海運
32 辰馬汽船
33 大連汽船
34 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 白米輸移出 即行の必要社說

從來本島より輸移出の米穀は沖繩行の一小部分を除き、殆ど全部玄米である事は周知の事實であるが、今後漸次白米へ移行すべき必要ある事を此際強調せざるを得ない。即ち同じ米穀の輸移出地たる朝鮮では早くも白米の供給に力を致し、今や其の輸移出數量の大半は白米となったので、內地市場では朝鮮米と言へば直ちに白米と聯想する位になったのである。何故獨り臺灣米のみ今日に至っても尚玄米で供給してゐるかと言へば、臺灣米は長期の貯藏に堪えないのが恐らく唯一の理由であらう。それは從來の米穀事情は臺灣米を思惑の對象とされ、且つ米穀過剩時代にありては臺灣米を內地に於て長期に亘って貯藏の必要があったからである。

然るに現在の米穀事情は既に根本的に一變し夥しき外來の供給を仰いでゐる狀態であるから最早內地に於て臺灣米を長期に亘って貯藏する必要がなくなった。殊に臺灣米も近年來品質の向上及輸送船舶の改善等で昔日の如く長期貯藏に適せざる狀態が大分訂正された筈である。此機會を利用して更に一歩を進めて白米輸移出を圖る事は蓋し絕好の時機であると言はねばならない。言ふ迄もなく玄米輸移出よりも精白した白米を以てする方が產地として望ましい事である。殊に最近七分搗米を實施したため島內に於ける飼料たる糠の供給が激減し、其の上麬や飼料粕の輸移入が減少してゐる今日島內に於ける飼料の供給增加を圖る事は目下の急務である從って玄米よりも白米の輸移出を實行する事は島內飼料確保の立場より早急に其の斷行を要求せざるを得ない。

白米輸移出の利益は飼料の確保以外に輸送費の輕減、精白費用の收入等決して少なくないのみならず、現在の農倉及土礱間業者は僅少な設備で一貫作業を為し得るは言を俟たない。唯これを斷行するために內地に於ける臺灣米取扱業者に多大な影響を及ぼすであらう事を看過してはならない。然しそれだからとて何時までも改善すべき問題を放棄すべきではない。要は一時に多大な衝動を起さざるよう漸次白米移出量を增大せしめ、少なくとも半分までは三五年間に到達し得るが如き計劃を樹立すべき事を提唱したい。先づ設備萬端比較的に整ってゐる農倉米からは白米納入に轉向せしめ漸次優良な土礱間業者に及ぶ方法を採るべきであらう。

最後に一言すべきは島內各都市への消費米供給も現在の玄米よりも漸次白米に轉向する必要があらう。これも現在の白米商に多大な影響を與へるであらうが、現在の白米設備を以て土礱間業者と合同する方法を講ずれば比較的にスムースに此の編成替が出來るかも知れない。さうなれば都市生活者も比較的に安價な白米の供給を受ける事が出來る譯である。大體一つの改革を為さんとするには多少の摩擦は到底免かれないが、唯之を合理的に漸進的に促進する方法を講ずるより外ない、殊に米穀局では現在島內消費米及輸移出米を一手で統制してゐるから、此の問題の解決は當局の勇斷一つで決行し得る事であるから、吾人は當局に於て一日も早く此の政策の樹立即行に邁進せられん事を切望して止まない

02 皇帝陛下 御惜別の宮中御宴 昨日御告別の為御參入
03 全島綜合防空訓練 六百萬島名緊張裡に 總動員態勢で待機 意義深き興亞奉公日に
04 全州下一齊に燈管 防空の鐵壁陣敷かる
05 燈火の漏洩に注意し 平常通り仕事に勵む 昨夜島都の緊張振り
06 けふ帝都御發御西下
07 天皇陛下御答訪
08 統監以下各審 判官の行動
09 滿洲國の實情を AKから放送 御來訪記念事業として
10 接伴委員等に 御慰勞の宴
11 新竹州準備を完了
12 獨首都の戰時風景 四日全國に中繼放送
13 各映畫館は 超滿員 防訓逃避に 南署が肅正
14 島都の記念行事 事變勃發三周年
15 特別市政府成立一周年記念 記念碑の除幕式と 盛大な祝賀會開催 廈門に祝賀氣分橫溢
16 物淒い倫敦の 警戒振り 平田前駐伊武官語る
17 陳情團一行歸高
18 實務上既に 業務を開始 新組織の大同合 同タクシー
19 山地蕃地開發の 必要を特に痛感 初度巡視を終へた宮木知事感想談
20 時局同志會と改稱 新體制を整へ聖戰完遂に邁進
21 經濟相談所 今日から店開き 菊元三階を間借りして
22 獨の大勝利は 國民の團結力 氣賀慶大教授談
23 御殿場口の開山祭
24 臺中州土木課 員の瀆職事件 近く身柄を送局
25 定期航空
26 總督府辭令
27 人事‧消息報社消息
28 鬨の聲
29 廣告報社消息
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 一大機械製作所として 高雄鐵工所大擴張 資本金五百萬圓に增資
02 日糖北港製糖所 甘蔗買收價格決定 每千斤一圓廿錢引上
03 小作料の金納制 慎重對策の要あらん
04 法幣崩落と(上) 軍票價值の維持
05 越藤恒吉氏を 臺拓理事に任命
06 嘉義米穀事務所で 管理米の初買入 合計四百五十六袋
07 彰化出張所でも 管理米の買入
08 豆粕の輸入は 年末迄困難
09 國際關係惡化で 株式新安值 今後の安值は買場
10 西輝男氏 米穀納入協會の 主事に就任
11 高雄米穀事務所 買入米六十五萬袋 米穀局への報告
12 員林米穀出張所 買入米四萬餘袋
13 週間經濟展望
14 本島の郵便貯金 躍進的增加を示す 前年同期比に一千萬圓增
15 照明燈
16 市價及商況 (一日)
17 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 講演 宇宙線研究最近の成果/仁科芳雄
03 青年の時間 工場青年に望む/田澤義浦
04 國民歌謠
05 管絃樂
06 朝の修養 社會と公德心/德川義親
07 料理
08 圖像:東亞大會參加團體に贈る記念楯
09 松竹作品 家庭教師 矢田津世子
10 圖像:鯨肉を乘せて冷凍船厚生丸歸る
11 をんなの曆 松竹大船の新作品
12 サボテンの子分け つぎ莖のご注意
13 新興東京 夏季大作 「光に立つ」
14 大都「夜の獅子舞」
15 新興京都 下半期の新企畫
16 興太者三人組が 「愛の暴風」出演
17 海外映畫短信
18 井上正夫と 其の一黨 大船で企畫的大作に出演
19 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 米穀增產を目標に 大講演會を開催 終って神社前で宣誓式 東港郡の農業報國運動
02 優良店員を表彰 並に總會を開催 南投商工協會
03 圖像:集集街昇格奉告祭 新高神社前に於て
04 酒類小賣人 指定書交付 麻豆公會堂で
05 話方教育研究會 旗山郡六龜公で
06 水裡坑の四人殺し 加害者を極力搜查 郡下一齊に嚴重なる搜查網 原因は金錢關係か
07 溪湖街圖書館 大通りに移轉 但し藏書は猶貧弱
08 時局に因み 會社を組織
09 竹東公保護者 授業を參觀
10 前東港分教場 開校祝賀式を擧ぐ
11 箏妹の屍體 解剖に付す
12 市田和子孃 ○○地へ從軍 篤志看護婦として
13 保甲書記に 諸種の講義
14 事件勃發三周年 記念日の諸行事 來る七日旗山街で
15 宿舍荒しの 泥棒、逮捕
16 金物陶器商 組合創立總會
17 東港郡家畜市 設立打合會
18 印章偽造で金 錢を借出す
19 闇取引の商人 摘發さる 北斗郡陳正和商行
20 不德獸肉商 斷乎鐵槌を下す
21 內轆產組臨時 總代會
22 北斗郡下 小公校長會議
23 臺車、子供を轢く
24 種牡牛豚の檢查
25 乘合タクシー 帝糖バスを衝突
26 曾文郡庶務課長 轉出の噂あり
27 變死二則 大溪郡龍潭庄で
28 ローカルセクション
29 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 職員健康保險と 船員保險實施さる その趣旨と適用範圍
02 府‧州‧市公報輯錄
03 栽培作物の 種類の數
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 純益金は地方還元 高雄州下の蕃地交易所 昨日より理蕃課管理
02 屏東第二青年學校 盛大な開校式を擧行
03 スペイン經濟使節團來阪
04 グライダー講習會 來月八日より廿八日まで 臺南州國防義會主催
05 隱匿銃器を提出 紀元二千六百年記念として 高砂族先覺者が提唱
06 一路‧身心鍛鍊へ 本年の夏休み 高雄市小公學校長打合會で決定
07 配達不能の左記(下) 恤兵金品献納者 住所や氏名を明記の上至急 臺灣軍司令部へ申出でよ
08 宜蘭郡下學校長 來屏
09 臺南市勸業課 直通電話新設
10 彰化商議總會
11 ドヨンへ“黃金道路” 本年末に完成の見込
12 山下臺中刑事 課長初巡視
13 花蓮港米穀商 同業組合總會
14 報國會を組織 台灣輕鐵會社が
15 宮本州知事 竹南郡役所初巡視
16 惡德業者に鐵槌 “水割り牛乳”發見次第
17 處女や人妻は除外 臺中州‧女給檢診要項決る
18 準備萬端整ふ 花蓮港の防訓待機中
19 屏東鄉軍分會總會
20 槇哲氏頌德碑 三十日除幕式
21 臺中州定期昇給
22 一期作蒐荷方法 花蓮郡管下に通達
23 彰化市米穀消費米組合
24 「臺南歌謠」 入選發表
25 人事‧往來
26 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 東亞史蹟發掘近況 文献で確かめる發掘
02 躍進滿洲國の概貌(一)
03 太平洋と怪奇 幽靈船、風禍、無風禍
04 珊瑚樹 和服文化の脫却 果して必要か
05 圖像:夏山と水(六)大槍の展望
06 歌 悲しみ
07 高雄市圖書館 新着圖書(其一)
08 高雄旅艸/王碧蕉
09 心聲漢詩

莊玉坡先生惠贈蘇公笠屐圖一端楷四並海公大壽一謹此賦謝/謝尊五、吳君朝綸社友東渡九州詩以送之/謝尊五、送長兒詩舫從軍/淡水 白鷺山人、別後再寄/淡水 白鷺山人、庚辰春二十五回生日有作/莊幼岳、和幼岳詞兄庚辰春二十五回生日有作瑤韻/許一鷴、清明後一日懷洛江吟社諸同志並似定山。文彬、國材三詞兄/莊幼岳

10 廣告報社消息
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 佛印國境線の要衝 悉く制壓して確保 完全遮斷の偉業完遂
02 家屋(龍州)殆ど燒却破壞
03 廣西軍に致命的打擊
04 龍州の奪回を企圖 好機を捕へて反擊殲滅
05 近衛公の態度尚慎重 暫く情勢を觀望か
06 久原派全國 支部長會議
07 首相、陸相と會見 陸軍側の要望を聽取
08 リビア總督後任 グ元帥任命
09 及川華中連絡部 次長一行南京着
10 農村現地の聲を聞け きのふ食糧調查報告
11 圖像:有田外相の外交放送
12 洪、羅兩軍國境で衝突 洪軍續續國境に集結
13 ブ、ル兩軍も衝突か
14 なほ擴大の可能性(伊側觀測)
15 ハンガリー 羅國に抗議
16 獨軍、英佛海峽の 英領二島を占領
17 英人家族の引揚に 支那人が不安驚愕
18 廣州灣にも監視員 香港支那紙の報道
19 英領內にデマ 亂飛ふ
20 獨立保障條約 を廢棄 羅國外相發表
21 明日の天氣
22 水滸傳(163)/黃得時;榎本真砂夫
23 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 最高儀禮を果され 皇帝陛下けふ御退京 萬民熱誠なる奉送裡に
02 第一種防訓第二日 敵機假想市上空に現れ 燒夷彈を投下遁走 實戰宛らの消火作業
03 小林統監 消火狀況を視察
04 州下各市郡の猛訓練
05 新設枋寮試乘記(望三生)
06 基隆市の防毒作業
07 產業組合中央會 職制改革を行ふ 新活動體制の整備強化
08 圖像:島都の防空訓練畫報
09 階上危險場所に 植木鉢を置くな
10 新竹の貨物驛は 絕對に必要 近く陳情團が出北
11 死者七十名(沖繩縣) 伊良部丸風浪の為沈沒
12 町の防諜二戰士 容疑者難なく逮捕さる
13 颱風北上の模樣 小型船舶漁船等警戒を要す
14 自動車附屬品の 專門泥檢擧さる 被害千五百餘圓に上る
15 府評に選ばれ 清水氏抱負を語る
16 山東丸無電
17 山本米穀局長長女 みつ子孃逝去
18 主家の品を盜む
19 一流商店主五 十餘名が連座 小麥粉の闇取引
20 岡村豫備少將逝く
21 老婆を轢殺す
22 當期航空
23 街で拾ふ
24 今夜の放送
25 商況 (二日前場)
26 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(116)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 幼兒の消化不良は 恐しい病氣の基 糖分過剩にご注意
03 おいしい梅干 漬け方のコツ 熱し過ぎたのはいけない
04 運動靴不足時代に 羨しい地方の小學校庭 無鋪裝校は履物を廢めさせう/杉昭崔
05 乳酸清涼飲料 水の作り方
06 夏のお辨當十則
07 水泳紙上コーチ(上) 五日間で立派に泳げる 初心者向きの練習法/熊崎文雄
08 圖像:興亞ドレース(一)
09 米人の鬪鷄趣味 法律の裏を潛って大流行
10 硬水の軟化法
11 生活改善中央會 室內の簡單な消毒法 完全なのはフォルマリン消毒 疊は日光で充分です
12 梅雨から盛夏へかけて 各種病氣に御用心 今年は特に傳染病の警戒を/井口乘海
13 馬鈴薯の ドーナッツ
14 手拭を清潔に 保つには
15 「健康ペンキ」 發見さる
16 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 東洋の平和を紊すなと 我國の固い決意を放送 有田外相が全世界に向って
03 夏だ、水だ、河童だ
04 英國へも嚴重要求 蔣介石援助をやめよ
05 二千六百年記念の作曲 日本の歷史を讚へて ドイツから記念の贈りもの
06 作戰とは? どんなこと
07 蔣介石の乞食部隊 樹の芽やのら犬を食ふ
08 連載マンガ へへのの.モ平君(8)/石原みのる
09 おしゃべり小鳥/海野トミ
10 娛樂室
11 カタカナらん ミヅヲクム リコウナウシ
12 綴方募集報社消息
13 おたより
14 航空日本の躍進譜 空の記念日決定 今年は九月廿八日に
15 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 猛烈な殲滅戰展開 開封奪還の夢破れ 孫桐萱軍擊滅さる頭條新聞

【門野二日發同盟】去る四月の開封襲撃に失敗した孫桐萱軍は蔣介石の嚴命に依り再度開封襲擊を企圖し重慶側より配給された迫擊砲二十四門を以て孫桐萱麾下第二十、二十三の兩師數千が三十日午前二時開封城を襲撃し來った、豫てこの報を得てゐた○○部隊はこれが殲滅を期して城內外に待機中をそれとも知らず敵軍は開封城西北地區に接近し來ったので我軍は一齊にこれに猛襲を加へ周章狼狽する敵に殲滅的大打擊を與へ西分に潰走せしめた

【北京二日發同盟】卅日拂曉開封奪還の夢を抱いて襲撃し來つた敵孫桐萱軍は忽ち擊退された。上巧妙なる皇軍の進攻が山岳地區に於ける句圍網に引掛り約六時間に亘り猛烈な捕捉殲滅戰を展開しこの間我方では飛行機の機銃掃射と敵の背後を衝くタンク隊の活動と相俟って徹底的に擊滅、敵に與へた損害は目下判明せるのみで遺棄死體三百、捕虜數十名、尚敵も血路を開くため死物狂ひの抵抗を試みたので我方でも戰死十名、負傷三十七名を出した。

02 林、吉田諸部隊も 龍州城に續續入城
03 三都澳、興化灣並に 深滬灣に機雷敷設 我海軍、封鎖を強化
04 日本鐵鋼原料 統制株式會社 あす發起人會、月末創立總會
05 我長江警備部隊 六月中の大戰果
06 定例閣議
07 重慶側執監 全體會議 峨眉山莊で開く
08 豫算節約方針 歲出豫算を再檢討
09 蔣親電に拘らず 將領の出席寥寥
10 マレー防備強化 シンガポール、ペナンも コミュニケを發表
11 廈門連絡部長官更迭
12 圖像:選擧五十周年記念日
13 支那人の廣東復歸 益益激增の一途 香港よりの避難民收容を準備
14 避難民で超滿員 白銀丸廣東に入港
15 シンガポール 政廳發表
16 わが東亞自主宣言に 印度人間に謠言亂飛ぶ
17 ブカレスト平靜 羅國の運命二、三日中に決定せん
18 ソ聯、ダ、ボ兩海峽の 支配權を要求 ソ、土兩國關係緊張
19 機宜の處置 解黨の時期切迫 久原總裁に一任 全國支部長會議開く
20 拓務辭令
21 食糧問題の關係 香港婦女子の避難 イギリス官邊說明
22 次期肥料配給 答申を可決 肥料配給制部會で
23 護謨、錫、纖維 の輸出 蘭印政廳が警告
24 臺大工學部 設立委員會 中旬に初顏合
25 大阪商船基隆出帆
26 日本郵船基隆出帆
27 東亞海運
28 辰馬汽船
29 大連汽船
30 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 有田の聲明と 米國の態度社說

去月二十九日、有田外相が中外に向け放送した帝國の外交方針に對する各國の反響をみるに獨伊は大體に於てこれを支持し英國も積極的に反對を表明せず米國は尚慎重な檢討を續けてゐるさうであるが、恐らく我國の東亞自主政策に協合せる態度に出ることはあるまいとみられ、近くハル長官が有田聲明に對應する聲明を行ふものとみられてゐる。有田聲明に依り最も恐慌狼狽を來たしてゐるのは米國であらう。從って之に對し非協力或は反對な聲明を行ふかも知れないのである。英米佛の援蔣利敵行為は最近に於ける歐洲情勢の變化と我強硬態度に依り、英佛は大體に於て反省しつつあるかにみられてゐるが、米國のみは依然として反省の色がないことは周知の事實である。即ち我國の重慶立退要求に應ぜぬのみならず、我要求に依る佛印經由の援蔣物資輸送禁絕應諾に關し佛政府に抗議を申入れるなど、今後も援蔣利敵行為を繼續し我が大陸政策を妨害せんとする意圖があるとは明らかであるから米國が我が東亞自主政策に協力するようなとは先づないばかりでなく、依然積極的に妨害するであらうとは推測するに難くない。

米國の最も恐れてゐるのは謂ゆる東洋モンロー主義に依る我國の東亞制覇である。英米佛の東亞勢力驅逐である。それ故に歐洲戰爭の進展に伴ひ、英佛勢力の後退を機に、英佛の番犬役を買って出たのを口實として、英佛に代って東亞に進出、その勢力を扶植せんとの野望を抱いてゐるとは明らかである。若し歐洲情勢が現在程緊迫してゐなければ、米國は恐らくその全力を擧げて我が新東亞建設を妨害するであらうことは容易に推察し得るのである。然るに英佛の敗報は、米國の野望を頓挫させ狼狽させるに十分であった。英佛の勝利を信じてゐた為めに、その連戰連敗するや、不意を打たれたかの如く打つ手を知らず只英佛の敗報を聞く每に海軍豫算を膨張させるのみであった。海軍擴張に依って西半球の安全を庶幾せんとする以外に新案なく、米國の外交は完全に失敗したと云へよう。狼狽、焦躁した米國は更に內閣改造を斷行したが、その狙ふところは、對內的の選舉準備もあらうが、しかし例の「不承認主義」で歐洲及び東洋に臨まんためであるとみるのが妥當であらう。米國は英佛の勝利を信じて裏切られ、英佛を援助して實效なく、今や海軍擴張と不承認主義をもって、將來に處さうとするのである。それ以外の手はないらしく、米國の焦躁狼狽の體は察すべしである

然らば有田聲明を契機に、米國は今後我國に對し如何なる態度に出でるであらうか。米國の海軍が如何に擴張しつつあるとは云へ、兩洋同時作戰は絕對不可能である。それ故に、獨伊の海軍力が未だ充實せず、西半球に脅威を及ぼす恐れがないとの見透しがつけば、ハワイ待機中の全艦隊に物を云はせて、我國に對し重壓を加へて來るか、或は敵を東亞に求めるのを不利として我國に對して緩和策をもって臨み、而してその艦隊を大西洋に廻航せしめて獨伊に備へるかの何れかであらうとみるべきである。換言すれば、我國を敵とするか、味方とするかの態度を明かにせねばならなくなって來たのである。これに對する我國の態度は、米國が何れに出て來ようとも常に嚴然たる態度をもって迎ふべきであることは云ふまでもない。我國は好んで米國を敵としようとするものではないが、しかし事變以來今日に至るまで、恐らく今後も繼續されるであらう援蔣利敵行為が芟除されない限り、我國の採るべき途は只一つしかないのである米國が反省せざる限り、日米の握手は絕對不可能であるといふことを知るべきであると共に、それに對應する覺悟を堅めねばならぬのである。

