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臺灣新民報1939年9月

夕刊第1版
序號 標題
01 阿部內閣の外交方針 自主的獨往の精進を以て 國際環境に處して行く
02 無敵海軍異動評 山本、住山兩提督の 榮轉は最も妥當
03 東亞の外廓を安定 吉田新外相信を語る
04 圖像:大命降下
05 羅馬全市暗黑 燈火管制布かる
06 金口木舌/林正享
07 浩瀚な經國の大文字 國民黨第六次大會宣言
08 物價統制大綱實施要綱 中央物價委員會で可決答申
09 內地綜合的調整
10 國民黨の主義主張 共產黨と根本的に相反
11 外交內治の根本策
12 英の回答手交さる 英大使、獨外相重要協議
13 獨最高國防會議 ゲ元帥を議長に任命
14 フ氏柏林入り
15 ワルシヤワは 不安の巷
16 ボリビア新大統領
17 明日の天氣
18 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 帝都の初興亞奉公日 自肅の一日を送る
02 國共の軋轢深刻 內部分裂いよいよ必至
03 司法記念日 基隆市の諸行事
04 花の都も臺なし 英、獨、佛の三首都 塹壕で掘返へさる
05 圖像:青木新藏相の家庭
06 建功神社參拜 新起公會員 奉公日行事
07 フランコ將軍 將兵五十萬を除隊
08 新竹地方馬檢查 非常な好成績
09 ム首相御曹子 競馬で一等
10 天津に於ける(六) 英の對日敵性行為 昨年七月以下七十件
11 圖像:遊擊隊歸順式
12 將來の飛行機は? ロケット式にならう
13 廣東の教員團 淡水海水浴場へ あす歸國の途に就く
14 ニッポン號 フエアバンクスを出發す
15 ホワイトホース着
16 臺展審查員 內地側四名決定
17 大日本航空會社の新陣容
18 宿舍街專門に 空巢を働く
19 銃後援護協會 創立總會の次第
20 帝大附屬醫院に 郵便局分室設置
21 下旬貿易
22 實行計畫を樹立 臺南警務部本年度の
23 濱崎警務課長 南署を初巡視
24 新竹耐熱ハイク
25 定期航空
26 高千穗丸無電
27 今夜の放送
28 商況(卅一日前場)
29 今日の興行
30 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(141)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 もうすぐ第二學期 準備は宜しいか 心身鍛鍊の秋に備へて 早寢早起を實行しませう
03 初秋向のコート 御用意は如何? 安くて簡單な作り方
04 家庭婦人の常識集
05 納豆を家庭で 簡單に作る方
06 冷たい料理
07 夏を越した飲料 變化してみないかを調べてから保存すること
08 圖像:集團結婚
09 夏のヌカ味噌 ばぢめ床つくるとき カラシ粉をいれること
10 體質でカブレる 毛染劑の試し方 二つ腕の皮膚で簡單に
11 金物の修繕に ハンダの附け方 かうすれば上手に 誰方にも出來ます
12 洗濯劑のいろいろ 石鹼がとても經濟です
13 廣告報社消息
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 阿部內閣愈よ成立 臺首灣に在任のあった大臣は 首相、陸相、文相の三人
02 圖像:土の戰士畫報(六)
03 夏休は今日で終ひ 明日から第二學期が始まる うんと勉強しませう
04 颱風と二百十日 恐ろしい其の被害(上) 今年は九月二日
05 今日の歷史
06 童話 氷の中の花(下)/望月芳郎
07 圖像:噴火口上の歐洲
08 百人乘飛行艇 大西洋橫斷に飛ぶ 米國で造くる
09 汲んでも汲んでも 涸れない水 淺口郡富田村にある
10 女で柔道初段 米國生れの日本人
11 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 我國の立場を堅持 時宜に從って善處 新內閣の外交基調(首相闡明)頭條新聞

【東京三十一日發同盟】阿部兼攝外相は三十一日午後一時半外務省に登廳有田前外相との間に事務引繼ぎを了し更に澤田、堀田伊藤等大公使を引見次いで省內高等官一同に對し一塲の就任挨拶を行つた後外務省記者團と會見新內閣の抱懷する外交政策の基調を左の如く闡明した

一、自主外交 自主獨往外交といふと何か新しい流行語を振廻はすやうだがいづれの時いづれの國でも自主外交でなかつたものはなく啻その時の環境なり情勢に從つてこの自主の方針は色色の外貌を呈するやうになるのでわが國でも要するにわが國の立塲を堅持して時の宜しきに從つて善處して行くといふ意味であり外交の實體が一足飛びに變化するものでも何でもない又自主獨往と云ふことは好んで國際的孤立の立塲をとるものでなく自主的な氣持ちで出發して行けばやがて友を呼んで二人で步き三人で步くやうなことにもなるかも知れない、外交とは協調出來る國國と結んで行くことであつて獨りで行くばかりが外交の良い方法とは云へない

一、防共樞軸問題 防共樞軸については前內閣が對歐策を打切つたその儘を引繼いだのであつて未だ殘つてゐる紐帶を生かして行くかすつかり打切ることとするか外にもつと良い方法があるか今後の硏究に待つ外はない假令防共樞軸を生かして行くとしても前程强いものでなくなるかも知れぬその他の國國との關係においても談判中のものを繼續して行くか打切るか硏究した上で決めることで要するに外交は國際關係をこちらの思ふ所へ持つて行くことだから例へば現に非常にまづい關係になつてゐるものでも事實さうまづくして置く必要のないものは協調して行くやう努力し現在良いものは一段と協調提携を深めて行くべきだこれが國際環境の調整を力說した意味だ

一、對ソ關係 ノモンハン等に於て起つてゐる不幸な狀態はやがて彼の非違が明瞭になるに從つて調整して行かねばなるまい又帝國の當然の權益が阻害されたるやうな事態は成るべく速かに解消せしめねばならぬと考へてゐるしかし物には緩急の順序があるのであるから對ソ國交調整については特に慎重態度が必要であらう

一、事變處理方針

支那事變を處理して東亞新秩序を建設することは帝國の國策の根本であるから蔣政權を少しでも弱めるやうな工作は效果の大小に拘らず進めて行く必要がある例へば新中央政權の生育を待つこと、日英會談で英國の援蔣態度を是正して行くことも皆事變處理と密接な關係を持つてゐる譯だ事變を處置することは今日の重大問題だが何時如何なる段階にあつても一步一步事變の經緯を振返つて對策を樹立して行くことが必要だ

一、專任外相問題

專任外相はこれを置いた方が良いといふ時機が來たら置く積りだが今のところ何時になつたらその時機が來るか判らぬ現在の狀態では兼攝が良いと考へてゐる外の三相の兼任はそうあるべきだと考へて兼任としたのであるから外相の兼攝と他相の兼任とは全く事情が違ふ譯だ外交顧問を置くかどうかは今のところ考へてゐない。

02 畑陸相參內 所管事項に付奏上
03 和國皇帝陛下に 御祝電を御發送
04 陸軍航空技術學校卒業式
05 當分專任外相置かず 首相自ら重責に當らん
06 外地米の增產計畫 積極的に努力する 金光拓相語る
07 新舊拓相の 事務引繼ぎ
08 蔣の職權を剝奪し 汪氏を主席に推戴 六全大會の決定事項
09 重慶政府に大打擊
10 首相、全參議 留任を懇請
11 石黑文部次官 文相一應留任せん
12 嚴肅な引繼風景 新舊首相、光る目を見交しつつ
13 當分連日閣議開く 重要政策の確立を圖る
14 社大黨の委員 法制局長官訪問
15 新舊外相の 事務引繼ぎ
16 內務次官に 大達氏を起用
17 侍從武官長 蓮沼中將任命
18 蒙疆統一政府成立式 けふ嚴肅に擧行せん
19 二政廳、五盟を置く
20 外蒙、西北支那に 重大影響を與ふ 金井最高顧問語る
21 出征將兵慰問新聞六十九 けふの本紙寄贈者報社消息
22 ヒ總統、べ波外相の 伯林訪問を求む 獨波直接交涉を示唆か
23 倫敦は悲觀的空氣
24 獨の最高國防會議の內容
25 獨は拒絕の意向 白、和兩國元首の提議
26 伊國王陛下の回答 ル米大統領に手交さる
27 英も丁抹の 中立を確約
28 瑞西聯邦議會 國防全權案可決
29 獨國防會議顏觸れ
30 總督府辭令
31 敵機廿三機を撃墜 車輛百五十輛を破碎 敵外蒙領深く遁走
32 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 興亞奉公日に際して 嚴に自戒を要望社說

政府では去る十一日「興亞奉公日」の設定を決定した。即ち每月一日を興亞奉公日と定め、この日を期して特に戰塲の勞苦を偲び自肅自省適確にこれを實生活の上に具現し、一億一心興亞の大業を翼賛し、以て國力の增強を圖りの強力日本の建設に邁進しようとするのである。平沼前首相は、此趣旨を全國民に徹底せしむべく、內閣告諭を發し國民の決意を促したことは周知の通りである。本日はその奉公日の第一日であり、恰も關東震災の記念日と重なり意義一層重大なものがある。本日は各地に於て神社參拜、皇重武運長久祈願、戰歿勇士に對する感謝默禱、出征軍人遺家族慰問の外禁酒、享樂廢止等一日戰死の實を挙げ、敬虔にして嚴肅な氣持で一日を送ることになってゐるが、もとよりこの精進は每月一日にして足るべきことではない。この一日の自省自肅の生活を、每日の生活に擴充延長して、これを平常化し、恒久實踐の源泉たらしむる用意が肝要である。

支那事變勃發以來既に二年有餘、皇軍は前戰にあって未曾有の大戰果を擧げ、國民は銃後にあって一致努力して來た。しかしながら過去二年餘りの努力は、これを事變最終たる東亞の建設と云ふ大目的から見れば、それはホンの序幕に過ぎないと云ってよい。國家が國民に要求する銃後の總力戰はむしろこれからである。また一方現下國際情勢は、事變當初に比べてより重大でありより複雜化してゐる。英の敵性行為、米の日米通商條約廢棄、獨ソ協定、ソ聯の挑戰等國際の情勢は決して昔日の比ではない。擧國的の精進がいよいよ要望される所以はここにある。現在國家は我我國民に對し、多方面に亘って協力を要求し奉仕を要望してゐるが、この要求は今後一層その質に於て量に於て增大するかも知れない。そこを國民が充分覺悟して、この際、生活を自肅し大目的達成のため周到なる用意がなければならぬ。

元來「興亞奉公日」は、精動委員會で決定した「公私生活を刷新して戰時體制化する基本方策」に基いて內閣情報部が立案中であった精動の「國民生活日」を、より日本的の明朗な姿で誕生したもので自肅自省の生活刷新が主眼であることは云ふまでもない。生活を刷新して奉公の實を擧ぐるには、もとより時局認識に出發した國民各個の自覺に俟たねばならぬが、從來の精動が枝葉末節に走り娛樂機關の警察的取締以上に出でず、實績を擧げ得なかった。單なる「べからす」の命令一方でなく、國民に提示する前に為政者、官吏若くは指導者自身が、自ら實踐躬行身を以て範を示すの態度が望ましい。肝腎な官吏や指導者が舊態依然たる態度では、如何に聲を大にしてこれを國民の全階層に徹底せしむることは困難である。指導にその人を得ばその偉大なる感化力により令せずして行はれるであらう。「興亞奉公日」を迎へて官と云はず民と云はず一億一心、嚴に自らを省み自奮自勵の覺悟を新たにしたいものである。

02 けふ!興亞奉公日 興亞の意氣を示せ! 一億國民一丸となり
03 不動の覺悟新たに 全島一齊に開く興亞の行事
04 真意義發揚を期す 森岡總務長官談
05 褒狀下賜
06 基隆陸軍病院に 娛樂室を新築献納 基隆市有志十一氏が
07 時局ニュース 映畫會を開く
08 重慶の軍用飛行場 白市驛を初空襲 巨彈を浴せ大打擊を與ふ
09 廣西各地を爆撃 海軍航空隊大活躍
10 米統組合總代會
11 殉難憲兵招兵招魂祭 金山で嚴肅に擧行
12 新竹州下監視區 監督講習會 けふから南寮ケ濱で開く
13 比鳥から選手派遣 豪洲チームも來朝
14 築港豫算一千萬圓 五ケ年繼續で臺北市要求 州府との折衝注目さる
15 チフス豫防の 懸賞當選發表
16 臺比水上競技 大會番組發表さる
17 實務習得を第一に 戰鬪即應の體制 澤本練習艦隊司令官談
18 鄉軍武術大會 三日南方澳で開く
19 國民意識を高揚 善導誘掖に力む 新竹州聯合保護會の行事
20 防火演習を實施 臺北消防組興亞の行事
21 宜蘭郡民の赤誠 慰問金募集好成績 一部を本社に寄託報社消息
22 安藤麟三中將
23 船員と結托して 金塊を密輸 脛の一萬圓事件判明
24 鱸鰻に訓戒 區別に集めて
25 郵便年金標語 の懸賞募集
26 定期航空
27 ときのこゑ
28 大阪商船臺灣出帆
29 日本郵船基隆出帆
30 辰馬汽船
31 大連汽船
32 臺陽汽船基隆出帆
33 廣告報社消息
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 郵便年金法制度 九月一日より改正 本島も內地も同樣に實施
02 臺中米庫と 內地との取引制止 其の成行注目さる
03 臺灣物價委員會 けふ幹事會を開く
04 正米市場總會 決算案を可決
05 時事經濟 我が貿易と 農產品の地位(三)
06 在庫高と業績を 半半參酌すべし 滿洲輸出茶割當案
07 薪炭瓦斯發生機 督府で十種を公認 島內から四種當選
08 本邦對外貿易が 輸出入とも著增 最高記錄を更新
09 植付制限と出荷統制を バナナ會議で決る 水田栽培は漸次縮少
10 雲山金山愈よ 日本鑛業へ讓渡
11 輸出貿易好調 廿三億圓を突破 三割一分強の激增
12 東京商工會議所會頭 明石照男氏を推薦
13 宇部油化設立
14 本年上半期 砂糖取引高
15 京大兩教授 來三日北回
16 新經濟語解說 技能檢查
17 照明燈
18 市價及商況 卅一日
19 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 講師 興亞の大業と 我國民の覺悟/山本實彥
03 浪花節 長城の嵐
04 朝の修養 團體生活刷新の體驗談(一) わが村の生活刷新/宮下周
05 圖像:故南鄉少佐の遺骨我家へ
06 料理
07 松竹大船人情風俗喜劇 娘の問題
08 「西住戰車長傳」 清水、吉村共同監督で開始
09 「純情二重奏」 撮影修了
10 大船武富技師表彰さる
11 「何日君再來」 日活が製作
12 「汐風の乙女」 近く完成
13 海外映畫短信
14 圖像:佐伯、佐藤、九慈三氏追悼試合
15 大岡怪童等 東北で實演
16 「桑の實は紅い」
17 「純情二重奏」 SSKから 五十名出演
18 廣告報社消息
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 埔里華僑新民公會 排英運動に蹶起 排英大會氣勢を擧ぐ
02 賞勳局より表彰 譽の草屯街保甲聯合會
03 “元凶英國を撃て” 一億同胞に和する新竹郡民
04 淵上課長恒春郡初巡視
05 指導から處罰主義へ 經濟警察の目は光る
06 經濟警察座談會 豐原郡下で開く
07 部振指導打合會 けふ海山郡で開く
08 練習艦隊歡迎園遊會 馬公街公會堂に於て
09 岡山郡薪炭商 同組を組織
10 各街庄に業佃共濟會 東港郡銃後強力農產陣
11 桃園郡保甲書記講習會
12 豐原郡街庄長會議
13 酒なし一汁一菜 けふ興亞奉公日 皇民的自覺に起つ 竹東郡
14 興亞奉公日 潮州郡も實施
15 米殼增產講話 恒春郡農會の催
16 淡水商界の生命線 輸送難を當局に陳情
17 三峽の防空訓練 實戰宛らの演習振り
18 社告/臺灣新民報社報社消息
19 金報國運動の 功勞者表彰式 竹山郡の主催で
20 澎湖の耕地防風林 島民の努力で見事完成
21 溪湖に黑龜虫發生 水稻は全滅か 損害は二十餘萬圓
22 學園にも防諜網 東港郡各街庄で結成
23 能高米統組合 總代會を開催
24 桃園郡保甲書記講習會郡獸肉營 業組合總會
25 ローカルセクション報社消息
26 桃園郡獸肉營業組合總會
27 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 圖像:旗艦出雲の戰鬪準備
02 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍 (二)南京攻略から漢口攻略まで
03 圖像:海鷲の活躍
04 新生廈門で活躍する人人(六) 大に活躍せる 廈門市商會特輯
05 細民救濟に 大に奮鬪する/施子賢特輯
06 廈門市の 唯一人の警正/宮崎武夫特輯
07 日本との貿易 によって成功/林洪朝特輯
08 喫茶と音樂で名高い思明莊特輯
09 日華人間に 頗る好評/鄭德銘特輯
10 誰人にも好感 を持たれる/吳萬成特輯
11 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 萬歲の嵐に迎へられて 練習艦隊高雄へ 八雲、磐手兩艦の威容港內を壓す
02 彰化署久保氏に 柔道教士の稱號
03 練習艦隊馬公出帆 昨朝堂堂○○方面へ
04 市內は海軍一色
05 報國總動員の實施打合會 彰化支部で開催
06 州市共同主催で 歡迎茶話會
07 衛生施設の強化に 三ヶ年計畫を樹立 花蓮港廳企畫部に提出
08 軍夫晴れの歸還
09 第三回皇軍慰問金領收報告(第三十回)報社消息
10 臺南州の結核療養所 新築敷地なほ決定難
11 彰化署の奉公日 保甲民の自肅自省を促す
12 臺南州蕃地開發の 植林年次計畫成る 來月より愈愈着手
13 排水溝の奉仕作業 彰化保甲民七千名を動員
14 吉野庄鍛鍊馬場 盛大に地鎮祭を擧行
15 午前零時以後は ハイヤが走らぬ 高雄州自協の申合せ
16 商工事務打合會
17 女給「べからず」集 嘉義署關係者に嚴達
18 紅裙連の待遇改善 臺中署管下げふから實施
19 濱屋商事會社献金
20 彰化郡警察課 定期召集を實施
21 選擧事務研究會
22 嘉南部落の家長 神苑清掃の奉仕
23 人事往來
24 消息
25 廣告報社消息
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(12)/王昶雄;中村敬輝
02 事變下の南洋(下) 內地延長としての群島 事變と島民の 赤誠
03 群島の重要 性と使命
04 長篇時評(4) 男女間の距離を示す 「若い娘たち」/淺見淵
05 龍骨車 「蕃界の女」 抒情的魅力に富む
06 圖像:太陽の子達(月島公園スケッチ)
07 悲しき夜/獨木
08 夏日四景(二)/陳春德
09 學藝消息 名ソプラノ 歌手 加州に現はる
10 心聲/杜仰山漢詩

夏日讀幽室書懷 其一/杜仰山、夏日讀幽室書懷 二/杜仰山、夏日讀幽室書懷 三/杜仰山、夏日讀幽室書懷 四/杜仰山

11 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 獨波兩軍衝突 上部シレジャ國境で
02 英、陸海軍に大動員令
03 對英波提案拒絕さる 獨逸、交渉經過を發表
04 獨の要求を波が拒絕
05 佛は飽迄波を援助
06 伯林市民興奮募る
07 物物しい無氣味な波都
08 伊軍二軍團に 再編成
09 倫敦株取引所 一日より閉鎖
10 倫敦小學兒童 避難を開始
11 パリの學童も 市外へ引揚ぐ
12 獨と英佛波間 電信電話杜絕
13 獨ソ條約 ソ聯最高會談 で可決
14 金口木舌/林正享
15 日滿支の生產擴充 更に一段の計畫性 青木藏相、工夫を考慮
16 阿部首相と一問一答
17 敵損害戰車のみで 千百五十臺下らず 彼我の砲擊戰、物淒し
18 又も十六機擊墜
19 蒙疆統合政權成立式 盛大に擧行さる
20 明日の天氣
21 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 強力日本の建設に 誓ふ!鐵石の覺悟 自肅一色島都の奉公日
02 北署經濟警察 協議會初會議 二日署會議室で
03 門間旭小校長勇退 後任は西江州視學
04 全市黎明參拜 基隆の自肅の一日
05 新竹の奉公日
06 鄉軍新竹分會 三日射擊會
07 竹東油田を視察
08 基隆郡下公 學校長の異動
09 圖像:臺灣神社に祈願參拜
10 澤本司令官一行 軍官民眾に迎へられて着北 總督軍司令を訪問
11 全島中等學校の 武道大會 開催要綱
12 廣東の教員團 視察を終へてけふ歸國
13 臺比對抗水上競技 今夜から邦語で放送
14 船客はへとへと 難航の高千穗丸入港
15 楊本事件の公判 堀內氏特別辯護に起つ 檢察官より同情ある求刑
16 子供の奪合で傷害沙汰 斬られて血達磨
17 ニッポン號 ホワイトホースを出發
18 シャトルに向ふ
19 市バスにはねらる
20 選擧の根本的方針 總務長官名で通達
21 防火訓練 奉公日に相應しい行事
22 定期航空
23 人事消息
24 今夜の放送
25 商況(一日前場)
26 今日の興行
27 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(142)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 “歩く”ことは一番 簡單な體育法です リズムを與へると一層よい 大きいに歩きませう
03 夏を越すと急に 老ける中年婦人 姑息な手入れより食養で
04 海水で汚れた おか髪 艷艷しさにお手入
05 家庭婦人の常識集
06 外出勝ちの方の 肌のお手當 放って置くと秋には困る
07 お風呂の中では 黴菌は死滅するか お互いに公德心が大切
08 圖像:ポーランドの立役者
09 紙上病院
10 夜勤する人は うんと眠れ 疲勞が充分恢復しないと 神經衰弱にかかる
11 汗よけによい ガーゼのタオル 腰から胸まで巻くに限る
12 電燈に迷ひ 込む虫は
13 廣告報社消息
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 今日から第二學期 燈火親しむべき候だ 興亞奉公日の意義を考へ うんと勉強しませう
02 颱風と二百十日 恐ろしいその被害(下) 今年は九月二日
03 今日の歷史
04 前線の勇士へ 銃後の小國民より 遙か南の島から 武運長久を祈る/林氏灼
05 珍しい話 砂漠が草原と なる
06 をばさん部隊 六十名がもんべ姿で 教練を受ける
07 圖像:土の戰士畫報(七)
08 女許りの爆撃機隊 近く各國を訪問飛行
09 鰯から醬油 少し匂ふが味は上等
10 珍しい話 沙漠が草原となる
11 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 ワルシャワを爆撃 獨空軍波領內に出動頭條新聞