02 皇帝陛下京都御着 大宮御所に入らせらる
03 第一種防訓第二日目 防空鐵壁陣の前に 襲來した敵機逃走
04 圖像:小林統監の視察
05 伊勢神宮に けふ御參拜
06 皇帝陛下御寄贈金 四團體に夫夫傳達
07 再び襲來爆彈投下 一糸亂れぬ救護、消防訓練
08 不良燈管に注意 防衛司令部から
09 デパート屋上から 小林統監一行視察
10 宜蘭では消火 訓練に活躍
11 一萬圓は誰が手に 何號?ころりと一等の顏 勸銀で幸運の債券抽籤
12 白衣の諸勇士 けふ懷しの內地へ
13 森岡副統監 救護作業を視察
14 郵便貯金激增 事變前に比し十倍
15 宮木統監一行 の行動日程
16 渾然一體の活躍 鮮か新竹州下の訓練
17 興亞佛教協會 創立
18 米配給組合 基隆配給區會 創立總會を開く
19 清水社口踏切の慘 ハイヤが激突して ガンリンカー諸共に顛落 運轉手即死圖子所長の外數名重傷
20 臺灣航路に 豪華船二隻建造 郵船.重要性に鑑みて
21 質問者續續 經濟相談所店開き
22 全力を盡す 府評黃維生氏談
23 吉見氏個展
24 島內定期航空 ダイヤ改正 馬公線復活により
25 內地行制限 島內は從來通り 學生生徒の修學旅行
26 兒童林間學校 來月九日より
27 臺東軟式野 球戰
28 富士丸出帆
29 救助作業續行 伊良部丸遭難者
30 定期航空
31 香取丸無電
32 總督府辭令
33 訃文:山本ミツ子
34 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 輸出統制強化して 戰時貿易體制を整備 昨日定例閣議で決定
02 臺銀券引續き膨脹 月末一億九千萬圓突破が
03 法幣崩落と(下) 軍票價值の維持
04 全島管理米の買入 七十三萬袋に達す 高雄州第一位を占む
05 日滿企業會社 今秋創立されん 資本金は一千萬圓
06 化學工業品 物價專門委員會 四月公會堂で開催
07 杉原產業會社 各地出張所を獨立 東部に製材工場新設
08 市內大山商店が 「肥料の素」を販賣 各方面の注文殺到
09 朝鮮の降雨で 稻作面積三割增 收穫二千萬石か
10 天然セメント會社 近く設立されん 八里庄一帶の火山灰が原料 實現の曉は供給幾分緩和か
11 經濟手帳
12 ライオン齒磨 臺灣有限會社設立 木谷英昂氏が駐在
13 製菓類の消費規正と 價格統制斷行せん 商工省で目下準備中
14 臺中燐寸配給 組合創立總會
15 船舶株の戾して 株氏下支模樣
16 紙屑から縫針まで 零細な廢品回收「活用箱」
17 大麵を製造し て配給 北屯信組が
18 照明燈
19 市價及商況 (二日)
20 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 朝の修養 社會と公德心(三)/德川義親
03 義太夫 楠昔噺/竹本淳太夫
04 國民歌謠
05 物語「家庭防空」/湯本狂波
06 少年講談 西住戰車隊長
07 子供の時間 臺北第一 高女劇の 會 防空演習 家庭スケッチ
08 料理
09 圖像:百十米障碍決戰一着川村(日本) 右端白鉢卷
10 文部省推薦映畫 非一般用からも選獎
11 六車所長 感想を語る 中支より歸京
12 腰元物語 松竹京都撮影所作品
13 大都のお盆大作 「天保水滸傳」着手
14 多摩川の 新浪曲物 「米若の妻」
15 東寶高田稔の 好演
16 天中軒雲月吹込 浪曲「十三夜」 鎚田研一氏が激賞
17 日活「折鶴秘 帖」着手
18 廣告報社消息
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 竹東業主懇談會 業佃契約の完成等に付打合 會する者二百五十名
02 今後共不相變 よろしく賴む 本田元新高郡守語る
03 圖像:故鈴木喜三郎氏葬儀
04 教育會定期總會 埔里小學校で開催
05 新莊郡守送別宴
06 小公職員體育大會 埔里北公で開催
07 竹東街の 興亞奉公日行事
08 問題の役員選擧 郡守指名でケリ 埔仔信組臨時總代會
09 伊太利蹶起の波紋 注目されるスペイン、トルコ 我國への影響は良好
10 保民三千を動員 加害者を搜查 水裡坑の殺害事件
11 購買部の金を 泥棒が窃盜 埔里南公の出來事
12 落雷で即死
13 豐原醫師會 定休日を設く
14 臺東街協議會
15 彰化、南投團 對抗卓球大會 南投團の優勝に歸す
16 ローカルセクション報社消息
17 盛況を極む 松波博士花蓮 港にて講演
18 青物相場表
19 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 夏休中の生徒は 斯うして指導する (一)子を持つ親の必讀の卷
02 府‧州‧市公報輯錄
03 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 護れ臺灣‧備へ空襲 燒夷彈と毒ガス彈 臺南市內二箇所に落下 目覺し.防衛團の活躍
02 州視學會議に附議 本社主催の御石献納に對し 高雄州‧全幅の贊意報社消息
03 大橋調查官を圍む 廈門操觚者座談會 特別市政府成立一周年記念
04 物物しい警戒振り 臺中市蟻の這入る間もなし
05 一番ヶ瀨知事 嘉義へ
06 圖像:松村さん上乘の吹込みぶり
07 水も洩さぬ警戒 高雄市無氣味な緊張
08 闇の世を現出 花蓮港の防訓
09 銃後の赤誠を物語る 國防献金と恤兵金 六月中.臺北武官府受理
10 興亞奉公日 彰化市と彰化郡の行事
11 彰化市勢 振興促進會成立 一日盛大な結成式
12 無殘!六階から飛降 哀れ‧若者が淒慘な即死 吉井百貨店では二人目
13 事變三周年記念 高雄市の行事決定
14 サツカリンの“闇” 惡德藥屋の店員送局さる
15 惡質牛乳の鑑別 臺中州‧小冊子を配布
16 彰化郡消費米組合總會
17 臨時協議會開催 十日花蓮港廳で
18 彰化市亞鉛 鐵板の配給
19 自轉車衝突して 苦力落命
20 汽車に挾まれ て落命 臺南の驛夫
21 人事‧往來
22 順風耳
23 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 東亞史蹟發掘近況(下) 發掘と文化工作/原田淑人
02 圖像:メキシコ大統領選擧迫まる
03 太平洋怪奇 幽靈船、風禍、無風禍など (下)/須川邦彥
04 躍進滿洲國の概貌(二) 滿洲帝國國務院弘報處
05 圖像:新銳戰艦ワシントン號進水
06 珊瑚樹 島木氏の長篇 新潮の「運命の人」
07 臺南歌謠入選作
08 高雄市圖書館 新着圖書 (其の二)
09 心聲漢詩

聞灌園先生足癒喜賦/新竹 蘇玉民、次韻却寄幼岳詞弟/蔡文彬、怡□園擊鉢吟錄 春日郊行/陳雪滄、怡□園擊鉢吟錄 春日郊行/張篁川、怡□園擊鉢吟錄 春日郊行/蔡說劍、怡□園擊鉢吟錄 春日郊行/林少英、怡□園擊鉢吟錄 春日郊行/周定山、怡□園擊鉢吟錄 春日郊行/王竹修

10 廣告報社消息
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 禁輸法に屑鐵含まず ル米大統領が言明
02 米は未曾有の危機 ス陸軍長が證言
03 宋子文、米國で暗躍
04 英國、米の態度打診 對極東英米併行策に
05 英の對日暫定的回答 近日中にク大使に回訓せん
06 高松宮殿下 再び海上へ御轉補
07 樞密院定例參集
08 對蔣借款 宋が米に泣訴
09 英機、キ軍港空襲
10 陸相、軍の總意を 有田外相に傳達
11 上海團テロ斷乎剿滅 國民政府、租界を嚴戒
12 英二島を完全占領(獨側發表)
13 羅國王、伊に縋る ム首相に救援を要請
14 圖像:我が爆擊で潰滅に瀕する重慶軍需工場地帶
15 カロル二世 退位か
16 武寧周邊の我戰果 至所で敵を擊破
17 ボ氏逮捕さる 印度獨立運動熾烈化
18 引揚げ措置で 香港は大混雜
19 盧漢を滇越邊 防總指揮に
20 獨製爆擊機 羅國に空輸
21 軍艦四十五隻を 米海軍省が發註
22 今日の天氣
23 水滸傳(164)/黃得時;榎本真砂夫
24 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 天皇皇后兩陛下 お揃ひで大宮御所に行幸啟
02 伊勢神宮に御參拜 皇帝陛下畏き思召の數數を しばし御祈念あらせらる
03 空訓第三日 催淚瓦斯彈落下 躍り込んだ防毒班、工作隊 見る間に消し止む
04 圖像:滿州國皇帝陛下國民奉迎式
05 六機編隊襲來 地上砲火に怯えて退散
06 事故防止標語 運轉手より募集
07 家庭防火班活躍 實戰宛らの基隆防訓を 牛嶋軍司令官が視察
08 神宮大會の魁 海上競技種目決定
09 新竹神社で祈願祭 事變三周年の行事
10 懷しの內地へ 白衣の勇士けふ歸還
11 池田刑事課長 課長會議へ出席
12 圖像:兒玉町の防毒演習
13 勇士に涼風を贈る 愛婦から團扇を發送
14 遺家族を歷訪 福永兵事部長弔問
15 高雄神戶間 愈愈密接化 マニラ丸就航で
16 靈峰‧新高は招く 夏季に鍛へる新竹中學と高女の 健脚部隊中旬出發
17 腸疫猛威を揮ふ 當局、豫防七曜表を配付
18 臺灣產の三角藺 帝都を闊步 棕梠葉の草履に代り
19 安くて丈夫な 帶蕊代用品 足利、桐生で大好評
20 生糸の賣行 一擧慘落の商狀
21 松尾の判決 原審通り三年
22 錢湯の值上を 業者が陳情 當局、九‧一八を堅持
23 當期航空
24 人事
25 街で拾ふ
26 今夜の放送
27 商況 (三日前場)
28 今日の映畫
29 民報案內報社消息
30 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(117)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 魅力のある聲を 持ちたいですね 聲によって人柄が判る
03 圖像:新工夫の夏期用興亞ドレス(二)
04 歐戰の時局解說
05 水泳紙上コーチ(下) 案外容易なクロール法 人命救助はこうせぬと危險/熊崎文雄
06 靴下の經濟な はき方
07 皮革製品の黴 手入れ一つで永く保つ
08 發育を扶ける 赤ちゃん體操 但し無理にさせては不可/柳澤信義
09 食慾をそそる 病人の食事 食器‧爼の臭は禁物
10 糧友會調べ 豚肉の貯へ方 おいしい粕漬や煮ハムなど
11 佃煮の作り方
12 烏賊と玉蔥の カレー味噌煮
13 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 皇軍のお墓へ詣る 支那少年達の真心 愛の宣撫の勇士慕って
03 讀者作品集
04 啼き真似試合に 北アメリカから
05 圖像:僕等は元氣だ、見ておくれ
06 綴方募集報社消息
07 淚で避難する子供 母と別れて自治領へ
08 日常智識 メートル法は誰 が始めたのか?
09 海と陸とどちら がひろいか?
10 連載マンガ へへのの.モ平君(9)/石原みのる
11 娛樂室
12 流石は副會長さん 釣りあげた大白鰺
13 編輯室より
14 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 外相放送問題解決す 外相が陸相の訪問に答訪 きのふ兩省共同發表頭條新聞

【東京三日發同盟】有田外相は三日午後六時二十五分官邸に畑陸相を訪問過般の外相放送に絡まる問題に關し同日畑陸相の來訪を受けて軍の意向を傳達されたに對し外務當局の最後的回答をなし同四十分辭去したかくて同問題は玆に全く終結解決を見たわけである。

02 陸軍の見解
03 外相の善處を要望(陸軍)
04 陸相、首腦部と要談 外相との會見經過を報告
05 首相を訪問 陸軍の總意傳達
06 週間評論 世界二つの奇蹟/太田正孝
07 革新農村協議會 解消を議決
08 龍州平野で大激戰 敵屍の山を築く
09 龍州附近一帶を確保
10 ○○○に進擊
11 臺南州議一名 の補缺選擧
12 更生廈門の 建設に盡す 水戶中將の功績
13 通商當局の觀測 米の國防資材輸出取締法 直ちにわが產業に影響なし 對日牽制の手段に轉用の虞れあり
14 監視員事務所開設 佛印側、誠意を示す
15 政府の希望を一蹴 官吏身分保障令を最後に廻す 樞府第二回委員會
16 日本の行動阻止し得ず 外相の東亞自主聲明を繞り 米は日本動向に大關心
17 廣東に國民政府外交 特派員公署を設置
18 米船、廈門に進出 英、蘭船の退却に代って
19 獨逸の援助を得て 失地いつか回復す ルーマニア外相言明
20 有限會社制の骨子 中小工業の合同體として
21 “海に還る”野村さん 南洋、比島、蘭印への旅
22 支那事變三周年 記念講演會 七日夜日比谷公會堂で
23 日本鐵鋼原 料統制會社 下旬に創立總會
24 四國外國使臣の 引揚問題を協議 外相、オ獨大臣を招致
25 香港總督代理
26 大阪商船基隆出帆
27 日本郵船基隆出帆
28 東亞海運
29 辰馬汽船
30 大連汽船
31 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 東亞政策と 臺灣の使命社說

前月末有田外相は東京放送局を通じて中外に向って我が對外最高方針に基いて國際情勢と帝國の立場と題し放送を為し、東亞安定勢力として毅然たる我が國の根本方針を世界各國に闡明し、東亞自主宣言として國際外交界に皇道外交の真意を周知させたのである。我が外交の根本方針は肇國以來の理想である萬邦をして各各その所を得せしむるものであり、世界人類の福祉を增進し、平和を確立する為には萬邦が各各その所を得なければ永續する筈がないのである。即ち世界平和を確立する為めには人類進歩の現階段に於いては一朝一夕にて達成する事が出來ない。この大理想を實現せんとすれば、地理的にも人種的にも文化的經濟的にも密接なる關係にある諸民族が共存共榮の分野を作り、その範圍內に於ける平和と秩序を確立すると共に、他の分野との間にも共存共榮の關係を樹立するのが順序である。人類闘爭の真原因を檢討して見るに、概ね自然的建設的大勢を顧みやうともせず不合理不公平に對し修正を加へやうともしない事にその發端を殘して居るのである。かかる情勢は世界各國に於ける過去及び現在に於ける一大課題である。特に今次の歐洲戰爭の勃發に依ってこの感を深くさせられた。世界平和の根本的基礎對策を確立する為めには從來の誤れる觀念を一掃し、是正せねばならない。我が國が東亞新秩序の建設に向って邁進して居るのも實に上記の如き精神に基くものである。支那事變の收拾に關する帝國の態度は從來屢屢闡明した如く、善隣、友好、共存共榮を旨とするものである。帝國のこの大義に立脚せる東亞再建設の大業に對し理解を有しない蔣政權を支持し、東亞に於ける平和建設を妨害するものに對し反省を求めるものは當然である。

然るに無理解なる二三の國は我が毅然なる東亞政策の真意を誤解し、依然として援蔣行為を行ふものに對してはこの際東亞新秩序建設の建前よりして破邪顯正の為めに一市覺醒を促す必要がある。帝國が過去三箇年に亘り兵を支那に動かして居るのは言ふ迄もなく、公正にして永遠の平和を招來する為めに已むを得ずして大乘的見地よりして武力行為を發動して居るのである。顧るに東亞の諸國と南洋諸地方とは地理的には近接して居り、歷史的にも民族的にも同文同種である。更に經濟的にも極めて密接なる關係にあり、互に相倚り相助けて有無相通じて共存共榮の實を擧げねばならない。これに依ってこそ東亞の平和と繁榮が招來出來るのである。即ち地域を一括して共存の關係に起つ一分野となして行くのが世界平和を確立する根本對策である。この遠大なる我が東亞政策に對し歐米諸國に於いても新認識を持つべきである。

更に歐洲戰亂の勃發の原因を探究して見るにその根本は歐洲各國に於ける勢力の平衡がとれない為めである。即ち夫夫の分野に於ける安定勢力を中心として諸民族が共存共榮を確保すると同時に各分野に他の分野の政治的又は文化的及び經濟的特色を尊重し、有無相通じ、然かも互に相侵さず協力する事に依って世界平和の對策が確立されるのである。今次の歐洲戰爭が勃發するや帝國政府は不介入の方針を中外に闡明し歐洲戰爭に介入せ□ると共に戰火の東亞方面に波及せざる事を明かにしたのは、帝國としては歐米諸國が東亞方面の安定に好ましからざる影響の及ぼす事のない事を期待したのである。今や我國は東亞新秩序建設に邁進すると共に、今次の歐洲戰爭の變化に依って東亞の新地域に及ぶ影響に就いて深甚なる注意を拂ふて居るのである。東亞の安定勢力たる使命を果す為めには一億國民が更に遠大なる理想と覺悟を要するのは勿論である。飜って臺灣に於ける東亞政策達成の上より之れを見るに、南進國策の第一線に立ち、六百萬島民は我が遠大國策を達成する上よりして官民とも國策を徹底的理解し、真に融和した氣持を以て東亞國策樹立の為めに官民協力一教して邁進すべき秋である。

02 滿州國皇帝陛下 けふ橿原神宮御參拜
03 空訓第三夜の猛訓練 全島燈管の完璧陣に 遂に臺北發見し得ず 全地區一瞬に暗黑化
04 味方機の追擊頗る急 敵機遂に南方へ遁走
05 待避、防毒、防火に 各地で壯烈な猛演習
06 山の青年達も張切る 防空陣一分の隙なし
07 各種動作愈よ本格的 新竹市に實戰氣分漲る
08 牛嶋軍司令官 港都の防火 訓練を視察
09 圖像:寫真は西門市場角に於ける爆彈投下演 習視察中の森岡副統監一行
10 團員慰勞の為 金一封を贈呈 東門町會等から
11 港都の防火作業 モンペ部隊が大活躍
12 記念東亞教育大會 日滿支各代表四百餘名は參集 來る八日から五日間
13 刈入資金を貸與 用米も特別配給 困惑の農夫大助かり
14 興亞學生報國隊 四班‧二千五百十名の 出發日程決定
15 戰時食糧確保に “節米”督勵班 東京府愈愈乘出す
16 “流石に恥しさう” 昨日藝姐の第一回試驗
17 思ひ起せ七月七日 トップに中等校以上の拂曉戰 島都の主要行事決定
18 資材の關係は 大體心配がよい 西村企畫部長歸臺談
19 零細業者も早く 組合を結成せよ 原料配給を受ける為に
20 產組臺北州支 會聖地參拜團 十日大和丸で出發
21 女スリ檢擧さる 北署の超スピード捕物
22 總督府辭令
23 本社人事異動報社消息
24 宜蘭米穀納入 組合創立總會
25 驛長異動
26 內臺定期航空
27 鬨の聲
28 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 新年度豫算編成方針 重點主義を強化せん 南支南洋に積極施設 中島財務局長語る
02 遠海鹽の輸入杜絕 對策、既に決定さる
03 海運合理化に 各種方策を講究 港灣荷役能力發揮等
04 伊太利參戰と 我が貿易の影響
05 桃園米穀會社 近く創立
06 信託法島內施行 遲くも年末に實現 鹽見金融課長東京で折衝
07 全國貿易團體の 聯合會結成されん 二日その打合會を開催
08 本年上半期の 公社債發行額
09 本島產雜纖維にも 統制の問題起る 山林課で目下考究中
10 臺銀上期發行高 平均一億六千六百萬圓 比前年同期二四%增
11 新年度の貨物輸送 近く車輛增加を要求
12 簡保、郵便年金は 近來になき好成績 前年同期に比較し保險三千萬圓增
13 本年物資動員計畫 政府より發表さる 國民の協力を要望
14 實行豫算 七年中に計數算出
15 照明燈
16 市價及商況 (三日)
17 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 ラヂオドラマ 嘶き/三木利夫
03 朝の修養 心學と日本精神(一ー三)/乙竹岩造
04 料理
05 講演 戰傷者の心理と 職業指導/渡邊政德
06 圖像:青年團代表訓練大會
07 “玄海灘” 新興東京の作品
08 ちょっとの工夫で 夏を涼しく暮す 經費いらずの銷夏法
09 「嘆きの花傘」 長田幹彥氏が 主題歌を執筆
10 すすきと 紫陽花の盛花 松風流家元押川如水氏
11 スターの 結婚三重奏 大船に時候はづれの春風
12 新興東京の 新スター
13 日活“歷史”問題で 作家連が共同聲明
14 惱みは果なし
15 浪曲映畫は全部 こっそりと研究 「安中草三郎」で初出演した 玉川勝太郎が氣焰
16 板昆布の天ぷら 香ばしく美味しいものです 榮養價高い海藻料理
17 廣告報社消息
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 嗚呼忠烈!持原中尉 四川の空に華と散る 最初より生還の意志なし
02 圖像:歐洲大戰畫報(一)
03 流言の炸裂彈は 新兵器の威力より遙に恐い 獨逸宣傳戰の巧妙
04 時局に即應すべく 製米工場を經營 鹿港產組の良き企て
05 故槇哲氏の 頌德碑除幕式
06 第一種防空訓練 曾文郡でも實施
07 謝禮を受取らぬ 感心な子供 桃園第一公の生徒
08 能高郡の兩課員が 神社の清掃作業奉仕 去る一日の興亞奉公日
09 東部信用組合 貸付利息引下
10 圖像:英靈凱旋
11 軟式庭球大會 凱歌は潮州街團に
12 交通整理の豆部隊 頗る好評を博す 田中公の麗しき企て
13 貨物自動車と 貨物列車が衝突 死傷なく被害經驗
14 懸賞附で 鼠蠅捕取
15 竹東郡米穀配給組合 雄雄しく誕生 配給の圓滑期待さる
16 菓子商組合 近く創立されん 中壢郡菓子商に依って
17 酩酊の教員 亂暴を働く
18 亞鉛鐵板線業者 配給の圓滑を期す 北斗公會堂で會合
19 ローカルセクション
20 青年縊死
21 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 東亞新秩序建設に 偽らざる要望 (一)事變三周年記念中國要人の座談會
02 府‧州‧市公報輯錄
03 夏休中の生徒は 斯うして指導する (二)子を持つ親の必讀の卷
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 南進日本‧空の鐵壁陣 前日に增して緊張 諸員の活躍いよいよ目覺し 各地の第一種空訓
02 歷史に誇る自信と 絕叫する“最後の戰利” 英國は何處迄戰ふか
03 高雄市に軍人會館 總經費十萬圓で建設
04 精神文化講習會 十三日より花蓮港で
05 藤田新臺中 市尹着任
06 圖像:華北政務委員會歡送迎會
07 地位を惡用して暴利 組合の德惡書記に鐵槌
08 時局の線に沿うて 婦人勤勞會を組織 興亞奉公日新埔庄內で
09 事變三周年紀念 臺南市の行事決定
10 臺中州.物價座談會 三日州會議室で
11 武道大會開催 精勳彰化支部主催
12 夏だ!山は招く 花蓮港高女.四班登る
13 中學校設置と 高女の學級增加 彰化市の有志が陳情
14 產倉協會事務 打合會
15 精神異狀によ る發作か 六階飛降の男
16 自殺事件二則
17 哲人ラッセル 平和主義を止揚す
18 人事‧往來
19 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 我が恩師の思ひ出 (中)/南川潤
02 圖像:落下傘兵コニイランドへ
03 文化映畫と觀客/石本統治
04 躍進滿洲國の概貌(三) 滿洲帝國國務院弘報處
05 珊瑚樹 歐洲の地名 不統一の讀み方
06 圖像:銀座の一角(六日より個展)/吉見庄助
07 高雄市圖書館 新着圖書 (其の三)
08 文化消息
09 超老人インデ アン部隊 スクリーンへ
10 心聲漢詩

獅山曉起/希顏、題江立先生山水/希顏、破廟/希顏、春遊/希顏、題詩人名鑑/恨五 吳醉蓮、影戲/德賢、食瓜/德賢、三峽燈謎大會有感賦呈主稿先生笑政/閻渠 王水源、三峽燈謎大會有感賦呈主稿先生笑政/陳炳添、次幼岳詞弟清明後一日見寄原玉/連小才

11 新刊紹介
12 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 首相近衛公と會見か 新體制確立策に就き 所信の開陳を求めん
02 積極外交の遂行へ 陸相が近く重要進言
03 外相、陸相と要談
04 日支國交調整交涉 愈よ近日中南京で開始されん 阿部全權以下緊張
05 回答遲延を釋明 英大使、谷次官を訪問
06 フランコ將軍斡旋說 既に獨、英政府の意相打診?
07 英、佛軍衝突說 パレスチナとシリアの國境で
08 外相、首相を訪問
09 圖像:久原派支部長會議
10 ルーマニア政府 ヒ總統に援助懇請
11 イングランド沿岸 獨空軍が空襲
12 若松總領事 印度代表と會見
13 ガンヂー翁 緊急會議に報告
14 憲法改正の為め 佛、近く議會召集
15 獨の丁抹電擊作戰 目擊者ジ氏は語る
16 兵器工業會を結成 畑陸相を迎へ盛大な發會式
17 重慶、雲南更に對立惡化 蔣の滇桂聯防案提示で 一悶着を起す形勢
18 七中全會の 中心議題
19 獨の外交機關(占領四國) 撤收要求に應ず ハル長官記者團に示唆
20 ブタペストに 反英示威運動
21 米政府、日本漁船の 漁撈許可を取消す 帝國大使館、銳意調查
22 孟買各市場 取引停止さる
23 司法辭令
24 中央賃銀委員會 全會一致原案を可決
25 商工省人事異動
26 平生日鐵會長 渡滿
27 明日の天氣
28 水滸傳(165)/黃得時;榎本真砂夫
29 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 滿洲國皇帝陛下 けふ橿原神宮御參拜
02 連日の失敗に懲りてか 殆ど敵機影を見ず 島都各地區の猛訓練
03 統監部發表 空から見た燈管に 尚幾多の不備欠陷
04 特殊州廳防衛團が大活躍 燒夷彈慘禍喰止めらる
05 訓練正に最高潮へ(基隆)
06 牛嶋軍司令官 新竹へ 空訓狀況を視察
07 執拗なる敵機も 遂に無為の儘遁走 臺中市の空訓第三日
08 森岡副統監 基隆へ 各種訓練を視察
09 鄭鴻源氏の美擧
10 波騷ぐ太平洋越え 真摯な視察團陸續 躍進日本の真姿を見る為に
11 養女が又も一人 自由の身となる 北署の取計らひで
12 圖像:島都各種作業の猛演習
13 燒失官衙復興計畫 八百萬圓で近く着手
14 峻烈な檢擧方針へ 防犯、指導から百八十度の轉換 全國經濟警察再出發
15 初盆提灯を贈呈 宮木知事遺族を弔問
16 陳情團けさ上北 關係要路を歷訪 新竹貨物驛設置の必要を力說
17 大稻埕藝妓連 淡水へハイク
18 地主會議 あす稻江會館で
19 外貨獲得に 駿河丸が大手柄 墨西哥沖のエビの寶庫を衝く
20 前大戰停戰命 令書發見さる
21 國講講師の 講習會 來る廿五日より
22 蘭女皇危く難 を免れらる
23 總督府辭令
24 定期航空
25 人事消息
26 街で拾ふ
27 今夜の放送
28 商況 (四日前場)
29 今日の映畫
30 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(118)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 美人に必要な三養 營養、休養、教養の三つ 彈力性のない不健康は時代遲れ/山田櫻子
03 齒痛みの應急處置 微溫湯に小匙半分の重曹を うがひで直す秘法
04 お手製クリームで “陽やけ”を防止! 夏蜜柑の汁とキューネで ごく簡單に出來る
05 圖像:本年の海水着(一)
06 鷄肉の清汁
07 調味料の代用品
08 寫真の上手な撮し方 貴女の好な人に會ってゐる氣持で
09 圖像:夏の多摩川べり
10 バタ𩔗の腐敗豫防 貯へ方と見分け方
11 “ミルク”などを 嫌ふ赤ちゃん どうすれば飲むか
12 手輕で目先の變った ビールの肴四種
13 ソストカラーの 洗濯と仕上
14 動脈硬化の豫防 食物や酒煙草に注意
15 營養價に富む 洋食のパセリ
16 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 龍州縣城を完全に占領 佛印國境感激の凱歌 崩れゆく援蔣輸血路
03 讀者作品集
04 餓を死する人人 蔣介石はしらん顏
05 圖像:空の護りは私たちの手で
06 臺南州からも 石油を採れる
07 汽船の科學
08 病は口から いよいよ傳染病の時期 お互に注意しませう
09 連載マンガ へへのの.モ平君(10)/石原みのる
10 十九で大學卒業 二十七で博士さん
11 娛樂室
12 仰けば尊し
13 コクゴ講習生ノヨミモノ ニマンヱンノ オサイセン
14 第一回童謠募集報社消息
15 四本足のヒヨコ
16 編輯室より
17 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 日支國交調整交涉 愈よけふより開始 双方の準備全く整ふ頭條新聞

【帝京四日發同盟】東亞新秩序を確立する歷史的な日支國交調整交渉は愈々五日午前十時より南京國民政府內において我が阿部特命全權大使及び隨員と國民政府行政委員長汪精衛氏以下行政院首腦部との間に開始せられることとなり日支關係は玆に兩國々民の期待と注視の裡に更に新たなる段階に向つて具體的な巨歩を踏出すこととなつた、即ち日支新關係調整の重要使命を帶びて去る四月二十三日南京に着任せる阿部大使は同月二十六日擧行せられた國民政府還都慶祝式典に帝國政府を代表して參列、慶祝の意を傳へた後國交調整の諸準備の整ふを待ってゐたが外交々渉の基礎となるべき條約案文も去る六月十二日の興亞院會議及び同十四日の閣議を經て決定しこれに關連せる諸般の國內手續も完了し同十八日正式に訓令として手交せられるに及び同大使は即日隨員を招集、訓令を携行して歸着した影佐少將の報告を中心として右訓令の內容を詳細に檢討すると共に引續き條約締結交涉開始に必要なる手續並に事務的準備に着手し連日に亘って銳意これが整備に努めて來たのであるが此程漸く我方と國民政府側の諸準備も全く整ふに至ったので玆に兩國代表者間に條約締結交渉の幕を切って落すととゝなつた譯である。

02 日支の共同發表
03 國府の正式承認と 日滿支新關係設定 條約締結の重要意義
04 圖像:(上)英支國境を進擊する精銳橋口部隊(英國旗は國境線上 (下)避難民英支國境を越へて皇軍の翼下に歸る(英支國境 深圳站にて)
05 北京ソ聯大使館 きのふ閉鎖
06 國防國家の完成と 事變處裡を促進 十六年度の豫算編成方針
07 通商親善關係を增進 日西共同宣言に調印
08 米價を基準とする 一般價格形成に邁進 農會役職員協議會決議
09 蘇北地區の大戰果 抗日陣營を完膚なき迄に覆滅
10 鄧準、華容等を爆擊
11 海鷲、敵陣地を猛爆 豪溝及び廣興州で
12 上海市土地臺帳 けふ引渡しを行ふ
13 緬甸國防大臣辭職 援蔣を固執して
14 天津租界現地交涉始まる 先づ全般討議を行ふ
15 糸價の暴落 依然續く
16 米の狂熱的軍擴 ル大統領、更に國防豫算として 五十億弗を追加要請
17 獨軍發表 獨軍の綜合戰果 損害の僅少を強調
18 羅軍に外敵防 備準備を命令
19 臺大工學部の 創立準備委員會 規定及委員發令さる
20 孟買港 先づ出帆船から 封鎖を解除
21 今日の天氣
22 大阪商船基隆出帆
23 日本郵船基隆出帆
24 東亞海運
25 辰馬汽船
26 大連汽船
27 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 對日認識と 米國の態度社說

有田外相の東亞自主聲明を繞って米國務省では慎重な態度で檢討を續けて居り、ここ二、三日中に國務長官が聲明を發するとも云ひ、又聲明を發すべきでないとも傳へられてゐる。而して一般の輿論を綜合して見るに、有田外相の所謂東洋モシロー主義の趣旨それ自體には、反對すべきでないとし、海軍側に於ても種種議論が行はれてゐるが、就中前第三海軍管區司令官スターリング少將は、英米兩國は極東に於ける日本の現實の地位を認め、速かに日本との友好的諒解を講ずべきであるとして次の如く論じてゐる。即ち「今や我我は歐洲からの脅威に對し、我我の武力一切を擧げて向ふ必要に迫られるかも知れぬと斷ずべき充分の理由がある。日本は東亞支配的勢力なりと、聲明した有田外相の演說は、我が正視せねばならぬ現實である」と切言してゐる。このス少將の所論は正鴣を得たものであり、日米の關係を調整する根本基調をなすものであると云はねばならぬ。

曩きに米國に於て、親日的輿論が現はれた時、吾人はその功利的な御都合主義を排し、真に日米關係を調整するならば、東亞に於ける日本の現實を正視しなければならぬことを指摘強調した。歐洲戰局が急轉して獨逸の勝利となり、民主主義諸國の陣營が多大の脅威を受け、今更の如く東亞に儼然として存在する日本を疎外するの危險を感じ、これが反對陣營に投ずるを防止するのみならず、出來得ベくんば進んで自己の味方に引付けようとする、打算的な功利主義に決して日本は乘ぜられるものではない。事變三年を經て日本は列強の表裏、虛實に可なりの經驗を得てゐる、日支事變以來、米國の反日態度は殆ど終始一貫し、最近に到って顯著となりつつある。昨年七月の通商條約破棄通告以來、南京政府の否認と云ひ、海軍の布哇進駐と云ひ、又最近の資材輸出制限と云ひ、明確に敵對姿勢を示し、我が大陸政策を妨害して來た。畢竟これは依然として舊秩序を保持せんとする米國の政策の現はれに外ならぬ

東亞の現實を殊更に正視せず、日本の優位を敵視する米國の意向は、出來得れば東亞の諸問題を歐洲戰亂の終了後に持ち越し、英國と共同戰線を張って、對日壓迫を加へようとするのではないか。それまで日本と正面衝突する危險を避け、時期の到來を待って米國の政策を遂行しようとするにある。さうだとすれば、日米兩國が對支問題を繞って意見の一致を見ることは、近き將來に於て期待出來ないと見なければならぬ。支那事變と云ひ、歐洲戰爭と云ひ、共に新秩序を建設せんがためである。米國が米洲の秩序保全に、モンロー主義を適用することを言明しながら、「東亞の現實」を正視し得ない理由はどこにもない。真に米國にして日米關係を調整する真意あらば、凡そ今日まで持續して來た、連續強化せる反日態度を緩和修正し、之を事實に於て示すことである。これを除外しては日米の摩擦は先づ取れないものと見なければならぬ。

02 皇帝陛下にはけふ 桃山御陵に御參拜
03 大詰の訓練に備へ 不良燈火指導に萬全 敵機來らず‧第四日空訓
04 各地で猛訓練 道路水道破壞復舊工作に
05 訓練愈愈圓熟 新竹の水道、橋梁破壞復舊訓練 炎天下汗だく活躍
06 教員體育講習會
07 本田羅東郡守着任
08 真藤郡守披露宴
09 北門郡農事組合 近く誕生
10 けふ晴の社頭對面 名譽の未亡人再起奉公を誓ふ
11 小遣を節約し 少女が献金
12 坐禪もする 校長先生の合宿 新竹州青年修練所で鍛鍊
13 圖像:島都の防空演習第四日
14 鍛へよ!!夏休に 奉仕に山に海に時局色豐かな 州下中等學校のプラン
15 忠靈顯彰會へ 各戶が醵金 宜蘭の事變記念日行事
16 和平派の脫出防止に 死者狂ひの監視網 (一)某要人が暴く脫出手記
17 基隆港外に 怪ヨット 水上署で嚴重取調中
18 祈願祭の後 青年團查閱 基隆の記念日行事
19 女子青年隊を結成 滿洲建設勤勞奉仕隊として
20 峰頭尖ハイキング
21 體協役員異動
22 水牛に突かれて 死亡
23 和蘭のチュー リップは無事
24 人事‧消息
25 蓬萊丸無電
26 丹後丸無電
27 鬨の聲
28 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 十三年度の國稅 四千百卅八萬圓 所得稅中心に增加
02 國稅の增加率 地方稅より高し
03 一戶當稅金 八十一圓廿錢 一人當十三圓九十錢
04 今大戰の影響(一) 蘭印の工業化
05 局營バス 六月中も好績
06 貯銀大稻埕出張所 支店昇格に內定 陳化平氏を店長に
07 郵船新造の新高丸 內臺航路に配船せん
08 南支產業調查に 府より屬官派遣 來る七日基隆出帆
09 肥料雜穀組合 當局に陳情書提出 取扱商品の配給なき為
10 勞務省初給賃銀 委員會で決定 八月匆匆實施か
11 內外地物價 連絡會議 府より兩氏出席
12 洋灰、鮫皮等の價格 第三回化學工業品 物價委員會で決定
13 經濟手帳
14 パナマ經由航路 配給は從來通り
15 照明燈
16 市價及商況 (四日)
17 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 朝の修養 心學と日本精神(二)/乙竹岩造
03 童話劇
04 世界政治史講座 古代ギリシャ、ローマ(六)/秋永肇
05 婦人の時間 毒ガスの話/清水辰太
06 滿洲國皇帝陛下を御迎へする神都の奉迎 準備全く成る
07 “玄海灘”の 主題歌 原阿佐緒作詞
08 寶塚映畫の新作 丹羽文雄の「花戰」
09 いまが差木の季節 花のある生垣へ トタン板塀はご遠慮して すべて綠の國策色に
10 南旺、第一協團の 「南風交響樂」開始
11 小田監督の處女作
12 エキストラ 料值上げ
13 嘆きの花傘 絢爛のキャスト
14 銀翼の乙女 けふより國際館で
15 川口松太郎が書卸す 花柳章太郎の第二回作に
16 「髯と雛妓」 無期延期
17 若鮎を思はせる 松竹京都新星銀座環
18 「彌次喜多怪談 道中」配役
19 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 待避、救護、防火に 家庭防空群活躍 麻豆街空訓第一日
02 圖像:滿洲國皇帝陛下多摩陵御參
03 伸びる蒙疆座談會 大陸建設の階梯(一) 蒙疆益益伸びいく 意義ある事變三周年を迎へて
04 臺東廳でも 防空演習
05 山口豐原街長 水組常任理事に
06 茶業株式會社 近く湖口に誕生
07 湖口庄の 區總代會
08 本田元新高郡守 の送別宴
09 疑似流腦患者 彰化市に侵入 市民は戰戰兢兢
10 改姓名の本島人諸氏に 熟慮を促す/屏東山人
11 改善を期する 馬匹品評會 南投郡畜產會主催
12 獨ソ提攜 益益強化
13 百萬弗懸賞 ヒットラー逮捕 者に
14 兒童通學道路 建設促進會 竹山街民有志が組織
15 臺電工手 執務中溺死
16 ソ聯の新聞 九千社あり
17 ロメオとジュリエ ットの別莊競賣に 付さる
18 各警務班にも 必死の活動を續續 岡山空訓、目覺し
19 ドイツは米國を 攻略するか
20 ベルトに觸 れて墜落
21 ローカルセクション
22 ゲ宣傳相に對する 利子支拂は御法度
23 青物相場表
24 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 東亞新秩序建設に 偽らざる要望 (二)事變三周年記念中國要人の座談會
02 府‧州‧市公報輯錄
03 軍事上國防上 北支は重大な地區 現地派遣記者事變三周年座談會
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 敵機脆くも遁走 我が鐵壁防空陣に膽を潰し 小癪‧燒夷彈を投下
02 神速活潑な行動 モンペ姿や家庭防空群も交へ 防空訓練今や酣!
03 すわ!燒夷彈だ 諸員一齊に駈付く
04 敵機三機襲來 ガス、催淚彈投下 家庭防空群總出動
05 勅語と詔書を奉讀 全州民“一日戰死”で克己忍苦 事變三周年‧高雄州の行事
06 圖像:屏東の空訓
07 記念式と分列式 彰化市の記念行事
08 隴海線縱橫談(一) 廣大な背後地と無限な物資 事變三周年座談會
09 臺灣文化を一堂に 歷史畫帖と書籍の出品方を 大阪が臺南市に依賴
10 無教育青年を指導 高雄州、具體案を作成中
11 大和小プー ル
12 慰問袋を發送 花蓮港の小公學生
13 靈峰‧新高へ新高へ 七月末迄の受付八百十二名 賴母し‧女子登山隊激增
14 廢物のない獨逸 骨まで捨てずに利用
15 野球試合高雄 出場選手 六日征途に
16 黃金道路起工式 四日盛大に擧行
17 高雄市臨時 市會
18 郡市視學會 九日高雄州で
19 赤糖の“闇”に鐵槌 不當利得實に二千餘圓
20 臺中州司法 事務打合會
21 臺中陸上競 技大會
22 少年劍道大會 十七日臺中武德殿で
23 花蓮郡保甲協 會十日に創立式
24 鎖で養女を縛 る 殘虐な鬼養母
25 學校職員は 十六日
26 英アナ君の 名前も放送
27 懲役十ヶ月 花蓮港の收賄事件
28 犯行卅餘件 前科四犯就縛
29 人事‧往來報社消息
30 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 我が恩師の思ひ出 (下)/南川潤
02 圖像:佛印を訪れて(その一)
03 現代文學と世代 時代感情への無統一性/窪川鶴次郎
04 罪の記憶/石田憲次
05 珊瑚樹 歌の天才兒 本年とって滿二才
06 圖像:熱帶植物のある客間/吉見庄助
07 三木清氏哲學入門/坂田德男
08 文化消息 ニューヨーク 市民の歌完成
09 ソ聯と國際法
10 心聲漢詩