【ニューヨーク一日發同盟至急報】ニューヨークに達したワルシャワA˙P電によれば一日午前九時ドイッ空軍はワルシャワを爆撃したと報じてゐる

【ワルシャワ一日發同盟】一日朝ワルシャワに達した報道によればドイッ空軍は同日早曉遂に大舉ポーランド領內に飛來しソラカウ、チエストュヴア、テッシェン各要衝に對し示威を敢行したと傳へられる、但しポーランド政府筋では未だこれを確認してない、一方ダンチッヒは既に獨波兩軍の間に戰端を開いたと傳へられワルシャリでは一日午前六時二十分空襲サイレンが鳴り響いた

【ワルシャワ一日發同盟】ポーランド外務省は一日午前七時四十分獨空軍に依るクラカウ、ガトウイッ兩都市爆擊の事實を正式に發表した。

02 兩軍の衝突頻頻! 國境方面の各所に於いて
03 武力行使を命令 ヒ總統、國防軍に對し
04 圖像:初閣議を終へて閣僚の記念撮影
05 宣戰布告か 獨は言明を避く
06 ポーランド軍港 グジニアを封鎖 ドイツ政府が發表
07 波國內全外人の 避難を勸告
08 全獨逸小學校 當分無期休校
09 阿部內閣の政綱政策 五日の閣議に附議決定
10 一日の閣議
11 企畫院總裁 適任者を得次第專任を置く
12 政務官の 銓衡方針
13 參議留任要請 首相、秋田氏に 斡旋方を依賴
14 警視總監は 池田氏に內定 警保局長は相川氏
15 行政機構の 全面的改革 首相既に心構へを持つ
16 對獨態度 長官會議で表明
17 近く地方長官 會議を招集
18 ドイツ國會開く ヒ總統悲壯な聲明
19 ダンチッヒの復歸 フ氏が宣言し、ヒ總統が承認
20 獨の對波要求十六ヶ條
21 獨の要求を拒絕 ポーランド政府語る
22 倫敦は戰爭仕度
23 空軍義勇兵を 英が大量動員
24 獨、波開戰の 公電着佛
25 英新聞電報檢閱
26 倫敦在住邦人 近郊に避難
27 佛全土に戒嚴令 陸海空三軍を總動員
28 パリ市民にも撤退勸告
29 イタリア政府 交通統制を實施
30 獨波兩軍の比較
31 ソ聯より獨逸へ 軍事使節を送る 軍事協定調印の為か
32 獨逸も批准
33 今日の天氣
34 出征將兵慰問新聞七十 けふの本紙寄贈者報社消息
35 大阪商船臺灣出帆
36 日本郵船基隆出帆
37 辰馬汽船
38 大連汽船
39 臺陽汽船基隆出帆
40 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 看過し難き 農村の現狀社說

事變以來本島の農村は非常な勢ひで變化を來たしてゐる。即ち政府の計畫に依る農業多角經營の遂行、國策順應に依る特用作物の栽培、更らに今度米管案の實施に依る經濟上の變化等農村の技術的經濟的變革を餘儀なくされつつあると共に、曩に本欄に於て指摘した如く、皇民化運動の進展に依って農村に於ける國語不解者の排擊に依る新興階級の進出に伴ふ下剋上の風潮が侵蝕して、茲二三年來の農村社會相は著しき變貌を呈し、凡ゆる面に於て困惑を齎らしてゐることは多少農村に關心を持つものの均しく認めるところである。新作物の取入れに依る耕作上の不慣れは一時的現象に終るべく、又今後米管案に依る利潤の減少は一方物價高に依って招來された農村の所謂鋏狀差の現象は決して輕視を許さないが、之れも國策の為めなら農民も忍從するであらう。勿論忍從には自から一定の限度があり、又當局に於ても當然その救濟策を講ずるであらうから、重大なる問題には違ひないが、他の面に比べて致命的なものではない。

現下の農村に於て最も致命的な病弊はその精神的な方面にあるのではないか?農村の青年が投機事業に手を出し、競馬に興味を覺え、保正選擧に熱中してゐることは識者の常に顰蹙するところである。健全なる農村は決して斯くあるべき筈でなく、況して戰時下に於ておやである。國民精神總動員運動や皇民化運動は都市よりも農村に一層徹底してゐると聽くが、斯る現象は一體どうしたことであらうか。若し之れを皇民化運動の齎らした逆効果であると言ったら果して過言であらうか?

皇民化運動の農村に齎らした影響の一つは所謂新興階級の進出であることは前に指摘した通りである。即ち國語の特權化に促がされた實力派の退陣に伴ふ青年群の登塲である。從來二三の有力者に依って獨占されて來た村の指導的地位(或は各種の公職)は單にその國語不解者である理由から没落を餘儀なくされ、その反對に街庄協議會員を始め壯丁團長から保正甲長に到るまで新たに登塲した國語解者たる青年達によき逐鹿塲として開放されたのである。この點に關する限り、農村社會に於ける新陳代謝の現狀と見るべく、歷史的一現象としてその必然性を認められぬこともない。從ってこれは時代の然らしめるところであって、よしあしを批評する限りではない。然るに前に述べし如き農村の腐敗したる社會相は全然之れと無關係でないことを見逃がしてはならい。其一例として最近の保正選擧では一律に國語不解者を擯斥して來たことは周知の事である。偶偶國語不解者が當選すれば幾度も再選を繰返さなければならないのである。その反面に苟も國語を解すればその人物の如何なる者たるを問はず皆當選の望みがある譯であるから、勢ひ競爭が激烈になり、自腹を切って保正の選擧塲に貸切自動車を以て投票人を運んで來る熱心な當選希望者も出て來るのである。從って事前の選擧運動に響應の行はるべきは想像に難からず又都會の弊風に染めば自然に競馬に興味を覺へ、更に進んで一攫千金の野心を起して投機事業に手を出すやうになる傾向があり、是れ何れにしても斯かる現象は決して輕く看過すべきものではないのである。今にして適當なる矯正方策を施さなければ、本島の農村は或は根本的に侵蝕され、遂に救ふべからざる破滅を招來するのではないかを恐れ、茲に敢へて當局の一考を煩はしたいものである。

02 三陛下畏し御默禱 きのふの興亞奉公日に
03 澤本司令官ら 歡迎晚餐會 昨夕總督官邸で
04 自肅自戒の愛國調 興亞奉公・島都の風景
05 帝都の初興亞奉公日 大震災の思ひ出も新たに 全市民緊張の一日を過す
06 御下賜品傳達式 五日臺北市尹公室で
07 蘭陽地方の奉公日
08 酒井憲兵隊長 檢閱出張
09 武道の用語に 外國語は法度 新竹州警務部が通達
10 宜蘭本町公民塾の美擧 慰問金本社寄託報社消息
11 大豆の專管制度 滿洲國政府が公表
12 シャトルに到着
13 敵八十機と空中戰 總計二十三機を撃墜
14 圖像:歐洲の戰雲漠漠
15 獎勵金を献金
16 我粵東派遣軍 八月中の戰果
17 待望の旗山病院 建設愈よ本極り ベッドは差當り三十
18 社告/臺灣日日新報社、臺灣日報社、臺灣新聞社、臺灣新民報社報社消息
19 新公園演奏曲目
20 臺北秋競馬 第一日の番組
21 高砂丸無電
22 人事消息
23 ときのこゑ
24 第八十期(昭和十四年上半季)決算公告 貸借對照表/株式會社臺灣銀行
25 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 一期米の實收高 四百三萬石を發表 前年同期より八十五萬石減收
02 歐洲情勢緊迫し 內外財界が多事(上) 株主總會の席上で水津臺銀頭取演說
03 臺灣畜產會主催 蹄鐵工養成講習會
04 歐洲戰亂勃發 株式が大暴騰
05 臺灣物價委員會 第三回幹事會開催 諸準備議案を可決
06 臺北商議主催 物價委員會開く
07 米管事業打合會 實施事項を協議
08 臺銀總會終了 本橋平野兩氏を理事に
09 高雄稅關の 貿易好轉の一途
10 物價委員會が 石炭對策に乘出す
11 稅關鑑定官會議 來る八、九日に開催
12 南洋經濟懇談會 本島民間代表が出席
13 自動車聯合會 タイヤー不足を陳情 近く臨時總會招集
14 照明燈
15 市價及商況 一日
16 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 講演 大陸へ伸びる國語に就て/西脇乃夫彥
03 新秋講談の夕 一突半肋/寶井馬琴
04 苦心幽靈/一龍齊貞鏡
05 中江藤樹の母/一龍齊貞丈
06 三方ヶ原合戰の內 野田の籠域/神田伯龍
07 圖像:板垣さんのお引越し
11 青髯八人目の妻 國際館で上映中
08 家庭醫事常識 姙娠中毒症に就て/木村義明
09 子供の時間 童話劇 ジンギスカンの寶冠(第一回)
10 料理
12 高木監督の情熱 「愛情一筋道」 新興東京の異色篇
13 松竹「粗怱評判記」
14 小崎監督の新作 戀妻真珠
15 秋に備へて 新興東京活況
16 ダアビンの第四次作 「年ごろ」日本版
17 「お姉さんのお嫁入り」 本格的撮影開始
18 「長脇差團十郎」 右太、牛原コンビ
19 海外映畫短信
20 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 強力日本躍進の日 きのふ初興亞奉公日
02 集集庄防諜團查閱 民眾防火群も活躍
03 鳳山郡防諜聯盟華華しく結成 外諜警防、聖業に翼贊
04 臺東廳青年道場 風光明媚の知本溫泉に豫定
05 出征勇士遺家族授產場 臺東愛婦が建設
06 譽の軍夫 鳳山郡の十君歸還
07 橿原神宮奉仕作業 東石郡の代表決定
08 訓導除隊歸任
09 旗山街上水道 近く補強工作着手
11 鹿港に氷饑饉來 焦熱地獄に喘ぐ街民
12 壯丁團が献金 奉仕作業の報酬で
10 英何んする者ぞ 四湖庄民排英の雄叫び
13 臺東街民蹶起 再び排英大會 參會者無慮三千餘名
14 東港郡防空訓練 來る七日に實施
15 老保正の未練に冷水 國語不解者に再選の命
16 竹山の竹林問題 緣故者を無視した處置
17 七星郡教化主任打合會
18 鳳山街第三種防空訓練 四日より一晝夜
19 鳳山專賣組合 防諜團結成式
20 屏東地方も 肥料饑饉
21 北斗郡米統組合總代會開く
22 かけ聲のみ高い 純綿製品の配給
23 ローカルセクション
24 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍 (三)南京攻略から漢口攻略まで
02 圖像:會心の爆撃
03 圖像:虎門攻擊に集結せる我輸送船團
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 輝やく興亞奉公日 各地共異常な緊張振り
02 嘉義市の華僑 排英大會を開く
03 全州下は黑一色に 臺中州の防空不時訓練
04 排英大會を開催 宜蘭の華僑新民公會
05 市民の歡迎を受け 練習艦隊乘組員臺南へ
06 今夕に演奏會 高雄州堀江小にて
07 圖像:澤本練習艦隊司令官赤堀知事を訪問
08 第三回皇軍慰問金領收報告(第三十一回)報社消息
09 臺南州農會 肥料配合所 落成式を擧行
10 高雄港灣協會 來る八日盛大に結成式
11 花蓮港に豪雨 一日は肉なし日
12 蕃地に道路並木 ワカバ社の出役で完成
13 臺中市の銃後援護協會 盛大に創立總會 豫算四萬餘圓は市民より徵收
14 中部書畫協會展 けふから臺中公會堂で
15 ラムネ同業組合 嘉義署にて結成
16 臺中州青年學校 來る十日前後に開校
17 產婆の注射で 產婦遂に死亡 原因を取調べ中
18 順風耳
19 道路橋樑の被害甚大 臺南州の豪雨被害調べ
20 人事往來
21 訃文:葉陳氏寬
22 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(13)/王昶雄;中村敬輝
02 歡喜勤勞運動/桐原葆見
03 舞踊界の鳳雛 淡水が生んだ林明德君
04 龍骨車 九月號創作評 竹內の「馬家溝」(新潮)
05 圖像:お相撲さんも勤勞奉仕
06 學藝消息 デッド・エンドの原作者 エ孃と結婚
07 古代インディアン藝術 盜難にかかる
08 滬尾夕景抄/秋苑
09 心臟ベビー 遂に死亡す
10 心聲漢詩

夏日談豳室書懷 其二/杜仰山、民報社樓上賦似覺齋可軒/杜仰山、北遊感賦呈菽廬先生教堂賢咸/施梅樵、次韻/辜菽廬、次韻/錦簪 施教堂、次韻/怡庭 李金柯

11 圖像:夏日四景(三)/陳春德
12 廣告
第12頁
號外
序號 標題
01 全歐動亂の危局 獨三軍戰端開く 全波軍事施設を爆撃
02 英ポ相互援助條約發動? 波、英の援助を要請
03 英西總動員發令
第13頁
夕刊第1版
序號 標題
01 ドイツ三軍戰端開く 全波軍事施設を爆撃
02 ドイツ大使館 引揚げ準備
03 ジヤルド村で激戰 獨軍東プロシャから侵入
04 獨軍の各地進撃狀況
05 ウイスツラ河 鐵橋爆擊
06 ワルシャワの 死傷者多數
07 獨機を撃退(波蘭發表)
08 ダンチッヒ實力占據 官廳建物は襲撃佔據さる
09 英當局が強硬聲明 「英佛は全力擧げて波を援助」
10 戰時擧國一致 內閣を組織
11 五億磅支出法案 英議會で可決
12 倫敦は爆發寸前
13 波軍を爆擊
14 英空警網に嚴戒令
15 巨頭重要協議
16 佛、三緊急令を可決
17 米、獨國交は斷絕か 駐獨米大使の後任を任命せぬ
18 和蘭全國に戒嚴令
19 ル米大統領がメッセージ
20 オスロ協商國 嚴正中立堅持
21 ユーゴーは 嚴正中立
22 金口木舌/林正享
23 伊は軍事行動とらぬ コンミュニケを放送
24 英佛の態度を ヒ總統が注視 柏林全市は真の闇
25 磅、法は低落 紐育外國為替市場
26 ソ聯最高會議 國民皆兵法を可決
27 “勝利か然らずば死か 余も一兵卒として前線へ” ヒ總統の國會演說
28 圖像:首相の事務引繼ぎ
29 獨は戰況を公表
30 全力で死守 波大使、獨政府に通告
31 波英の援助を要請
32 明白な侵略 波外務當局の言明
33 豫算編成方針 前內閣の方針を踏襲
34 物動、勞務兩計畫の 連絡調整を強化
35 石渡前藏相 顧問に就任
36 首相秘書官發令
37 大達氏內務次官 就任を受諾
38 號外發行
39 明日の天氣
40 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 汪氏、全國民に通電 擧國的協力を要望
02 近く一中全會
03 三星庄の浮覆地は 羅東郡に一括貸下 爭奪戰展開されん
04 林部隊戰死勇士 二日原隊より發表
05 圖像:南支より
06 興亞奉公日に 講演會を開く 下奎府町第四區
07 前線に慰問袋 基隆警察課員が
08 選擧事務講習 新竹州各郡下で開く
09 新竹州金物商組合五日創立
10 大戰景氣は抑制 證券市場や物價に釘
11 新入營兵 けさ基隆着
12 違反一千件に上る 北署の價格表示取締
13 白衣の勇士 けさ內地へ
14 南署員の勤勞奉仕
15 地區防衛團訓練 七日松山を皮切りに
16 ナチスの宣傳に 印度政府大弱り 小冊子の流入を禁止
17 少年掏摸團 四人組で荒らす
18 岩永同盟社長逝く けさ輕井澤別莊で
19 一枚看板も空し 西南開發、投資者皆無
20 博徒飛下り重傷 賭場に踏み込まれて
21 廣東の女教員團 けふ島都を見學
22 白根熊三中將逝く
23 臺灣公論社改組 六日創立總會
24 定期航空
25 海上警報
26 白衣勇士慰問映畫會
27 日滿華三國 交驩競技會 南嶺競技場で開幕
28 人事消息
29 今夜の放送
30 商況(二日前場)
31 今日の興行
32 民報案內報社消息
33 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(143)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 年齡による血壓標準 一四○迄は生理的です
03 はぎ目を美化する 花かがり五種/中野壽美子
04 國旗の揭げ方 心得えておかないと 主婦の人柄がわかる
05 圖像:喜びの吉田海相家庭
06 紙上病院
07 家庭婦人の常識集
08 自轉車乘りは 婦人にいい運動 亂暴な乘り方は不可
09 何も附けずに 食べる食ぱん
10 なぜ冷房室で 不快になるか 病弱な人には禁物
11 鹽の効能 こんなに澤山あります
12 帽子の下から ハミだす斷髮
13 一菜料理 一日だけでは意味なし これを機會に食事改善を
14 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 歸還後に死んだ勇士 寫真で再び出征 軍國の母・隊長に涙のお願
02 圖像:土の戰士畫報(八)
03 皆さんの好きな砂糖 東京で品不足 あす黨に痛い話
04 ナチス・ドイツと 赤の國ソ聯が握手(上) なぜでせうか?
05 今日の歷史
06 圖像:大戰勃發!
07 大砲で雨乞ひ 足守で三日間射った
08 河豚の皮で 代用靴ができる 一足の值段十圓位
09 アカチャンモ ラヂオタイサウ
10 ポスト報社消息
11 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 獨軍怒濤の如く進撃 波軍と激戰を交ゆ 獨軍、戰鬪經過を發表頭條新聞

【ベルリン 一日發同盟】一日を期して怒濤の如くポーランド領に雪崩れ込んだドイツ軍は各地に於てポーランド軍と激戰を交へつゝあるが午後五時四十五分ドイッ國軍最高司令部は戰鬪經過を次の如く發表した

一、シレジア、プエラニア東プロシャ三戰線に於ける戰況は豫定通りに進捗しつゝあり

一、南部國境の山岳地帶突破して進出せる我軍は早くもモイマルクとゾッハの線に到達せり

一、メーレッシュオストラウ(シレジア國境)南方に於てはテッセン附近に於てオルザ河を渡河ポーランド領に進出せり

一、カットウイッッ附近國境地帶の南方に於ても我軍は目下前進中なり

一、シレヂア國境よりポーランド領に進入せる我軍はチェッシュトハウ並にその北方地區に向け進軍中なり

一、廻廊地帶に於ては既にバラエ河に接近中にてナーケル附近に於てはネッツエ河に達せり

一、グラウデンッ廻廊地帶(ダンチッヒより)前方に於ては目下波蘭我兩軍の間に激烈なる戰鬪を展開中

一、東プロシャから進軍せる我軍は既にポーランド領奧深く進入し戰鬪を繼續中なり

02 獨軍の攻撃狀況(波測發表)
03 獨軍、五方面より進撃
04 波蘭軍需品 貯藏所を攻撃 ドイツ軍艦が
05 英佛、強硬態度を表明 夫夫獨逸政府に通告
06 圖像:明治神宮に參拜の畑陸相
07 國民の蹶起を要請 波大統領、國民に對し
08 米國は嚴正中立
09 カナダ政府も動員令
10 羅馬市民一脈の安堵 伊閣議、參戰留保決定に
11 新嘉坡も開戰態勢 極東海軍に待機命令
12 比島政府も 萬全の對策
13 東京英獨大使館の動靜 歐洲危機を前に
14 獨軍を波領內で反撃 獨機を十六機撃墜
15 全參議留任か 首相極力慰留す
16 蒙古新政府の特徵 民意政治を行ふ組織
17 大擧重慶を夜間空襲 萬縣にも巨彈を浴す
18 湄州浦一帶をも封鎖 わが方、各國に通告す
19 出征將兵慰問新聞七十一 けふの紙本寄贈者報社消息
20 蒙疆地方の飛躍 興亞院總務長官談
21 谷中將以下 豫備役に編入
22 總督府辭令
23 本日の天氣
24 廣告報社消息
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 物價專門委員の銓衡範圍社說

時局下國民の一大關心事は生活の安定を脅す諸物資の續騰である。新設したばかりの經濟警察の教育指導、將又之れが抑制引下げも、つひ大勢に押されてぐんぐんと騰勢を辿る一方である。其證據には全國物價指數によるも、臺灣銀行調查によるも又臺北市勸業課調查によるも、皆事變前に比し、三四割高は更に珍しくない。甚しきは八割も十割も昂騰してゐる。總督府でも島內物質の適正價格を決定すべく、さきに中央物價委員會に追隨して、臺灣物價委員會を設置し、去月二十七日更に事項別物資別に二百名の各專門委員を任命したのである。今後は此等專門委員の熱心なる研究と大局的見地よりの活動を俟って、島內物價に對する適正なる具體策が樹立されるものと期待して己まない。それが果してどの程度まで島民の期待に副へ得るかは尚疑問である。

過日新に任命した專門委員二百名、委員長十二名を檢討して見るに、需給調整委員二十五名は全部府內のお役人であり、賃金、運輸、纖維、金物、化學工業、木材及其製品の各專門委員は全部內地人委員を以て埋められ僅かに利潤、家賃、地代、物價勵行、燃料、食料品、雜品の五委員會に各一名宛の本島人委員を置いただけである。之に關し井田府商工課長は今回の專門委員銓衡には各段階の關係者を綱羅すべく、相當考慮を拂った積りで居り、同時に今後專門委員會の運用如何によっては銓衡範圍を擴大し、又は追加すべきものと言明してゐる。

事變の長期戰體制化と共に益益深刻化し、複雜化して行く物價問題の對策の成否如何は時局經濟上最も緊要な問題にして物價委員としては營利的立塲を離れて大局的見地より國策に協力すべき重要性ある公職故同會運用中その都度く必要に應じてさもあるべき筈である。

蓋し本島に於ける物の消費大眾は本島人が絕對多數を占めてゐることは誰人も否むことの出來ない事實である。又此等消費大眾を對象とする本島人商人、實業家亦相當數あることも考へられるのである。然るに銃後島民の生活安定を期すべき同委員會に消費大眾を代表する者及び本島人中小商工業者を代表する者が網羅されてゐないのは殘念である。吾吾は同專門委員會の運用に伴ひ、色色と實施上の不便、普及徹底上の矛盾に逢着するものと考へ、政府の低物價策實現に支障が少くないと思ふのである。故に今後更に銓衡追加しなければならない事情に立ち到った際には是非とも島民消費大眾を代表する者を考慮し、又本島人側の和洋雜貨、食料品、金物、織物等の卸商組合又は小賣人組合の團體代表をも銓衡すべきものと期待するのである。