送靜閣詞友之佐伯/筑客 張純甫、訪逸園主人/說劍、逸園賞瓊花賦呈茂卿兄/說劍、高雄逢曾醉坡社弟/說劍、敬步惠詩佳韻/曾醉坡、訪許君山先生/說劍

11 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 日支交涉けふ開幕 先づ阿部、汪兩代表が挨拶 和氣靄靄、初日を終る
02 重慶第廿次大空爆 敵軍需工場に巨彈
03 英艦、佛艦を砲擊 ケビール軍港に於いて
04 佛政府報復を命令 海軍省も英船拿捕擊沈を命ず
05 英首相、事件を報告 四日午後の下院で
06 カ港で交戰
07 佛の對英宣戰有力化
08 伊艦隊オ港に急航
09 ヒ總統、佛艦に 自沈を許可
10 英佛海戰の戰果(獨の發表)
11 戰爭完遂を強調 英首相、覺悟を促す
12 佛政府又も移轉 豫定のヴィツシーに
13 英國政府の回訓 四日ク駐日大使宛に發送の模樣 直ちに我要求を滿足せしめぬ?
14 面子に焦る英政府
15 我が要求を拒絕か
16 英佛海峽を 獨空軍が爆擊
17 英航空母艦に 魚雷命中
18 アフリカの 伊軍活躍
19 數社の株式公開に 中止命令を發す “公社債消化促進の建前から”
20 エール海岸三港 陸軍に移管
21 西原少將 佛印總督と懇談
22 重光駐英大使 バ次官と會見 約一時間に亘り要談
23 國共關係調整案 七中全會で否決
24 ソ聯、羅國に對し 更に新要求提出
25 ソ聯最高會議 兩人民委員更迭
26 明日の天氣
27 水滸傳(166)/黃得時;榎本真砂夫
28 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 桃山御陵に御參拜 皇帝陛下の關西御日程 滯りなく了へさせらる
02 空訓第五日 襲來した敵機擊墜 地上砲火の活躍物淒く 防空訓練今や最高潮
03 圖像:佛印を訪ねて
04 防毒や防火訓練に 各地區一段の緊張
05 豫想外の豐收 北部一期作收穫開始
06 鐵石の團結こそ 聖戰完遂の原動力 事變三周年阿南陸軍次官談
07 新竹州市尹 郡守會議
08 南加大學籠球 チームを招聘
09 多彩な記念日行事 傳書鳩競翔大會 全島五ヶ所で開催
10 七日前後一週間 電波を總動員 放送協會の記念放送
11 市中を大行進 北署、全壯丁團員召集
12 法隆寺壁畫の模寫 執筆の四畫伯決定 いよいよ八月上旬より着手
13 老松女子青年團 七日に美化作業
14 國民體操を放送 七日の記念日に
15 香港丸入港報社消息
16 記念日に子供相撲
17 新渡臺教員 講習會
18 官廳出版物にも 廢合統制の斷 遲くも秋頃には實現
19 ロンドン爆擊 特別映畫大會 八日第一劇場で
20 滿洲開拓團の 記念事業 母國四神宮へ滿洲五穀を献穀
21 空巢狙ひ御用
22 牧童二人 畑で慘殺さる 竹南大埔に非常網
23 家庭賃貸價格 調查課長決定
24 海上警報
25 定期航空
26 人事消息
27 街で拾ふ
28 今夜の放送
29 商況 (五日前場)
30 今日の映畫
31 民報案內報社消息
32 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(119)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 神經質兒童の 正しい育て方 出來る丈のんびりと朗かに
03 「かぼちゃ」の常識 病人の食べ物に好ましい
04 能率的な仕事表(上) 掃除も日をきめて念入りに/上野陽一
05 キャペツの 上手な買ひ方
06 見榮や贅澤ではない 剌身や洋食のつま 殘らず全部食べませう
07 圖像:夏のスケッチ「新公園博物館前にて」
08 子たからを得るには ヴィタミンEを攝取
09 平燒パン
10 圖像:本年の海水着(二)從來のものから脫して 居りません先づ健實なところです
11 嫌ひな食べ物を 好きにする導き方 遊びながら偏食の矯正
12 寢付きの惡い夏 どうすれば早く寢付かれるか 效果的な方法紹介
13 脫毛劑でなぜ 肌が荒れるか 肌を洗ひ過ぎると 却っていけません
14 水蛭使用法 どんな病氣に効くか
15 身上相談
16 蚊やりの代 用品
17 刃物の研き方
18 鮎料理
19 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 「忠に死すは最高の名譽」 荒鷲敵陣に自爆 感激でつづる門出の手紙
03 圖像:涼味淡水河スケッチ
04 讀者作品集
05 圖像:夏の山はまねいて居る
06 ほまれの吸口軍艦
07 コクゴ講習生ノヨミモノ オハカマヰリ スルイヌ
08 コゾウオコス キウクワンテウ
09 宜昌を取戻せば 賞金に六十萬元 蔣介石の命令書
10 娛樂室
11 連載マンガ へへのの.モ平君(11)/石原みのる
12 廢物利用教室 こはれた植木鉢で 素敵な掛け植木鉢
13 編輯室より
14 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 相互一般的見解を 詳述せるに留まる 日支交涉第一回會議頭條新聞

【南京五日發同盟】日支新關係條約締結交渉第一回會議は五日午前開催されたが右に關し同日午後三時帝國大使館並に國民政府宣部より次の如き間コンミュニケが發表された

日支兩國新關係調整に關する第一回會議计は五日午十時開會同十一時十分閉會せり、本會議に於て汪行政院長は歷史的重大使命を負へる阿部特命全權大使に對し深甚の敬意を表し兩國々交の前途並に東亞の前途に對し今や絕大なる感激と期待とを以て會議に臨まんとする旨を述べたる後、日支國交調整に關する中華民國政府の一般的見解を披瀝し誠心誠意、同心協力を以て其使命を完成せんことを述べたり阿部特命全權大使は還都以來汪行政院長並に政府關係各員が施政に示されたる熱心なる努力に對して滿腔の敬意を表した後、兩國間新國交修復に關する帝國政府の不動の根本的見解を詳述し次回より具體的商議に入らんとする意向を述べ誠意を以て今次交渉の歷史的成果を舉げんとするの決意を披瀝せり、本日會議は右の如く彼我の一般的見解を詳述せるに留まりたるが尚會議進行に關する事務的手續を協議決定せり。

02 けふも會議を續開 兩國委員の具體的商議に入る
03 西原少將、佛印側と折衝
04 圖像:陸軍病院訪問の西原少將
05 四相會議
06 小磯拓相 外陸海三相と意見交換
07 新駐日伊大使 大連發神戶へ
08 明年度豫算編成方針 きのふの閣議で決定
09 香港避難第二班 マニラへ向ふ
10 智利から鐵道 資材輸入契約
11 駐支英米佛大使 極東問題協議か 來週始めに上海に出揃ふ
12 江北、江南の掃蕩戰果 敵遺棄屍體三千六百
13 英本土攻擊九、十日頃 ストックホルムよりの情報
14 和平は英側の捏造 獨側、頭から否定す
15 獨の朝野に大衝動 極端な英憎惡を表明
16 事變處理と 國防強化 編成方針の特徵
17 救濟對策を考慮
18 我が財政情況順調 閣議席上櫻內藏相は說明
19 英と外交關係斷絕 佛緊急國務會議で決定
20 奢侈品製造販賣制限規則 事變記念日を期し公布實施
21 傳へらるる 和平條件の內容
22 上海土地臺帳の 返還問題解決
23 ル大統領また 出馬に決す!
24 今日の天氣
25 大阪商船基隆出帆
26 日本郵船基隆出帆
27 東亞海運
28 辰馬汽船
29 大連汽船
30 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 本島失業問 題の匡救策社說

日支事變の長期化と各種經濟統制の強化につれて中小商工業者の失業問題が愈愈深刻にならんとしてゐる。然し本島に於ては中小工業が未だ發達せず、失業問題は主として中小商業の部門に現はれつつあるは否まれない事實である。然し一方に於ては本島工業化の進展に作ひ、最近漸く勞力不足の聲が八釜しくなり、此の方面では夙にフルエンプロイメントの段階を通り越してゐる狀態となったのである。尚官廳方面とか又は時局會社では一方に於て事務增加に依る大量の人員を要求し、他方に於ては應召のための人員減少に影響されて此の方面にも著しく人的資源の缺乏を訴へつつあるは周知の通りである。

かくの如く事變下の本島に於ては一方面に於て人的資源の不足を生じてゐながら、他方面に於て失業問題を生じてゐるのであるが、大體に言へば人的資源は過剩ところか寧ろ不足を來してゐる狀態であるから、此の際斯る過剩の部面から不足の部面へ流す樣に適當の方策を樹立すべきである。即ち本島に於ける人的資源の編制替を為すべきが目下の急務であらねばならない例へば中小商業者の過剩した店員を下級會社員及下級官公吏に採用して人的資源の總動員を為す必要があらうと信ずるのである。其の上折角相當な學校を卒業してゐながら適當な職業を得るに由なきため徒食してゐる人人を此の際充分に調查してそれ相應な職を授ける事も大に考慮すべき問題であらう。

上記の如く本島に於ては一方に人的資源の缺乏を訴へつつ、他方に於て失業者が少なからず存してゐる事は物の偏在と同樣に人間の偏在現象と見做すべき問題であって、之を矯正する事が總力戰下の國家に於て缺くベからざる一つの政策であり、又一つの社會問題の解決である事は言を俟たない。即ち勞働者のフルエンプロイメントと同樣に此の際本島の智識階級又は準智識階級のフルエンプロイメントを現せしめなければならない。內地では厚生省に於て夙に此の問題に對してそれぞれ對策を講ぜられ、或は中小商工業者の滿洲若くは大陸移住に努力してゐるが、本島では厚生省の如き獨立官廳がなくとも督府としてはそれ相應の對策を講ずべきではないかと思はれる。

先づ差當りたやすく實行し得る一方法としては各地の職業紹介所を強化して地方官廳と協力して失業者の人員及び其の學力並に經歷を詳細に調查し、而して求人方面と睨合はして漸次失業者の退治に邁進すべきである。此の問題の解決は先づ督府に於て一つの方針として取上げられた後、各地方州廳と協力して最善を盡せばこれ程容易に解決すべき機會はないのである。要するに總力戰は凡ての人に適當な職場を與へ各各其の職場を中心として努力せしむる事に依って始めて期し得られる事であるから、督府としては此の問題を重大視して一日も早く其の方策の樹立に伴ふ實行に移されん事を切望して止まない。

02 滿洲國皇帝陛下 御日程滯りなく終へさせられ けふ御歸國の御途に
03 地上砲火に追はれて 遁走中三機擊墜さる 執拗なる敵機又も北進中
04 新竹州神饌田 九日に拔穗祭執行
05 わが強硬態度に 佛印は極端な狼狽 村井盤古公使基隆に寄港
06 家庭班の通報傳達 各種訓練愈よ白熱化 島都空訓の第五夜
07 宜蘭農林校の 拔穗祭
08 各地で猛烈な攻防戰
09 軍司令官新竹へ 燈火管制狀況を視察
10 圖像:島都空訓第五日
11 抗戰の笛吹けど 躍る民眾一人もなし (二)某要人の重慶脫出手記
12 州下各郡の訓練狀況
13 明朗海南島の建設 最早や遠くはない 石井在海口領事館書記官語る
14 社頭に再起を誓ふ 軍國の妻感激の對面
15 蘭陽三郡 被害は極めて輕微 各團縱橫無盡に活躍
16 島內募集の義捐金 昨日各災害地に發送報社消息
17 當選作決定 奉祝文化映畫 コンクール
18 古川元市議の美擧
19 上村參謀長 きのふ歸臺
20 事變記念日に 休業を通達 北署から管內 の料理業者に
21 臺北音樂會の 演奏會 明夜新公園で
22 新舊兩郡守 の歡送迎會 羅東公會堂で
23 第三回女子青 年團入場式
24 海上警報
25 鬨の聲
26 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 上半期對外國貿易 總額八千萬圓突破 第三國輸出依然不振
02 上期對內地貿易 出超八千四百萬圓 前年に比し六千百五十萬激減
03 勸銀三店貸附高(六月末) 一億七百四十萬圓 臺南支店だけ增加
04 新式工場產糖高 千八百廿八萬擔 前年に比し四百六十八萬擔激減
05 今大戰の影響と 蘭印の工業化(二)
06 生糸市況安定 現物三十四圓高
07 管理米の買入進捗 全島八十三萬袋 十日迄には百萬袋突破か
08 臺東製糖卑南工場 產糖廿七萬二千擔
09 鐵道部收入增加(六月迄) 八百八十萬圓に上る 客車增收が主因
10 生糸の補償 買入に出動 買入方法要領を發表
11 砂糖統制規則の 趣旨徹底を圖る 各州關係屬官參集 當局より詳細說明
12 臺北州柑橘組合 本年度の事業計畫
13 セルロイドの 最高價格決定 中委、雜品部會
14 基隆炭鑛總會 八分配當を可決
15 九‧一八價格に比し 一割方引下げ 繭毛羽價格指定さる
16 照明燈
17 市價及商況 (五日)
18 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 講演 大陸各地の復興ぶり(一) 北支方面/佐原憲次
03 子供の時間 里唄組曲 「うたの小箱」/HK唱歌隊他
04 土曜コンサート/東京放送管弦樂團
05 浪花節 熊野靈驗記/木村友思
06 大日本忠靈顯彰會 創立一周年記念式典實況 九段軍人會館
07 圖像:さようなら友邦練習艦ア號神戶拔錨
08 空地利用の栽培には 蕎麥作りが有利です 粉にひかずに食膳へ載せませう
09 生活の藝術化 京都の工藝家の 研究發表會より
10 青青とした“芝生” 張り方と手人
11 都會の奔流 松竹大船の作品
12 入江たか子登場 「蛇姬樣」後篇に
13 日活多摩川二新作
14 三宅邦子の 新職業
15 海外映畫短信
16 飯塚敏子が 銀幕再起
17 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 事變三周年記念行事 鄉軍、生徒、青年團員が 合同模擬攻防演習 旗山郡に於ける計畫
02 伸びる蒙疆座談會 農產物は豐富(二) 輸出高四千萬圓 獲得した外貨を開發へ仕向く
03 祈願祭や座談會 屏東市の記念行事
04 傷痍軍人慰問等 澎湖の記念行事
05 大甲信組役員 發表さる
06 芭蕉出荷の統制 遭ひ、滯貨は山積 東港郡の蕉農、不利
07 新坡家長會
08 學校長打合會 四日屏東で開催
09 水道破壞復舊等 各班必死の努力 屏東空訓第四日目
10 各班共大活躍 觀音空訓好成績
11 警報發令後は 各各所定の任務を果す 麻豆街空訓第三日
12 圖像:獨軍の燒夷彈見舞はれ火災を起す敵の戰車
13 防衛團員を毆打 新營空訓中の不詳事
14 戶稅權衡調查 麻豆街で開かる
15 夏、夏、山は招く 新高登山隊殺到 約三十團體申込濟
16 大甲消費米組合 創立總會を開催
17 保姆養成講習會 廿九日より旗山小で
18 ローカルセクション
19 聘金詐欺の 媒人訴へらうる
20 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
21 佛印援蔣の實情 佛領印度支那の近情
22 府‧州‧市公報輯錄
23 圖像:英獨空の決戰迫る
24 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 バンドン丸便り 邦人に頗る好感 敗戰の英佛に愛想を盡かし 蘭印バタビヤ近況
02 あすは事變記念日 酒拔きで全街民“一日戰死” 花蓮港の記念行事
03 名譽の戰傷者 三日原隊より發表
04 圖像:海防市街工場地帶
05 催淚彈に點火して 客席の間を持廻る 家庭防空群も大活躍
06 隴海線縱橫談(二) 廣大な背後地と無限な物資 事變三周年座談會
07 圖像:燈臺慰問の遞相
08 地上砲火に怯えて 敵機這這の態で逃去る
09 諸員の意氣沖天 連日連夜の猛訓練で 些か疲勞の色もなし
10 救護作業に懸命 モンペ姿も凜凜しく
11 事變三周年記念 寫真ポスター展 募集要項發表さる
12 味覺戰線の霸王 臺中州下の果物佳境へ
13 少年團指導員 講習會
14 非常時を忘れた 不心得者にお灸 旅行を口實に空訓をさぼる
15 ガソリンを吞 んだ男送局
16 配給肥料の到來(北門) 農民只管鶴首して待つ
17 二名波に吞まる 高雄海水浴中の椿事
18 物價調查座 談會
19 街庄吏員が行軍 花蓮郡、來月に決行
20 カンガールー 鼠と適應性
21 組合長と專務 改選 路竹信組の
22 人事‧往來
23 手榴彈を應用 の交通取締り
24 超弩級爆藥 の偉力
25 順風耳
26 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 チャイコフスキー その生誕百年に際して/長廣敏雄
02 圖像:佛印を訪ねて(二)
03 現代學生に寄す/安倍能成
04 シナリオ 朝鮮‧禹壽榮君の綴方映畫化 授業料(高麗映畫)(一)/八木保太郎
05 圖像:夕日あるロビー/吉見庄助
06 珊瑚樹 既存誌の使命 「新風」の廢刊に鑑み
07 中學生と讀書/今井福次郎
08 心聲漢詩

遊豊島園雜詠/灌園、遊豊島園雜詠(二)/灌園、遊豊島園雜詠(三)/灌園、遊豊島園雜詠(四)/灌園、遊豊島園雜詠(五)/灌園、遊豊島園雜詠(六)/灌園、遊豊島園雜詠(七)/灌園、遊豊島園雜詠(八)/灌園、遊豊島園雜詠(九)/灌園、遊豊島園雜詠(十)/灌園

09 廣告報社消息
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 六月廿六日以降の戰況 敵の抗戰力に致命傷 宜昌失陷、援蔣ルート遮斷 派遣軍報道部發表
02 綦江、自流井を爆擊 四川省連山の密雲を冒して
03 英香港當局の不遜 我好意的通告を重慶側に通報 南支軍當局重ねて聲明
04 佛、對英國交を斷絕 倫敦外交代表に引揚を訓令
05 對英宣戰空氣濃し
06 英に嚴重抗議
07 社會大眾黨の 解黨全國大會
08 宜昌對岸向けて揚子江を敵前渡河
09 英佛海戰なほ續く
10 佛外相、英を痛罵
11 近衛公輕井澤へ 新體制の構想を練る
12 陸軍方式利潤統制 八月初旬期して實施
13 ハル米國務長官の ステートメント モンロー主義を說明
14 英巡洋艦數隻が 佛領マ島を封鎖
15 印度に大反英運動 ボース氏逮捕投獄で
16 我が監視員團 任務に就く
17 全英人に對し 退去を命令 ルーマニア政府
18 羅國ドナウ艦隊 黑海沿岸哨戒に就く
19 伊軍、英領埃及の 二要衝を占領
20 考試院長代理
21 伊太利閣議 頗る重視さる
22 瑞典獨に鐵道 使用權を許容
23 興亞院華北連絡部 經濟第三局を新設
24 中農協議會 研究幹事會を開く
25 スペイン經濟 視察團離京
26 明日の天氣
27 水滸傳(167)/黃得時;榎本真砂夫
28 廣告報社消息
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 滿洲國皇帝陛下 御歸國の御途に就かせらる けさ大阪港を御發航
02 第一種全島綜合空訓 我が防空鐵壁陣に 敵の企圖完全に挫折 好成績裡にけさ閉幕
03 「有終の美」を飾る 步武堂堂の分列式 督府表玄關內で擧行
04 無上の光榮 本庄主席接伴員謹話
05 鵬路平安を 御祈り申上げ 阮滿洲國大使謹話
06 小林總督訓示
07 圖像:島都防衛團の分列式
08 各地の分列式
09 五日夜の燈管狀況 友軍機の空中所見
10 太田連絡部長官 きのふ蓬萊丸で來臺 けふ廈門へ赴任
11 銃後自肅が目立つ 殊に本島は內地に率先せよ 上村參謀長語る
12 忠靈顯彰會 けふ創立一周年記念會
13 新竹州下の視 學學校長異動 四日付發令さる
14 全島各陸軍病院に 評議員を派遣慰問 愛婦本部の記念行事
15 恤兵金を寄託 酒賣捌人一同
16 海上警報
17 丹後丸入港
18 牧童殺害事件 加害者は十三の 二少年と判明 西瓜盜食を發見され
19 街で拾ふ
20 定期航空
21 人事‧消息
22 岸田代議士等 十一日來臺
23 今夜の放送
24 商況 (六日前場)
25 今日の映畫
26 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(120)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 今が出盛の馬鈴薯 お米代りに喰べよ 調理法はこんな種類がある/橫井はる
03 圖像:米カ州婦人の勇敢なる難破船救助演習
04 カットグラス 見るからに涼感湧く その使ひ方と手入れ
05 外から歸ったら手洗ふ よい習慣を子供達につけよ
06 汗で肌が荒れる 手まめに汗を拭き取ること
07 不潔ななめくじ退治法 通風採光をよくすること 卵のうちに殺すも妙ですよ
08 能率的な仕事表(下) 一目でわかる行事曆と 知識を增す切拔きカード/上野陽一
09 山椒の佃煮
10 アルカリ性は 毛髮の大敵 近頃毛髮に附ける機會が多い
11 婦人說苑 婦人の再組織/金子シゲリ
12 圖像:今夏の新樣式婦人帽
13 牛乳を大切に 下痢などを起さずに飲むには
14 急場の白髮染め 一時的のものですが かぶれる心配はない
15 花の姿が照明で變化 色光線で鑑賞するのもいい
16 蜜柑の皮で “髮洗ひ”
17 胡麻を煎るに はこの要領で
18 殘り葉の 利用法
19 ピーナッツ バター
20 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 力合せて進みませう 明るい東亞の建設に 英靈に感謝を捧げませう
03 讀者作品集
04 此の中學生を見よ 主婦の代理を四年間
05 圖像:ダレノオフネガ一バンハシル
06 一日二厘貯金が もう千三百圓
07 二十五年目に お詫に來たお百姓
08 連載マンガ へへのの.モ平君(12)/石原みのる
09 娛樂室
10 無盡の寶庫滿洲 世界的の大油田發見
11 勝ったり負けたりしてゐる ドイツとフランスの戰爭(一) 私達の教訓になるその歷史
12 第一回童謠募集報社消息
13 編輯室より
14 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 事變三周年を迎へて 興亞の聖業着着進捗 米內首相の談話頭條新聞

【東京六日發同盟】事變三周年に際して米內總理大談支那事變三周年に際し護國の英靈に衷心より感謝の意を表し又皇軍將士の言語に絕する勞苦に對し深く敬意を表する次第である御稜威の下、三年に亘る前線將士の奮闘と銃後國民の努力とに依り興亞の聖業は着々と進歩し支那樞要の地は悉く抗日勢力の桎梏より脫し汪精衛氏の新中央政府も亦順調なる發展を續け我國と國交調整の交渉を開始するに至つた斯くて東亞諸民族融合の新時代の黎明が訪れんとしてゐることは誠に同慶に堪へない、一方歐洲戰爭の進展に依り世界の情勢は急激なる變轉を見、これに伴つて我國の國際的地位は益々重きを加へ來つた抑々東亞全局の安定確立は帝國肇國以來の國是であつて歐洲戰爭が我國の念願とする東亞の安定に好ましからぬ影響を齎らすことは斷じて許し得ぬ所である我國としてはこの複雜微妙なる時世に處し國際情勢を有利に導き以て支那事變の解決に邁進せねばならぬ、今や內外真に多事であるがこの重大時局を乘切ってこそ我國の目標とする東亞の平和は確保されるのである、吾々は內に國內諸般の戰時體制を更に一段と強化し外には複雜なる國際情勢に對處しつゝ新支那の發達を助成し未だ抗職を續けてゐる重慶政權を徹底的に潰滅し以て東亞新秩序建設の大業を達成せねばならぬ、事變三周年に當り國民各位の平素の努力に敬意を表すと同時に今後愈々減私奉公の誠を發揮し緊張せる職戰時生活に徹底し戰線、銃後一體となつて興亞の聖業に邁進することを切望する次第である