02 銃後強調週間中に 戰歿者慰靈祭擧行 遺族から一人以上參列
03 有為な中堅青年の 教育に努力する 傷痍軍人會副會長和波中將談
04 兩陛下の御仁慈 天津水禍の邦人罹災者に 御內帑金御下賜
05 圖像:李市長一行歡迎晚餐會
06 基隆商議で 明日役員會開く
07 犯罪手口講習會
08 蘭陽高女新校舍 近く起工式を擧行
09 ダイナマイトで鑛夫が重傷
10 五輪景氣に 芬蘭慌てる 勞力の不足で
11 見事!百萬圓突破 宜蘭郡下の金清掃運動
12 時報遂に停刊
13 教員に朗報! 年功加俸を引上ぐ
14 北署經濟警察協議會 模範的價格表示を希望
15 酒井憲兵隊長 基隆分隊を檢閱
16 聖戰下美術の秋 上野は正に百花燎爛
17 平田氏の送別試合
18 日本の國力偉大 綽綽たる餘裕に驚く 歸途の李市長一行寄臺
19 一行臺北着 官民に迎へられて
20 民間有志の 歡迎晚餐會 李市長の土產話で賑ふ
21 リーグ戰開幕
22 戰時低物價政策 實行に關し商相語る
23 滿載のトラック アツ真逆樣 奇蹟!運轉手無事
24 定期航空
25 けふのメモ
26 人事消息
27 臺北秋季競馬 第一日の成績
28 橘糸重女史逝去
29 ときのこゑ
30 今日の興行
31 大阪商船臺灣出帆
32 日本郵船基隆出帆
33 辰馬汽船
34 大連汽船
35 臺陽汽船基隆出帆
36 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 一期檢查合格米は 十月末迄の移出を要す 受檢米九十六萬袋に制限方針
02 臺灣米殼配給統制規則で 米價の調整に邁進 事務所長會議で表明
03 歐洲情勢緊迫し 內外財界が多事(下) 株主總會の席上で水津臺銀頭取演說
04 臺灣商工會議所 常識員會議を開く 來る六、七日二日間
05 基準物價審議で あす專門委員會 臺北商議が主催
06 木炭瓦斯發生機 督府積極的に宣傳 近く普及協會を新設
07 臺中米庫の 直取引を許容 最高米價以下で
08 臺銀大異動 理事昇格及び 人事課新設で
09 臺銀理事發令
10 福大公司近く 第二回拂込徵收
11 歐洲動亂見越 株式が熱狂 東新百五十圓臺へ
12 代用品鮫皮が登場 皮革配給統制規則を改正 十月一日より實施
13 一期蓬萊米が 三百萬袋を移出
14 照明燈
15 市價及商況 二日
16 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 傷病將士慰問の午后
03 ラヂオ・コメディ 人生踏切り番
04 圖像:支那研究に鳥居博士渡支
05 圖像:伊騎兵軍集結
06 謠曲 松風
07 鈴虫に聽く
08 「山と鬪ふ」 東寶の本格的山岳映畫
09 料理
10 物語 國境に見る 僚友を失ふた彼の日/西村樂天
11 子供の時間 ジンギスカンの寶冠
12 キャラコさん
13 薩南大評定 鹿兒島一團に大擧ロケ
14 謎の紫頭巾 佐伯監督が開始
15 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 別天地臺東廳 就學率は西部をリード
02 譽れの○○漁船 感激の献金
03 潮州郡防衛團 團旗授與式を擧行
04 恒春譽れの軍夫 萬丈の氣を吐いて歸還
05 彰化郡守初巡視
06 新高郡米統組合總代會
07 高砂族五百戶移住 臺東の勞力不足を緩和
08 興亞青年修養會 浩然の氣養ふ青年鹿港
09 竹山總和會 六日に發起人會
10 米糖獎勵打合會 南投郡下各地で開催
11 臺東小新築移轉
12 仁武庄國演會 涙ぐましい上達振り
13 鳳梨罐詰を密造
14 大工徒弟の立廻り
15 甘藷から轉向 山に進出する甘蔗、芭蕉、篦麻
16 假名文字講習 恒春郡の選擧對策
17 不正商人摘發 南投郡下に三件
18 竹東水組評議員選擧日割
19 正條植を講習 東港郡稻作增收に拍車
20 紅頭嶼に觀測所 神谷技師實施地調查へ
21 アメリカ自殺奇談
22 少女の輪禍
23 ローカルセクション
24 廣告報社消息
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍 (四)南京攻略から漢口攻略まで
02 圖像:潼關大爆擊の荒鷲
03 南京作戰の新展開
04 廣東・武漢三鎮 攻略後の戰局
05 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 梧棲築港の宣傳に 近く新機關を設置 起工終了後に實現か
02 高原廳長徒步で 遺家族を慰問
03 蔬菜種苗配布 臺中市來月より
04 澤本司令官一行 きのふ臺南市を視察
05 國民登錄の 事務打合會 五日臺中州にて
06 我等が艦隊歡迎 第二日も大盛況 高雄市に彩る海軍色
07 御真影奉安 きのふ臺南兵事部に
08 梧棲築港を繞って 彰化市對策を檢討 市政調查會で熱烈も議論さる
09 不時防空好成績 一日彰化市全市に實施
10 內閣告諭朗讀式
11 風雨強からず 高雄の二百十日は無事
12 白衣の勇士歸還
13 彰化市議員が奉仕作業實施
14 銃後婦人の心盡し 榊を配給して慰問袋を調製
15 彰化郡の緊張振り
16 奉公日の彰化署
17 彰化酒なし日宣傳
18 藝妲眾も年期制 籠の鳥に救ひの手
19 戰爭の勞苦を偲び 御遺跡地に奉仕 興亞奉公日北斗街の行事
20 自給自足を目指して 蔬菜品評會開催 嘉義郡獎勵に蹶起
21 市議月例會繰上げ
22 暴利商人摘發 高雄州更に五名
23 臺中州の美術展 來る七日より開催
24 怨府竹山乾筍組合 愈よ解散に決定
25 保甲民大會 花蓮郡で開催
26 國講講師打合會
27 黃春帆氏訴へらる
28 謎の白骨發見 嘉義郡民雄の山中に
29 全島青年陸上競技 高雄州の出席代表決定
30 自轉車業者の 一齊調查實施
31 校長宅を襲ふ賊 意外大物らしい
32 消息報社消息
33 人事往來
34 第三回皇軍慰問金領收報告(第三十二回)報社消息
35 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(14)/王昶雄;中村敬輝
02 女子の坑內勞働/木本治平
03 龍骨車 ゲーブルの武勇傳 家庭で強盜を取押
04 十和田湖と女(上)/小寺重信
05 夏日四景(四)/陳春德
06 學藝消息 西部の古謠 三百を記憶
07 ロンバート 盲腸炎を患ふ
08 心聲/呂茂盛漢詩

喜林少英老先生歸臺賦呈/仙石 呂茂盛、呈叔父少英次仙石君韻/景山 吳松柏、次說劍韻/雪滄、次說劍佳韵/陳魯詹、次說劍社兄韵/居仁、次說劍韻/張德豐、次說劍韻/尤人鳳、次說劍客中漫吟韻/子敏、次說劍客中漫吟韻/一鳴、次韻/子民

09 廣告
第12頁
日刊第1版
序號 標題
01 英對獨宣戰布告 英首相全國民に聲明頭條新聞

【ロンドン三日發同盟至急報】チェン バレン英首相は三日午前英政府の對獨最後通牒に對するドイッ政府の回答を接受するや直ちに英政府はドイッに對して宣戰を布告する旨聲明した(號外再録)

【ロンドン三日發同盟至急報】英國はドイッに對して遂に立ちチェンバレン首相は三日午前ラヂオを通じて對獨宣戰を全國民に聲明したが英國が去る一、九一四年八月四日曩の歐洲大戰に於て對獨 宣戰を布告して以來實に二十五年と三十日目で同じ敵ドイッと干戈を交へることとなつた

【ロンドン三日發同盟至急報】三日午前十一時十五分(日本時間三日午後七時十五分)英國首相チェンバレン氏がラヂオを通じて行つた對獨宣戰布告の歷史的聲明は英本國は素より全世界英帝國各地に向つても短波で放送されたがその內容左の通り

英國は今やドイツとの間に戰爭狀態に入つたヘンダーソン大使は今朝ドイツ政府に最終的警告の通牒を手交した然るにこれに對しドイツ政府からは何等の回答も接受されなかつたこれは戰爭を意味するものである、英帝國はポーランドがナチスドイッに依つて侵略された場合には對ポーランド援助を行ふ旨の誓約を斷平遂行するものである、ヒトラー總統はたゝ武力によつてのみ阻止し得るのだ、フランスも亦わが英國と行動を共にしドイッに對して宣戰を布告するであらう、余が今まで平和維持のために盡した凡ゆる努力は今や水泡に歸した、余が如何にこれを遺憾とするかは察して戴き度い

【ロンドン三日發同盟至急報】英國皇帝ヂョーヂ六世陛下は英國の對獨宣言に續き三日午後六時(四日午前二時)パッキンガム宮殿の御目室よりラヂオを以て全英帝國臣民に向け歷史的放送を行はれるに決定した。

02 最後的の對獨警告
03 英皇帝陛下首相官邸へ 種種要談遊ばさる 總動員令宣布勅令に御署名
04 獨の回答・英大使に手交
05 ワルシャワ連續空襲
06 全戰線に亘り進撃 ドイツ軍當局發表
07 獨軍、ワルシャワ北方 八十キロに進出す
08 テ市占領
09 エ、ラ兩政府も中立
10 國民皆兵法案 英下院で採擇
11 英、重要物質 統制令を發す
12 援波メッセージ 佛首相下院で朗讀
13 佛緊急閣議
14 國防費支出法案 佛議會で可決
15 戰時內閣結成
16 佛の正式宣戰布告 三日午後五時以後の豫定
17 ソ聯政府の動向 英、佛對獨開戰をなす場合 西部國境改訂をなすと警告
18 ソ聯、駐獨大使 の更迭を發表
19 ソ聯軍事使節 柏林に着く
20 五國會議招集案 伊太利政府が提案
21 帝國政府萬全の措置 世界大戰勃發に備へて
22 阿部首相參內
23 米國內銅標準相場
24 出征將兵慰問新聞七十二 けふの紙本寄贈者報社消息
25 駐獨波大使 柏林を引揚ぐ/曾席珍;佐佐木高景
26 在佛伊國人 續續引揚ぐ
27 モ波大統領 缺位せば ス元帥が後繼
28 波蘭軍當局 戰果を發表
29 蘭印大戰豫備工作 突如戒嚴令を宣布
30 號外發行
31 本日の天氣
32 大阪商船臺灣出帆
33 日本郵船基隆出帆
34 辰馬汽船
35 大連汽船
36 臺陽汽船基隆出帆
37 廣告
第01頁
日刊第2版
序號 標題
01 倫敦は忽ち戰時狀態 首相の聲明放送で
02 その一瞬・在京英獨大使館の緊張!
03 溜ったぞ八百萬枚 日銀の大金庫滿腹 賣るな國債ー上成績
04 李市長感謝の茶會 島都の官民を招待
05 獨ソ不侵條約と その世界的影響 (上)/神川彥松
06 臺北秋競馬 第二日の戰績
07 模擬協議會 市街庄吏員の卵
08 保甲民の汗の結晶 北門堤防の竣工式 盛大に擧行さる
09 愈よ和漢藥の天下 アルコールの代用品も登場 「藥局方」に大改正
10 武術大會 鄉軍東部分會の
11 頭圍公民塾生が 感激の献金 文字を覺えた喜び
12 廣東女教員團 きのふ淡水へ
13 歐洲航路各船に 待機命令 郵船支店に入電
14 紐育各紙悼む
15 鄉軍新竹分會 射擊大會盛ん
16 故岩永同盟社長社葬 七日青山齋場で
17 時局講演會 四日鐵道ホテル
18 ニッポン號 オークランド着
19 明大復讐
20 應慶勝つ
21 高千穗丸出帆
22 軟式庭球臺北代表再豫選
23 蓬萊丸無電
24 定期航空
25 人事消息
26 廣告報社消息
第02頁
日刊第3版
序號 標題
01 入場券の強制引受 市民成行きを注目 高雄興亞展の後始末
02 兩市民の厚意に酬い 盛大なるアットホーム
03 練習艦隊出港 ○日官民の歡送裡に
04 役馬利用訓練所 臺南畜產會愈よ新設 馬產計畫に活を入れる
05 南投郡學校職員 體操講習會
06 勇士並に遺家族 盛大に慰安會
07 杉崎一等兵 名譽の戰死を遂ぐ
08 黑一色の鹿港街 防空不時訓練は好成績
09 臺南州職員の 軟式野球試合 十日より四日間
10 屏潮水組新設 各組合を統一併合
11 興亞の鍬入れ 奉公日北港街は煙草なし日
12 勞力の移入問題 賃銀如何に歸着 值上げの必要を痛感
13 中部書畫展入賞者
14 暴利商人摘發 臺南州更に數件
15 神社清掃に總出 一日の南投郡奉公部隊
16 南投郡報國 總動員團結成 萬餘の團員大和協力
17 こそ泥棒檢擧
18 米停滯に悲鳴擧ぐ 土礱間は開店休業
19 保正陣を強化 桃園郡の改選
20 居睡りトラック 停車中に動き出し 煉瓦柱を突き倒す
21 白骨の身元判明 但し死因依然として謎
22 東部の新規事業 督府當局も好意 歸廳の佐治廳長語る
23 高屏間の道路 修繕待望さる
24 女工さん過勞死
25 臺南州立市街庄吏員養成所
26 消息
27 ローカルセクション
28 廣告
第03頁
日刊第4版
序號 標題
01 淡水河の漣(15)/王昶雄;中村敬輝
06 ラヂオ
02 講演 長壽の科學/井上兼雄
03 ラヂオ小說 大日向村/和田傅;和田勝一
04 落語 松山鏡/三遊亭圓生
05 料理
07 松竹・京都撮影所・作品 唐燈籠
08 「金語樓の大番頭」 上原敏が特別出演
09 橘公子 時代劇初の 出演で西下
10 「父は九段の櫻花」 青山監督が擔當
11 學藝消息 自働販賣器 時代を反映
12 大船「純情の二重奏」に コロンビア幹部が登場
13 三大スターの 顏合せお流れ 千惠藏は現代物に出演
14 ウインザー公の月下氷人 米でも排斥
15 獅子と豹の相の子
16 心聲/周鴻濤漢詩

壽島偶成/周鴻濤、壽島偶成 其二/周鴻濤、北投卽景/施梅樵、次韻/辜菽廬、次韻/怡庭 李金柯、次韻/錦簪 施教堂

17 廣告報社消息
第04頁
夕刊第1版
序號 標題
01 歐洲大戰の火蓋 佛獨戰爭狀態に入る 獨逸側の回答らず
02 國民の強硬態度要求 英國皇帝陛下の御放送
03 英の第二次 內閣改造成る 情報省新設さる
04 英の對獨宣戰 正式通達終了
05 新西蘭も 宣戰布告
06 佛は東部に 避難命令發す
07 國民皆兵法案 滿場一致で可決
08 獨國民の決意要望 ナチス黨布告を以て
09 大大的西部作戰へ ヒ總統全軍に檄す
10 金口木舌/林正享
11 英兵佛海岸に上陸
12 獨最大汽船ブ號 英海軍に拿捕さる
13 フランス大使 獨外相に訣別挨拶
14 英艦隊、獨封鎖を開始 獨はバルチック海封鎖
15 伊の態度は不明 ローマ市民に大衝撃
16 米大統領中立聲明 中立法布告文を作成中
17 東歐四國は中立 白國、和蘭の兩國も
18 瑞西は絕對中立
19 ア共和國中立
20 葡國も中立
21 大戰回避工作の經過 世界は再びマルスの鐵蹄下に
22 駐佛獨大使館員も引揚ぐ
23 在佛邦人百五十名 歸國の途に
24 最後まで 戰ふのみ 波外務省聲明
25 英大使引揚ぐ 訣別に際して 獨外相と會見
26 明日の天氣
27 獨海軍封鎖の カテガット海峽
28 獨、波機の損害 ドイツ政府の發表
29 駐波獨大使引揚
30 我陸軍首腦協議 大戰勃發に關して
31 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 蔣政權沒落の一路へ 外力の支援を失ひ
02 相撲と長距離競走大會 宜蘭郡で開催
03 街に氾濫する號外 その夜帝都のざわめき
04 戰歿英靈慰靈祭
05 “最後の時は來た” 英大使の悲壯な發表
06 植林報國 新竹州下の聯青 一萬千餘名參加
07 ニッポン號 ロザンゼルス着
08 香港丸廈門へ
09 圖像:聖戰下美術の秋
10 少年轢かる
11 大山師社長 黃金景氣を餌に 二萬餘圓捲上ぐ
12 李市長ら離臺 厚き歡待を謝しつつ
13 來年度要求六億圓 督府豫算二億圓突破か けふ定例部局長會議
14 空騒ぎを慎しめ! 大戰とわが財界
15 親指山ハイク
16 違反者は嚴罰 基隆署の價格表市取締り
17 ボロを食ふ男
18 東代議士逝去
19 米軍早くも二點 對濠洲デ杯戰
20 早大が再勝 早法第二回戰
21 屠殺夫の刃傷
22 慰問新聞寄附者 四日受付の分報社消息
23 馬券を偽造 數百萬圓を詐取
24 軌條を取外し 盜む
25 新竹庶務課長異動
26 定期航空
27 人事消息
28 今夜の放送
29 商況(四日前場)
30 今日の興行
31 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(144)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 正しい混合營養 母乳の少い赤ちゃんに 二ヶ月目から實行せよ 愛育研究所武藤靜子女史
03 調味料の經濟的用法 味にも影響を與へない秘訣
04 セル代用の合ひとへに 着心地のよい豐田紬 結成紬大眾化したもの
05 素晴らしいお八つ スノー・プデイング
06 尊い使命を果して 白衣の天使歸る
07 果物の効用 リンゴ、巴旦杏、レモン
08 サラダを 食べる時
09 安價に作れる 化粧水、汗しらず 母と子の肌を守る
10 癌の檢出法
11 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 米國へ送る素燒を 兒童の手で作る 夏休みの作業に二萬箇
02 人口問題研究所 元氣な國民を多くつくる
03 圖像:土の戰士畫報(九)
04 海の怪物「海豹」 三重縣の濱で捕へらる
05 ナチス・ドイツと 赤の國ソ聯が握手(下) なぜでせうか?
06 今日の歷史
07 童話 公園のあさ(上)/をの・まさかた
08 戰線へ一萬五千の お人形使節 私たちの身代りに働く
09 圖像:大戰遂に勃發
10 圖像:おらが首相の就任をお祝する樽酒
11 リキリキ社の男子 全部坊主刈り 長髮より涼しいと大喜び
12 古切手を集る 宮城縣の廿二少學校生
13 カタカナ欄 コヤマゴガ アハセテ七十四ニン
14 金の雨/穎川たけし
15 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 獨軍、南北兩方面より 波都の心臓を目指す 波軍愈よ攻勢に轉ず頭條新聞

【ワルシャワ三日發同盟】英佛の參戰で獨波戰鬪は三日午後より愈々本格的に發展しポーランド軍も愈々攻勢に轉ぜんとしてゐる。今日までの兩軍の戰鬪を一括すると大體左の通り

一、チェストニイハはドイッ空軍の爆撃に依り火災を起す

一、テッセンはドイツ軍に依り占領せられてゐたが三日朝これを奪還した。

一、ザコパネの山道からシレジア方面に於ては目下激戰中

一、ポーランド西部國境方面ではドイツ軍は未だワルタ河を越へてゐない。一方廻廊もまだ遮斷されてゐない。

一、一日以來占領せられてゐたボーシンは三日朝奪還、ポーランド軍はこの方面の戰線で攻勢をとり既にドイツ領に進入しドイツ軍をベルリン街道に壓迫中

一、グジニア方面の戰鬪は今や酣

一、ダンチッヒは現在ドイツの手にあるがポーランド軍は西グジニアよりこれに壓迫を加へると同時にピアチェゥを緊ぐ自由市地區を占領攻擊中

一、東プロシヤとグルジリズ方面では大激戰展開中、ポーランドはこの據點を奪取されては廻廊のポーランド軍後方を遮斷される恐れがあるので必死の防戰をなしこれを撃退した。

一、プロシアから一直線にワルシャワを衝く途上にあるジャルダーでもドイツ軍は攻勢をとり兩軍とも大軍を集中してゐるがこの戰鬪ではポーランド軍苦戰の模樣

一、これを要するにドイツ軍は主力をシレジアとプロシアに集中し南北兩方面より首都ワルシヤワの心臓を目指して進んでゐるドイッは斯くして廻廊のポーランド軍を後退せしめんとする作戰の如くである

【ワルシヤワ三日發同盟】ボーランド參謀本部は二日午後七時半一日以來のポーランドの戰果につき左の如く發表した

一日以來ドイッ機の撃墜三十七機ポーランド側の損害は十二機、チェストコバ、シレジア方面でドイッ戰車百臺を擱座せしめ更に廻廊、國境線及びグヂニア地方で戰爭繼續中である

【ワルシャワ三日發同盟】ポーランド側の報ずる戰況左の通り

一、セイト˙チェストコバ市は二日に引續き三日も獨空軍の爆撃を受け地上部隊もまた同市を中心として激戰中である

一、ポーランド飛行隊は同市を包圍せるドイツ軍自動車部隊を痛烈に爆擊潰走せしむ、この戰鬪においてポーランド軍は四機を失つた

一、ポーランド騎兵軍隊は三日レズノ(ポズナン南方七十粁)方面の獨波國境を越へ目下猛烈なる追擊戰を行つてゐる。

【ワルシヤワ三日發同盟】政府情報に依れば三日ポズナン方面を爆撃したドイッ空軍の中六機はポーランド側高射砲隊に依り撃墜された。

【ワルシャワ三日發同盟】ドイッ空軍は非常な高度を飛翔して居りその機影を認めること困難であるが二日夕刻までにワルシヤワは六回に亘る空襲を受け午後八時以後市民の往來杜絕の狀態である、政府筋の情報に依れぱ二日までのドイツ軍の空爆に依る損害は

空撃された市町村  九四

死者  一三◯名

02 佛の陸海空三軍 一齊に軍事行動を起す
03 波軍、遂にチ市を放棄
04 在波米大使館 別邸に一彈落下
05 對歐根本策を決定 首相が參內して奏上
06 歐洲戰爭に介入せず 首相、帝國の態度闡明
08 ソ聯も豫備兵を召集
09 新任駐獨ソ聯大使 信任狀を捧呈
10 ソ聯プ將軍を 駐獨武官に任命
11 ソ聯も既に對戰措置講ず
12 皇弟ケント公を 海軍少將に任命
13 參謀總長宮殿下 御所管事項を奏上
14 獨との取引を 禁止 英貿易省の發表
15 英佛參戰に ワ市民狂喜
16 參議は全部 留任せん
17 英船ア號擊沈さる 大西洋上で水雷攻撃を受く
18 白堊館では大驚愕 水雷射擊受ける理由なしと 米大統領ア秘書發表
19 フ軍港入港 コースを制限 英海軍省が布告
20 ア號に百一名の 米人が乘船 米海軍委員會の發表
21 エジプトも獨と 外交關係を斷絕
22 駐佛獨大使館員等引揚ぐ
23 英陸軍首腦 更迭
24 英佛の責任は重大 フランコ將軍が演說
25 潮州西南の敵攻撃 粵東派遣軍が發表
26 我が為替銀行 外貨建取引を停止
27 柳川長官歸京
28 本日の天氣
29 歐洲列國の武力比較
30 伊、ア國に三緊急令
31 文部省次官 大村氏に決定
32 出征將兵慰問新聞七十三 けふの本紙寄贈者報社消息
33 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 英佛の對獨宣戰布告 歐洲遂に大動亂社說

獨波國境に於ける衝突から遂に獨波兩軍の戰闘開始となり、ヒトラー獨總統の命令一下、獨の空陸海軍は潮の如く五方面より波蘭に進擊し、到る處で激戰中であるが、獨軍は早くもワルシャワ北方八十キロの地點まで進出、波軍との間に一大會戰を展開しつつあると傳へられてゐる獨波兩軍の戰闘開始に依り、最も注目されてゐたのは英佛が波蘭救援のために起つかどうかであり、又英佛がその援助條約に依って救波に起てば、最も恐れられてゐる歐洲再大戰が勃發するのであるが、獨逸の豫想に反して、英佛は遂に對獨宣戰を布告し、敢然救波に起ったのである。英國陸軍は既に海峽を渡って佛國に上陸、對獨宣戰聲明と共に直ちに出動し所定の部署に就いたと傳へられ、曩の歐洲大戰廿五年目に同じ敵獨逸と再び干戈を交へることとなり、全力を注いで回避に努めた效もなく茲に歐洲再大戰の火蓋は遂に切られたのである。

獨逸がその常套手段である戰爭氣構へで英佛を抑へることが出來、遂に茲にほんものの歐洲大動亂を勃發せしむるに至ったのは、なんと云っても獨逸の認識不足とその外交失敗を擧げざるを得ない。獨ソ條約といふ爆彈で英彿を壓倒し疾風迅雷的に波蘭に殺到するといふ獨逸の計畫が蹉跌し、不可侵條約に依り却って日本及び西班牙を獨陣營より離し、對英佛威嚇の力を失ってしまったのである。これをみた獨逸は尚も戰爭の危機を煽りつつ對英交渉をなし、その腰くだけを狙ったのであるが、これが又英佛側に利用されてその戰備を整へさせたかの觀があった。戰爭氣構へで勝てず、血をみずに波蘭問題を解決し得ず、遂に本當の戰爭に移行せねばならなくなった原因は、英佛の決意と用意が昔日の比でないことの外に、獨ソ不可侵條約の失敗を擧げることが出來よう。

伊國が戰時體制を採りながら參戰せず、形勢監視の態度を執ってゐるのは英佛を牽制するためであって、英佛が對獨宣戰した以上、伊もその軍事同盟に依り獨逸に佐袒するものと見られてゐる。伊國がバルカンを抑へ、獨海軍がバルチック海を封鎖したため、英佛は直接陸軍を波蘭に派遣するは不可能であり、結局空軍又は獨佛國境に於て戰ふ外ないであらう。

しかしながら獨佛國境は堅固な要塞を互に築いてゐるから一朝一夕には勝敗を決し難く、結局は空軍に依って雌雄を決するものとみられ、空軍に關する限り獨逸側が英佛側よりも優勢であるから、獨逸側の作戰は空軍に集中し、その國情に依り飽くまで長期戰を避け、即戰即決に出でるのではないかと推測されてゐるが、何れが勝っても敗けても、往年の大戰の如く戰闘が永引くようなことはないとみられてゐる。

然らば何れが勝つかは今から逆睹するとは出來ない。今次の戰爭は立體戰であり、從って優秀且つ多數の空軍を擁する獨逸側が、假令一時的に英佛を壓倒するとしても、終局に於て獨逸が勝利を得るとは限らない。獨逸が優秀なる兵器と戰闘力を有し且つ物心兩面に亘って相當自信を持ってゐることは勿論であるが、しかし英佛だとてそれに順應した強靱性があるのである。獨逸側が即戰即決主義の作戰をとれば、英佛側は長期戰に出でるであらう。長期戰となれば國家總力戰であり、物資豐富ならず、且つ併合諸地方の治安未だ十分ならざる獨逸側に步が惡く、廣大な植民地と豐富なる資力を擁する英佛側に步が良いことは云ふまでもない。それ故に獨逸は一擧に波蘭を粉碎し、ソ聯の豐富なる物資に頼り、全力を西部國境に集中して英佛に對抗する作戰だとヒ總統が三軍に檄を飛ばしてゐるが果してその計畫通りに進捗するかどうかは今後の推移に俟ねばならぬ。

02 每月一と五の日に 定刻一時間前に出勤 興亞奉公に率先!示範 新竹市役所全員けふから實施
03 田中善立氏 福建丸で來臺
04 物淒い巴里の緊張 諸車姿を消し、歡樂街沉默
05 本島の庭球代表候補選手
06 日赤臺灣支部 救護班を派遣 六日編成式を擧行
07 重慶當局色を失ふ
08 蓬萊丸入港
09 歐洲各國の空軍勢力 量的には獨逸が優勢
10 田中善立氏 福建丸で來臺
11 又も重慶を大空襲
12 從化を占領
13 大湖郡庶務課長 船木氏任命さる
14 靖國丸に 歸國を命令
15 海運、貿易好轉せん 神戸から見た大戰景氣
16 荷受組合を作り 安い品物を提供 基隆商議が斡旋
17 祭祀公業の財產で 中學經營を可決 周可安派のヒット
18 遞信部職員の 水泳大會 廿三日東門プールで
19 臺北州郡視學異動
20 五映畫館を一丸に 統制會社を設立 稻江の關係者協議を進む
21 今週の天體觀覽
22 住吉公兒童溺死 玉石運搬作業中に
23 役場の產業技手 手付金を着服 北署で檢擧取調中
24 暴利取締に進一歩 仕入物品價格報告、領收證添附等 新竹署、商店責任者に指示
25 臺北秋競馬 三日目の成績
26 定期航空
27 人事消息報社消息
28 訃文:蔡賜銓
29 ときのこゑ
30 大阪商船臺灣出帆
31 日本郵船基隆出帆
32 辰馬汽船
33 大連汽船
34 臺陽汽船基隆出帆
35 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 戰時經濟對策を 統一調整に決定 時局經濟對策委員會を設置
02 支那事變と歐洲戰爭に對處
03 產組協會主催 產業組合座談會
04 歐洲大戰爆發し 株式は俄然沸騰
05 米英レート 大幅低落を演ず
06 英銀行四日休業
07 倫敦外國為替市場
08 橫濱生糸八十圓高 商內出來ず臨時休業
09 重慶政府 輸入稅を引下ぐ
10 時事經濟 我が貿易と 農產品の地位(四)
11 商工會議所主催 貿易振興座談會 谷口博士を中心に
12 本島對外貿易 七億圓へ肉薄 內外とも好調の一途
13 滿洲國經濟自立 根本對策を講究 物價通貨兩側面から
14 自動車聯合會 七日に臨時總會
15 米管座談會
16 臺北商工會議所 第一回物價委員會 國策順應を決議す
17 信用並兼營組合 貯金九千萬圓突破 躍進の一途を示す
18 照明燈
19 市價及商況 四日
20 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 初等獨逸語講座/西田正一
03 歌謠曲と小唄
04 圖像:蒙古聯合政府駐日辦事處大喜び
05 青年の時間 御民吾生ける驗あり/廣濱嘉雄
06 物語 宮本武藏(一)/吉川英治;坂東簑
07 圖像:大日本體操は厚生省から
08 國民歌謠
09 秋、笑ひの大猛撃 「あきれた百萬圓」 人情喜劇篇として完成
10 料理
11 趣味・娛樂 少しも苦痛なく 酒精中毒を治癒
12 あきらた百萬圓
13 子供の時間 童話劇 正直正吉/巖谷小波;童心座
14 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 二期作の水田を 蔗作區域に指定 竹山の地主農民に恐慌來
02 民雄商工業組合 發會式を擧行
03 鍬の戰士の 體驗發表會 けふ樹林公に於て
04 埔里街の大懇談會 大埔里三十年計劃を檢討
05 圖像:霧峰庄役場奉仕作業
06 御下賜品傳達式 重なる聖恩に遺族ら感泣
07 能高郡獸肉組合 總會を開催 同時に獸魂祭
08 路竹庄排英大會
09 業主懇談會 神岡庄にて開催
10 竹東郡產組職員 實務競技會を開催
11 埔里國語常用聯盟 けふ盛大に結成式
12 霧峰庄防火群 趣旨宣傳會を開催
13 豐原街壯丁團 恤兵金を提出
14 東港郡產組事務研究會
15 ローカルセクション報社消息
16 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍 (五)南京攻略から漢口攻略まで
02 事變に關する 內外主要事項
03 圖像:海の荒鷲部隊○○爆撃行
04 圖像:南京爆擊
05 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 高雄市を中心に 緊張裡に空訓實施 敵機現はるも大事に至らず 各地區共好成績を擧ぐ
02 花蓮港廳の國民貯蓄 割當は六十萬圓 一戶當り戶稅の四倍半
03 遺家族に授產 彰化市で講習所開設
04 圖像:產業報國會一周年記念大會
05 江藤部長歸廳
06 區長月例會 臺中市民館に於て
07 彰化の孔子祭 來る十七日執行
08 彰化郵便局員が 勤勞奉仕を實施
09 新評議員を迎へて 保護事業懇談會を開催
10 國立公園寫真展 臺中商工獎勵館で開催
11 農民の協力を望む 輪栽式耕作法の實施に當り/狩野正好
12 隻腳の勇士赤堀君 朗らかに賣店を開業
13 流腦患者續發 臺南市に新たな恐慌
14 臺南州の郡守市尹會議 來る七日に開く
15 中部書畫展 第五部の成績
16 彰化郡簡易國講 一日一齊に開所
17 彰化商工會議所 役員會を開催
18 印度兵逃亡は事實 香港漁場より歸港の六甲丸の消息
19 竹園公新築地鎮祭
20 密輸發覺さる 高雄稅關に於て
21 暴利商人と 惡仲介業者 臺南州に摘發さる
22 第三回皇軍慰問金領收報告(第三十三回)報社消息
23 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(16)/王昶雄;中村敬輝
02 十和田湖と女(中)/小寺重信
03 最近の哲學書 賣れるが、情ない/清水幾太郎
04 龍骨車 四十人の良人 六人の女が持つ
05 圖像:英國の赤十字展
06 學藝消息 女性ホルモン 死海から發見
07 シカゴの發明狂 發明品を發表
08 心聲漢詩

步我軍原韻並示燕京諸友/少奇、三疊說劍客中漫吟瑤韵/王少濤、次說劍社弟韵/朱啓南、大城訪吳澄江詞兄/說劍、笑園詞友以詩相示因倒疊原玉見志/林清敦、初秋客中書懷/臺東 洪寶昆、不繫舟/杜世平、呈仁榮詞兄/杜世平、次世平韻呈仁榮兄/郭少儀、次世平韻呈仁榮兄/蔡育材

09 圖像:耐熱自轉車行軍
10 廣告報社消息
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 獨佛戰端開始 四日來激烈な砲聲聞ゆ
02 佛三軍、一齊に行動
03 獨空軍、パリを空襲
04 波都をも大爆擊
05 英空軍、獨艦隊を爆擊
06 獨主力艦二隻大損傷(英國發表)
07 英機五機を擊墜(柏林發表)
08 國家の總力を擧げ 事變の解決に邁進 帝國不動の方針明示
09 倫敦株式取引所 休業を續く
10 芬蘭は中立
11 イランも中立
12 丁抹各港灣 入口を閉鎖
13 伊緊急令を發す
14 獨軍、三都市を占領
15 獨波戰線の戰況(獨軍發表)
16 マ、ジ兩線の素描 科學の精粹で構築
17 金口木舌/林正享
18 英海軍、商船護送計畫 陸軍は佛へ移動完了か
19 愈愈中立法を發動 ホワイトハウス發表
20 英政府スエズ航路 確保策を講ず
21 英國の相手はナチス政權 英首相が獨國民に訴ふ
22 獨逸の貨物船オ號 南大西洋で擊沈さる
23 英獨に和蘭政府 強硬抗議
24 印度の外國 為替管理令
25 丁抹に爆彈投下 國籍不明の爆擊機が
26 ア號擊沈事件 米人間に非難捲起る
27 ア號の船客 殆んど救助さる
28 希船コスチ號 機械水雷に觸れ沈沒
29 佛も擧國一致 內閣結成か
30 獨軍が毒瓦斯を使用 波大使館の發表
31 英、反戰ビラを撒布
32 ソ聯、駐日大使 館員大量更迭か
33 號外發行
34 明日の天氣
35 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 適正物價を急速實施 重要物品は漏らさず 全面的に公定價格制
02 思惑資金抑制に 大藏愈愈乘出す 先づ業者の自制に待つ
03 在伊邦人婦女子 箱根丸で歸國する
04 御下賜品傳達式 けふ市尹公室で擧行
05 高砂丸出帆
06 滿鮮學事視察團、十三日出發
07 生徒の制服統制 いよいよ最後的決定
08 小公學校兒童に 就學補助金支給 臺灣教育職員互助會
09 狼狽焦慮の蔣 緊急國防會議を招集
10 維新政府留學生團 一行卅六名賑かに入京
11 結核撲滅を 立看板で宣傳 大稻埕五ヶ所に
12 廣東女教職員團 小公學校を視察
13 獸肉行商に 屋臺式容器 北署改善に乘出す
14 圖像:慌しい東京外交界
15 纖維製品強制檢查 十月五日より實施
16 請負と結托 不正を働く 鐵道部員留置さる
17 慰問映畫會 五日から三日間
18 勅令公布
19 傷痍軍人講演會
20 濠洲デ杯を獲得 三隊二で米國を一蹴
21 慶明戰引分け
22 殉職坑夫慰靈祭
23 馬券を偽造し 拂戻金を騙取 南署で主犯檢擧
24 リオデジャネイロ丸に 鹿久丸が衝突
25 內務首腦異動
26 集金を着服
27 酒井榮藏氏逝く
28 定期航空
29 街で拾ふ
30 今夜の放送
31 商況 五日前場
32 今日の興行
33 民報案內報社消息
34 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(145)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 既成洋服は皆再生品 羊毛資源に役立つ毛ボロ 古靴下一つでも無駄出來ぬ
03 外貨獲得の勇士 輸出產業として 罐詰が大きな役割 日本罐詰協會調べ
04 婦人の喪服 略式でも弔意さへ 表はれてゐれば充分
05 麵類は色の 白いほど上等
06 竹と板で便利な 劍山の代用品 自分でも拵へられる
07 圖像:興亞奉公日英靈に參拜の女學生(靖國神社)
08 果物入りの ミルクトースト
09 健康によい 上手な歩き方 足は引きずらぬやう
10 コツの要る 樂器の手入れ 正しい取扱ひ方は?
11 流行して來た 小兒大敵百日咳 初期の症狀と看護法
12 古いパフの利用
13 秋茄子の揚物
14 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 英國政府は三日 獨逸に宣戰を布告 佛國も英國に呼應して參戰 歐洲、今や噴火狀態
02 今日の歷史
03 夜間スポーツの話 我が國も仲仲盛ん どんな種類があるか
04 圖像:帝都の興亞記念日
05 折疊式の釣船 製作費が僅か二十圓
06 防蚊マスクを 戰地の兵隊さんに 福岡縣下の中等學生
07 童話 公園のあさ(下)/をの・まさかた
08 圖像:土の戰士畫報(十)
09 世界奇聞
10 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 我不介入方針を通告 各大使に文書を手交頭條新聞

【東京五日發同盟】外務省下では四日の臨時閣議で決定せる歐洲戰爭不介入の方針を關係列國に通達するため五日午後五時より六時三十分まで米、英、佛、波、獨、伊各大使を順次外務省に來訪を求め阿部兼攝外相及び澤田次官より帝國の不介入方針を通告し併せて帝國政府の不介入方針を放棄するの已むなきに至らしむるが如き事態を惹起することなきやう注意を望む旨の文書を手交し夫々本國政府に傳達方を求めた

02 交戰國の考慮を促す 列國の支那事變に對する動向 帝國が重大關心の次第を申入 情報部長發表
03 “和平急速回復を計る” 歐洲大戰對處の新中國の態度 汪精衛氏署名の論文
04 敵大編隊と空中戰 廿二機を確實に擊墜 滿ソ國境
05 擱坐炎上の敵戰車 二百五十臺に達す
06 小龍坎上空に突入 多大の損害を與ふ
07 拗頂山、龍湖山の 敗殘敵を殲滅
08 東鄉駐ソ大使 モ委員と會談
09 佛軍の進擊狀況(獨佛瑞國境より侵入か)
10 ブ、グ兩市遂に陷落 波軍全く包圍さる
11 三週間に波を席捲 然る後西部戰線に兵力集中 獨軍當局必勝を語る
12 鰲頭墟を占領 花縣を突破した我軍
13 全參議留任に決定
14 參議會定例日 前內閣當時同樣
15 日本と同一態度 滿洲國政府が發表
16 文部次官は 大村清一氏
17 警視廳警務部長 後任は高野氏
18 トルコ政府 獨土通商條約更改拒否
19 南阿聯邦內閣 參戰問題で分裂
20 出征將兵慰問新聞七十四 けふの本紙寄贈者報社消息
21 英戰時內閣の 第三次異動
22 佛政府對獨宣戰を 各國に正式通告
23 モロッコ王國も 對獨宣戰布告
24 英佛に對しては 積極行動はとらぬ 獨國防軍當局の談
25 英空軍再び獨艦爆擊
26 二個の重大宣言 米國の中立に關して
27 ヒ總統親しく 前線を觀戰
28 ア號爆沈事件 英情報省の發表
29 西國は中立
30 ウインザー公夫妻 歸國許可申請出らる
31 ドーヴァー港 商船入港禁止 英海軍省發表
32 獨政府も發表
33 定例閣議
34 大阪商船臺灣出帆
35 日本郵船基隆出帆
36 辰馬汽船
37 大連汽船
38 臺陽汽船基隆出帆
39 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 再び二期米買上價格に就て社說

最近米界の環境の激變によって米價が著しく昂騰し、これがため米管案による二期米買上價格を引上げしなければならない事は先般既に提唱して來た問題である。然し若し今後內地新米出迴增加のため米價が低落の見透しさへつけば、現在の高米價は端界期に於ける一時的現象に過ぎないから、強ひて買上價格を改訂する必要はたからう。所がいま假りに本年の內地米作を最も大きく見積って五分增とすれば六千九百萬石となり、之に朝鮮本年の旱魃による減收を基礎として其の移出高三百萬石及び臺灣米五百萬石を加へれば七千七百萬石となり、內地一箇年消費高約八千萬石に比すれば約三百萬石の不足となる。尚本年度の持越高を六百萬石として來年度は僅か三百萬石しかない譯である。かかる需給狀態では今後假令內地新米が出盛っても恐らく米價大幅の低落は期待薄ではなからうかと思はれる。

かくの如く今後の米價は米穀自身の需給狀態から見ても低落の餘地多からず、且つ今回勃發した歐洲戰亂に刺戟されて物價は益益騰貴の可能性を有し、今後或は外米の輸入がなければ新改訂の最高米價も維持が出來なくなる恐れがある。外米の輸入と言っても今のところシャム米の輸入より外なく、假りに三百萬石の輸入を計畫しても石三十圓として九千萬圓の外貨を失ふ事となり、殊に船腹が極端に拂底してゐる今日に於てこれだけの船腹を調達する事も至難であると言はねばならない。斯樣に考へれば臺灣米の增產強化は戰時食糧確保の見地よりして重大な國策として登塲して來た事は故なしとしない。

既に臺灣米の增產が燃眉の急となった今日に於て、二期米の買上價格が時價に比し一袋約三圓も安い事は、單に臺灣農村に對する有形無形の影響が極めて甚大であるのみならず、米穀增產に對しても決してよき影響を與へる筈がない。殊に肥料高に加ふるに各種の公課負擔が加重しつつある現狀では、二期米の買上價格はいづれのサイドより見ても安きに失してゐる事は明かである。督府としても蓬萊米一石の管理利益が七圓以上に達した事は假令議會に於ける石二圓の聲明がなくても、決して適正な利益だとは言へないのである。

上記の如く二期米買上價格決定當時の米界事情と今日とは非常な激變を來してゐるのみならず、更に歐洲大動亂といふ歷史的大出來事のため層一層食糧確保の意味に於て決定された二期米の買上價格が既に新事態に即應する事が出來なくなったので、督府としては硬化した方針を固守する事なく新情勢に順應して適正に買上價格を改訂せられん事を切望して止まないものである。