02 一大勇猛心が必要(畑陸相談)
03 敵の損害三百數十萬 事變以來の綜合戰果
04 日支國交交涉會議 逐次細目事項を商議
05 日支の共同聲明
06 盤根錯節を克服打開(吉田海相)
07 蒙疆に邦人四萬五千 明朗蒙疆建設に精進
08 日泰定航機の 佛印通過許可
09 英、この上遷延せば 我方斷乎たる措置
10 上下一致、艱難克服 牛嶋軍司令官談
11 天津現地交涉 近く本格的に開始
12 對日宥和政策に 轉換せぬことを示す
13 和平建國に勇往邁進(汪精衛談)
14 京城帝大總長 更迭發令
15 佛機が報復空襲 ジ英要塞を痛爆
16 自由擁護のため 最強軍備を造る ル大統領の國際政治談
17 “英を如何に 居服さす” 伊外相の伯林訪問
18 大阪商船基隆出帆
19 日本郵船基隆出帆
20 東亞海運
21 辰馬汽船
22 大連汽船
23 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 戰勝に輝く 聖戰三周年社說

昭和十二年の今日―七月七日の夜北京郊外盧溝橋の附近で演習中の我が北支駐屯軍に對し、支那第二十九路軍の不法射撃に端を發して今次支那事變の幕は切って落された。それが次第に擴大して今日の如く國を擧げての總力戰となったのである。この間我が陸海空軍三位一體の猛攻は忠勇なる將兵の力闘と相俟って千古未曾有の戰果を收めつつ茲に滿三周年を迎えたのである。事變後一周年にして首都南京を陷し、金城鐵壁と頼む徐州敵が死守を誓った武漢三鎮を攻略し、二周年にして南支唯一の牙城廣東、厦門、海南島、汕頭を占據し、次で福州、溫州兩港を封鎖等事變來海軍に於ては二千八百海里に亘る支那沿岸を封鎖し、陸軍に於ては北中南支の全土に及び四百餘州を席卷して赫赫たる武勳を建てたのである。その後に於ける作戰は北中支方面の積極的大掃蕩戰と中南支に於ける宜昌、南寧の攻略、援蔣ルート、ビルマルート、佛印ルートの閉鎖戰と二十數次に亘る重慶の空爆であった。之がため抗日重慶政府も今やその抗戰體制崩潰の危局迫まりつつあるのである。

我が國では前記武力作戰に並行して汪精衞氏を中心とする支那新中央政府の樹立を援けて去三月三十日反共和平建國を標榜する中華民國國民政府が成立して帝國政府と共に東亞新秩序建設の責務を分擔することとなったのである。之により敵に精神的打撃を與へ、その戰爭指導を困難ならしめたことは事實である。一方歐洲に於ては昨年九月突如戰亂が勃發し、獨對英佛兩國及び之に附隨する各國との間に戰端が開かれ、去五月獨軍によって最初の火蓋を切られ、獨軍の白蘭進撃により本格的武力戰實力戰が展開されたが伊太利の獨荷擔によって聯合國軍が窮地に陷り、佛の降伏等歐洲の戰亂ますます複雜多岐に亘り而も戰禍は擴大の一途を辿りつつあったそれが東亞に波及することなきを保し難い情勢にあり、この世界的情勢に直面して國內では近衞公を中心とする新政治體制の確立運動が積極化して擧國一致體制の強化に邁進しつつあるのである。

我國は支那事變の合理且つ有効なる處理を第一義とし、歐洲戰亂不介入を根本方針としてゐるが苟しくもその影響が些かなりとも東亞新秩序の建設を妨害するが如きとある場合は斷乎として之を排撃する覺悟がなければならない。事變の處理と云ひ歐洲戰亂の影響と云ひ、我國の前途には容易ならざる難關橫はり、太平洋の波立騒がんとする氣配さへ感知されてゐる今日事變三周年を迎へた吾吾は更に一段の反省と奮起を切要し、銃後の固き結束と擧國一致の體制を以て新たに來るべき國難に處する覺悟を持つべきである。この聖業の成否は皇國の興廢の岐るる所、日本民族の盛衰問題であり、延ては東亞諸民族の興亡と死活を決するものたることを深く認識し、之に對處する銃後國民の覺悟を新にすべきである。即ち銃後國民は職業の如何を問はず、老若男女の別なく、總て忠良なる總力戰の戰士として聖戰のため進んで立ち働かねばならないのである

02 戰勝輝く聖戰三周年 聖戰の意義を偲ぶ 嚴肅‧帝都けふの行事
03 曉を衝いて攻防戰 前線を偲ぶ“一日戰死” 自肅一色、島都の記念行事
04 事變三周年記念大講演會 今夜八時から公會堂で
05 改善の餘地多し 臺北州第一、第二種防訓につき 川村統監が講評
06 基隆の記念行事
07 事變三周年 同風會の記念行事
08 献穀田拔穗祭 けふ五結庄で擧行
09 工學部設立に 丹羽博士來臺
10 初等教育制度審議 委員會設置に決定 けふ委員會規定を公布
11 香取丸出帆
12 在香港支那人が 英佛依存を一擲 坂田氏の視察談
13 宮內省の 戰歿勇士慰靈祭 昨日しめやかに擧行
14 初等教育刷新に萬全 森岡總務長官語る
15 太田連絡部 長官赴任
16 日泰定期航空 河內着陸の交涉成立
17 日泰線佛印通過 十五日から實施
18 汗の一萬圓献金 國婦臺北支部の赤誠
19 中流家庭を目標に 奢侈品製造禁止 事變記念日より實施
20 冬山信組認可 九日に店開き
21 謝龍闊氏逝去
22 海上警報
23 人事‧消息報社消息
24 大和丸無電
25 鬨の聲
26 今日の映畫
27 訃文:賴水塗
28 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 新式工場の產糖實績 千八百二十八萬擔 步留は前年より向上
02 各市郡燐寸 配給代行機關 來る十五日頃結成
03 今大戰の影響と 蘭印の工業化(三)
04 上期の對外貿易(內地) 出超一億六千萬圓 對第三國入超五億三百萬圓
05 七月第一回の檢查數 五萬三千餘籠 高雄州青果同組實績
06 雜纖維移出額(五月迄) 六百卅萬圓に上る 六月以降は激減せん
07 學校用帽子を檢查 合格品に賣買を許す
08 奢侈品制限規則 臺灣にも近く施行 府殖產局で具體案協議を遂ぐ
09 林臺電社長 八日に上京
10 清涼飲料水組合 本期剩餘七萬圓
11 島產サイダー 一打二十錢值上げ 諸材料騰貴が主因
12 代用食移入額(五月中) 六百萬圓に上る 馬鹿にならぬ巨額
13 照明燈
14 市價及商況 (六日)
15 廣告報社消息
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 傷病將士 慰問の午後 陸軍軍醫學校より
03 漫才
04 落語
05 合唱
06 史蹟めぐり
07 浪花節 柳生二蓋笠/吉田奈良千代
08 日滿支兒童 交驩放送
09 歌謠通信
10 料理
11 線の動きを生かした 百合の投入れ/安達武子
12 圖像:松竹京都の新星美島麗子
13 日活本社社員が 揃って所長更迭支持を聲明
14 「スタンレー探險記」 文部省推薦映畫となる
15 悅ちゃん 一人前となる 各社撮影所の子役調べ
16 江川宇禮雄 東寶映畫に出演 岡讓二の「太陽の都」
17 川口の「月夜菊」 東寶が映畫化獨占
18 松竹京都の新星 美島麗子
19 お大名旅行
20 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 大溪空訓 破壞橋樑の復舊 短時間で仕上ぐ 好成績を收めて終了
02 伸びる蒙疆座談會 石炭、鐵、石灰等(三) 無盡藏の寶庫あり 鑛業法既に制定さる
03 消火、防毒の訓練 大溪空訓第五日
04 北門郡の防空訓練 襲來の敵機擊退 家庭防空群も活躍 好成績裡に終了
05 發令後は 各班共活躍
06 軍隊、傷病兵慰問 竹東に於ける事變記念日行事
07 工作物破壞復舊に 全員とも猛訓練 麻豆空訓第四日目
08 武運長久の默禱等 麻豆に於ける行事
09 寄生虫の驅除で 感謝さる
10 勅語、詔書奉讀式 大溪に於ける行事
11 職業欲さに 若者欺さる
12 哲人ラッセル、聯 合軍の 敗北を豫言
13 バンクしない 自動車タイヤ
14 ローカルセクション
15 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 軍事上國防上 北支は重大な地區 (二)現地派遣記者事變三周年座談會
02 府‧州‧市公報輯錄
03 圖像:全國軍需工業者大會
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 一日戰死の覺悟で 時難克服に邁進せよ けふぞ事變三周年記念日
02 第一種防空訓練 好成績裡に閉幕 見よ!この鐵壁陣
03 各班とも大活躍 空訓に最後の花を咲かす
04 息つく間もなく 堂堂分列式を擧行 諸員の意氣彌高し
05 高雄でも分列式 嚠喨たる喇叭に合せ
06 丹羽博士 高雄を視察
07 新入團式擧行 高雄愛婦と處女團
08 神速な架橋工事 審判官も舌を捲く
09 防毒作業に全力 一糸亂れざる統制下に
10 郡に林務係を新設 臺中州‧林政機構に大改革
11 慰問音樂會開催 花蓮港明治公で
12 全島商議所 理事會
13 中南部初巡視 三輪專賣局長
14 日赤愛婦の巡回診療 八日から臺南州下で
15 “ハナセセリ”の虫害 北門郡一帶を襲ふ
16 都市對抗野球豫選大會 きのふ華華しく開幕
17 防衛團に百圓寄贈
18 臨時教員養成所(高雄) きのふ終了式擧行
19 一郡一水利組合 花蓮港廳の恒久對策
20 彰化圖書館後 援會員慰安會
21 觀光寫真壁畫 高雄商議所から臺灣展に出品
22 蔗作品評會打合會
23 事故が一割增 臺中州下の自動車
24 屏東市大武公 新工事近く着手
25 原料入手難で悲鳴 落花生油製造業者
26 美人になる秘訣 紐育直輸入の美容術
27 嘉南大圳組合 常務委員會
28 寺廟に關する 打合會
29 溺死の兩死骸 遂に發見さる
30 人事‧往來報社消息
31 消息
32 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 航空文學の諸條件 (上)/野口昂
02 圖像:慰問献納畫展
03 學生認識論/大室貞一郎
04 シナリオ 朝鮮‧禹壽榮君の綴方映畫化 授業料(高麗映畫)(二)/八木保太郎
05 圖像:銀座五丁目(森永)/吉見庄助
06 珊瑚樹 往年の花形女優 今はエキストラに
07 勇壯‧獨逸新軍歌 我等は英國攻擊に向ふ
08 文化消息
09 總統に鷲功 勞章を返却
10 心聲漢詩

留東詩友會席上聯吟、留東詩友會第一回集會感賦/楊植亭、敬步說劍先生佳韻/許君山、聽阿閔放送鳳還巢曲/彰化 葦航

11 新刊紹介
12 廣告
第12頁
日刊第1版
序號 標題
01 東亞恒久の平和へ 萬難排して時局を乘切る 國民諸君協力せよ 米內首相演說要旨 事變記念講演會頭條新聞

【東京七日融同盟】支那事變三周年の記念に際し內閣情報部並に國民精神總動員本部共同主催の下に七日午後七時より日比谷公會堂において記念講演會を開催米內首相、有田外相、畑陸相、吉田海相の各閣僚起って國際情勢急変の只中に事變を遂行しつつあるわが國との關係と國民の覺悟とについて夫々熱辯を揮ふ所あった。

【東京七日發同盟】事變記念講演會における米內首相の演說要旨左の如し

今次聖戰の目的は遠くわが肇國の大理想に淵源し善隣友好共存共榮の大義に立脚し本然における永遠の平和を確立し依つてもつて世界の平和と人類の福祉とに寄與せんとするにあり而して東亞恒久の平和は先づ日滿支三國の堅き結合を樞軸として更に全東亞の諸國並に諸民族が真に打って一丸となり一體共同の發展を遂げて行くことによってのみ確立し得られるものと確信するこのことたるや

東 亞諸民族の本然の要望でありその要望を達成するために最善の努力を效すことは東亞の安定勢力たる帝國に課せられたる當然の使命である東亞の新秩序もかゝる地盤の上にこそ築かれるものと信ずるのであつて支那事變の處理も亦この方向に向って進みつつあることは云ふまでもない帝國と更生支那を率ひて起つた新中央政府と過般來國交調整に關する交渉を開始してゐるのであつて帝國と心を同じふする

汪 政府と相携へて東亞新秩序の建設に邁進しつゝあることは事變處理の道程に光明ある一段階を劃したものであつて真に慶びに堪えない併しながら一方重慶政權は今日尚執拗なる抗戰を續けてをり帝國は斷乎たる決意をもつて既に第三國の援蔣行為を斷つ方途を講じつゝとあるが若し夫れ重慶政權にしてその非を改めざるにおいてはこれが徹底的潰滅を計るべきは申すまでもなく蹴って歐洲戰局の急速なる進展は世界の現狀に劃期的なる轉換を齎らさんとしその波紋は

直 ちに東亞の圈內にも深刻なる影響を及ぼすことは想像に難くないこの間に立って東亞の安定勢力たる帝國が敢然その所信に邁進して行くために各方面において更に格段の努力を必要とし就中物心兩面に亘る總力戰體制を一層整備強化して國際世局の變轉に對處し得べき國防力の充實を計ることが最大の要務と思ふ政府は內外諸般の情勢に對處し各方面に於る刷新改善を斷行して益々戰時體制を整備強化し萬難を排して時局を乘り切らんとする不動の決意をもって、現にこれを實行しつゝあるが國民諸君も政府の意圖する所を解し自ら進んでその施策する所に協力せられ東亞再建の大業完成に邁進せられんことを切望す

02 有田外相の演說要旨
03 圖像:蒙古騎兵の分列式
04 共同、佛租界を視察 西尾總司令官が
05 國內體制の強化確立 支那派遣軍報道部長談
06 英、佛商船をも 接收か
07 英佛の國交斷絕 天津兩租界に反映 我方、事態を監視
08 佛印との交涉進捗 物資の輸送一切禁止
09 南米に米の 空軍基地建設
10 英國籍船舶の 佛印向けを拒否 英佛の國交斷絕で
11 華僑に深刻な影響
12 獨、土關係惡化 ソ聯の態度注目さる
13 獨、英開戰間近し 英は新和平提起を拒否せん
14 ヒ總統、伯林に凱旋 全市、興奮感激の坩堝
15 英空軍活躍
16 佛艦、重圍を脱出 ツーロン港に入港
17 ダ號 戰爭繼續不能
18 英巡洋艦二隻が 佛艦フ號を擊沈
19 小麥を支那に積出 アメリカ農務省發表
20 ユーゴ―が 調停に乘出す 洪、羅の紛爭に
21 佛の武裝解除 當分延期
22 歐、亞干涉の意なし ル大統領、意見を發表
23 伊外相伯林着
24 佛海軍機 ジ港を空襲
25 獨伊、受諾を言明
26 英のマ島封鎖に 米國が重大關心 驅逐艦五隻を派遣
27 經濟事犯を嚴罰 檢視總長の指令一本で 各地の檢事を自由動員
28 今日の天氣
29 大阪商船基隆出帆
30 日本郵船基隆出帆
31 東亞海運
32 辰馬汽船
33 大連汽船
34 廣告
第01頁
日刊第2版
序號 標題
01 第三回支那事變記念日 一般市民陸續として 臺灣神社に祈願參拜 島都は飽迄自肅一色
02 聖戰貫徹決意を新に 帝都の嚴肅な記念行事
03 滿洲國皇帝陛下 兩艦乘組高等官に賜餐
04 三陛下にも御默禱
05 島都の學生諸部隊 壯烈な拂曉戰展開 新公園で記念式擧行
06 皇太子殿下 きのふ御參內
07 廣東は興亞の一色 南支各區域の敵性芟除貫徹へ 記念大會安藤指揮官祝辭
08 南京居留民大會開催 板垣參謀長より訓示
09 圖像:島都事變記念日の催し
10 圖像:颱風一過の跡
11 暴風雨の為め 講演會取止め
12 北部に暴風雨襲來
13 救助作業を開始 警察壯丁團を動員して
14 一時は全線運行停止 一部を除き殆ど復舊
15 蘭陽地方の電 話線切斷さる 被害模樣不明
16 電話も一部不通 東臺灣早急復舊難し
17 基隆方面の被害 特に甚大の模樣
18 暴風雨の為め 大和丸引返し
19 氣象臺發表
20 暴風雨中のボヤ
21 訃文:山本ミツ子
22 訃文:蔡大江
23 廣告報社消息
第02頁
日刊第3版
序號 標題
01 事變三周年 皇軍武運長久祈願 及陸軍墓地祭執行 臺中に於ける行事
02 港都高雄に於ける 盛澤山な行事
03 國威宣揚を祈願 臺南に於ける事變記念日行事
04 此度の空訓の成績 概して良好なり 臺中州統監部講評
05 高雄では酒なし日 有意義な一日を過す
06 防空資料館公開 防空思想普及が目的 臺南州に於ける計畫
07 貧困兒童學費に 一千圓を寄附 高雄市新高建築 組合の美しき企で
08 賴もし、婦人防空群 竹山空訓、好成績を收む
09 屏東市空訓終了 後市內大行進
10 東石郡の空訓 官民總協力に依り 宛ら實戰の慨あり
11 至る所、爆彈 を投下さる
12 野球大會豫選 に出場の為出發
13 高雄愛婦及 處女團入團式
14 北斗の空訓 目出度終了
15 防毒防火に大童 何等被害を蒙らず
16 都市對抗野球戰 高雄市團大勝す
17 敵機襲來の報に 各班とも大活躍 臺東空訓好成績
18 臺東落花生組合 販賣價格認可
19 藤田臺東廳長 十日に出府
20 製粉工場電動機 の窃取犯逮捕
21 高雄州市郡 課長級異動
22 廣告
第03頁
日刊第4版
序號 標題
01 學藝 吉田庄助個展の彼/宮田彌太郎
02 圖像:印度も今年は水飢饉
03 講演 大陸冬地の復興ぶり(三) 南支方面/長沼弘毅
04 世界政治史講座 古代ギリシャ、ローマ/秋永肇
05 箏曲 歸らんとする浦島
06 料理
07 朗讀/毛利菊枝
08 事變歌謠三夜/楠木繁夫他
09 子供の時間 童話劇 護れ大空
10 芝居嘶 繫馬雪陣立
11 ラヂオ
12 破魔弓傳奇(後篇)雄飛篇 松竹京都撮影所の作品
13 「愛の暴風」 鳥羽ロケ
14 戶川貞雄の 「光に立つ」
15 下加茂の女王 北見禮子 五年振りの 現代劇出演
16 「山のロマンス娘」
17 心聲漢詩

次雪峯君原韻/甘文芳、德國大總統/甘文芳、哀佛蘭西/甘文芳、席上呈元胡詞兄/倪登玉、謹和登玉詞兄席上見贈原玉/楊元胡、無題/被棄兒、次韻/古月山人

18 廣告
第04頁
夕刊第1版
序號 標題
01 日支新條約締結會議 今後圓滿に進行せん あす第三回會議開催
02 獨伊兩巨頭會談 主題は今後の對戰方針
03 獨伊の會談內容
04 新政治體制の目標 基調、組織、實踐方法 近衛公、所信と披瀝
05 新伊國大使 けふ神戶着
06 對日特權附與案討議
07 英佛海軍の被害(佛側發表)
08 英商船を抑留 佛印政廳當局が
09 オルバの佛艦出港
10 獨海、空軍が活躍
11 米驅逐艦の擊 沈は無根
12 西國經濟使節團 滿洲へ向ふ
13 佛國民集會を創設 新憲法を制定せん 全體主義體制に轉換
14 慎重考究 ハル長官言明
15 ユ國通商使節團 ベルリンに派遣
16 委員幹事發令 初等教育制度審議會
17 佛再建の第一步 憲法の修正を企つ
18 庶民金庫理事長 更迭
19 司法辭令
20 明日の天氣
21 水滸傳(168)/黃得時;榎本真砂夫
22 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 臺大學徒團暑休に 海南島で奉仕作業 愈□□壯途に上る
02 全島の暴風雨被害 花蓮港で苦力廿三名生埋め 警務局に達した報告
03 臺北州下の被害
04 兩陛下 けさ葉山に行幸啟
05 基隆市、郡の 被害詳報
06 林部隊の戰死者 八日原隊より發表さる
07 新竹州下にも 相當の被害 中壢郡の稻作二割減收
08 皇太子殿下 十三日沼津の 御用邸に行啟
09 暴風雨に崇られ 臺北競馬は延期 畜產會復舊工事に大童
10 石坂代議士談 新黨の出現は 尚時日を要す 大和丸けさ入港
11 暴風警報解除
12 圖像:殉國勇士の妻社頭對面
13 青年團を總動員 下奎府第三區被害家屋を整理
14 勅語渙發五十周年 帝都で“教育の式典” 全國一萬餘名が參集
15 皆さんのカメラで 天然色寫真撮れる 科學日本に又も凱歌
16 二女生徒百名が 街頭で恤兵金を募集
17 貯蓄と報國債券 尚相當數の準備 希望者早く申込む樣に
18 “適格者に體力證” 中等校生徒に施行 臺北州に近く檢查委員會誕生
19 廈門貿易館 盛大なる開館式擧行
20 新竹に又工場一つ 金屬とベニヤ板製造 ほぼ設置に決定
21 小公學校共に 淡水で 今年の臨海教育
22 國民學校視察 第二班 あす十七名出發
23 財部博士逝去
24 曾我廼家五九郎丈
25 定期航空
26 人事報社消息
27 街で拾ふ
28 今夜の放送
29 商況 (八日前場)
30 今日の映畫
31 民報案內報社消息
32 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(121)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 和服用雨コートの 選び方と手入れ法 身丈は着物とすれずれに
03 一重帶の結び崩れ この方法で防げます
04 圖像:大陸の花嫁視察團歸る
05 蚊と繩の驅除に これだけは是非心得たいもの
06 家庭で簡單に出來る 無氷冷藏法 攝氏八度は完全に下ります
07 歐戰の時局解說
08 圖像:國防婦人會墓地清掃
09 危險なアイロ ンのから燒き
10 赤ちゃんと“剃刀” 一寸考へものですね
11 砂糖の制限で 〇.六斤は適當
12 脈搏の數
13 殘飯利用の お八つ
14 餅草の綿
15 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 新らしい東亞を築く人人 皇軍の愛にめざめて 宣撫工作に活躍する 親のない支那少年兵
03 正直は一生の寶 偉いぞ甘君 桃園第一公で表彰
04 圖像:支那事變の思ひ出
05 蔣介石の空威張 今度はどこへ隱れるか
06 征途の歌/富岡芳文
07 幼き友の魂を慰める 交通整理の豆部隊 田中公の奉仕作業
08 カタカナらん シャカイセキノ オウチガマルヤケ
09 娛樂室
10 編輯室より
11 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 佛印當局の不信行為 援蔣續行の跡歷然 我が陸鷲、現場を猛爆頭條新聞