02 生徒兒童の制服決る 資源節約と家庭經濟に一大福音 來年四月から實施
03 月並歌會御通題に 軍隊輸送 「秋露」と共に賜る
04 思惑資金を斷乎抑制 第十一條發動を表明
05 島都に防空綠地帶 來年度に豫算計上
06 新竹家政女の開校式
07 東臺灣電力、新興窒素披露宴
08 黃火木氏美擧 保護會で表彰か
09 朝鮮の國際電話 十月一日より開始
10 保護事業座談會 記念日に、要道館で
11 圖像:ダ市獨復歸の熱辯
12 戰慄の街ワルシャワ パンも肉も手に入らず 早くも戰爭の悲慘襲ふ
13 大戰と上海の經濟界 商品買の傾向增大
14 徒步旅行八年
15 貴島氏の美擧
16 長老教會を離脱し 自治獨立を旗擧げ 高雄中會、決意を表明
17 ゴム運動用品 加盟洩れ團體 二次申込受付
18 香奠返しに寄附
19 法政先勝す
20 トラホームの 新療法
21 朝風呂を廢止 月一回公休日も設定
22 濠洲庭球選手 來朝を中止
23 六人制野球
24 早大先勝 對帝大一回戰
25 王慶忠氏未亡人逝く
26 總督府辭令
27 富士丸無電
28 定期航空
29 人事・消息
30 ときのこゑ
31 澱粉製造機械
32 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 偏農政策を轉換し 工業と貿易の擴充が重點 谷口博士座談會の結論 臺灣經濟の將來觀
02 時事經濟 貿易省の設置 本軌道に乘る(上)
03 督府豫算案 けふ查定を內示 財務局の玉手箱注目
04 移出管理米の 輸送組合(假稱)を結成 五店代表の協議で決る
05 歐洲大戰に對處する 我が經濟方策確立
06 官鐵輸送陣營の 改善方策を協議 來る九月八日全島驛長會議開く
07 臺北手形交換 八月中は激增
08 十五、六年期豫定面積 十七萬二千餘甲 甘蔗植付濟九千三百甲
09 小麥は大增收
10 市價及商況 五日
11 照明燈
12 官鐵の營業收入 千三百萬圓突破 貨客收入とも增加
13 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 講演 支那國民黨の歷史/大西齋
03 圖像:九段の英靈にドイツ武官が參拜
04 浪花節 南雄空爆行
05 講演 最近の飛行機/木村秀政
06 琵琶 安宅の關
07 朝の修養 團體生活刷新の體驗談(六)/八島考二
08 圖像:秋季リーグ戰愈愈開幕
09 國民歌謠
10 料理
11 子供の時間 對話 雨と風/畠山久尚外
12 「父は九段の櫻花」 配役決定、攝影開始
13 「長脇差團十郎」
14 愛情一筋道 井上清に再生力を與ふ
15 「新しき家族」 濱本浩が見學
16 大庭監督新作 自身執筆の「姉の秘密」
17 海外映畫短信
18 廣告報社消息
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 生擴總進軍 彰化郡署保甲を動員
02 防諜馬公街團 二日盛大に發會式
03 圖像:首相、遞相明治神宮參拜
04 新高郡街庄事務講習會
05 竹山庄助役更迭
06 平鎮庄長の 重任運動 當局に陳情書
07 すは燒夷彈 それ擔架部隊だ 目醒し岡山郡防空訓練
08 圖像:田路中將の英靈還る
09 農事打合會 潮州街で主催
10 報國總動員團 北斗街盛大に結團式
11 勞働の歡喜 奉公日北斗郡守らが垂範
12 肥料の闇取引跋扈 帳簿を誤魔化して法網を潛る
13 圖像:興亞大學で阿部大將の獅子吼
14 早期納稅者表彰 潮州街公會堂に於て
15 献金二件
16 大林商工會組 合發會式 役員の陣容整ふ
17 神明會の財產を 遙拜所建設資金に
18 南投信組利下
19 能高郡警察官 非常召集實施
20 又も嬰兒遺棄屍體現る
21 肉屋に臺秤を 南投郡の物價取締
22 惡に惡を以て 博徒強盜を働く
23 ローカルセクション
24 白晝の窃盜 玉突屋を襲ふ
25 劇藥で鰻を毒殺
26 少年溺死
27 青物相場表
28 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍 (六)南京攻略から漢口攻略まで
02 圖像:戰友に見送られて南京蕪湖空爆に出動の我海軍機
03 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 弟の死を隱して 戰線の兄を激勵 諄諄報國の大義を諭す軍國の父 軍夫に纏はる美談
02 臺南州の保組聯 きのふ盛大に發會式
03 保甲の編成替へ 臺南署管下を八團に
04 高岡高野山館長 北支へ慰靈行
05 殉國忠靈敬弔法會
06 教職員排球大會 十日大里公にて
07 “四度襲い來たる 敵機も遂に空し” 一晝夜に亘る高雄市の空訓 好成績を擧げて終了
08 獨ソ不侵條約 その世界的影響 (下)/神川彥松
09 彰化消防組 十周年記念
10 木炭薪の斤量不足 一班家庭向きが特に甚しい 臺中署斷乎鐵鎚を下す
11 野菜行商人 組合を結成 嘉義署で打合せ
12 國策協力、百億貯蓄 花蓮郡の保甲民ピッチを擧げる 連夜の保甲民大會何れも大盛況
13 圖像:東京大學野球リーグ戰
14 兒童相撲大會
15 不埒な庄總代 肥料で不當利得
16 食料品の價格抑制 七府縣が懇談して耳寄りな計畫
17 嘉義市新火葬場 近く落成式擧行
18 嘉南大圳組合會
19 セールスマンは 既婚者に限る
20 第三回皇軍慰問金領收報告(第三十四回)報社消息
21 校長以下六教諭 行政處分に附せん 嘉義高女の遭難事件
22 自動車盜難事件 犯人の片割逮捕 善化に漂然現れてご用
23 人事・消息
24 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(17)/王昶雄;中村敬輝
02 十和田湖と女 (下)/小寺重信
03 讀書・編輯・創作/木木高太郎
04 龍骨車 芥川賞の「鶏騷動」 特異な題材と逞しさ
05 圖像:秋雲六題(一)栗
06 詩 寂寞/朱天順
08 月と私/簡貴川
09 鄉土に捧ぐ/醉生尊子
07 圖像:四本足プロペラ試作さる
10 短歌 滔滔/庄訊濃
11 學藝消息 語學者の都 聖都ヴァチカン
12 「マクロック 教授」 桑港で上演中止
13 心聲漢詩

贈仰山/覺齋、次仰山韻/可軒、禮耕芸兄悼珠詞題後/蕭献三、禮耕芸兄悼珠詞題後 其二/蕭献三、漫興步少奇社兄韵/潤琪

14 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 交戰國に道義的勸告 不慮の事態を誘發せぬ樣 帝國が考慮を促す
02 各國空軍の活躍! 獨機パリ附近空襲 全市に突如警報が發せらる
03 波空軍柏林空襲(パツト通信發表)
04 佛軍東部戰線に出動 (佛軍發表)作戰順調に進行
05 波都郊外砲聲殷殷 波國政府早くも移轉に決す 帝國大使館も移轉
06 英機と空中戰 DNB通信發表
07 獨戰車隧驀進
08 波の潛水艇を 獨艦が擊沈
09 廻廊の東西連絡完了 獨最高司令部發表
10 波軍算を亂して潰走
11 中立法を發動 米大統領正式に宣言
12 米國國務省 中立宣言を發表
13 金口木舌/林正享
14 邦人婦女子引揚ぐ
15 獨貨物船二隻 英に擊沈さる
16 正統派國民黨の 黨務機構と人事 第一次執監會議で決定
17 阿部內閣の政策綱領 發表は困難視さる
18 中立法案破れ 結局對獨宣戰か 南阿聯邦議會
19 獨汽船續續逃亡す 中立國の領海內に
20 明日の天氣
21 除隊兵を延期 ソ聯の應急手段
22 紐育棉花相場暴騰
23 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 天津英租界は平靜 獨逸人との取引を中止 物資は一時差押ふ
02 暗殺犯人を引渡す
03 市立太平青年學校 愈愈廿日から開校 出願は十五日迄
04 日赤救護班編成式 引續き壯行會擧行
05 山本審議室事務官上京
06 “蔣は下野外遊せよ” 褚民誼氏が通電
07 廣東人抗戰の心理/王仙脚
08 暴利雜貨商に嚴重戒告
09 兩神社御造營奉贊會 基隆分會は七日に發會
10 教員排球番組變更
11 產業組合座談會 八木教授を中心に
12 紐育株式も大暴騰 工業株卅種平均十弗三仙高
13 軍人遺族授產所 けふ開所式を擧行
14 美男番頭 集金を橫領遊蕩
15 秋季產婆試驗 願書は廿日迄
16 合格壯丁全員に 指導教育 基隆鄉軍分會で
17 情婦を斬る
18 “選擧人名簿に 登錄洩ない樣” 市民の注意を當局希望
19 興行場等一齊檢查
20 扶雲社が献金
21 定期航空
22 人事・消息
23 街で拾ふ
24 今夜の放送
25 商況 六日前場
26 今日の興行
27 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(146)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 極端な潔癖も 強迫觀念症の一種 強迫觀念の種種相と治療法/安部達人
03 夕食を重く見すぎた 獻立を修正! 一食每に完全な營養をとり 仕事の能率をあげる
04 家庭でできる 毛布の消毒洗濯
05 圖像:喜びの兩家庭
06 中年婦人達へ 厭味ではない程度に 美容をこころ掛けよ
07 肌の基礎工作 各人各樣に整膚心得五ヶ條
08 お腹の加減の惡い人に 溫かいトマトスープを
09 ス・フタオルの代用品 ヘチマを使へ
10 ハイキングの寵兒防水布 お家での作り方
11 シミ拔に使った揮發油 この方法で再び新しくする
12 荒性の方へ 白粉をしっとり つけるには
13 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 滿洲國皇帝陛下 明年再び御來訪 皇紀二千六百年祭を 御祝ひ申し上げる為
02 圖像:松島中佐赴任
03 今日の歷史
04 陸軍省への献金 四千六百萬圓 事變より八月十五日迄
05 新しく生まれた 蒙疆聯合自治國(上) どんな所でせうか
06 圖像:英國主力艦
07 皆さんの作品を募集報社消息
08 圖像:土の戰士畫報(十一)
09 童話 泥棒の話(上)/青柳瑞穗
10 螟虫莖を切取 淺口郡下の兒童達
11 子供を刺し殺す 恐しい毒貝 沖繩縣の沿岸にゐる
12 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 獨機又もパリに飛來 高射砲が一齊に唸る頭條新聞

【パリ六日發同盟】六日午前三時十四分ドイツ機と覺しき軍用機數臺が又復パリ上空に飛來した高射砲は一齊に火蓋を切り曉のパリ全市に物凄い轟きをたてたが果して右飛行機がパリ附近に爆彈を投下したか否かは未だ判明しない

【パリ六日放同盟】パリ全市は六日拂曉に續き同日午後一時四十分に至り再び空襲警報を發し三時半の後午後五時十分警報は一先解除された

02 西部戰線の戰況(APのパリ電)
03 圖像:奮戰のポーランド陸軍
04 怪飛機白國 上空を飛ぶ
05 スペインも 防衛強化
06 平和勸告ビラを投下 英機、獨逸工業地帶に
07 在北支交戰國及び 中立國軍の動向 我北支軍重大な關心
08 蓮沼中將參內 天皇陛下より優渥なる 御嘉賞の御言葉賜はる
09 國際棉花會議
10 スミグリ元帥 辭職說傳はる 波軍の總司令官
11 獨軍、キ市を占領
12 カナダも戰時體制へ 豫備兵續續召集さる
13 パナマ運河地帶 中立を宣言
14 ソ聯の動向注目さる 特別軍事會議を開く
15 三千餘萬弗に上る 軍用機の積出不能 米國中立法發動の結果
16 草鹿參謀長 上海英佛指揮官を訪問
17 賀屋北支開發總裁 神戶發赴任
18 戰時經濟緊急 法令を公布 獨逸國防最高會議
19 出征將兵慰問新聞七十五 けふの本紙寄贈者報社消息
20 維新政府の對歐策 日本と同態度に出でん
21 臨時政府も 適切な措置
22 伊が物資 禁輸を發表
23 香港政廳が 獨人財產沒收
24 獨潛水艦を掃蕩 英艦隊、北海と太平洋で
25 臨時閣議
26 連日閣議打切
27 駐獨佛大使 一行パリ歸着
28 岩永氏の餘榮 勳三等に敘せらる
29 英國のデマ 日英同盟の締結近しとか わが出先當局憤慨
30 前閣僚に對し 前官禮遇賜ふ
31 國際聯盟も 事業一時中止
32 柳州を爆擊
33 本日の天氣
34 民政黨政務官候補
35 大阪商船臺灣出帆
36 日本郵船基隆出帆
37 辰馬汽船
38 大連汽船
39 臺陽汽船基隆出帆
40 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 中等校入試に學科全廢 文部省決定の受驗地獄對策社說

全國中等學校に於ける例年三月繰返される入學試驗地獄問題は教育界永年の懸案として最も文教當局、教育家並びに兒童父兄の頭を惱し心を痛めてきたところであるが、然し本問題の根本的解決は公私立學校の增設と私立學校の監督助成を強化する事によって公私立差別の撤廢とに依る外なく、唯その緩和對策としては從來種種な方法を講じ、或は準備教育を禁止して口頭試問を強調し、或は學科試驗を減輕して體力考查を重視するなどを試みて來たけれど、何れも兒童の心身に及ぼす弊害を完全に除去し得ないのである。勿論試驗地獄の根本對策たる學級增設は物資節約の今日の時局下では容易に現實の問題となり得ず、唯その緩和方策に關しては、豫ねて文部省で研究を進めてゐたので、去る八月廿六日石黑次官を中心とする協議會に於て、明春三月に文部省としては學科試驗を廢止する方針を決定し、近くその具體的方針を地方廳に指示する事になったことは受驗兒童を持つ父兄の注目さるる大きな問題である。

中等校入試の學科廢止に代るべき新考查方法については、文部省教育調查部の決定した成案に依れば、體力、人物考查、並びに內申書の三者を等價値に評價採點することになり、そして(一)內申書は小學校側では校長、首席、受持訓導の三者が作成し、又中等學校側では校長、首席、生徒監、關係教職員が考查に當り各府縣では學務部を中心に考查の監督調查機關を設ける(二)人物考查には趣味、性向國民的常識を考查するのを主とし、知的なものはこれを廢する。例へば考查官より興亞奉公日の趣旨を說明し、この日に小國民は何を為すべきか等を質問するが如きである。(三)體力考查は從來各府縣で行ってゐるものと略同じといふ案である。この新しい考查方法によっても又幾多の弊害を伴はないとは云へないが、受驗地獄によって兒童の心身を傷め、かくては明年から實施の智德身心練成をめざす國民學校の創設も又學徒隊編成の趣旨も沒却される損失に較べれば先づ致し方がないといふべきであらう。

我が本島に於ける中等校入試地獄緩和策についても、近年來教育當局に於ては準備教育を嚴禁し、體力考查を重視する方法を講じてきたが、然し學科試驗の存置してゐる限り、落伍を覺悟する鈍感兒童の外は自ら準備勉強を為さざるを得ず、且つ子弟の向上を望む父兄に於ても過度試驗勉強をすすめないにしても、それをとめる氣持ちは出ないのである。故に今後興亞の大業を分擔すべき重任を背負ふ本島の青少年教育は須く文を修めると共に武を鍊り、特に行的訓練に重きを置く文部省の新教育方針に照應して行はねばならぬから、入試地獄に對する緩和策も內地と同じく、來る新年度より學科試驗を廢止すべきであると思ふ。ただ新考查方法の實施については情實による內申書の不正記載、或は內申書の偽造、內臺人兒童の差別扱ひなどの弊害を絕對に生ぜざるやう文教當局の細心なる注意と嚴重なる監視とを以て公正に勵行せねばならぬことは言ふを俟たないところである。

02 歐洲の戰雲を反映 上海で英佛獨抗争 國旗を裂き使用人解雇等 睨み合ひいよいよ深刻
03 戰雲渦卷く歐洲へ 諏訪丸十日に出帆 斷然出る三島船長の決意 世界に誇る海運日本!
04 清水神社に奉告祭 廿四日盛大に執行 大甲郡の梧棲築港祝賀
05 圖像:維新政府留學生團初めて來朝
06 通州軍官學校生徒帝都入り
07 日赤救護班 いよいよけふ狀途へ
08 廢物、鳳梨の皮から 酢を製造に成功 田中工研技師の研究に凱歌
09 基隆市の 地區振興會 いよいよ結成に決定
10 炭燒の賣惜しみで 臺北市薪炭缺乏 七萬の臺所悲鳴を擧ぐ
11 富士丸入港
12 高雄商議の役員會
13 日本領海內の迷彩 ナチス精神に違反 ア號の塗替へに獨領事警告
14 “夏と防犯” パンフレット五萬冊を 臺北州、管內に配布
15 新竹州に又 瀆職事件發覺 刑事課活躍關係者數名留置
16 滿國、物價大綱決定 具體的成案も成る
17 蘭陽高女の 新校舍起工式 きのふ盛大に擧行
18 舟木軍屬の 新竹市葬
19 故岩永同盟社長 特に敘勳せらる
20 華中代表着京 各方面を視察
21 司法異動發令
22 開業者金稼ぎ 前科者再び惡へ
23 白痴が溺死
24 法政が再勝 法立第二回戰
25 慶應が勝つ
26 陳刑事判決延期
27 總督府辭令
28 人事消息
29 定期航空
30 ときのこゑ
31 廣告報社消息
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 銃後の守り固し 事變公債の發賣高七億四千萬圓 臺灣より六百六十四萬圓
02 新茶館の在庫を 認めて双方妥協 包種茶の輸出割當決定
03 歐戰の影響で 山元で包種茶製造 當局の取締要望さる
04 時事經濟 貿易省の設置 本軌道に乘る(中)
05 國府官邊に 多大の脅威
06 上海海關の 徵稅事務 正金銀行に委囑
07 稲作のギャング 鐵甲龜蔓延の兆 肥料の增配が急務
08 歐洲戰亂のため 通商政策再を檢討
09 臺灣山林會の 第四回全島大會 來月三日花蓮で開く
10 臺灣商工會議所 常議員會議を開催 十一議案を審議可決
11 歐洲戰亂と 株式の前途觀
12 資金調整發動說 株式人氣を抑制
13 海運政策一轉し 遠洋海陸へ進出 近海も確保の方針
14 磅貨對外レート 英蘭銀行で改訂
15 支那事變貯蓄債券 前景氣が良好
16 石油販賣組合 近く創立總會
17 新經濟語解說 日本銀行納付金
18 市價及商況 六日
19 照明燈
20 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 詩吟物語 (橫井小楠)木村毅作
03 圖像:日滿華陸上競技(一)
04 海豹島に於ける膃肭臍と ロツペン鳥(錄音)/小能桿
05 歌謠曲
06 俚謠/盛岡市有志
07 圖像:敵機いざ來れ
08 料理
09 最後の友情
10 「地中海」 九月に封切 東和商事の封切陣容備ふ
11 「淚痕」 關東大震災を再現
12 ツアラ・レアンダー 初見得! 期待の「南の誘惑」
13 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 農家庭先に萌える愛國蓖麻 道路、空地をも生かす 旗山郡、七十萬斤增收
02 米作三萬石 臺東郡增產の指導へ
03 圖像:熱狂する兜町
04 歸還軍夫歡迎會
05 生擴打合會 南投郡保甲組合役員を招集
06 竹南庄教化聯 評議會を開催
07 此處にも肉饑饉 供給に先走る需要
08 恒春郡防空訓練豫習指導
09 武道講習會 南投芳美公にて
10 害虫驅除の指導 麟洛柑橘組合の主催
11 柑橘立毛評品會
12 海の幸を求めて 水產恒春郡のスケジュール
13 旗山郡米統組合總代會
14 圖像:櫻井大佐歸京
15 彰化郡の生擴計畫 郡下保甲役員を招集して打合會
16 圖像:建設の北支視察より柳川長官歸る
17 南投信組役員會
18 ローカルセクション
19 臺北市中央市場 青物相場表
20 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍 (七)南京攻略から漢口攻略まで
02 圖像:將に艦上を離れて任務に就かんとする海軍 ○○機
03 圖像:漢口爆擊に向ふ海の荒鷲
04 圖像:堂堂白浪けって敵地へ向ふ潮江部隊
05 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 銃後美談の三重奏 忠孝一本の實踐者 本島人の麗はしい心掛
02 肥り往く高雄市 社會課愈愈よ獨立 新廳舍轉移と共に實現
03 新廳舍竣工 十六日落成式を擧行
04 “司法保護記念日” 來る十三日三成協會、各州の催し
05 竹園公地鎮祭 嚴肅に擧行さる
06 圖書座談會 屏東圖書館の主催
07 佳里に綜合運動場 郡民の勤勞奉仕で建設
08 花壇庄防衛群 盛大に發會式を擧行
09 圖像:上、蒙疆新政權主席推擧式(中央)德王(德王の右□印)夏恭(德王の左△印)于品卿(その左○印)李守信(九月二日寫)下、同日の民眾大會旗行列
10 防衛群訓練
11 嘉義市新民公會の 排英大會は中止
12 田浦神社祭典 蕃人踊りで賑ふ
13 小ダム築造計畫 臺南州下に四ヶ所 經費國庫支辦で實現氣遣はる
14 高砂族に厚生の道 加工講習會を開催 嘉義郡棕梠加工に着眼
15 ヘロン異變 黴が生へて愛好者悲鳴
16 西林技手事件 檢察官が控訴 來る十三日公判
17 遺家族の授產講習所 華華しく開所式 彰化隣保館に於て
18 屏東植物檢查所 愈よ工事に着手
19 彰化市議員月例會 五日市食堂に於て
20 臺中州美術展 けふ華華しく開幕
21 船員の献金
22 第三回皇軍慰問金領收報告(第三十五回)報社消息
23 彰化市合資會社元茂商行報社消息
24 消息
25 自轉車の取締緩和
26 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(18)/王昶雄;中村敬輝
02 島民歌謠 入選の作品五篇決定
03 黃表紙 江戸の市井生活を反映 (上)/森銑三
04 龍骨車 秋聲の研究 「新潮」九月號
05 圖像:秋雲六題(二)稻穗
06 詩 花すすき/雅葉;片岡晄
07 學藝消息 俳優の鬼門は 登錄認定官
08 興亞奉公日に 遺家族を招待 松竹と新興が
09 心聲漢詩