【南支○○基地八日發同盟】南支陸鷲精銳は七日佛印カオバンパックムーンより廣西省靖西、恩隆及び貴州省環に通ずる新援蔣ルート丘墟!(龍州北方十粁)及び附近一體のドラム罐貯藏場及び軍需品倉庫に猛爆を加へ多大の戰果を收めたがこのルートは國境に於いて約二十米位道路が破壞され國境線より五十米位の處に無數の軍需品倉庫ドラム罐千數百、白動車五十餘輛が置かれてあり、我爆擊隊が同地點に到達した際には地上に支那兵士及び苦力數千が物資の運搬中で國境附近の支那側道路上には佛印側より運びつゝあつたドラム罐が橫倒しの僅放置され佛印側より運搬中であつた跡が歷然と殘つて居り玆に圖らずも佛印當局が監視員の眼をかすめて依然援蔣行為を續行しつゝあつた事實が暴露され我對佛印態度の前途に再考の必要を促すべき重大なる新事實が確認された譯で現地軍將兵の憤激は實にその極に達して居る

02 新國防ルートを爆擊
03 記念日を期し總攻擊 宜昌東北で敵を殲滅
04 圖像:日、支國交調整會議
05 小林氏ら一行 モスクワ到着
06 廿一次重慶空爆 重要施設群を爆碎
07 科學審議會總會(第四回) 各答申原案通り可決
08 臺灣輕鐵報國會
09 英政府の回答 英、一方的法論を以て 我申入を全面拒否 外相、再考を嚴重要請
10 米國は蘭印に對し 發言權jを留保せん ア秘書は何も語らず
11 石渡翰長近く 近衛公と會見か
12 英佛租界の動向 今後の成行注目さる
13 印度臨時國民政府樹立 國民會議委員會で可決
14 和戰問題を討議 七中全會暗澹裡に終幕
15 特別委員會組織
16 東亞教育大會 きのふ開會式を擧行
17 羅國益益警戒強化 ソ聯軍が機械化部隊增強のため
18 事變國庫債券と 三分半利國庫債券 合計五億圓を發行
19 中等、師範教員 元則として大學卒業者
20 地方部長異動
21 けふの天氣
22 ミ前提督の命 令服せぬやう 佛國防省命令
23 大阪商船基隆出帆
24 日本郵船基隆出帆
25 東亞海運
26 辰馬汽船
27 大連汽船
28 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 老獪な英國 回答を遷延 斷乎擊つべし社說

ビルマ及び香港領域を通ずる援蔣軍需品輸送禁絕に關する我が國の申入れに對し、本國よりの回訓未着を理由として既に二回に亘り釋明を試みたク英國大使は、六日更に外務省に、本國政府の正式回答は今週中に接受の豫定の所海外領土との打合せを含む必要上手續未濟のためその運びに至らなかったことは遺憾である旨を通告して來た由であるが、これは英國の遷延策であることはもはや疑ふ餘地がない言を左右にして日時を遷延し、その間に於て米國との連緊や諸準備を整ひ、もって我要求を拒絕せんとする魂膽であることは明らかであり、最惡の場合は英米連繋の下に、我國と一戰せんとする氣構さへ見へてゐると傳へられてゐるので、我國としてもその遷延策に乘り、べんべんとして日時を空費することは許されないのである。英國が遷延策を採る以上、その無誠意は勿論、應諾する意思がないことは明らかであるから、我味方にあらざる敵として取扱び、斷乎たる措置に出でねばならぬことは云ふまでもない。

英國側の遷延魂膽に就ては種種傳へられてゐるが、英米の意見が未だ一致しないためとみるべぎではあるまいか。我要求に對して英國としては大した影響あるものではないが、しかし重大な影響を受ける米國が強硬に反對してることは明らかである。ビルマルートも佛印ルート最も之を利用してゐるのは米國である。援蔣物資は殆んど米國のものであり、この輸送路の禁絕は即ち米國の援蔣中絕を意味するのであるから、輸送國よりも援蔣物資提供國の米國が反對するのはむしろ當然であらう。過去現在に於ても、恐らく將來に於てもその援蔣行為を繼續するであらう米國と、對獨決戰を目前に控へて我國と事を構へるのを好まぬ英國との意見が一致することは困難であらう。が、米國の對英援助を絕對的に必要とする危急存亡の際、英國は米國の意思を無視することが出來ない立場にあることは云ふまでもない。だから、英國が米國の反對を押し切って我要求に應ずることが出來ないのである。換言すれば、英國の對日政策は自主的に決定することが出来ず、現在全く米國の態度に依存してゐると云ひ得べく、而して米國の援蔣利敵政策が繼續する限り、英國が我要求に應ずることは不可能であり、依然として我が新東亞建設を防害するであらうことは明らかである。

然らば米國の對日態度が緩和されるか、その援蔣行為を放棄するか、といふと何れもノーと云はざるを得ない。佛印ルートが禁絕されるや狼狽した蔣政權は今後は米國に依存する以外ないとて、直ちに宋子文を米國に特派し、要路に對して泣訴暗躍中であるから、その援蔣行為は今後繼續されるであらうとみるのが妥當である。又一旦ハワイを離れた米國艦艇が極東の形勢に依り急遽再びハワイに歸還し更にハ米長官と獨逸との應酬に徵しても、米國の極東政策が未だ對日緩和政策の方向に轉換してゐないとみるべきであらう。米國は一時對日接近傾向を示したが、しかし我が東亞制覇を極度に嫌ってゐる米國は、依然我が新東亞建設を防害するであらうとみねばならぬ。米國の態度が如斯である以上、英國も從ってそれに追隨することは明らかであり、米國が我國の敵であると同樣に英國も又我が敵であるしかも英米兩國は事變以來、少しも反省するところを知らざる宿敵である。世界情勢轉換を機會に、斷乎撃つべきであり、しかも今が絕好の機會ではないかとみられるので、擧國その決意を固めねばならぬのである。

02 ペルーの暴動は 猶太、英佛人の煽動 着のみ着の儘の邦人歸へる
03 無言の勇士 昨日武勳輝く凱旋
04 海軍への献金 八千萬圓を突破
05 新聖蹟地 光榮輝く二ヶ所決定
06 圖像:陸軍病院慰問の西原少將
07 銃後島民の赤誠 陸海軍當局が感激
08 運轉手講習會
09 映畫檢閱を強化 指導性なきものは許可せず
10 督府人事異動 石川氏鐵道部長に昇進
11 修身、算術も教へる 臺北州下の國講充實強化 けふ編纂打合會
12 第一線將兵に“涼風” 北署管內から慰問扇子 今明日中に發送
13 十二日全島民大會 臺灣時局同志會理事會を開き 時局突破三項目決定
14 眾議院視察團 島內視察日程
15 “全く新しい仕事” 石川新任鐵道部長談
16 各地に出水騷ぎ 暴風が上陸した蘭陽
17 鄉軍新竹郡分會 盛大發會式を擧行
18 北部各線復舊 平溪線は十日の見込み
19 臺北競馬延期 二十六日に
20 新任官者略歷
21 臺大醫專圖南會 各地で衛生講演行脚
22 “贅澤品”追放 國禁の二字を冠されて
23 山本局長長女 の葬儀
24 感心な防衛團員 愛兒の死を秘して活躍 近く新竹州で表彰
25 高千穗丸無電
26 定期航空
27 人事‧消息
28 鬨の聲
29 廣告報社消息
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 奢侈品制限規則より 珊瑚を除外されたし 外貨獲得を理由に 臺灣珊瑚輸出組合陳情
02 商銀特配遂に中止 山中專務辭任決定 後任與田四郎氏か
03 商銀總會は廿九日 虎尾、佳里に支店設置
04 州下柑橘類の損害 三割に上る見込 此度の暴風により
05 臺北州下の水稻 暴風の為二割減? 詳細目下取調中
06 今大戰の影響と 蘭印の工業化(四)
07 米及雜貨積取に 山下汽船割込運動 早急實現不可能か
08 新築中の米穀局 暴風の為倒壞
09 贅澤品製造職工は 軍需工場へ鞍替へ 夫夫必要な技術を教込
10 一期蓬萊移出高 十九萬袋に上る
11 東部水產會社 底曳漁業に進出 十萬圓增資を計畫
12 山本米穀局長 十六日上京
13 火災保險契約高 七億五千四百萬圓 四月末の現在
14 移出米組合 十三日に解散式
15 支部配給區會 創立總會
16 海上保險增加
17 市價及商況 (八日)
18 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 特輯講演 興亞と我國の科學/加茂正雄
03 事變歌謠三夜/永田絃次郎他
04 料理
05 吹奏樂
06 婦人の時間 綴り方に現はれた子供の性格/田中豐太郎
07 子供の時間 お話 十回目の支那旅行/西村樂天
08 チェロと 管絃樂
09 圖像:牟田口部隊長遺族招待
10 花嫁の喧嘩 新興東京の明朗作品
11 大船蛭川監督の新作 福田清人の「若草」
12 「娘浪曲師」 豪華キャスト
13 新興東京に 輝く新人 藤川幸子登場
14 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 事變三周年 聖業成就祈願及 戰歿英靈に默禱 記念日に於ける各地行事
02 向上の跡、歷然 空訓めで度終了 各地に於ける概況
03 試驗制により 人材を登庸 竹南郡の新しき試み
04 改姓名の許可 申請を提出
05 草屯街商 工會總會
06 熱血溢ふるる 田中若人の猛訓練
07 肥料十八俵の 盜犯逮捕さる
08 暴風の猛威で 死傷七十二名 瑞芳街管內の被害
09 梧棲築港工事 漸次進捗す
10 公共貯水池に 青年の溺死體
11 ローカルセクション
12 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 佛印國境の 支那都市を語る 外務省情報部
02 府‧州‧市公報輯錄
03 圖像:皇軍を慕って
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 臺中州下の被害額 百五十萬圓に上る 颱風魔狂亂の跡を征く
02 南部の被害も甚大 堤防破壞、橋梁流出など
03 赫赫の武勳を樹て 護國の英靈凱旋 多數の出迎へを受け
04 前途洋洋の連雲港 支那奧地への直通路 (三)隴海線縱橫座談會
05 新高登山學生隊 旅館で天候回復を俟つ
06 暴風雨で延着 中部軍用鳩競翔大會
07 阿里山線不通
08 水利事務研究 會
09 祈願祭と分列式 彰化市の事變記念日
10 漁船の行方不明 乘込員の生命氣遣はる
11 圖像:彰化市の事變記念日
12 精動高雄支 部參與會
13 隣接街庒を編入し “大高雄市”を建設 きのふ臨時市會に附議
14 山口氏送別會
15 多大な成果を收む 彰化市の防空訓練
16 「カ」社移住完了式 あすタマロワン駐在所で擧行
17 愛孃の死を秘し 天晴れ‧空訓に出動 北門郡に咲く防空美談
18 豚剝皮競技會 十三日‧彰化北門外屠場で
19 盛大な記念式 彰化の新民公會
20 鐵材の配給は圓滑 高雄鐵工業組合の成立で
21 高雄の臨時市會 全部原案通り通過
22 彰化市新民 公會懇親會
23 訃文:林溪泉
24 留置中の二犯人 窓を飛び出して脫走
25 グライダー 部隊
26 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 文藝時評 火野葦平の「雨後」 歸還作家の銃後小說 (上)/川崎長太郎
02 圖像:佛印を訪ねて(其三)
03 航空文學の諸條件 (下)/野口昂
04 シナリオ 朝鮮‧禹壽榮君の綴方映畫化 授業料(高麗映畫)(三)/八木保太郎
05 珊瑚樹 日常語の力強さ ヒ總統の演說から
06 圖像:絢爛萬國博日本デー
07 歌 去り給ふ日/秋子
08 心聲漢詩

書懷/黃景南、次韻/林述三、次韻/莊幼岳、次韻/黃可軒、次韻/謝雪漁、次韻/林子惠、灌園姉丈足傷痊癒謹此道賀/楊雲鵬、賀風間又四郎先生新居之慶/希舜 張善、有感/希舜、蓄音器/希舜、題詩人名鑑/子雲 郭茂松

09 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 外交政策轉換に關し 畑陸相が重大進言 近く米內首相と會見
02 政界の動き活潑?近衛公歸京後
03 新政治體制運動に 軍は欣然率先參加
04 久邇宮殿下 八雲艦長に御榮轉
05 西國參戰熱頓に高調 マドリードよりの情報
06 英國の惱の種! 英本土攻擊に獨逸が愛蘭利用
07 新駐日伊大使 着任
08 重慶空襲の大戰果 蔣介石住宅にも巨彈
09 南寧北方の敵を猛爆
10 佐藤大使が 獨外相と懇談
11 產組共濟會問 題解決
12 獨伊會談の意義重大
13 米駐屯軍の非友誼 我憲兵隊が嚴重抗議
14 對英認識“一步前進” 廈門佛領事、英を恨む
15 ル大統領の演說に 重慶首腦狼狽 歐米派勢力ガタ落ち
16 ソ聯、土に重大提案か
17 “既定方針に邁進” 太田廈門聯絡部長官の着任第一聲
18 強權國家へ移行 佛中央政界の動き
19 地方的に解決 米政府が表明
20 明日の天氣
21 水滸傳(169)/黃得時;榎本真砂夫
22 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 皇帝陛下には 御機嫌御麗はし 御召艦今夜御入港の御豫定
02 世界飛躍に努めよ 亞細亞の雄叫び 東亞教育大會高潮
03 本日勞働總同盟解散 卅年の歷史に終止符
04 圖像:機上より見たる「河內」附近
05 臺北州參事會 原案を可決
06 感激の防空美談 二人の愛兒が重態に拘らず 重大任務を果す
07 三萬人が冗費節約 千五百圓を献金 基隆郡鑛業報國助成會從業員
08 基隆商議 の役員會
09 護岸堤防が決潰 花蓮港の颱風禍
10 蓬萊丸出帆
11 抗戰八字經信者の 吹聽は噴飯もの (三)某要人の重慶脫出記
12 五錢アルミ貨 穴なし十錢と同じものが 八月上旬お目見得
13 基隆市郡の被害
14 沖繩颱風害甚大 倒壞家屋七百棟に上る
15 臺北競馬は 八月二日から 公園豫定地に 厩とスタンド
16 各州對抗の 教員排球大會 十三日一高女で
17 支部對抗陸上 出場の選手 臺北支部で決定
18 出た“豆双葉” 僅か六つで十五貫 上京して土表入り
19 神符を偽造 して騙取
20 日本語に還れ!! 西洋かぶれのカフヱー、喫茶店名稱 南署が改稱を嚴達
21 中等對抗庭球
22 國講講師講 習會
23 高橋氏の講演
24 定期航空
25 人事‧消息
26 今夜の放送
27 商況 (九日前場)
28 街で拾ふ
29 今日の映畫
30 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(122)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 三度迎へる事變記念日 山に海に身心鍛鍊の絕好期 七月の家庭ごよみ
03 圖像:今夏の新樣式婦人帽(二)
04 歐戰の時局解說
05 紅茶の美味しいいれ方 透明なアイスティーは 十二時間かかて作る
06 ビンに針金
07 調理上必要な色の配合 材料の色彩を生かしてませう
08 涼しげな浴衣姿 帶の恰好よい結び方
09 母の愛に東西なし 敗戰フランスにこの實話
10 新案の害虫 退治法
11 熱射病と日射病は 殆んど同じもの 發病はかうして起る
12 赤蕪と胡瓜の あちゃら漬
13 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 一日一言
02 東洋平和をうちたてる 日支交涉が始った 南京の國民政府會議室で
03 圖像:爆擊へ!大空をゆく伊空軍
04 兵隊さんへ贈物 花蓮港の公學校から
05 物真似試合の練習
06 勝ったり負けたりしてゐる ドイツとフランスの戰爭(二) 私達の教訓になるその歷史
07 夏の科學ゴロゴロ雷 どうしてさけるか?
08 お小遣を節約献金 港公の愛國少女部隊
09 連載マンガ へへのの.モ平君(13)/石原みのる
10 週間ニュース
11 編輯室より
12 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 農林と商工兩省の 所管事務調整決定 運營の敏活適切へ頭條新聞

【東京九日發同盟】政府は過般來農林商工兩省所管事務の調整に關し兩省事務當局、企畫院並に內閣三長官の間に於いて折衝中であつたが漸く意見の一致を見るに至ったので九日の定例閣議に附議正式決定左の如く發表した

△農林商工兩省所管事務調整方針要綱

現時局下に於ける我國產業行政事務の現況並に將來に於ける我國產業發展の趨勢に鑑み食糧行政の一元的統合を圖ると共に貿易行政の統一刷新に資する趣旨の下に兩省所管事務を左記に依り調整し以て我國產業行政の運營を敏活適切ならしむるものとす

一、兩省の所管事項は原則として物資に生產配給消費を一貫して統制し得る如く區分するものとすること、右に基き左の事項に關する事務は農林省に集中するものとすること

(イ)農林畜水產物及び飲食料品に關する事項

(ロ)農林畜水產物及び飲食料品に關する工業組合、商業組合市場に關する事項

(ハ)農林畜水產業用專用物品の配給にする事項

二、貿易に關する事務は原則としてこれを商工省に集中することゝし農林省所管物資の貿易と生產との關係を調整する為め兩省間に適宜連絡の措置を講ずるものとするこ

三、化學肥料の生產に關する事項は一般化學工業の綜合的統治の見地よりこれを商工省に移管すること、但し化學肥料の生產數量並に販賣價格に關する事項はこれを農林省に存置するものとす

四、一般商事に關する事項倉庫業取引所等並に商業組合、工業組合等の中央團體、商工會議所等に關する事項は商工省に存置する

五、物質に關する事項は兩省に於いて各所管物資につき之を分掌するも價格形成委員會は現狀の僅とし低物價政策の綜合的運用に遺憾なきを期す

【備考】科學肥料の生產及び工業(飲食料品工業を除く)用原料たる農林畜水產物の配給に關しては兩省間に適宜連絡の措置をと講ずること

△農林畜水產物の集荷並に配給に關する件

農林畜水產物集荷並に配給統制の實施に當つては原則として集荷は生產者團體、配給は商業者をしてこれを擔當せしめること但し兩者現在の職域に急激なる變革を與ふることを避くることゝし地方の實情に依り地方長官において兩者の業務範圍を適切に調整し以て各々その適正なる機能の發揮に務むるものとす右方針に則り米穀、小麥、木炭の集荷並に配給に就き差當りの具體的運營方法を定むること次の如し、但し地方長官において刻下の米穀事情に應じ現に應じつゝある措置との關係上本方法に依り難き事情あるものに就ては機宜の方法に依り得るものとすること

一米穀

一集荷に就ては

(イ)米穀の集荷は當該道府縣の產業組合及び同聯合會をして一元的に擔當せしめること

(ロ)現に相數量の米穀を商業者において集荷し居る特定の道府縣及び產業組合に依る集荷困難なる町村においては商業組合をして集荷をなさしめる道を認めること

(ハ)前二項の場合に於ては地方長官監督の下に農會に於て集荷の取纏めをなすこと

(ニ)政府米の買上に就ては(イ)に依り產業組合又は同聯合會において集荷したるものは全販聯を通じ(ロ)に依り商業組合の集荷したるものは直接これを政府に買入れること

(二)配給に就ては

(イ)產業組合若くは同職合會又は商業組合において集荷したる米穀にして當該道府縣內における消費米として供せらるゝものに就ては原則として當該道府縣內の米穀商業組合を通じてこれを配給せしめること

(ロ)口產業組合及は商業組合において集荷したる米穀(政府買上米を除く)にして直接他の道府縣に移出せんとするものに就て當該道府縣の移出商業組合を通じて他の道府縣、米穀商業組合に販賣すること

(ハ)政府米(外米を含む)臺灣米朝鮮米に就ては原則として當該道府縣の米穀商業組合を通じて配給せしめること

(ニ)商業者系統に依る米穀の配給は卸賣業者と小賣業者との取扱分野を明確にし原則として卸賣業組合より小置商業組合に販賞すること、但し大口の需要者其他特殊のものへの配給に就ては卸賣商業組合より之を行ふも差支へなきこと

(ホ)從來の購買組合等の白米の小賣に就ては差當りその賞績を認め一般小賣業者を同樣に取扱ふこと

二、小麥

(一)集荷に就ては

(イ)、小麥の集荷は當該道府縣の產業組合及び同聯合會をして一元的に擔當せしむること

(ロ)、產業組合に依る集荷困難なる場合及び現に相當數量の小麥を商業者において集荷し居る場合においては商業組合をして取扱はしむること

(ハ)、前二項の場合に於ては地方長官監督の下に農會において集荷の取纏めをなすこと

(二)配給に就ては

(イ)、產業組合若くは同聯合會又は商業組合において集荷したる小麥にして當該道府縣內において消費せらるゝもの(大口需要者の消費するものを除く)に就ては地方長官の統制下に地方實情に應じ商業組合又は需要者團體を通じ配給せしむること

(ロ)產業組合若くは同聯合會又は商業組合において集荷したる小麥にして(他の道府縣に移出するものを除く)に就ては直接これを移出先道府縣の商業組合又は需要者團體に販賣すること

(ハ)產業組合若くは同聯合會又は商業組合の集荷したる小麥にして大口需要者に配給すべきものは產業組合外にありては全麺聯を通じ產業組合にありては直接これを大口需要者に配給するものとし大口需要者をして從來特約店等の取扱業務を代理店其他の買入機關として利用せしむること

三、木炭

(一)集荷に就ては

(イ)木炭の集荷は當該府縣產業組合及び同聯合會をして一元的に擔當せしめる

(ロ)從來炭燒業者をして賃燒せしむるを業とせる商業者(製炭企業者)に就てはその團體の集荷を認むること

(ハ)(ロ)に依り產業組合に依る集荷困難なる町村に於いては當該地方長官の承認を受け商業組合をして集荷を為さしむること

(ニ)配給に就ては

(イ)產業組合若くは同聯合會又は商業組合に於いて集荷したる木炭にして當該道府縣內に於いて需要せらるゝものについては原則として當該道府縣內の木炭製造組合を通じてこれを配給せしむること

(ロ)產業組合若くは同聯合會又は商業會、又は商業組合に於いて集荷したる木炭にして他の道府縣に移出するものについては地方長官の統制下に原則として直接に他の道府縣の木炭製造組合又は荷受組合に販賣せしむること

(ハ)從來の購買組合等の木炭の販覺については差當りその實績を認め一般小賣商と同樣に取扱ふこと

(ニ)木炭同業組合については同種の商業組合に準じてこれを取扱ること

02 戰時經濟の運營に 萬遺憾なきを期す 閣議後首相談を發表
03 農林‧商工は 機構の劃期的改革 實質的に食糧省と鑛工省 商工貿易局を強化
04 我財界贊意を表す
05 近衛公はなほ 一兩日滯在
06 四相會議
07 藤原商相所信を語る
08 農、商、內の大規模な 交流人事を斷行か 近く三相より訓令
09 第廿二回重慶爆擊を敢行 虱潰しに巨彈を浴す
10 包圍陣壓縮、敵を殲滅 小癪、敵宜昌に逆襲を試む
11 具體的交涉に入る 日本側提案に基き
12 閣僚參議懇談會
13 有田外交大修正か
14 定例閣議
15 蒙古政府の 駐日代表部 九段に設置
16 土國憂色深し ソ聯兵五十萬に增加
17 陸鷲、思隆を襲擊
18 中央會の一事業として 共濟會を經營 理事幹事會で決定
19 今日の天氣
20 大阪商船基隆出帆
21 日本郵船基隆出帆
22 東亞海運
23 辰馬汽船
24 大連汽船
25 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 新世界觀と 島民の覺悟社說

東亞諸民族融合の新時代の黎明が訪れんとして居るに際し、新しい秩序下に於ける新世界觀を樹立するのが全國民の急務である、即ち支那事變を契機として東亞多年の禍根である蔣介石の排日侮日政策と帝國に好意を有しない第三國とに對し毅然として我が東亞政策を闡明し、所謂新東亞建設のために一途邁進せねばならない時代に到達したのである。頑迷なる蔣介石政權を壓迫すると同時に他面新生支那の育成發展に全力を傾注する秋である、汪精衞氏を中心として成立した支那中央政府の確立と健全なる發達を助長すべきである、支那事變を合理的に且つ有効なる處理を第一義となして歐洲戰の不介入を根本方針として聲明したのも實に新東亞建設に邁進せんとする我が國策東洋永遠平和を確保する為めである。支那事變の處理と言ひ歐洲戰亂の東亞に及ぼす影響と言ひ我が國の前途には容易ならざる難關が橫はって居る事は國民の均しく覺悟しなければならない、我が國としては飽く迄も支那事變の合理的處理に努力し、英佛第三國の支援を唯一の恃みとして抗戰を續けて居る蔣介石政權の屈服を斷乎として續行せねばならない、支那事變遂行を妨害する第三國に對しては遲疑逡巡する所がなく排撃すべきである。

歐洲第二次動亂の勃發に依って我が盟邦獨伊が英佛及びその他の西歐諸國を屈服させたのは言ふ迄もなく獨伊兩國の國民が鐵石の如く一丸となって國防に全力を傾注し、文字通り擧國一致の非常時體制を樹立したので世界的大變革の大勝利者となったのである。我が國に於いては宇內無比なる國體の精華を發揚し高度の國防國家を速かに建設し、世界新秩序戰の勝利者としての準備と覺悟を要すべき時代である、即ち支那事變三周年を記念として世界的大激動の渦中に置かれて居る吾吾一億の國民が一意新世界觀に立脚して內外の難局を快刀亂麻を切つが如き心構へを以て活躍せねばならないのである。新世界觀は言ふ迄もなく英佛の如く、羊頭を揭げて狗肉を賣るが如き國家は新秩序下に於いては無力であり、完全に國家と國民とが協力一致となって國家の為めであれば私利私慾を離れて水火の中と雖も敢へて犠牲を拂ふて飛び込む位の勇氣がなければならない、新しい世界觀は新しい覺悟を求めて居る、國內に於ける各種の經濟統制又は產業統制に於いても國家の目的を達成する為めであれば個人の利害を超越して犠牲を拂ふ所に新世界觀が存在するのである。

新世界觀に對應して本島民もこの新し情勢に目覺めねばならない秋が来たのだ、新東亞建設の聖業を達成する為めには六百萬島民が新時代の鼓動に應へて一大覺悟を以て國策達成に協力すべきである、殊に支那事變の處理の上にはその地理的優位を利用して土地の廣大なる大陸に進出し新天地を開拓し、人口問題の解決に貢献し、一方新東亞建設の一翼を擔ふものとし使命を果さねばならない。更に天然資源の豐富なる島內の開發にも一段の努力を傾注すべきである。即ち新秩序下の世界に於いては強力なる國防力を有する國家と民族とが最後の勇者となり勝利者となり得るのである。本島の如く天然資源の無盡なる地方に於いては全島民が相協力してその開發に努力すべきである、個人に於いても從來の弊習や迷信を改善し、新時代に相應しい生活改善運動を喚起し皇民運動に拍車をかけるべきあでる、新世界は刻刻として黎明を告げて居る、時代に目覺めない者は落伍者として取殘されるのである、本島統治は東亞建設の先驅であり官民とも渾然一體となって融和協力し我が國策の具□に全力を傾注せねばならない事を強調するものである

02 本年度の勞務計畫 雇人制限更に強化 產業戰士百廿萬動員
03 蘭陽地方移出米 昨日初檢查開始 成績は概して良好
04 宜農の拔穗祭 昨日嚴かに執行はる
05 “肉彈”の獨語版 近くドイツへ 戰鬪精神の鼓舞に
06 宜蘭郡青年團 奉仕の神饌田 十二日に拔穗祭
07 愛婦宜蘭郡 分會の總會 廿七日に開催
08 きのふ初登廳 石川新鐵道部長
09 一萬人を突破 南京在留邦人實數
10 譽れ「鍬の戰士」 一部が晴れの歸還 基隆で感激的退團式
11 サボる不德防衛團員に 斷乎覺醒を促さん 目下各地區で調查中
12 抗日戰線最早や絕望 還都後一般の見解 (終)某要人の重慶脫出記
13 事變記念 日の感激 嵐狂ふ街頭に 恤兵金を募集 麗し北二高女の美擧
14 圖像:帝都の聖戰三周年記念日
15 築港促進趣 意書を頒布 築港協會作成中
16 被害は極く輕少 臺北州稻作の暴風雨禍
17 高千穗入港 歸省の學生で 非常な賑かさ 龜山東大教授が來臺
18 新北投迄強 行軍を敢行 第二區青年團
19 宜蘭街町振 興會長會議
20 又も海上警報 南東海上の船舶警戒を要す
21 稻江の女給證 愈よあす交附
22 真藤宜蘭郡守 の新任披露宴
23 丹羽博士一行 高雄屏東視察
24 山本氏夫人
25 定期航空
26 消息報社消息
27 鬨の聲
28 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 勞務需給調整上 職業紹介法を施行 全島九個所に紹介所設置
02 二期作用硫安の配給は 五萬三千瓲に復活
03 勸銀高雄支店 早急實現は困難 適當な店舖なき為
04 工業鹽の不足と 曹達人絹への影響
05 米組臨時總會で 解散を決議
06 野村證券支店 愈よ來月に開設 支店長は鬼頭敬一氏
07 貯蓄銀行總會 來る廿六日に決定 配當年六分に据置
08 對滿、臺灣茶の 取引一變されん 玉手特產課長近く赴滿
09 臺北製腦組合 定時總會を開く
10 採鑛技術員講習會 愈よ十七日より開催
11 全閩水產會社 創立總會を開催 社長は笹田一尚氏
12 高雄魚市取扱高 數量金額とも增加 六月分の實績
13 經濟手帳
14 臺北市米穀配給區 會創立さる
15 禁業補償金 至急支拂はれ度 四大移出商より陳情
16 臺北州燐寸組合 直接小賣人に配給
17 臺北州燐寸組合 披露宴開催
18 臺灣砂糖配給會社 今日創立總會
19 高雄バナナ 積出數量四萬籠
20 森岡醬油 近く釀造開始
21 照明燈
22 市價及商況 (九日)
23 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 世界政治史講座 古代ギリシャ‧ローマ(八)/秋永肇
03 講談 神崎與五郎東下り/小金井蘆洲
04 講演 東部地中海に於ける 英伊の作戰に就て/水越幸一
05 物語「噫、奧田少將」/馬場恒
06 ラヂオコメディ 村の放課後(小山鱈吉作)/河津清三郎外
07 子供の時間 紙芝居 「豆上等兵」
08 連續ラヂオ小說 ほんぶ日記(第一夜)/瀧澤修
09 料理
10 圖像:「浪花女」の一場面寫真は坂東好太郎
11 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 稀有の暴風による 各地被害續報 死者少きはせめての幸
02 麻豆の男女青年 講習會を開く 十三日より麻豆公講堂で
03 圖像:各地空訓畫報
04 南投郡街庄 職員體育會 廿一日草屯公園で
05 事變記念日に 陸軍病院訪問
06 各地空訓續報 何れも好成績裡に終了
07 成績概して良好 臺東廳空訓に對する講評
08 員林の若人 相寄りて講習
09 部落振興會 指導委員會
10 岡山郡警察課 增築落成
11 ローカルセクション
12 旗山郡各街庄 臨時協議會
13 前科十五犯の 窃犯縛に就て
14 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 北支は日本に 綿を供給し得るか
02 圖像:敵前渡河
03 府‧州‧市公報輯錄
04 木材の液化 これからもナイロン製造か
05 高速度鋼の惱み 優秀工具鑛の發明要望
06 ナイロン 矢繼早に改良される
07 原子エネルギ 問題の近信
08 新合成ゴムに 成功
09 新廣告術
10 サッカリンは 無害
11 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 臺中州保甲聯合會 有機的組織に改變 近く實施の豫定
02 圖像:花蓮港明治公の慰問音樂會
03 海の「新秩序」建設と 將來の大陸中央線 (四)隴海線縱橫座談會
04 高雄州市郡視學會議 九日州會議室で
05 新生廈門だより/一記者海外遊記

◇......新生廈門の復興振りは視察者が訪ねて來るたびにその素晴らしい有標を觀てそれぞれ最大限度の讚辭を呈してゐる廈門に永らく在留してゐるわれわれは勿論それを否定することはないが言下にそれを肯定する勇氣もないのだ門攻略後既に二箇年一路復興へと邁進したことは百も承知してゐるがそれ程に素晴らしいとは思はないからである

◇......今回廈門特別市政府の成立一週年記念日に際會してつくづく廈門治安維持會時代の新生廈門を追憶して見た時廈門の復興は實に驚くべき急速の進歩を遂げたことを認めざるを得ないのだ燈臺下暗らしの言葉を思ひ出して一笑を禁じ得ないと同時にこの復興のために涙ぐました努力をなした現地軍官民に對し一層敬意を表するに躊躇しないものである

◇......勿論廈門の復興は之れで滿足すべきものではない廈門の本来の面目は福建華僑の出入りの門戶であり一年間約四千萬圓の華僑送金を有する他福建省の對外輸移出入の中繼港としての重要な役割を演じて來たそれまで到達するには尚時日を要するであらうが社會的環境の變遷に依り自然に解決され得るものだ

◇......廈門特別市政府の成立茲に一周年を迎へ政治的安定は云ふまでもなく治安の維持は占領地域內の內尤も安全なところだと評されてゐる彼等一般市民は商人は算盤をはぢき農民は鋤鍬をとり工人は機械工具に親しむが如き安居樂業の狀態でデマが飛んでも耳を傾くことはないのだ之は當局者並に在留日本人が支那民眾と接觸し指導啓發の勞を取ることに依り安心立命の域までに導いたからであらう。

◇......商賣の舞臺は上海、廣東、汕頭の各地に定めても本居を廈門に置くと云ふ居留民が少からず居る之は本人の好き嫌ひもあらうが治安の見地からそうさせたものだと云ふ向きがあるその理由はどうでもよいのだ之れにり各地で儲けた金を廈門へ持歸って消費するのだか廈門に取って甚だ結構なことだと云へよう。

◇......廈門に於ける物資需給も圓滑に計ってゐる米、薪炭などは居留民會より配給を受けてゐるが市上に於いていくらでも購買し得る單に物價は從來より蔑棒に騰貴した丈けで如何なる品でも手に入る然しながら物價は高いと云へ他の占領地と比較して見れば未だ一番安いところだと云はれるこれに依って占領地域に於ける物價が推して知るべしである

◇......試みに現地新聞(七月一日附)の物價表を調べて見る一元に付き敏黨米二斤六、安南占二斤半、暹占二斤四である細民のために公賣所に於いて特に一元三斤六で賣出してゐる、獸肉では每斤猪三層肉一圓九角半豚腿肉二元二、赤肉二元六、排骨一元八角で白糖七角六占、花生油一元二角、次に每斤綠竹筍八角六、筍干四角八占、只姜一元二角、豆菜一角、芹菜三角六占、菜頭三角六、乾蔥頭四角になってゐる

◇......その他煙草では双砲臺は八角より三元六角に使館煙は六角より二圓四角に騰貴し鴨卵一角六箇から一箇二角となり臺灣產の芭蕉も一斤三角四占となってゐるが品拂底の場合は五角以上に賣れる臺灣の生產者さぞ惡い氣持ちはしないであらうこれだけ申せば物價の一般が大體お解りになるであらう但し臺灣銀行券の一圓は支幣の一元四角角二占である(六月三十日現在)

皇紀二千六百年に際し臺灣居留民會は恰も創立三十五周年その附屬旭瀛書院も創立三十周年に當る同會の役員は來る秋に盛大な記念祝賀會を擧行すべく數回に亘り協議した結果具體案が大體出來上って昨今その準備に着手した現在臺灣民會の會員は八千餘名の旭瀛書院の兒童は千名を突破してゐる

◇......臺灣民會は記念祝賀會を擧行すると同時に會報記念特刊を發行することに決定した生子堅の施範其、陳長福、王名純 張茂吉、楊北辰諸氏を編纂委員に郭發氏を委員長に依囑し着々材料蒐集中であるこの記念特刊は各會員に一冊宛無料に配付することになる豫定である

◇......旭瀛書院ではこの事變勃發して以來職員若くは卒業生は廈門を始めとして北は北支、中支南は廣東、□□の諸地方にも進出し國策の線に沿ふて積極的に活躍し重大な役割を演じた同書院では之を記録し題して事變と旭瀛書院と稱す現在印刷に附し近く出版することになった

◇――新生廈門に於ける日本臺灣兩居留民會員間に中等學校設立の要望の聲が頻りに叫ばれてゐる日を追ふて高まりつつあり近くこの運動が表面化するに至るこの中等學校設立に對し陳長福、陳學海、陳基、施添壽諸氏などの如きは既に大金の寄附を惜まないと聲明してゐるその要望が如何に真劍であるかゞ推して知る

◇......この居留民の熱々たる中等學校設置の要望に對し現地當局は凡て讃成の意を表して居ることは云ふまでもないまた廈門滯在中の臺灣總督府評議會員許內氏は非常に之に共盟し歸臺の上之れを臺灣の當局者に居留民の意のあるところへ同時に當局の善處を懇望することになったその結果に關し居留民は多大の期待をかけてゐる

◇......李思腎市長は許內氏の勸めによって令息令孃を臺灣留學せしめることになった、また市政府教育局でも留學生を臺灣へ派遣すべく現在人選中である、これら留學生に對する世話は許丙氏が之を引受け學校宿舍あとについて一切配慮するさうである廈門市歌の獨唱で知られた李市長の令孃は臺北第三高女へ入學する由

◇......一時市政府財政局事業科長として活躍してゐた林輝焜科長は先般建設局實業科長に榮轉、着任匆々中央市場の設立に着手し廈門建設公司の組織に奔走、何れも極めて順調に運んで近くその成立を見るに至る氏の手腕見識は既に定評あり彼が男振りを擧げて萬丈の氣焰を吐く時は遠からず到來するであらう

06 築港工事の進捗で 梧棲の土地が暴騰 當局、惡德仲介人に警告
07 眾議院議員一 行臺中視察
08 9A-0高雄團‧堂堂優勝 都市對抗野球豫選大會 盛況裡にきのふ閉幕
09 淡水中、高女 保護者會總會
10 メッセンジャ・ボーイ 港都‧高雄市に出現
11 深草少尉告別式
12 肉豚の生產需給狀態 畜產主任打合會で聽取
13 死骸十四を發掘 花蓮港の颱風禍
14 他人の購買證 で品物を購ふ 不屆書記御用
15 臺南州下學童 劍道大會
16 プール開き 高雄大和小で
17 嘉義教員總會 市公會堂で
18 高校柔道部來屏
19 阿里山線運行 開始 途步連絡で
20 人事‧往來報社消息
21 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 文藝時評 「牧の感想」と「指導物語」 日比野氏や上田氏の銃後小說 (下)/川崎長太郎
02 圖像:佛印を訪ねて(期四)
03 文化事業の貧困 ジャーナリズムの不振など/黃貴元
04 シナリオ 朝鮮‧禹壽榮君の綴方映畫化 授業料(高麗映畫)(四)/八木保太郎
05 圖像:日本へ贈る曲完成
06 珊瑚樹 如是閑の映畫評 映畫時代到來か
07 心聲漢詩

壽川村竹治先生古稀/正享 林貞次郎、蒲節日偶成/蕭献三、送靜閣宗先生之佐伯/吳鴻福、送靜□社賢仲東渡/林凌霜、霖雨/張寶蓮、霖雨 二/張寶蓮

08 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 八九の兩日に亘り 南洲と貴陽を爆擊 海鷲大戰果を收む
02 佛印當局、帝國との 協力緊密化を要望
03 西國參戰愈よ接近 ポルトガルに進擊せん
04 獨、伊の對英作戰 意見の一致を見る
05 英、佛艦リ號を擊沈 ダカール港碇泊中
06 ア港の佛艦 武裝を解除
07 總額十億磅の 英戰時豫算通過
08 バルト三國 總選擧
09 洪國の首、外相訪獨 ヒ總統、伊外相と會見
10 佛、新憲法起草 權附與を可決
11 新政治體制運動 政府の決意一應成る 第一步踏み出し切迫
12 野村大將南洋へ 一ヶ月豫定で各地視察
13 天津英租界內の 現銀一部引渡し
14 獨、伊會談と關係
15 農村方面も好感 農、商の機構改革に
16 英船、停船命令を無視 英海軍に嚴重抗議
17 ヒ總統、洪の 首外相と會見
18 米政府、海軍と協議? 米水兵事件に關して
19 總領事館發表
20 水戶中將廈門發
21 ウィンザー公 西印度總督に任命
22 米又も國防豫 算追加を要請
23 明日の天氣
24 水滸傳(170)/黃得時;榎本真砂夫
25 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 皇帝陛下 けふ大連に御安着 一路新京に向はせらる
02 青年學徒の心構へ 前線將兵の心を以て心とせよ 文相.學生に教への鞭
03 滿洲建設女子奉仕隊 愈大陸に向け出發 興亞聖業に汗の奉仕
04 庄長助役の 敬神教化講習 けふから草山で開催
05 けふから愈よ 樂しい夏休 生徒等懷しの故鄉へ
06 蘭陽三郡の 米穀座談會
07 鈴木氏と任命 臺中市官選市議
08 不急不用のも のは省略節約 稻田監理課長職
09 西理事赴任
10 州議八名も欠員 新竹州後任を銓衡中
11 「鍬の戰士」臺北州隊 けふ元氣で歸着 數數の勳功を土產に
12 恐ろしい痘瘡患者 十日間も港都基隆でウロウロ 市衛生課周章てて大消毒
13 多數の見送裡 に基隆を出發
14 双葉山、珠數片手に 一心不亂行に精進 胸底に何を秘めてか?
15 臺北へも遊びに 患者基隆滯在中の行動
16 蘭陽地方の暴風禍
17 恐しく猛烈な颱風 又も臺灣に襲來か 明日午後から要警戒
18 粗惡材料の建築 其の筋の眼光る 搗壞新家屋から意外な事實
19 困ったことだ 平間衛生課長談
20 家屋建築の座談會
21 下水溝工事に 高商生汗の奉仕 遠藤校長以下炎天下で
22 死產兒に疑惑の目
23 留置場破り 惡の二人男 非常搜查網で難なく逮捕
24 山本氏夫人告別式
25 人事‧消息
26 街で拾ふ
27 臺灣基督教青年會
28 今夜の放送
29 商況 (十日前場)
30 今日の映畫
31 廣告報社消息
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(123)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 手紙の宛名は... かうして書くべきです 迷子にならぬ樣に
03 夏に風情を添へる “蚊遣り”にも代用品 カヤの枝や鋸屑など
04 職業婦人はなぜ 男性化して行くか/大槻憲二
05 圖像:勇士の妻宮城遙拜
06 中年を過ぎてから 洋裝へ轉向場合 注意しないと變なものになる
07 國民體力法とは?
08 代用品の ランドセル かうして使ひなさい
09 鰹節の削り方 ダシをとる秘訣は
10 革製ハンドバック 汚れを除くには
11 カンカン帽 防水法は
12 陶器のうは藥 鉛の有無の鑑別法
13 洋傘永持させるには この要領一つで!
14 腰紐の代り ガーゼを用ひよ 夏はこれが一番よい
15 下駄の汚れの 落しかた
16 あせもの桃の 葉療法
17 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 火事場泥棒のやうに ソ聯バルカンへ進出 領土をとられたルーマニア
02 圖像:馬上に颯爽たる若德王
03 蔣介石よ和睦しろ 和平派からすすめた
04 日本海から ラヂウム發見
05 讀者作品集
06 草の上
07 少年劍道大會 十七日臺中武德殿で
08 連載マンガ へへのの.モ平君(14)/石原みのる
09 廢物利用教室
10 趣味の科學 蜂 理科ニュース
11 笑ひ話
12 編輯室より
13 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 英國再び遷延せば 斷乎!最後的措置 老獪なる術策を弄す頭條新聞