四十生辰述懷/少奇、四十生辰述懷 二/少奇、次洪寶昆君韻/洪特授

10 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 波國新首都ル市も けふ砲火を蒙らん A.Pのベルリン電
02 佛軍ザールに進出 空軍も協力、工業地帶を猛爆
03 獨機、英東海岸に出現
04 クラカウを獨軍占領
05 獨軍側發表の戰況
06 英陸軍の改組 英情報省公表
07 波國側發表の戰況
08 波政府の一部遷都
09 英佛共同で 波國へ融資 八百五十萬磅を
10 秘露中立を宣言
11 關係條約の 義務を停止 英情報省發表
12 物動計畫の改訂 伍堂、青木兩相懇談
13 歐洲の悲劇は 亞細亞の黎明 印度獨立聯盟が宣言
14 金口木舌/林正享
15 圖像:阿部首相宮中に參內
16 帝國方針を說明 三浦上海總領事 各國總領事を訪問
17 投機の抑制に 政府相當強固
18 南阿聯邦の 新內閣 戒嚴令を布告か
19 紐育砂糖相場騰貴
20 明日の天氣
21 愛の凱歌(41)/戶川貞雄;松田文雄
22 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 獨機襲來の警報に 縮み上るパリ市民 轟く高射砲火に生色なし
02 大戰當時宛らの相貌 戰時公用志願の婦人殺到 戰時體制下のロンドン
03 圖像:オットー獨大使聲明
04 敵遺棄死體四千 從化方面の我戰果
05 交通座談會 新竹署で開かる
06 醫學部診療班歸臺 貴き使命を果して
07 小公教員の 體育講習會 來る廿三日より
08 義教原則論を質疑 次回から經費を協議
09 基隆署事務檢閱
10 新閣僚を語る(一) 算數が得意だった阿部首相 宇治川電氣林安繁氏談
11 赤十字救護團 けふ蓬莱丸で出發
12 傷痍軍人に報人 半額で理髮奉仕 全島九理髮營業組合の至情
13 新竹州保甲會館 十二日地鎮祭を擧行
14 市バスの親切週間終る
15 空の新巨船 新ツエ伯號試驗飛行
16 獨逸船ブ號の ブイ二個を發見 同船の運命氣遣はる
17 海軍に献金報社消息
18 臺北弓道大會
19 金買上價格の 引上げ論が擡頭 大藏當局引上の意思なし
20 梧棲築港起工式 總督が臨場
21 國際洋服商會議 スイスで開く
22 獨逸、要塞を公開 ジーグフリード線を上映
23 大西洋成層圈 橫斷計畫 米の百萬長者ヒ氏が
24 列車を一時 停車させた男
25 兩頭の小牛
26 おうむは稅が嫌ひ
27 濱田國松氏逝く
28 廣東女教員團 十六日に歸廣
29 定期航空
30 今夜の放送
31 商況 七日前場
32 今日の興行
33 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(147)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 人的資源の擴充 母親の體位向上と 育兒知識の獲得から/古屋芳雄
03 絹靴下の梯子目 修繕の機械出現 洋裝婦人の惱みも解消
04 都市よりも高い 農村の死亡率 主婦よ衛生知識に目覺めよ 保險院理事官越田久松氏談
05 圖像:非常時少年
06 皮の利用 トマトと水蜜
07 事故で起り易い 空腹での外出 注意力がなくなるから
08 梅加工品は澤山 お作り下さい 家庭食糧、軍糧食として いくらあっても足りぬ
09 秋の毛拔け豫防 椿油を溫めて毛根へすり込む
10 用便紙の箱
11 汗どめになる燒明礬
12 紙上病院
13 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 內地の中等學校 入學試驗を全廢 その代り內申、體力、人物の 三つを考查する
02 縣から貰った小遣 残りを献金 さすがに勇士の娘
03 新しく生まれた 蒙疆聯合自治國(下) どんな所でせうか
04 今日の歷史
05 圖像:英空軍に大童
06 お母さん學校 「サイタサイタ」のお勉強
07 童話 泥棒の話(下)/青柳瑞穗
08 圖像:土の戰士畫報(十二)
09 大別山脈からの 押花が咲いた 世界的に珍しい話
10 各學級に學級旗 一致團結の精神養
11 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 天皇陛下きのふ 陸士卒業式に行幸 壯烈な演習を御觀戰頭條新聞

【東京七日發同盟】 陸軍士官學校第五十二期生及び陸軍航空士官學校第十九期生の卒業式は七日神奈川縣座間町(相武台)の陸軍士官學校で舉行された、この日 天皇陛下には御軍裝を召させられ午前八時四十分略式自動車鹵簿にて蓮沼侍從武官長、松平宮相、百武侍從長以下を隨へさせられ宮城御出同九時原宿驛御發車宮廷列車にて十時二十五分原町田驛御着車、山室士官學校長、寺倉航空士官學校長以下の御出迎へを受けさせられ同四十五分相模原演習場に御着山室校長御先導申上げ御徒步にて高地の御野立所に入らせられたこの日天晴れて新秋の氣相武の山野に充ち滿ち 陛下御座所に入らせられるや士官學校生徒隊長赤柴少將統監の演習部隊は光榮に感激、意氣彌々高く攻擊、防禦の二軍に岐れて壯烈なる演習を開始した、銃砲火の炸裂、地軸を接かす戰車の驀進、砂塵をあげて突進する騎兵部隊、喊聲を舉げて突撃に入る步兵部隊更に地下部隊に呼應し空を壓して編隊來襲する爆撃機の轟音、茲に攻防大立體戰は息詰るやうな熱戰を展開し續いて航空士官學校卒業生に依る飛行演習が行はれた 陛下には山室、寺倉兩校長の御說明に終始御熱心に御觀戰あらせられ十一時半演習終了續いて御先着の

閑院參謀總長宮殿下をはじめ各皇族方に御對面、陪觀の畑陸相西尾教育總監以下各將星等に謁を賜はつた次いで御愛馬白雪に召させられ演習參加の將兵を御親閱終つて略式自動車鹵簿にて正午士官學校着御、便殿にて御休憩、御晝食の後午後一時同校講堂にて卒業生の御前講演を聽召され續いて兩校卒業生に依る作業を臠はせられ同五十分同校々庭に於ける卒業證書授與式に臨御遊ばされた、終つて諸員最敬禮裡に同二時二十五分同校御發四時十分原宿驛御着、宮城に還幸あらせられた

02 佛軍越境し數粁進擊 中立國軍事消息通報道獨軍無抵抗後退
03 佛は北部國境に全力 佛軍は目下膠着狀態に陷る
04 圖像:歐洲第二の大戰へ
05 聖上御祝電を 御發送 伯國獨立記念日に
06 英國陸軍は續續 フランスに上陸 兵力は世界大戰當時以上か
07 ム首相の新調停工作 英佛獨伊會議案を新に作成 チ外相、英大使會談を通じ英の意向打診か
08 英、財政の戰時 體制移行に大童
09 事變處理が最大目標 新政權と國交調整建設に邁進 新內閣の政綱政策十二日閣議で決定發表か
10 行政機構改革(省のまで廢合進む) 政府、決意を表明せん
11 イラク政府 對獨國交斷絕
12 戰火波及に戰戰恟恟 リュクサンブール大公國
13 出征將兵慰問新聞七十六 けふの本紙寄贈者報社消息
14 南阿聯邦政府參戰を表明 獨との間の戰爭狀態を認む
15 稅制調查會 小委員會を開催 質疑應答の論點
16 獨、和蘭政府に 緊急の申入れ
17 イ號擊沈さる ドイツ貨物船
18 米人數名死亡 英船ア號擊沈で
19 出入の船舶に 嚴重檢索實行 新嘉坡當局
20 程氏暗殺犯人を 軍律會議に附す 我が天津憲兵隊で
21 第二豫備金 支出を公示
22 駐滿大使更迭 梅津中將が兼任
23 西園寺老公 元氣で坐漁莊に
24 專任農相の 設置法を陳情 帝農代表首相訪問
25 臨時閣議
26 ポンドリンク 當分變更せぬ
27 大阪商船臺灣出帆
28 日本郵船基隆出帆
29 辰馬汽船
30 大連汽船
31 臺陽汽船基隆出帆
32 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 波蘭遂に英國の犧牲か社說

英國の歐洲外交の核心は獨ソを如何に戰はすかにあった。英國は獨ソ兩國が健在である限り枕を高くして寢られないのであるが、自ら一戰を交へるの勇氣なく、只管彼等兩虎が立上り、血みどろに戰ひ拔いで疲れ切る機會を狙ひ續けて來た。チェッコ問題ではチェンバレン首相自らベルリンを三回も訪問した事其れ自體が既に敗北を意味するものであったが、單に戰爭を嫌ってアノ全面的敗北に甘んじたのではなく、胸底には深遠なる策謀を秘めての事であった事は想像するに難くないのである。即ち獨逸の東進によってソビエートとの摩擦の生ずる事を豫期してゐたのである。此の目的なくして如何に老ひたりと言へども、あれ程呆氣なく獨逸の前に膝を屈する程善良にして無欲な英國ではない。一方獨逸としては此の老獪なる英國の腹底を十分見透し此れを巧みに利用して一擧にチェッコを片づけてヒットラは黑い舌をペロリ出した。それでも英國は夢さめず、今度は一步進めてソ聯と直接友交を結ばうとしたのは世人の記憶に新たなるものがある。

消息通の報ずるところによると獨逸は昨年來使節的意味を以って幾人かのナチ黨員をモスクワに□り親交工作をめぐらしてゐる。此れは獨逸として英佛を牽制する唯一の方法と考へたのである。ソ聯としてはブルデュア民主主義國家たる英國とは利害關係ともあれ思想的には世界の何國よりも英國とは相容れざるものがあるのであるから、英國と接近するよりも、獨逸と接近する事の有利である事を十分秘めて居ったであらう事が想像出來る。此のソ聯の腹を見透して獨逸が秋波を送ったのであるから、茲に奇しくも北極と南極が相接すると云ふ理論を超越した現實が芽生えて來たのである一方英國が獨ソ接近をかぎ出し英ソ親交政策の實現に積極的方策を講じたのであったが既に遲く遂に結論に達せずアヤフヤの情態におかれて居た折柄突如として獨ソ不可侵條約が現實として地球の表面に現はれた。驚いたのは獨り平沼內閣のみでなく殊に英國の驚愕は想像以上であったであらう事が判る。此處に於いて英國は飜然として獨ソ戰爭の夢がさめ主客顛倒の現實に曝されたのであるから、其の望むと望まざるに拘らず斷乎獨逸に對し強硬ならざるを得なかった歐洲動亂は此處から生れたと言ってよからう。

英國の對獨逸宣戰布告は外見頗る華華しく英國遂に起つの感を起さしめたのであったが、今日迄の情況を觀るにワルシャワの運命既に旦夕に迫ってゐるに拘らず英國は援兵の一人も出さず、空から和評勸告ビラを投下してゐるのである。英國が真に戰意なき事は最早明らかとなった。此處に於いて哀れを留めるのは善良なるポーランドのみである。ポーランドば英國の空言をアテにして強硬反獨行動に移ったのであるから其の責任は勿論英國にある。英國はチェッコとポーランドを自己の責任に於いて獨逸へ提供したのである。併しチェッコは血を流さず丸吞みにされたのであったが、ポーランドは今や強靱なる牙齒に喰はへられ全身血みどろとなってもがいて居るのである。猛獸の前の羊を救ふのは英國ではなくなった。從ってポーランドの敵は獨逸でなく英國である事を吾人は銘記しなければならぬ。

02 士林、北投及び鷺洲を 近く臺北市に編入か 市域擴張調查終る
03 砲煙渦卷く波都に 蜂谷參事官ら籠城 勇敢に執務を續く
04 新會社の出現で 桐材業者が吃驚 競爭入札拂下を陳情
05 圖像:ポーランドの陸軍
06 南支學事視察報告會
07 新閣僚を語る(二) 獨往邁進型吉田海相 滿拓公社總裁坪上貞二氏談
08 貯銀新竹支店 きのふ披露宴
09 羅東で防空豫備訓練 七、八の兩日に實施
10 奉贊會規定可決 いよいよ募集に着手
11 水泳第一課 廣東女教員團一行 東門プールで手解き
12 講演映畫の夕 基隆保護記念日
13 清涼飲料水 の一齊取締
14 東臺灣電力の 創立披露宴
15 “誤診による過失致死” 醫師を相手取り告訴
16 臺北秋競馬 第四日の番組
17 片假名講習會(基隆) 無筆有權者に對し
18 贓品の山 空巢狙ひ捕はる
19 防空映畫の夕
20 カフエー孔雀 新築上棟式
21 大和丸無電
22 ときのこゑ
23 庄葬謹告:范樂
24 訃文:呂家聲
25 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 稅關鑑定官會議 きのふ臺北で開かる
02 八月積遲れ蓬莱米 多少の值引きで解決
03 臺灣の工業化 港灣の整備が急務 山下東臺灣電力社長談
04 中島財務局長訓示
05 幹事驛長會議 鐵道ホテルで開催
06 故銅鐵屑回収 七千瓲に肉迫 島內と內地で消費
07 滿洲輸出茶の 割當正式に決る 新業者も認めらる
08 滿洲、第三國向 輸出茶組合創設 八、九日に創立總會
09 自動車聯合會臨時總會で タイヤー配給を要望
10 英國の禁制品
11 臺灣對外國貿易 全面的に激增 八月中の輸出入
12 臺灣棉花配給組合 創立總會を開催
13 照明燈
14 市價及商況 七日
15 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 ラジオ風景 大陸に聽く
03 圖像:日滿華陸上競技(二)
04 朝の修養 陣中の歌(一)/佐佐木信綱
05 物語 探險英傑傳(五) 南極探險のアムンゼン/清水哲
06 國民歌謠
07 料理
08 「夜のタンゴ」 東和商事へ!
09 コロムビア映畫特作 「素晴しき休日」 國際館に於いて上映中
10 ダリヤの切込み いま思ひきつて切れ 秋の花を大きく咲かせる
11 軍國日本感激譜 「父は九段の櫻花」 脚本執筆開始、秋最高豪華巨篇
12 廣告報社消息
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 御稜威に銘肝 襟を正しめる土の戰士座談會
02 熱帶農業の先驅 國歌合唱に明ける 知本農場の開拓村
03 圖像:警防團旗授與式
04 皇民劇 近くご披露
05 時ならぬ豪雨 竹山の連絡杜絕
06 產組長會議 六日海山郡で
07 豚肉饑饉募る 一般商況にも影響
08 東海バス顛覆事件 第三回公判を開廷
09 二林街男女報國團 勢ふ九千名の結成式
10 家賃值上げ 借家人が大恐慌
11 便桶燒却
12 鑑札制に黃色い悲鳴 豐原カフヱー界に秋風立つ
13 屏東市の 豚肉騰貴
14 四十男の猫自殺
15 ローカルセクション
16 呂家聲翁逝去
17 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍(七) 漢口攻略後より海南島上陸迄
02 圖像:浦東攻擊
03 南京攻略から漢口攻略まで
04 制海、制江、 制空の回顧
05 圖像:遡江部隊を援護する我海軍
06 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 素人科學戰士が 蝙蝠の捕獲に一肌 困拔いた臺南州大喜び
02 第二種防空訓練 近く花蓮港廳で實施
03 郡守市尹會議 きのふ臺南州で開催
04 木炭饑饉緩和策 當局調查に乘出す
05 圖像:電力節約の強化廿萬に擴大 電力業者を招集對策協議會
06 軍夫陳超君 無言の凱旋
07 臺中州農會主催の 視察團近く出發
08 古物商防諜組合 きのふ臺中署で結成式
09 彰化郡金運動 功勞者を表彰 鹿港街にて擧行
10 阿部新內閣の指標(一) 國內體制の組織化が中心使命
11 佛教大講演會 臺中寶善堂にて
12 豫防注射効を奏し 腸チフス患者一掃 苦心の彰化市に凱歌
13 圖像:伍堂商相の家庭
14 花蓮港街又も大火 ガソリンスタンドから發火 住家その他數棟燒失
15 大戰景氣の悲劇 株式店と顧客の悶着
16 樓主と用心棒 遊客を袋叩き 双方から訴訟提起
17 轉業相談所 高雄商工會議所で 設立の計畫を樹立
18 高雄旭青年學校 近く開校式の豫定
19 彰化郡の事務臨查
20 拓洋水產高雄に事務所
21 人事・往來
22 訃文:吳貴英
23 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(19)/王昶雄;中村敬輝
02 黃表紙 江戸の市井生活を反映 (下)/森銑三
03 文藝時評(一) 創作の動機と 「あさくさの子供」/高見順
04 龍骨車 音樂の兩樞軸 全體主義と民主主義
05 圖像:秋雲六題(三)實りの秋
06 朝/獨木
07 農村青年の歌/雅葉
08 俳句 母といさかふ/王碧蕉
09 心聲漢詩

渡華留別東墩諸社友/蔡朝騫、渡華留別東墩諸社友 其二/蔡朝騫、呈林少英老先生依仙石君韻/蔡說劍、呈林少英老先生依仙石君韻/廖重光、呈林少英老先生依仙石君韻/周英才、呈林少英老先生依仙石君韻/張德豐、呈林少英老先生依仙石君韻/趙德潤

10 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 英の戰時體制本格化 東西兩戰線の戰況その他 英首相始めて下院で重要報告
02 獨、佛前線部隊が激戰
03 佛大軍モ峽谷に集結
04 英陸軍は續續 フランスに到着
05 ドイツ軍增強(佛軍發表) ジーグフリード線に
06 一般的戰況 英國側の發表
07 英戰時經濟省新設
08 英參謀總長 佛總監と協議 英軍既に前線配置
09 獨戰艦グ號 爆沈の說 獨は無損と發表
10 大西洋上の英船 遭難事件頻頻
11 孫先生の遺教成らず 自悔悲痛に堪へず 汪氏、記者團に所信披瀝
12 國際列車運行再開
13 ブ號は安全 獨國民が狂喜
14 全戰線戰果を擴大中 (東部戰線)獨陸軍最高司令部發表
15 金口木舌/林正享
16 獨空軍全波を支配 ゲ空相激勵の辭
17 ワルシャワの 陷落迫る
18 波蘭青少年に 動員令を發す
19 六日までの戰果 獨軍最高司令部發表
20 トルコ抱込みに 英、獨が躍起 英が土に借款を許與
21 ユーゴー國も 大規模の動員
22 波軍の退路を斷つ 獨空軍橋樑を猛爆
23 波軍第七師團長 捕虜となる
24 維新政府中立宣言 各國大公使に送達
25 明日の天氣
26 米新法令發布
27 ウインザー公 近く御歸還
28 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 用をなさぬ電氣時計 電力不足の餘沫 關東一圓が受難
02 廣東女教員一行 けふ本社を見學 竹內總務の歡迎辭に感激報社消息
03 臺北市の防空訓練 十八日に實施
04 新閣僚を語る(三) 溫和の中に辛い味、畑陸軍大臣 同期の小磯國昭氏談
05 ニッポン號 バーバーク出發
06 アルブカーキー着
07 島都の薪炭饑饉 いよいよ深刻化 成行重視さる
08 “國語家庭” 本年の申請は百十一
09 水上選手一行 十五日歸臺
10 天體觀測同好會九月例會
11 火星には植物が繁茂 スリファー博士が發表
12 相續財產を 過少評價し收賄 新竹稅務課瀆職事件
13 武道講習會 臺北市小公教員
14 建玉一齊調查 株屋街四苦八苦
15 ひょっこり寄臺した 火野葦平軍曹 本社の歡迎座談會に臨む報社消息
16 國產自動車社 員の惡事
17 路上で大立迴り 二名重傷を負ふ
18 楊本元街長に 判決言渡し 執行猶豫の恩典
19 演奏曲目
20 彰化綿布卸商同業會
21 街で拾ふ
22 定期航空
23 人事・消息
24 今夜の放送
25 商況 八日前場
26 今日の興行
27 民報案內報社消息
28 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(148)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 九月疫痢といって 今が疫痢の多い時 季節の變化から寢冷えが原因 醫學博士井口乘海氏談
03 家庭消費を節約せよ 瓦斯も軍需に廻しませう 無駄火せぬ上手な使ひ方 佐藤新興生活館榊原平八氏談
04 代用合金には 危険なのがある 齒のお手入御注意
05 姙產婦と食餌 民間での言傳へは 多くはいはれなし
06 產めよ殖せよの國策に應へて 大阪に三つ兒のお芽出度話
07 蚊帳のお洗濯 せめて一夏に一度 手入を致しませう
08 植物や切花を遠方に運ぶ法
09 汚れたアルミの器具
10 主婦の腕試し 調味料の經濟的使ひ方
11 足のお洒落 無駄毛や汚れた爪 これでは臺無しです
12 秋の漬物五種
13 紳士の作法 食堂で給仕を呼ぶ時は
14 身上相談
15 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 東京の天文臺に 水晶の電器時計 二年かかって近く出來上る 時間は日本一正確
02 圖像:戰線へ戰線へ
03 ドイツが狙ってゐる ダンチッヒ自由市 どんな所でせうか
04 今日の歷史
05 圖像:土の戰士畫報(十三)
06 支那兒童廿名 勉強のため日本へ
07 童話 虹色の玉蟲/神戶雄一
08 宇宙の珍客 彗星が澤山現る 夕暮や夜明の空に注意
09 三十人乘りの コンドル機二機 ドイツから買入る
10 珍しい話 澤山卵を生む牝雞
11 廣告報社消息
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 專任外相を設置する 機運が既に到達す 外交措置具現に必要頭條新聞

【東京八日發同盟】阿部首相は組閣以來適宜の機會に速かに專任外相を設置すべく考慮してゐるが最近に於ける國際間の客觀的情勢の進展、殊に歐洲戰爭の勃發並に支那に於ける新中央政權樹立の氣運が頓に濃化してゐる等の事情は專任外相設置の機會を早めつつあるやらでめる即ら內閣に於ても最近の情勢に處し、外交的緊急微妙の措置を必要とする際、專任外相を缺くことは不可として速かにこれを設置すべきことを要望する聲が起りつつあり、加ふるに政府としても既に歐洲戰爭に對しては不介入の方針を決し、又新支那中央政權に對してはこれを支援しその成立の曉には日支國交の調整を期するとの意向を表明してゐるので今後はこの方針を具現すべき外交的措置が必要でこれがため、阿部首相として首相の兼攝外相を解き專任外相を置く機會が到達しつゝありこ認めてゐる模樣である、從つて現內閣の政綱政策發表等當面の問題が來週中に片付けば恐らく可及的速かに專任外相の決定を見るものと見られ、これが入選は注目されてゐる