【東京十日發同盟】クレギー駐日英大使は十日午後谷次官を訪問約二十分間に亘りビルマ及び香港領域を通ずる援蔣物資輸送禁絕要求に對する英國側の拒否回答に對する去る八日の帝國政府駁論及び再考要請甲入に對し更に補足的說明を求め辭去した併し乍ら英國從來の態度に鑑み方の再考申入に對しても恐らく容易に帝國政府の要求に承服するものとは考へられず英國一流の老獪なる術策を弄すべき事は充分豫想され十日のクレギー大使の谷次官訪問は帝國政府が本件に對し如何程の決意を有するかを打診せるものと見られるがビルマ及び香港領域を通ずる援蔣物資禁絕は支那事變處理上一日も忽になし得ざる喫緊事であるので萬一英國政府が再び遷延策に出づる事があれば斷乎たる最後的措置を講ずべく豫て準備せる對策を基礎として外務、陸海軍關係省に於いて更に慎重攻究をつゞけつゝある

02 拓林縣附近を空襲 敵密集部隊を爆擊
03 敵砲兵陣地を痛爆
04 畑陸相、きのふ 葉山御用邸に伺候
05 敵を捕捉殲滅 淒壯な夜戰を展開
06 圖像:新任伊大使入京
07 英本土攻擊愈よ迫る 獨空軍頻りに上陸地點偵察
08 英本土は獨に一任 伊軍は南方作戰を引受け
09 任援道氏を 我國に派遣
10 日佛現地交涉完了 確認の上近く正式調印
11 東洋問題は東洋の手で 米大統領の聲明は 我外交方針と合致
12 ソ聯、土に最後通牒 ダ海峽の管理を要求
13 ソ聯、イランに 要求を提出
14 豫算實行の可能性 嚴正な檢討を加ふ 查定の技術的根據
15 英國擊破の 協同作戰 獨、伊兩外相會談の內容
16 獨空軍、英蘭を空襲
17 商相が業者と懇談 きのふ新潟市で
18 英、伊海戰を展開 中部地中海某地で
19 米國聯合艦隊は 依然布哇に駐泊
20 新政治體制に 擧黨一致參加 民政黨有志申合す
21 樞府審查委員會 高等試驗令は次回質疑
22 黨首腦部との 對立を避く
23 伊主力艦に命中彈
24 參戰以來の伊 軍の死傷者
25 滿洪兩國の 公使交換
26 今日の天氣
27 大阪商船基隆出帆
28 日本郵船基隆出帆
29 東亞海運
30 辰馬汽船
31 大連汽船
32 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 質實簡素の 生活であれ 奢侈品との 絕緣を機に社說

戰時國民生活の刷新を圖るため、政府では去る五月十日の閣議に於て、奢侈品、不急不要品の製造、及その販賣禁止の方針を決定して以來、商工省物價局を中心に立案を急いで來たが、去る七月六日、輸出入品臨時措置法に基く商工農林省條例「奢侈品等製造販賣制限規則」を公布、事變記念日たる七月七日を以て全國に實施された。それによれば、製造を禁止されるものは、高級品織物類、一切の寶石類、指輪、首飾その他の裝身具、銀製品の食器、家具文房具等であり、國產品の水晶、真珠瑪瑙は除外されてゐる。販賣禁止については、前記物品は勿論のこと、その他の物品も、市

慣より二割方引下げた値段を以て基準とし、之れ以上の値段は一切禁止されてゐることになってゐる。發表された取締規則によれば、階段的に禁止する樣であるが、これは現在あるストック品の整理や、業者の轉向問題など影響するところが多いので、三箇月後の十月七日まで猶豫期間を置き、民間への一時的衝動を回避せんがための便法であることは云ふまでもない。

今回の贅澤品禁止の目標は、一面產業の重點化の一部として、不足してゐる原材料の有効な使用を期するのみならず、これら不急不要品に要する生產力を生活必需品に振り向け、最低國民生活の水準を確保せんとするにあることは言を俟たない。贅澤品の禁止は、如上の經濟的理由ばかりでなく、これによって戰時新生活の體制の建設の第一歩として、國民を放恣から緊張した簡素な生活に馴致し、國民戰時生活運動の推進と實踐に導くところに重大な意味を持つことを忘れてはならない。事變三周年を迎へて、事變處理は着着と進められてゐるが、歐洲戰爭による國際狀勢の變化は、いよいよ複雜となり微妙となって、時局はますます重大化しつつある。現在の難局は、國民全體が共に苦しみを分け合って進むべき時であって、個人的の放恣な贅澤など許されるべき時代ではない。時局重大の今日、贅澤品などとっくに國民生活から絕緣され、忘れられ、てゐなければならない筈のものであった。

贅澤品禁止によって、直接影響を受けるものは、上流社會と一部軍需景氣によって懐が澎んだ社會であって、中流以下は、むしろこれによって生活必需品が、確保されるので恩惠を蒙ることになる。必需品ですら、一部が既に切符制になってゐる今日、贅澤品の禁止など極めて當然な措置であり、實を云へばむしろ禁止が遲きに失してゐると云ってよい。“精動”が今までもっと活潑に組織的に活動してゐたならば、こんなとに迄法の力を借りる必要がなく濟んだかも知れない。今日の奢侈品の禁止は、戰爭遂行と云ふ至高の國家目的から割出されたものである。法令によらなければ、自肅出來ないのは國民の恥である。

戰時下の獨逸の婦人は、口紅や白粉を用ひてないと云ふ。他山の石として學ぶべきところはないだらうか。贅澤品禁止を機に虛飾の美を棄てて、真に潑剌とした健全さに輝く質實簡素な生活の美を創るべきである。これは時勢の要求でもあり、また國民の進むべき生活の方向だと思ふ

02 皇帝陛下昨日御歸還 三千萬民草の歡呼裡に
03 聖蹟顯彰工事 盛大に起工式擧行
04 僕等の海の勇士に 嬉し故國の便り 島都小公學校兒童每月一萬通送る
05 皇太子殿下 沼津御用邸行啟を御變更 葉山御用邸附屬邸に行啟
06 “英國賴りにならず” 香港の支那人が排英運動
07 蘭陽出身の 鍬の勇士 盛大な出迎裡に歸還
08 圖像:興亞少女隊の誕生
09 新竹州新渡臺 教員講習會
10 スーパー機の 使用を停止 事故を未然に防止
11 國防文藝聯盟 昨日發會式擧行 銃後の文藝報國へ
12 薪炭生產組 合を組織
13 武道講習會 北部は廿五日から
14 收穫を急ぐ 水稻被害の對策に 臺北州當局萬全の對策
15 大新竹市の建設へ 隣接街庄の編入諒解成り 市から州へ申請提出
16 下級官吏戰時手當 一割程度支給せん
17 南飲食商 組合を結成
18 海南島へ 臺大の學生團勇躍出發
19 島內定期刊行物 統合は免かれぬ 用紙難の緩和策として
20 死者十五名 臺北州下の被害
21 大阪に豪雨 七萬餘名に浸水騷ぎ
22 よい傾向 本島人の火葬利用者激增
23 日、米學生 會議第二日
24 猛烈な颱風 北西に進み本島に接近
25 來るとすれば 明日の午前中 西村氣象臺長語る
26 高雄を視察 三輪專賣局長
27 臺北市議例會
28 柯子林堤防 延長工事成る けふ現場で竣工式擧行
29 佛印航空便 取扱ひを開始
30 士林の水源地 へ大眾ハイク 多數參加を希望
31 櫻島又も噴煙
32 全國漁業大會 九段軍人會館で開かる
33 五錢アルミ貨 出現
34 織物商全組 合員が献金
35 總督府辭令
36 基督教青年會聯 盟夏季修養會
37 定期航空
38 富士丸無電
39 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 島內砂糖の切符制 來る八月十五日實施 十一日府令を以て公布
02 砂糖の配給統制 機構の整備に在る 玉手特產課長談
03 硫安は明年度より 供給增加せん
04 砂糖元賣組合 昨日結成さる 組合長は安部幸商店
05 臺灣砂糖配給會社 創立總會開かる
06 卒業者使用制限令 施行規則改正 近日中公布實施
07 債券消化額 昨年に比し百八萬圓著增
08 暴利行為取締規則 本日府令で改正 井田課長要旨を發表
09 大連航路船腹緩和 大豆.豆粕の積出なく 復航は殆ど空船
10 重要品の 內地輸出入額
11 管理米の初買入 合計一千四百袋 宜蘭米穀出張所
12 本月上旬 對外貿易概算
13 井田商工課長 十一日上京
14 上旬貿易概況
15 管理米移出高 廿四萬袋に上る
16 桃園土礱間の 合併強要 關係者より非難
17 市價及商況 (十日)
18 照明燈
19 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 連續ラヂオ小說 ほんぶ日記(第二夜)
03 子供の時間 國史劇 七生報國/吉原鐵夫他
04 ハーモニカ合奏/ミヤタ、ハーモニカ‧バンド
05 漫才 爆笑短篇集/アザブ伸;秩父照子
06 臺灣音樂 北曲「別傜」/花月;豊若
07 料理
08 “庭の千草” けふから國際館で
09 蛭川監督「若草」 原作者が期待の言葉
10 寅さんの 愛弟子巢立つ
11 「山のロマンス娘」 多摩川が映畫化
12 「怪談真夜中の女」 深田修造が演出
13 マキノ‧夕起子 夫妻が寄附
14 花柳章太郎 と森赫子
15 海外映畫短信
16 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 有終の美を收め 終了せしを喜ぶ 恆春郡空訓講評
02 臺東港の水深及 海底の狀況を調查 船着場の安全性を確立する為
03 埔里信組 組合長を互選
04 小作料現物納を 金納に改む 松山保甲民を集め 當局說明に努む
05 物產檢查員 打合を遂ぐ
06 肥料雜穀商組合 總會を開催 新化信組會議室で
07 援蔣ルートたる 香港の權益的性格
08 東亞新秩序の癌 英、武裝強化に汲汲
09 戰歿者遺家族を 新竹知事が慰問
10 北斗各種同組 總代會を開く
11 倒壞の家屋、發火 五結庄の暴風被害
12 倒壞神社樹木の 補植、奉仕作業 羅東聯青の活躍
13 觀音庄の農作物 被害少からず
14 自轉車同組 役員會を開催
15 三星信組の農倉 保管中の米減量 精米業者その責を問はん
16 ローカルセクション
17 國語講習所 講師講習會
18 通行人汽車に 轢殺さる
19 廣告報社消息
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 科學 米國陸軍の擴充 その計畫の全貌
02 圖像:スペイン經濟使節船退京
03 アマチュア 天文家の功績
04 莫大な鼠の害
05 府‧州‧市公報輯錄
06 映寫機になる テレヴィ受像管
07 圖像:戰亂の歐洲から
08 氷河時代の 原因に關する新說
09 擴大力最大の 顯微鏡製作さる
10 カラーボタン 十五年間咽喉に引掛る
11 魚の年齡と ヴィタミン
12 トラホームを 根絕する內服劑
13 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 農藝團臺中州隊 きのふ晴れの歸還 感激裡に解隊式擧行
02 體位向上を重視 けふから一齊に夏休み
03 高雄憲兵分隊廳舍 十八日に落成式擧行
04 歷史を“音”で再現 懷しや床し世紀の想像に 言葉の千年保存物語
05 臺中市聯青查閱 十九日村上小學校で
06 海の「新秩序」建設と 將來の大陸中央線 (五)隴海線縱橫座談會
07 遺家族を弔問 藤田臺東廳長が
08 彰化市方委月例會
09 團員を非常召集 彰化郡の聯合青年團
10 本社主催台灣護國神社御石献納 每日一人廿個持參 林內公‧夏休を期して決行報社消息
11 管下を初巡視 滿富警務部長
12 記念日に献金
13 香港在住の歐米人 續續本國へ引揚ぐ 高雄に齎らされた情報
14 臺中州下街庄 長異動
15 慰問袋六百個 臺南市內の接客業者が提出
16 臺南運河に 屍體
17 海上防衛團(高雄) 近く結團式を擧行
18 石坂代議士一 行來嘉
19 花蓮港廳臨時協議會 追加豫算を審議可決 引續き懇談會を開催
20 軍援高雄州支 部役員會
21 彰化醫師會の 無料診療
22 彰化郡尚武會 盛大な發會式擧行
23 全員無事歸南 臺南一女の新高登山隊
24 佐佐木高雄憲 兵分隊長着任
25 臺中州堆肥講 習會
26 臺南州異動
27 衛生講演會 あす嘉義市で
28 人事‧往來報社消息
29 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 學藝 隨筆 看護婦さん(上)/中村地平
02 圖像:佛印を訪ねて(其五)
03 夢窓國師を懷ふ 一つ時代の回想(上)/淺野晃
04 シナリオ 朝鮮‧禹壽榮君の綴方映畫化 授業料(高麗映畫)(五)/八木保太郎
05 圖像:デンプシイ再びリングへ
06 珊瑚樹 赤十字の町 マヂノ線後方二哩
07 心聲漢詩

書感/渭雄 陳英方、書感 二/渭雄 陳英方、書感 三/渭雄 陳英方、書感 四/渭雄 陳英方、謹和幼岳詞弟清明後見寄原玉/施維謀、客來/張寶蓮

08 新刊紹介
09 廣告報社消息
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 ビルマ問題 和協方式を見出し 結局、政治的解決か 重光大使、再考を促す
02 英の回訓來週中發送 消息筋では樂觀的觀測
03 譚世昌、我軍に歸順 愛機操縱、重慶を脫出
04 新政治體制の前段 工作略略整備す 既成政黨の解黨參加で
05 戰時體制強化聯盟 約千名參會、結成大會を擧行
06 定例參議會
07 ルーマニア 聯盟より脫退
08 圖像:スペインとの通商調印
09 獨占領地域佛側 代表委員任命
10 全體主義が基調 フランスの新政體
11 獨愈愈英本土攻擊 完全占領は一ヶ月以內
12 獨英の大空中戰展開
13 バルカン現狀變更 ヒ獨總統は反對
14 ペタン佛首相 再建方策を闡明
15 新憲法起草全權 佛ぺ內閣に附與
16 英國海軍の 佛艦拿捕數
17 英伊が海戰 マルタ島東方海上で
18 北歐協同體形成 獨のロ博士が強調
19 局地解決の可能性 ハ米國務長官が強調
20 國防追加豫算(五十億弗) 米大統領が要請
21 伊軍司令部發表
22 英伊空中戰
23 支那向戰時 保險料率撤回 紐育海保業者が
24 明日の天氣
25 堀內駐米大使 米國務次官補 と懇談
26 水滸傳(171)/黃得時;榎本真砂夫
27 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 廈門今日の發展は 全く臺灣の協力による 前興亞院連絡部長官水戶中將けふ寄臺
02 機械化學生義勇團 灼熱の全滿各地で 皇軍に尊き汗の奉仕
03 圖像:ボーナスで報國債券
04 軍當局の證明か 領事館證明が必要 大陸渡航者の手續
05 保育園指導 者講習會
06 奢侈品製造販賣 制限の目的二つ(商工當局談)
07 マッチ配給組合 新竹の業者が組織
08 砂糖配給打合
09 一般會社職員にも 家族手當を支給 大藏省當局實施の意向
10 颱風次第に接近
11 記念日献金
12 暴風警報に 市が萬全の對策
13 氣象台緊張 完璧警戒陣を布く
14 墨痕鮮か“至誠報恩” 南署募集の慰問扇子に 軍司令官が揮毫
15 被害復舊に 特別取扱ひ
16 高價貸付差控伸候 奢侈品の取扱ひ危險 七‧七禁令に質屋さんが陳情
17 富士丸入港 南洋視察の代 議士一行來臺
18 臺北市國講 講師講習會 十一日から開始
19 バスから顛落 轢かれて死亡
20 葬費を節約献金
21 瀧澤刑事課長巡視
22 佐佐波遞信部長 宜蘭を初巡視
23 山西丸無電
24 要塞を限す 擴聲器
25 定期航空
26 人事‧消息
27 街で拾ふ
28 今夜の放送
29 商況 (十一日前場)
30 今日の映畫
31 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 七色の空(124)/邦枝完二;三浦杏介
02 家庭と婦人 冷藏庫はなくとも 井戶で代用できる 非常時はこれに限る/館林宣夫
03 古繪本の利用法
04 圖像:戰時下の事變記念日
05 煮物一つにも 計量の研究 無駄を省き料理も萬點
06 教育相談 泣蟲で強情な幼女
07 お顏と共に警戒 夏の髮は陽燒する 油氣のないのが一番惡い
08 圖像:ニューヨーク萬國博より
09 外米の消化不良は 纖維の過剩が原因 副食物には纖維の少いものを/佐伯矩
10 大戰と食糧難
11 鷄肉の柚子味 噌
12 ベ―ラムの作り方
13 洗濯板の使ひ方 ゴシゴシ擦るのは間違ひ
14 夏の下痢には 卸し林檎を
15 殘飯のノリ 腐らせずに保存 するには
16 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 國語學習 まだ目がさめぬ無禮な英國 我要求を皆斷って來た あと一度よく考へよと 有田外務大から臣注告
02 讀者作品集
03 防空演習の美談二つ 愛兒の死を秘して
04 連載マンガ へへのの.モ平君(15)/石原みのる
05 一億一心銃後の誠 献金五千八十萬三千圓
06 童話
07 娛樂室
08 笑ひ話
09 隻脚の勇士 自轉車遠のり會
10 綴方募集
11 世界ニュース
12 おたより
13 編輯室より報社消息
14 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 本年度資本統制計畫 昨年度より重點主義強化 月末迄に樹立を期す頭條新聞

【東京十一日發同盟】本年度物動計畫と密接な關聯を有する昭和十五年度の資金統制計畫に關しては漸次計畫經濟の整備を期し目下企畫院を初めとして大藏商工、農林の各省興亞院等の關係官廳間で密接な連絡を計り今月末までに計畫の樹立を期し成案を急いでゐるが本年度の同計畫は戰時經濟情勢の深化に伴ひ昨年度よりも更に重點主義を強化し計畫の實質的効果の萬全を期してゐる同計畫概要左の通り

資金統制計畫の基本數字となるべき總額は本年度國民貯蓄總額百廿億を基準としこれが資金配分については國債消化國內計畫事業の生產擴充資金、對滿支投資等の各々に關し內容を充分檢討して體系の整備に留意し殊に生產擴充には重點主義を強調、計量事業の各々の會社の生產計畫を分析して真に現狀に合致した計量の目的を強化せんとしてゐる又對滿支投資に對しては本年度より新たに圓ブロック內の貿易計畫を作成これに裏表の關係を為すものとしての對滿支投資計畫を樹立する方針を決定した

右は本年度資本統制計量の特質とも云ふべきものであり戰時計畫經濟の真價を示すものとして頗る注目される

02 揚子江下流諸部隊 六月中の綜合戰果
03 土、緊急議會を召集 對ソ策協議のために
04 週間評論 獨は何を要求するか/加田哲二
05 晉西作戰の 綜合戰果
06 土國緊張 ブルガリア總動員說に
07 中日文化協會結成 月末南京で發會式
08 伊外相ら歸國
09 アラスカ防備強化 アメリカ、ソ聯の兩國
10 松平宮相辭任か 後任は武者小路子有力
11 政界の動き活潑 政府、政治新體制に 如何に協力するか
12 內相、首相ら と要談
13 政友會久原派は 十六日に黨大會 立憲政友會を解黨
14 英‧資材供給遮斷の 計畫提唱を米に慫恿 非友誼的諸國に對し
15 眾院各派有志 研究會を結成
16 佛共和國最後の議會 自身の解散を議決
17 英、佛に對し對 敵取引禁止令
18 最後打合會
19 英、新訓令を發す 重光大使の再考要求で
20 外交界長老招き 懇談會を催す 外相以下出席の下に
21 臺本の檢閱を 一元的に統一 娛樂物檢閱課を新設
22 日本、ブルガリヤ 商業會議所開設 首都のソフィアに
23 泰國郵電政 大臣が來朝
24 米の大軍擴 大統領の國防教書
25 第二豫備金 支出を決定 食料增產施設
26 海軍增強案 可決さる