貨物等級表は日滿支を打つて統一簡易化されその結果鐵道荷主ともに多大の利便を得ることゝなつた。

02 三國陸海空の運輸 通信統一が必要 所管行政付永井遞鐵相談
03 阿部首相參內 一般政務を奏上
04 朝鮮米の價格公定 農林、拓務兩省意見一致
05 日英會談再開を希望 パ英外務次官、下院で答辯
06 日滿支共通貨物 等級打合會開く
07 ワ市陷落目睫に迫る 獨波戰あと一週間で終結か 獨軍、西波蘭を制壓
08 ウエステルプラツテ占領
09 佛軍のフリード線接觸 尚相當の時間を要せん
10 スロヴアキア軍 ルブリンに向け進擊
11 堀內駐米大使 ハル長官會見
12 ドイツ國內に 勝利觀漂ふ
13 興亞院會議
14 新聞報導の 檢閱緩和案 英議會に提出か
15 出征將兵慰問新聞七十七 けふの本紙寄贈者報社消息
16 獨佛兩軍の主力集結 戰機いよいよ熟す
17 北京臨時政府 中立宣言を發表
18 蒙古聯合自治政府の 對歐策は日本と同一
19 タイ國政府 中立を宣言
20 香港政廳も 為替を統制
21 內政省部長級異動
22 敵機襲來の十五分前に警報 パリ司令部發表
23 國債總額は 二百億に達せん
24 寺內、大角兩大將 伊外相を訪問
25 駐滿大使館附 武官更迭
26 褚、何兩氏 重慶派に依り 黨籍を除かる
27 大日本製糖 昭和製糖を合併
28 フ、ブ兩氏が 入閣 佛の戰時內閣組織
29 ウィンザー 公夫妻 歸國軍務に服す
30 日產護謨 大同燐寸を併合
31 本日の天氣
32 大阪商船臺灣出帆
33 日本郵船基隆出帆
34 辰馬汽船
35 大連汽船
36 臺陽汽船基隆出帆
37 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 蘇伊、ドイツを裏切るか社說

英佛の對獨宣戰布告によって、歐洲の天地は再び暗澹たる戰雲に蔽はれ、第二世界大戰の慘禍が再び人類を見舞ふのではないかと思はしめるものがあった。然るに英佛對ドイツが戰爭狀態に入って既に數日、双方はその掛聲程に戰爭らしい戰爭も見せず、佛、獨兩國が今日あるを見越して千九百三十年から着工し五箇年の月日を費して出來た佛側の所謂マヂノ線や千九百三十六年に着工し昨年中に完成したドイツ側のジーグフリード線、この人智を極めた兩ラインは徒らに世人の注目を集中して居ら一向パットする戰事が展開してゐない。一方ドイツと同盟關係にあるソ伊兩國は又も世人の想像を裏切て今日尚中立態度を持して容易に動く氣配を見せない。その間双方共宣傳戰のみは猛烈な火花を放して居り、虛虛實實の策略が施されてゐる。斯くて今度の歐洲戰爭は戰略三分政略七分との印象を世人に與へてゐることは極めて注目に値ひするものである。

この度の戰爭に於て最も不可解とされてゐる伊太利の態度は人に依って觀察を異にしてゐるがム首相は根本的にナチスの為めに火中の栗を拾ふ熱意のなきことが寧ろ肯綮に中ってゐると思はれ、斯る態度はドイツに取って悲觀すべきものであると誤解さるべきであらう。然らばソ聯の傍觀的態度は如何?獨ソ從來の關係を見れば、兩國は感情に於ても利害に於ても、それ程密接なものではない。協定の締結は一時の便宜に過ぎないと見るのは必らずしも誤謬であるとは言はれまい。その上にソ聯に於ける社會主義建設の完成は資本主義諸國との戰爭を如何に延引せしめるかにかかってゐると云ふレーニンの公式は今日も尚スタリンに依って遵守されてゐると見るべく、これは過去の西班牙內亂やチェッコ問題に於てソ聯がアッサリ人民戰線陣を見捨てて退陣したことに徵しても明かである。

ドイツ側同盟國の內情が既に斯くの如く頼りなきものであるに反して英佛側は英國の巧妙な外交で反獨陣の完成に成功し、その自治領の對獨宣戰による本國に對する忠誠の表明は英國最大の懸念を解消し、トルコを始め南亞聯邦等諸國の英佛支持やポルトガル等歐洲各國の中立態度は英彿側の滿足するところである。斯くて獨逸は再び第一次世界大戰に於て陷った聯合國側の圈套に再び追込まれる恐れなしとしない。ヒットラーが豪語する對英十年戰爭の用意が例へあるにしても米國の反獨感情が既に絕頂に達したと傳へられてゐるに於ては最早や米國の中立を何時までも期待する譯に往かないであらう。斯樣に見れば英佛がポーランドを見殺す前にドイツがソ伊に裏切られる危險が充分にあると言はなければならない。これもドイツが我が國を裏切った不信による天罰であると思へば若干愉快でないこともない。

02 國產優秀旅客機 どしどし製作する 日滿支の空に活躍
03 新竹市防空訓練 二十二日から開始
04 羅東街防空訓練 好成績を收めて終了
05 印度教育家の 日本視察團來朝
06 圖像:獨逸陸軍
07 教育體育講習會
08 入試地獄に朗報 第四中と第四高女 臺北州で設立計畫を進む
09 司法保護の 講演會と映畫會 羅東郡下各街庄で開く
10 赤誠の献金は續く 八月中海軍武官府扱
11 東京−パラオ間空路 下旬から旅客輸送
12 戰歿者慰靈祭 基隆市慶安宮主催で執行
13 火野軍曹歡迎會 本社主催、昨夜蓬萊閣で開催 前線銃後の話に花を咲かす報社消息
14 時局雜感 廿三/竹內生
15 臺灣詩人協會 けふ發會式を擧行
16 書道展會期迫る
17 本島青年代表 全國大會へ 十一日大和丸で出發
18 華南煙草會社 廣東に新設 歸臺した今川局長語る
19 臺北秋競馬 第四日目の成績
20 新興窒素の 創立披露宴 昨日盛大に開催
21 旅費に窮して 自轉車を盜む
22 總督府辭令
23 定期航空
24 人事・消息報社消息
25 ときのこゑ
26 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 全島驛長會議 陣容整備を希望 昨日鐵道ホテルで開催
02 時事經濟 貿易省の設置 本軌道に乘る(下)
03 鐵道の使命重大 泊交通局總長の訓示
04 滿洲向茶輸出組合の創立總會 議論續出で纏らぬ
05 長官官邸で 豫算會議を開く 要求案を決定せん
06 臺北組合銀行預金 一意四百五十萬圓 前年に比し三○%激增
07 滿洲大豆統制 十一月一日より實施
08 資本金三千萬圓 統制會社を新設
09 價格安定を計畫 滿洲當局の發表
10 臺灣石油販賣組合 きのふ創立總會
11 比島で米穀の 輸入稅を遞減
12 移出米商組合 緊急役員會議
13 照明燈
14 市價及商況 八日
15 香港政廳で 輸出を制限
16 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 講演 新支那の進路と三民主義/尾崎秀實
03 圖像:英船ラヂプタナ號出港
04 講演 時局と科學動員/藤澤威雄
05 浪花節 大岡政談 孝子富藏/木村友忠
06 家庭醫事常識 腎盂炎と膀腔炎に就て/秋間泰造
07 十分間演藝 ほがらか日記(九)
08 圖像:ポーランド陸軍
09 圖像:日滿華陸上競技大會(三)
10 子供の時間
11 料理
12 國民歌謠
13 模範孝女の殺人
14 新制定「火事賞」を授與 「模範孝女の殺人」の榮譽
15 「愛情一筋道」 新興東京秋の珠玉篇
16 初秋の朝鮮へ 二ヶ月ロケ 異色文化劇映畫製作を目指し
17 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 躍進する新營街 吞吐貨物(豫想)七十萬瓲 一躍工業都市を現出
02 蓖麻植付に奉仕 道路に描く興亞風景 霧峰庄
03 圖像:工場の惡水も簡單に淨化 市立衛生實驗所の努力で
04 献金
05 精動三段構へ 先づ青年團、部振を指導
06 黃麻農談會 觀音庄が調整指導
07 六龜移民 灣糖が耕地貸與
08 產豚五ヶ年計畫 臺東廳逆移出の意氣込み
09 斗六郡白米商組合 愈よ創立總會
10 窃盜犯の大盡遊び
11 道路蓖麻品評會 旗山郡聯合保甲が競作
12 ローカルセクション
13 青物相場表
14 廣告
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍 (九)漢口攻略後より海南島上陸迄
02 圖像:堂堂九江を壓する我遡江艦隊
03 圖像:重慶爆擊決行
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 高雄港百年の計を 樹立する港灣協會 きのふ盛大に結成式
02 臺東時局對策委員會 重要事項に關して協議
03 圖像:中支戰線だより
04 教職員體育大會 來月中旬臺南市に於て
05 ジャワの支那商人 日本商品の闇取引 高雄に入ったニュース
06 ポスター慰問品展 來月末臺中市で開催
07 林業事務打合會 來る十五日臺中州にて
08 小型自動車協會 あす發會式を擧行
09 中等學校 武道大會
10 能高越道路開鑿 花蓮港側も運動 臺中州方面に呼應して
11 花蓮港廳新豫算 大部分は通過か 廳長は府と極力折衝中
12 村上青年學校 あす開校式を擧行
13 興亞教育講習會
14 全島理事會を組織 臺灣商工會議所の常議員會で可決
15 眼の記念日 十八日屏東市で
16 暴利肉屋に電擊 斷乎鑑札取上げか
17 屏東愛婦バザー
18 高雄商工會議所 役員會を開催
19 彰化水組圳頭祭
20 記者團對臺東廳 堂團の野球試合
21 赤嶺課長歸高
22 自動車盜難事件 犯行の顛末判明す
23 天岩州教育課長 彰化市へ初巡視
24 大會派遣選手 あす豫選會を開催
25 假名文字講習所 嘉義市棄權放止策
26 嘉義市新設電話 新許可二百三十本
27 第三回皇軍慰問金領收報告(第三十六回)報社消息
28 馬飼養品評會 七日彰化郡にて
29 豚剝皮褒賞授與式
30 林長金ら斷罪 執行猶豫の恩典
31 彰化吳服小賣同業組合
32 人事‧往來
33 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(20)/王昶雄;中村敬輝
02 昆虫隨筆 大地を蝕む 蝗軍の襲來 一番甚しいのはアフリカ
03 文藝時評(二) 小說の秘密と 秋江氏の作品/高見順
04 龍骨車 精神的支柱 一日も早く樹立せよ
05 圖像:秋雲六題(四)秋空に描く
06 攝影漫話 (上)/花柳章太郎
07 圖像:マーブル嬢銀幕へ轉向
08 俳句 藤棚の下/黃朝木
09 學藝消息 黑板よりも白板を
10 米國映畫歡迎されず 英國國內では
11 心聲漢詩

新秋/辜菽廬、新秋/怡庭 李金柯、七月十六遊新店碧潭遇雨/辜菽廬、新店碧潭遇雨/怡庭 李金柯、次說劍詞兄客中漫吟佳韵/臺中 吳景山、次說劍師叔客中漫吟瑤韻/呂仙石

12 廣告
第12頁
夕刊第1版
序號 標題
01 獨逸軍、怒濤の如く 波都ワルソーに殺到 疾風迅雷的に進擊
02 フランコ將軍 羅馬を訪問せん
03 波軍國境に敗退 リ國ゴ市民の避難を命ず
04 英の戰時經濟省 英佛合作で創設
05 英も食糧配給制實施
06 國內自給自足を促進 伍堂農商相車中談
07 汪派の行動を是認 各團體續續支持を表明
08 白鳥大使 ム首相と會見
09 宣戰布告は未決定 強制徵兵は不必要 カナダ首相が確言
10 「準國家緊急狀態」宣言 米國防強化諸命令を發表
11 號外發行
12 ワ市未だ陷ちず(波軍放送)
13 波軍、決意を放送
14 波軍未だ致命的打擊受けず(佛側樂觀)
15 佛軍は着着前進
16 英機獨領ジ島を爆擊
17 獨佛兩軍の大衝突 いよいよ切迫す 佛軍、獨領に八哩も進入
18 金口木舌/林正享
19 明日の天氣
20 愛の凱歌(42)/戶川貞雄;松田文雄
21 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 圖像﹕陷落迫ワルソー
02 東京廣東間の航空 愈よ十月一日から實施
03 島都の豚肉鰻上り 最高御值八十圓に達す 當局、對策に腐心
04 高橋惟一氏 滯歐作品展 けふから教育會館で
05 傷痍軍人家族 宿泊所地鎮祭 けふ堀江町の敷地で
06 旅客機、山に激突 三重縣下で乘客五名絕命
07 新竹家政女 盛大に開校式を擧行
08 腳の自肅時代來る タイヤの配給統制強化で 業者等が四苦八苦
09 伯林に歡呼の聲揚る 獨軍ワスソーに突人
10 英國船タイガー號 またまた擊沉さる
11 歐州宛郵便物に對する注意
12 食糧品の缺乏甚し 汽船入港せず物價爆騰 鼓浪嶼憂色深し
13 基隆出身の勇士 武勳輝く懷しの歸還
14 海岸線一時不通 豪雨で潭內溪鐵橋危險
15 三內親王殿下 吳竹寮に御歸還
16 富士丸出帆
17 壯丁市外訓練 淡水海水浴場で鍛ふ
18 街で拾ふ
19 今日の興行
20 今夜の放送
21 後任は黑川涉氏か
22 古田刑事局長逝く
23 新竹商議會頭 副會頭の披露宴
24 商況 九日前場
25 東京市電は減車!
26 市營バスが 榕樹に衝突 帝大前乘客四名重輕傷
27 ニッポン號 シカゴに到着
28 人事消息
29 商況(九日前場)
30 廣告
第02頁
夕刊第3版
序號 標題
01 大陸一代娘(149)/小栗蟲太郎;中島喜美
02 家庭婦人 新學期の子供見違へるばかり 健康さうな一面 惡い姿勢や遲刻が目立つ 泰明小學校長久保田龜藏氏談
03 圖像﹕百發百中
04 秋は智的な裝ひ ハイネック、短スカート 米國の女學生スタイル
05 洪水の氾濫と傳染病 仲秋の名月は廿七日 九月の家庭曆
06 營養的な一菜 なめ味噌の特徵 殊に夏前は效果的
07 洗った髮を 早く乾かす法 ドライヤーなしで こんなに早く乾く
08 寢かしつける子守唄も 曲や文句の美しいものを
09 洗濯屋から 受け取る時
10 筋肉のスープ
11 赤ちゃんの 頭髮を刈るには
12 牛肉と豚肉の特徵 家計を亂さないで 肉を澤山食べるコツ
13 廣告
第03頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 全國の小學生達が 精動運動に力添へ 各校から委員八名を推薦 東京市、手始めに行ふ
02 航研機の模型 伊國の國際航空博へ
03 晝飛ぶ「ふくろふ」 三重縣の神の內神社
04 圖像:土の戰士畫報(十四)
05 圖像﹕戰線へ!戰線へ
06 獨逸が狙ってみる ダンチヒ自由市(中) どんな所でせうか
07 今日の歷史
08 圖像﹕銳利可斷鍪
09 童話 紅色の玉蟲(下)/神戶雄一
10 カタカナ欄 オホゴヒヲツル オモサ三十二キロ
11 元中學校の校長 每朝道路を掃除 一年前から續く
12 世界奇聞
13 廣告
第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 獨軍のワルソー入城 けふ午前を期して行ふ頭條新聞

【ロンドン九日發同盟】破竹の勢をもつて進軍するドイツ軍の先遣部隊は八日午後遂にワルシヤワを陷落せしめたが九日午後一時十五分口ンドンで傍受されたドイツ側の短波放送に依ればドイツ軍は十日午前を期してワルシヤワに入城を行ふことに決した旨ワルシャワ市民に告げると共に市民が極力平靜を保つやう要請してゐる

【ベルリン八日發同盟】ドイッ軍の先鋒は八日午後五時十五分ワルシヤワに突入したが敵首都一番乘りの殊勳は北上快速部隊の占めるところとなつた南下部隊も略々同時刻にワルシャワ近郊に肉迫してゐるから兩々相俟つてワルシャワ占領を完成するものと見られ既にワルシヤワ放送局はドイツ軍の手中に歸しドイッ軍當局に依る番組を放送しつつある

02 獨軍負傷兵歸へる
03 第一段階は終る! 親獨新政權樹立が預想さる
04 獨波兩軍が激戰中 キエルツエ附近で
05 波軍は各地で後退 波蘭軍司令部が公表
06 ソ聯豫備兵を召集 戰備を急速に整備 一般民眾、獨と接壤を喜ばす
07 ジークフリート線 佛軍突破は虛報
08 波軍の運命決せり 某方面に達せる獨側の情報
09 初めから持久戰模樣 最早一波蘭問題では終了せぬ 英佛對獨の今次の戰ひ
10 伊國の對時局態度 某有力方面が語る
11 獨潛水艦の襲擊 なほ暫く續かん 英情報省聲明を發す
12 北部ドイツに ビラを撒布 英空軍各部隊
13 “外地、內地渾然一體” 拓務行政につき拓相車中で語る
14 財政經濟の根本方針 青木藏相西下の車中談
15 潮州附近の敵軍を爆擊
16 ウインザー公夫妻 倫敦に向はせらる
17 和蘭掃海艇 機雷に觸れ沉沒
18 バルチック海 海運は困難 獨の水雷布設で
19 政綱政策は脫稿 十二日閣議で正式決定の上發表
20 帝國の方針を說明 堀內參事官より 北京各國外交官に
21 また英人巡捕の暴虐 楊樹浦我警備區域で支那人毆殺 我陸戰隊で嚴重取調
22 出征將兵慰問新聞七十八 けふの本紙寄贈者報社消息
23 慰問の言葉
24 廣告
第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 專賣品供給の責任重大社說

最近內地を始めとして島內に於いても煙草供給不足の聲が起って居る事は需要高が急激に增加して居るに反し供給力が之に副はない為めである、更にその主因を調查して見るに各地とも戰時景氣の浸潤に依って消費大眾が增加した為めである、內地と同樣でも煙草は專賣品として政府の獨占事業である、本島に於いては公財政の三分の一を專賣收入に依って賄って居る事より見れば煙草專賣事業は重要なる國家事業である、國民保健の上から批評すれば喫煙は獎勵すべきではないが、個人の嗜好を制止する譯に行かないとすれば、煙草事業も間接的納稅制度である、この見地よりして供給不足に陷らせる事は事業當局として一大責任を免かれないであらう非常時局下に於ける資財關係に依って圓滑なる配給を行はれない事は消費大眾としても了解すべきである、本島專賣事業が內地に比較して運用方針が時代遲れである事を見逃す譯に行かれないのである。

內地に於ける專賣事業は國家事業としての重大性に鑑みその運用は特別會計制度を實施し極力同事業の擴充と發達を促すべき組織下にあるに反し本島では專賣事業は總督府の財政下に包轄されて居るので事業の運用上多大の制限を受けて居るそれが主因となって煙草供給不足を招いたとも見られるのである即ち歲出入とも督府豫算に制限されて居るので景氣が好轉してよく賣れる時でも、歲出豫算に於いて掣肘を受けて居る為めに一般民間事業の如く無制限に事業を運用する事が出來ない事となって居る營利事業である限り賣れる品物は需要の增加に應じて供給量も增加を計るべきにも拘らず現在の如き會計制度に依っては思ふ存分に運用する事が出來ない事となって居る、煙草饑饉の原因に對しては內地では急激なる需要增加に依るに反し、本島では會計制度の不備となって居る。

單に煙草事業のみであれば別段取立てて論議する必要がないが、本島の如く、煙草や酒以外には食鹽や樟腦の如き重要工業原料を專賣品として運用して居る事より見れば、この機會に官營事業の特別會計制度を實施すべきである事を主張するものである、食鹽も從來の如く單に島內に於ける食用のみを對象とせず重要工業原料として登塲して居る、更に樟腦事業の如きは國際商品として我が對外國策の第一線に立ち外貨獲得に役立って居る事より見ても今後の專賣事業は從來の如き溫室的經營でなく國際商品として育成して行く為めにはその經營方針を一擲し民間事業の如き運用の出來る特別會計制度を實施せねば時代遲れとなると共に國家事業としての特質を喪失するものであらう。

02 國府財政愈よ窮乏 民眾より搾取に汲汲
03 珊瑚漁場繩張爭ひ 基隆業者の出漁を 沖繩當局が阻止
04 楊佐三郎氏個展
05 海山郡下炭業者事故防止會
06 臺灣詩人協會誕生 隔月刊誌「華麗島」を發行
07 返り咲く花返り咲く人 聯合保護會臺北州の紙芝居行
08 高千穗丸出帆 嶺田、羅氏乘船報社消息
09 ワルソー陷落の報 東京の獨、波大使館に 明暗の二色を齎らす
10 國民體育指導員講習會
11 臺北市防衛團の 基礎訓練 豪雨中壯烈な演習
12 皇軍慰問辯護士團の歡迎會
13 惱みは深し市民の足 乘客の激增とタイヤ不足 市當局悲鳴を擧ぐ
14 全島高等課長會議 選擧對策を打合せ
15 修養向上會
16 多額納稅議員選擧 あす全國一齊に施行
17 同盟通信社長 古野伊之助氏に決定
18 醫師として 最善を盡した 病死告訴事件につき 吳微醫師が語る
19 大阪商船臺灣出帆
20 日本郵船基隆出帆
21 辰馬汽船
22 大連汽船
23 臺陽汽船基隆出帆
24 教員排球大會 臺北軍に凱歌擧る
25 今日の興行
26 慶應先勝す
27 立教が先勝 帝立第一回戰
28 恩給組合に變更 市街庄吏員の保險組合
29 高砂丸無電
30 貨車增配を陳情 苑裡の米穀業者が
31 東海バス責任者に斷罪 きのふ判決言渡
32 水上署員水泳大會
33 ときのこゑ
34 今日のメモ
35 廣告
第06頁
日刊第3版
序號 標題
01 本島增稅見合せか 米管法と稅制整理濟で
02 肥料配給委員會 總督府で創設計畫
03 本島の肥料割當量 增加方を要求に決定
04 國策會社として 經營に全力傾注 酒寄東亞海運支店長談
05 時事經濟 歐洲大戰と 國際財界の動向
06 八月中對內地 貿易は好調持續
07 日滿支の貨物 輸送連絡案が成る 本島代表より入電
08 田端殖產局長 近く上京の豫定
09 海上保險料 更に大巾引上げ
10 移出米新規取引 當分中止を決議 移出米組合の役員會で可決
11 日滿商事梁氏 大連支店へ榮轉
12 南洋栽培協會 會長と理事決る
13 商工省が主體で 全國商工業を調查
14 第三國向茶輸出組合 創立打合會開催
15 臺灣薪炭瓦斯普及會 創立總會を開催
16 黃麻の輸入難 原料供給變更せん
17 上旬貿易
18 照明燈
19 滿洲の大豆專管 着着準備を進む
20 市價及商況 九日
21 廣告
第07頁
日刊第4版
序號 標題
01 ラヂオ
02 松竹‧京都撮影所作品 桃栗五十三次
03 講演 臺灣の國語普及と 日本語の東亞進出/安藤正次
04 修養講話 佐久間象山の觀た日蓮上人/清水龍山
05 園藝カレンダー 大菊の蕾の選定/佐久間謙介
06 講演 雜誌と人生 法學博士/穗積重遠
07 圖像﹕通州軍官學校生徒入京
08 物語 輝く海軍(六) 「海南島萬歲」/牧野周一
09 漫談 ベンシといふものがあった
10 料理
11 ロケによる心身鍛鍊 巨篇「快男兒」 淺間山に五日間の大ロケ
12 スター中心企畫確立 「街の花賣娘」
13 松竹の腳本 研究會終了
14 金の無い富豪連
15 期待される大船力作 桑の實は紅い
16 尾上榮五郎 下加茂へ
17 感傷篇「姉の秘密」
18 「風流深川唄」
19 少女浪曲家鈴木照子 「父は九段の櫻花」で熱演
20 現實色を再現する新手法 「淚痕」で成功
21 勿驚支那瓦十四萬枚 「土と兵隊」の大セット
22 廣告
第08頁
日刊第5版
序號 標題
01 生擴に協力 馳せ參ずる保甲部隊 北斗郡計畫打合會
02 農作物擴充の 座談會を開催 議論百出して纏まらず
03 曾文郡の空訓 好成績を擧げて終了
04 敵機を擊退 防毒、防火、救護に 燈管下緊張の恒春
05 埔里國語常用聯盟 盛大に結成式を擧行
06 高雄州下詩人 聯吟大會 十七日鳳山で
07 不夜城潮州街に 固し燈管の帳 信賴博す鄉土防衛陣
08 能高越へ踏查隊 埔里の有志一行出發
09 第七回雜誌週間
10 竹園船揚場 盛大に竣工式
11 惡德肥料商に鐵槌 同じ穴の狢二人
12 肥料を轉賣 實行組合長が甘い汁
13 搖ぐ「南海自動車」 注目される今次總會
14 害虫驅除抽籤
15 偽學生、化の皮剝ぐ
16 ローカルセクション報社消息
17 廣告報社消息
第09頁
日刊第6版
序號 標題
01 支那事變に於ける 帝國海軍の活躍(十) 漢口攻略後より海南島上陸迄
02 漢口、廣東確保より 海南島攻略迄
03 圖像﹕我海軍堂堂江上を南京入り
04 廣告
第10頁
日刊第7版
序號 標題
01 蕃社の粟祭り自肅 酒盛りの代りに勤勞奉仕
02 臺中市內一圓に 綜合的空訓を實施 來る十七、十八兩日間
03 港灣協會に於ける 赤堀知事の挨拶
04 警官水泳講習會 修了式を擧行
05 高雄市の引越完了
06 屏東市林子內 分教場の獨立 有志市尹に陳情
07 生擴三ヶ年計畫 花蓮港廳企畫部で審議終了
08 彰化市場組聯合會 解散總會を開く
09 暴利摘發 臺南州で戒告處分
10 嘉義市の空訓 來る三十日に實施
11 ○○部隊將士 一部召集解除
12 屏東公四十周年 記念式を擧行 來月四日に決定
13 司法保護記念日 臺中市で巡迴講演
14 文盲教育好成績 彰化郡下で實施中
15 梧棲築港起工式 國際色頗る濃厚 案內狀全東亞に配る
16 加藤部長蕃地巡視
17 家屋稅の初調定 臺南州調定內容を發表
18 消息
19 人事往來
20 漁港の築造計畫 近く成案を得る見込
21 彰化國民貯蓄組合 理事會を開催
22 第三會皇軍慰問金領收報告(第三十七回)報社消息
23 廣告
第11頁
日刊第8版
序號 標題
01 淡水河の漣(21)/王昶雄;中村敬輝
02 文藝時評(三) 企畫の良さと 「改造」の諸作/高見順
03 龍骨車 情痴文學と 人間苦悶の玩味
04 心聲/吳景箕漢詩

天隨博士六周年忌辰三首/鳴皐 吳景箕

05 撮影漫話 (下)/花柳章太郎
06 廣告
第12頁
日刊第1版
序號 標題
01 一意國力を擧げて 新東亞建設に邁進 阿部首相の時局談頭條新聞

【宇治山田円九日發同盟】阿部首相は親任奉告のため九日午後五時三十七分山田□着直らに宿舍戶田屋旅館に入つたが新內閣當面の諸問題に關し左の如く語つた

◇新內閣の方針

新內閣の方針は□に聲明した通りで根本國策は儼として不動である、即ち今次歐洲戰爭の勃後にも拘らず我國は飽まで自主邁往支那事變の解決に一意專念するといふ事である、支那事變の處理これが幅軸でありこの線に沿ふて對內外政策を實現して行くのであるこの點を外交について言へば追隨外交に墮せざるやう飽まで大所高所から所信に邁進する

◇歐洲戰爭

一言にして言へば我方としては歐洲戰爭に飽くまで不介入で事變處理に邁進するのであ る、日米關係にしてもその他英彿との關係にしてもこの根本方針を基礎に處理して行くべきである、この為に道が開かれるのを待つてゐるといふのではない、自らこの道を拓くのである、要するに外部情勢の推移に對しては日本自らがこれを指導する氣概を以て事に當り一意國力を舉げて新東亞建設に邁進しなければならないと思ふ

◇國內體制整備

從つて今日先づ行はねばならぬことは國內體制の整備である、即ちこれが為には本時向の國內機構を思切つて戰時的に刷新する必要もあらう又經濟統制に就ては合理的な革新を斷行する必要もあらう、要は事變處理を最高目標として總ゆる施策をこれに對應せしめ國力を最高度に集中發揮するといふことである、これら所要の改革乃至機構刷新具體策は目下關係當局において銳意研究を進めてゐるから何れ案が出て來ゃうと思ふが直ち に實行に移すべきものは躊躇なく實現したいと考へてゐる

◇歐洲戰爭の影響と國民の覺悟

世上動もすれば先年の歐洲戰爭時代を想起して國內的には早くも好景氣來を夢想し事變處理の上に於ては歐洲諸國の後退に依つて處理に解決の機會を摑み現在の難局から一舉に脫却し得ると考へる向もあるやうだがこれは全く輕挑臆斷と言はねばならぬ、寧ろ歐洲總動員體制進行は我國の經濟的立場に新たなる困難を加へる可能性が多く國民も一層困難を覺悟せねばならぬ

02 汪、王、梁の三巨頭が 近く重要會談 新中國建設方案を協議
03 敵舟九隻を爆沈 海鷲中南支で活躍
04 砂糖の需給調整 糖聯、商工當局と協力 切符制採用をも考慮
05 口州の西方地帶占領 佛軍最高司令部の發表
06 獨、十年戰爭の覺悟 伊の和平提議を否認
07 獨波戰線の戰況(獨軍發表)
08 南波のヤ、ル兩市占領(獨軍北上)
09 バルチック海以外 英海軍に遮斷さる 英の發表
10 第十四回論功行賞 陸軍省より發表さる
11 英機又も獨領を偵察 三機は擊墜され一機不時着
12 本日の天氣
13 日滿伊通商協定 現行協定を六月延長
14 貴院多額納稅議員當選者
15 英、三年ヶ以上の 長期戰對策 英國情報省の發表
16 英米獨佛伊五都市に 情報輔佐官置く 近く五氏が夫夫赴任
17 カナダも近く 對獨宣戰布告
18 出征將兵慰問新聞七十九 けふの本紙寄贈者報社消息
19 廣告
第01頁
日刊第3版
序號 標題
01 僕らの兵隊さんへ 高雄州下小公學校兒童の 赤誠の慰問品發送
02 暴利で戒告
03 嘉義陸上競技延期
04 嘉義に貯銀支店 十月初旬には店開き
05 蔗作改良座談會 九日新營で開催
06 鄉土の譽れ曾軍屬 壯烈な戰死を遂ぐ 貫通統創を受けて尚任務續行
07 警察ブローカー 取調べらる 某巡查の瀆職事件發覺
08 旗山郡下の 學校長打合會 十一日開催
09 彰化郡金運動 功勞者表彰式
10 街庄主任が暴行 被害者告訴を提起
11 竹山郡の生產擴充懇談會
12 司法保護記念日 高雄市の諸行事
13 圖像:高雄新市廳舍全景
14 小型自動車協會 發會式を擧行 排英街頭デモ行進
15 臺東の記念日
16 臺東高女實現せん 要求豫算が府財務局を通過
17 堆肥積込週間 旗山郡で實施
18 麻豆文旦出迴る 本年は約四割增產
19 橫尾憲兵分遣 隊長轉任挨拶報社消息
20 高雄市職業紹介所 公會堂內に引越し
21 旗山青年團查閱日割
22 美人の自縊 原因は不明
23 養女殺し? 死體を解剖に附す
24 人事往來
25 簡保宣傳映畫
26 ローカルセクション報社消息
27 佳林漁業協同 盛大に創立總會
28 廣告
第03頁
日刊第2版
序號 標題
01 光榮に薰るこの譽れ! 論功行賞に輝やく 本島人軍夫十一柱 平田前部隊長の感激新た 武勳讚へて
02 圖像:諏訪丸歐洲へ
03 電力、鑛業號命名式 來る十六日に擧行 式後編隊訪問飛行
04 高砂族青年道場 新竹州で建設に決定
05 ライオン等射殺 倫敦動物園戰爭態勢へ
06 同志信組役員會
07 ニッポン號 ニューヨーク着
08 庭球選手權大會
09 彰化郡野球大會
10 十五日發賣の分 殆ど豫約濟み 物淒い臺中勸銀支店の賣行き 貯蓄債劵
11 圖像:全島小公學校職員陸上競技(帝大グラウンドで)
12 新記錄が續出 全島教員陸上競技と 青年團競技好成績
13 双葉山男女川一行 十月上旬巡葉に來る 下準備に尾上氏等來臺
14 韓石福氏夫人逝去
15 キ印縊死
16 收金を着服 ガス會社の收金係
17 定期航空
18 關廟團が優勝 新豐郡各團體庭球戰
19 彰化市醫師會
20 高雄庭球大會延期
21 毒藥嚥んで 派出所に飛込む 貧の故か間もなく絕命
22 立教が先勝 帝立第一回戰
25 總督府辭令
26 大阪商船臺灣出帆
27 鹽業者に大福音 食鹽賠償價格引上げ
23 帝立引分け
24 法政が雪辱
28 日本郵船基隆出帆
29 青年團の部
30 財產相續にも 收賄發覺 關係者二名留置さる 甲斐の瀆職事件取調進展
31 辰馬汽船
32 大連汽船
33 臺陽汽船基隆出帆
34 訃文:韓周氏粉治
35 廣告
第02頁
日刊第4版
序號 標題
01 淡水河の漣(22)/王昶雄;中村敬輝
08 松竹‧京都撮影書‧作品 夕燒富士(斬奸令) 高田浩吉‧北見禮子主演
03 講演 滿支戰線を巡りて 陸軍部隊大佐/櫻井德太郎
04 朝の修養 國體講話/今泉定助
05 ラヂオ、ドラマ 陸奧宗光 金子洋文作
09 臺灣總督府圖書館 普通圖書
06 子供の時間 お話 世界一周(九) アフリカの卷
02 ラヂオ
07 料理
10 心聲/陳雪滄漢詩

賣金報國/陳雪滄、賣金報國/王竹修、賣金報國/張子民、賣金報國/林仲衡、賣金報國/林仲衡、賣金報國/林仲衡

11 廣告
第04頁
夕刊第1版
序號 標題
01 獨佛兩軍が始めて 西部戰線で接觸す ドイツ軍司令部發表
02 フランス政府 金輸出を禁止
03 加奈陀にも 中立法を適用
04 金口木舌/林正享
05 獨軍が反擊し來る 佛參謀本部の發表
06 和平調停說は 一顧の價值なし 英、三ヶ年持久戰で回答
07 獨潛水艦猛烈に活躍 英船更に二隻擊沈さる
08 波都南北で尚激戰中
09 獨機ルブリンを空襲 第二首都の攻略迫る
10 米、特別議會を召集 中立法改正に決定
11 圖像:滿蒙國境事件
12 明日の天氣
13 英陸軍の發表
14 漢口英總領事 代理ホ氏 上海に引揚ぐ
15 カナダも戰時體制を整備
16 多額議員當選者
17 英、商船護送を實施
18 カナダも正式に 對獨宣戰を布告
19 ルーマニア政府 第二次豫備兵召集
20 白國も豫備兵召集 海岸線の防備を急ぐ
21 在パリ邦人 愈愈引揚ぐ
22 ソ聯の戰時體制 漸次強化さる
23 本日小說休載
24 廣告
第01頁
夕刊第2版
序號 標題
01 歐洲動亂の姿を ニュース寫真で提供 對米‧和蘭の交涉實現せば 東西科學の競演近く
02 前回に劣らぬ 好績を擧げよ 森岡總務長官の訓示
03 青年學徒に賜った 勅語謄本傳達式 あす府正廳で嚴肅に擧行
04 全島內務部長會議 けふ府で開催 地方選擧等に就き打合
05 動亂の歐洲へ向ふ 諏訪丸廿日基隆寄港 戰火憂ふ英佛獨人を乘せて
06 香奠返へしに献金
07 末廣町のボヤ
08 圖像:臺北州傳達式
09 忠靈顯彰會の 支部設立に決定 けふの部局長□議で
10 大谷日郵社長 來る十四日來臺
11 七千名を收容する 日本一大相撲道揚 いよいよ川端公園に造る
12 乃木大將墓前祭 十三日三橋町齋場で擧行
13 水が赤くなる 伊太利ト湖の異變
14 今夜の放送
15 今日の興行
16 病を苦に縊死
17 モヒ中惡事を働く
18 商況 十一日前場
19 今週の天體觀覽
20 白衣の勇士 けふ內地へ歸還
21 林坤明君遺作 「翁」三部展に入選
22 迷子、巡查を 手古摺らす
23 生產者組合を組織 出荷を統制 新竹州柑橘界の刷新
24 定期航空
25 街で拾ふ
26 門司折返し航海 十六日の高砂丸が最終
27 廣告
第02頁
日刊第3版
序號 標題
01 歐洲動亂に備へ 時局經濟對策委員會總會開く 總動員法を全面的實施
02 臺灣貨銀委員會 官制を公佈
03 權威者を招集し 肥料不足對策を協議
04 勸業當局を集め 肥料對策を樹立 來る十五日に協議會
05 照明燈
06 加里の輸入難で 配合肥成分を變更 きのふ協議會で決定
07 本島の電力統制 當分必要がない 發電量豐富のため
08 鮫皮買上價格 近く決定せん 關係官を招集審議
09 蓬萊米の移出 割當制を採用か
10 市價及商況 十一日
11 糖業令の原案 法制局で審議終了
12 來年度の督府 要求豫算案決る 高僑課長が近く上京
13 時事經濟 世界大戰と 各國の經濟對策
14 經濟語解說 社外船
15 海運界に戰時色 運貨庸船が奔騰
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第07頁
夕刊第4版
序號 標題
01 新民報國語學習新聞 學問のあるお母樣に 頭のよい子ができる 小學校先生の研究
02 今日の歷史
03 圖像:北京軍官學校學生の大阪見物
04 戰亂の中で 親を氣遣ふ少女 酒匂大使のお孃さん
05 娛樂室 父子騎馬競技
06 圖像:土の戰士畫報(十五)
07 獨逸が狙ってゐる ダンチヒ自由市(下) どんな所でせうか
08 今日の歷史
09 童話 約束の腕相撲(上)/望月芳郎
10 天晴れ白衣勇士 片腕で細工仕事 草履を笠もつくる
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第04頁
日刊第1版
序號 標題
01 波蘭戰局最後瞬間へ 獨軍殲滅的攻擊陣を展開 完全包圍體形を敷く頭條新聞

【東京十一日發同盟】ポーランド戰線では八日のドイツ軍ワルシャワ突入を頂點として本格的戰鬪の峠を越え戰局の中心は敗退のポーランド軍を急迫して戰鬪力の最後の止めを制せんとするドイツ軍の殲滅的攻擊陣の展開へと急轉した、我が軍事專門家の見解を綜合すると十一日朝現在までの戰局の發展より見てドイツ軍は頹勢のポーランド軍に對しワルシャワ西南方クック、スキオルニエ間に第一包圍陣をワルシャワ南方のラドム附近に第二包圍陣をルブッン及びその東南一帶に第三包圍陣をワルシヤワ東北方に第四包圍陣をボーゼン的附近に第五包圍陣を形成して何れも完全な理想的包圍態形を敷きつゝありポーランド戰局は漸次最後の瞬間に至りつゝあるものと觀測を下してゐる

02 圖像:英國空軍
03 ポーランド何處へ ルブリンの一線で玉碎の決戰
04 政綱政策は速かに 中外に發表せん 今一回臨時閣議開催
05 上海極司非路で 手榴彈二個爆發 支那人二名即死、五名重輕傷 抗日陰謀團のテロか
06 對歐國際電話 伊を中繼に再開
07 閑院總長宮殿下御參內
08 圖像:阿部首相、金光拓相西下
09 久邇宮殿下 を御差遣 「鹿島」の命名式に
10 三巨頭會談近く行ふ 新中國建設具體的に進展せん
11 對獨積極支持に傾く 伊新聞論調や國民が
12 戰爭は經濟戰で 勝敗左右される 佛藏相の演說
13 賀屋總裁が 各方面を歷訪
14 フランス政府 緊急令を公布
15 アフガニスタン 中立を宣言 きのふ公使館で發表
16 多額議員肅正の為 互選規則を改正 警保局で準備を進む
17 七割を超ゆる 混紡毛糸禁止 品質低下を防止
18 大阪商船臺灣出帆
19 日本郵船基隆出帆
20 辰馬汽船
21 大連汽船
22 臺陽汽船基隆出帆
23 聯盟放送局買收 スイス政府交涉を進む
24 總督府辭令
25 高千穗丸無電報社消息
26 海鷲中南で活躍 珠江作戰部隊水路清掃を繼續
27 山西省內各地の 殘匪肅清戰の戰果
28 政務官の決定 十五日の閣議で
29 定期航空
30 武漢地區の殘敵掃蕩 八月中に於ける戰果
31 米穀現在高 九月一日現在
32 本日の天氣
33 出征將兵慰問新聞八十 けふの本紙寄贈者報社消息
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第05頁
日刊第2版
序號 標題
01 社說 歐洲動亂に處する態度社說

宿命的な第二次歐洲大戰は遂に勃發した。獨逸は既に伊太利の和平提議を否定して、十年戰爭の決意を固めたと傳へられ、一方英佛の決意又堅く長期戰計畫を進めてゐるなど、喰ふか喰はれるかの英獨爭覇戰はもはや避け難き運命にある。戰爭が將來これ以上に擴大するかどうかは、結局各國の向背と形勢の推移と變轉如何にあり俄に逆睹を許さないものがある。歐洲大戰の再來は、我國に多大の影響を及ぼすことは云ふまでもない。既にして帝國は不介入を聲明し一意專心東亞建設に邁進する態度を闡明した。歐洲大戰は、確かに我にとって支那事變解決のため天與の好機であることが云へる。即ち歐洲大戰の結果、英佛が國家の存亡を賭して對獨一戰を決意し全力を傾注する以上蔣政權を見限ることは必然である。換言すれば歐洲大戰によって極東に於ける援蔣國の勢力が後退することは明らかである。

しかしながらここに考ふべきことは、假令援蔣國家の後退により、直接又は間接に對蔣援助が絕えたにしてもこれで恰も事變が一擧にして解決され、大戰景氣來として難局から脫却したと考へてならぬことである。歐洲大戰の將來が豫想出來ないばかりではない。獨ソの不可侵協定により、ソ聯が西部に於ける不安が解消し、極東滿蒙國境に兵力を增大するものとせば、今後の挑戰も又激化することを覺悟せねばならぬ。更に大戰の我經濟界に及ぼす影響は蓋し甚大なものがある。支那事變處理のため、尚多くの物資を必要とし、これらの原料は、輸入に俟たねばならぬが、歐洲大戰の結果、各國が自國の需要に逐はれて輸出が制限され又は杜絕し、その他船舶、為替の變動等により大戰はむしろ我が經濟戰時體制に困難の度を加へるものと云はねばならぬ。從って事變處理上今後に於ける物資統制は一層強化されることを覺悟さねばならぬ。

斯く觀じて來た時歐洲大戰は、歐米依存の蔣政權をしていよいよ末路に近づかせてはあるが、一方我が事變處理上困難の度を加へてゐることも事實と見なければならぬ。されば大戰を以て神風となし、好景氣を夢想して投機思惑に投ずるが如きは嚴に慎むべきである。さなきだ型に物價が暴騰してゐるところへ、大戰景氣を煽らんか、インフレを招來して物價を更に騰貴させ、國民生活、貯蓄國策、公債消化等に一大支障を來たし、我が戰時經濟政策の遂行に圓滑を缺くことは明白なことである。現に吾吾は支那事變を戰ってゐる最中であり、東亞建設の途中であることを忘れてならぬ。安價な自慰的樂觀を慎み、生產擴充、輸出振興に努め、事態を直視してそれに處する態度を持し、一意專心事變處理に邁進すべきである。

02 皇太子殿下には昨日 東京へ還啟遊ばさる 日光田母澤御用邸より
03 時局雜感 廿四/竹內生
04 けふの二百廿日は 平穩無事です 中央氣象臺が大鼓判
05 高雄商專新校舍竣工奉告祭
06 歐洲向郵便物 安全コース 米の郵便國際課發表
07 今秋の地方議員選擧 告示は十一月十二日 投票は十一月廿二日 昨日內務部長會議で決定
08 砂糖饑饉あつさり解消 帝都に於ける家庭用割當制確立
09 興亞青年聯盟協會 卅日帝都で大會開催
10 故舟木軍屬 きのふ新竹市葬
11 支那軍が二外人 前新聞記者を逮捕
12 人事消息報社消息
13 ときのこゑ
14 女中リンチ事件 懲役一ヶ年求刑 判決は來る十五日
15 臺陽鑛業報國會 きのふ發會式擧行
16 慰問新聞寄贈者 十一日受付の分報社消息
17 希望に輝く新生活 選ばれた男女所生百七十四名
18 宜蘭經濟警察初協議會 公定價格制を協議
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夕刊第3版